草加雅人「よくないなぁ。こうゆうのは。」仮面ライダー555×モンスターハンター (48)

西暦555年、人類は突然繁殖が激しくなったモンスターによって脅かされていた。

人類は撤退を繰り返し、所々に巨大な街(ドンドルマ、ミナカルデ等)を作成、街の中心にはハンターズギルド協会の本体が置かれた。
そして街の周りに町(拠点)を作成した。拠点一つ一つにハンターズギルドの出張所を作り、いかなる場所の脅威にもすぐに対抗出来るようにした。

また、町を囲むように村が周りに幾つも点在する。(ここにはハンターズギルド出張所はない)
当然、ハンターズギルドは善良団体に思えるかもしれない。
しかしそんなことはない。

ハンターズギルドにモンスターの討伐を依頼する際、莫大な費用を支払わなければハンターズギルド協会はハンターを派兵してくれないのだ。
村は被害を与えてくるモンスターを討伐依頼をしに町に大量のゼニー持って依頼しに行く。
こうやってハンターズギルド協会は莫大な利益を得ていった。
しかし、当然貧乏な村はハンターを依頼するだけの費用はなく、モンスターに滅ぼされてゆく末を見守ることしか出来ない。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371971377

そんな現実に一部の人が激昂しそして失望し、無償ギルド【ネオハンターズギルド】を作成。
ネオハンターズギルドは一切ゼニーを取らないが、人望が厚く、いろんな村から食糧が支援され生活している。

が、当然そんなことしてはハンターズギルド協会の利益も減るのでそれを黙って見過ごすことはしなかった。
ハンターズギルドは優秀なハンターを刺客としてネオハンターズギルドに送り出した。
当然、人数の差や一人一人の戦闘経験の差などからネオハンターズギルドは負けては反撃、負けては反撃を繰り返し、
人材を一方的に消耗し追い込まれていき、ハンターズギルドの弾圧から2年で16回の戦闘をして16回の敗北を経験した。

そして現在、ネオハンターズギルドは人数の9割以上を失い絶滅寸前にあった。

主要登場人物

草加雅人(仮面ライダーカイザ)
とても爽やかな青年。スポーツマンで何でもできる。
正義感が強すぎる故に行動が行き過ぎることが多々ある。
また、過去に何かしら心に深い傷を負っており、誰にも自分の過去を打ち明けようとしない。
この世界のモンスター全てを憎んでおり、一体残らず絶滅させようとしている。
そしてハンターズギルドを潰そうと企んでいる。


乾巧(仮面ライダーファイズ)
ハンターランク5のヘタレハンターで中の下パーティ{kikuchiクリーニング}に所属
しかしファイズになった時の実力はハンターランク9すら凌駕する。
装備は耐火性タキシードで固めている。これはもともと熱いのに弱いので意図的に炎耐性の高い装備にしている。
武器は片手剣のファイズエッジ
猫舌で不器用で生まれつき口が悪い。


園田真理
ハンターランク5の女性ハンター。中の下パーティ{kikuchiクリーニング}に所属
武器は双剣でハイネッタ製のシザーを運用している。
木場裕二のことが好きらしい…
とても明るい正確をしており、将来は散髪スキルを習得したいと考えてる


菊池啓太郎
ハンターランク2の超ヘタレハンター。
夢は、世界中の皆が幸せになれるように世界中で洗濯して真っ白な服を提供すること
武器は布団叩き

木場裕二
ネオハンターズギルドのパーティの一つ(木場と愉快な仲間達)に属する
装備は基本的に片手剣
とても穏やかで優しい性格をしている。
当然言葉使いも丁寧で優しい顔をしている。


長田結花
ネオハンターズギルドのパーティの一つ(木場と愉快な仲間達)に属する
装備は双剣
大人しい外見と性格とは裏腹に、かなりのモンスターを倒してきている。
ハンターズギルドに例えるとハンターランク7程
海堂直也が好きらしい


海堂直也
ネオハンターズギルドのパーティの一つ(木場と愉快な仲間達)に属する
装備は双剣
かつて音楽界の天才と言われたが海堂のいた村がモンスターに襲われ、
右手に重傷を負い、ハンターとして生きることになった。
真理のことが好きらしい

影山冴子
ハンターズギルドの上の上級パーティ{ラッキークローバー}の一人
装備は基本スーツのみで武器はレイピア
毎分300回の速度で振るわれるその斬撃は古龍するも粉々に粉砕する。
現存する女性ハンター中トップクラスの実力


