アルミン「誰だよエレンに酒飲ませたのは!」(40)

エレン「巨人め!駆逐してやるぁ!」

ベルトルト「巨人じゃないから!僕だから!」



アルミン「誰だよ!」

ライナー「すまん」

アニ「まさか一杯で酔っ払うとは」

ジャン「やっぱ酒がねーとな」

ユミル「盛り上がらないジャン」

コニー「仕方ないよな」

サシャ「仕方ないですねぇ」

マルコ「ぼ、僕は止めたからね?」

ミカサ「酔っ払ったエレンを膝枕で介抱したい」

アルミン「」

エレン「うらあ!うらあ!このノッポが!あはははは!」ビシッビシッ

ベルトルト「やめて!蹴らないで!」



アルミン「どうするのさアレ。ひたすらベルトルトを蹴ってるじゃないか」

ライナー「うーん、やっかいな酔い方だな」

ジャン「ほっとけよあんなお子ちゃま。杯一つの酒で正体無くすようじゃ先が思いやられるってもんだ」

エレン「あ゛あん!?ジャンてめえなんつったコラ。馬面の癖に調子こきゃがってコラ」ヒック

ジャン「馬面は関係ねえだろオラ。やんのかガキ……?」ゴゴゴゴ

エレン「……うわーん、ミカサー、ジャンがいじめるよー」(棒)

ジャン「!?」

ミカサ「シッ!」ビュオッ

ジャン「エ゙ンッ!」ドゴオッ

エレン「おおー!ミカサすげー!ジャンが浮き上がったぞ!」

ミカサ「それほどでもない。エレンのためなら///」

アルミン「」ガタガタ

ライナー「」ガタガタ

エレン「よし、じゃあミカサ、飲もう!」ヒック

アルミン(じゃあって何だよ!脈絡が全くないよ!)

ミカサ「残念だけど、私はお酒を飲めない」

エレン「そんなこと言うなよミカサ!ちょっとだけ、な?」ヒック

ミカサ「では、一杯だけ……」グビッ

ミカサ「……」

アルミン「ミカサ?」

ミカサ「」バターン

アルミン「ミカサー!?」

エレン「あはははは!ミカサ倒れてやんのー!」

アルミン「え!?なんで!?」

ライナー「あー、やっぱあの酒はまずかったか」

アルミン「ライナーの酒なの!?何持ってきたんだよ!」

ライナー「故郷謹製の蒸留酒(ポチーン)だ。大の大人ですらトベる逸品でな……」

アルミン「……」

アルミン「なんでそんな劇薬持ってきたのさ」

ライナー「いや、宴会と言えばコレだと思って……。あとアレだ」

アルミン「アレ?」



ベルトルト「ふう、酷い目にあったよ」

コニー「災難だったなベルトルト。さ、飲もーぜ」

ベルトルト「うん、そうだね……」ドシン

つ【蒸留酒がなみなみ入った樽】


コニー「えっ」

ベルトルト「じゃあ、いただまーガボボ」ブクブク

コニー「すげー!樽のまま直にいったー!」

マルコ「えっ、大丈夫なのかコレ……?」




ライナー「アレを見ながらやらないと飲んだ気にならないんだ……」

アルミン「馬鹿じゃないの?」

ライナー「言っとくが、ベルトルトは樽の一つや二つではふらつきもせんぞ。村じゃ一番のザルだ」

アルミン「君ら水の代わりに酒でも飲んでたの?」

アルミン「兎に角エレンが何をしでかすかわからない以上、放っておくのは危険だ!なんとか……」

ドンッ


クリスタ「……」

アルミン「く、クリスタ?」

クリスタ「……ぅう、うわあああっ!うわあああっ!」ポカポカ

アルミン「ちょー!?」

ライナー「クリスタにも飲ませておいた!」

アルミン「馬鹿ー!」

ライナー「勘違いするなよ?俺はただ……」


クリスタ『あふ……なんだか体が熱い……///』

クリスタ『らいなー、熱、冷ましてくれる……?』


ライナー「ってのが見たかっただけで」

アルミン「何が勘違いだ馬鹿野郎!クリスタも落ち着いて」

クリスタ「アルミンが私より髪サラサラほっぺプニプニぃー!」ポカポカ

アルミン「どうしろってのさ!?」ガヒーン

アルミン「あああもうエレンだけでも大変なのにクリスタまで……」

ライナー「大変だなアルミン」

アルミン「誰のせいだよ!」


ムクッ


ミカサ「……」

アルミン「あっ、ミカサ!無事……」

ミカサ「あたちミカサ、5ちゃい。おかあしゃんはどこでしゅか?」

アルミン「じゃないっ!」

ミカサ「おかあしゃんー」トテテ

アルミン「ああっ駄目だミカサ!そんな状態で出歩いては……」

クリスタ「うわあああんアルミンが私を見捨てたーっ!」ポカポカ

エレン「なんて酷いやつだアルミン!駆逐してやる!」

アルミン「ああもう面倒だな!」

ユミル「おいアルミンお前なにクリスタ泣かせてるんだ」ボキボキ

アルミン「えっちょっ、ただでさえ面倒な状況なのにこれ以上事態をややこしくしないで!」

ユミル「うるせえ覚悟!」

続き投下。


ライナー「えい」ガポッ

ユミル「グガボ!」ゴポゴポ

ユミル「」バターン

アルミン「なにやってんのさライナー!?」

ライナー「うるさい口を塞いでやったまでさ!」

アルミン「うるさいよ!……あああもうまた面倒くさくなるような事をして~……」

クリスタ「うわあああんアルミンがわたしを無視するー!」ポカポカ

ミカサ「おかあしゃーん」

エレン「ミカサーおれならここにいるぞー」ヒック

ユミル「……」ムクッ



クリスタ「うわあああっ!うわあああっ!」ポカポカ

アルミン「落ち着いて!」


グイッ


ユミル「……」

ライナー(二人の間に割って入ったぞ……)

アルミン「ユミル!?」

クリスタ「ふぇ?」

ユミル「……クリスタからはなれろ」

アルミン「ユミル……?」

ユミル「解ってるんだ……クリスタはきれいで優しくていいにおいで……私みたいなクソ野郎と釣り合うやつじゃないって……」

アルミン「ユミルー?」

ユミル「でも好きなんだ……好きなんだよぅ……」グシグシ

アルミン「泣き上戸……」

クリスタ「うわあああんユミルの馬鹿ーぁ!私もユミルのこと大好きだもん!」ポカポカ

ユミル「うわあああんクリスタぁ!クリスターぁ!」

アルミン(ユミルに一瞬ドキッとしてしまった……)

ライナー「ありゃホンマ勃起もんやで」

アルミン(何言ってるんだよ君は……)

樽トルト「タダイマ-」

アルミン「あ、ベル……樽!?」

ベルトルト「あ、ごめん。樽をかぶってたんだ」ガバッ

ライナー「しまった見逃した!」

アルミン「樽になみなみ入った蒸留酒を飲み干したのか……」

ベルトルト「それで言いにくいんだけどさ……」

アルミン「どうしたの?」

ベルトルト「酒気にあてられたコニーとマルコが酔っ払っちゃって……」



コニー「」バターン

マルコ「」バターン

アルミン「」

ライナー「あー、こりゃひどい。どうしてこうなったんだか」

アルミン「他人ごとみたいに言うなよ!コニー!マルコ!」

ムクッ…ムクッ

コニー「おっぱい!」

マルコ「今宵……俺は狼になる」

アルミン「手遅れだぁぁぁあ」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年08月27日 (火) 14:46:52   ID: pAPzRYJR

n'jtkulqgwa

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom