男「エスカレーターの手すりに股間をこすりつけると気持ちいい」 (76)

~大型スーパーマーケット~

自動ドアが開く。

ガーッ!

男「…………」

店長「いらっしゃいませー!」

店員「いらっしゃいませー!」

男「…………」スタスタ…

店長「また来たな……」

店員「一週間ぶりですね……」

>>1 代行ありがとうございます!
すいませんが落としてください!

~エスカレーター~

男「…………」

ゴウンゴウン……

エスカレーターとは、人間を上の階や下の階に運ぶ機械である。

階段と手すりが電力によって、絶えず上へ下へと流れている。

ゴウンゴウン……

乗って移動する以外の用途があるはずないのだが──

男は迷うことなく、エスカレーターの動く手すりに股間を押しつけた。

グイッ……

男「あああ~~~~~~~~~~っ!!!」

こんなヤツつまみ出せよwwwwwwwwww

ゴウンゴウン……

男「あああ~~~~~~~~~~っ!!!」

ゴウンゴウン……

男「いいい~~~~~~~~~~っ!!!」

ゴウンゴウン……

男「ううう~~~~~~~~~~っ!!!」

ゴウンゴウン……

男「えええ~~~~~~~~~~っ!!!」

ゴウンゴウン……

男「おおお~~~~~~~~~~っ!!!」

ゴウンゴウン……

深夜だから許されるスレ

ゴウンゴウン……

男「はうう~~~~~~~~~~っ!!!」

男「たまらぬっ!」

男「たまりませぬっ!」

男「ゴム製手すりの弾力ある硬度が、股間にゴリゴリとした感触を与えてくれるっ!」

男「まるで股間で砂肝を噛んでいるかのようだっ!」

男「ウレタン製じゃ、この絶妙な感覚は味わえませんっ!」

男「ほおわ~~~~~~~~~~っ!!!」

ゴウンゴウン……

幼女がエスカレーターでオナッてる盗撮画像あったよな

通だな

この>>1常習犯

ゴウンゴウン……

男「いいい~~~~~~~~~~んっ!!!」

男「さらに特筆すべきはこの微振動!」

男「微振動が、常に股間に新鮮なショックを与え、飽きさせない!」

男「ゴリゴリとブルブル!」

男「略してゴリブル!」

男「このゴリブルが、我が股間に最適かつ究極の刺激を与えているのだ!」

男「わおお~~~~~~~~~~んっ!!!」

ゴウンゴウン……

ゴウンゴウン……

ガタンッ

男「エスカレーターに人が乗った!」

男「人が乗ったことによって生じる、超微妙な手すりの震動と角度の変化!」

男「これがまた楽しい!」

男「新しいゴリブルが、我が股間にやってくるわけですな、コレ!」

男「あうう~~~~~~~~~~んっ!!!」

男「あ、あ、あ、あ、あ~~~~~~~~~~~っ!!!」

男「お、お、お、お、お~~~~~~~~~~~っ!!!」

ゴウンゴウン……

男「あひぃ~~~~~~~~~~んっ!!!」

男「もっと、もっと、もっとぉ~~~~~~~~~~~っ!!!」

ゴウンゴウン……



幼女「ママ~、あれなにしてるの?」

母「シッ、見ちゃいけません!」

子供「ボクもやってい~い?」

母「ダメに決まってるでしょ!」バシッ

子供「びえぇぇぇ~~~~~~~~~~んっ!!!」

幼女は分かってて聞いてる

女子高生「なにあれ? ヘンタイ?」

主婦「こわいわねぇ~」

老人「ワシも若い頃はよくやったもんじゃ」

サラリーマン「おそらく暑さで頭が……」

中学生「ハハハ、すげーな」



ゴウンゴウン……

男「他人に見られてる、注目されている、という感覚が」

男「さらなるエクスタシーをもたらす!」

男「我、新たなる扉を開けり!」

男「おうぅ~~~~~~~~~~んっ!!!」

どう考えてもスーパーのエスカレーターにしては長すぎる気がする

>>16

店員「店長、いつもいつも思うんですけど……」

店員「止めなくていいんですか?」

店員「お客さん、みんな不気味がってますよ」

店員「ごくわずかに楽しんでる人や共感してる人もいるみたいですけど」

店長「他のお客さんとトラブルにならない限り、彼のことは放っておくんだ」

店長「詳しいことは分からんが、それが上からの命令でね」

店員「はぁ……」

男何者だよ

ゴウンゴウン……

男「あひゅぅ~~~~~~~~~~んっ!!!」

ゴウンゴウン……

男「もっと、もっと、もっとぉぉぉぉぉ~~~~~~~~~~っ!!!」

ゴウンゴウン……

男「ゴリブルきた! すっごいゴリブルきた!」

ゴウンゴウン……

男「あおおおお~~~~~~~~~~っ!!!」

ゴウンゴウン……

社長の息子か

一時間後──

男「ふぅ……」

男「さて、今日のところはこれまでだ」

男「帰るとしよう」スタスタ…

店員「あ、やっと帰っていきますね」

店長「ああ、ジャスト一時間。いつもどおりだな」

店員「……それにしても、あの男はいったい何者なんでしょうか?」

店長「さあな……」

店長「ただのヘンタイ……というだけではないのはたしかだろう」

~自宅~

男(今日も最高に気持ちよかった……)

男(しかし)

男(どんなに刺激的でも、どんなに変化があっても)

男(こう何度も繰り返せば──)

男(次第にゴリブルがどのようにやってくるか予測できるようになり)

男(飽きた……というわけではないが、慣れてきてしまった)

男(どうやらそろそろ、次のステージに進む時が来たようだな)

~最大手エスカレーター会社~

秘書「あの、社長」

秘書「社長にどうしても会いたいという方が来ておりまして」

社長「来客!? 私はなにも聞いていないぞ! すぐに追い返せ!」

秘書「ですが……その……」

社長「なんだ!?」

秘書「もうすでにそこまで……来ておりまして……」

社長「なにい!?」

就職か

男「はじめまして」

男「御社のエスカレーター技術をぜひお貸しいただきたいと思いまして」

男「お願いに参りました」

社長「なんだ、君は!?」

社長「悪いが、私は忙しいんだ! この後も予定が入っとる!」

社長「だいたいアポもなしに、いきなり社長である私に会おうなどと……」

社長「常識がないのか、常識が!」

男「ちなみにわたくし、こういうものです」スッ…

社長(名刺……?)

社長「!?」

女さんを登場させてもいいんだぞ?

社長「あ、あなたは……まさか……」ガタガタ…

秘書「どうしました、社長!?」

社長「石油、コンピュータ、軍需産業を支配する世界最大の大企業──」

社長「『ゴリブル・コーポレーション』の総帥でございますか!?」

男「ああ」

秘書「なんですってぇぇっ!?」

秘書「メディア露出が極端に少ないため、一般的知名度こそ低いものの──」

秘書「経済界においてはもっとも恐れられている人物である、あの方ですか!?」

社長「君、何をしている! すぐお茶をお出ししたまえ!」

社長「もちろん最高級のだぞ!?」

秘書「は、はいっ!」

男「いや、おかまいなく」

笑ってしまった

うっぜww

凄まじい展開だ

社長「ところで、今日はいったいどのようなご用件で……?」

男「エスカレーター業界最大手である、御社の力を貸して欲しい」

男「金はいくらでも出す」

男「股間をこすりつけるのに最適な、究極のエスカレーターを開発して欲しい」

社長「は……?」

社長「あの……もう一度おっしゃっていただけますか?」

男「股間をこすりつけるのに最適な、究極のエスカレーターを開発して欲しい」

社長(やっぱり聞き間違いじゃなかった!)

凄い展開になったなwwww

社長「えぇ~と、なぜ、でしょうか……?」

男「私はエスカレーターの手すりに、股間をこすりつけるのが趣味なんだ」

社長「!?」ギョッ

男「変か?」

社長「あ、いや、全然! 全然変じゃないっす!」

社長「私ももう、何度やったことか……ハハ。たまんないですよね!」

男「だろう?」ニッ

男「しかし、既存のエスカレーターには徐々に慣れ始めてしまってな」

男「だったら、自分で股間こすりつけ用エスカレーターを作ろうと思い立ったのだ!」

社長「なるほどぉ~~~~~!」

社長(なにひとつ理解できん!)

