龍之介「歴史の勉強?」ジル「主に日本ですが…ね」 (38)

暗い下水道の奥に二人の男が座っていた


ジル「龍之介、今日は趣を変えて、歴史のお勉強といきましょう」

この道化師のような格好をした男…名をジル・ド・レイ、という、元フランス軍元帥…現殺人鬼青髭と言われる男だ。

龍之介「良いけどさ旦那、どこの国の勉強をするの?」

この男は雨生龍之介、フリーター兼殺人鬼の男である。

ジル「えぇ…この国、日本国について…です」

ここより語られるは…聖杯はおろか戦争すら関係ない物語である。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1372987116

続きはWEBで

ジル「ますこの国の成り立ちである日本神話から紐解いていきましょう…」

ジルは目を瞑り語り始めた。

龍之介「ダンナ〜手短に頼むよ」

めんどくさそうに龍之介は寝転がりなが聞くことにしたのか横になったのであった。

ジル「この星がまだ天も無く地も無く、油のように混ぜ合わさっていたころ、一人の神が舞い降りたのです…その神の名を…天之御中主神と言います」

龍之介「そんで」

ぶっきらぼうに言い返す龍之介…眠そうである。

ジル「その後に二人の神が舞い降りました…名前は知っていますか?龍之介」

先生が生徒に諭すように話すジル、こんなジルを見るのは龍之介も初めてであった。

龍之介「う〜ん…となんだっけ?」

興味無いよ…と目線で訴える龍之介であった。

期待

∩_∩     
   / \ /\   
  |  (゚)=(゚) |    人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
  |  ●_●  |   <  どうでもいいが誰にも迷惑かけずに[ピーーー]よな >
 /        ヽ  < 家族にもだぞ                    >
 | 〃 ------ ヾ |   YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY

 \__二__ノ 
            

  ∩  ∩
  | | | |
  | |__| |

 / 一 ー \   人人人人人人人人人人人
/  (・) (・)  | <そんな自殺方法あるの?>
|    ○     |  YYYYYYYYYYYYYYYY    
\__  ─  __ノ


    ∩_∩     
   / \ /\   
  |  (^)=(^) |    人人人人人人人人人人
  |  ●_●  |   < 生きろってことだよ   >
 / //   ///ヽ  <言わせんな恥ずかしい>
 | 〃 ------ ヾ |   YYYYYYYYYYYYYY

 \__二__ノ

ジル「嘆かわしい…実に嘆かわしいですぞ龍之介!あなたは!自分が産まれた国の神話すら!興味ないと仰せか!?」

半狂乱のフランス軍元帥…シュールである。

龍之介「だってさ〜ダンナ、神話なんか嘘っぱちな話ばっかじゃん?それに俺youtubeとかブログ巡りして…日本神話の粗探ししてんだよね♪〜」

さらっと凄いことを言うこの青年は大したものである。

ジル「では龍之介…あなたに問いましょう、日本神話の粗…というものを」




ども作者です皆さん初めまして…このssは作者がいろんなところを巡り、知り得た知識を龍之介と旦那に語ってもらう、どっかで見たことあるssとなっております…ちなみに作者はあのサイトのファンなだけですサイト主じゃ無いので悪しからず、あとアンチ皇室な文章が多くなりますが作者はバリバリの右翼なので勘違いなさいませぬように…皇室が大切だと思うからこそ日本神話の謎に迫った結果…ということで一つ、よろしくお願いいたします

この話を信じるか信じないかも…あなた次第です(関さんゴメンナサイ(-.-;))

くぅ疲wと同じ臭いを感じる

龍之介「まずは諏訪大社について…かな」

ここより表現は終わるまでセリフのみとなります、まぁ座り込んで話しているとでも思っていただければ幸いです。

ジル「タケミナカタが逃げ込んだ社ですね?」

龍之介「そそ、あそこは上宮と下宮に別れてるじゃん?」

ジル「えぇ…上宮がタケミナカタで下宮がその奥方…でしたね?」

龍之介「だったかなぁ…まぁそれは置いといて、なんで別れたか旦那は知ってる?」

ジル「いえ特には」

龍之介「あの土地をね、欲しがったある一族が京都の上賀茂神社と下鴨神社のように二つにわけたんだよ…それだけ土地に旨味があったらしいし、それに神様だって違ったのに今じゃタケミナカタにすげ替えられている…旦那は知ってた?この事実」

ジル「いえ…どういうことですか?龍之介」

出典、youtube神と社の物語シリーズより。

龍之介「昔、長野の土地にはミシャグチって神様が鎮座していたらしいんだ」

ジル「ほぅほぅ…それで」

龍之介「その神様の影響力がハンパなくてさ…土地を平定するのに時間がかかりまくってたんだよね〜それで、その一族は考えたんだ…」

ジル「何を…ですか?」

龍之介「こっちの神様を送り込んで、ついでに神社を二つにわけて喧嘩させてやろうってね…それでとある一族と共にその神様を送り込んだんだ」

ジル「ですが龍之介…それこそ何百年もかけての話になりませんか?」

龍之介「事実…平定できてるから何百年かけての戦い、だったんだろうな〜」

ジル「…」

龍之介「続けるね」

龍之介「結果的にはミシャグチを諏訪大社から追い出すことに成功した、そして…長野はこの国の一部となったんだよ」

ジル「ふむ…ではミシャグチ神はいまどこに?」

龍之介「民族資料館横の神社に祭られているよ…ただアレは祭られていると言うよりは封印されている、とも言うかな」

ジル「悲しい…お話ですね」

龍之介「実際、長野に送り込まれた一族の名前は言えないけれど…強いて言うなら、芸人や俳優さんにいるね…何百年とかけた静かな戦争、恐ろしいよね」

ジル「冷戦もあの戦争も真っ青…ですね」

龍之介「あと諏訪大社じゃなくて諏訪神社の本宮は徳島にあるんだって」

ジル「え?」

〜第一部〜
諏訪大社の物語

出典youtube神と社の物語、諏訪大社と藤の守り人より

勝手に引用させていただきましたことを深く謝罪いたしますm(_ _)m

作者はup主とは別人ですので悪しからず

龍之介「それじゃあ次にいくね…旦那はさ天皇が天皇たる証って何だと思う?」

ジル「三種の神器、ですか?」

龍之介「惜しいな〜旦那…アラタエもそうなんだぜ?」

ジル「何ですか?それは」

龍之介「良いぜ♪旦那…アラタエってのはな」

出典、徳島の歴史より(作者は四国の人間のためこれは自分で歩き集めた物でほぼ自力のため同名の書物等有りましても関係ありませんので悪しからず)

ジル「ふむふむ」

作者です一旦用事のため放置します、しばらくお待ちください

龍之介「天皇が即位するときに着る服のことだよ」

ジル「なぜ服ごときが三種の神器と並ぶのですか?龍之介」

龍之介「それはねアラタエを着て、草薙の剣を腰に差し、ヤタの鏡を持ち、ヤサカニの勾玉を首にかけないと、天皇とは認められないんだよそれと麻布でできてるから…じゃないかな?」

ジル「麻…ですか?ですが麻はあまり良い布とは言えませんよ?龍之介」

龍之介「天皇家にとって麻布は重要なんだってさ…よくは俺も知らないんだけど徳島には麻についてもよくでてくるんだ」

ジル「例えば?」

龍之介「地名とかそうだよ、今の吉野川市は昔は麻植(おえ)郡って言われてたんだ…あと一宮が大麻彦神社だし、山川には麻を布に変えた時の汚れをとるための川が神社になるくらいだし」

ジル「ふむ…麻、ですか」

龍之介「まぁそれだけじゃないんだけどね」

ジル「と言いますと?」

龍之介「諏訪神社の本宮は徳島にある…それだけじゃなくて、だいたいの八百万の神々が徳島には祀られているんだ」

ジル「それは他でも同じなのでは?」

龍之介「伝説も多いよ、例えば佐那河内の八俣遠呂智退治とか」

ジル「あれは出雲でしょう?」

龍之介「国府の天孫降臨とか」

ジル「高千穂…でしたよね?」

龍之介「一宇の岩戸隠れ、もそうだね」

ジル「場所がはっきりしていないはずですが?」

龍之介「あと一宮町にオオゲツヒメが祀られてたはずだし」

ジル「五穀豊穣の女神、でしたね」

龍之介「まぁたしかに旦那がそう言いたいのはわかる…ちょっと熱くなりすぎたかな」

ジル「わかっていただいた…それだけで良いのですよ龍之介」

龍之介「うん」

ジル「それだけ徳島には神秘が詰まっている…ということなのですよね龍之介」

龍之介「四国が…だよ旦那」

龍之介「今日の話の最後に、日本の最古の歴史書っていつから始まってるか旦那は知ってる?」

ジル「古代から…のはずですが?」

龍之介「ハズレ…正解はね 、大化改新…からなんだぜ」

ジル「え?」

ここからは作者の妄想と言って差し支えない物となっております…読まれてる方がおいでるならば、嫌悪感を抱く可能性がありますご注意下さい。

最近じゃ聖徳太子の存在と大化の改新の存在が危うい

龍之介「元々この国は世界最古の議会政治制だったのは旦那はさしってた?」

ジル「初耳…ですね」

龍之介「弥生に入ったあたりから集落がいっぱいできてさそれぞれの部族もできていった…やがて仲間意識の意味合いが強くなっていったんだよね、その結果何事もそこの部族の長の話し合いによって決まっていったんだよ」

ジル「ふむ…話し合いですか?」

龍之介「うん…だけどね、人間だから話し合いだけじゃあ信頼は生まれない…打算と策謀渦巻く、伏魔殿…みたいな感じだったらしいよ」

ジル「それに嫌気をさしたのが今の天皇家…ですか?」

龍之介「逆だよ、旦那…それを逆手にとり、大きくなっていたのが今の天皇家…なんだよ」

ジル「…」

頭のおかしさにシンパシー感じてんのかなんか知らんけどこいつらでやる必要ないよね

ジル「龍之介…あなたは自分の国の皇を認めないおつもりか?」

龍之介「違うよ旦那…認めざるおえないんだよ、俺たち日本人がこの世に存在するかぎり、ね」

ジル「筋が通っておりませんよ!?龍之介!!!」

龍之介「まぁ落ち着いて、この話ももう少し続くし…さ」

ジル「納得できるお話…期待しておきますぞ龍之介」

龍之介「うん…それで話し合いを続けていたある日、当時の中国と国交を持とうとしたんだ」

ジル「大国と貿易するのは当たり前…ですからね」

龍之介「うん…でもね、当時の中国のトップ…つまり皇帝は日本を嘲笑ってひどい言い方をしたんだ」

ジル「どのような…言葉ですか?」

龍之介「一人の王すら建てることができないならず者のチンピラ国家…いや国ですらない、て言葉をいただいちゃったんだよ」

ジル「それは…あまりにも酷い、酷すぎます…」

龍之介「酷いけどそれが真実さ…そして始まったのが」

ジル「まさか!」

龍之介「そう…そのまさか、部族長たちを殺し事実上、天皇家でないと国を治めることができない状態を作ったんだ」

ジル「それが…」

龍之介「大化改新、の始まりの一部だよ旦那」

ジル「それは…あんまりな話になりませんか?龍之介」

龍之介「事実、神話を紐解いてさ…鎌倉くらいまでの歴史書を読んでるとさ」

ジル「はい」

龍之介「かなりの虐殺が起きてるんだよね」

ジル「…」

龍之介「まぁ今日はこれくらいかな…」

ジル「そういえば龍之介…なぜそうまで調べて天皇家を否定しないのですか?」

龍之介「さっきも言ったじゃんか旦那〜俺たち日本人が存在するかぎり認めざるおえないって」

ジル「その訳は?」

龍之介「俺たち日本人はさ…だいたい先祖に源平籐橘紀、の名字がだいたい入ってるんだよ」

ジル「ほうほう」

龍之介「そしてこれらの名字の行き着く先…旦那は知ってる?」

ジル「いえ?知りませんよ龍之介」

龍之介「天皇家…なんだぜ」

ジル「なんと!」

龍之介「虐殺し、他の部族を妖怪と呼び斬ってきた人間の子孫だからな…今更言い訳なんてできないし」

ジル「神は…いないのか?、否!神は死んだ!!!今!!ここで!」

龍之介「ごく希に天皇家と関係ない家も有るけれど…一部を除いて在日なんだよなぁ」

ども作者です

これらの話を信じるか信じないかは…アナタ次第です(関さんゴメンナサイ)

