エレン「ミカサー飯ー」ユカドンッ (184)

ミカサ「はい、エレン」サッ

エレン「それ運んだら出てってくれ」

ミカサ「うん」

バタン




ガチャっ


ミカサ「エレン、そろそろ外に出た方が」

エレン「うるせえ!!!黙ってろ!!!」

ミカサ「…ごめん」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376363796

エレン「ちくしょう…なんでこんな惨めな生活…くそっ」

エレン「巨人をなんやかんやで駆逐しきった結果」


エレン「人類は繁栄した…けれど…巨人狩りしか能のない調査兵団の殆どは職を追われた」

エレン「俺は外の世界を探検したかったけど…今じゃ少し遠くに行くだけで交通費や税金を払わなきゃいけねぇ」

エレン「ミカサは憲兵団に、アルミンは技術開発的なところで発明品を作ってるとかなんとか」

エレン「なにもできなかった俺は・・・・・・・・・」




エレン「皆今頃なにやってんのかな…」

エレン「はぁ…」カチカチ

エレン「クソワロタwwwwwwっと…」カタカタ




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   カチャ    |;;::  ::;;|          | |                  |
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エレン「死にたい」



エレン「あぁ!?童貞乙だと!?お前もだろうが!!!!しねおっさんが!!!」

ミカサ「エレン、私ならいつでも」シュババババ

エレン「入ってくるなって言っただろ!!!」

ミカサ「ごめんなさい」

バタン

エレン「クソッ…」

コンコン

ミカサ「エレン、アルミンがきた」

エレン「…いれてくれ」

ガチャッ

アルミン「やあエレン、・・・相変わらずだね」

エレン「…うっせ」

アルミン「そろそろ働こうと思わないのかい」

エレン「お前だってわかってんだろ。何の特技もない俺に合う職なんてねぇんだ」

アルミン「壁外の開拓の仕事をすればいいじゃないか」

エレン「ダメだ、開拓系はワタミって有名なブラック大企業が仕切ってるらしいぞ!このスレに書いてある」

アルミン「エレン…」

エレン「人類最強だったリヴァイ元兵長も今じゃ飲んだくれになってるらしいじゃねぇか」

アルミン「あの人は人類の英雄だからね、一生暮らせるくらいの保証もあるんじゃない?」

エレン「エルヴィン元団長はなんか政府の偉い人になってるみたいだし」

エレン「ハンジ元分隊長やミケ元分隊長は趣味、人間観察()とか言ってるしよ」

アルミン「あっ…(察し」

エレン「それに俺みたいに目立った特徴のないやつは皆職にあぶれてやがる」

エレン「これ見ろ」スッ



38:以下、巨人に代わりまして人類がお送りします:85*/*/**/11:50:52:55
ダズ「コピペの見分けもつかねぇのかよ、新参乙」


213:以下、巨人に代わりまして人類がお送りします:85*/*/**/11:39:5:22
ミーナ「ライナーの全受け画像キボンヌ…………はぁ!?ライナー受けは認めない!?
安価は絶対だろうがああああ!!!
はよしろや[ピーーー]ぞゴミカス!!!!」


1:以下、巨人に代わりまして人類がお送りします:85*/*/**/11:51:37:08
トーマス「元調査兵団員だったんだが?無職なんだが異端か?w」




アルミン「なにこれ…」

エレン「こいつらも今じゃネットに閉じこもって進撃chやってる」カタカタ

アルミン「エレンはこんなになっちゃダメだよ」

エレン「…他にもホラこんなスレg」

アルミン「エレン!!!」

エレン「な、なんだよ…」

アルミン「今からでも良い、職を探しにいくんだ」

エレン「いやだよ…俺もう外の世界が怖いんだよ…」

アルミン「・・・できればこの手は使いたくなかったんだけど」



アルミン「ミカサーーー!!!」

シュバババババ

ミカサ「エレンを外に連れ出すのね、わかった」

アルミン「頼むよ!」

エレン「おいなにすんだやめろ!俺はこのスレ保守しなきゃいけないんだぞ!」

ミカサ「大丈夫、アルミンの言うことはいつも正しい」ガシッ

エレン「やめろ!うああああああああああやめろおい!!!いやだああああああ外の世界は嫌だああああ!!!!!」ズルズル

エレン「うっ…目が…」

アルミン「…どうだい?久しぶりの外は・・・」

ミカサ「ああ…エレンがついに外へ…!」



エレン「…なんか、思ったよりあっさり外に出れるんだな…」

アルミン「ああ…エレン、君は元々アウトドア派だったろう?」


エレン「…あれ?なんで俺…」ボロボロ

ミカサ「エレン…」ギュッ

エレン「うぅっ…えぐっ…」

ミカサ「…」ギュー

エレン「そうか・・・思い出したよ」

エレン「外の世界は残酷だけど…」

ミカサ「そう…美しい」ギュー

アルミン「エレン、今の君には職を見つけることは難しいだろう」

アルミン「でも」

アルミン「僕の職場に丁度人材が足りていない部署があってね」

アルミン「そこで働いてみないかい?」

エレン「アルミン…ありがとう、俺、頑張るよ」グスッ

エレン(ああ、俺は恵まれてるな・・・)

アルミン「じゃあ向こうには僕から話通しておくから」

エレン「ごめんなアルミン、迷惑かけちまって」

アルミン「いいんだよ、僕達親友だろ?」

エレン「…ありがとな」



エレン(そこから俺は生まれ変わった)

エレン(寝て起きてネットして新参を煽ったりエロ画像を探す生活はもうやめた)

エレン(明日、俺は面接にいく)



ミカサ「エレン、いってらっしゃい」

エレン「ああ!いってくる!」


ミカサがカーチャンなSSを書きたかったんです

暇なのでなんかあれば書きます
希望があるならエレンの就職先
>>23
ついでにどのキャラと絡んで欲しいかも書いてくれると嬉しいです(ライナー)

