結衣「あはは...ゆきのんとはゴムでするのに私とは生でしちゃうんだ...」 (44)

� 数日前、VIPに立っていたスレのタイトルをそのままSS化しました。

� つまらないものではありますが、とりあえず完結させます。

� 初投稿なので見づらい点などあれば、ご指摘下さい。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1372388963

結衣「ねぇ、答えてよヒッキー…」

八幡「……」

結衣「……そうだよね。あはは」

結衣「私、本当は最初からわかってたんだ…ヒッキーが本当に好きなのはゆきのんなんだって」

結衣「私のことは見てないんだって」

八幡「……ああ」

結衣「あっ、べっ、別にヒッキーを責めてる訳じゃないよ? でもヒッキーとゆきのんがホテル、入る…の見ちゃって…」

結衣「…」

結衣「…ごめん」ギュッ

結衣「私が…彼女じゃなくていい、一番じゃなくていい…なんて言っちゃったから…」

ーーーこの事件の理由だが…時は少し遡る…ーーー


八幡「ゆ…雪ノ下!」

雪乃「…何かしら? 私は今、本を読んでいるのだけれど…」

八幡「来週の土曜! 一緒に…う、海でもいかねぇか!」


結衣「…!」ピタッ


雪乃「ふぅ…」

雪乃「…嫌よ」

八幡(や…やっぱダメか…)

読んでいた本を閉じ、冷たい目で睨む雪ノ下…
怖すぎだろ、危うく土下座してしまうとこだったぞ…

雪乃「といいたいのだけど…」

雪乃「もし断ったらあなたは犯罪に手を染めるのが目に見えているし、幼い子の未来を間接的に潰してしまうことにもなりかねないわね…奉仕部の活動、として行ってあげてもいいわ。」

八幡(!!)

八幡「おい…いくら何でも犯罪なんてしねえし俺はロリコンじゃない…ていうかどっかに警察でも隠れてるんじゃないの…」

雪乃「あら、見当違いだったかしら? それに警察を警戒したから部室で誘ったのではなくて?」クス

八幡「あ、あぁ…」

今日の雪ノ下…何か調子狂うな…

まぁ、このやりとりで分かるだろうが、俺は雪ノ下雪乃に惚れてしまった。

一緒に海にいく時点で、全くの脈なし…とは考えにくいだろう…
…希望的観測…だろうか?
まぁいい、当日に少しでもポイントを稼ぐのみだ…

結衣「…」
結衣(海…行くんだ…)


雪乃「…それにしても、由比ヶ浜さん…遅いわね。」

八幡「ん…言われてみればそうだな…もう少ししたら、探しにいくか」


結衣(仕方ないよね…二人ともいい感じだし…)
結衣(ヒッキー最近…ゆきのんのこと好きっぽいし…)
結衣(ダメだよ、私…しっかりしなくちゃ…)


結衣「…や、やっはろー!」ガラッ

八幡「由比ヶ浜…それ、マジでバカっぽいからやめとけ…」

結衣「あ、あはは…」

雪乃「由比ヶ浜さん。 何をしてたのかしら?」

結衣「…! い、いやぁ〜ちょっとね〜…」

八幡「…何かあったのか?」

結衣「いやぁ〜、何もないよ! うん、大丈夫!」

雪乃「そう…? それなら構わないのだけれど…」



何か態度がおかしいような…?

まさか、さっきの…聞かれてたとか……ないよな?



� 彼は前へ進む、代わりに彼女が立ち止まる

土曜日

雪乃「…ずいぶん早いのね、比企谷君。」

八幡「…!」

雪乃「…何かおかしかったかしら?」

八幡「い、いや…その服…似合ってんぞ…」

雪乃「…え? その、あ、あり…がとう…///」


よし、これは八幡的にポイント高い!
…と思う。

俺たちはバスに乗り、海へ向かった。



八幡「やっとついたな…」

雪乃「バス、1日数本しか走ってないみたいね…」

八幡「帰りの時間には、気をつけないとかないと…」

雪乃「18時20分のバスで最後…のようね」

八幡「今が12時、飯食っても5時間は遊べるだろ?」

雪乃「そうね、じゃあ私はその…き、着替えてくるわね…」

八幡「お…おう…」


…もちろん水着、だよな?

