キース「まずは貴様らの適正を見る!」 (57)

キース「両側の腰にロープを繋いでぶら下がるだけだ!」

ゼンシンノベルトデバランスヲウンヌンカンヌン

眼鏡教官「みろ、彼だ」

眼鏡教官「全くブレがない」

兵士「あの、彼女は…」

眼鏡教官「…素質というものだろう」

ミカサ「」プラーン

キース「」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376130602

眼鏡教官「人並み以上に出来ることもあれば、出来ないこともある」

キース「何をやってるミカサ・アッカーマン!上体を起こせ!」

エレン「まじかよ…」

アルミン「ミカサ…」

ミカサ(こんなはずじゃ…)

訓練後…

エレン「バランスに気をつけて腰巻きとベルトに体重を乗せるんだ」

ミカサ「…」シュン

アルミン「ぼ、僕にもできたんだ、ミカサだって出来るよ!」

ミカサ「アルミン…」

エレン「いくぜ?」

ミカサ「…」コクッ

アルミン「…」ゴクリ

キリキリキリ…

ミカサ(!?)

ブン!

エレン「はぁ?!」

ゴッ!

ミカサ「」チーン

アルミン「ミカサ!大変だ!」

エレン「はやく手当てを!」オンブ

ミカサ「」

就寝前…

コニー「わりぃけど、俺天才だから感じろとしか言えん(笑)」

エレン「…」イラッ

ミカサ「…」シュン

アルミン「ほ、他を当たろう!ね?」

エレン「お、あれは…確か、なぁなぁお前ら」

ライナー「ん?」

ベル「君は…エレン、だっけ姿勢制御のときはスゴかったね」

ライナー「あぁ、確かに上手かったな」

エレン「そうか?二人も相当だったらしいジャン」

アルミン「彼女に姿勢制御のコツを教えてあげてほしいんだけど」

エレン「えーっと、ライナー…と?」

ライナー「ベルトルト、だ」

ベルトルト「よろしくね」

ミカサ「よろしく」

次の日…

ミカサ「これで出来なければ開拓地に…」

エレン「弱気になるなよ」

アルミン「頑張って!」

ライナー「応援してるぜ」

ミカサ「…」コクッ

ベルトルト「昨日の練習を思い出して落ち着いて、ね」

キース「ミカサ・アッカーマン覚悟はいいか」

ミカサ「…はい」

ミカサ(やる、私はやるエレンを守りたい…エレンと一緒に…)

キース「始めろ」

キリキリキリ

ミカサ「…っ」グッ

エレン「出来た!」

ライナー「やったな!」

グルン!

ゴン!

ミカサ「あっ!…」

キース「降ろせ」

キース「正常なら反転しても地面に頭をぶつけるわけがない…無いのだが…何故ぶつける」

ライナー「これは…」

ベルトルト「ダメかもしれないね…」

エレン「流石に助けようがねぇ」

ジャン(ゴウカクシテゴウカクシテゴウカクシテ)

キース「…」

一同(ゴクリ)

ミカサ(ドキドキ)

キース「良いだろう、修練にハゲめ」

アルミン「やった!やったよエレン!」

ライナー「良かったじゃねぇか。これで仲間だな!」

ベルトルト「…」ニコニコ

ミカサ「二人ともありがとう…」

エレン「ミカサ」

ミカサ「これで、エレンと一緒にいられる…」

エレン「ったく、運動出来ねぇくせに」

ミカサ「…」シュン

エレン「まぁ、あれだ…出来るだけ助けてやるからよ!」

ミカサ「!…ありがとう」ウルウル

エレン「家族、だろ?」ニッ

アルミン「ぼくも手伝うよ!」

ミカサ「ありがとうアルミン…」

対人…

ライナー「うぉぉぉ!」

エレン「シッ!」ヒュッ!

ライナー「うぉぉあ?!」

ドン!

ライナー「ガハッ…ゲホッ」

エレン「わりぃ!ダイジョブか?」

ライナー「なんだその技は…」

エレン「我が家に伝わる格闘技だよ」

ライナー「お前んちは何なんだよ…」

一旦風呂です

見てくれてる人いたらすみません

再開します

あと、最初にレスくれた人気付きませんでした…

すみません…

エレン「別に普通だ…そんなことより、ほら来いよ」ニヤッ

ライナー「いや、もう充分…」

エレン「まさか、逃げる気かライナー?兵士、なんだろ」ニィ?

