【モバマス】代用品 (16)

モバP(以下P)「ちひろさん。バレンタインのコラボですけど、百貨店ならどこを抑えておきましょうか」

ちひろ「それなら、今ドーナツともコラボしている」



ちひろ「……ん?」



雪美「……」ギュー



ちひろ「あのー……Pさんの毛布をかけた足元にいる……」

雪美「……」スリスリ

P「ははっ、何も見えない誰もいない」

ちひろ「早苗さーん!」

P「待って待って!!」

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P「実は……」



~~~~~~~~~~~~~

P『お疲れ様。よかったぞ』

『わぁ……』

『当然でしてー』

『あ、ありがとうございますっ』

雪美『本当……?』

P『あぁ』

雪美『嬉し……くしゅんっ!』

P『寒いのか。よし、俺の毛布を使うか?』

雪美『うん……』ゴソゴソ

『ふぁ~……さむいのぉ~……』

『そうでしてー』

『み、みんな、プロデューサーさんはお仕事中だから……その……』



『あったかーい……』ピトッ

P『ちょ!左腕!』

『癒される温かさでしてー』ピトッ

P『16歳の娘さんが膝上に!』

『……』

『えーい』ピトッ

『えへへ……暖かいです(///)』

P『79が!79のお山がぁ!』



雪美『……』

雪美『ぷぅ……』

~~~~~~~~~~~~~

P「で、それ以来、椅子とソファに座ったりすると離れずに……」

ちひろ「あらあら」

雪美「……」

雪美「Pは……私と繋がるから……」ギュッ

ちひろ(なるほど……

ちひろ(やきもちを妬いちゃったのね)



ちひろ「いいですよ。寒い間だけなら許可しましょう」

P「えっ……」

雪美「ちひろ……ありがとう」

ちひろ「プロデューサーさん、女の子を泣かせちゃ駄目ですからね」

P「そんな……」

雪美「♪~」





?「……」ジー

?「……」ジー

―次の日

ガチャ

由愛「今、撮影が終わりました」

P「おぅ、お疲れ様……」

雪美「……」ギュッ

千枝「……」チョコン

ありす「……」スリスリ



ありす「あ、プロデューサーさん。ナデナデが止まってますよ」

P「あー、はいはい」



雪美「……」

雪美「千枝もありすも後からきたのに……」

雪美「ずるい……」

千枝「あ、あの、千枝寒いのが苦手ですから」←富山出身

雪美「むぅ……」

雪美「ありすは……?」ギロッ

ありす「わ、私は寒い中、ミニライブから帰ってきましたから、そのご褒美ですよ」

雪美「むぅ……」





由愛「あはは……」

P「言わないでくれ……」

ちひろ「はぁ……」

ちひろ「外から来たから寒い……というのはわかりますけど」

由愛「な、中は暖かいですから……」

ちひろ「でも、由愛ちゃんも羨ましいって思わない?」

由愛「わ、私ですか……」チラッ

P「おい、コラ。焚き付けるんじゃありません」

ちひろ「ちっひっひっひっ」



由愛「……」

由愛「ちょっとだけ……」

由愛「羨ましいって……思います」

由愛「でも」



由愛「みんなより……お姉さんですから」

由愛「大丈夫です!」

P「おぉ……えぇ娘や」ジーン



三人『ぶぅ……』

由愛「あ……」

由愛「いいこと思いついちゃいました」



ちひろ「え?」

P「何々?……この状態を打開できるならなんでもするよ!」

由愛「はい……みんな寒いのなら……」

ガタガタ

雪美「……」

雪美「……」ゴクリ



P「ほーら、たくさんのみかんを置いたぞ」



千枝「……」

千枝「うぅ……」



ちひろ「飴やクッキーにお煎餅も置いておきますね」



ありす「……」

ありす「…………っ!」



由愛「延長コードもありますから、スマホやブックを充電しながら潜り込めますよ」



由愛「こたつの中へ」

三人『……』

三人『……』クッ

P「ほら、大家族用だからみんな入っても大丈夫だぞ」

P「さ、寒いんだろ?入った入った」フリフリ

三人『グヌヌ……』

由愛「じゃあ……私が一番乗りで」

ファッ

ゴソゴソ

由愛「あーーーあ゛あ゛あ゛…………」

由愛「い、生き返ります……足先が血が通ってきますゥ……」



P「そんなにいいか……どれどれ」ゴソゴソ

P「ん…………なるほど」

由愛「どうですか?」

P「うん……出たく無くなる……」

ちひろ「はいはい。仕事がまだまだあるんですから」

P「ちぇ……」ゴソゴソ

由愛「ひゃっ!」

P「あ……すまん。触っちゃったか」

由愛「い、いえ……つまらないものですが……(///)」



三人『……』

三人『キュピーン』

~~~~~~~~~~~~~

雪美「P……」ツンッ

P「やったな、雪美」ツンッ

雪美「ふふっ……お返し……」ツンッ

P「ははっ、楽しいな」ツンッ

雪美「ふふふっ……」ツンッ

~~~~~~~~~~~~

ありす「プロデューサーさん……隣いいですか?」

P「いいよ……おいで」

ありす「わぁい」

ピトッ

P「おいおい、くっつきすぎだぞ」

ありす「大丈夫ですよ……もし、誰かに見られそうになったら」

ゴソゴソ

ありす「こうやって隠れられますから」ロンパ

P「ありすは賢いなぁ」ナデナデ

~~~~~~~~~~~~

千枝「プロデューサーさんのここ、こんなに大きくし(以下18禁)

雪美「えへへ……」

ありす「ぐへへ……」

千枝「んふっ、むふふっ……!」





P「……何か寒気を感じる。今すぐ出るか」ヨイショ

―その後

雪美「あふぅ……」

ありす「うぅ……もうすぐレッスンなのに……出たくありません」

千枝「おこたの魔力だね……千枝もです」





由愛「あはは……」

ちひろ「最近、みんな出発がギリギリで……」

P「その代わり、仕事はきっちりやって早く帰ってくるらしいが……」

ちひろ「……帰ってくるなり、こたつの中へ入って動かないんですけどね」

P「引き剥がすのには成功したが、これはなぁ……」

P「というか、由愛は大丈夫なのか?」

由愛「あ……はい。いつも外でスケッチとかしていましたから」

P「そうか。鍛えていたんだな」ナデナデ

由愛「あ……」



由愛「えへへ……(///)」

三人『ぶぅ……』



おしまい

山なし意味なし落ちなしですみません

こたつの魔カに捕われた姿を書きたかったですが、難しかったです



では、ありがとうございました

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