ベルトルト「ユミルのソバカスが髭だったなんて」(20)

ユミル「ふぅ....」ジョリジョリ

ベルトルト「.....」

ユミル「あんま見んなよ」ジョリジョリ

ベルトルト「.....ガッカリだ!」

ユミル「!?」ジョリ....

まて、あの位置と数からして……
剃らなかったら猫のヒゲみたいになるんじゃないか?

ユミル「にゃー」

まじで!?

ベルトルト「僕は....ソバカスだと思ってた!」

ユミル「....そうか」

ベルトルト「男は皆君をブスと言ってるが....僕はそんな事思ってなかった!」

ユミル「....そうか」

ベルトルト「なのに君は....ブスじゃないが....おじさんだよ」

ユミル「....悪かったよ髭で」

夢か…

ユミル「だがなベルトルト、女子だって皆髭くらい生える」

ベルトルト「.....剃り跡が残るは君とハンナくらいだ」

ユミル「ハンナはソバカスだけどな」

ベルトルト「.....」

ユミル「まぁ...仕方ないだろ」

翌日

ユミル「さて、剃るか....あれ?」

クリスタ「どうしたのユミル?」

ユミル「剃刀がない....」

クリスタ「マジで!?髭剃れんじゃんw」

おいやめろ

ベルトルト「僕は諦めない....信じない!」

ライナー「おい、その剃刀どうしたんだ?」

ベルトルト「信じない....ユミルに剃刀は必要ない」

ライナー「?....変な奴だ」シコシコ

よくわからんが吐いた

だが俺はベルユミに期待する

猫ヒゲだという希望はまだ捨てないぞ…

ユミル「ったく....特注品の剃刀だったのにな」

クリスタ「私の使う?」

ユミル「いや、自分のじゃないと駄目だ、肌を傷付けるとまずいからな」

クリスタ「でも髭伸びるよ?ヤバイよ?」

ユミル「まぁ....一日くらい...」

一週間後

ベルトルト「ふぅ....」ジョリジョリ

ライナー「おい、何でチン毛なんか剃ってんだよ」シコシコ

ベルトルト「何となくさ....これ肌が傷付きにくいんだ」ジョリ

ライナー「だからってお前...」シコシコ

ベルトルト「ユミル....伸びてきたな...」

ライナー「?....お前最近変だぞ」ドビュッシー

一ヶ月後

クリスタ「すげぇ!猫だwww」

ユミル「るせーな...仕方ないないだろ」

クリスタ「毛抜き使う?w」

ユミル「あぁ、頼むわ」

クリスタ「待っててw......あれ?」

クリスタ「.....ない」

ベルトルト「最初は絶望したけど...猫耳を付ければアリかもしれない」ジョリジョリ

ライナー「....なるほどな~」プツンプツン

ベルトルト「だから今日はプレゼントするんだ」ジョリジョリ

ライナー「.....猫耳をか?」プツンプツン

ベルトルト「もちろん」

ライナー「そうか....ングッ!」ブス

ピカッ

変身するなしw

位置と量からしてキモ……いや、なんでもない

舞ってるぞ

まってるぜ

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