アルミン「いい加減にクリスタと結婚したいだって?」(126)

キャラ崩壊あり


ライナー「そうだ」

アルミン「なんでそんなこと僕に言うんだよ……」

アルミン「ていうかいい加減にって君たちは付き合ってすらいないだろ」

アルミン「それにまだ訓練兵なのに結婚できるわけないじゃないか」

アルミン「突っ込み所が多すぎるよ……!」

ライナー「そこを何とか!」

ベルトルト「ぼくも頼むよ!」

アルミン「ベルトルトもクリスタと結婚したいのかい!?」

ベルトルト「僕はアニさ!!」ドヤァ

アルミン(なんでドヤ顔なんだ…)

ライナー「頼む!!この通りだ!!」ドゲザ

ベルトルト「一生のお願いだ!!」ドゲザ

アルミン「とにかく、引き受けるか以前に僕たちはまだ結婚できないだろ!!」

アルミン「あと天使を君みたいなホモゴリラにやってたまるか!!」

ライナー「俺はホモじゃない!!」

ベルトルト「今はいがみ合っているときじゃない!三人の力を一つにするんだ!!」

アルミン「勝手に君たち二人で一つになってろよ!!」

ライナー「それはどういう意味だ!」

アルミン「そういう一つになるじゃないよ!そんなだからホモとか言われるんだろ!」

ベルトルト「うるさいうるさい!!とにかく僕はアニとsexしたいんだよ!!」床バン!!

アルミン「それが本音か!ことわるね!!」

ベルトルト「なんでだ!結婚するわけでもないし!君の好きなクリスタが犯されるわけでもない!断る理由はなくなったはずだ!!」

ライナー「おれはクリスタと結婚するからな!!」

アルミン「僕に利益がないからに決まってるだろ!!ただでさえ訓練生活はきついのに!!」

ベルトルト「頼れるのは君しかいないんだ!その素晴らしい頭脳をフル活用して僕らを助けてくれよ!」

アルミン「利益がないかぎりは絶対協力しないね!!」

ライナー「利益利益言って…それでも兵士か!!」

ベルトルト「じゃぁこうしよう!アルミンはクリスタとsexするんだ!」

アルミン「」ピクッ

ライナー「じゃぁ俺はどうなるんだよ!!」

ベルトルト「ユミルでいいんじゃないかな」

ライナー「なんでユミルなんだよ!!」

ベルトルト「ほら…いつもクリスタのそばにいるから、sexすることによって間接的にクリスタと関われるんじゃない?」

ライナー「天才かべルトルト!!」

アルミン(納得した!?)

ベルトルト「というわけで協力してくれるかい!?」

アルミン「いや…」

ベル・ライナー「!?」

アルミン「君たちは何ができるんだい?」

ライナー「!?」

アルミン「君たちと協力するのと僕一人でやるのと大差ないんじゃないかな?」

ライナー「ぐっ……!!」

ベルトルト「利点ならあるさ!」ニヤ

ベルトルト「僕らはこの訓練兵団の男子で一位二位を争う実力、実行部隊にはふさわしい!」

ベルトルト「それにライナーは体が強いからいろいろな薬や兵器の実験台につかえるよ」

アルミン「なるほど!一度実験することによって成功確率は飛躍的に上がる!!」

ベルトルト「そういうことさ」

ライナー「おい!俺は実験台になるとか一言も言ってない!!」

ベルトルト「女子とsexできるんだぞ!」

ライナー「そうだな、仕方ないか」

アルミン「決定だね!」

アルミン「性欲を捧げよ!!」

三人「はっ!!」

次の日

チュンチュン

ベルトルト「じゃあ会議をはじめよう」

ベルトルト「まずは作戦だけど」

アルミン「もうこの際付き合うとかいう過程はすっ飛ばした方がいいんじゃないかな」

ライナー「確かに、この接点ゼロの状態から順を追っていくのは時間がかかりすぎる」

ベルトルト「じゃあ力任せに行くのかい?」

アルミン「いや、いくら女子でも兵士だ。そんなことをしたら金玉潰されてお陀仏だよ」

ベルトルト「ではどうするんだ?」

アルミン「大まかに言うと、あっちから誘いざるを得ない状況に持ち込むのさ」

アニ『ベルトルト…もう我慢できない……』

ベルトルト「ぐはぁ!!」ブシャァ

なんか某大尉を彷彿させるな

ベルトルト「ごめんよ…ティッシュティッシュ」ボタボタ

ライナー「ベルトルトはこう見えて純情なんだ」

アルミン「こんな漫画みたいに妄想して鼻血吹く奴初めて見たよ……」

ライナー「本題に戻るが、どうやって誘わせるんだ?」

アルミン「そりゃ媚薬しかないだろう」

ベルトルト「媚薬なんてどこで入手するんだよ」

アルミン「なんとかして製造するしかないだろう」

ライナー「仮に作れたとして、どうやって飲ませるんだ?」

>>14
似てしまってますね、すみません

アルミン「女子は集団で行動するからね…一人になったところを狙うしかないんじゃなかな」

ライナー「でも無理やり飲ませようとしたらその瞬間に殺されるぞ」

アルミン「それにクリスタはユミルがいつもガードしてるしね」

ライナー「難しいな……」

ベルトルト「無理に飲ませる必要はないんじゃないかな」

ライナー「!? どういうことだベルトルト!説明しろ!!」

ベルトルト「夕食のスープに入れればいいんじゃないかな」

ライナー「なるほど!」

アルミン「いや、それは駄目だ」

アルミン「夕食の後はすぐに入浴の時間だ。入浴している間に薬の効果が薄れてしまうよ」

アルミン「それに薬を飲んだ後運よく二人きりになれるとは考えにくい」

ベルトルト「違うね」

アルミン「!!??」

ベルトルト「夕食のスープに入れるのは媚薬じゃない」

ベルトルト「腐った野菜さ!!」ドヤァ

アルミン「はぁ!?」

ライナー「出血多量で頭がおかしくなったのか!?」

ベルトルト「まあ聞いてよ」

ベルトルト「まずは腐った野菜をすりつぶして、粉状にするんだ」

ベルトルト「そうしてスープに入れることで腐臭やまずさが溶け込み、気付かれにくくなるだろう」

ベルトルト「例えば、クリスタとアルミンの場合で考えるよ」

ベルトルト「夕食前に医務室にある腹痛の錠剤を腹痛の薬の成分と媚薬の成分が混ぜ合わされたのに変えておくんだ」

ベルトルト「アルミンは医務室の二つあるベッドの一つに、頭が痛いと言ってスタンバイ」

ベルトルト「そして夕食、腐った野菜入りのスープをクリスタが食べる」

ベルトルト「当然、腹痛を起こし、医務室に向かうわけだ」

ベルトルト「クリスタは腹痛の薬を飲み、ベッドに横になる」

ベルトルト「クリスタは腹痛の薬によって楽になり、媚薬によって体が火照ってくる」

ベルトルト「医務室の先生も夕食へ…部屋には二人っきり……」

ベルトルト「あとはわかるよね?」

アルミン「これが天才か……!!」ガタガタ

ライナー「ベルトルト!!見直したぜ!!」

ベルトルト「あとはアルミンの薬の開発によるんだけど、どうかな?」

アルミン「こんな素晴らしい作戦を考えてくれたんだ、絶対に完成させるよ!!」

ライナー「よし!明日に備えてもう寝るか!!」

アルミン「シコらずにかい?」

ベルトルト「もちろんシコるとも」

ハッハッハッ

ジャン(こんな夜中に何やってんだあいつら……)

>>13のチュンチュンはなかったことに

昼なのか夜なのか

そして一週間が過ぎ……勝負の日がやってきた!!


アルミン「最初はグー!!」

ライナー「じゃぁん!!」

ベルトルト「けん!!」

三人「「「ほい!!」」」

ライナー「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ウッホーイ

ベルトルト「くそ~!!」

ライナー「じゃ、医務室でスタンバッてきます!!」

アルミン「ライナー、応援してるよ!!」

ライナー「おう!!」タッタッタッ

ベルトルト「じゃあ僕たちは食堂へ行こう!!」ダッ

食堂

アルミン「いいかい例の薬はこのカプセルに入っている。スープに入ると、水分でカプセルが溶ける仕組みだ」

アルミン「僕があっちで注意を引くから、君は後ろからスープに入れてくれ」

ベルトルト「OK」

アルミン「くれぐれも気づかれないように!」

<パリーン

アルミン「手が滑ってお皿を割ってしまった!!(棒)」

ユミル「あーあ、あれは怒られるな」チラ

ベルトルト「いまだ!!」サッ バッ ポチャン

クリスタ「早くすわろうよ」

ユミル「そうだな」スタスタ

ベルトルト(影が薄いのがこんなところで役に立つとは……)

アルミン(これは絶対罰掃除だよ…。だがこれも童貞卒業のため)

アルミン「うまくいったのかい?」

ベルトルト「まあね」

アルミン「この席に座って食べよう」スッ

ユミル「げ、今日のスープ……」

クリスタ「あ、ユミルそれ嫌いなんだっけ」

ユミル「クリスタのスープには入ってねえじゃん」

ユミル「たのむ!交換してくれ!!」パンッ

クリスタ「しょうがないなー、今日だけだからね?」

ユミル「さすが私のクリスタ!」コウカン


アルミン「何ぃぃぃぃ!!!!!」ガーン

ベルトルト「これはまずい!!非常にまずいよ!!」

アルミン「このままじゃ僕の天使がゴリラとsexしてしまう!!」

ベルトルト「君のじゃないけど、たしかにあんなゴリラが天使とヤることを許すわけにはいかない!!」

アルミン「どうしようベルトルト!!」

ベルトルト「作戦とかは君の役目だろう!!」

アルミン「先週のようにもう一度覚醒してくれ!!」ユサユサ

ベルトルト「あ、あれはたまたま作戦を思いついて…!」グラグラ

クリスタ「うぅ……」

ユミル「どうしたクリスタ?」

クリスタ「なんだかお腹が…医務室行ってくるね……」

ユミル「おいおい大丈夫かよ?私も一緒に行ってやろうか?」

クリスタ「ううん、大丈夫。ユミルはご飯食べてて」

ユミル「ああ、食い終わったらすぐ行くからな!」

ベルトルト「マズイよ!!」モグモグ

アルミン「でもあとからユミルが行くって言ってるし、大丈夫じゃない?」モグモグ

ベルトルト「それじゃ遅すぎる!」ズズズ

ベルトルト「隣のベッドに媚薬を飲んだクリスタがいると知ったらライナーが何をするかわかったもんじゃないよ!」ムシャ

アルミン「大丈夫!きっとユミルが……!!」モグモグ

ベルトルト「たとえ殺されるとわかっていても、一時の性欲に身をゆだねる…」

ベルトルト「ライナーはそういう男さ……」モグモグ

アルミン「ごちそうさま!!急ごうベルトルト!!」

ベルトルト「ああ!!」


そのころ医務室

ライナー(まだかなーまだかなー)ギンギン

<ガラ

<オナカガイタインデス

<コノクスリヲノンデ、ソコノベッドニヨコニナルトイイヨ

ライナー(あれはクリスタの声!?)ガバッ

ライナー(なんでクリスタが腹痛なのかわからないが、これはチャンスなんじゃないか?)

クリスタ(今日のごはん…変なものでも入ってたのかな……)ゴロン

クリスタ(あ、楽になってきた。薬のおかげかな)

ライナー(隣のベッドにクリスタハァハァ)


アルミン「急げぇぇ!!」ダダダ

ベルトルト「ちょっ速っ!」

キース「アルレルト訓練兵」ガシッ

アルミン「教官!!」

キース「お皿を割ったそうだな」

アルミン「罰則なら明日いくらでも受けますから!今日の所は!!」ドゲザ

ベルトルト「好きな人の貞操を守るために土下座するなんて…君は童貞の鏡だよ!」

キース「それは無理なお願いだな」

アルミン「そんな!!」ガーン

キース「貴様には今すぐ便所掃除をしてもらおう」ズルズル

アルミン「ベルトルトー!!あとは任せたぞー!!」

ベルトルト「ああ!!必ずライナーを止めて見せる!!」ダッ

医務室

クリスタ(なんだか体が熱くなってきちゃった…///)モジモジ

クリスタ(隣のベッド…ライナーかな……)

クリスタ(アソコが熱い…こんなところでいけないのに……)クチュ…

ライナー(はぁはぁクリスタクリスタ)ギンギン

クリスタ(そういえば前に……)


ユミル『ライナーってクリスタのこと好きなんじゃね?絶対そうだって!!』


クリスタ(とか言ってたし…)

クリスタ(もう我慢できない……)シャーッ

ライナー「クリスタ!?」

クリスタ「ライナー、私ね…体が熱いの……///」

ライナー(キターーーーーーー!!)

ベルトルト「うりゃあ!!」バキィッ

クリスタ「!!」ビクッ

ライナー(扉を蹴り破ってきた!?くそっいい所で!!)