需要があるなら続けて書きますが…どうしましょうか…

書きたいなら書く
そういう場所ですぜ

歴史とか興味あるんで、どうぞ続けて!
レスは少ないけどついてくわ

龍之介「神は死んじゃいないよ旦那♪」

ジル「龍之介…アナタと言う人は…なぜ」

龍之介「俺たち日本人がさ神の末裔なわけだしさ」

〜第二部〜
徳島の歴史

〜第三部〜
大化改新

これらは一応色々な資料を元に構成されております、資料の中に嘘が紛れ込んでいる可能性が有るのも事実です悪しからず

龍之介「神は死んじゃいないよ旦那♪」

ジル「龍之介…アナタと言う人は…なぜ」

龍之介「俺たち日本人がさ神の末裔なわけだしさ」

〜第二部〜
徳島の歴史

〜第三部〜
大化改新

これらは一応色々な資料を元に構成されております、資料の中に嘘が紛れ込んでいる可能性が有るのも事実です悪しからず

龍之介「ふわぁあ …もう遅いし寝ようよ旦那」

龍之介は子供の皮と服で作った布団をかぶり横になった。

ジル「ですね…龍之介」

青髭もまた横になる。

龍之介「明日はさ…最高にクールなの魅せてくれるんだろ?」

子供のように目を輝かすそれは疑いを知らない顔であった。

ジル「えぇ非情なる神を冷酷なる神をその御座より叩き落としてやりましょうとも」

これは二人が死ぬ前の日の物語である。

士郎「なぁ遠坂この歴史書…マジなのか?」

青年、衛宮士郎は恋人である遠坂凛に質問を投げかけていた。

凛「あ…鴨川の話ね、魔術師ならこの国についての裏の歴史は知ってて当たり前だから…ねソレは事実よ衛宮君」

古来よりこの国での魔術師の暗躍は有名であった、その上真実を知る者としての責任は負わされるそれが魔術師として認められる一歩だったりする。

〜第四部〜
鴨川と諏訪大社

ここより表現はセリフのみとなります

まぁ二人して昼下がりのティータイムでもしてると思ってもらえれば幸いです。

もやし

蕎麦食いてー

士郎「もしあの歴史書が事実だとしてどうして夫婦を別に祀るのか…そこがわかんないんだよなぁ、だって夫婦はどの国の神話でもだいたい一緒だし…」

凛「その話を始める前に日本は、8を大事にしてる…と言うことを知らないといけないわよ衛宮君」

士郎「8?」

凛「そうよ8」

士郎「6とか7とかじゃなくて?」

凛「そうねぇ…例えば、八つ裂きとかがそうね」

士郎「いきなり物騒だぞ遠坂」

凛「続けてよろしいかしら?え み や 君?」

士郎「はい(なんでさ)」

凛「八つ裂きってさ本当に八つに裂いていると思う?」

士郎「そうじゃないのか?」

凛「よくみて八という字を」

士郎「…」

凛「見方によったら真っ二つって感じに見えないかしら?」

士郎「あ!…え?」

凛「気が付いたようね…」

士郎「これの意味は?」

凛「だいたい衛宮君の予想通りよ…八は分けること、早い話が良いものと悪いもの…男と女、大人と子供、区別できるものを真っ二つってやつね」

士郎「なら尚更なんで夫婦なんだ?夫婦は分けちゃいけないはずだ結婚式とかでも気を使うのに…」

凛「(だからあんたはニブチンなのよ)まだ気が付いてないようね」

士郎「もったいぶらず教えてくれないか?遠坂」

凛「アイツみたいに凛って呼んでくれたら、考えなくもないわ」

士郎「なんでさ!」

凛「冗談よじょうだん」

凛「日本神話を語る上で、聞き手が割り切らないといけないことが二つある…衛宮君は覚えてるわよね?」

士郎「臭いものには蓋を…と何だっけ?」

凛「味噌も糞も一緒…よ」

士郎「そうだった」

凛「衛宮君が気になってる鴨川と長野はね臭い物には蓋を…の方なのよ」

士郎「な!」

凛「だいたい、当時の天皇家が欲しがった土地で、抵抗があった場合の土地の神社は二つにわけられているの」

士郎「なんか、神様を人質にしてるような…」

凛「当たりよ衛宮君…あとは信仰を真っ二つにする事による内部崩壊よね」

士郎「そうまでして欲しがったのが理解できないんだけど…」

凛「お手手繋いで〜はいいとこ幼稚園までよ…衛宮君?」

なぜキャス狐でやらないのか

凛「それに、上賀茂神社では毎年、謝罪文の音読会をやってるのよ?知ってた?衛宮君」

士郎「祭りをそんな風に言うのもどうかと思うぞ遠坂」

凛「…」

士郎「それで、何で二つにわけてるんだ?意味があるんだろ?」

凛「そもそも二つに分ける…八つ裂きの始まりは素戔嗚尊の神話に由来しているのよ」

士郎「ほぅほぅ」

凛「素戔嗚神話で衛宮君が知ってる話は何かしら?」

士郎「大蛇と茅野輪かなぁ…」

凛「有名なのはこの二個よね…八つ裂きの期限は、その内の一個…茅野輪神事に有るのよ」

士郎「なんか雲行きが怪しくなってきたぞ…」

出典…神と社の物語より

凛「それじゃあ茅野輪神事について…は知ってるわよね?」

士郎「あぁ…ある日宿に困った素戔嗚尊が宿を求めて二軒の家を訪ねる話だったよな」

凛「だいたい合っているわね…登場人物の名前は?」

士郎「ソミンショウライとコタンショウライだっけ?」

凛「ええ」

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