ライナー「…あぁ、そうだ」

ベルトルト「やるんだな、今!ここで!」

エレン「?!」

ライナー「あぁ!勝負は今、ここで決める!」

エレン「どっから出たんだよベルトルト?!」

ライナー「いくぞ!うぉぉぉ!」

エレン「シッ!」

ドン! バキッ!ギャアァァァ!ダイジョウブカライナァァァ!

アニ(アホか…)

アニ「で、まだやるのかい?」

ミカサ「当たり前…いまは対人格闘の訓練中」ゼェゼェ

アニ「息切れすごいし、膝が笑ってるアンタじゃ私には勝てないよ」

ミカサ「確かにあなたは強い…でもエレンの方が強い」

アニ「はっ、そうかい」チラッ

ドン!ゴキッ!ガハァァ!ベルトルトォォ!ダイジョウブカ!

アニ(…情けない)

ミカサ「ほら、強い」

アニ「どうかな、あの二人が弱いだけかもよ?」

ミカサ「なら、あなたがやってみればいい」

アニ「…なんだって私がそんな面倒なことを…」

ミカサ「負けるのが嫌なの?」

アニ「…」ムカッ

スタスタスタ

ミカサ「…」

アニ「あんた」

エレン「ん?」

ライナー「アニ、珍しいなお前が他人に声かけるなんて」

アニ「そこの子に煽られてね」チラッ

エレン(ミカサ?)

たんなる弱体化したミカサです

あと、エレンはそこまでミカサに固執しません

アニ「ほら、始めるよ」

エレン「おい、木刀使わないと!」

アニ「フッ!」ビュン!

スカッ!

アニ「!」

エレン「…」

アニ「どうやら、実力は本物らしいね」

エレン「そうか…な!」シュッ!

20分後

エレン「…」ハァハァ

アニ「…」フー,フー

アニ「フッ!」

キース「そこまでだ」

エレン、アニ「!」

キース「じつにすばらしい闘いだった。が、木刀を使った実践訓練だといったはずだ」

キース「パフォーマンスの礼として栄倉にご案内しよう」

アニ「…ハッ」

エレン「…」

夕食…

ミカサ(…)ソワソワ

サシャ「どうしたんですかミカサ?あ、お腹痛いんですね!ならパンはもらってもいいですかね!」

アルミン「大丈夫だよミカサ、教官も二人の格闘を見たときは感心してたから」

ミカサ「でも、アニをあおったのは私」

アルミン「あとでアニに謝らないとね」

ミカサ「…」シュン

ジャン(すばらしい」

マルコ「声に出てるよジャン…」

倉の中…

アニ「…」

エレン「…ったくー、俺までおこられたじゃねぇかー」ブスー

アニ「私を臆病者呼ばわりしたのはあんたの連れだろ」

エレン「そりゃそうだけどさー…しっかしかなりの技術だよなぁ!」

アニ「…あんたもね」

アニ「対人なんかいくらやったって意味なんかありゃしないけど」

エレン「どう言うことだ?」

アニ「内地に行きたい奴等からしたら適当に流しておけばいい、楽な訓練なんだよ。」

エレン「へー、俺は憲兵にも駐屯にも興味ないからなぁ」

アニ「自分から死にに行くわけ?」

エレン「いや、殺しに行くんだよ。一匹残らずな」

アニ「…へぇ」

エレン「そう、一匹残らずだ…」

アニ「あんた、変わってるね。巨人を殺しに壁を出るなんて」

エレン「そうか?」

ガチャッ

キース「出ろ」

アニ、エレン「ハッ!」

キース「貴様らの格闘技術に免じて懲罰を軽くしてやろう。次はないぞ」

エレン、アニ「ハッ!」

エレン「…ふぅ、行ったか。あ、アニ」

アニ「なに?」

エレン「格闘、やっててよかっただろ?」ニッ

アニ(バカか…やってたせいでこうなったんじゃないか)

