ミカサ「...おちなし?」 (15)

・進撃の巨人

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376222986

ミカサ「とうもろこしかれちゃった」

ミカサ父「そうか もう一度頑張ってみようか?」

ミカサ「・・・」フルフル

ミカサ「もう自信がないのかな?」

ミカサ「・・・」コクコク

ミカサ父「そんなときはね ミカサ」

ミカサ父「いいことだけ思い出せばいい」

ーーーー

ミカサ「いいこと?」

ミカサ父「そうだよ」

ミカサ父「誰でも自信を無くして挫けそうになる時がある」

ミカサ父「そうするとつらい事を思い出してしまって」

ミカサ父「また挫けてしまう」

ミカサ父「それを断ち切るためには いいことだけ思い出せば良い」

ーーーー

ミカサ「おとうさんはどんなことを思いだすの?」

ミカサ父「お父さんか?僕はね・・・」

ミカサ父「僕はミカサのお母さんに出会えたこと」

ミカサ父「・・・そして」

ミカサ父「君に出会えたことを思い出しているよ」

ミカサ父「僕の人生でこれ程のいいことはなかったからね」

ミカサ父「ミカサもつらいことがあったらこのことを思い出してほしい」

ミカサ「・・・うん」

ーーーー

ミカサ「ねぇ おとうさん」

ミカサ「てをつないでいい?」

ミカサ父「よろこんで」ニコッ



ミカサ父「僕にはまたひとついいことが増えたよ」



・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

ーーーー

エレン「ねぇ母さん」

エレン「昨日は父さんに何かあったの?」

カルラ「昨日ね 診療先の患者さんが亡くなったのよ」

エレン「え?父さん失敗したの?」

カルラ「それは違うわ」

カルラ「患者さんは自分の寿命を全うしたの」

ーーーー

カルラ「エレン 生まれた人は必ず死ぬの」

カルラ「これはとても大事なことなの」

カルラ「お父さんができるのは元気になることの手助けだけ」

カルラ「けれど お父さんはああいった人だから」

カルラ「時々その大事なことを忘れて」

カルラ「自分の無力さに泣いてしまいそうな時があるの」

カルラ「そんな時は何も言わずに手を繋ぐようにしているのよ」

ーーーー

エレン「手を繋ぐとどうなるの?」

カルラ「ほら エレン」

 手を差し出す

エレン「あったかいね」

カルラ「エレンもべそをかきそうになったら」

カルラ「好きな人と手を繋ぐのよ?」

エレン「俺はべそかきじゃねぇよ!」

カルラ「そうね」ニコニコ



・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

ーー医務室

エレン「・・・」パチ

ミカサ「気がついた?」

ミカサ「対人格闘訓練で絞め落とされたの」

エレン「・・・」

エレン「夢を見てたよ」

ミカサ「どんな?」

エレン「忘れちまった」

ミカサ「そう」

エレン「強くなりてぇ」

エレン「巨人をぶっ殺さなきゃならない」

ミカサ「・・・それは目的?」

エレン「・・・」

ーーーーーー
カルラ「行かないで・・・」
ーーーーーー

ーーーーーー
ハンネス「お前に 力がなかったからだ・・・」
ーーーーーー



エレン「(母さん・・・)」

ーーーー

エレン「・・・手段だ」

エレン「俺は・・・」

エレン「守れるようになりたい」

ミカサ「そう とても大事なことだと思う」

ミカサ「私は訓練に戻る」

ミカサ「エレンはもう少し休むといい」

エレン「・・・」



エレン「なぁミカサ」

ミカサ「何?」



エレン「手ぇ繋いで良いか?」



ミカサ「よろこんで」ニコッ


おしまい

短いけど良いな

これにて終了です

文中の無音表記を確かめました

3点リーダからドット3つに変更しました

残念ながらあまり変わらないように感じます

話としては山も落ちも意味もありません

精進致します

以上です

ミカサが食糧事情を向上させる人?

>>11
感想ありがとうございます

>>13
そうです
 最近その系列の話で葛の話を書きました
よろしければご覧ください

 まったく関係の無い話で奈良の大仏の話を書きました
気が向いたらご覧ください



表現の話になりますが



ミカサ「これが口頭での表現」

エレン「(頭の中で考えているぞ?)」

アルミン(内緒話は丸括弧だね)



基本的にこの形式を使っています

より読みやすい表現があれば指摘ください



時間や場所の指定をするときは




ーー昼 食堂

サシャ「ダッシュ2つに時間と場所の名前ですね」

ーーーー

コニー「ダッシュ4つだと場面の切り替えだな」

コニー「ちなみに下の表現が時間経過だ」

ーーーーーーーーー

ーーーーーー

ーーー

沈黙の表現はドット3つを使う予定です

ライナー「」

ベルトルト「ライナー どうし

アニ「次はあんたの番だね・・・」

ベルトルト「」

会話を遮る時は後ろの括弧を消します

括弧のみは気絶や唖然を表現します



擬音は半角で台詞の後ろで
動きは全角スペースの後に地の文で書きます



ジャン「(・・・あぁ)」

 風に揺れる艶やかな黒髪

ジャン「なぁあんた」

ジャン「とても綺麗な黒髪だ・・・」

ミーナ「そんなことないよ でもありがとう」テレテレ

マルコ「ジャンの髪だっていい色だと思うよ?」マジマジ

ジャン「お前らじゃねぇよ!!」



疑問符と感嘆符は最大で2つにしています



気分を表す符号は「♪」を使うことがあります

クリスタ「ユミル 髪を梳いてあげるね」

ユミル「それじゃお願いするとしますかね」

クリスタ「♪」

クリスタ「~~♪」

ユミクリ「「~~♪」」



歌うと「~~♪」2人以上で話す時は括弧を二重にしています



基本的にこの形式を使っています

より読みやすい表現があれば指摘ください



HTML化される前に反応があるとうれしいです

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom