モバP「他の誰にも」 (25)

アイドルマスターシンデレラガールズのSSです。
ゆっくり投下ですのでご了承ください。

そのショップには名物店員がいた。

 「大和」っていう名札は、カーキ偏重の色気ゼロの格好でさえ隠せない胸部装甲にのっかっていて、釘付けになって一発で覚えた。

 瞬間、彼女はまるで視線に気付いたみたいにばっとこっちを向いて、不敵に笑った――スナイパーは、ターゲットにレンズを覗き返された時が負けだという。

 そして撃ち返される鉛玉の様ないらっしゃいませ。

 完敗だった。

 週を跨がずに再度訪ねた時はシフト外だったみたいで、ひどく落胆した。

 その日狭い商品棚の間ですれ違う連中は、どいつもこいつも自分と同じような顔をしていたと思う。
 

 その後も、普段の何倍も服装に気を遣って店に赴き、彼女が居る時は心の中でガッツポーズしたものだったし、レジに立っていたら意地でも何か買った。

 それを知ってか知らずか、彼女は必ずと言っていいほど購入品に纏わる汗臭い蘊蓄を語り出し、後ろに築かれる行列を気にして俺の方が遮らなきゃいけないこともあった。

 そして、お釣りとレシートを差し出す指の柔らかさは、やっぱり男のそれとは違っていた。

 
 彼女はその働きぶりもさることながら、店主催の交流会では仕事中以上の存在感を発揮していた。

 上級者同士のコアな論議に参加したかと思えば、初心者に姿勢や足運びからレクチャーし、ゲームに混じれば本物の兵隊さながらに活動した。いささか脳筋気味なのは御愛嬌といったところか。


 戦い終わって日が暮れて。 

 夕焼けの中、フェイスマスクをそっと外して現れた横顔。

 光る汗の伝う額、砂埃を被った頬、ひと房流れ落ちたうなじの後ろ髪、

 きっとスコープ越しでは捉えられなかった彼女の隙。

 でも案の定、気付かれた視線を差し返され、にっかと笑った。
 
 芋には勝ち目なんて無かった。


 今、彼女は、店に置いてあるサバゲー雑誌の表紙から店内を見守っている。

 かつてと変わらない、強く、優しい目で。

ぽぉく、じゅっりゅっ、じゅぽ、すじゅちゅ……

亜季「ほあぅ、んむんっ、ふぁぅっ、ふぅぁ……ぁ」

 ぐちょっ、ずぶちゅっ、ぎちゅっ、

P「あの映画だと、何って言ったかな……おフェラ豚? まさしく、それだ、亜季」

亜季「……っ」ゾクッ

 れろっ、るろっ、にじゅっ、ちゅぱ……ぁ、

P「……っ、そろそろ、出るぞ……飲み込むなよ……っ!」

 ――ぴゅぐっ!

亜季「ん……むぅっ!」

 ぴゅっ、びゅく、びゅるっ、つぴゅ……

亜季「ん……ぅ、あむっ、れろちゅっ、ずりゅっ、んふっ、ううあっ、はぁ、む……っ」フルッ

亜季(うあ、ふあ……ねばねばして、ち、窒息しそうであります……っ)

P「……よし、クチ、開けたままにしとけ。ベロに全部のせとくんだ」

 ずろろろ、れちょ……っ、

亜季「ほぉ……ぁ、ふぁ……」フルフル

亜季(ノドから、舌から、出ていってるであります……まだ、あんなに、大き……)


 こぷっ、とろっ、にちゃ、じゅる……っ



亜季「ほぇあ、ふぁ、ふぅー、はぅー、う……ぁ」トロトロ

亜季(舌のうえ、のり切らないのが、とろとろ零れて……あふれて……っ)


P「……よし、飲み込め」


亜季「はぁ……んむ……ん……く、ん……」

 ――コクンっ

P「もう一回開けてみろ。そのカラッポになった口の中を見せるんだ」

亜季「…………」




亜季「……ほぁ……っ、はー、はー、はー、は……ぁ」カラッポ

P「…………っ」ゾクゾク

 じゅぱんっ、じゅぱんっ、ぱじゅっじゅぷっ!!