琢磨逸郎
ハンターズギルドの上の上級パーティ{ラッキークローバー}の一人
装備はスーツ、盾はイェーツの本、武器は伸縮自由自在のムチ
ひじょうにプライドが高く、すぐにいじけてしまう部分がある。
現在、ハンターズギルドから裏切り者のハンターの始末を任されているが
人殺しを躊躇う傾向があり、一度も成功していない


J(ジェイ)
オトモ、チャコ
ハンターズギルドの上の上級パーティ{ラッキークローバー}の一人
武器はデュアルクローだったり大剣 真 封滅一門だったり
強靭な肉体を持つ黒人。実はJはイカサマが得意で、通常は3回力尽きるとクエスト失敗になるが
裏ルートアイルー(チャコ)の手によって9回までは力尽きてもバレない


北崎
ラッキークローバーに所属する最強のハンター
彼に言わせるとハンティングはただの殺戮でしかないらしい
しかし実際ラッキークローバー以外は北崎の姿を見た人はいない故に都市伝説でしかない存在。

その他大量のパーティ、ハンター、モンスターが登場します。

今更このSSは需要ないかな?

ストーリーの投下は21時からになります。

なんかすごいなwwwwwwww

何が起こるか全くわかんねぇww

どうなるんだこれwww期待ww

オモシロソウダナ、きたい!

俺はこのssが気に食わねえ!文句あるか!

エピローグ

メドナ火山【某所】

アカムトルム「グォ"ォ"ォ"オ"オ"オ"オ"!!!!」

??「やだなぁ、そんなに大きい声ださないでよ」

アカムトルム「グォ"オオオオ」ブンッ! ブンッ! スバンッ!! ズドンッ!!

連続で攻撃を加えているのが伝説の巨大な飛竜、覇竜[アカムトルム]
かつて大地を増やし、天災をもたらすと云われる3飛竜のうちの一体だ。
覇竜が攻撃する度に大地が軋みをあげ、地下から持ち上がった溶岩が地面を捲りあげて噴火する。

スパーン!!スパーン!!スパーン!! ガシッ!!!!

??「…………調子に乗るな!」ギュオ

圧倒的な質量差にも関わらず、覇竜の殴打を素手で受け止めた。
そして人間とはかけ離れた姿に変身する。
その際、その男に触れた部位の覇竜の竜鱗が僅かに消滅し、竜肉が軽く露わになる。

それから一週間後

啓太郎「タッくん、朝だよ。いつまで寝てるのさー」

巧「うるせーなー、朝ぐらいゆっくりしたっていいだろ」ムニムニ

啓太郎「なに言ってんのさー、もう真理ちゃんも朝ご飯作り終わってるよ」


菊池クリーニング店【台所】

真理「おはよう巧。とゆうよりそろそろ今日はの時間なんだけどね。」

巧「おはよー………」ダリー

真理「なんか元気ないね?どうかしたの?」

巧「ああ、朝っぱらから暑苦しい奴の顔拝まされたからな」

啓太郎「なにさー、タッくん酷い。それが起こしてくれた人に対する礼儀なの?」

真理「はいはい二人とも喧嘩しない。いまご飯よそうから座って待ってて」

啓太郎「へー、今日はカレーなんだ?」

啓太郎.巧.真理「頂きま~す」

啓太郎「うんうんすっごい美味しいよ。」

巧「悪くないな。」

真理「ありがと!そういえば今朝の地震凄かったわね。ここんところ地震ばっかりだけど大丈夫なのかな?」

啓太郎「それなんだけど、うちお得意様のハンターから聞いた話なんだけどどうもここから近い南北エルデ地方の境界にあるラティス活火山の活動が活発化してるらしいんだ…」

真理「へ~、でも地震が起き始めたのって5日ぐらい前からよね?いきなり活動が活発化するなんて変じゃない?」

啓太郎「うん……実は噂なんだけど…凄く大きな力を持った飛竜がラティス活火山に住み着いたのが原因かもしれないらしいんだ…でも実際見た人はいないから噂の領域を出ることはないんだけどね。」

真理「つまりもともといなかった飛竜が何かの理由でラティス活火山に来たってこと?例えば住処を奪われたとか…」

啓太郎「あくまで噂なんだけどね。」

巧「おい、お前らしょーもない噂なんか信じてどうするんだ、だいたい火山活動を促せる程の力を持った飛竜が住処を奪わる訳ないだろ。それより啓太郎、後で報酬金の高い金持ちの依頼を探してこい」



