小鳥「二人のクリスマスイヴ」 (12)

すみません、時期はずれなクリスマスイヴを題材に

アイマスの小鳥さんssです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1372090876

P side


今日は12月24日、クリスマスイヴだ

自分の愛する人と共に一夜を明かすという
彼女がいる人は歓喜し、いない人は絶望する、そんな日

でも、今年は違う


小鳥「プロデューサーさーん!」


小鳥さんが、大きな声で俺を呼んでいる

クリスマスイヴに女性と待ち合わせといったら
もう想像がつくだろうか


そう、これはデートの待ち合わせ……ではなく

彼女は自分の恋人……でももちろんない


とりあえずクリスマスイヴに一人きりも
寂しいとかいろいろと理由を付けて、
二人で飲み会をすることにしたのだ


小鳥「ハァ……ハァ……すみません、待ちましたか?」


小鳥さんは息を整えながらそう言った


P「大丈夫ですよ、自分も今来たところです」


まるでどこかの恋愛ゲームのような
丸っきりそのまま移したような言葉で返事をする

……大丈夫だよな?


小鳥「本当ですか? よかった……」


そう言って小鳥さんは安堵した、どうやら大丈夫だったようだ
やっといてよかった、と○メモ、俺の中学校時代の青春


正直なところ、俺は小鳥さんに惚れている

今日の飲み会は、告白するために利用したにすぎない


P(よし、ここは一気に……)


俺は小鳥さんの手を優しく握った


小鳥「ふぇ!?あ、そ、その……ぅ……」


小鳥さんの顔が真っ赤だ……
こんなぐらいで真っ赤になるなんて、可愛いなぁ


……まあ、俺の顔も真っ赤なんだけど


P「じゃ、じゃあ早速!行きましょうか!」


小鳥「……はいっ!」


そうして俺は、意気揚々と目的の場所へと歩き出した

少ないですけど今日はこれだけです、遅筆ですいません

また明後日ぐらいに少しだけ更新します

あと半年したらクリスマスなのか…
月日が経つのはえーな

クリスマスか…何だろう悲しいな

期待してるピヨ

期待


小鳥 side


うぅ……プロデューサーさんったら……急に手を繋いできて……


小鳥(私、顔真っ赤になってない? 大丈夫?)


もっと心の準備をしておけばちゃんと大人の対応をしたのに……
うぅ、なんでもっと気を引き締めて置かなかったの! 私!


小鳥(でも……プロデューサーさんも顔が真っ赤……)


まさか私のために勇気を振り絞って……とか
いやいや期待しすぎはよくないわ小鳥、あれはただ寒いからよ、うん


でも……もしそうだったら……嬉しい、かな……


小鳥(えへへ……)


P「……小鳥さん? どうかしましたか?」


やばい、顔に出てた?
えーとえーと、なんとか取り繕わないと……!


小鳥「あ、その、これからの飲み会が楽しみで……つい」


ふぅー、危ない危ない……

なんとかごまかせたかしら……?

P side


そうか……楽しみにしていてくれたのか……

よし! なら全力で楽しませれるように頑張らないとな!


P「それじゃ、早速いつものところに行きますか」


小鳥「そ、そうですね!」



こうしていつもの場所で飲み会を始めた……


……が




小鳥「そもそもなんで私の周りはみんな結婚ばかりしていって……」


小鳥「結婚がなによ! 結婚なんてするより、一人で自由にしたほうがずっと楽しいわよ!」



楽しんでもらうも何もそれ以前の問題であって

いつもの小鳥さんの愚痴会となってしまった


俺の望んでいたクリスマスイヴとは……なんだったのだろう……



小鳥「大体、プロデューサーさんもですね、クリスマスイヴに誘うとか勘違……い…しちゃ……いま…す…」


P「……え?」



今とても凄いことを聞いた気が……

い、一回聞き直してみよう



P「あの、小鳥さん……」


小鳥「……zzZ」



って寝てる……だと……

今のは……はっ



まさか俺にも時代が!



……いや、ないない、期待したら後で裏切られるぞ……



小鳥「……えへへ」



P(……くそっ、そんな笑顔を見せられたら期待したくなるじゃないか)


P(……よし、小鳥さんの家まで、頑張って背負っていくか!)

今日はここまでです

また明後日ぐらいには更新する予定です

まだか...

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