ペトラ「わんわん!」ペロペロ エレン「」(130)

エレン「ちょっとペトラさん! やめて下さい!」

ペトラ「わんわん!」ペロペロ

エレン「やあだあああああやめてええええええ」ペトペト

オルオ「なんだよこれ…ほんと…なにこれ…」

エルド「俺たちも今来たばかりでな…」

グンタ「わかるのは、犬の鳴き声を上げながら、ペトラがエレンを舐めまわしているということだけだ」

オルオ「んなもん見りゃわかんだよ! どうしてこんなうらやまs異常事態が起きているかって言ってんだ!」

エルド「わかった、お前の気持ちはよくわかるオルオ。ただ今は一度冷静になれ」ポンポン

オルオ「うっ…くぅ…っ」

グンタ「なあ…エレン?」

エレン「グンタさん! 助けてください!」

ペトラ「くぅ~ん」スリスリ

グンタ「ああ…その、何だ…そういうプレイとかではないよな?」

エレン「なんですかプレイって」

グンタ「いやすまん、こっちの話だ。今ペトラを引き剥がしてやる」ソーッ

ペトラ「ぐるるるるるるるる…」ギロッ

グンタ「…だ、大丈夫、何もしない。ちょっとそこを退いてもらうだけだから…な?」

ペトラ「ばう!! ばうわう!! ばう! ばうばう!!!」

グンタ「ひぃぃぃすまんすまん俺が悪かった俺が悪かった」

エレン「グンタさん…」

グンタ「すまん…実は俺、ガキの頃に犬に手を噛まれたことがあってな…トラウマなんだ。オルオ、頼む」

オルオ「任せろ! おいペトラ! さっさとガキから離れろ!」ガシッ

ペトラ「ヴァウ!! バウ!! バウバウ!! ヴァウッ!!」ググググッ

グンタ「ひぃぃぃぃぃ…」

エルド「いや俺の後ろに隠れるなよ…」

オルオ「お、俺は屈しねえぞ! そんな鳴き声なんかに俺は屈しねえ!」グググッ

ペトラ「ヴァウッ!」ゴチンッ

オルオ「んはぁっ!」ドサッ

エレン(頭突き…)

オルオ「あぁああああ! ぁあああああああああ!!」ゴロゴロゴロゴロ

ペトラ「くぅ~んくぅ~ん」スリスリペロペロ

エレン「え、エルドさん…」ペトペト

エルド「そ、そんな目で俺を見るなよ…一度冷静になろう。辛いかもしれんがそのままで」

エレン「はい…」ペトペト

エルド「エレンが食堂へ来た時…既にペトラはこの状態だったのか?」

エレン「いえ、俺が来た時は、そこの脚立の後ろで倒れていました」

エルド「あの蝋燭立ての傍にあるやつか」

エレン「はい。多分蝋燭の交換をしていたんじゃないかと。咄嗟に落っこちたんだと思って駆け寄って、揺すって起こしたら…」

エルド「組み付かれた?」

エレン「はい…言葉も喋らず鳴き声だけで…それからは大体皆さん知っての通りです」

エルド「なるほどな…」

エレン「それで少し、思うことがあるんですが…」

エルド「奇遇だな、俺もだ」

オルオ「…俺も一つ、限りなく真実に近い答えが浮かんだ」

グンタ「俺もだ」

リヴァイ「おい、何を騒がしくして…」ガチャッ

ペトラ「わんわん!」ペロペロ

エレン「あ、兵長」ペトペト

リヴァイ「…」

リヴァイ「…その、なんだ」

リヴァイ「俺はクソメガネを殴りに行って来ればいいか」

リヴァイ班「はい、お願いします」

エルド「さて、兵長直々に主犯の疑いがある人物を尋ねに行ってもらったわけだが」

オルオ「このペトラの状態は、精神が犬になっていると見ていいのか」

グンタ「間違いない…俺のトラウマが猛反応してるんだ…間違いない」

エレン「犬ですか…しかしさすがに、人間ほどのサイズの犬ともなるとじゃれつかれた時骨が折れますね」

ペトラ「…」クンクン

エルド「まあどうせまたハンジ分隊長の実験か何かだろうし、兵長が突き止めて下さるだろう」

オルオ「それまでの辛抱だな…この大変うらやまsけしかr…異常な光景も」

エレン「ですね…俺もさすがに慣れてきました」ペトペト

ペトラ「…」クンクンクンクン ソソソッ

エレン「ん? なんか急に動きが変わって…」

ペトラ「わふん!」ボフッ

エレン「ひぃっ!?」

オルオ「てめぇこら待てええええええええええええ!!」

ペトラ「はふはふ、はふはふ」スリスリクンカクンカ

エレン「あのっ、ちょっとっ、やめっ、やめてくださいペトラさ、くすぐったいです! あっ!」

グンタ「…なんてこった…」

エルド「ペトラがエレンの股間に顔を突っ込んで…匂いを嗅いで…」

オルオ「顔面全体で堪能していやがる…」

おとこども(エレン代われ…!!)

