モバP「佐藤心・おしっこお漏らしえっち」 (12)

●3行あらすじ

しゅがは、モバPと肉体関係を持つ(※)

しゅがは、仕事で和服を着ることに

モバP、ムラムラしてしゅがはとヤる しゅがは、おしっこする

(※)については、下記にで書いているので割愛します。

以下本文





プロデューサーが、はぁとに仕事をとってきた。

はぁとの故郷・信州は戸隠神社の参道の紅葉を背景に、和服に身を包んで、
サウンド・オブ・ミュージックを背景に「そうだ、信州来いよ☆」
と微笑む鉄道会社の観光イメキャラの仕事。

わお! はぁとの故郷の駅に、デカデカと、はぁとの艶姿ポスターが貼られる?
はぁと、故郷に錦を飾っちゃう? すごいぞプロデューサー! はぁと、ちょーうれしい!

と見直したのに、どうも今回はマグレ臭かった。

というのも、プロデューサーは和装のコトを全然わかっていなかった。
はぁとの衣装に紅葉柄の一重を選ぼうとしたぐらいだ。

ナニ言ってるんだよプロデューサー。
和装の柄は、たとえば桜の季節なら藤の柄とか、紅葉の季節なら初雪の柄とか、
周りの風景より少し先んじた季節モノの柄にするんだぞ☆

というとプロデューサーもカチンと来たのか、
「そこまで言うなら、佐藤が俺に和装を教えてくれよ」
なんて言い出して、はぁとのお尻にくっついて部屋まで上がり込んできた。



プロデューサーも、普段アイドルの衣装を吟味しているだけある。
いくつか借りてきたのを見て「キモノどれ着るんだ。それか。俺は、こっちを見てみたいな」
と、うるさいぐらい。

まぁ、はぁとをより魅力的に見せたいがためのうるささと思えば、嬉しかったけどな☆

シャワーを浴びてきて、カラダにバスタオルを巻く。
着付けは足袋からだ。はぁとのきゅっきゅっとした足首に、
小さく真っ赤な南天の実をかたどった甲馳(こはぜ)を締め――ようとして、手こずる。

お尻を床に落として、片足を前に出して締めようとすると、

「どれ、手伝ってやる」

とプロデューサーが、はぁとの足を膝に乗せて、指の股にキッチリはめて、
男の力で甲馳をはめてくれるんだけど、それに紛れて、はぁとのバスタオルの奥にチラチラ視線を送ってくる。

「プロデューサーの、すけべ!」

と嗜(たしな)めてみるが、プロデューサーは意に介さない。
白足袋の爪先でプロデューサーの顔をしっしっと追い払おうとすると、
プロデューサーは白足袋に包まれたはぁとの足に頬ずりして、

「足袋って色っぽいもんだなぁ。足指がもぞつくのがわかりやすいってのが、いい」

なんてほざく。
あまつさえ足首を曲げながらふくらはぎをモミモミして、

「おお、柔らかく引き締まってていいぞ」

はぁとが和服な――まだ足袋だけなんだけど――せいか、いつもよりジジ臭いぞプロデューサー。

「キモノ着る前に、湯上がりの足、堪能させてくれ。
 ああ、宣伝でデカデカと佐藤の艶姿が写っても、
 他の男はこんな佐藤の足を想像すらできないんだろうなぁ」

と、悦に入るプロデューサー。
もしかして、はぁとがプロデューサーのフェチ心を目覚めさせてしまったのかもしれない。
フェチってのは、なんてことない瞬間に芽を出すものだから、こればかりはなんとも。




プロデューサーはギラギラした目つきで、はぁとのバスタオルを割って腿を無理やり開かせる。

「あっ、ちょっと!」

うっすら汗をかいている内腿を手で広げて、はぁとのアソコの匂いを嗅いでくる。
アソコの奥が、ムズムズドキドキ。プロデューサーの視線に、一挙手一投足にヤラれちゃう。

「む、ムリヤリは、ダメッ」

と制止しても、プロデューサーは、はぁとの抵抗する足さえ楽しんでいるようだった。
仕方なく後ろに手をついて、太腿を開いた。

プロデューサーの鼻が、湯上がりで生乾きの陰毛に突っ込まれる。
アソコの盛り上がりも、鼻先で割って……。

「清楚な着物姿の下に、こんなマンコをひくひくさせてるなんて、ギャップがソソるな」

わざわざ、はぁとのアソコを見ているコトを、プロデューサーが口に出す。
視線を意識してしまう。ひくひくって、粘膜が震えちゃう。
そんなイヤらしい動きを見せちゃった――それがまた、興奮を煽る。

プロデューサーは、アソコに舌を這わせる。

「ひぃうっ……い、いきなり……プロデューサー、もうっ……」

上下に、うなずきを繰り返す。何度も、何度も。飽きず、疲れも見せず。
だんだん、はぁとは腿をぷるぷると震わせて感じちゃう。
後ろに手をついたまま、腰を浮かせて、プロデューサーの顔にアソコをこすりつけてしまう。

するとプロデューサーは口を閉じて――たぶん歯を立てないようにだ――くちびるだけで、
はぁとのアソコにちゅうちゅうキスしたり、上下から挟んだりしてくれる。
ちゅっちゅっちゅって音まで立ててくる。

「プロデューサー……キス、キスっ……」

優しいくちびる愛撫をしてくれてるのに――だからこそ、大事にされてるんだなぁって思っちゃって、
はぁともはぁとで頭とおまんこが盛り上がって、腰の動きをぶるぶる激しくさせてしまう。
もうバスタオルなんかとっくにほどけちゃって、はぁとは足袋だけ履いたハダカだ。
ちょっとマニアックじゃないかしらん。

「ダメだ、我慢できない。入れるぞ」
「ちょっとプロデューサー!? 和服を着るんじゃなかったのっ」
「いいじゃないか」

はぁと、思ったほど大事にされてないかも。

「いいだろ、佐藤は動かなくていいから……」
「でも、感じたら、部屋が汚れて。着付けできなくなっちゃう」
「ちょっと入れるだけだ」
「ほんとにちょっと?」

それはそれでさみしい。

「ちょっとだけ、だぞ☆」

なので妥協してしまった。





プロデューサー、はぁとの片方の太腿をキリキリと開かせる。
狙いを定めて、ぐりゅりゅっと。

「あ――はぁあっ……!」

まだ濡れが足りないから、ギシギシする。

「あんんんっ――なんか、新鮮……」
「引っ掛かりが、くる――やば、いったん止めるぞ」
「やだっ、止めないで」

プロデューサーは、辛そうにぎゅっと目をつぶった。

「佐藤のナカがよくて、出しちまうよ」
「なんとかこらえろよ☆」

いいとこなの。
おあずけ、やだ。

はぁとは、足袋で床を踏みしめてお尻を揺する。

「あぁあぁっ、うっうっ」
「ほらっ、男の根性見せろよ」

試しに萎えそうな言葉を投げつけてみる――けど、萎える気配がない。

「わ、わかった、シてもいいから、ゴムつけろ☆
 中出しはまずいから……デキちゃうし」
「……あ、そもそもこれ、着付けの途中だったな」



プロデューサーが動きを止めて、おちんちんを引き抜く。
冷静さを取り戻したのか、はたまた更なる和装への期待に一時撤退しただけなのか。

ナマ濡れたおまんこを懐紙でぬぐって、パンティをつける。
プロデューサーがはぁとのお尻に顔を近づけてくる――鼻息がくすぐったい。
ぼんっ、とヒップで追い払って、ブラもつける。
はぁとのバストじゃ、抑えないと胸がはだけちゃうんだ。

「正式には、インナーはつけないんだろ」
「いや、つけるから。襦袢(じゅばん)って言って。
 まぁ、これは和装用のブラとパンツだけど」
「和装用って、どんな違いがあるんだ?」
「脱がないでも用が足せるの」
「ああ、アソコの布がぱっくり割れるのか」
「たぶんそんな感じ」

