桃太郎伝説(9)

むかーしむかし、あるところに、お爺さんとお婆さんが住んでいました。
お爺さんは山へしばかりに、お婆さんは川へ洗濯しに行きました。
お婆さんが川で洗濯していると、上流から大きな桃が流れてきました。

婆「おお、桃じゃ、桃が流れてきおった」

そう言いながら、川の中で、とても大きい桃をどりゃああああ!と持ち上げました

婆「重い重い、老体には辛いのう」

そりゃあそうでしょう。
とても大きな桃を、川の流れに負けないようふんばり、絵で見ると普通のお婆さんじゃ持てないサイズです。

婆「美味しそうな桃じゃ。帰って爺さんと食べましょう」

そう言って、お婆さんは桃を持って帰りました。

家に帰ると、お爺さんがしばかりから戻っていました。

爺「おお、こりゃあ大きな桃だ。早速斬って食べよう」

婆「はいはい、今斬りますよ」

そう言いながら、お婆さんは、桃を斬りました。
しかし、半分ほど斬れましたが、それ以上包丁が動きません。

お爺さんが桃を割ってみると、なんと!赤ちゃんが手から血を流しています。

爺「大変じゃ大変じゃ」

婆「とりあえず薬塗っときましょ」

赤ちゃん「白刃取り失敗した。手が超いてぇ」

桃から出てきた赤ちゃんは桃太郎と名付けられ、お爺さんとお婆さんのおかげで、元気に、たくましく、強く育ちました。

桃太郎「眠し」

爺「鬼が暴れてるから退治してきて」

婆「きびだんごやるから」

桃太郎「めんどくさっ」

桃太郎は、元気良く鬼退治に出かけました。

桃太郎「あーだりーなー。ん?犬の死体か」

鬼ヶ島に向かう途中、犬と猿と雉の死体が転がっていたのはどうでも良い話。

桃太郎「鬼どもー成敗してくれるわー」

鬼「なんだとー」

鬼「この財宝はなー先代達が一生懸命山を掘って手に入れたお宝なんだぞー」

桃太郎「そうだったのかー。でも、人間襲っただろー」

鬼「襲ったのではなく、襲われたのだ」

桃太郎「な、なんだと」

鬼「土地を奪ってこんな島に閉じこめたのはおまえたち人間だろー」

桃太郎「俺人間じゃないwww」

鬼「マジかwww一緒に人間滅ぼそうぜwww」

勇者「おkwww」

こうして鬼と手を組んだ桃太郎は、大和朝廷を滅ぼし、人間を家畜にしました。
桃太郎は、可愛い鬼娘を嫁に貰い、鬼達と楽しく暮らしましたとさ。

おしまい

最後桃太郎が勇者になってたwwwまあいいや

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom