ディオ「訓練兵団?」 (50)

キース「お前は何者だ!」

ディオ「イギリス出身!ディオ・ブランドーです!」ビシッ

キース「随分遠い所から来たんだな!お前は何のためにここへ来た!」

ディオ「憲兵団に入り!内地で楽をするためです!」

ディオ(こういう脅迫まがいの質問には正直に答えるのがベストd)ドガッ

ディオ「ぐッ!・・・な、何を!」

キース「だがお前のような怠け者は上位十名に入れない!」

ディオ(このクソジジイがッ!)

このディオはジョナサンに会う前のディオです

ジャン「おいアンタ!」

ディオ「?」

ジャン「気が合うじゃねぇか 俺も内地行き希望なんだよ」

ディオ「あいつらが正直じゃないだけだろ」

ジャン「ハハッ言えてるぜ!」

はい

あれ?巨人って昼にしか動かないよな

~~~夕暮れ~~~

ディオ(こいつらほとんど憲兵団希望か?なら本気で上位を狙ってくるってことだな)

エレン「俺は調査兵団に入って巨人を駆逐する!」

ディオ(ああいうバカもいるのか 笑える)

コニー「超大型巨人ってのは壁を跨いだって聞いたぞ!」

エレン「いや さすがにそこまでデカくない」

ディオ(あいつ・・・巨人を見たことがあるのか)

エレン「鎧の巨人は普通の巨人と同じに見えたな俺は」

そういやこの頃はまだ小賢しいだけのお子様だったな

プライドだけはいっちょまえ

エレン「巨人ってのは思ってるほど大したことはねぇ」

ディオ「君は巨人を見たことがあるのかい?」

エレン「え、あ、あぁ」

ディオ「君さぁ さっき巨人を駆逐するとか言ってたけど」

ディオ「常識的に考えてみろよ」

エレン「え?」

そのッ!血のッ!

おっそい

ディオ「確か君は調査兵団志望だよな?」

ディオ「調査兵団は壁外調査へ行くたびに二割の死体を持って帰ってくるらしい」

ディオ「超大型巨人と鎧の巨人は壁を難なくぶっ壊したんだろ?」

ディオ「壁もただのクッキー同然になったんだよ」

エレン「そんなの!俺達が人一倍強くなって!巨人が居なくなるまでぶっ殺せばいいだk」

ディオ「なぁ知ってるかぁ!?どれほど息巻いてた新兵も巨人に掴まれた時は」

ディオ「みっともない声で必死に伝わらいのに命乞いするらしい」

ディオ「お前もその一人だろうな」

訓練兵「・・・」

ミカサ「・・・」

エレン「さっきからなんなんだよお前!」グイッ

ディオ「俺に触るな」ボソッ

エレン「てめぇ!!」

ミカサ「エレン もうやめなさい」

ディオ(なんなんだこいつらは・・・)

お前がなんなんだよ

見てる

お前は巨人にとってのモンキーなんだよ!エレン!

さっさと巨人を吸血鬼にしろよ

~~早朝~~

キース「まず最初は!姿勢制御の訓練だ」

キース「これができないやつは巨人の餌にもなり得ない!」

キース「始めろ!」

ディオ「なんだこれは もっとキツいかと思ったのが最初だとはいえ子供の遊びのような訓練だな」

ディオ「これが立体機動の基礎?案外簡単なんだな」シュー

ディオ「・・・おっと!!」グラッ

ディオ「気を抜いてたからぶれたがやっぱり簡単だな」ピタッ

ディオ「こんなのでひっくり返る奴がいるのか?」

エレン「う、うわああ!」グラリ

ディオ「プッ!あいつは逆さまで立体機動がしたいのかァ!?www」

ジャン「巨人を駆逐するとかカッコつけてたわりには大したことねぇぜ!」

エレン「そ、そんな・・・」

エレン(こんなのできるわけない!)

キース「おいどうした!イェーガー!もう諦めるか!?」

訓練兵「プークスクス」

ディオ(だが周りもほとんどバランスを保ててないな)

ディオ(もう俺の上位は確定か)

~~~~~

ディオ(座学もチンパンジーの授業にしか思えなかったな)

ディオ「次の格闘術も楽勝だな」

ディオ(だがなぜ対巨人格闘術ではなく対人格闘術なのか・・・)

ディオ「こんなの無意味だ」

翌日

コニー「へっ!悪いなジャン!なにっ!」スカッ

サシャ「やっほーい」ビューン

キース(コニー・スプリンガー 小回りの利く動きが得意)

キース(ジャン・キルシュタイン 立体機動はトップクラス)

ディオ「おい!どうしたエレン!このスピードでも追いつけないのか!?」

エレン「クソッ!」

キース(ディオ・ブランドー 立体機動 座学 格闘術 全てにおいてトップクラス)

キース(だが仲間を作れないタイプだ)

卒業式

キース「それでは!上位十名を発表する」

ディオ(ついに来たな 五位以内は確定だろう)

キース「一位 ミカサ・アッカーマン!」

ディオ(チッ あの怪力アマか 男女差別がなければ間違いなk)

キース「二位 ディオ・ブランドー!」

ディオ(フンッ まぁ当然だろう)

ジャン「おいおいすげぇな!ディオ!」

ディオ「君も上位に入れることを願うよ^^」

ディオ仲間いるじゃん
てかこれ書いてるのDIOなんじゃ、、、

キース「三位 ライナー・ブラウン!」

キース「四位はベルトルトだ」

キース「五位 アニ・レオンハート!」

ディオ(まぁここまでは予想通り)

キース「六位 エレン・イェーガー」

ディオ(なにッ!アイツだと!?息巻くだけの取り柄しかない無能がッ!)