まともに相手してたらいつまでも終わらない、
と白い裾よけの腰紐を結びながら適当に相槌をうってたら、

「女は出るトコロが突き出てないだろう? 指で広げるのか?」
「ま、そうだけど」
「広げたところがみたい」
「いやよ、いつまで経っても終わらないじゃない――あっ、ダメッ」

プロデューサーは、素早くはぁとの足首の間に仰向けになり、
足の甲をがっしりと押さえて、はぁとのアソコを覆ってる和装用パンティの薄い布を見上げている。
股布には裂け目があって、左右の打ち合わせがあるから直接は見られてないんだけど、
でもきっとプロデューサーは透視するようにはぁとのアソコに視線を突き刺してくる。

「プロデューサー、はなしてっ」
「トイレするときみたいに、股布を開いて見せてくれたら離してやる」
「……やっ、いやだって」

は、はぁとにだって乙女の恥じらいはあるんだぞコラ!
そんな、よりにもよってプロデューサーに、トイレするときのアソコのカタチを見せるなんて……。

「じゃあ、離さない」

足袋にシワがよるほどぎゅーっと押さえられてしまう。
ホンキで足をばたつかせれば、蹴りのけられるだろうけど……。
さすがにそれは可愛そうだ。




「……ほら、どう? 見えるでしょ」

はぁとは中腰ぐらいまで腰を落として、膝を割って、チラと股布の合わせ目を開いた。

「よく見えないな。ほら、トイレするときみたいにしゃがんでって」

困った。
プロデューサーったら、ほかの子相手には、こんなしつこい態度しないのに。
はぁとがプロデューサーにスカウトされた(された、だっつーの)とき、はぁとがしつこくしたから、
プロデューサーも逆にはぁとにしつこくしてもいいと思ってるのかな?

「しゃがんだら……条件反射で、その……出ちゃう、かもよ」

そう言って脅してみたら、

「それいい。ぜひやってくれ」

と逆効果。
ヘンタイじゃないの、このプロデューサー。

「ほら、早く。いつまでもそんな格好じゃ、風邪をひくぞ」

ホントに仕方がない。

はぁとはプロデューサーの顔に向かってしゃがんだ。
プロデューサーの目が、はぁとの白い裾よけをかぶせられる。
股の当て布の合わせ目を、開いて見せてあげる。

「おおっ、おまんこが開いて見えてる……尿道口も見える。綺麗だぞ、佐藤っ」

嬉しくねーよ。

「あ、ホント、出る、出るからっ、ほら、満足したでしょっ、離してっ」
「おう。覚悟は決まった。出してくれ」
「違うだろーっ!」

お小水、長くこらえられるもんじゃない。
はぁとがユルい、とか言うな――オンナは確か、膀胱がオトコより短いんだよ。

「やばい……佐藤のおしっこ、興奮する」

ふと見てみたら、プロデューサーのおちんちんがさっきと同じくらい大きくなってた。
先走りまで滲み出してる。はぁと、ごくんって生唾を飲んじゃう。
アソコに意識が集中してたせいか、入れられた感覚を連想しちゃう。

ずくん、ってする。

「プロデューサーのが、先にお漏らししてるじゃん」
「ほら、だから早く出して、おあいこに」

ええい、こうなったらヤケだ。




はぁとは、白足袋でプロデューサーの腰をまたいで、
片手で裾よけをたくしあげ、もう片方でプロデューサーのおちんちんを握って、
アソコの入り口にあてがった。

尿意をこらえながら、腰をおろしていく。
亀頭が、クリトリスと擦れる。そこだけぷにぷにしてる。
きもちいい。

あ、ダメ。
そっちに意識がいって。

「あっ……プロデューサー、ごめんっ、で、でちゃうっ、もうだめぇっ」
「待ってたぞ佐藤っ――あっ、そこじゃ、見えないっ」

知るか。
もう限界なんだ。

じぃんとした、放尿の開放感。しゃーって勢いよく出ちゃう。
あ、おちんちんにおしっこぶっかけちゃってる。

「ああぁ……佐藤のおしっこ、あたたかい……」

そんな感想いらない。

「佐藤のおしっこ……匂いは、スウィーティじゃないなぁ」

そうだったら病気だ。

「……ますます興奮してきた」

プロデューサーはヘンタイだ。



はぁと、押し倒されて、上から、ずにゅにゅううって、おちんちんを入れられる。
あ、やっぱ、濡れきってないからぎこちない。

「プロデューサー、おしっこまみれじゃない……洗いに行こうよ」
「こっちのが、いつもと気分が変わっていい」

まぁ、出した側として文句も言いにくいので、付き合う。
いやしかし、自分のものとはいえおしっこ臭い。
まるで公衆トイレでえっちしてるみたい。プロデューサー、こんなのがいいのか。

「佐藤のだと思うから、おしっこ臭いの、いい」

だから嬉しくねーよ。
おしっこの匂いなんか褒められたくないわ。

でも。

プロデューサー、めっちゃ興奮しておちんちん大きくしてる――ナカで、わかっちゃうぐらい。

「佐藤……ホント、お前はいいオンナだよ……」
「知ってる」

そう思ったから、プロデューサーは、はぁとをアイドルにスカウトしてくれたんだよね。
……だよね?

「はぁとのプロデューサーは、おしっこぶっかけられてコーフンする情けないヘンタイかー?」

そうからかってやると、プロデューサーは、
まだ放尿の余韻冷めないおしっこのアナを、親指でみしみし指圧してくる。

「佐藤のおしっこ……佐藤のおしっこ……」
「あ、ちょっ、やめ、ま、また出るっ」

壊れた蛇口みたいに締まりが効かない――さすがに、
こんな連続でしゃーしゃーおもらしするのは、はしたなくて恥ずかしい。

「もっと、恥ずかしがってくれ……」
「は、はぁとのココロ、オモチャにすんなや……」

プロデューサー、はぁとを恥ずかしがらせるために、おしっこいいっ、って言ってるのか?
小憎らしいわ。





と思いつつ、プロデューサーの視線に、はぁとはジクジク煽られる。
いつも厳しいあの目が、はぁとのおしっこなんかでとろけてる。

やばっ、じゅんって、濡れちゃう。はぁとのナカ、ぬめっちゃう。
プロデューサーのおちんちんに、媚びちゃう。骨抜きにされちゃう。

「プロデューサーの、ヘンタイ、ヘンタイっ!」
「好きだ、佐藤。綺麗なのに、すけべで」

聞けよ――聞けよっ。

「オトコのちんぽ突っ込まれて嬉ション漏らすなんて、本当、最高だろ」
「プロデューサーがさせたんだろうが――ひああああっ!」

ぬにゅううっ、とプロデューサーのおちんちんが、はぁとの奥に迫る。
ゆっくりと踏みしめるような動き――はぁとのナカ、ヒダヒダの一つ一つまで舐められてるみたい。

「あ、は……っ、くっ、ふっ、うぅっ、う……ふぅっ、ふーっ……!」

押さえた抽送にも、声は漏れるがまま。
行って帰っての往復のたびに、ナカがきゅうっと切なくなって、それが繰り返し上塗りされる。
じく、じくって、甘くドロドロした熱さに襲われて、はぁとのナカが、溶けて行っちゃいそう。

ぬちゅっ……

はぁとからドロドロの熱さが溢れ出して、ついお尻を揺すると、
明らかにおしっこのものとは違う水音が、はぁととプロデューサーの間からこぼれてきた。

「佐藤……白い本気汁、出てる……」
「知らないっ、こ、こっからじゃ見えないからっ」

子宮やら卵巣やらが、蕩けて液状になってプロデューサーのモノにからみついた――
そんなオカシな妄想さえ、アタマの中でぐるぐる回り始める。
思い浮かべるだけで、やばい、来る、キちゃう。