ちょっと理解できる

男「しかし、我が社よりは御社の方がエスカレーター開発には一日の長がある」

男「だから、力を貸して欲しいのだ!」

男「頼むっ! 金ならいくらでも出すっ!」

男「もちろん、開発には全面協力する! というか、させて下さい!」

男「どうか……頼むっ!」

社長「…………」

社長「分かりました」

社長「引き受けましょう!」

男「ありがとう!」

社長(ライオンの頼みを断れるウサギなど、いるはずがない)

~技術開発センター~

所長「私が技術開発センターの所長です」

所長「よろしくお願いします」

男「こちらこそ、よろしく」

所長「エスカレーター開発部隊のプライドにかけて」

所長「必ずやあなたを満足させるエスカレーターを作ってみせます!」

男「実に頼もしい言葉だ」

男「期待しているよ」

所長「まず手すりですが……ご希望通りゴム製でいきます」

所長「そしてあなたのナニのサイズを調べ、それにフィットした突起物をつけましょう」

男「おお、突起物! その発想はなかった!」

所長「もちろん、同じ突起物をいくつもつけるだけでは芸がありません」

所長「絵画の世界でいうグラデーションのように」

所長「さまざまなサイズ、形状、感触の突起物をつけましょう」

所長「そうすれば、あなたのおっしゃられる『ゴリブル』は──」

所長「あなたすら未体験の領域へと進化することでしょう」

男「素晴らしい!」

男「想像するだけで股間がうずいてきた!」ウズウズ…

良スレ

NHKで特集すべき

プロフェッショナル?

所長「あと留意すべきは、エスカレーターの速度と震動ですが──」

所長「これらはモニターを雇って、調整するしかないでしょうね」

所長「そうすれば、いずれ理想の速度と震動にたどり着き──」

男「あ、あのっ!」

所長「はい?」

男「モニターは、ぜひこの私にやらせて下さいっ!」

男「お願いいたします!」

男「この通りです!」ガバッ

所長「分かりました……土下座までされては仕方ありませんね」

ほう

こうして、本来の用途である『人間の輸送』ではなく、

『押しつけられた股間に快感を与えること』を目的とした

究極のエスカレーターの開発がスタートした。

はたしてこの研究はエスカレーター業界に、何をもたらすのだろうか?

それは誰にも分からない。

ゴウンゴウン……

男「あおお~~~~~~~~~~っ!」

所長「あおお、では分かりません。ちゃんと感想をおっしゃって下さい」

ゴウンゴウン……

男「ちょっとデコボコがキツすぎる……タマが押し潰されそうになった!」

所長「なるほど」カリカリ…

ゴウンゴウン……

ゴウンゴウン……

所長「速度はどうですか?」

男「おっふ、私は遅漏です!」

ゴウンゴウン……

所長「そうではありません。エスカレーターの速度です」

男「あ……もうちょっと速い方が好みでぇーっす!」

ゴウンゴウン……

ゴウンゴウン……

所長「さまざまな大きさで震動をかけていますが、いかがです?」

男「あうあぁ~~~~~~~~~~~っ!!!」

ゴウンゴウン……

男「あ、今! 今の震動がベストでございまぁ~~~~~っする!」

所長「では、震動の大きさはこれで決定ですね」

ゴウンゴウン……



そして、ついに『究極のエスカレーター』は完成した!

おおお

支援

おk

所長「お待たせいたしました」

所長「あなたの好みに、エスカレーター技術者としての私のエッセンスを加え──」

所長「ついに完成いたしました」

所長「このエスカレーターこそが、あなたに究極の快感を与えるエスカレーターです!」

所長「ご覧下さい!」グイッ

バサァッ!

