フリット「強くてニューゲーム」 (56)

キヨ「そんなぁ…お爺ちゃんが死んだ…」

フリット「」

フリット「ぴゃあああああああ」

アセム「ふえぇ…」

ヤヨ「んんwwwwwwww」

キオは死んだんだ…

役割を持てないから

書きため消えた…
もう落として下さい

黒歴史として残してやる

フリット「あうあう?」

キオ「じいちゃんがボケた!!」

フリット「あうー」

ユリン「フリット?」

フリット「あうーー」ガバ

ユリン「ちょっと…フリットやめて!!」

どこまでやれるかわからんけど乗っ取るわ

キオ「なんだ、コレ」

ウットビット「武装・・・・・・じゃねえよな、どうなってんだ」

フリット「どうしたキオ、ウットビット AGEビルダーがどうかしたのか」

ウットビット「あ、元司令。お久しぶりです」

キオ「じいちゃん、この再建した新AGEビルダーの事なんだけど、何かおかしいんだ」

フリット「ん?AGEシステムともAGEデバイスとも繋がっているはずだろう、問題無いはずだ」

キオ「んんwwwwww」

キオ「ベイガンは役割を持てませんぞwwwww」

早くしろ間に合わなくなってもしらんぞ

ラグラミス宙域での戦闘が終結して2年後

停戦条約の締結、侵攻ヴェイガンの残存戦力の処遇、損傷したセカンドムーンの今後・・・・・

戦後に残った仕事はまだ子供な僕らの想像できないほど多く

責任者の一人であるじいちゃん や とうさん、ロディさん

ボクの知っている大人たちは皆、それらの処理に掛かりきりになってしまって

ディーヴァと同時に喪われてしまったAGEビルダーを新たに作り直すのに

2年もの歳月を要してしまった(ユノアおばさんは「早くやれたほうよ」といってた)

そして、久しぶりにAGEシステム、AGEデバイス、AGEビルダーの三つが揃い

ガンダムからAGEビルダーへ今までの戦闘データが転送されたんだけど・・・・・・・

                                   ・ ・ ・
フリット「なんだこれは・・・・・・・・・なぜFXではなくAGE-1のウェアが設計されている」

フリット「ガンダム、、AGE-1”カイロス”だと・・・・・・・・?」

>>33
書きながらになっちゃうから我慢してね

コテとかつけたほうがいい?

ウットビット「あからさまにおかしいですよね」

ロディ「普通ならば今AGEシステムを搭載してるFXの武装・ウェアが造られるはずです」
ロディ「20年以上前にシステムから外されたAGE-1のウェアを今更作るなんて考えられない」

キオ「装備の方もちょっと変なんだ」

フリット「AGE-1のウェアがおかしなのは元々だ、ひどいのなんてビームすら付いてない丸腰だったんだぞ」

ロディ「(ええぇーー・・・・・自分がつくったモンに対して、何この言い草・・・・・・・)」

フリット「手足に特殊な機構はついていないな・・・・・・・代わりに大きな丸い盾がついている」

キオ「この真ん中の紫の部分を開けると、砂時計みたいなものが出てくるんだ・・・ホラ」

ウットビット「何の意味があるんだコレ・・・・・・」

フリット「・・・・・・・まあ、システムがおかしなものを作り出すのは今に始まった事ではない」

                              バグ出し
フリット「システム一式の接続は確認できたのだ、調 整 はこちらで行う」
    「アセムが回収してきたEXA-DBとの接続の件もある、事は早急に進めたい」

フリット「・・・・・・・今度は火星の連中を救ってやれねばならんのだ、銃を向け合わん為にもな」

キオ「まってじいちゃん、おかしいのはそこだけじゃないんだ」

ロディ「なぜかこちらからのデータ入力を受け付けないんです。『ウェア作出準備』の状態になったまま・・・・」

キオ「どうしよう・・・・・なにか調整ミスがあったのかなぁ」

ロディ ウットビット「ガクガクブルブル」

フリット「いや、ロディとウットビットの仕事は完璧だ、問題は無い」

フリット「どのみち作出試験は必要なのだ、この”へそ曲がりのタマゴ”の言う事も聞いてみようではないか」

フリット「(他の作業を拒んでまで作出させたいウェア・・・・・・・・・一体何があるというのだ・・・・・?)

ロディ「運転開始させます!いきますよ~~~~~~」

ヴィー――ン ヴィー――ン ヴィー――ン ヴィー――ン ヴィー――ン 

フリット「(・・・・・・・・懐かしいな、こうやってAGE-1のウェア作出に立ち会うのは)」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ディケ「今度作ったのは自信作だぜ!!見て見ろ!AGE-1”バドラン”だ!」

フリット「次に行くのは地球だぞ、ビットなんて役に立には・・・・」

バルガス「まあまあ、宇宙(そら)に帰ってきてから使ってくれても遅くないではないか、ハッハッハ」

フリット「二人とも・・・・」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


キオ「へぇ~~~~アデルがつけてるウェアとそっくりだ」

ウットビット「逆だ逆、AGE-1がつけてるものを使える機体がアデルなんだって」

フリット「(やはり特に目新しいものがあるわけでもない・・・・・強いていうならあの盾だが・・・)」

ロディ「AGE-1フラットの準備は万端ですが・・・・・この新ウェア、取り付けて試験飛行されますか?」

フリット「頼む」

キィィィィィ――――――――――――ン

フリット「機体の出力・・・・運動性・・・・機動力、特に尖った能力があるわけではない」
     「A.G.166 レベルの普通の機体だ・・・・・やはりあの盾か」

フリット「データを見る限り、この盾は小型のワームホールを発生させ、機体を数十メートル程ワープさせる物の様だな」
    「あの化け物・・・・・・ヴェイガンギア・シドとの交戦経験から生まれたという事か・・・・・・」

フリット「これより『盾』の試験を行う!観測データの収集、まかせたぞ!」

ロディ「了解!いつでもどうぞ!」

フリット「『ホムホムの盾』起動!!」

キィィィィィ――――――――――――ン バシュゥュ―――――――ン

ウットビット「おぉお~~~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?」

キオ「じいちゃん・・・・・・・・・・見えなくなったまんまなんだけど・・・・・・・・・・・」

バシュゥュ―――――――ン キュュ―キュュ―キュュ――――・・・・・・・・・・・・・・ン

フリット「跳躍成功・・・・・・・なのか? 地球からかなり離れているが・・・・」
    「盾は休止モードへ入ってしまっている・・・。ノートラムへの帰還は一旦頭から離した方が良さそうだな」

ヒュィィィィィ――――――――――――ン

警備MS「あ~~そこのガンダム、直ちに停止しなさい」

フリット「ああ、すまない。試験飛行中だったのだが、予定のコースを外れてしまってね」
     「(・・・・・・ジェノアスだと?もう40年以上前に全て退役したはずの機体が、なぜこんなところに?)」

警備MS「この宙域での飛行許可は出ていないはずだ。そいつは虎の子の新型だぞ、あのガキンチョにどやされたら敵わん」

フリット「(このウェアの存在を知っているのか?・・・・・・それにガキンチョ?)」
     「ひとまず誘導をお願い出来るだろうか?」

警備MS「了解、『こちらノーラ守備隊 ○○○ アリンストン基地、応答願います』」

フリット「ちょっとまて!!ノーラだと!?アリンストン基地!?君は何を言っている?」

警備MS「じいさんボケてんのか?背中の方にあるコロニーが見えないのかよ?」
     「その髪見る限り、あのガキンチョの身内なんだろ?とっととその機体を持って帰ってやんな」

フリット「何をいって

         クルッ

フリット「・・・・・・・ばかな・・・・そんな・・・・・本当に・・・『ノーラ』だと・・・・・」

警備MS「正式な起動試験は明日だぞ、妙な手足まで付けてコアブロックを飛ばして・・・・・・」
     「昼間にバルガスじいさんがあのガキンチョにどやされてたばっかしだぞ?」
     「まあ、気持ちはわからんでもないけどな。あ^~俺も乗ってみてぇ~~」

フリット「どうしても確認しなければいけない項目があってね、連絡違いになった様で申し訳ない」

フリット「(・・・・・・・・・・・状況を察するに、本当にあのA.G.115年のノーラに来てしまっていると考えて間違いない)」
    「(しかしまずいな・・・・・・・・・このままではコロニーの中に入ったとして、どう事情を説明する?)」
    「(こんなおとぎ話の様な状況を真面目に説明するわけにもいかん、ましてやこの機体は仮にも軍事機密品・・・)」


ピロピロピロピロピロ

デシル「へぇ・・・・・・・・・あれがウワサの新型かぁ・・・・・・・面白い形してるじゃない?」

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