アニメ関連
りばい

アニメ関連か・・・難しいけど頑張る

エレン「俺はアルミンの紹介もあって無事就職できた」

エレン「ここでは色々な知り合いが働いてる」

アルミン「小鷹!」井上ボイス

エレン「アルミンは女の子の役をやることが多いらしい、確かに似合ってる」

エレン「でも今やってる子の役はなんだか性格悪いジャンみたいな奴だな」


サシャ「おか、凶真さん・・・」小林ボイス

エレン「サシャも声優やってるのか、なんか全然印象違うな」

<ダガオトコダ・・・

エレン「え!?男なのかこいつ・・・」


エレン「ん?あれは・・・」



リヴァイ「人、ラブ!俺は人間が好きだ!愛してる!」神谷ボイス

エレン「」

<ハイシューリョーデス、オツカレサマッシター


リヴァイ「お疲れ様です」

エレン「リヴァイ兵長!」

リヴァイ「!?」

エレン「こんなところでなにやってるんですか!あなた飲んだくれになってるんじゃ」

リヴァイ「・・・・」

ハンジ「私がスカウトしたんだよ~」ヒョコッ

エレン「うわ!」

ハンジ「いっつも酒飲んでてだらしなかったからね
私リヴァイの声は気に入ってたから声優どうかな~って
誘ってみたんだ!そしたら即OK貰っちゃってね!」

リヴァイ「俺はあの時のことは覚えてねぇ」

ハンジ「そりゃぁそうだろうね!でも契約書にもしっかりサインしてあるし~」ニヤニヤ

リヴァイ「クソが」

エレン「それにしても兵長ってこんな声出せるんですね・・・なんk」

リヴァイ「あ?」

エレン「・・・」

ハンジ「リヴァイにこんな才能があったなんて思わなかったよ!今じゃ大人気の有名声優なんだよ?」

エレン「へぇ・・・でも兵長の名前俺見たことないです」

ハンジ「ああ、リヴァイはこの業界では神谷浩史って名前を使ってるんだ」

エレン「へぇ、なんでですか?」

ハンジ「人、ラブ!俺は人間が好きだ!愛してる!」

リヴァイ「」ブフッ

ハンジ「わかった?」

エレン「・・・」

ハンジ「そういえばエレンはどうしてここに?」

エレン「ここで働かせてもらうことになったんです」

ハンジ「へぇ!就職おめでとう!」

エレン「あ、ありがとうございます・・っていっても今は先輩たちのパシリ同然ですけどね」

リヴァイ「・・・エレン」

エレン「はい?」

リヴァイ「声優をやれ」

エレン「え!?」

ハンジ「ああ!それ私も思ってたんだ!どうかな!?エレンも中々良い声してるよ!」

エレン「え、でも俺なんかが・・・」

リヴァイ「やれるかどうかじゃねぇ、やるんだ」

エレン「・・・でもいきなりそんなこと言われても」

ハンジ「上の人には私から言っておくよ!ちょうどモブキャラが出ても問題ない作品があるから
そこに無理やり出番をねじ込んでおく!」

エレン「いやそうじゃなくてですね」

ハンジ「さっそくだけど明日から男子生徒Aの声をやってもらうから!」




エレン「ただいまー」

ミカサ「おかえりなさい」

エレン「ミカサ、仕事は?」

ミカサ「今日は早くおわったの、見てエレン、ケーキ買ってきた」

エレン「おぉ!うまそうだな!」キラキラ


ミカサ「エレンの就職祝い」

エレン「そうだったのか・・・ありがとな」

ミカサ「仕事はどう?」

エレン「ああ、急に声優をやることになったんだ」

ミカサ「!?」

エレン「まぁ、驚くよな普通・・・まだ俺もびっくりしてるけど、頑張るから!」

ミカサ「・・・そう」

ミカサ「エレンがやる気になることはとてもいい事、エレンはえらい」

ミカサ「ので」

ミカサ「ご褒美をあげよう」

エレン「うわっ、いきなり人の頭撫でるなよ!」プンスカ

ミカサ「ふふふ」ナデナデスリスリクンカクンカ

次の日


エレン「緊張するな・・・」ドキドキ

ハンジ「肩の力を抜いてね、リラックスリラックス」

エレン「は、はい・・・」フゥー



<フンッフンッフンッフンッフンッフンッ

<ニュニュnyヌyヌynyン

エレン(そろそろ俺の出番だ・・・)ドキドキ

エレン「あきれたようにそとをみていましたが、そのままたおれるように」

エレン「へやのすみへころがって、ねむってしまいました」

<ハイツギーモリヤマー

エレン(よし!出番終わり!)

エレン(よし!俺はやりきったぞ・・・)

監督「ちがうよーイェーガー君」

エレン「え?」

監督「ここはもうちょっとこう・・・中学生らしさ、出せないかなあ」

エレン「あ、はい・・・やってみます」

エレン(中学生らしさってなんだ?)

エレン「あきれたようにそとをみていましたが、そのままたおれるように」

エレン「へやのすみへころがって、ねむってしまいました!」



監督「う~ん・・・う~ん・・・・」

監督「そんな子役みたいな演技されてもな~・・・」

エレン(じゃあどうしろってんだよ!)

エレン(そもそも具体的な指摘もないのに文句ばっかり言われても困るっつーの!)イライラ



リヴァイ「オイ」

エレン「兵長!?」

リヴァイ「お前・・・やる気があるのか?」

エレン「えっ・・・」

リヴァイ「この程度の役も出来ないようじゃまた無職底辺生活になるのもそう遠くはないな」

エレン「」ムカッ

<ハーイキュウケイハイリマース

エレン「はぁ・・・」

ハンジ「落ち込んでるみたいだね~」

エレン「・・・俺にはやっぱり声優なんて向いてなかったんです」

ハンジ「君、なんか変わったね」

エレン「?」

ハンジ「調査兵団に入ってた頃はそんなウジウジしするような子じゃなかったのに~」

エレン「そりゃあ・・・これだけ世界が変われば俺だって少しは変わりますよ」

ハンジ「そうだね~、変化することは確かに大事だけど、
それで良いところがなくなっちゃったら元も子もないよ?」

エレン「俺のいいところって・・・なんなんですか」

ハンジ「それは近いうち自分で分かると思うよ!」

<キュウケーオワリッス

ハンジ「じゃあ頑張ってね!」

エレン(俺の良いところ・・・?わかんねぇ)

<フンッフンッフンッフンッフンッフンッ

<ニュニュnyヌyヌynyン

エレン「あきれたようにそとをみていましたが、そのままたおれるように」

エレン「へやのすみへころがって、ねむってしまいました」

監督「うーん・・・」


監督「君、イェーガー君だっけ?・・・もっかい、やり直してもらっていいかな?」

エレン(クソッ・・・声が気に入らないならそう言えよ!)

エレン(モブキャラすらまともに演じられない自分にも腹が立つ!)

リヴァイ「・・・エレン」

エレン「・・・なんですか」

リヴァイ「その役、一回俺にやらせろ」

監督「え?神谷さんがやってくれるの!?」

リヴァイ「1度だけだ」

監督「ぶっつけ本番?まぁ神谷さんならいいけど」

リヴァイ「いいから1度俺にその役をやらせろ・・・エレン、よく見てろ」

エレン(・・・なんなんだいきなり出てきて、兵長は何をやりたいんだ?)



<フンッフンッフンッフンッフンッフンッ

<ニュニュnyヌyヌynyン

リヴァイ「呆れたように外を見ていましたが、そのまま倒れる様に」イケボ神谷

リヴァイ「部屋の隅へ転がって、眠ってしまいました」イケボ神谷

<ハイツギーモリヤマー



監督「おぉ~流石」

エレン(すげぇ・・・役は男子生徒Aの筈なのに、何でこんなに華があるんだ)

エレン(・・・!)

リヴァイ「わかったか、エレン」

エレン「・・・はい、なんとなく」

リヴァイ「ならいい」

スタスタ

監督「え!?ちょっとちょっとどこいくんですか」

エレン「監督!もう一度やらせてもらえませんか!」

監督「え!?・・・も~ど~なってんの!?」

エレン「お願いします!」

監督「え~!?一度だけだよ!?」

エレン「ありがとうございます!」

エレン(リヴァイ兵長の言いたいことが少しわかった気がする・・・)

エレン(ハンジさんの言ってた良いところってのも)

エレン(そうだ、リヴァイ兵長みたいな無駄に女受けして
例え姿がアニメに出てこなくともそのキャラクターに強制的にイケメン属性を付ける神谷ボイス)

エレン(それに加えて俺はまだ碌にレッスンも受けていないヒヨッ子声優・・・)

リヴァイ(そう、そしてなにより・・・聞いた限り、奴の声にはショタ属性が秘められている)

ハンジ(おそらくショタ~青年までイケるであろうその声は・・・中学生のモブキャラにも相応しいはずだ!)

<ハイイキマスヨー

エレン(いける!俺は・・・中学生になりきる!!!!!!!!!!!!)


<フンッフンッフンッフンッフンッフンッ

<ニュニュnyヌyヌynyン

エレン「あきれたようにそとをみていましたが、そのままたおれるように」ショタボイス

エレン「へやのすみへころがって、ねむってしまいました」ショタボイス

<ハイツギーモリヤマー





監督「・・・・イイ」

ハンジ「おつかれ~!エレン、よかったじゃないか~!監督も絶賛してたよ?」

エレン「ありがとうございます!・・・でも俺にこの声を気づかせてくれたのは兵長です」

リヴァイ「・・・」

エレン「兵長、ありがとうございました」

リヴァイ「・・・その声はお前が自分の力で出したものだ、俺は何もしてねえ」

ハンジ「リヴァイも素直じゃないなぁ」

エレン「兵長・・・」


エレン(この作品がきっかけで、俺は声優として売れ始めた)

エレン(といってもサブキャラが主だけど)

エレン(少しづつ主役をさせてもらっている、でも)

<ハーイイキマスヨー

エレン「よろしくお願いします!」

<センパイハヤッパリヘンタイサンデスネ

エレン「そばにいられるなら、僕は君の犬になるよ!!!!」梶ボイス

エレン(この気持ち悪いセリフ、言うの恥ずかしいんだが)





ネタが思いつかなかったのでがんばっておわらせました
ごめんなさい

おまけニート短編とか別ルートとか後でかきます

>>1からニート編で

ミカサ「はい、エレン」サッ

エレン「それ運んだら出てってくれ」

ミカサ「うん」

バタン




ガチャっ


ミカサ「エレン、そろそろ外に出た方が」

エレン「うるせえ!!!黙ってろ!!!」

ミカサ「…ごめん」

エレン「クソッ・・・俺だって好きで引きこもってるんじゃねーのに」

エレン「はぁ・・・」カタカタ

エレン「お、こいつクリスタにそっくりだな」



エレン「ふぅ」

エレン「・・・・寝よ」

エレン「んー・・・」

エレン「まだ夜中の2時か」

エレン「ミカs・・・いや、やめとこう、あいつだって仕事で疲れてるんだ、今日くらいは・・・」

グーキュルルルルルルル

エレン「・・・コンビニでもいくか・・・」

トタトタ

エレン「ん?明かりが・・・あいつまだ起きてんのか」ガチャッ


ミカサ「zzz」

エレン「ミカサ・・・なんでこんなところで」

ミカサ「zzz・・・エレン・・・」

エレン「・・・お前、俺が床ドンするの待ってたのかよ」

エレン「・・・ごめんな」ナデナデ

ミカサ「zzz」

エレン「よっこい・・・・せっ・・・」ダキッ

ミカサ「・・・・」

エレン「ふ・・・ぬっ・・・!」プルプル

エレン(あれ、こんな重かったっけ・・・)

エレン「よっ・・・・!ふぅ」ドサッ

ミカサ「・・・エレン」

エレン「!?起きてたんなら言えよ!無駄な体力使っちまったじゃねーか!」

ミカサ「エレンのお姫様抱っこは中々貴重な体験だったから」

エレン「知るか」

ミカサ「途中からおんぶに変わってたけど」

エレン「う、うるせえ」

ミカサ「エレン、ありがとう」

エレン「ふん」

ミカサ「できればその調子で外に出てくれると・・・」

バタバタ

エレン「ふんっ!」ガチャッバタン

ミカサ「・・・・」




ガチャッ

エレン「・・・コンビニ行ってくる」

ミカサ「・・・・!いってらっしゃい」

エレン(夜だと外に出れるんだよな)

エレン(人も少ないし、暗いし静かだし)

ガー

<ラッシャイアセー

<コチラアタターッスカ?

イッス

<レシーヨロシーッスカ?

ア、ハイ

<アリアトヤシター

エレン「ふぅ・・・緊張したな」

エレン「あ、さっきの店員同士でなんか喋ってるな、あ、こっち見て笑った」

エレン「俺のことバカにしてんのかな・・・」

エレン「・・・次行くときは別の所に行くか」

タクシー「」キキーッ

<ココデヨロシカッタッスカ?

アルミン「はい・・・だいじょぶでふ」

クリスタ「もう!アルミンしっかりして!」

アルミン「大丈夫だようへへ」

<アリアトヤシター

ブロロロロロロ

エレン「アルミン?とクリスタ!?」

アルミン「あれ?エレン?・・・幻覚かな」ゴシゴシ

エレン「俺はちゃんとここにいるぞ!」

クリスタ「エレン、こんな遅くになにやってるの?」

エレン「晩飯を買いに来たんだ」

クリスタ「・・・随分遅いね」



エレン「あ、ああいや!いつもはミカサが作ってくれるんだけどな!?
今日はあいつ仕事で疲れてるだろうからな」

アルミン「んもぅ・・・エレン駄目だよミカサに迷惑かけちゃ」

エレン(その言葉地味に辛いな)

クリスタ「ふ~ん・・・?」

エレン「そ、そそおそうだ、クリスタこそこんな時間に何やってるんだ?」

クリスタ「私はね、今酔ってるアルミンを家まで送ってたところ」

アルミン「ありがとクリスタ・・・」

エレン「なんだお前ら結婚してるのか?」

アルミン「ち、ちちっちちがうよぉ~!」

クリスタ「わ、私はたまたま仕事の後にアルミンを送ることになっただけだから・・・///」

アルミン「・・・うん、そう」

エレン「お前もう酔い覚めてるだろ」

エレン「それにしてもクリスタって仕事なにやってんの?」

クリスタ「私は厩務員、でもたまに乗馬を教えたり馬で観光ツアーとかもしたりするかな」

エレン「へー、そ、そうなんだ・・・」

クリスタ「それでね、今日はアルミンのいる会社が新しい馬用運動機械を開発してたの」

エレン「アルミンすげーな」

クリスタ「それで、話を聞いてる内にいつの間にか思い出話が・・・」

アルミン「それで居酒屋にいってたらこんな時間になっちゃったんだ」キリッ

エレン(クリスタも立派に仕事してるんだな)

エレン(やりたいことがあって・・・そんなに真っ直ぐで)

エレン(俺の事を聞かれる前に早めに退散したい)

アルミン「クリスタ、あの話、もう一度考えてくれないかな」キリッ

クリスタ「えっ」オロオロ

エレン「?何の話だ」

アルミン「僕たちにとってとても大事な話さ」キリリ

クリスタ「え・・・っと・・・」

エレン「?大事な話・・・結婚か」

アルミン「」ブフッ

クリスタ「エ、エレン!?」ワタワタ

エレン「・・・俺がここにいちゃゆっくり話もできないだろ!邪魔者は退散するぜ!じゃあな!」スタコラ

アルミン「あ、まってよ!」

エレン(冗談じゃねぇ!友達の目の前でプロポーズとか頭おかしいだろ!)