男「おおっ! これは素晴らしい!」ビクビクッ

所長「ではもう待ちきれないというご様子ですので」

所長「さっそく試運転及び“試こすり”を行いましょう」

所長「もちろん、“試こすり”はあなたにやっていただきます」

男「ありがとう!」

所長「では、位置について下さい」

男「ああ」スッ…

所長「それでは……スイッチオン!」

部下「はい!」パチッ

ゴウンゴウン……

男「!?」ビクビクッ

男「…………」

男「うえぇぇ~~~~~~~~~~いっ!!!」

うるせーなw

始まったか

ゴウンゴウン……

男「はばぁ~~~~~~~~~~っ!!!」

ゴウンゴウン……

男「どっしぇ~~~~~~~~~~っ!!!」

ゴウンゴウン……

男「ふぁい、ふぁい、ふぁい、ふぁいぃっ!!!」

ゴウンゴウン……

男「えくぼぉ~~~~~~~~~~~っ!!!」

ゴウンゴウン……

ゴウンゴウン……

男「ヤバイ! ヤバイってこれ!」

男「速度、震動、突起物があいまって──」

男「快感がどんどんどんどんどんどんどんどん高まってくぅ!」

男「しかも、1、2、3、4……ってお上品に上がってくんじゃないの!」

男「1、2、4、8、16……って感じで上がってくぅぅぅぅぅ~~~~~!!!」

男「しかも、時折ある鋭い突起のチクリとした感触が」

男「私を一瞬我に返してくれて、それがさらに快感を高めるぅぅぅぅぅ!!!」

所長(そう、それが私が加えた“エッセンス”です)ニヤッ

男「あ~~~~~はぁ~~~~~……ぁ~~~~~んっ!!!」

ゴウンゴウン……

下りのエスカレータでこれをやってたら巻き込まれて落下死した人がいたな

ゴウンゴウン……

男「ゴリブルも今までとは比べものにならんほどいい!」

男「よすぎぃぃ~~~~~~~~~~っ!!!」

男「あばばっ、あばばばばばばっ!」

男「どこまぁ~でも、どこまぁ~でも、果てしぃなぁ~いそらぁ~っ!!!」

男「しん、じて、いるかぁ~ぎりぃ~ゴリブルおわらないぃぃ~っ!!!」

男「うふぁ~~~~~んっ!!!」

男「あいぁ~~~~~んっ!!!」

男「うっ!?」ビクッ

男「おおおおおあああああっ!?」ビュルビュルビュルビュル

男「あんっ!!!!!」ビュクンッ

ゴウンゴウン……

所長何者だよ

ふう

やりすぎた
キレがない

馬鹿と天才は紙一重

ゴウンゴウン……

男(なんて長いエスカレーターだ……)

男(ずぅ~っとずぅ~っと、上まで続いてる)

男(もう地上が見えないくらい昇ったのに、まだ目的地が見えないや)

男(これが──)

男(これが究極のエスカレーターなんだろうな……)

男(どこまでも昇っていく……)

男(嗚呼……たまらなく幸福だ……)

ゴウンゴウン……

なんでこんなにも詩的なんだ


───
─────

部下「……亡くなられていますね」

所長「そうか……」

所長「それにしても、なんと幸せそうな死に顔だろうか」

所長「従来のエスカレーターの用途はいうまでもなく、人や物を運ぶことだが──」

所長「私はこのエスカレーターは何も運ばない、ただの快感製造装置だと思っていた」

所長「しかし、そうではなかった」

所長「この究極のエスカレーターは──」

所長「股間をこすりつけた人間を天国へと運んでくれるエスカレーターだったんだ……」





                                     おわり

これこすりつけながら昇ってるのか

何いい感じでまとめてんだよ笑っただろ

なんか股間がムズムズしてきた、エスカレーターに行きたい

終わったのか
無駄に詩的な終わり方だ

イッてそのまま死ねるとか幸せ過ぎる

最後までワロタ

お前食幼女の奴だろwwwwwwwwww

どうだろう?
読者の皆も、
自分にとってのエスカレーターを見つけてみては

おわり

え?なにこれ?

乙カレーター

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