スタスタスタ

エレン「んー、晩飯は食えそうだな!」

休憩します

トリップってどうやってつけるんでしょうか…

てすと

ありがとうございます

ガチャッ

ミカサ「!」

アルミン「あ、エレンとアニだ。」

スタスタスタ

ミカサ「あの、アニ」

アニ「?」

ミカサ「…バカにしてごめんなさい」

アニ「気にしてないから。私もやり過ぎたしね」

ミカサ「ありがとう」ニコッ

アニ「…」

エレン「なんだ、あの二人仲良くなれそうだな」

ベルトルト「みたいだね」

ライナー「あのアニが…な」

エレン「…つうかお前ら背中の添え木はなんだよ」

ライナー「お前がおもっきしなげるからだろ…」

ミカサ「エレン」ニコニコ

エレン「ん?」

ミカサ「友達が…できそう」

エレン「良かったじゃねぇか」

ミカサ「うん」ニコニコ

ジャン「…」イライラ

ジャン「ハッ!懲罰食らってヘラヘラ笑ってられるたぁアホなやつだな!」

マルコ「ちょ、ジャン!」

エレン「はぁ?誰だよお前」

ジャン「黙れや!羨ましいんだよくそやろう!」

グイッ

エレン「手、離せよ」

ジャン「あぁ?!」

エレン「手を、はなせっつってんだよ!」ガシッ、グイッ

ジャン「うおっ!」

ダンッ!

ジャン「がっ!…テメェ!」

エレン「ごちゃごちゃうるせぇやつだな。俺に勝ってから説教しろよ。」

ジャン「なんだと…」

ガチャッ!

キース「今しがた、大きな音が聞こえたが…」

シーン

ミカサ「あの」

キース「なんだ、アッカーマン訓練生」

ミカサ「私がころんだ音です」

キース「…」

ミカサ「…」ジーッ

キース(かわいい」

皆「!?」

キース「バランスすら満足に取れないのかアッカーマン。気を付けろ」

ガチャッ!、バタン

皆(教官…)

エレン「なぁ、ジャン…だったか?」

ジャン「…」

エレン「サボってねぇでさ、取っ組み合える時間に来いよ、いつでも相手してやる」

ジャン「…くそが」

対人…

エレン「なぁなぁアニ」

アニ「…なんだい」

エレン「どうだったあの足技!」

アニ「なっちゃいないね」フッ

エレン「えー、どの辺がだよ」

アニ「…教えてやってもいいけど?」

エレン「おう、頼む!ジャンに抜かれたくないからな」チラッ

ジャン「フッ!」

訓練生「うわっ」

エレン「頑張ってるみたいだし」

アニ「…ほら、いくよ」

30分後

キース「…二度目はないといったはずだが?」

アニ、エレン「申し訳ありません…」

ライベル(アホか)

アルミン(またか)

兵站行進…

エレン「ふぅ、ふぅ、流石にしんどいな」

アルミン「僕はまだ余裕だよ」

エレン「お前むかしっからタフだもんなぁ」

ライナー「アルミン見かけによらず体力あるな」

アルミン「そうかな?」

コニー「息切れひとつしてねぇ…」フー

キース「…」

キース(アルミン・アルレルト、対人、立体起動に関してはやや不安が残るが、体力、精神力において並みの兵士を凌駕する。また、座学において非凡な発想を見せると聞く)

立体起動…

ヒュー!

アニ「…」

ベルトルト「…」

ザクッ!ザクザク

エレン「いただきー!」

ベルトルト「やれやれ、またエレンか」

ゴォォォ

アニ「…チッ」

ミカサ「…っ」

ザクッ

エレン「よーし、なかなか上手いぜ!ミカサ!」

キース「…」

キース(エレン・イェーガー、身体能力が並みを大きく上回る。特に対人においてら無類の強さを誇る。しかし、座学においては秀でたところは見られず、技巧も苦手であるらしい)

ある日の夜…

ライナー「…もう、早めにすましちまわねぇか?」

ベルトルト「…何故だい」

ライナー「奴等は脅威だ…俺たちにとって」

ベルトルト「それは…本心かい?ただ君が!君が…辛いじゃないのか…」

ライナー「これ以上ここにいたら、俺は戦士に戻れなくなりそうだ


アニ「やるのかい…」

ライナー「お前は…来ないんだろうな」

ベルトルト「…」

アニ「私は…もうなりそこねた。ただの中途半端さ」

ベルトルト「まだ早いよ…時期じゃないんだ。耐えてくれライナー」

ライナー「…」

訓練学校卒業の日

壁の上…


ライナー「… 」

ベルトルト「…」

エレン「卒業…か」

アルミン「とうとう、壁の外に行けるんだ」

ミカサ「アルミン、気が早い…」ニコッ

ベルトルト「…」

ベルトルト(やるよ、ライナー。僕は…戦士だ!)

ライナー「なぁ、エレン!対人格闘やろうぜ!」

ベルトルト(?!)

エレン「なんだよ急に!」

ライナー「卒業記念てやつだ」

エレン「くっだらねぇ」

ライナー「逃げる気かエレン」ニヤッ

ライナー「兵士、なんだろ?」

エレン「怪我しても知らねぇぞ」ニヤッ

ライナー「うぉぉぉ!」

バキッゴン!ドガン!

サシャ「楽しそうですねぇ」モグモグ

アニ「ただのばか」



アルミン「あーもう、ただでさえばれたら怒られるのに」

ドォン!シュゥゥゥ!

アルミン「…え?」

超大型(失望したよ、ライナー…僕は君とは違うっ!戦士だ!)

エレン「…ろす」

ミカサ「エレン!逃げないと!」

サクッ

エレン「駆逐してやる!!」

シュゥゥゥ!

ミカサ「エレン!!」

コニー「ちくしょー、やってるよ!」

スッ…ドゴォォォォ!

アルミン「と、扉が!」

超大型(悪く思わないでくれ、ミカサ!)

超大型「グォォォア!」

アルミン「ミカサを狙っている?!」

アーン

ミカサ「くっ!」

エレン「させるかぁぁぁ!」

超大型(あぁ、来ると思ってたよエレン。君は優しいからね)

バクッ!

ライナー「っ…」

ライナー(ベルトルトッ!)

アルミン「…そんな」



ミカサ「…」

アルミン「ミカサ逃げよう!引くんだ!」

ミカサ「アルミン…エレンが、エレンが…」

ストッ

ミカサ「っ!」ガクッ

ライナー「気絶してもらったぜ、さぁ、引くぞ!」

超大型(…目的は果たした…)

超大型(がっ!…なんだ、なにかが…まず い)

ライナー「…?」

アルミン「様子がおかしい…」

グシャッ!パァァァン!

コニー「おわぁぁ!頭が割れたぞ!」

サシャ「中からなにかが!」

巨人「グァァァ!」

アルミン「くそっ、壁の内側に飛び込んだぞ


ライナー「とりあえず!後退するんだ」

なんだか行き詰まって来たので小話入れます…

44から訓練でのエレン無双に書き直してもいいかな

ありがとう

とりあえず小話
栄倉でアニと二人

アニ「…」

エレン「…」

アニ「…悪かったね」

エレン「いや、俺が木刀持ってたし…」

アニ「…」

エレン「…」

エレン「なんか喋れよ!」

アニ「!」ビクッ!

アニ「あぁ、寝てた」

エレン「はぁ?疲れてんのか?」

アニ「まぁね。」

エレン「ほぐしてやろっか?」

アニ「…」

エレン「変な意味じゃねぇぞ」

アニ「…どうだか」

エレン「まぁやらせてみろよ。上手いんだぜ、俺」

アニ「…別に、いいけど」

エレン「よいしょっと」モミモミ

アニ(…)

エレン「よいしょっと」モミモミ

アニ「ひゃん!」

エレン「うわ、変な声出すなよ…」

アニ「あんたが変なとこ触るからだろ!」

エレン「…」サワッ

アニ「!」ビクッ

エレン「…」モミモミ

アニ「ちょ、やめ…!」

エレン「…」サワカワ

アニ「いい加減にしろ!」

バシン!

エレン「いてぇ!」



…扉の外

キース(…)

キャッキャッウフフ

キース(入れない…)

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