キース「七位 ジャン・キルシュタイン」

キース「八位 サシャ・ブラウス 九位 コニー・スプリンガー」

ディオ(次はあのソバカs)

キース「十位 クリスタ・レンズ!」

ディオ「!?」

マルコ…

こんなのディオじゃない

ボクシング強かったな

卒業祝い

ディオ「酒ッ!やめられないッ!」

ジャン「これで俺も内地行きだぁ~」

エレン「ペラペラペラペラ」

ディオ「あいつ!六位になったからって良い気になってやがる!」

ディオ「また理想話を語り始めやがった」

ディオ「上位といっても所詮は六位!俺の足元にも及ばん!」

ジャン「・・・」

ペラペラペラペラ

翌日

ディオ「やっと明日で内地」

ディオ「今日やり過ごせば天国が待っているんだ」

エレン「おいディオ!やっぱりお前は内地に行くのか?」

ディオ「当たり前だろエレン!明日がお前の命日だな!ハッハッハ」

エレン「なんだとこの野郎!」

超大型巨人「・・・」スウウウウウウウウウウウ

ディオ「あ、あああ・・・」

超大型巨人「・・・」ブワアアアアアア

ディオ「ヒイイイイイイイイイ!」

エレン「ぐあっ!・・・」

エレン「クソッ!」バシュッ

エレン「おいみんな!生きてるか!?」

サシャ「ディオが!」タッタッタ

ミーナ「あ サシャ!」

サシャ「」タッタッタッ ヒューバシュッ

ディオ「・・・」プラーン

サシャ「ディオ!諦めちゃダメですよ!」

エレン「戦闘準備!これはチャンスだ!絶対に逃すな!」

ディオ(・・・あれはエレンか?馬鹿な奴だ・・・掴まれて終わりだ)

エレン「よう 五年ぶりだな」

超大型巨人「・・・」

クリスタ「起きて!ディオ!」

ディオ「ん・・・ここは?」

クリスタ「気を失ってたのよ!動ける状態なら戦闘にすぐむかえって言ってたけど」

クリスタ「ちゃんと動ける?痛いところはない?」

ディオ「あぁ 大丈夫だ ところで君は何を?」

クリスタ「え・・・さっきまではディオの介抱を・・・」

ディオ(・・・)

ディオ(結婚したい)

えらい精子脳になったなディオ

ディオ(とでも言うと思ったか!?)

ディオ(どれだけ楽したいんだよこいつは)

ディオ(そりゃ介抱する間はずっと休めるからな!)

ディオ(この偽善者が!)

ディオ「俺は戦闘に向かう 君も早く行けよ」

クリスタ「あ、うん!」

ディオ(ゆっくり行くか)

ディオ「ヒドい荒れ具合だ」

ディオ「中央に巨人が集中している」

ディオ「気持ち悪いやつらだ」

15m級巨人「・・・」

ディオ「ヒィッ!!」

ディオ「で、出やがった!早く逃げ」ガシッ

ディオ「や、やめろ!離せ!」グイグイ

ディオ「こうだ!」ザシュッ

ディオ「は、離れた!」

ディオ(案外巨人の指ってのは脆いぞ!)

巨人「・・・」シューー

ディオ「おっと!鈍いぞデカブツ!」

ディオ一喜一憂しすぎワロタ

ディオ(なんだ!いけるじゃないか!案外巨人は大したことない!)ビューン

ディオ「ここだァ!」ザシュッ

巨人「」バタッ

ディオ「た、倒した・・・」

ディオ(俺一人でやったぞ!)

ディオ「これなら・・・明日内地に行ける!」

アルミン「あ、ディオ!」

ディオ「なんだアルミン コニー ミカサ」

ディオ「お前らだけか?他の奴らは?」

アルミン「あ、その・・・」

コニー「死んじまったんだよ・・・エレンもみんなな」

ディオ「エレンもだと!?」

ディオ「フ、フン!ざまぁないな!」

ミカサ「・・ッ」ギロッ

アルミン「ミカサ!」ガシッ

コニー「おいディオ あの巨人をみろよ」

あの巨人「グウォオオオオオオオオ」

ディオ「なんだ!巨人と戦っているじゃないか!?巨人が巨人と!」

アルミン「そうだ だからあの巨人を利用して補給所までガスを取りに行く」

ディオ「お前らガスが足りてないのか?」

ディオ「お、俺のはやらんぞ!」

アルミン「でもディオが増えたことで心強さも増したよ」

いいぞ

見てる

見て

支援

一部は呼んだこと無いんだけどディオってこんなんなの?

>>46
そこに痺れる憧れるぅぅぅ

DIOになるのはいつですか

>>46
子供の頃のディオは案外ちょろい

確かに人間やめてからディオはカリスマってたもんなぁ

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