亜季「やっ、あっ、うあっひあぁっ!! Pろの、まってくらひゃっ、んんっああっ!! ああアっ!!!」ガクガクッ

 ぐじゅっ、じゅぷっ……

P「ふぅ、ん……また、イッたのか。キルマーク……これで、15か」キュッキュッ

亜季「あ、ああっ、ふぁ……はっ、はっ、はっ、は……ぁ!!」ビクッ…ビクッ

P「俺が3発だから……キルレ0.2? はは……こう言っちゃなんだが、これに関してはビギナーもいいとこだよな? いや、カスだな、こんだけハメても、まだ上達しないんだから」クチュクチュ

亜季「は、はひ……、ご、ごしょう、れありますから、しゅ、すこし、やすま……せ、て……ひくっ、うぁ」フルッ

P「…はは、ごめんごめん。ちょっとイジメすぎたな。野戦服の亜季、俺の捕虜だったらって考えたら、ちょっと堪らなくて」チュッ

亜季「はぁ、う、んむっ、んちゅっ、ん……、しょ、そんなコト、ゆって……ずるい、でありま、んっ、ちゅぱっ、れろ……」

P「おやおや、すっかりメス豚の媚びた顔になっちゃったな……よし、もう一回、捻じ込んでやる。股ぐら開け歯ァ喰いしばれ!!」

 れろっ、おうちゅっ、ずろおろろろっ、

亜季「あ、りゃ、りゃめれすっ、あ、あっあっ、アアアア……ぁぁッ!!」

 ずぼぶちゅううっ、ぱちゅっ!! ぱちゅんっ、ぱちゅんっ、ぱちゅ……っ!!!!

亜季「ひうあっ、あいっ、いあっ!! んあああああっ!!!」

P「は、はは…っ、これじゃあとても戦場なんかには出せないな……すぐ捕まって、代わる代わる強姦されて、敵国の兵隊を増やすだけだ。せいぜい身内の慰安婦として、産めよ殖やせよっ、亜季っ」


 どぷっ、ぶちゅっ、ぶぴゅるっ、ぴゅくルぅ!!


亜季「アッ! アッい!! あっ、あ…………ッ」

ごぷ、ぷちゅっ、つぷ……ぅ



――――――――――――――――


 あないになったらあかんえ?

 それが、ボクの母の、塩見に対する評価だった。

 界隈の評判もそう違ったものではなかった。


 高校に入って少しすると、髪型が変わった。次に校外で見かけた時にはその耳にピアスが光っていた。

 当時のボクはそれを根拠に、塩見の人間性までも否定した。彼女との距離を、こちらから勝手に無限に置いた。

 そして、彼女を独善的に底辺へ貶めたボクは、上に立ったつもりで、そのくせ、頭の片隅では気になって仕方なかった。


 高校三年になって、ボクを含めた周囲が受験勉強に辟易している時も、塩見の様子は変わらなかった。

 あたし家継ぐから勉強いらへんー、って言葉が、ざわついた教室内をすり抜けて何度か耳に入った。その無神経に関しては今でも彼女が悪いと思っている。

 当時余裕のなかったボクは尚更で、せいぜい痛い目を見ろと思った。


 いつかの放課後の教室、クラス委員でプリントをまとめていたボクに、声を掛けてきたことがある。


 何してん? 

 ひとりでへーき? 


 上着のポケットに手を突っこんだまま聞いてきた彼女に、いらへん、とだけ言って背を向けた。

 ボクの心音が彼女へ届かない距離まで離れる必要があった。

 これまで通りに嫌える距離まで一刻も早く逃げたかった。

 
 

 彼女は本当に何もしないまま卒業の日を迎えた。少なくとも、ボクの知っている限りでは。

 ボクは地元の志望に通うこととなった。秀才、と持て囃された。

 嬉しさはもちろんあった。努力が報われたこと、報われるだけの努力をしてきたこと、それが認められたと思ったから。

 だけどボクは、賞賛と期待の言葉を存分に浴びながら、横目で、ひとり淡白に教室から出て行く塩見の姿を追っていた。

 なんの努力もしていなくて、相応の結末を見た筈の女子のことを、ずっと。

 
 それからしばらくして、燃え尽き症候群とまでは言わずとも、高校の時分に比べれば明らかに薄味な大学生活に身を浸し、かつての存在をようやく忘れ始めたころ――何気なく見たテレビの画面のすみに、塩見の姿を捉え、目を疑う。あんな豆粒くらいの出番に気づいてしまったことが、まるで彼女との再会を待ち望んでいたかのようで、ひとり、いらだった。