八幡「あー…あちー…女の着替えって、どうしてこう、長いのかねぇ…」

雪乃「ひ…比企谷…君…その、待たせてしまったかしら…」

八幡「…っ」

雪乃「どう…かしら…」

八幡「お、おう…に…似合ってる…な…」

雪乃「…///」

 

恐ろしいまでの白、純白…

健全な高校生男子の俺には、雪ノ下の水着は眩しすぎる…

…しかし…俺はぼっちで、一人の時間を大切にしていた…はずなのに、たかが女一人でここまで変わるのだろうか…

夕方

八幡「さて、と。 そろそろ帰るか?」

雪乃「そうね、ちょうど良い時間じゃないかしら」

八幡「確かバスは18時20分で最後…え?」

雪乃「どうしたの比企谷く…っ…」

八幡「雪ノ下! あと5分もない!」

雪乃「急いで着替えましょう」



ーーーーー

「ほら、荷物貸せ!」
「あ…ありがとう…」
「おい、あれバスじゃねぇか?」
「わた…し…もう無理…」


ーーーーー

八幡「間に合わ…なかった…か…」ハァハァ

雪乃「ゼェゼェ…ハァハァ…」

八幡「少し…休むか…椅子、座っていいぞ」

雪乃「えぇ…ありがとう…」ハァハァ




普通に考えて、間に合わないよなぁ…

雪ノ下は体力がないのだ。彼女の貴重な欠点である。

さて…どうしたものか…

好きじゃないのに生でするのか

八幡「大丈夫か?」

雪乃「…えぇ、大丈夫。落ち着いたわ」

雪乃「その…ごめんなさい…」

八幡「気にすんな、落ち着いたなら、良い」

八幡「じゃあ、これからのことだが…」

雪乃「歩くか…タクシーか…ね…」

八幡「ま、普通に考えて徒歩だな。タクシーだと1万は軽く超えそうだ」

雪乃「…でも、歩くと3時間くらいかかりそうね…」

八幡「ネカフェ、カラオケ…は夜には追い出されるしな…」

雪乃「…」

八幡「…ん? どうした?」

雪乃「…その…比企谷君さえよければ…だけど…」

八幡「珍しく勿体ぶるな、どうした?」



雪乃「…その…」

八幡「…?」

雪乃「ラブホテル…っていう…手も…」

八幡「…………はい?」

雪乃「どこかで聞いたのよ。高校生でも入れる…って」

八幡「………」

雪乃「駄目…かしら…? あ、あまり歩きたくはないし…きっと持ち合わせでも…」

八幡「…」

雪乃「しゃ、シャワーも浴びたいし…」

八幡(何これどういう展開? ドッキリ?)

八幡(いや、あいつはそんなやつじゃない。平常心、男は度胸、だな…最後のは違うか? …違うな)

八幡「…そそ…そうするか…俺の不注意が…原因だしな」

八幡(雪ノ下、すげぇ笑顔だな…どんだけ歩きたくねぇんだ…それとももしかして…)

雪乃「そ…それでも少し歩くわね…」

八幡「こっちで…いいか? わかん…ねぇけど…」

雪乃「え、えぇ…」

八幡(会話続かねー…)


かくして、俺と雪ノ下はホテルへと歩きはじめたのだった…


� 彼と彼女は、再び歩きはじめる

>>11
一応、程々に理由がありますのでご容赦を…
はまちSSは格別、難しい気がします…




雪乃「やっと…ついたわね…」

八幡(着いてしまった…)



結衣(あ…あれ? ゆきのんとヒッキー?)

結衣(どうしてラブホの前でボーッとしてんの?)

結衣(海の帰り…なのかな…)



八幡「は、入るか…」

雪乃「そ…そうね…」


結衣(う…嘘……やっぱり…)

結衣(ヒッキー…)

室内


八幡(ま…マジか…なんかすげぇな…)

八幡(お、飯も食えるし飲み物もあるんだな…)


雪乃「比企谷君、先にシャワー浴びても良いかしら?」

八幡「お、おう。い…いいんじゃね?」

雪乃「じゃあ、お先に失礼するわ」



八幡(っておぉおおい…ま、マジックミラーか!? な…中見えてるじゃねぇか…)

八幡(平常心だ、俺。長年のぼっち生活で鍛えた鉄の心で…)

八幡(成り行きで入っただけだろう比企谷八幡…期待するなんてバカげてる…こ、殺…○されるのがオチだ…)

雪乃「ふぅ…気持ちよかったわ…」

雪乃「…何を…してるのかしら?」


八幡(うお…髪が濡れてて…いつもと違う雰囲気漂ってて…なんか、え、エロい…」

雪乃「…そ、そういう感想は…口に出すようなものではないと思うのだけれど…///」カァァ


八幡(え、今の声に出てた!? 今のはポイント低いはず…何とか弁明を…)


八幡「す、すまん雪ノ下! そんなつもりじゃ…」

雪乃「…あなたも…入ってくると良いわ…」

八幡「ひゃ、ひゃい!」



八幡(ふぅ…今日は疲れたな…)

八幡(墓穴掘ったと思ったんだが…大丈夫だったのか…?)

八幡(慣れないことは…するもんじゃねえな…)


ーーーーー

八幡「雪ノ下、俺もあがったぞ。何か食べるか?」

雪乃「そうね…じゃ、私はこれとこれを」

八幡「了解、と。」prrrr


『こちらフロントです。』


八幡「これとこれ、あれとそれを1つずつ」


『畏まりました少々お待ちくださいませ』





八幡「うん、意外とうまいんだな…」

雪乃「もっとヒドいものを想像していたわね…」



ーーーーー


八幡「飯も食ったし、風呂も入った」

八幡「よし、寝るか」

八幡「俺はソファーで寝るから、雪ノ下はベッド使えよ」



雪乃(…)

雪乃「…その…」

雪乃「ひ…比企谷君さえよければ……一緒に寝れば…いいと思う…のだけれど…」


八幡「…え? …雪ノ下?」

雪乃「別に…構わないって言ってるのよ? あなたも疲れているのだし…」

雪乃「信用しては、いるから…」



八幡(…落ち着け俺、流石にまずい)

八幡「…あのな、雪ノ下」

八幡「健全な高校生男子だぞ? 好きな女子と一緒のベッドなんて、何もしないなんて断言出来ると思うか?」


八幡(うわああああああ違う違う違う冷静になれよ、比企谷八幡んんんんん)



八幡(…あれ? 俺今とんでもないこと言ってしまったんじゃ…)



雪乃「わ、私もその…」カァァ

雪乃「あなたのこと…き、嫌いじゃないし…寧ろ、ゴニョゴニョ///」

雪乃「お互い…す、好きなのだから…尚更構わない…と思う…けど…」カァァ



八幡「…雪ノ下…っ」

雪乃「比企谷く…んっ」




俺は、雪ノ下にキスをした。

そこから先はあまり覚えていない。

無我夢中、というのはこういうことなのだろう…そう思った。



俺はこうして…雪ノ下と付き合うことになった。

(朝か…そろそろ起きるか…)


