服部「なぁ工藤」コナン「何だよ」 (28)

服部「暇やなー」

コナン「そりゃいい事じゃねえか、事件も起きないとかな」

服部「……なぁ、思ったんやけどな」

コナン「ん?」

服部「何で俺や工藤が旅行しとったらそこで事件が起こるん?」

コナン「知るかよ……」

服部「何かこう、刺激的な事あらへんかな」

コナン「あるわけ無いだろ」

キャアアアアアアアア!!!

コナン「!!服部!」

服部「任せとき!!」

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コナン「……何か30分で解決したな」

服部「せやな、証拠一つだけ言ったらベラベラ喋りおったで犯人」

コナン「しかしやる事ねえなぁ」

服部「そうやな」

コナン「光彦刺しまくりゲームも飽きたしなぁ」

服部「俺は一回で飽きたわ」

コナン「仕方ないから暇つぶしに博士んとこ行くか」

服部「そうやな」

博士んち

阿笠「おー、二人共よく来たのぉ」

コナン「博士、何か面白いもん無いのか?」

阿笠「おー、それならこの嘘が本当になる薬をやろうかのぉ」

服部「なんや怪しい薬やな……腹痛くならへんのか?」

阿笠「なる訳無いじゃろ」

コナン「まぁ何にせよ暇つぶしの道具ゲットだな」

服部「んくっ」ゴクリ

コナン「んっ」ゴクリ

博士「効果は一日だけじゃからな、二人共良いか?」

博士「その薬は効果は切れても嘘は本当のままになるんじゃよ」

博士「例えばリンゴは青いと言ってしばらくして効果が切れてもリンゴは青いままになるんじゃわい」

コナン「恐ろしいな……」

阿笠「良いか?くれぐれも悪用せぬようにな」

服部「任せとき」

阿笠なのか博士なのか……全て阿笠としといてください

道路

服部「実はな工藤」

コナン「何だ?」

服部「和葉は俺のセフレなんや」

コナン「あっそ」

服部「興味無さそうやなー」

コナン「そんな嘘です全開で言われてもな」

光彦「あ、コナン君じゃないですか!」

コナン「光彦、お前……」

光彦「へ?」

コナン「銃で撃たれて死ぬぞ」

キキィ-!!!

ウォッカ「兄貴、ガキが邪魔して通れやせん」

ジン「そうか、なら銃で撃って眠らせろ、あの世でな」
ウォッカ「分かりやした」

ウォッカ「(なんか腹立つしあのキュウリ野郎を撃つか)」

ウォッカ「せい!!」パンッ

光彦「ああああああ!!」バタン

コナン「黒の組織って確かゲイの集まりだったよなー」ボソッ

ウォッカ「兄貴!掘らせて下せぇ!!」

ジン「あぁ……早く来い」

ウォッカ「う、うおおおお!!」ズプッ

ジン「アッー!!」

ウォッカ「兄貴!兄貴!」パンパン

ジン「だ、ダメだ……もうイキそうだ……」

ウォッカ「お、俺もですぜ!」パンパン

ジン「あ、ああああああ!!!」ビュルルルル

ウォッカ「う、うああああ!!」ドプドプッ

コナン「アイツ等早漏かよ……」

コナン「次は何しよーかなーっと」

服部「く、工藤!助けてくれ!」

コナン「あ、服部いつの間に居なくなったんだ?」

服部「そんな事よりはよ助けんかい!」

コナン「何があったんだよ」

服部「俺が和葉に『俺はいろんな学校の女子にセフレが居るんやで』って見栄張ってしもうてなぁ……」

女子1「あ、平次さん居たわよ!」

女子2「あ、ホントだわ!!」

服部「あー!見つかった!!」ダッ

コナン「……服部、哀れな野郎だぜ」

コナン「あ、博士の家にカバン忘れた」

コナン「仕方ない、取りに行くか」

―――――――――――――――――――――――
博士んとこ

コナン「博士ー」ガチャッ

阿笠「おー新一、何か用かの?」パンパン

目暮「あっ!あっ!あっ!あっ!」

コナン「……いや、何でもねえよ」バタン

阿笠「何じゃつまらんのう」ビュルルルル

目暮「がああああ!」ドピュルルルル

公園

コナン「おー、皆居るなー」

灰原「あら、江戸川君じゃないの」

元太「遅かったな、サッカーやろうぜ」

歩美「勿論サッカーボールは光彦君だけどね!」

光彦「あが……が……」

コナン「おいおい、それじゃあ光彦が可哀想じゃねえか」

灰原「江戸川君にしては優しい事を言うわね」

コナン「だからこのキック力増強シューズを最大にして」カチカチカチ

コナン「吹っ飛べ光彦おおおおおおお!!」バキッ

光彦「あばらっ!!」ギュルルル ボチャン

歩美「あー!光彦君が回転しながら跳ねて川に落ちちゃった!」

元太「おいどうしてくれんだよコナン!」

コナン「まぁ待て、こんなクソにも満たないサッカーよりスゲェのがあるんだ」

歩美「えー、なぁに?」

元太「早く教えろよ!」

コナン「実はなカクカクシカジカ」

灰原「はぁ……博士ったらまたくだらない発明を……」

コナン「いや、この嘘が本当になる薬は役に立つぞ」

元太「マジかよ!」

歩美「ねぇねぇ!どんなことに役立つの!?」

コナン「待て、もうすぐ……」

キエエエエエ!!!

元太「ひ、悲鳴が!?」

灰原「よく分かったわね……」

コナン「バーロー、もう慣れたんだよ」

おっちゃん「殺されたのは服部平次……西の名探偵として活躍していた……」

コナン「よし、今だ!」

元太「???」

コナン「実は殺されたのは光彦で服部はのうのうと生きてるんだよなー」

おっちゃん「殺されたのは円谷光彦……なんだよ、これじゃあ事件にならねえよ、解散だ解散!」

歩美「すごーい!」

元太「でも、いつもなら目暮警部来るのになんで来ないんだ?」

コナン「……さぁな」

―――――――――――――――――――――――
博士んとこ

服部「ほー、やっと撒けたわ」

服部「なぁ博士ー!居らんのかいな」

阿笠「ワシなら此処じゃよ」

服部「部屋から聞こえてきたなー、入るで」ガチャッ

アッーーーーー!!!!

夕方

元太「もう夕飯時だなー、帰ってうな重食うぜ!」

歩美「私も帰るよ」

コナン「灰原、おめーはどうすんだ?」

灰原「そうね、私も帰らしていただくわ」

コナン「そっか、なら俺も帰ろうかな」

おっちゃん「おいガキ」

コナン「どうしたのおじちゃん」

おっちゃん「電話だ」

コナン「誰から?」

おっちゃん「へ、おめーも隅に置けないな」

コナン「ん?」

コナン「もしもし」

灰原『え、江戸川君かしら!?』

コナン「何だよそんなに慌てて」

灰原『私が帰宅したら……博士が男を抱いていたのよ!!』

コナン「……まだヤってたのか博士」

灰原『しかもその男の人、工藤助けんかい!って言ってたわよ』

コナン「服部ィィィィィィィィィ!!」


灰原『あの……こんな事言うのもアレだけど……』

灰原『怖いからそっちに泊まらせてもらえないかしら……』

コナン「へ、了解」

コナン「じゃあな」

灰原『え、えぇ……』

ガチャリ

寝室

蘭「今日は三人で寝よっか」

コナン「そうだね蘭姉ちゃん」

灰原「おやすみなさい」

蘭「はい、おやすみなさい」

コナン「おやすみなさーい」

午後11時56分

灰原「ねぇ工藤君……」

コナン「スースー」

灰原「もう寝付いたのね……仕方ないから明日にでもまたお礼しましょ……」

灰原「……スースー」

午後11時58分

コナン「う、うーん……」

コナン「あぁ……あぁ……」








コナン「世界中の人間が光彦に……」

次の日

コナン「……昨日は嫌な夢を見ちまったぜ……」

コナン「灰原は……まだ布団かぶって寝てるな」

コナン「さてと」ガチャッ

コナン「おはよう蘭姉ちゃん!」

光彦「蘭姉ちゃんって誰ですか?僕ですよ!」

コナン「み、光彦!?なんでここに……」

光彦「なんでも何も今まで一緒に住んできたじゃありませんか」

コナン「一体どういう……あぁ!!」

コナン「昨日は世界中の人間が光彦になった夢を見た……まさか薬の効果が切れてなかったのか!」

光彦「何をブツブツ呟いてるんですか?」

コナン「ま、まさか!」ガラッ

光彦「窓開けないでください!!」


光彦「おはようございます」

光彦「あ、おはようございます」

光彦「そこの泥棒待ちなさーい!!」

光彦「待ったら捕まるじゃないですか!!」

光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦光彦

あたり一面は光彦の塊だった……

コナン「っ!!」ガチャッ

コナン「灰原!!」バサッ

光彦「んもう……眠いんだから起こさないでくださいよ……」

コナン「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

俺はゆっくりと意識が途切れていった、そして最後に見た光彦の顔、不敵な笑みを浮かべていた……

終わり

くぅ~www疲れませんでした

光彦はあんまり嫌いじゃないしマジキチSSは初めてだったのであまりキチガイじみて無いような気がします

それでもここまで見てくださった皆様にも、光彦になる呪いをかけときます

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