チャンネルを変えられなかったことが、今でも、苛立つ。

 だが気付いたのはボクだけかと思っていたら、すぐに同輩中の噂になった。それも悪い方へ。在学中の彼女の振る舞いに不満を持っていたのはボクだけでもなかったらしい。

 数十人の自称元カレ。ゴシップ以下の醜聞に付け足される尾鰭。悪し様に語られる来し方行く末。

 それとも、それとも校内事情に疎かったボクが知らないだけで、全ては本当だったのだろうか。

 誰が言ったかもわからない、脱いだら買ってやろうという下卑た物言いによって生まれた感情に、ボクは今でも名前を付けられないでいる。






――――――――――――――――


周子「ねーねーPさーん、あたしってすごいモテてたみたい」

P「まあ今更驚きはしないが……いきなりなんだ?」

周子「集計した結果元カレ30人でセフレはその倍、初体験は体育倉庫かトイレか助手席、枕営業日常茶飯事、堕胎しなけりゃ戸籍上の長男が3人になってたはずなんだって。ひどいよねー、つい最近までは清き乙女だったってのに」

P「ちょっと待て……ああ、またかこいつ、しばらく大人しくしてたと思ったんだが」

周子「……まあ、ムカつくけど……あたしの責任でもあるとは思うよ。大した目標もなくフラフラしてたのは事実だし、そう思われても仕方ないし」

P「基本的には無視が一番なんだが、あんまり続くようじゃどうにか……」

周子「……はいはい、ごめんねやめやめー。湿っぽいのも重いのもシューコちゃんには似合わないね。Pさんも、難しく考えなくていいよ。ちゃんと無視、できるから」

P「だが」

周子「それに、枕ってのはアタリだしね。家出少女の神待ちってのが遠からずだったし」

P「…………」


周子「じゃ、今日の分、はじめよっか。今後もシューコを使ってね、プロデューサー」シュルッ



――――――――――――――――



 こちゅ、ちゅぷっ、くちゅっ、ぐちゅっ、

周子「んっ、んっ、んふっ、ひゅうっ……ひあっ、あっ、あああっ!!」ビクビクッ

 と、ちゅ……っ、

周子「あふっ、ふあぅあっ、あ……はぁ、はー、んん……か、んにんね……、また、ひとりでイっちゃった……ぁ、っ、んん……っ」フルフル

 ぺちょっ、れろっ、ぬちゅっ、しゅじゅちゅぅ…………っ、っぱん!!

周子「んふぅ、んっ、あむっ、ぷほ……っ、しゅき、Pひゃんっ、や……き……っ、れろちゅ……んっ、んっ、あん……っ、ち、ちょっと待っ、まだ、イっ……いぃっ?!」

P「………」

 じゅぷ……づちゅっ、じゅぱっ、ぐちゅっ、

周子「あっ、やっあっだめっ、ら……あアアアあぁっ!!」

周子(な、なんかいつもと違……っ! しつこいくらい膣奥、ほじくられて、やば、やば……ぁ!)

 こちゅ……っ、ずゅんっ!!

周子「ア゛っ! あぐ、うぁぁ……あっ!!」

P「っ……、ごめんな。ちょっと考えてて」

ぐじゅ……っ、ずゅん!!

周子「な、なにを……っひぎ……っぁ?!」


P「俺は家出少女をたぶらかして、アイドルになるのと引き換えに若いカラダをハメまくってるんだな、て思ったら……変な話、興奮してきてさ」

ごじゅ、ぐちゅ!! ぱじゅっ、どちゅっ!!

周子「……へ、変態じゃん、んあ、あっうっ、あああァ!!」

ぐり、ぢ……ゅ、

周子「っ……! ぁ、は、はー、はー、は……ァ」

P「ほら、周子の弱い一番奥でぐりぐりして、俺がイくまでに何回トぶかな?」

周子「っ?! だ、だめっ、いま、そんなんしたら、オカしくな……っ!!」

P「つべこべ言うなよ」

ぐりょっ、

P「枕営業なんだろ?」

周子「…………………………あ」

ぐりゅ、ぐりぐり、

周子「あ、嫌、嫌イヤッ、あっあっ、んあ゛うあっ、ァ」


ぐりゅっ、ぐゆっ、ずちゅ、ぐちゅっ

周子「ア、っアアアアぁ!!いやァ!! ああッ!! あっあっあっアァ!!」

P「はは……周子、弱っ」

周子(!!)