雪乃「あら、早かったのね」

八幡「…おう」

八幡「朝食は、ここで食べるか? 腹は減ってないが…」

雪乃「そうね…外で食べましょうか」



prrrr

『おはようございます、お帰りでしょうか?』

『では、本日の料金は8,200円となります。入り口付近の機械でお支払いくださいませ』


た、高い…

正直、ここまで高いとは思ってなかったぞ…

これで今月も貧乏生活、だな…



雪乃「8,200円ね…」スッ

八幡「いや、俺が出す。というか出させてくれ」


俺にもメンツやプライドってもんが…ないけど…


雪乃「そう? …では、朝食は私が出すから」



軽く朝食を食べ、その後はすぐにバスに乗った。

雪ノ下はやはり疲れていたようで、家まで送ったときには既に眠そうだった。




� こうして、彼らは新しい扉を開いた

翌日

雪乃「比企谷君、由比ヶ浜さんは…休みかしら」

八幡「そういや見てねぇな。あとで平塚先生に聞いてみるか」

雪乃「そうね…病気ならお見舞い、行くべきかしら」

八幡「だな。ま、寝坊とかその辺だろ」

雪乃「…そろそろ時間ね、また放課後に会いましょう」

八幡「おう」




亜衣「雪ノ下さん、ヒキなんとか君とあんなに仲良かったっけ?」

麻衣「何か弱み握られてんじゃない…?」

美衣「マジ引くわ〜…」




なんか変な憶測が飛び交ってますけど…?
ていうかあいつら誰だよ…絶対クラスメートじゃねえ…

平塚「お前ら、席につけー」

平塚「由比ヶ浜は風邪で休みだ、他は全員いるな?」

マジで風邪かよ…バカは風邪引かないってのは嘘だったのか…
っと、雪ノ下に伝えなきゃな。



雪乃「風邪…?」

八幡「あぁ、平塚先生が言ってた」

雪乃「では、今日の部活は中止にして、お見舞い…行きましょうか」

八幡「そうだな…」

ピンポーン


結衣(誰だろ…今は一人になりたいんだけどな…)

結衣(嘘、ヒッキーとゆきのんじゃん…)

結衣(今はちょっと…会いたくないな…)

結衣(というか、今会いたくない人第1位じゃん…)



八幡「寝てるんじゃねえか?」

雪乃「そうかしら? 足音が聞こえた気がしたのだけれど…」


俺にも聞こえた気がするが…黙っておこう


雪乃「仕方ないわね…今日は帰りましょう」

八幡「そーか。家まで送るぞ」

雪乃「あ、あり…がとう…」


あ、今の八幡的にポイント高い! って、そろそろキモいぞ俺…

八幡「じゃ、俺そろそろ帰るわ」

雪乃「えぇ…気をつけて」

八幡「んじゃ、また明日…な」



八幡(さて…由比ヶ浜の家に寄ってみるか)

八幡(ん、電気ついてるな。居るのは間違いない)



ピンポーン


結衣「はーい」ガチャ

八幡「よお」

結衣「え!? ヒッキー!? なんでここにいんの!? 」

八幡「さっき来たとき、足音が聞こえた」

八幡「そして今は電気がついている…つまり居留守だった」

結衣「そ、そんなんじゃない…けど…」


八幡「どうした? 何があった?」

結衣「ひ…ヒッキーには関係ないし!!」

八幡「そうやってムキになるってことは、俺に関係してるってことだな?」

結衣「…!」


八幡「部屋、あがってもいいか? 外にいると身体に障る…だろ?」

結衣「…うん…」

ーーーーー

由比ヶ浜の部屋



八幡「なんで学校休んだんだ? 何があった?」

結衣「…」

結衣「…ねぇ、ヒッキー…」

結衣「……」

八幡「ん?」

結衣「ううん、何でも…ないよ」

八幡「…どうした」

結衣「…」

結衣「…ヒッキー、ごめん…!」ドンッ

八幡「…っ」




八幡(なんで俺は…由比ヶ浜に押し倒されているんだ…?)

結衣(あぁ…やっちゃったなぁ…)

結衣(ここまできたら……)


八幡「…おい、由比ヶ浜。何考えてんだお前」

結衣「ヒッキー…ゆきのん…ごめんね…」


由比ヶ浜は俺の耳元でそう囁いた。


八幡「おい、ゆいがはm…っ!」




いくら男と女とはいえ、馬乗りになられると簡単ではない。

由比ヶ浜は頬を赤らめながらも、俺の口の中に舌を入れてくる。

時折、俺の下半身も触ってきた。

俺が抵抗するのをやめると、もう一度耳元で俺と雪ノ下に謝罪の言葉を紡ぎ、そしてー。

八幡「お…おい、由比ヶ浜…お前、血が…」

結衣「…痛っ…」

結衣「…か、彼女じゃなくてもっ…いい、からっ」

結衣「一番じゃ、なくて…っ、いいから…っ」

結衣「ヒッキーが、好き…だからっ…」



俺は、雪ノ下を裏切ってしまったのだろうか…

何度も呼びかけた…だが…応じないからといって、ゴムもつけずに無抵抗で…されるがままに…



八幡(最低だ…俺って…)




行為が終わると…俺はすぐに帰宅した。

家を出るまで、由比ヶ浜は泣きながら謝っていた。

俺はすぐに風呂に入った。口を何度もすすぎ、全身を何度も洗った。

そうしないと、雪ノ下がいなくなる…そんな気がした。




� そうして彼女は、道を踏み外した


翌日


雪乃「由比ヶ浜さん、今日も休みなのね」

八幡「あぁ…」

雪乃「私に連絡なしで休むなんて…今までなかったのに」

八幡「…そうだな」


雪乃「…比企谷君、あなたも少し…元気がないみたいね」

八幡「…あぁ」

雪乃「…今日も部活は休みにするから、帰ってよく休みなさい」

雪乃「か、彼女として…心配なのよ…」カァァ

八幡「…悪い…心配かけて…」



八幡(こんなに優しいやつを…俺は……)

八幡(…)



『学校終わったらお前ん家いくから』ピッ

由比ヶ浜の部屋


八幡「雪ノ下が心配してんだよ」

結衣「大丈夫だよヒッキー、風邪治れば学校いくよ?」

八幡「…風邪じゃねえだろうがっ…」

結衣「…」


八幡(くそ…どうすればいいんだよ…っ…)


結衣「じゃあさ、ヒッキー」

結衣「最後にもう一回だけ、しよ?」

結衣「そしたら絶対、明日から学校も…部活も行くから…」

八幡「…っ」

八幡「本当…なんだな。」

結衣「…うん」



八幡(これでいい…バレたとしても…元々、俺と雪ノ下は釣り合わない…)

八幡(またぼっちに戻るだけだ…)

八幡(あ…)

簡単に前戯を終えてから、ゴムがないことに気付く…

つい昨日、生でヤったからだろうか。

生でいいか…

甘すぎる考えではあるが、そのまま挿入しようとした。




…脳裏に雪ノ下がチラつく。


八幡(俺、どんだけ雪ノ下が好きなんだよ…)

俺は…挿入れようとした体勢のまま、困惑していた。



だがこの光景は、幸いにも由比ヶ浜には違うものに見えたらしい。

結衣「あはは...ゆきのんとはゴムでするのに私とは生でしちゃうんだ...」

結衣「ねぇ、答えてよヒッキー…」

八幡「……」

結衣「……そうだよね。あはは」

結衣「私、本当は最初からわかってたんだ…ヒッキーが本当に好きなのはゆきのんなんだって」

結衣「私のことは見てないんだって」

八幡「……ああ」


結衣「あっ、べっ、別にヒッキーを責めてる訳じゃないよ? でもヒッキーとゆきのんがホテル、入る…の見ちゃって…それで…」

結衣「…」

結衣「…ごめん」ギュッ

結衣「私が…彼女じゃなくていい、一番じゃなくていい…なんて言っちゃったから…」



結衣「私……ヒッキーだけじゃない…ゆきのんまで傷つけちゃった…」

八幡「…」

八幡「…もう、いいんじゃねえか…」

八幡「明日は…学校に行って、部活で三人で他愛もない話をして」

八幡「いつも通りに戻ればいいだろ」


結衣「ヒッキー…」

結衣「ごめん…ごめんね! 酷いことして…謝って済む問題じゃないけど…っ!」




本当、由比ヶ浜結衣という人間は……真っ直ぐだな…

少し…羨ましいかもしれない。

俺には一生、真似出来ないだろう…そう思った。

次の日から、由比ヶ浜は学校にくるようになった。

散々泣いたんだろう…眼は充血していた。

…バレてもしらねえぞこいつ…



俺と雪ノ下は、今でも付き合っている。

罵倒されることも少なくなったが…



亜衣「雪ノ下さん、ヒキタニ君に優しくなりすぎじゃない?」

麻衣「なんか弱み握られてたりして…」

美衣「マジ引くわ〜…」



と、一部の女子の反感? を買ってしまったようだ…

ていうか、ヒキタニ君なんてこのクラスにいないと何度言わせるんだ、お前ら…





こうして、一連の事件は解決したのだった…





材木座「ハーッハッハッハッ、比企谷 八幡っ!!!」

材木座「こんな小説を書いてみたんだが、どうだ?」

材木座「イラストは…ぽんかん�様がいいよなあ、八幡よ!」


八幡「お前なぁ…死んでもあいつらに見せるなよ…死ぬぞ…」





� やはり材木座の青春ラブコメは間違っている



かなり短いですがこれで終わりです

SS速報でやる必要なかったなと反省しております。

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