ライナー(だがしかし!!このチャンスを逃すわけにはいかん!!)

ベルトルト「かっこつけて蹴り破ったせいで捻挫してしまった!!」

ライナー(せめて力ずくでキスだけでも!!)グイッ

クリスタ「ひゃっ!///」

ベルトルト「ちくしょう!動け僕の右足!!」

ズキューーーーーン!!

ライナー(やっ、やった!!)

クリスタ「ラ、ライナー///」

クリスタ「~~~~!!///」タタタ…

ライナー「クリスタ!!」

ベルトルト「すまないアルミン…ゴリラを…止められなかった…!!」ガクッ

ライナー「フッ」ドヤァ

ベルトルト(殺したい……!!)ビキビキ

ライナー「では夕食を食べに行くとしますかな」スタスタ

ベルトルト「くっ!!」

トイレ

アルミン「どうなったんだろう」フキフキ

ベルトルト「アルミン…」ガチャ

アルミン「ベルトルト!!」

ベルトルト「……」ズーン

アルミン「その表情…まさか…それにその足は……!!」

ベルトルト「すまないアルミン!!ライナーを、ゴリラを止めることはできなかった!!」バッ

アルミン「そんな!クリスタの処女は奪われてしまったのか!!」

ベルトルト「いや、それは大丈夫だけど…」

アルミン「え?」

ベルトルト「僕が駆け付けたことに気付いたゴリラは…クリスタに無理やりキスを……!!」

アルミン「なっ!!あのクソホモゴリラめ!!よくも!!」バキ!!

ベルトルト「モップをへし折るんじゃない!!」

アルミン「とりあえず、ベルトルトの足を医務室の先生に見せに行かないと。肩貸すよ」

ベルトルト「アルミン……本当にすまない……」グスッ

アルミン「いいんだ、やってしまったものは仕方がない。」

アルミン「これからどうやってライナーを苦しませながら殺すかを考えるんだ…!!」

こうしてクリスタのファーストキスはゴリラに奪われてしまった…!

しかし童貞たちの戦いはこれからも続く……!!



アルミン「性欲をささげよ!!」

ベルトルト、アルミン「はっ!!」バッ



クリスタ「ファーストキスじゃあないけどね」

クリスタ「ってゆーか処」ユミル「クリスタぁあ!!」

続編書きたいんだけど、新しくスレ立てた方がいいでしょうか?