エレン(仕事もあって・・・恋人もいて・・・)

エレン「ふざけんな!」ゴン

電柱「うっ」

ガチャッバタン

エレン(・・・なに逆ギレしてんだ俺は)トタトタ

エレン「ふー・・・」ドサッ

エレン(アルミン、なんか男らしかったな)

エレン(訓練兵だった時と比べたら大違いだ)

エレン(アルミン、いつの間にあんなになっちまって)

エレン(プロポーズ・・・か・・・)ボスッ

ミカサ(エレン、私ならいつでも)

エレン「うるせええええええええ」ジタバタモゴモゴ

エレン「・・・・寝よ」

ピンポーン

エレン「・・・誰だよこんな時間に」

ピンポーン

エレン「・・・・・・・・・・・・・・・」

ピンポンピンポーンピンポンピンポンピピピピ

エレン「あああああああああああああああああああああミカサが起きちまうだろうが!」

ドタドタ

ガチャッ

エレン「うるせえええええええ」

クリスタ「ひっ!?」

エレン「えええ・・・え?」

クリスタ「こ、こんばんは」

エレン「・・・何の用だ」

クリスタ「ひどい!何でそんなに冷たいの!?」



エレン「リア充と話したら負けだと思ってる」

クリスタ「え?」

エレン「な、なんでもない・・・で、どうしたんだよ」

クリスタ「え・・・えっと・・・」

クリスタ「一晩!一晩だけだから・・・泊めて欲しいなぁ・・・って」


エレン「・・・・・えー・・・」

クリスタ「さっきから私に対する態度がひどすぎない!?もう!」プンスカ

エレン「なんでこんなところいるんだよ、アルミンのプロポーズ断ったんだったなら許さないぞ」

クリスタ「へ?プロポーズ!?」

エレン「さっき大事な話って言ってただろ」

クリスタ「ち、ちがうよ!そういう話じゃなくて・・・」





エレン「?大事な話・・・結婚か」

アルミン「」ブフッ

クリスタ「エ、エレン!?」ワタワタ

エレン「・・・俺がここにいちゃゆっくり話もできないだろ!邪魔者は退散するぜ!じゃあな!」スタコラ

アルミン「あ、まってよ!」


アルミン「何か盛大に誤解してるみたいだけど・・・」

アルミン(まぁ結婚したいのは事実だけどね)

クリスタ「えっと、さっきの大事な話って、その」

アルミン「あ、ああ、馬用運動機械のことなんだけど」

アルミン「試用運転も兼ねてクリスタのところの馬に使ってもらいたいんだ」

クリスタ「・・・機械だと不安なの、アルミンの事を信用してないわけじゃないけどね?」

クリスタ「それでも機械には限界があると思う・・・だから、この話は受けられない、ごめんね」

クリスタ「運動はちゃんと人が馬の様子を見ながらふれあっていかないと、その方がきっと馬のためにもなるはずだから、だから」

アルミン「ここまで言われたらもう言い返せないな・・・」

クリスタ「本当にごめんね、アルミン」

アルミン「いや、いいんだ!僕が力不足だっただけだから」

アルミン「だから、次はクリスタにも信用されるような物を開発してみせる」

アルミン「クリスタがなにもすることがなくなるくらいに立派なものを」

クリスタ「なにもできなくなると困っちゃうなあ」フフフ

アルミン「その時になったら、もっと大切なことを話そうと思うんだけど」

クリスタ「?」

アルミン「・・・いや、今言うよ。クリスタ、僕は君のことが」

クリスタ「!!ス、ストーーーーーップ!」

アルミン「!?」

クリスタ「ア、アア、アルミン!いきなり何を言おうとしてるの!?」

アルミン「え、あ、な、なにを言おうとしてたんだ僕は・・・よ、酔ってるのかな、あは、ははは」

クリスタ「///」

アルミン「はは・・・は・・・うわああああああああああああ!!!///」ピュー

クリスタ(かわいい・・・じゃなくて!)ハッ

クリスタ「アルミン待って!お金貸してくれないと!タクシー代でスッカラカンだから帰れないのおお!」ダダダ

クリスタ「それで、アルミンを追っかけてたんだけど、見失っちゃって・・・近くにあった家の表札を見たら」

        /三三三三三三三三三三三三三三三三三三/\
             /三三三三三三三三三三三三三三三三三三/工工\
           /三三三三三三三三三三三三三三三三三三/工工工工\
         /三三三三三三三三三三三三三三三三三三/工工口口工工\
       /三三三三三三三三三三三三三三三三三三/工工工工工工工工\
     /三三三三三三三三三三三三三三三三三三/工工工工工工工工工工\
   /三三三三三三三三三三三三三三三三三三/二二二二二二二二二二二X@\

     ̄@X二二二二二二二二二二二二二二二@X@二二二二二二二二二二二X@ ̄

      @X二二二二二二二二二二二二二二二@X@二二二二二二二二二二二X@
      @X二二口口二二二二二二二二二二二@X@ミカサ二|| ̄ ̄ ̄||二二二X@
      @X二二口口二二二二二二二二二二二@X@エレン二||      ||二二二X@
      @X二二二二二二二二二二二二二二二@X@二二二二||.     o||二二二X@
      @X二二二二二二二二二二二二二二二@X@二二二二||      ||二二二X@
      @X二二二二二二二二二二二二二二二@X@二二二二||___||二二二X@
@X二二二二二二二二二二二二二二二@X@二二二二二二二二二二二二二二二二二二二X@

@X二二二二二二二二二二二二二二二@X@二二二二二二二二二二二二二二二二二二二X@
   |li!|        |!ij|        |ji!|         |j!i|        |!ji|        |i!j|


クリスタ「というわけなの・・・ダメ?」

エレン「じゃあ金貸してやるからさっさと・・・」

エレン(俺はあまり小遣い持ってないんだよな・・・ミカサの財布から盗るとバレるし・・・)

エレン「・・・入れよ」

クリスタ「ありがと!」パァッ

クリスタ(やたっ!)


エレン「ミカサ寝てるからな、静かにしろよ」

クリスタ「お邪魔しま~す」コソコソ



エレン「お、おい!勝手に歩き回るなって」

クリスタ「ここが、リビング、ここ・・・が・・・あっお風呂かぁ」

エレン「そっちの部屋はミカサの部屋だからな、入るなよ」

クリスタ「わかったっ」

エレン「なんかお前変わったな」

クリスタ「そう?」

エレン「だってお前訓練兵の時人の家ずかずか入り込んで勝手に探検する奴じゃなかったもん」

クリスタ「あ、あはは・・・やっぱ迷惑だったかな」

エレン「いや、もう気にしてねぇけど」

エレン「みんなどうしてんだろな、クリスタは何か知ってるか?」

クリスタ「んーと・・・最近会ったんだけどね、アニは柔道の先生やってるよ」

エレン「あ~なるほどな」

クリスタ「後はユミルはOL、サシャはレストランで一流コックさんで~」

エレン「お、おお」

クリスタ「~でね、この前街でライナーと偶然会って~」

エレン「・・・・」モグモグ

エレン(こういう話引きこもってるこっちからすると辛いんだよなあ)モグモグ




クリスタ「ふぅ~・・・エレンと会うのは久しぶりだったから沢山話しちゃった」

エレン「俺もクリスタと久しぶりに話せてよかったぞ」

クリスタ「えへへ、よかった」

クリスタ「あ、そういえば!今度104期生で同窓会やるんだけど、エレンもいくよね?」

エレン「あ、ああまぁな、予定が合えばな」

クリスタ「そういえばエレンはお仕事なにやってるの?こんな時間に晩御飯なんて」

エレン「あー・・・あれだ、警備員」

クリスタ「ってことは夜勤とかもあるんだよね?大変だね~」

エレン「いや・・・そうじゃなくてさ」

クリスタ「?」

エレン「自宅警備員的な・・・はは」

クリスタ「・・・・?」

エレン「は、働いてないんだよ!!!俺は!!!」

クリスタ「えっ」

エレン「俺はお前みたいに、と、特技とか、やりたいこともなくて
ずっとその日その日をグータラしながら生きてきてた!」

エレン「昔俺が散々バカにしてた家畜みたいな生活を送ってきた!」

エレン「今じゃお前らだって何かしら仕事をやってるけど!俺は!」

エレン「やりたいこと以外やりたくないんだよ!!!」

クリスタ「エレン・・・」

エレン「は、はは・・・根っから腐ってるな、俺」

クリスタ「・・・・」

エレン「と、とりあえずお前風呂入って来いよ、着替えはミカサのがあるからさ、風呂場入ってすぐ右の棚だ」

クリスタ「エ、エレン」

エレン「ちょっと頭冷やしてくる」

トタトタ

クリスタ「・・・・」

ジャアアァァァ

クリスタ「・・・」


クリスタ(そっか・・・エレンはいつも自分の進みたい方向に進んでた)

クリスタ(どんなことがあっても、巨人を倒したい、外の世界を探検したい一心で・・・・)

クリスタ(でもそれはどっちもできなくなっちゃって)



エレン(俺の存在意義ってなんだ)


グリシャ「人間の探求心とは誰かに言われて抑えられるものではない」


アルミン「エレン、君はどうして外の世界に行きたいと思ったの?」




エレン(俺がこの世界に生まれた意味って、なんなんだ)

バタン

クリスタ「ふぅ・・・」

モソモソ

クリスタ「ミカサの・・・ちょっと大きいかな・・・?」ダボダボ


ミカサ「エレンの着替えは渡さない」ヌッ

クリスタ「あっひゃ!?!??」

ミカサ「ので、クリスタは私ので我慢」

クリスタ「あ、うん・・・ていうか起きてたの?」(一言もエレンの着替えについて言ってないけど)

ミカサ「あれだけエレンが大声を出せば当然」

クリスタ「ご、ごめんね」

ミカサ「・・・エレンは苦しんでる」

ミカサ「この世界の変化についていけず置いてかれてる」

クリスタ「ごめんなさい、私が無神経だったから、エレンを刺激しちゃって」

ミカサ「いえ、クリスタは悪くない」


ミカサ「・・・この世界じゃ今のエレンでは生きていけない」

ミカサ「何度も説得しようと試みた、でも・・・」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ミカサ「エレン、外の世界にいこう」ガチャッ

エレン「いやだよ、てかノックしろよ!」カタカタ



ミカサ「エレン・・・私の体にはエレンとの新しい命が宿っている・・・」サスサス

ミカサ「エレンは私とこれから生まれてくるこの子に相応しい立派な父親に・・・」

エレン「は・・・?俺はまだ童貞だぞ」カタカタカタカタカタカタカカタカタカタカタ



ミカサ「エレン・・・」ハァハァ

エレン「ベッドに入ってくるなよ!ていうかノックしろっていっただろ!」モゾモゾ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ミカサ「でも私じゃ話も聞いてもらえない」ショボン

クリスタ「最後のは何か違う気がする」

ミカサ「そこで、大変不本意だがクリスタにエレンを説得して欲しい」

クリスタ「わ、私が?」

ミカサ「エレンを思う気持ちは一緒」

クリスタ「・・・うん」

ミカサ「外の世界は美しい・・・」スーーッ

クリスタ(消えた・・・)


エレン「おーいクリスタ?風呂上がった?」

クリスタ「あっうん!」

エレン「んーじゃあどこで寝るか、とりあえず俺の部屋こいよ」

クリスタ「え!?」


エレン「お前が風呂入ってる間に部屋片づけたからな、入っても大丈夫だぞ」

エレン(クリスタが案外長風呂で助かったぞ、匂いもティッシュもファブリーズでバッチリだ)


クリスタ「わ、わぁー・・・男の子の部屋入るの緊張するなあ」

エレン「まぁ寝るときは俺のベッド使ってくれ、嫌ならソファで」

クリスタ「い、嫌じゃないよ」

エレン「お、おう」


クリスタ「ご、ごめんねベット使うことになっちゃって」

エレン「気にすんなよ俺もたまにソファで寝るし」

クリスタ「もう、風邪ひいちゃうよ?」クスクス


エレン「・・・あのさ、さっきはごめん」

クリスタ「ううん、私こそ無神経で・・・」

エレン「いや、いい年して働いてない俺がいけないんだ」

クリスタ「・・・そんなことないよ」

エレン「俺さ、この世から巨人がいなくなったら本気で外の世界を探検しようって思ってたんだ」

クリスタ「うん」

エレン「でもさ、世の中って残酷だよな」

エレン「能力のないやつはどれだけ世の中に貢献してたとしても結局は切り捨てられるんだ」

クリスタ「・・・・」

エレン「だから俺はもう」

クリスタ「違うよ」

クリスタ「エレンは自分ができないと思い込んで今の状況に甘えてるだけ」

エレン「!?」

クリスタ「過去の事をひきずって、囚われてるだけ」

エレン「・・・」

クリスタ「今のエレンはただの負け犬」

エレン「てめぇ・・・」

クリスタ「でも私はエレンを一番近くで見てきた」

エレン「・・・は?」

クリスタ「エレン、あなたはいつも一生懸命で真っ直ぐだった」

クリスタ「だから訓練兵の時も10位以内に入れた、違う?」

エレン「ま、まぁ、違わない・・・のか?」

クリスタ「エレンは優秀、やればできる」

クリスタ「ので、エレン、外に・・・」

エレン「意味わかんねーよ!その発想はおかしいだろ!なんだよクリスタまでミカサみたいな事いいやがって!」

クリスタ「ハッ!?え?なに??」

エレン「お前もミカサと同じこというのかよ」

クリスタ「えぇ!?」

エレン「ふん」プイッ

クリスタ「ま、まってエレン、よくわかんないけどもう一回最初から話させて!」

エレン「・・・・」ムスッ

クリスタ「あのね、エレン、実は私エレンの気持ちちょっとだけわかるんだ」

エレン「さっきと言ってること全然違うぞ」ボソッ

クリスタ「と、とりあえず話を聞いてね!」

クリスタ「えっとね、実は私も昔色々あって・・・」

クリスタ「そ、その、いつどうやって死ねば皆に褒められるんだろうって考えてたの」

エレン「・・・は?」

クリスタ「うん、今思えば私もエレンと同じ、自分の過去・・・に囚われてた」

クリスタ「でもその時は自分の過去を受け入れてたつもりだった、それで満足してたの」

クリスタ「今の現実はもう変えられないんだって思ってた」

クリスタ「でもね、ある友達が言ってくれたの」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「自殺して完全に屈伏してまで・・・お前を邪魔者扱いした奴らを喜ばせたかったのか?」