啓太郎「大変だタッくん!!真理ちゃん!!ギルド掲示板に討伐依頼があったよ。なんか畑を荒らす悪いモンスターがいるらしいんだ」

巧「それで?報酬金はどうなんだ?」

啓太郎「報酬金は………あんまり多くはないけど……」シュン

巧「なら辞めとけ!」

真理「そうね、今回ばかりは巧が正しいかも…ただでさえうちは生活苦しいんだし」

啓太郎「そんな!…タッくんも真理ちゃんも酷い!このままじゃこの依頼主が不幸になっちゃうよ、僕の夢は世界中の皆を幸せにすることなんだよ。」

巧「あのな、夢でメシを食っていけっかよ!大体そんな依頼ほっとけば誰かが勝手に受けてくれるだろ」

啓太郎「でも早く助けに行かないと手遅れになるかもしれない…もし手遅れになったら僕達のせいだよ!タッくんも真理ちゃんも手伝ってくれないなら僕一人で行くもん」

真理「………も~!………しょうがないわね~……私も手伝ってあげるわよ、あんた1人じゃ絶対無理でしょ…巧、あなたも手伝ってよね?…」

巧「・・・・はぁ~…」ガク

東西アルコリス地方シルトン丘隆【某畑】

啓太郎「ここが依頼地みたいだね、にしてもこんなに荒らすなんて…酷い」ウルウル

巧「どうでもいいけどこの足跡はババコンガみたいだな、普段はここ辺りには出没しないんだが……いったい何が起きてるんだ」

真理「やっぱり最近の地震で結構生態系が変わってるみたいね」

巧「ここら辺にはいないみたいだぜ、3人で手分けして捜そう、俺は向こうを捜す」

真理「分かった、見つけたら信号頂戴、私はあっちを捜してくる」

啓太郎「ちょちょちょ、2人ともちょっと待ってよ」アセアセ

啓太郎「(行っちゃった…)どうしよう…1人だと危険だよ…」ドキドキ


グルルルルル ドスーン!

すざましい咆哮と共に降り立つ桃色の牙獣
その姿は最初から怒り狂っているようにも伺える。
恐る恐る後ろを振り向く啓太郎。

啓太郎「ヒッ、よりにもよってこっちの方に来た………逃げなくちゃ」ダッダッダッダッ

ダッダッダッダッ

啓太郎「タタタタ、タッくん!!大変だ、ババコンガが!!!!」ハー ハー ハー

巧「ああ、そのようだな!こっちにも3体いた。」

グルルルルル!!!!
グルルルルル!!
グルルルルル!!!

啓太郎「えええええ、モンスターは1体じゃなかったのか、どうりで畑の荒らされ方が…囲まれちゃってるよー、どうするのさー」アセアセ

巧「なんでもいい!戦うぞ!」カチャ

ピッ!5ピッ!5ピッ!5

standing by
巧「変身!!!」
complete

仮面ライダーファイズ、変身コードは555
携帯電話に555のコードを入れ、ベルトに装着する乾巧
完了の合図と共に赤色に光る血[フォトンブラッド]を全身にくまなく供給する為に血管[フォトンストリーム]が身体を取り巻き、ソルメタル製の超硬装甲が乾巧の全身を包んだ。
変化したのは外見だけではない。フォトンブラッドによる補助により、パワーが常人の100倍を軽く凌駕するスペックを得る。

今日の投下はここまで

エピローグ…?プロローグじゃなくて?

乙。
長田さんの武器は弓だと思うの。

乙。ソルメタルをみてリオソウルシリーズを思い浮かべた俺は重症

木場勇治が裕二になってる

乙。三原君は出るのか?

>>19
>>21
間違いのご指摘ありがとうございました。すみませんでした。
>>23
まだ予定が…

ババコンガA「グロォ"ォ"ォ"ォ"」ドッドッドッド

ファイズ「うりゃー!」ブンッ

ゴロゴロゴロ ズサッー!!

突撃してきた桃毛獣を巧はタイミングよく促し、投げる。
投げられたババコンガAはそのまま丘を転がり落ちてゆく。

ババコンガB「フンガァ!!」ドッドッドッド

ババコンガC「ブルァァァ!!!」ドッドッドッド

ファイズ「こい!まとめて相手してやるぜ!」ダッダッ

ブン!! サッ!ブン!!スパーン!! ヤァ!ドッ!!ドス!!