違うストーリーじゃなく続きならここでええやん

もったいないからこのスレでいいじゃない

>>58
>>59
そうですね
ありがとうございます

アルミン「いい加減にクリスタと結婚したいだって?」【2】


アルミン「じゃあ恒例の会議を始めよう」

ベルトルト「まだ二回目だけどね」

アルミン「今日の議題は裏切りゴリラことライナーの処分についてだ」

ベルトルト「やはり普通に殺すだけでは収まらないよ」

アルミン「それは僕もだよ。社会的に抹殺くらいしないと…」

ベルトルト「あれ以来毎晩口を窄めて擬似キスをしてるんだよ」

アルミン「きめぇ……」

ベルトルト「ほら今も…」チラ

ライナー「んちゅーっ、んちゅーっ」チュー

アルミン「ベルトルトはライナーの隣のベッドだったっけ…ご愁傷様」

ベルトルト「イライラしすぎて集中してシコれもしないよ」

五つもレスついてて感激した


アルミン「ていうかこの会議聞かれてるんじゃない?」

ベルトルト「大丈夫、完全に自分の世界に入ってしまってるから」

アルミン「なら大丈夫だね」

ベルトルト「ぼくとしては、ライナーに、訓練兵全員から『きめぇ…』とか言われるくらい痛めつけてやりたいね」

アルミン「賛成だ」

アルミン「その方法だけど、僕に案があるんだ」

ベルトルト「どんな?」

アルミン「ライナーがキース教官を好きだとみんなに信じ込ませるんだ!!」

ベルトルト「まったく君はよくそんな突拍子も無いことを考え付くね」

アルミン「たとえば公衆の面前でライナーに教官の尻を揉ませたりするんだ!!」

ベルトルト「めちゃくちゃ面白そうじゃないか!!」

アルミン「じゃあ決定だね!!」

アルミン「今回の作戦は僕に任せてくれ!!」キリッ

ベルトルト「わかった」

アルミン「明後日までに用意しておくから」

そして決戦の日

食堂

ワイワイ ガヤガヤ

アルミン「無事準備は完了したよ!」

ベルトルト「いまさらだけど、ライナーが一回尻を触ったくらいじゃだめなんじゃないか?」

アルミン「本当にいまさら何言ってんだよ…」

アルミン「作戦は数十パターン用意している。たくさんの兵器や道具もね」

ベルトルト「さすがアルミン!!」

ベルトルト「それと今日の訓練はなんだったっけ」

アルミン「対人格闘と立体起動訓練だよ」

―対陣格闘―

アルミン「じゃあ作戦開始だ」

ベルトルト「何をするんだい?」

アルミン「これを使うのさ!」

ベルトルト「それは某探偵漫画の蝶ネクタイかい?」

アルミン「まあ、ライナーの声しか出ないんだけどね。」

アルミン「そしてこれさ」スッ

ベルトルト「なんだいそれは?」

アルミン「強力な電磁石さ。」

アルミン「普段はただの鉄だけど、このコントローラーでスイッチを押すと磁場が発生し、強力な磁石となるのさ」

アルミン「まず人間の力では外れないよ」

ベルトルト「君はその頭をこんな事じゃなくてもっと人類のために使いなよ」

アルミン「こんな事ってなんだよ!作るのにけっこう苦労したんだぞ!!」

ベルトルト「ごめんごめん、で、それでどうするんだい?」

アルミン「言ったら面白くないだろ?」ニヤ

アルミン「僕は隙を見てこの磁石をゴリラの体にくっつけるベルトルトは隙を見て教官にもう一つの磁石をつけてくれ。」

ベルトルト「了解!」

アルミン「裏がベタベタしていてくっつくから。健闘を祈る!」

ベルトルト「わかった。行ってくるね」

ベルトルト「」タタタ

ベルトルト「すべった」ズル

ベルトルト「うわあ」ドン 

キース「むっ」グラッ

ベルトルト「」スッ ペタッ

ベルトルト「すみません」

キース「気をつけろ」

ベルトルト「」スタスタ

ベルトルト(われながら完璧な演技…!)

アルミン「ゴリ……ライナー、組もう!」

ライナー「アルミン!最近話しかけてくれないから嫌われたのかと思っていたぜ!」

アルミン「ライナーを嫌いになるなんてなるわけないじゃないか!!」(社会的に抹殺しようとしているんだけど)

ライナー「対人格闘もいいがクリスタの唇の感触について語ってやろうか?」

アルミン「しゃべってばかりじゃ教官に怒られちゃうよ」(きめぇ…今すぐ殺したいけど…我慢我慢!)

ライナー「そうか…じゃあかかってこい!」

アルミン「じゃあ行くよ!」ダッ

ライナー「ふっ!」スッ

アルミン「うおっ」バッ スッ ペタッ

ライナー「おら!」グルン

アルミン「うわあ!!」ドサッ

ライナー「すまん、大丈夫か?」スッ

アルミン「大丈夫だから触らないでよホモ臭いなぁ」パシッ

アルミン「フン!」スタスタ

ライナー「……なんだったんだあいつ」

ベルトルト「成功だ!」

アルミン「こっちもだよ」

ベルトルト「次は何をするんだい?」

アルミン「とりあえずライナーが一人で教官の近くを歩くまで待つんだ!」

ベルトルト「?」ワクワク

ライナー(だれか組んでない人はいないか…)スタスタ

ベルトルト「教官に接近中!!」

アルミン「いまだ!!」

アルミン(ライナー声)「教官!俺と対人格闘を組んでください!!」

一同「!?」バッ

ライナー「んん?」

教官「ブラウン、この私に対人格闘を挑むとは…」ゴゴゴ

アルミン「うまくいったぞ!!」

エレン「なんだ?どうしたんだ?」

マルコ「ライナーが教官に対人格闘のペアを申し込んだらしいんだ」

コニー「すげぇな!勇気あるぜ!!」

ライナー「ちょちょちょっと待て!!俺は何も……!!」

ジャン「いまさら怖気づいてんのかライナー!!」

ユミル「教官が負けるわけないですよねーー!!あの教官がーーー!!」

ベルトルト「性格の悪い二人が煽ってくれてるよ!これも計算の内かい?」

アルミン「当り前さ!!」

キース(この状況で断れば私の信頼が落ちてしまい、何より兵士の士気が下がるかもしれん)

キース(仕方ないか…)

キース「いいだろうブラウン、受けてたとう」

ワーワー ライナーガンバレー キョウカンッテツヨイノカナ

アルミン「計画通り!!」

教官「かかってこい」

ライナー(兵士には引けない状況がある…それが今だ!!)バッ

キース「ふっ」スッ バッ

ライナー「ぐあ!!」

エレン「ライナーのバランスが崩れた!!」

ライナー「ふん!!」グルン

キース「!?」

キース「おぐう!!」ドッサァ

ワーワー

ベルトルト「ライナーが倒れる瞬間体を回転させ教官を下にし組み伏せた!!」

アルミン「説明乙!!いまだ!!協力磁石起動!!」ポチットナ

ライナー「!?」

ライナー(体がくっついて離れない!?)

教官「さっさと離れろブラウン!!」

ライナー(どういうことだ!?)グイグイ

ライナー(もしかして、頭では離れたくても、体が無意識に教官を求めているのか!?)

教官「離れろ!!」グイグイ

ライナー(そうなのか!?俺の体!?そうなんだな!?)グイグイ

アルミン「作戦成功だ!!これでホモ疑惑間違いなしだよ!!」

ベルトルト「こりゃライナーは今日は罰則くらうね!!これも計算のうちかい?」

アルミン「もちろん!せいぜい自由時間を潰されろってんだ!!」

教官「離れろ!!離れろ!!」

教官「離…れろ…///」プイ


アルミン・ベルトルト「」

ベルトルト「おぼろろろろ」

エレン「うわあ!大丈夫かベルトルト!!」サスサス

ベルトルト「ありがとうエレン…うえ……」

アルミン「どういうことだ……!まさか教官もホモだったというのか…!!」

ジャン「はぁ?ホモ?何言ってんだよアルミン」

ワーワー キョウカンネバルナー ライナーモヒッシデオサエテルゼ

アルミン(みんなは気づいていないのか!)

アルミン(これはマズイ!非常にマズイ!!)

アルミン「磁石解除!」ポチットナ

ライナー「うおっ!!」ドサァ

コニー「ついにライナーが突き飛ばされた!!」

教官「ふぅ…///きょ、今日の対人格闘訓練は終了だ!!」

サシャ「教官、顔が赤いですよ?」

教官「く、首が絞まってしまってな…げほげほ」

サシャ「?」

教官「///」

教官「各自立体起動装置を持って10分後集合だ!!」

一同「はっ!!」

ベルトルト「うっぷ…なんで磁石を解除したんだい?あのまま行けば確実にホモ疑惑が…」

アルミン「考えてもみろ!!もしあのまま行ってライナーまでもが照れ始め!!」

アルミン「恋愛に発展し!!」

アルミン「幸せな家庭を築いたりしたらどうするんだ!!」

ベルトルト「おえぇ!!教官のエプロン姿を想像してしまったじゃないか…!」ハァハァ

アルミン「ハァハァって!!興奮するな!!君もまさかホモなのかい!?」

ベルトルト「ちがうよ!苦しかっただけだよ!!」

ベルトルト「でもまだまだ作戦はあるんだろう!?」

アルミン「いや、教官がホモと発覚したことで作戦はすべて崩れ去った」

ベルトルト「そんな!!」

アルミン「もう最終手段しかない……!!」

ベルトルト「最終手段!?」

アルミン「武力行使さ……ユミルにクリスタがライナーに無理やりキスされたことを話して、仲間にするんだ」

ベルトルト「なるほど!!」

ベルトルト「そうと決まれば今日の夕食後の自由時間にでも話そう!」

アルミン「そうだね!善は急げだ!!」



クリスタ(あの日無理やりキスされて以来恥ずかしくてライナーの顔をまともに見れない…///)

クリスタ(胸もドキドキするし…///)

クリスタ(もしかして…これが恋!?///)

ユミル「なにボーっとしてんだ?」

クリスタ「ふぇ!?な、なんでもないよ!!」アセアセ

ユミル「何か悩んでんのか?」

クリスタ「別に、そういうわけじゃ…なくもないけど…」

ユミル「やっぱりな、話してみろって。」

クリスタ「で…でも……」

ユミル「いいからいいから。話すだけでも楽になるもんだぜ?」

クリスタ「うん…ありがとユミル」

クリスタ「あのね……」

ユミル「ん?」

クリスタ「ライナーにキスされたの……///」

ユミル「」

ユミル「殺してくるわ」

クリスタ「まっ、まって!!」

ユミル「なんだよ?どうせ力ずくでされたんだろ?」

クリスタ「それはそうなんだけど……」

ユミル「よし次は立体起動訓練だし、事故に見せかけて殺ってやるから安心しろ」

クリスタ「最後まで聞いてよ!」

ユミル「なんで怒ってんだよ」

クリスタ「いいから!えっとね、この前お腹痛くなって医務室行ったでしょ?」

ユミル「おう」

クリスタ「それで薬飲んで寝ころんだら、なんだか体が熱くなって……///」

ユミル「おう」

クリスタ「自分でもなんでしたかわかんないけど、我慢できなくなって…」

ユミル「ふんふん」

クリスタ「ライナー見たら、エッチな気分になっちゃって…///」

ユミル「うん!?」

クリスタ「そしたら突然、扉をベルトルトが蹴り破って、それに気を取られたら」

クリスタ「ライナーにキスされて……///」

ユミル「これはただ殺すだけじゃすまないな、うん」スタスタ

クリスタ「まだ話終わってないよ!」ガシ

クリスタ「それから、ライナーを見るたび恥ずかしくて…」

クリスタ「まともに目を見れないし…胸もドキドキするし……///」

クリスタ「これって恋なのかなあ?///」

ユミル「」

クリスタ「ユミルはどう思う?」

ユミル「それは多分あまりにもビックリしててライナーに拒絶反応を起こしてるんだ」キリッ

ユミル「そのせいでまともに目を見れなくて、心臓に負担がかかりドキドキしているんだ。そうに違いない」

クリスタ「そうなのかな…」

ユミル「ほら、遅刻するからさっさと行くぞ」ダッ

クリスタ「ま、待ってよ!」

ユミル(ライナー殺そう)

~立体起動訓練~

バシュ バシュ ギュイイイイ ザシュ 

ライナー「もらった!!」ザシュ

ユミル(もらった!!)ザシュ

ライナー「!?ワイヤーが切れて…!うわああああああ!!」

ユミル(この高さから落ちれば即死だ!!ざまあみろゴリラ!!)ハハハハハ

ライナー「うわあああああああああ!!」ガシッ

ライナー「!?」

エレン「大丈夫かライナー!!」

ライナー「エレン!!助かったぜ!!」

ユミル「あの死に急ぎ野郎!余計なことを!!」パシュ

~夜、自由時間~

ユミル(ちくしょう…あそこで死に急ぎ野郎が来なければ殺していたものを…!!)イライラ

クリスタ「どうしたのユミル?」

ユミル「なんでもねぇよ」イライラ

アルミン「ユミル!」

ユミル「あぁ?」

アルミン「大事な話があるんだ」

ユミル「しかたねえな…クリスタ、先に部屋に帰ってろ」

クリスタ「うん」スタスタ

ユミル「なんだよアルミンにベルトルさん」

アルミン「僕が話すよ」(ベルトルトは口を滑らしそうだし)

アルミン「ライナーがクリスタの事を好きなのは知ってるよね?」

ユミル「ああ。大半の人が気いてんだろ」

アルミン「実はついにライナーが性欲に負けてクリスタにキスしたんだ。」

ユミル「そのことか……」イラ

アルミン「知ってたの!?」

ユミル「ああ。クリスタが言ってた」

アルミン「クリスタは何て?」

ユミル「『無理やりキスされてからドキドキするの。恋なのかな?』だとよ」イライラ

ベルトルト「!!」

アルミン(これは予想外だ!クリスタもまんざらでもないなんて!!)

ユミル「体が熱くなったとかも言ってたな、薬でも盛られたんじゃねえのか?」

アルミン「その通りだよ」

ユミル「なっ!?」

アルミン「ライナーはあの日お腹を抱えて食堂から出てくるクリスタを見て、医務室に先回りして薬を媚薬にすり替えてスタンバイしていたんだ!」

アルミン「もしやとおもって、ベルトルトが医務室に突入したけど、一歩遅く…!!」

ユミル「すべてあのゴリラのせいかよ!!」バキッ

ベルトルト「ぐはあ!!なぜ僕!?」

アルミン「すまない…ライナーはエロいことになるとIQが飛躍的に増大することを忘れていた…」

ベルトルト「僕たちがもう少し早かったら…すまない」

ユミル「いやいいんだ、悪いのは全部あのゴリラなんだからなぁ!!」ドゴォ

ベルトルト「ゴフッ!!また!?」

アルミン「落ち着くんだユミル!!それで本題に入るけど……」

アルミン「ライナーを社会的に抹殺するのに協力してくれ」

ユミル「社会的に殺すだけじゃ物足りねぇ」

ユミル「ライナーを惨殺処刑させてくれるんならいいぜ」

アルミン「ユミル…!」

ユミル「おう。同じ目的を持つ者同士手を組もうぜ」

―男子寮―

ベルトルト「うまく手を組めてよかったね」

アルミン「それよりも大変なのはクリスタだよ」

ベルトルト「もしかしてライナーを本当に好きになってしまったのかな?」

アルミン「早めに手を打たないとやばいかもね」

ベルトルト「付き合うことになってからじゃおそいからね」

ライナー「んちゅーっ、んちゅーっ」シコシコ

アルミン「また始まったよ…」

ベルトルト(それよりも心配なのは、このままだと人類への攻撃に不具合が生じるかもしれない…)

ベルトルト(正直僕とアニだけで行けると思うけど……)

ベルトルト(ライナーがブチ切れて僕らの秘密を喋ってしまう可能性もある…)

アルミン「どうしたの?何か考え事?」

ベルトルト「いや、何でもないよ。そろそろ寝よう」

ベルトルト(明日にでも相談しとくか…)

ライナー「クリスタはぁはぁ」シコシコ ドピュ

ライナー「ふぅ…」フキフキ

ライナー(最近心なしかアルミンとベルトルトに避けられてる気がする……)

ライナー(俺なにかしたかな…?うーむ…)

ライナー(明日本人たちに聞いてみるか……)

―女子寮―

ユミル(アルミンとベルトルさんに協力するって言ったけど、明らかに怪しいだろ)

ユミル(食堂から医務室までの道は一つしかないから追い越せるはずねえだろ…)

ユミル(それに媚薬なんて訓練兵が買えるような代物じゃねえしよ)

ユミル(万が一作ったとしても作れるのはアルミンぐらいだろ…)ハァ

ユミル(あした吐かせるか…)

~次の日~

―食堂―

ワイワイ モグモグ

ライナー「前の席、いいか?」

アルミン・ベルトルト「!!」

アルミン「許可求めるようなことじゃないだろ」パクパク

ライナー「そうだな」ヨッコラショ

ベルトルト「……」モグモグ

アルミン「……」パクパク

ライナー「……」

ライナー「…なぁ」

ベルトルト「!!」

ライナー「俺なんかしたか?」

アルミン(ついに来たか!)

ライナー「なにか悪いことしたんなら、はっきり言ってくれよ」

アルミン「人に聞く時点でもうダメだろ……」

ベルトルト「君は僕らを裏切った……それだけさ」

ライナー「…そうか」

三人「……」モグモグ

―対人格闘訓練―

ベルトルト「アニ」

アニ「?」

ベルトルト「ちょっと大事な話があるんだけど」

アニ「何?」

ベルトルト「ライナーなんだけどさ」

アニ「うん」

ベルトルト「その……ちょっと喧嘩してさ、絶交したみたいな感じになってて」

アニ「雰囲気でなんとなくわかるよ?」

ベルトルト「そんなもんなの?」

アニ「まあね」

ユミル「アルミン、ちょっといいか」

アルミン「うん。何?」

ユミル「怒られたくねえし、してるフリしながら話すぞ」

アルミン「わかったよ」

ユミル「お前さ……」バッ

アルミン「?」

ユミル「昨日ウソついてたろ?」

アルミン「!!」ギクゥ

ユミル「だろ?」グイッ ギュッ

アルミン(首が……!!)ギリギリ

ユミル「食堂から医務室までの道は一本、クリスタに気付かれず追い越せるハズねえよなぁ?」ギリギリ

アルミン「」ギクギクッ

ユミル「ましてや媚薬なんて訓練兵ごときが買えるはずねえよな?」メキメキ

アルミン「」ギクギクギクッ

アルミン「な、なんのことかなー?」

ユミル「べつに首を折ってもいいんだが……」メリメリ

アルミン「ベルトルトがライナーに協力してました!!」

ユミル「お前は何もしてないのか?」ギリギリ

アルミン「ライナーに媚薬を作らないと掘るって脅されたんだ!逆らえなかったんだ!!」

アルミン「だから僕は何も悪くないんだぁぁぁぁぁ!!」

ユミル(そんなので騙されると思ってんのか…)

ユミル(とりあえず落とすか)ギュ

アルミン「」

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