「やばいわ、俺、佐藤と、いつまでもこうしていたい……」
「……オトコは、腰をパンパンふってさっさと中出ししたいもんじゃないの?」
「佐藤が、エロ幸せそうな顔してるから」
「だ、誰がエロ幸せそうだよっ!」

まるで生娘みたいに、はぁとは手で顔を隠してしまう――プロデューサーに、笑われた。
かえって恥ずかしさが増してしまう。

「俺、もっと佐藤を幸せにしてやりたいって、思う」
「こんなときに、そんなセリフ――言うんじゃない、言うんじゃないっ」

オンナの子が、スキなオトコから言われたら、コロッと堕ちちゃいそうなセリフを、
プロデューサーは、よりにもよって、セックスしてるときに――もうっ!

「はぁあああ……佐藤、佐藤っ」
(んきゅっ――き、きしゅ、キス、おおい、かぶさられて、入れられた、ままっ)

プロデューサーは感極まったのか、はぁとの上の口も押し開いて舌を突っ込んでくる。
上も下も、プロデューサーに食べられちゃってる。

(んぅっ、ふっ―――っ、だ、だめ、ぇっ……はぁぁぁぁっ……)

プロデューサーの甘酸っぱい唾液を上から流し込まれる――舌、じわじわずる。
味がどうとかじゃない。味覚を変えられちゃってる。
これがお前のオトコの味だ、って覚え込まされてる。

甘い息、出ちゃう――プロデューサーに吸い出される。
まるではぁとの呼吸がプロデューサーに飲み込まれちゃった感じ。





キス、されながら、今度はナカの奥――子宮(?)のあたりのお肉、
おちんちんの先っぽで撫でられて、はぁと、またダメになる。

(はーっ、はーっ……ひあ、んぁあ、あっあぁっ)

ソコ……あれ、はぁとの、届かないトコ……すり、すりって。
撫で、撫で……おちんちんなんかで……ぬりゅ、ぬりゅぅっ――されると、アタマがそれだけになっちゃう。
想像しちゃう。ただゆるーくクニクニされてるだけなのに、
これからガンガン打ち込まれたらとか、バッチリ中出しキメられて、子供がデキちゃったらとか。

(あ……ひ、ひぅっ……ぷろ、でゅーさーの……っ)

思わず、足でぎゅーってしちゃう。すがっちゃう――もっと、シてって。
浅ましくおねだりしちゃう。

それが、プロデューサーをもっと煽っちゃってるみたい。

(ベロと、奥と、同時に、なんて――っ、アタマ、しびれ、るっ、
 しあわせで、なにも、考え、られなくなるっ)

今は、プロデューサーとキスしてて、プロデューサーに顔を見られてない――
それでリミッターが外れちゃって、はぁと、もう表情を保てない。
エロ幸せそう、どころじゃなくなって、身もふたもないぐらいメスになって、
ホント、人に見せられなくなってると思う。

(やさしいのに、だめ、身を任せちゃう、なんでも、シていいって、はぁと――あ、あっあっ)

脳ミソから、大切なのかそうでないのかよくわからないけど、とにかく深く突き立てられていたモノが、
プロデューサーから包み込まれる熱で、溶解して、はぁとの肌から流れ落ちてく。
そこにできた空白に、プロデューサーの熱とか匂いとか流し込まれる。

(プロデューサーに、染め上げられちゃう……)

「ぷはぁ……はぁ、はぁ……佐藤……お前、最高に、柔らかくて、気持ちよくて……可愛い、ぞ」

プロデューサーから可愛いって言ってもらえたことは、今まで何度もあるのに、
今のアタマが蕩けた状態では、ぐわんぐわん頭蓋骨の中で反響して、幸福感でおかしくなりそう。

そのままプロデューサーは、あのおちんちんで、ナカをずりゅ、ずりゅってまた責めてくる。
おまんこが噴火しそうな熱さにとらわれる。なんか、だめ、また、おまんこ、勝手に動く、腰、壊れ――

ずちゅんっ!

「くひぃい――いぁっ、ああ、や、ああっ、だめ、もれ――っ」

奥底に刺突を叩き込まれ、はぁとのおまんこは決壊する――ぴっ! ぷしぃっ!

「あ゛っ、あ、あ゛――ひ、ひおっ、お゛っ……」

おまんこから、お潮、でちゃう――涙も、出てくる。また、漏らしちゃった。
ホント、プロデューサーに、はぁとは壊されてっちゃう――それが、たまらなく心地いい。

これ、カラダよりココロが先にヤられちゃってるんかも……。




潮吹きがおさまってから、プロデューサーを見上げる。
プロデューサーの顔は、カラダがはぁとにビショビショにされるほどに、ご満悦の様子。
なんで……はぁと、プロデューサーのコト、いっぱい汚しちゃったのに。

「佐藤……いいぞ。こんなに、潮、吹いて……ホント、いいオンナだ」

……ああ、良かった。
おかしくなってるの、はぁとだけじゃない。

プロデューサーも、いっしょ……なら、いい、すごく、満たされる。
おまんこぐちゃぐちゃにされてるのに、胸のほうがいっぱいになる。

「プロデューサー……いいの、ほめて、くれるの?」
「……ん? どうした、佐藤」
「こんな、びちゃびちゃにする、はしたないオンナで……」

……まぁ、答えはわかってるんだけど、聞きたくなるよねぇ。

「……佐藤、お前はそうやって、また俺に『俺が面倒見てやらなきゃ』って思わせるつもりだな?」

ささやかれると、ずくん、って胸が揺れちゃう。

「ちきしょう、佐藤……お前は、アイドルなのに……俺のオンナにしてぇよ」
「……今は、そう言ってくれるだけで、いい……」

カラダがぐつぐつ茹だってるのに、ココロはしんみりする。
不思議な感じ。悲しくもないのに、我慢しきれないぐらい泣いちゃう。

アイドルとしても、オンナとしても、はぁとの全部、プロデューサーに預けちゃってるな。

「プロデューサーのオンナだと思って、はぁとのコト、使って……?」

なら、今ぐらいは、プロデューサーに好き放題させてあげたい。

「やばっ……今の言葉だけで、出しそうになった」
「……デキちゃったら、セキニンとれよ☆」
「そっか……避妊、しないとなぁ。ちょっとだけ、待ってろ」



プロデューサーが深く突き刺していたおちんちんを抜くと、はぁとは喪失感で背筋が冷え冷えした。

でも、プロデューサーがコンドームをパリパリと開封して、
はぁととプロデューサーの体液まみれになったおちんちんにかぶせたのを見せられると――

「安心しろ、まだまだ、佐藤をアイドルとしても面倒見てやるから」
「……あったりめーだろ☆」

アイドルという立場をかぶせると、
コンドームは、はぁととプロデューサーの子作りを阻止するための拘束具なのに、
それと同時に、はぁととプロデューサーが子作りごっこに安心して没頭するための「解放」具、
という意味合いも重ねられる。

「さぁ、仕切り直しといこう」

プロデューサーの舌舐めずりで、はぁとのおまんこは再び火照りを帯びる。



コンドームセックスは、ナマセックスとはまた別の味わい、趣がある。

「あ、あ――プロデューサーっ! つ、つよぉっ……☆」
「おらっ――佐藤、手加減、なしだっ!」

プロデューサーは、射精してもいいと開き直って、ガツンガツン乱暴に腰を打ち付けてくるけど、
それははぁとのカラダを気遣った上で性欲をぶつけてるって構図だから、
乱暴にされればされるほど、そうシたいのをこらえた上で着けたんだ――って心持ちになって、
また胸の奥だか目頭だかがじゅくじゅく弛んで熱いものをこぼしてしまう。

もう視界はパチパチとした火花で使い物にならない。

「ふぉぉっ、くふぅっ……はぅっ……!」

奥、ソコ、とんとんって、ヤられちゃう。
はぁとは、息も絶え絶え。甘い嬌声が、覚束ない吐息に取って代わられる。

(ひああっ、あ、あっあっ――コレ、良すぎ、ホント、おかしく、なる――っ)

子宮とか、おまんことか、とにかく下腹部のおちんちんブチ込まれてるあたりが、
液体みたいに溶けていって、ぎゅうっぎゅうって勝手に波打つ。
はぁとは自分のオンナにまでぐらぐら揺らされてる。

「プロデューサー……はぁとの、コト、つ、つかまえ、ててぇ……」

プロデューサーが、手をぎゅっと握りしめてくれる。
そうされてるところだけ、はぁとの意識が残る。
ほかは、もう、ダメ。プロデューサーに棒を突っ込まれてかき混ぜられるまま。

「佐藤、佐藤――心(しん)っ!」

(くっ、ふっ、う―――おっ、ひっ、いっ、くぅっ)

いつの間にか、プロデューサーの呼びかけが変わってた。
はぁとって、言えよ――いや、いいや……こっちでも……うん、うん。

ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ!

おちんちんを打ち込まれる。
もうイきそうなのか、イッてるんだか、イキっぱなしなのか、
そのあたりをずーっとはぁとはウロウロしていて、定かじゃない。

(はぉぉ――お、おっぉ、あ、あっ、んぁああっ)

セックスで、強烈に深くつながってる感覚に、貫かれてる。
貫かれて、意識が砕けそうになるのに、それがとても安心できる。

(くぅぅっ……まっ、また、ふかくっ――ああっ、あ―――っ)

プロデューサーが、何か囁きかけてくれてる。
何か――それで、よかった。プロデューサーの声――とだけ分かれば、満たされた。

目の次は、耳が使い物にならなくなった。
やがて、味とか匂いを感じる余裕がなくなった。

一つ一つ、感覚が落ちていく――なのに、最後に残った触覚が、
プロデューサーを感じるトコロ、どんどん鮮烈に、強くはぁとに焼き付けて刻み込んでくる。

はぁと、プロデューサーのおちんちんを受け止めるだけの生き物になっちゃう。

ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ!

ホント、おちんちんずっぽずっぽされるだけの、メスになっちゃう――なっちゃって、る。

「しんっ、しんっ――!」

プロデューサーも、ずっぽずっぽするだけのオス――あは、あははっ、おかしっ、おかしいっ。



なのに、ナニもかんがえられないほど、しあわせ。





「……しんっ、い、イク、ぞっ……!」

びくんって、おちんちんが、ふるえる。
はぁとは、それを、ひとごとのように――はぁとにおちんちんはついてないから、ひとごとなんだけど――
そうおもった。

ぶしゅ、ぶしゅって、せーえき、こんどーむにぶちこまれてる――びくびくってするから、わかる。

はぁとは、もうイきそうなのか、イッてるんだか、イキっぱなしなのか、

やっぱり、わからない。

でも、いい。

「プロデューサー……すき……」

いいよ、もう、なんか、うん……。



けっきょく、観光イメキャラの仕事はいい感じにこなして好評を博したけど、
プロデューサーと着物えっちは叶わなかった。

あれ以来はぁとは、プロデューサーにおちんちん入れられると、
おしっこがユルくなってしまうクセがついてしまった。

それじゃあ、ね……着物が汚れちゃうし。

はぁと、お漏らしグセ、ついちゃった。
はぁーあーあー……。

スキな人の前でお漏らしなんて……って、はぁとのオトメ心がキシキシ痛む。
だけど、プロデューサーはおしっこをかけられると無邪気に喜ぶ。

お漏らし、してもいいのかな……いやいやいや、ないっしょ。
はぁと、ココロはオトメだぞ? アイドルだぞ?
だいたい、スキなオンナからとはいえ、おしっこかけられて喜ぶプロデューサーがおかしい。



ちょっとこのあたりは、プロデューサーといつまでも一致しなさそうだ。

まぁ……一致しないほうが、いいかもしれない。


(了)

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