巧は桃毛獣2体同時に白兵戦を展開する。
桃毛獣の攻撃を避けてはパンチ、防御してはパンチを繰り返す。

ファイズ「うりゃー!」ブン!! ズバン!!

ババコンガB「フガーッ!!」ズサッー!!

隙を見つけて桃毛獣2体のうち一体に強力な蹴りを繰り出す。
巧の蹴りを真正面から受けた桃毛獣の1体は3m程、宙に舞い上がり飛んでゆく。

スチャ!
Ready!
Exceed φ Charge ‼

ミッションメモリーをファイズショットに装着する乾。
そのまま携帯のEnterを押す。
するとフォトンストリームを伝ってエクシードがファイズショットに供給された。

ファイズ「やぁああああ!ハッ!!!!」ブン!!!!

ピッ!!!ピッ!!ピッ!ピ!ピ!ピピピピピ、 ビギィ"ィ"ン!!!!!メキメキ

ババコンガC「フガァア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!!!」ボワッ‼メラメラメラメラ

ファイズの必殺技の一つ[グランインパクト]が桃毛獣のお腹に炸裂する。
頑丈な鎧すら粉砕する破壊力を帯びたパンチを受けた桃毛獣は水が円心状に波打つようにグランインパクトを受けた部分から円心状に衝撃波が全身に伝わり、全身の骨を粉々に砕き、内臓は内側から破裂していき、生命活動不能に陥り絶命した。
そして青い炎を出して消滅してゆく。

啓太郎「ふー…流石タッくんだね。」

啓太郎「………!?!! タッくん!!後ろ!!」

ババコンガD「グルルルルル!!」ブォン!!

ファイズ「なにッ!!」スパーン!!

ファイズ「ぐああ!!」ゴロゴロゴロ

啓太郎「タッくん!!」オロオロ

グルルルルル ドスーン!

啓太郎「こいつはさっき丘から落ちた奴……もう登って来たのか」オロオロ

ババコンガA「グロォ"ォ"」ブォン!! ファイズ「グハッ!!」ズサッー!!
ババコンガB「フンガァ!!」ブン!! ファイズ「ガッ!!!」ゴロゴロ
ババコンガD「グルルルルル!!」ブォン!! ファイズ「ウワッ!!」ズシャ

怒り狂った桃毛獣がただひたすら3体で巧に殴りかかる。
圧倒的に硬いソルメタルには傷ことは付かないが衝撃はしっかり中に伝わる。
硬過ぎる装甲に全力で殴りかかる為、桃毛獣の腕の骨は様々な所が折れ
手は皮膚が所々消し飛び骨が見え、指はあらぬ方向に折れたり装甲に弾かれて飛んだりしている。それでも桃毛獣は攻撃を止めはしなかった。
痛みすら忘れる程の怒りが桃毛獣達を突き動かすのだ。

啓太郎「たたた、大変だ、」オロオロ

啓太郎「うわーー!!タッくんから離れろーー!!」ダッダッダッダッ

パン!パン!パン!

ババコンガD「フガッ!!」ブォン!!

啓太郎「うわッーー」ゴロゴロ

啓太郎は巧を助けようと布団叩きで桃毛獣を叩くが武器の威力が低過ぎるため全く効果はない。
桃毛獣の反撃により、身体が弓なりに飛んでいく。

啓太郎「た……タッくん………」ガクッ


ヒューーン ピカッ!!!!!

ババコンガABD「フガァ!!?」マブシイ

ファイズ「なんだ!?閃光玉か?…」

タッタッタッタ

真理「巧!!これ使って!」ブンッ

ファイズ「なんだこれ?!」チャ!!

スチャ!
Ready!
ピシューーン!!

ミッションメモリーを差し込むとフォトンブラッドの塊で出来た剣が表れる。

ババコンガB「フンガァ!!!」ブン!!

ヴォン スパッ!!

最も早く正気に戻った桃毛獣が巧に殴りかかる、巧はタイミングを合わせ
ファイズエッジを振り抜く。
ファイズエッジは桃毛獣の腕を肘の辺りからすっぱり斬り落とした。
桃毛獣は驚き、逃げようとする。しかし傷口から入ったエッジのフォトンブラッドが桃毛獣を急激に侵食し始めた為、逃げるだけの力を出すことは出来なかった。

Exceed φ Charge ‼

ファイズ「はぁーー!!やぁ!とりゃ!はぁ!!」ヴォン!!ヴォン!!ズバーーン!!!