ペトラ「くぅ~んくぅ~ん」モゾモゾ

エレン「だ、駄目ですって!」ガシッ

ペトラ「…」シュン

エレン「おお…羽交い絞めにしたらおとなしくなった。しかしいきなりなんてことをし出すんだ…」

グンタ「犬の習性だな…犬にとって股間の匂いはたまらなく良い匂いらしく、一度勘付かれれば執拗に狙われるぞ」

エレン「ね、狙われるってまさか…」

グンタ「いや、噛んだりはしないだろうけどな…」

オルオ「仮に噛んだとしてもどうせまた生えてくんだろ…気持ち悪い」

エルド「だがその、なんだ…いくら精神が犬になっているとはいえ、今の絵面は酷い…わかるよな? エレン」

エレン「は、はあ。確かに人間の尊厳が感じられない絵だったとは思います」

グンタ「いやそうじゃなくてフェr…いや、すまん。自重する」

エレン「?」

オルオ「ともかくだ…これ以上そんな真似をされたら俺たちが不愉快だ」

オルオ「ちゃんと躾けろ…エレン」

エレン「え、躾って?」

オルオ「そ、そりゃお前…こう、鞭で尻を叩いたり…」

エレン「え、やですよ。こんなのでもまだ一応先輩なわけですし」

エルド「オルオの案はナシだとしても、お前には懐いているようだし、言うこと聞くんじゃないか?」

グンタ「お手とか、伏せとかあるだろ。やってみろ、エレン」

エレン「は、はあ。じゃあとりあえず解放しますか」パッ

ペトラ「わふんわふん」ズボッ クンカクンカ

エレン「んほぉ! ちょっ、やっ、駄目です! おあずけ!」

ペトラ「!」ピタッ

オルオ「本当に効きやがった…」

ペトラ「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ」

グンタ「うっ、犬っぽい…」ゾクッ

エルド「しかしおあずけしてるのは餌ではなくエレンの股間なんだよな…」

ペトラ「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ///」ポタポタ

オルオ「い、いかん…ポジションが」ゴソッ

エルド「俺も、不覚にも…」ゴソッ

グンタ「明らかに発情期の雌犬だぞこれ…」

エレン「は、発情って…」

グンタ「ともかくおあずけ状態を解除しないと、我慢できなくなってガブリといかれるかもしれんぞ」

エレン「それは避けたいですね…」

グンタ「別のを試してみろ」

エレン「はい…じゃあ、お手」スッ

ペトラ「わんわん!」ペロペロ

エレン「違う違う、舐めるんじゃなくてお手だって」

ペトラ「わんわん…///」チュパチュパ

エレン「…いやしゃぶるんでもなくて」

オルオ「おい…やべえよ…どうすんのこれ…やたらエロいんだが…」

エルド「ああ…まさかあの男勝りなペトラがこんな…」

エレン「ああもう、こうだよこう! ほれ!」チョン

ペトラ「わふ?」ポンポン

エレン「そうそう! じゃあもう一回やるぞ! お手!」

ペトラ「わん!」チョンッ

エレン「おーしよくやった偉い偉い」ナデナデ

ペトラ「わふぅ…///」デレー

グンタ「だらしねえし…」

エレン「なんか楽しくなってきました!」ウキウキ

オルオ「ああ…続けろ。ちゃんと躾けないとな」キリッ

エルド「ああ、徹底的にやるべきだ」キリッ

エレン「はい! よし、次は伏せ!」

ペトラ「??」

エレン「わからないかな…こうやるんだけど」フセッ

ペトラ「わんわん!」ペロペロ

エレン「いや顔を舐めるんじゃなくて、こう、姿勢を低くして…」

ペトラ「??」ペロペロ

エレン「まだ難しいんですかね…」ナデナデ

グンタ「うーむ…ちょっと強引に伏せさせてみたらどうだ?」

エレン「こうですか?」グイッ

ペトラ「!?」ガクンッ ペターッ

グンタ「ああ、そんな感じで」

エレン「わかったか? 今のが伏せだぞ?」

ペトラ「わん!」

エレン「よーし、じゃあ伏せ!」

ペトラ「わふ!」ペターッ

エレン「おお! すげえ賢い! さすがペトラさん!」

オルオ(ケツを突き出しやがる…)

エルド(くっ、愚かにも俺の愚息が反応してしまう…)

愚息E「かしこ」

グンタ「さすが脳みそが人間なだけはあるな。理解が普通の犬よりずっと速い」

エレン「ですねー。わっ、こら舐めるな舐めるな」ハハハ

ペトラ「わんわん!」

エレン「じゃあそうだな…ちんちん行きますか、グンタさん」

グンタ「えっ、あ、そうだな…」

ペトラ「?」

オルオ「犬化しているとはいえ女が目の前にいるというのに…」

エルド「何の躊躇いもなく言えるところは尊敬できるなエレン…いや、ガキじゃないんだから気にすることでもないんだが」

エレン「よし、俺がちんちんって言ったらこうやるんだ」チンチン

ペトラ「…?」

エレン「わからないかな? こう、ちんちんって言ったらこうやって脚だけで立ち上がるんだ」

ペトラ「…」ジーッ

エレン「ペトラさん?」

ペトラ「…、」ジーッ

エレン「おーい?」

ペトラ「……、」ジーッ

愚息「久しいな…」

ペトラ「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ///」

エレン「いやそっちのちんちんじゃなくて」

エレン「わかったか? こう!」チンチン

ペトラ「わん!」

エレン「本当にわかったのかな…よし、ちんちん!」

ペトラ「わん!」スクッ

エレン「お、いいぞ! よくやっt」

ペトラ「わふっ!」ゴロンッ

エレン「え?」

ペトラ「わん…///」オッピロゲ

エレン「いやそんなの教えてねえよ」

グンタ「そうか…このペトラ犬にとって『ちんちん』とは股間。エレンの命令はそれを見せろ、という意味に取られているのかもしれん」

エレン「そういうことですか…」

ペトラ「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ///」モットミテ

エレン「なんかこのだらしない表情に耐えられないんで…やm」

オルオ「待てエレン! あと少し!」サスサスサスサス

エルド「あと数秒でいい! 数秒で到達できる!」サスサスサスサス

エレン「なにやってんですか二人とも!?」

オルオ「うるせえ! いいからてめぇはその体勢を持続させとけ!」サスサスサスサス

エルド「あああああああーーーーっ!!」

オルオ「ホウアーーーーーーーーっ!!」

エレン「ひぃっ!?」

エルド「……ふぅ、しかし、由々しき問題だな…」キリッ

オルオ「ああ…早く兵長が帰ってきてくだされば良いんだが…」キリッ

エレン「なんかいつになく二人がかっこいい…」

グンタ「エレン、これが大人というものだ。俺も犬じゃなければ大人の対応ができたんだがな…」

エレン「はあ…。あ、やめ」

ペトラ「わふ…」ガッカリ

お前さんの綺麗でちょっとエッチなおねえさんにこんなことして欲しい願望に正直なところ好きだぜ

>>45
それじゃ俺がオ〇ニーSS書いてるみたいじゃないか…否定はできんが

オルオ「しかしこのペトラは完全に犬の精神に体を奪われてしまっているようだな…」

エルド「何故そう言い切れる? オルオ」

オルオ「確かに奴はエレンを可愛がっていたが…かと言って俺たちにここまで攻撃的にはならんだろう」

オルオ「それにもしペトラの記憶を持っているのだとすれば…俺に懐かないはずがない」

エレン「そういえば、お二人は古くからの付き合いだとか…」ナデナデ

オルオ「そうだ…俺とペトラは訓練兵時代、同期から夫婦夫婦と焚き付けられる関係だった…」

エルド「まあ嘘は言ってないな」

グンタ「ああ、見事な夫婦漫才だった」

エレン「未だにボケとツッコミの関係が成り立ってますよね」

オルオ「フン…まあそういうことにしておこうか…ともあれ俺とペトラはお互い深いところで繋がっていたわけだな」

ペトラ「…」ジトーッ

オルオ「どういうわけか、久方ぶりに特別作戦班として再開した時には冷たくなっちまっていたが…」

オルオ「概ね、すっかり兵士の顔になっちまった俺に照れくさくなったんだろう…ああ、俺はわかっているぜペトr」

グンタ「それはそうと、確かにエレンにしか懐かないのは疑問だな」

オルオ「おいグンタ!」

エルド「昏倒して目を覚ました瞬間に抱き付かれたということだし、刷り込みか何かがかかっているのかもな」

オルオ「エルドてめ…」

エレン「なるほど…でもそれなら普通、こんな反応はしないんじゃないですか? …えと、発情してるんでしょ? これ」

オルオ「新兵! 俺をスルーするな!」

グンタ「うむ…舐めまわされるくらいならまだしも、股間を前に目を潤ませて赤面しながら涎を垂らしていたわけだしな…」

オルオ「うっ…思い出したらまた…」ムクムク

エルド「刷り込みならエレンを親と思うはずだしな…」

エレン「不思議ですね…」ナデナデ

ペトラ「わふぅ…///」グデーン

リヴァイ「戻ったぞ」ガチャッ

リヴァイ班「お帰りなさい兵長!」

ハンジ「やあみんな、ペトラが犬になっちゃったんだって?」ボコボコ

エレン「はい、こんな感じで」

ペトラ「ばう! ばうばう!」フーッ

ハンジ「うわぁ…話には聞いてたけど本当にか…」

グンタ「本当にかって…また分隊長の実験なんじゃないんですか?」

ハンジ「嫌だなあ、そんなに私は変な実験ばかりしてる?」

リヴァイ班「ええそりゃあもう」

ハンジ「あらら。生憎、今回の件に私は関与していないよ?」

リヴァイ班「…」

ハンジ「いや、そこは信じようよ。黙って実験したことはあっても嘘はついたことないでしょ? 私」

リヴァイ「まあ百歩譲ってそいつは認めてやるとしよう。どうにかしろ」

ハンジ「それじゃあ詳しい話を聞こうか」

・・・

ハンジ「ほう…それは大変興味深い事例だね…」

ハンジ「巨人にばかり傾倒していたけど…まだ人間の不思議も馬鹿にできないなぁ…」ウヒヒ

リヴァイ「何か思い当たることがあるのか」

ハンジ「いいや、さっぱり。頭部に受けた衝撃で、とか考えたんだけど…エレン、ペトラを抱きしめて。後ろからでいいから」

エレン「こうですか」ギュッ

ペトラ「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ///」ヒューヒュー

ハンジ「そうしておけば暴れないからね。で、頭皮を確認してみると、傷の類はなく、内出血もしていない」

ハンジ「頭をぶつけておかしくなっているのなら、たんこぶの一つもあっておかしくないだろ?」

ハンジ「それがないってことは、頭をぶつけたのとは違う原因があるってことだ」

ハンジ「みんなわかってたよね?」

リヴァイ班「いえ…全然知りませんでした」

ハンジ「ありゃ。ちょっと観察すればわかるのに」

グンタ「俺たちが触れようとすると吠えるんで、とても観察なんてできませんでしたよ」

ハンジ「エレンも?」

エレン「俺も躾に夢中で原因究明とかそれどころじゃなかったです」

リヴァイ「…オイ、躾とは一体何の話だ」

エレン「いえ、暴走しないように管理する必要があると思いまして。お手!」

ペトラ「わん!」チョン

エレン「伏せ!」

ペトラ「わわん!」フセッ

エレン「ちんちん!」

ペトラ「わんわわわん!」スクッ ゴロンッ

ペトラ「わふ…///」オッピロゲ

エレン「すごいでしょ!?」

リヴァイ「見事だ」ビンビン

ハンジ「あのペトラがこんなはしたない恰好をするなんて…演技かと思ったけどそうでもないのか」

オルオ「いや演技はないでしょう演技は。演技でエレンの股間に顔突っ込むのは無理がある」

ハンジ「いや、もしかしてペトラがエレンに欲情してるかもしれないし」

リヴァオル「断じてない!」

エレン「俺もそれはないかと…あるとすればオルオさんか兵長だと思いますし」

オルオ「ほう…わかっているじゃないかエレン」

リヴァイ「…」

エルグン(名前すら出されねえ…)

ハンジ「しかし困ったなあ…調べようにも相手がペトラじゃ過激な検証もできないし…」

ペトラ「わん! わん!」ノッシ

エレン「わっ、ちょっと、乗らないでください! 重っ…」ドサッ

ペトラ「くぅ~ん」ペロペロ

エレン「ひぃっ!? く、首筋は勘弁…あふっ!」

エルド「はぁ…頭ぶつけたとかが原因だったらどんなに良かったか…」

グンタ「ああ、それならもう一回どこかにぶつけた拍子に、って考え方もできるんだがな…」

リヴァイ「…」ジーッ

ペトラ「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ///」ペロペロ

エレン「ぁああああ…ほんと、勘弁、勘弁して…」ゾクゾクッ

リヴァイ「…オイお前ら」

リヴァイ班「はい?」

リヴァイ「お前らが近付いた時、ペトラは吠えたって言っていたな?」

エルド「ええ…」

リヴァイ「じゃあよ…」ツカツカ

ペトラ「…っ」ビクッ

リヴァイ「俺が近付いても吠えないどころか…」ヒョイッ

ペトラ「っ!?」

エレン「あれ、急に重さが…」

リヴァイ「引き剥がせんのは…どういうことなんだろうな」

オルオ「な、なるほど…兵長のあまりのオーラに当てられて、委縮してしまうという…」

グンタ「そ、そういうことなのか…?」

ハンジ「…」ジーッ

ペトラ「わ、わん…」アセアセ

ハンジ「ペトラ…演技してるね?」

ペトラ「!!!」ビクッ

エレン「は!?」

オルオ「演技の可能性はさっきなくなったはずでは!?」

ハンジ「いやー…すっかり騙されていたよ私としたことが」

ハンジ「以前小耳に挟んだことがあるんだ…ペトラが年下フェチの変態だという話を…」

リヴァイ「!?」ガーン

エルド「た、確かに一時期訓練所でそんな噂が流れたことがあったが…」

オルオ「結局ペトラにそれらしい兆候は見えず、ただの噂として処理されたはず…」

グンタ「だがそれが確かなら…辻褄は合うな…」

エレン「え、え?」

ハンジ「まあ噂に終わるのも仕方ないよ…訓練所じゃそんなに歳の離れた人間とは一緒にならないからね」

ハンジ「特別作戦班に配属されて、ついに化けの皮が剥がれたんだ…」

ペトラ「…」

ハンジ「つまりこういうことだ。歳の離れた初めての後輩を前に密かにペトラは想いを募らせた」

ハンジ「だが、もし自分の本性を露わにしてしまっては、例え後輩と言えどドン引きされるのは当然」

ハンジ「それに先輩として尊敬されたいというプライドが、彼女の本能を抑え込んでいた…」

ペトラ「ま、待ってください!」

エレン「喋った!?」

ハンジ「だが、ある時彼女は思い付いたんだ…威厳を失わず後輩を毒牙にかける方法を…」

ペトラ「そ、それ以上はあうふ」

リヴァイ「…黙って聞けよ。これは当然の罰則だ」

ハンジ「そう、さながら頭をぶつけておかしくなったように見せかければ、ペトラ本人の威厳は保たれ」

ハンジ「犬ペトラという存在にすべてを擦り付け、性欲の赴くままにエレンを貪ることができる」

ハンジ「この仮定通りなら、犬ペトラとして何をしようと恥じることはない…あんな恥ずかしい恰好も平気で出来るわけだ」

ペトラ「ぁ…ぁあああああ…」

エレン「ま、待ってください」

エレン「だ、だとしても…お手とか伏せとか…俺の命令に従うはずないじゃないですか…」

エレン「もしハンジさんの推測通りなら…俺を支配することは考えても支配されることは望まないはず…」

ハンジ「…いいかいエレン、大人の世界にはね、色んな性癖の人がいるんだ」

ハンジ「エレンに命令され、それに忠実に従い…時には意味が分からないように振る舞って、叱られながら、最後は成功させ褒められる」

ハンジ「犬になりきっていたペトラにとって…それは恍惚に値する物なんだと思うな…」

エレン「……そう、なんですか?」

ペトラ「……っ」フイッ

エレン「そんな…」

ペトラ「く、くそぅ…あと、あと一歩だったのに…」

リヴァイ「何をするつもりだったんだ…てめぇ」

ペトラ「ふ、ふふふ…あと、ほんの数時間で良かったのに…」

エルド「ペトラ…もうお前に威厳なんてものはない」

グンタ「すべて吐いた方が楽になるぞ…」

ペトラ「あと少し…お風呂まで何とか持ちこたえれば…すべて、計画通りだったのに…」

オルオ「風呂だと…?」

ペトラ「犬である私は一人で体を洗うことができない…」

ペトラ「そしてエレンから離れない犬ペトラの性格上、仕方なく一緒にお風呂に入れるしかないという流れになる…」

ペトラ「そこまでくれば後は簡単…エレンに体を洗ってもらう悦びと快楽に身を任せ、満足した後に、エレンの愚息を貪り…」

ペトラ「同じベッドで一夜を明かし…朝になったら元の人格に戻っていて…すべてをリセット」

ペトラ「完璧な…計画だったのに」

リヴァイ「いや…お前の計画は完璧じゃねえよ」

ペトラ「!?」

リヴァイ「俺なら、エレンから離れねえからっててめぇら二人を風呂にぶち込むなんて判断はしねえ」

リヴァイ「無理に引き剥がしてでも…雌犬を牢にぶち込むぞ。人間の精神じゃねえなら、一晩風呂に入らなくたって平気だしな」

ペトラ「……」

ハンジ「じゃあ、行こうか…」

ペトラ「……はい」

エルド「まさかあいつがこんなことをするなんて…」

グンタ「信じられんな…」

オルオ「俺に仕掛ければこんなことにはならなかったのに…」

エレン「ペトラさん……」

ペトラ「エレン……」

エレン「あなた…本当に、気持ち悪いです」

ペトラ「……ごめん、ごめんなさい」

エレン「こんな形でなければ…俺、いくらでも考えられたのに…」

ペトラ「え…?」

エレン「俺、異性関係とか全く興味なかったけど…もし将来結婚する必要があるなら…」

エレン「ペトラさんとなら、って思ってたんです…」

ペトラ「え、え、そ、それ本当!? な、なら今からでも」

エレン「残念です…こんなことになって」

ペトラ「……」ガクッ

ペトラ「あのさエレン…その、もし、私が反省房から出てきたら…」

ペトラ「…やり直さない?」

エレン「…やです。変態の相手、怖いし…」

ペトラ「そう…」

バタン

グンタ「ひどい…事件だったな」

エルド「ああ…」

オルオ「実に恐ろしい…」

リヴァイ「今回の件は、俺の調査不足だったな。ペトラの噂について、まるで知らなかった」

リヴァイ「辛い目に遭わせちまったことは詫びる」

エレン「いいですよ…気付かない間は、本当に楽しかったですし…ちょっと嬉しかったところもあります」

リヴァイ「そうか…」

エレン(俺は、ここへ来た最初の夜の時点で、覚悟しておくべきだったのかもしれない)

エレン(調査兵団は変人の巣窟…ペトラさんですら、例外とは言い切れないのだと)

~完~

飯食ったら付録としてペトラの筋書き通りに進んだルートを書く。
エロ有り

エレン「ああ…どうしてこんなことになってんだ…」

ペトラ「わふ?」

エレン「早く元に戻ってくださいよ…完全に世話を押し付けられちゃったじゃないですか」

ペトラ「…??」

エレン「愚痴言ってもわかるわけねえか…今は犬なんだもんな…」

ペトラ「…」

エレン「はあ…」ヌギッ

ペトラ(来た! ついにこの瞬間が!)

エレン「女の人と風呂入るなんて初めて…いや、ミカサと何回か入ってるか。ガキの頃だけど」

ペトラ(ミカサって誰だっけ…ともかく幼いエレンとお風呂に入るなんて羨ましい…!)

エレン「いきなり飛びついてくるなよ…?」ヌギヌギ

ペトラ(見え…見え…)フセッ

エレン「こら、あっち向いてろ」グイッ

ペトラ(惜しい…あとちょっとだったのに…タオル巻いちゃったよ…男なら丸出しにしなよ…)

エレン「さてと…ここからが問題だな」

ペトラ(ここからが正念場ね)

エレン「さすがにこのまま湯船にぶち込むわけにはいかねえし…脱がさないとだよな…)

ペトラ(ああ! いいよ! 来て! 私を素っ裸に剥いて!)ハァハァ

エレン「い、いやでも…これは犬であってペトラさんじゃないわけだし…本人の許可なく裸を見ると言うのは…」

ペトラ(許可するよ! いくらでも許可するよ! だから脱がして! 早く! 早く肌を晒したいの!)

エレン「や、やっぱりこういうのはオルオさんに任せた方が…」

ペトラ「きゃん! きゃんきゃん!」ブンブンブンブン

エレン「嫌なのかよ…なんなんだよこの犬…」

ペトラ(嫌だよ! ほら! 早く脱がして!)

エレン「うぅ…ペトラさん、ごめんなさい…」ソッ

ペトラ(キター! さあ早く! 早く脱がして!)ハァハァ

エレン「まずはジャケットを脱がして、と…おとなしくしてろよ」ゴソッ

ペトラ(してます! してますからはよ!)

エレン「ベルトが面倒くさいんだよな…人のとなると特に」ガチャガチャ パチンッ

エレン「ブーツも脱がして…ベルトをはずして…」ガチャガチャ パチンッ

エレン「よし、全部外れた…さて、ここからだな…」

ペトラ(ここからだよ…ここからなんだよ…ああ、とうとう素肌を外気に触れさせる段階だ…!)ハァハァ

エレン「上と下どっちからだ…?」

ペトラ(どっちでもいいでしょ! 下半身と上半身好きな方選んでよ!)

エレン「まあ普通は上からだよな…」プチプチ

ペトラ(ああっ! エレンが私のシャツのボタンを外してくれてる!)

エレン「なるべく見ないように…」ファサッ

ペトラ(この子本当に思春期なの…?)

エレン「下着ってこうなってんのか…」ポイッ

ペトラ「匂いぐらい嗅いだらどうなの…?」ボソッ

エレン「ん?」

ペトラ「わんわん!」

エレン「気のせいか…」

ペトラ「わん!」クルッ

エレン「わっ、こっち向くな胸が見えちゃうだろ!」

ペトラ(見せてんのよ)

エレン「暴れんな…暴れんなよ…あと下だけなんだから…」ゴソッ

エレン「ペトラさん、なんか可愛いの穿いてるな…白か」ポイッ

ペトラ「いや匂いぐらい嗅ぎなよ」

エレン「ん?」

ペトラ「わおーん」

エレン「俺疲れてんのかな…」

エレン「よ、よし! なんとか全部脱がしたぞ! 後はタオルを巻きつけて…」

ペトラ(ちっ、悉く生真面目なやつめ! しかし、腕が下に回っているところで伏せてやれば!)

エレン「っ!?」ムニュッ

ペトラ(どう! 訓練所で行ったいい乳選手権で隠れ巨乳賞をとった私の胸の感触は! さあそのバベルを建設なさい!)ドヤッ

エレン「び、びっくりしたな…急に伏せるなよ、まったく」

ペトラ(効いてない!? そんな、同性ですら落とした私の乳に無反応!?)

ペトラ(い、いや! 口ではそう言いつつも体の方は正直…)チラッ

愚息「動かざること山の如し」

ペトラ(微動だにしていない…!? そ、そんな…まさか私、女として魅力ないの!?)

エレン「よーし風呂場移動するぞー」ダキアゲッ

ペトラ(…ショックは大きいけどまあいいや…エレンの肩ぺろぺろ)ペロペロ

エレン「またこいつは…駄目だって言っただろ?」グイッ

ペトラ(エレンの唇ぺろぺろ)ペロペロ

エレン「こら、やめろって」ハハハ

ペトラ(エレンの喉仏ぺろぺろ)ペロペロ

エレン「本当に困った奴だな…慣れたけど」

ペトラ(嫌がらなかったらつまらないじゃない!)

エレン「…タオル巻いたまま入ったら兵長怒るよな…」

ペトラ「オコルオコル」

エレン「ん?」

ペトラ「わんわんおー」

エレン「仕方ないか…」ハラリ

ペトラ「きゃん! きゃんきゃんきゃん! きゃんきゃんお! きゃんきゃん!///」ハァハァフゥフゥ

エレン「あっち向けって! 前を向けるな前を…」ヌガセッ

ペトラ(裸の付き合いキター!!)

エレン「ちゃんと体に湯をかけて…」ザバーザバー

ペトラ(くそぅ…四つん這いでいなきゃいけないのがこんなに辛いなんて…大事なところ見せたいのにぃ…)

エレン「よっこいせ」

ペトラ「…」チャプ…

エレン「羽交い絞めにする感じなら一番大事なところは見えないよな…」ガシッ チャプッ…

ペトラ(お…こ、腰に…腰に大変興味深い物体が当たっております…///)

エレン「……何してんだろな、俺」

エレン「兵士になるために調査兵団に入って…犬化した女の先輩と風呂入って…何してんだろ」

ペトラ(…なにこの罪悪感)

エレン「はあ……、しかし、ペトラさんの肌ってすげえ滑々してんな」ナデッ

ペトラ(おほっ)

エレン「というか俺、何だかんだ結構苦労してるよな…巨人になれる人間が脅威とはいえ、牢屋に閉じ込められたりしたし」

エレン「……ちょっとペトラさんのおっぱい揉んでも罰は当たらねえよな」

ペトラ(今更!? ちょっと待って急にわくわくしてきちゃった私!)

エレン「というかチンコ当ててる時点で手遅れか。いいや、すべすべ素肌気持ちいいし」ムクムク

ペトラ(バベル建設始まったぁあああああああああ!!)

エレン「じゃ、ちょっと失礼しまーす」モミッ

ペトラ「にゃあっ!///」ビクン

エレン「あれ、今鳴き声が…」

ペトラ「わ、わふぅん!」

エレン「気のせいか。いや、しかしこれはなかなか…」モニュモニュ

愚息「まさに水面下の戦いだな…」ムクムク

ペトラ(や、やだ…腰のあたりのがどんどんおっきくなってる…///)

エレン「…なんかわからねえけど、なんだ…とてつもなく、俺…今…昂 っ て る」モニュモニュ

ペトラ「あっ…にゃ…ジャナクテわほぉん…///」ゾクゾク

エレン「この、掴んだとき指の隙間からはみ出る感じ…た、たまらねえ…」モニュッ‼

愚息「この女体に沿って滑るように伸びあがる感覚たまんねえな」ムクムク

ペトラ(もっと! もっと揉んでエレン! もっと攻めてきて! ああもう腰のがまだ伸びる!)

エレン「へ、へへ…いいよな…犬だもんな…」コリッ

ペトラ「あひっ!?」

愚息「文明開化の音がする」ムケッ ビンビン

エレン「あ、皮剥けた…すげ、こんな勃起したことねえぞ…」

ペトラ(仮性だったのか…剥く楽しみが…!?)

エレン「雌犬だもんな所詮…うん、雌犬だ」モミモミ

愚息「撫でまわすことワイパーの如し」スリスリスリッ

ペトラ(な、なんなの急にこの子攻勢に出て…!)