「その気合があれば自分の運命だって変えられるんじゃねぇのか?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

クリスタ「その時に気づいたの、私は過去を受け入れてたんじゃなくて、押し潰されてたってことに」

クリスタ「まぁ、行動を起こすのは随分後になっちゃったけど・・・」


クリスタ「私は、その友達とは違って名前は偽ったままだけど・・・もう過去には屈伏しない」

クリスタ「私は過去を背負って、否定しないままクリスタ・レンズとして胸を張って生きていく」

クリスタ「そうすればきっと、自分が認められる人生になるって信じてるから」

エレン「・・・」(訳わかんないけどとりあえずあいつはいい事いってるつもりだな)

クリスタ「エレン、過去は否定しちゃいけないの」

クリスタ「でもそれに足を引っ張られちゃいけない」

クリスタ「エレンの夢は世界を探検することでしょ?だったらそれに向かって頑張れば、
きっと努力は報われるはずだよ」

エレン「・・・そんなのわかんねーだろ」

クリスタ「私がついてるから」

エレン「・・・」

クリスタ「これから私がエレンを支える、エレンを手助けする」

クリスタ「エレンの味方は沢山いるよ?アルミンやミカサだって」

エレン「・・・」

クリスタ「もし一人じゃ抱え込めない事があったら、私を頼ってね」

エレン(なんか言いくるめられたな)

エレン(このままじゃ俺が働く流れになりそうだ)

エレン(でも・・・ちょっとは頑張ってみるのもいいかもな)


エレン「ありがとな」ボソッ

クリスタ(よしっ!)

ミカサ「・・・何故、クリスタの言葉だとエレンは納得するの」ヌッ

クリスタ「ひっ!?ミカサ!?ど、どこから」

エレン「zzz」

ミカサ「ずっと聞いていた」ペロペロ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ミカサ「エレン・・・エレンはもう仕事をしない方がいい」

エレン「は!?何言ってんだよ」

ミカサ「エレンは働くことに向いてない、私がエレンを支える、私がエレンを手助けする」

エレン「・・・っ!勝手にしろ」ガタッ

ミカサ「・・・別にエレンに働くなと言ってるんじゃない
もしエレンが就活をするのなら私はあなたを精一杯助けよう・・・それに」

ミカサ「エレンが寂しいときはなるべく早く帰るので・・・」

ミカサ「そんなことは心配しなくてもいい」クルッ

ポツーン

ミカサ「・・・・・・・・・」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ミカサ「なぜなのか・・・」クンカクンカ

クリスタ「ミ、ミカサ・・・エレン起きちゃうよ」

ミカサ「大丈夫、エレンは起きない、長年の経験」フガフガ

クリスタ「・・・」

クリスタ「いつまで幼馴染を続けるつもり?」

ミカサ「!?」

クリスタ「いつまでもエレンの幼馴染とか家族って肩書を使って、エレンと一緒にいて」

ミカサ「エレンは私がいないとダメ、だから一緒にいる」

クリスタ「・・・じゃあ私がエレンと一緒にいてもいいよね?」

ミカサ「!?・・・あなた、変わった」

クリスタ「いつまでも訓練兵のときみたいにはいられないの、好きな人は全力でとるんだから!」

ミカサ「とにかく・・・今回のことは感謝する、でもあなたがエレンと一緒にいることは認めない」

ミカサ「私とエレンは、家族だから」

クリスタ「でもエレンはいつまでもミカサに世話焼かれたくないって思ってるんじゃない?」

ミカサ「・・・そんなことはない」

クリスタ「それにエレンを支えるって約束もしちゃったし」

ミカサ「・・・・」

クリスタ(よし!いける・・・)

ミカサ「」ブツブツ

クリスタ「・・・っ!?な、なにを・・・」バタッ

クリスタ「zzz」

ミカサ「邪魔者は消えた・・・」ペロペロ

ミカサ「・・・ふぅ」

ミカサ「今日の所は口を塞ぐ程度にしておこう」スーッ

エレン「朝か」

ミカサ「おはようエレン」

エレン「ああ、おはようミカサ、仕事はどうしたんだ?」

ミカサ「?エレンこそ仕事は?」

エレン「は?何言ってんだお前」

ミカサ「早くしないと遅れる」ギュッ

エレン「おい!どこに連れてくんだよ!」

エレン「・・・ここは?」

ミカサ「エレンの職場」

エレン「は?」

リヴァイ「オイ」

エレン「え?兵長!?」

リヴァイ「ここでは部長と呼べ」

リヴァイ「いいから早く働け」

エレン「ひい!わ、わかりましたよ」


オルオ「あ~!?何回言ったら覚えるんだ!このガキ!」

エレン「す、すみません」ペコペコ



ペトラ「大丈夫?アイツの言うことは気にしないで、誰にだってミスはあるのよ」

エレン「・・・はい」

ペトラ「でもね、ここに入って長いんだからそろそろ・・・」

エレン「はい・・・」

ペトラ「・・・頑張ってね」ポン

エルド「あのなぁ~エレン、どこ行ってたんだよ」

エレン「ち、ちょっと休憩に」

エルド「まだこの仕事終わってないだろ?ロクに働いてないのに休憩はするのか?」

エレン「ご、ごめんなさい」

エルド「・・・はぁ、もういい」

エレン「・・・」

エレン「・・・帰るのこんな時間になっちまった・・・」トボトボ

ミカサ「・・・!」

エレン「・・・ん?ミカサ・・・と、ジャン?」

ジャン「げ・・・まぁ、いい機会だな」

ジャン「ようエレン」

エレン「よう、今帰りか?」

ジャン「まぁな」

ミカサ「あ、あのねエレン、違うの」

エレン「は?」

ジャン「・・・この際言わせてもらうがな、俺はミカサと付き合ってる」

エレン「・・・は?」

ジャン「お前みたいな甲斐性無しなんて面倒見きれねぇんだよ」

ミカサ「ジャン!私はそんなこと言ってない」

ジャン「お前も甘いんだよ、こんな奴さっさと見捨てればいいんだ」

ジャン「おいこっち来い」グイッ

エレン「!何すんだ!」

スタスタ

エレン「離せって!ていうかミカサと付き合ってるってどういうことだよ!」バッ

ジャン「そのまんまの意味だ、お前がいつまでたっても無職だから見限ったんだよ」

ジャン「ミカサはいつも苦しんでた」

ジャン「お前を支えようと必死だった、なのにお前は!」ガシッ

エレン「・・・」

ジャン「・・・・俺の叶わなかった筈の恋を叶えてくれた事には感謝するがな」


ジャン「今のお前、正直見てらんねぇんだよ」

ジャン「昔のお前はバカだったがいつも一生懸命だった」

ジャン「ムカつく真っ直ぐだったお前の実力を、俺は少しだけ認めてたんだ」

エレン「・・・」

ジャン「お前ならミカサを任せられる、そう思うようになってた」

ジャン「なのに今のお前はなんだ!?起きて寝てネットしてクソスレ立てて、家族は奪われて!」

ジャン「お前の人生そんなんでいいのか!?」

ジャン「昔のお前だったらな、夢に向かって地道に努力を続けてた!」

ジャン「巨人を1体1体駆逐してた頃みたいに・・・!」

エレン「・・・・」

ジャン「・・・もういい、今のお前に何を言っても無駄かもな」スタスタ

エレン「・・・」

エレン「・・・」トボトボ

クリスタ「エ~レンっ!どーん」ボフッ

エレン「・・・クリスタか」

クリスタ「後姿見えたから!今帰り?」

エレン「・・・」ブワッ

クリスタ「え、え!?どうしちゃったのエレン!」

エレン「すまぬ・・・すまぬ・・・」

クリスタ「どうしちゃったのエレン!」



エレン「・・・ぐすっ」

クリスタ「落ち着いた?」

エレン「うん」

エレン「ありがとな」

クリスタ「ううん、・・・理由を聞いてもいい?」

エレン「ああ・・・」

クリスタ「そんな・・・ミカサがジャンと・・・」

エレン「ああ・・・俺今思えばあいつの事好きだったのかもな」

クリスタ「そっか」

エレン「はぁ・・・これからどうしていけばいいんだ」

クリスタ「大丈夫だよ!」

エレン「何でそう言い切れるんだよ・・・」

クリスタ「だってエレンは強いもん!」

エレン「そんなことねーよ」

クリスタ「あなたは強かったから、今まで生き延びてこれたの!だからきっと大丈夫!」

エレン「んな無茶苦茶な・・・」

クリスタ「もしエレンが辛くなったら、立ち直れなくなったら、私が助ける!」

エレン「・・・」

エレン(またこのセリフか・・・)

クリスタ「だから大丈夫!」

アルミン「クリスタ、結婚しよう」

クリスタ「馬用運動機械はお断りです!」

エレン「は!?アルミンお前どっから出て」

ミカサ「エレン」ペロペロ

エレン「きたねっ!やめろこっちくんなミカサ!」

ライナー「勝負は今!ここで決める!」

ベルトルト「あっえっ」

ジャン「ミカサ!結婚しよう!」

マルコ「ジャンは弱いから弱いよ」

コニー「エレン!カブトムシ捕まえに行くぞ!」

アニ「・・・」ゲシ

サシャ「エレン!巨人っておいしいですね!」クチャクチャ

ユミル「敵はせー」


エレン「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

エレン「んはぁ!!!!!!!!」ガバッ

チュンチュン

クリスタ「zzz」


エレン「夢か・・・」

ミカサ「起きてエレン、学校に遅れる」ガラッ

エレン「はっ!」ガバッ

チュンチュン

クリスタ「zzz」

エレン「ほんとのほんとに夢か・・・」



クリスタ「もしエレンが辛くなったら、立ち直れなくなったら、私が助ける!」

クリスタ「これから私がエレンを支える、エレンを手助けする」



エレン(期待してんのかな、俺)ボフッ


明日また書きます

エレン「…ふあぁ」

エレン「結局あのあと2度寝しちまった」

エレン「あれ?クリスタがいない」

トタトタ

クリスタ「あ、おはようエレン」

エレン(エプロン姿…)

エレン(女神か?)

エレン「ああ、何やってるんだ?」

クリスタ「ミカサに朝食を作るのを頼まれたの」

ミカサ「エレンはその間私と歯の磨き合いをする」

エレン「ああ、頼む」

クリスタ「!?」

エレン「」シュコシュコ

ミカサ「ん・・・ちゅぷ・・・」レロレロ

エレン「ひゃ!や、やめろよミカサ・・・ん」ゴシゴシ

ミカサ「エレン・・・舌も綺麗にしなきゃダメ」シャコシャコ



壁クリスタ(な、何をやってるのあの二人は・・・)


アッ
ペロペロ

ミカサ「クリスタ、朝ご飯は?」キリッ

クリスタ「で、できたけど」

ミカサ「かたじけない」キリリッ

クリスタ(キャラがなんか違う)

エレン「お、うまそーだな、たまにはリビングで食うのも良いかもな」

ミカサ「できれば毎日リビングで食べてh」

エレン「うるせーぞ」

ミカサ「・・・」

ミカサ「ごちそうさま」

クリスタ「はい、お粗末様でした」

ミカサ「それではいってくる」

ミカサ「エレン、いってらっしゃいの・・・」ンー

エレン「は?何だそれ初めて聞いたぞ」

ミカサ「・・・」

・・・イッテクル  オウ イッテラッシャイ


バタン


エレン「ご馳走様、美味かったぞ」

クリスタ「ふふふ、お粗末様でした」

エレン「そういえばクリスタ仕事は?」

クリスタ「今日はお休み貰ってるの!・・・あのね、エレン・・・」

エレン「そ、そうか・・・じゃあ俺部屋戻ってるから適当に帰れよn」ガシッ

クリスタ「」ニコニコ

エレン「・・・・」

エレン「・・・」

クリスタ「」ニコニコ



ズルズル

エレン「嫌だ!!!!!!!!嫌だ!!!!!!!!!!!!!!!!」

クリスタ「せ、折角の休みなんだから一緒に出掛けようよぉ!」ズルズル

エレン「俺は年中休みなんだよ!!!!馬鹿にすると許さないぞ!!!!」

クリスタ「いったでしょエレン!私が助ける!」

エレン「違う!助けてない!!!!俺を外に出しても助けたことにはならないんだぞ!!!!」

クリスタ「んん~!だ、大丈夫!ちょっとだけ!ちょっとだけだから!!!」

エレン「やめろ!いやいやいやあああだあああああ外の世界はいやだあああああああああああああああ」

クリスタ「ほらエレン、外だよ!」

カッ

エレン「う、目があああああああああああああああ」グスグス

クリスタ「大丈夫、大丈夫・・・」ギュッ

エレン「グスグス・・・あ・・・日の光」

チュンチュン


エレン「・・・なんか思ったよりあっさり外に出られたな・・・」

クリスタ「エレンは元々アウトドア派だったでしょ?」

エレン「・・・」

クリスタ「今のは玄関から外へ出ただけの一歩だけど、その一歩はとても大きな一歩」

クリスタ「少なくとも今のエレンは今までのエレンじゃないよ」

クリスタ「引きこもりのエレンじゃない」

エレン(こいつ地味にひどいこと言うな)

エレン「まだニートだけどな、はは・・・」

クリスタ「もう!真面目に言ってるのに!」プンスカ

クリスタ「でもごめんね、無理矢理引っ張り出しちゃって・・・」シュン

エレン「・・・気にすんな、何がどうあれ出られたのはクリスタのおかげだからな」プルプル

クリスタ「エレン・・・」

エレン「そ、それに俺はこんなところで躓くわけにはいかないしな」キョロキョロ

エレン「さ、さぁいくぞ!」ギュッ

クリスタ(・・・エレンは優しいなあ)

クリスタ「うん!」


エレン「あ、ごめんクリスタ、流石にこの格好だとアレだしな、着替えてくる」パッ

クリスタ(・・・もぉ~)ムスッ

エレン「悪い、待たせたなクリスタ・・・って何怒ってんだよ」

クリスタ「別に」ツーン

エレン「何か知らないけどまぁいいや、行こうぜ」

クリスタ「・・・うんっ」ギュッ

エレン「別に手を繋がなきゃいけないほどビビってねーぞ!」

クリスタ「いいからいいから♪」

憲兵団

ミカサ「」ガタッ

上官「どうしたんだアッカーマン」

ミカサ「・・・・いえ」



クリスタ「あ、エレン次あっちいこ!」

エレン「ちょ、まてって転んじゃうだろうが」

エレン(こんな人の多いところ久しぶりだ)

ザワザワ
ガヤガヤ

「・・・・」

エレン(あ、なんかガラの悪そうな奴が俺の事ずっと見てる)

エレン(え、俺なんか悪いことしたのか)

スタスタ

エレン(うわっこっちきた)

スッ

エレン(え・・・?俺じゃ・・・なかったのか)ホッ

エレーン!

エレン(こんな事してる場合じゃなかった、はやくクリスタのとこにいかなねーと)

クリスタ「もう!エレン遅いよー」プンスカ

エレン「ごめんな」

クリスタ「もう、ちゃんと着いてきてね!」ギュッ

エレン「あ、ああ」

クリスタ「んー・・・まずは服買いにいこっか」

エレン「いいのか?俺あんまそういうのわかんないんだけど」

クリスタ「全部私に任せてっ♪」


エレン「これ、動きにくいぞ・・・」

クリスタ「こういうのが流行ってるの!似合ってるよ!」

エレン「そ、そうなのか・・・?」


エレン「あ、金は俺が出すぞ」

クリスタ「いいのいいの!私が出したいんだから」

エレン「いやでも」

クリスタ「いいの!人の厚意は素直に受け取らないとダメだよ?」プンプン

エレン「はい」

エレン(なるほど、女神・・・)

クリスタ(危なかった~・・・)

     ∧_∧
     ( ゚ω゚ ) 支払いは任せろー
 バリバリC□ l丶l丶

     /  (    ) やめて!
     (ノ ̄と、   i
            しーJ

クリスタ(エレンの事だからこうなるに決まってるし・・・)

クリスタ(まだ外の世界になれてないうちに恥ずかしい思いをしてほしくない)


エレン「なぁ、なんでわざわざ服を着替えなきゃいけないんだ?」

クリスタ「そっちの方が似合ってるの!い、一応デートなんだから身嗜みはしっかりしないとダメだよ?」

エレン(身嗜み突っ込まれたらもう何も言えない)

エレン「な、なるほど・・・ってこれはデートなのか」

クリスタ「もちろん♪」

エレン(これでスレ立てたら嫉妬の嵐が来るんだろうな、なんだかあいつらの気持ちがわかった気がするぞ)

クリスタ「あっエレンエレン!」

エレン(なんだこれ、腕まで組んで・・・)

エレン(ほんとのほんとにデートじゃねぇか)ドキドキ

コレクダサーイ

エレン(いや、違うな、俺を気遣ってわざわざ・・・)

エレーン

エレン(世話になりっぱなしだな)

クリスタ「エレン!もう!聞いてるの!?」

エレン「えっあ?あ、ああ、ごめんちょっとボーっとしてた」

クリスタ「・・・はい、クレープ」

エレン「あ、悪いな」ハハ

クリスタ「・・・つまならなかった、かな」

エレン「え?」モグモグ

クリスタ「エレンは外に行きたくなかったんだよね、ごめんね無理矢理付き合わせちゃって」

クリスタ(私何一人で舞い上がってたんだろ・・・バカみたい)

クリスタ「私・・・もう帰る」ダッ

エレン(え?・・・・・・・・・・・・・え?)

エレン(えええええ)

スタスタ

クリスタ(やっぱりエレンは・・・)グスッ

クリスタ(私もう・・・エレンに嫌われちゃったかな)

ドン

クリスタ「ごっごめんなさ」

「え~ちょっとキミ大丈夫~?」

クリスタ「は、はい、大丈夫です」タタッ

「イヤイヤ、泣いてるし大丈夫じゃないっしょ!ちょっと休んでこ!」

「そうそう、それがいいって!」

「俺らがイイところ連れてってあげるからさ!」

クリスタ(え、なにこの人たち・・・怖い)

クリスタ「は、離してください」

「いいじゃんいいじゃん!」

クリスタ(エ、エレン・・・助けて)

エレン「ハァハァ・・・疲れた」

エレン(クリスタ、どこいっちまったんだ・・・!)



クリスタ「エレンは外に行きたくなかったんだよね、ごめんね無理矢理付き合わせちゃって」


エレン(そんなことねーよ!そりゃ、最初は嫌だったけど・・・)

エレン(とりあえず早く見つけねーと!)


クリスタ「離してってば!」

「か~わいい!怒ってるところもいいねぇ!」

「どうせ彼氏と別れたりでもしたんでしょ?俺らが慰めてあげるよ」

クリスタ「違うもん!エレンはいい人なんだから!」

「ハッ、ダメな彼氏の事なんて忘れようぜ」

クリスタ「!!!エレンを馬鹿にしないで!」ヒュッ

ドゴォ

「うっ」

「え!?おい大丈夫かよ!」

「こいつつえーぞ!気を付けろ!」

クリスタ「あっ・・・離して!」


エレン「おいお前ら何やってんだ」

「え?」

「彼氏じゃね」

エレン(や、やべぇ、咄嗟に出てきたのはいいけど、足が震えて動かねぇ)

「ねぇねぇ彼氏さんさぁ、彼女泣かせちゃダメっしょ?」

「邪魔すんなよっ!」ブンッ

エレン「がはっ!」

ドサッ

クリスタ「エレン!」


エレン「た、たた確かにクリスタを泣かせたのは俺だ・・・」グググ

エレン「もう俺にはクリスタと、あ、会う資格も無いかもしれない」

エレン「でも、い今のクリスタ、は放っておけない!」

エレン「お、おおお俺の女に手を出すんじゃねぇ!」

クリスタ「!」

「なにいってんだこいつ」

「やろーぜ」



エレン「い、いてぇ・・・」グスグス

クリスタ「もう、無茶するからだよ・・・」

エレン「現役の頃だったらあんな奴ら余裕なのに」

クリスタ「・・・ありがと」

エレン「別に気にすんな、俺が勝手にやったことだから」グスグス

クリスタ「あ、あの、エレン・・・さっきの」

エレン「あ、あれはその、ああでも言わないとその」

クリスタ「ふふっ・・・嬉しかった」

エレン「え、あ、おう・・・」ドキドキ




エレン「も、もういい、帰るぞ」

クリスタ「あっ待ってよ!」

欲望の赴くまま書いてたらいつの間にかこうなってしまってごめんなさい
ニート関係なさすぎて恥ずかしいです

とりあえずエレクリこれで終わりで

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