ババコンガABD「フガァア"ア"ア"ア"ア"!!!!!」ボワッ‼メラメラメラメラ

ファイズの必殺技の一つ[スパークルカット]だ。
エクシードが開放されたファイズエッジは桃毛獣3体を身体を一刀両断する。
一刀両断された桃毛獣達は青い炎を出して消滅していった。

真理「巧……」ホッ

チャ! ピッ[clear] ピシュー

巧「真理。一応礼を言わないとな。助かった」

真理「そんな律儀にならなくてもいいって、そんなことより啓太郎は大丈夫なの!?」

巧「ああ、啓太郎は俺を助けようとして返り討ちにあって気絶して猫に運ばれていった」

真理「良かった、死んではいないんだね。」

巧「良くねぇよ!ただでさえ報酬金すくないってのに啓太郎のせいでさらに少なくなったじゃねーか。」

真理「素直じゃないなー。巧は。本当は啓太郎に感謝してるくせに」

短いですが本日はここまで。
次はみんなのヒーロー、草加雅人さんが登場します。


こういう破天荒なの、嫌いじゃないわ!

おっつおつ

こう言うの、嫌いじゃないわ!

嫌いじゃない?照れてないで好きって言おうぜ!
嫌いじゃない!

まだ?

まだなの?

続きが来ないのも巧って奴の仕業なんだ…!

何だって!?それは本当かい?

違う!全てはディケイドのせいなんだ…小野寺ディケイド…!

まだかな

qq

剣と楯を投げ捨て、ホースオルフェノクはガッとカイザのを首を掴んだ。その体を頭上高く持ち上げていく。
  神に生贄を捧げる儀式の始まりのようだった。
  ホースオルフェノクはカイザの腰のベルトをむしり取り、握り潰した。
  カイザの体が雅人の姿に戻っていく。握られている首に激痛が走った。
  が、のどが潰れて声が出せない。
  ――おれは誰なんだ? ――
  と雅人は思った。
  これはおれじゃない。こんなおれが、おれであるはずがない。
  ホースオルフェノクは雅人の右足を引きちぎった。
  なんの痛みも感じなかった。
  ――これはおれじゃない――

  雅人の胸の奥が痙攣を始めた。治ったはずの喘息の発作が再発したのだ。
  だが、のどが潰されているせいで、咳をすることもできない。
  ホースオルフェノクは、雅人の下顎を引きちぎった。
  だらっと、赤いよだれかけのように血が流れる。
  雅人は急速に子供時代に戻っていく自分を感じた。
  流星塾でいじめれられていた頃の自分、なにもできずに泣いてばかりいた自分。
  雅人はそんな子供の頃に戻っていた。

 「草加君!」
  真理の声が聞こえてきた。
  巧と真理、二台のバイクが到着したのだ。
  真理の姿を見て、雅人はほっと胸をなで下した。

  もうだいじょうぶだ。きっと、まりちゃんがたすけてくれる。
  いつものように、ぼくの手をにぎって、たすけてくれる。
  雅人は真理に向かって手を伸ばした。
  ホースオルフェノクは何のためらいもなくその腕を引き抜き、握り潰した。
  真理の悲鳴にギロッとホースオルフェノクが振り返った。
 「お前……木場か!」
  巧が言う。
  巧にも真理にも目の前の光景が信じられない。
  ホースオルフェノクは道路の向こうの崖下に、まるで紙屑を投げ捨てるかのように雅人の
 残骸を放り投げた。

 沙耶は小さなツリーをテーブルに置いた。
 あまり飾り付けのない、ほとんど裸のクリスマスツリーだった。
 「メリークリスマス、雅人」
 沙耶は暗がりのベッドに向かって声をかけた。
 ベッドの上でもぞもぞと人間の形を失った雅人が動いていた。
 「どうしたの、雅人?なにも心配することはないのよ」
 沙耶はもがき続ける雅人の体を抱いた。
 「私が守ってあげるから。ずっと・・・・・・ずっと・・・・・・」
 ひとつだけ飾られた小さな明かりが、ツリーの枝先で光っていた。

まりちゃんがたすけてくれるまりちゃんがたすけてくれるまりちゃんがたすけてくれる 
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まりちゃんがたすけてくれるまりちゃんがたすけてくれるまりちゃんがたすけてくれる 

小説版の草加の最後か

913の日おめでとう

>>45ホントかな?

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