エレン「ペトラさんの耳…」ハミッ

ペトラ「んひぃっ!?」

エレン「えへへ…たまーに見える耳がいいんだよな…へへ」ハミハミ

ペトラ(あっ…ちょっ…そんなっ…)ゾクゾク

エレン「散々舐められたからな…仕返ししねえと…」

愚息「へへっ、大将がとうとう目覚めやがった」

エレン「まずは首筋…」ペロッ

ペトラ「ふぁっ!///」ゾクッ

エレン「顔も散々舐められたな…」ペロペロ

ペトラ「ぅ…///」

エレン「巨人と同じでうなじは弱いんですね…」ペロッ

ペトラ(ま、まずい…完全に主導権を…んほぉ)ゾクッ

愚息「固定砲の装填を始める」

エレン「ん…やべえ、ちょっと調子に乗り過ぎたか。溜まってきちまったぞ…」

ペトラ(チャンス!)ザバッ

エレン「あっ、こら待t」

ペトラ「わおっぉーーーん!!!」バッ

エレン「わぶっ」パフッ

ペトラ「わぉん! ぉんぉん!」パフパフ

エレン「もごっ、やめっ、ふぁ、んへっ」

ペトラ(どうエレン!? これが私の必殺――)ズルッ

エレン「うおっ!?」

ペトラ「きゃっ!?」スリュンッ

愚息「挟まっちまった!」

ペトラ「…」

エレン「…」

ペトラ(お尻の谷間にエレンのバベルが…というか)

エレン「ぷはっ!」

ペトラ(あはは…やだ、変態と化したっていうのに…未だにキスが恥ずかしいとか…ないよ…)

エレン「……あの」

ペトラ「……わん」

エレン「ペトラさん…犬のフリ、やめてもらっていいですか」

ペトラ「……わん?」

エレン「いやその…もう、バレてるんで」

ペトラ「……」

エレン「谷間に顔挟むことって、犬の発想じゃありませんよね? いいですよ、怒りませんから」

ペトラ「……」

エレン「ペトラさん」

ペトラ「……うん、ごめん。幻滅したよね」

エレン「そりゃ少しは…でもそれを言ったら、俺も俺ですしね」

エレン「流れに身を任せて犯すところでした」

ペトラ「い、いや、それはそのままでも構わなかったんだけど!」

愚息「おい…このままじゃおさまりがつかないんだが」ビンビン

エレン「ですからその…気付いてしまった以上は、ですね、許可を得ないとと思いまして」

ペトラ「へ?」

エレン「だからその…続きをお願いしたいんですが…」

ペトラ「い、いいの?」

エレン「ここまで立たせたら出すしかないし…ペトラさんもその気があるようだし…その…」

ペトラ「…ど、同意の上?」ブルブル

エレン「はい…さ、最後までお願いします…」

ペトラ(ただひたすらに高揚した。高揚した私の精神は、私の中に眠る獣のような性欲に抗うことができなかった)

ペトラ「わぉおおおおおおおおおんッッッ!!!」バッ

エレン「…っ!」

ペトラ「わん! わんわん! わぉん! わん!」ハスハスクンカクンカ

愚息「なんだこのプレイ!?(戦慄)」

ペトラ「わふぅん! わふぅん! わふぅん!」ペロペロペロペロ

エレン「あ、ぁああああ…ぁああああああああああ…!!!」

ペトラ(貪り続けること30秒…ついにその時は来る)

エレン「あおおおおおおーーーーーーっ!!!」

愚息「これが俺の全力だぁああああああああああああああああああああああ!!!」ドビュルルルルルウルルルルルルルゥッ

ペトラ「がぼっ」

エレン「んはぁ…はぁ…はぁ…」ビクッ ビクッ

ペトラ「ふぅ…ごちそうさま…エレン、自慰とかしてないでしょ…」

エレン「なんで、そんなこと…わかるんですか…?」

ペトラ「量がすごかったし…あんまり生真面目すぎるのも良くないよ?」

エレン「そう、ですか…」

ペトラ「そ、そのさ…」

エレン「大丈夫です…このことは誰にも言いませんよ…俺も言いふらされたくないし」

ペトラ「うん…」

エレン「あの、ペトラさん…」

ペトラ「な、なに…?」

エレン「また今度…お願いできませんか」

ペトラ「う、うん…喜んで」

エレン「今度は猫でお願いします…」

ペトラ「わかった…練習、しておくね…///」

ペトラ(年下の彼といけない関係を築いた夜でした…)

~完~











ミカサ「…にゃあ」ゴゴゴゴゴ

たまにはエロなしのエレペトでいい話書きたいわ

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