青年「俺を強くしてください!」(5)

ここはとある裏路地…
一人の高校生と柄の悪い男達がいる…

不良「お前さぁ人に怪我させてなんなの」
青年「いや怪我してないじゃないですか…」

不良「いいから慰謝料払えよ」グイッ

青年「今、お金ないんですよ、だから払えません…」

不良「あ゛…お前らこいつボコるぞ」

「ういーす」

「恨むなよ」

青年(おわった…)

??「おーい、お兄さん達何してるの?」

青年(何だこの子…)

少年「お兄さん達さー、なにいじめてんの」

不良「あ゛…なんだよ糞ガキ何か文句あんのかあっちいてろ」

少年「やだね」

不良「言っとくが俺はガキでも手加減しないぞ」

少年「へぇーじゃあ僕のこと殴ってみてよ、ホラ」

不良「ホラよ」ブンッ

少年「遅いね」

不良「!?」

少年「フフッどうしたのそんなに不思議?」

不良「上等だガキコラ…お前らこのガキやっちまえ、その間に俺はこっちの奴やってから」

「泣いて謝るなら許してやらないこともないぜー」ニヤニヤ

「まぁどっちみちやっちまうけどな」

不良「そっちは任せたぞ」クルッ

青年(一人ならどうにかなるかな…)

少年「お兄さんいま、一人ならどうにかなるって思ったでしょ」

青年「えっ」

不良「なんでオメーがいんだよ」

少年「あっち」ユビサシ スッ・・・

「」

「」

不良(嘘だろ…なんでだ?)

少年「次はお兄さんだよ」

不良「おもしれぇ…やってやんよ」

少年「そーこなくちゃね」

不良「いくぞコラッ」ダッ

少年「フフッ」ユラッ

不良「オラッ」シュバッ
不良は素早い上段蹴りを放った
しかし少年にはあたらなかった

不良「まだまだ」クルッ
不良はそのまま体を捻って左足で後ろ回し蹴りを放った

不良「!?」
しかし少年依然としてそこに立っていた

少年「う~ん悪くないけどいまいちかな」

不良「このッガキがぁ!なめ腐りやがってぶっ殺してやる」スッ

青年「あれは!ナイフ、危ない」

不良「死ねェェェ!」ダッ

少年「子供に武器使うなんて最低だねお兄さん…だけどまぁ、あんまり変わんないけどね」ユラッ

青年(まただあの動き!)

迫りくるナイフそれを少年はユラリとかわした
そしてすれ違い様にボディに一発蹴りを食らわせた

不良「ガハッ…」

青年(嘘だろあんな子供が…凄すぎる)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom