コナン「小五郎のおっちゃんが入院?」 (17)

コナン「なんで?」

灰原「博士から聞いたんだけど、睡眠薬を摂取しすぎたみたいよ」

灰原「夜眠れなかったんでしょうね」

コナン「探偵の仕事は精神的にキツいからな」

コナン「蘭を男で一人で育てたり、離婚の件もあったしな」

コナン「寝ようとするたび、苦しんでいたんだろ」

灰原「そして、睡眠薬に手を出した」

灰原「免疫がついてだんだん効かなくなるにつれ、睡眠薬の量を増やしていったのね・・・」

コナン「寂しいよな・・・人間って生き物は」

灰原「そうね・・・そしてとても悲しいわ」

コナン「俺、ちょっとおっちゃんのところ行ってくる」

コナン「病院わかるか?」

灰原「ちょっと待ってて、たしか博士が病院の名前を書いた紙を・・・」

灰原「えーっと、どこだったかしら?」

コナン「見つかるまで漫画読むか」

コナン「はははっ、やっぱジャガーさんはおもしれぇな」

灰原「あったあった」

灰原「工藤くん、ブラック★ブラック病院ってとこみたいよ」

コナン「どこだよそこ」

灰原「ほら、4丁目の角にある・・・」

コナン「あぁ、あの寂れたところか」

コナン「じゃ、とりあえず行ってくる」

コナン「蘭は使い物にならねぇだろうし、飯だけ頼むわ」

灰原「お風呂はいいの?」

コナン「入るに決まってんだろ・・・」

コナン「じゃあな」

灰原「行ってらっしゃい」

ガチャ バタン

コナン「雲って来やがったな・・・一雨来る前に済ませよう・・・」

コナン「あの、すみません!」

ウォッカ「あん?どうしたんだボウヤ」

コナン「この病院に眠りの小五郎がいるって聞いたんですけど」

コナン「僕、小五郎おじさんの・・・」

ウォッカ「あん?患者さんのなんなんだボウヤ」

ウォッカ「有名人には簡単に会わせらんねぇんだ」

コナン「僕、おじさんの家で暮らしてるんだ」

コナン「僕は両親がいないから・・・」

ウォッカ「・・・そうか、辛かったな」

ウォッカ「眠りの小五郎なら205号室で寝てるぜ?」

ウォッカ「早く行ってやんな」

コナン「ありがとう!サングラスの看護師さん!」

ウォッカ「(今時、泣かせるガキじゃねぇか・・・)」グスッ

コナン「ここか、おっちゃんが居るのは」

コナン「おじさん、入るよ」ガチャ

小五郎「俺は凄い俺は凄い俺は凄い俺は凄い俺は凄い俺は凄い俺は凄い俺は凄い俺は」

蘭「お父さんは凄いお父さんは凄いお父さんは凄いお父さんは凄いお父さんは凄いお父さんは凄いお父さんは凄いお父さんは凄いお父さんは」

コナン「あ、蘭姉ちゃんもいたんだ」

蘭「お父さんは凄いお父さんは凄いお父さんは凄いお父さんは凄いお父さんは凄いお父さんは凄いお父さんは」

コナン「あ?なにいってんだおめ」

蘭「お父さんは凄いお父さんは凄いお父さんは凄いお父さんは凄いお父さんは凄いお父さんは凄い」

コナン「気持ちわりぃな死ねよ」

コナン「おじさん、大丈夫?」

小五郎「」ピーー

コナン「お、おじさん!!!!????」

蘭「あひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」

コナン「蘭!?なんで!?」

蘭「お父さん死んだお父さん死んだお父さん死んだお父さん死んだお父さん死んだお父さん死んだお父さん死んだお父さん死んだ」

蘭「お父さん死んだ」

コナン「蘭・・・」

蘭「ボグレスデリーテユロナヤマラハマタカハ?」

コナン「この人殺し!警察にツキダシテヤル!!」

蘭「ヒーッ!!鬼の顔だよお父さん!!」

小五郎「」

博士「みんな、マクドナルド買ってきたぞ」ガチャ

服部「おい、言われた通り七輪持って来たでーって」

服部「なんやお前もおるんかいな」

コナン「博士、服部?」

キッド「肉盗んできたぜ」

灰原「あら、私このお肉好きよ」

キッド「じゃあ次は、僕のことを好きになっていただけますか?」

蘭「あうあうあ?」

キッド「てめぇじゃねぇよ!!死ね」

蘭「・・・ひどいよ新一」

コナン「そうだね、じゃあさっそく始めよう!!」

ジン「余命半年 !汚名半紙に!下記連ね逝くオクトパス」ヨォチェケラ

ウォッカ「先生・・・」

ジン「寝る」

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