V「もう8月も中旬か…」【遊戯王】 (15)

8月中旬

セミ ミミミーンミミミーンウーサッ

V「そういえばもう8月も中旬になるな…」

Ⅲ「唐突にどうしたんですか?V兄さま」

V「いや…ふと、『私達はこのまま何もせず9月を迎えることになるのでは?』と思っただけだ」

Ⅲ「遊馬とカイトのデュエルを見届けてから早くも1年を迎えようとしてますもんね。もう8月も中旬…遊馬に会いたいな~出来れば、遊馬と同じ学校に通いたい」

Ⅳ「そりゃ無理な話だぜ。俺達の出番はバリアンの野郎にとられちまったんだからよ!」


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Ⅲ「Ⅳ兄さま。戻ってらしたんですか」

Ⅳ「おう。凌牙との決闘以降、俺が極東デュエルチャンピオンの座に復帰してからスポンサーからのオファーが殺到してよ…あげくには、スパルタンシティで行われるプロデュエルトーナメントの招待状まで来やがって…!」

V「Ⅳ…お前のファンは多いから…にゃ……」

Ⅲ「…」

Ⅳ「ファンの答えには出来る限り答えていこうとしてるんだが…このまま続けていくと、体が持たねぇー」

Ⅲ「僕の手造りで良ければ、兄さまの為に気持ちを込めて遊馬に教えてもらった『デュエル飯』を気持ちを込めて作りますが」

Ⅳ「いやいい…」

Ⅲ「そんな~……」ショボーン

Ⅳ「(こいつの料理を食べると更に体調が悪化しそうだ…)それよりも、V!」

V「何だ?」

Ⅳ「今呼んでる『Tour Guide From the Underworld Underworld』の下に隠してるもん上に出せ」

V「何を言っている…?」

Ⅳ「俺が日々疲れていってんのはファンとのイベントごとでもなんでもない…帰ってから、お前の生活態度にいちいちケチつけねーといけねーからだよ!」

V「何のことだ。まるで意味が分からんぞ」

Ⅳ「いいから…出せって」

V「ま、MA☆TTE!!」

コトン

スマホ ボイス「最近、○○○頑張りすぎじゃない? 私、何だか心配だよ。杏のことは気にしなくていいから、今週は仕事をお休みにしよう? うんうん、それがいいと思うよ」

Ⅳ「これはどういうこった?」

V「…」

Ⅲ「携帯でお仕事…ですか?それも、V兄さまでは想像がつかない……」

V「こ…」

Ⅳ「あん?はっきり言ったらどうだ」

V「ここは、全速前進で逃走するのみ!」

Ⅳ「あっ待て!っち…逃げ足だけは速い」

Ⅲ「でも、息切れも早いですね」

V「ゼーハー」

Ⅲ「追いかけましょうか?」

Ⅳ「こいつが兄だと思いたくねーが、腐っても兄貴だかんな。頼む」

Ⅲ「ラジャー!」

Ⅲ「捕まえて来ました」

Ⅳ「ご苦労さん」

V「無念」

Ⅳ「さて…と、弟に養ってもらってる兄なんてどこの家庭でも聞かねーぞ?」

V「私にあった職が無い以上仕方があるまい」

Ⅳ「働かないつもりか!?」

V「私が働けるのは1日5分位しか持たん」

Ⅳ「短いな!!?」

V兄様!杏ちゃんは可愛いからニートが許されてるだけであなたは違います!!

Ⅲ「デュエル中回想パートを入れたりLPを回復したり、V兄さまは出番があってもほとんど立ったままの事の方が多いですもんね」

Ⅳ「ふざけんなよ!テメー!俺が稼いできた金をだからってソシャゲに使えって誰が言ったよ?」

V「確かに言ってないな…だが……」

Ⅳ「…?」

V「ネットの彼らは言っている」

Ⅳ「ネットだぁ?」

V「彼らは偉大だ。私の想像を越えていた。私はこれでプロデューサーになったのだ」

Ⅲ「プロデューサー…ですか?」

Ⅳ「こいつのソシャゲのゲームがアイドルプロデュースものなんだよ」

V「私はその他にも色々な属性を手に入れた」

Ⅳ「だが、ネットだけの話だ」

V「ぐむむ」

Ⅳ「その多種多様な属性を現実で活かしてくれればいいんだろうが…」

Ⅲ「現実ではひ弱ですからね」

V「クリスへの無礼は、私への無礼に値する」

Ⅳ「いや、それ両方ともお前に対していってんのかよ」

V「良かろう…働いてやる…楽して、稼いでやる!」

Ⅳ「どうやって?」

V「決まっている…一番くじだ!!」

これで終わりです。
短いですが前回書いた一番くじネタの前夜ネタを書いてみました。
色々つじつまがあってない部分もあると思いますが多めに見てね

ぼトロンの出番は…?

あ…トロンは……(察し)

需要があれば前回の分残ってるからここに投下しようと思ってるんだけど
いいかな?

眠い…次回に繋げるかは明日考えます

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