周子「 さ、サイテ、ィああ!! あぁ!!」

P「ごめんな。でも、嫌がりながら何回イッてんだよって話だし、俺も、そろそろ出すね。思ったより……保たなかった……っ!!」

ぐちょぐじゅつちゅじゅちゅぐちゅちゅぬち!!

周子「あぅっ!! う、うあ、だめ、あっあっあっあ………ッ!!!」

……とぴゅ!

周子「………ッ!」

とぴゅ、ぶぴゅ、どびゅっ、びゅるっるびゅ……

周子「あ……でて、ンアっ、あ、あ、あ、あ、あ…………」


――――――――――――――――


(そのあと、Pさんは一度でも枕なんて言ったことを謝りながら……深くふかく謝りながら、何時間もあたしを組み敷いた)


「………い、いいよ、最初に言ったあたしも悪かったし、ん、んっ、あんっ、あ、あああ………、深……ぁ」

(あたしはもう怒ったふりも出来ず、あたしをせめるカラダにただただしがみついて、自分でもヒくくらい甘い声を上げて、雄にすがる雌でいた)

「あ、あ、やぁ……そんなん、言えな……ぁ、んっ、ちゅれろっ、はぁ……んむっ」

(枕、とPさんに言われた時、あたしは確かに血の気が引く音を聞いた。もうあたしは、昔のように強くない。男に、この人に依存するきもちよさを知ってしまったから)

 ずびゅっ、どびゅっ、びゅとぷ、とぷとぷ……ッ 
 
 ごぷ……とろ……ぉ


周子「あ、まだ……まだぁ……あっ、あっあっア……っ」




――――――――――――――――


 制服にヘッドホンは嫌でも目立つ。その名を知らなきゃ選ばないようなメーカーのやつなら尚更。

 だから最初は、音楽やんのかなって思って声掛けた。

 で少し話して、コイツは何も知らないと直感した。

 何演るんだろっていう好奇心や、ウチ以上のバンドだったらっていう警戒は、全て無意味だと悟った。

 こっちはライブハウスの常連で、学校に秘密で街のカフェバーで演った実績もある。駅前でもちょくちょく演って、動画も上げてるし、それ目当てで寄ってくる女子も少なからずいる。

 にわかだってこきおろしてやってもよかったんだけど、まあ可愛かったし、ご機嫌取りにCD貸そうかなんて言ってみたりした。

 そのバンド名言っても通じてないぽかったあたり、これは重症だとも思ったが。
 

 だから俺にとって多田は、顔が良いから気が向いたらウチに引き入れたら客席埋まるかなって言う程度の存在でしかなかった。覚えたばっかの単語をひけらかしてんのは正直いけすかなかったけど、ぶっちゃけおだてとけばヤレるかなって。

 実は多田がアイドル目指してて、オーディションの選考に残ったって噂が聞こえた時も、金さえ積めば誰でもいける事務所(トコロ)に入っただけだって思った。実際そういう名刺ならもらったことあったし。

 
 どうしてアイツばっかり、そう思うようになったのは、いつのころか。
 


 たまに教室に居る時、隙を見ては音楽の話を吹っ掛ける。最初の時と同じようにへらへら、のらりくらり、天井に目線を泳がせながら、デビュー前とそう変わらないレベルの知識を並べる。

 いまやドームを埋め尽くす存在になったという自負も、威張りも感じさせず、全くの真似事で付けているだけだろう南京錠のネックレスが細い首に鈍く光り、さらに俺の心をささくれさせる。

いつのにか、まったく手の届く存在ではなくなっていたことを、俺だけが意識していることも。


 こんな形でやり込めたところで何もすっきりしない。

 カフェバーで演った?

 オリジナル作った?

 ブスに告られた?


 それがなんだ?

 それでいくらの金になった?

 それでいくらの再生数だ?

 それの何が嬉しかった?


 まあ、今はまだ遊んでいても大丈夫ですよ、と三者面談で言われた言葉。

たかだか教師に言われた言葉が全てだと気付くまで、あと、もう少し。

P「ごちそうさま。ああ、今日のもうまかったよ。李衣菜」

李衣菜「へっへー、お安い御用だよ。みくちゃんだとお魚あんまり出せないから。間空くと、感覚鈍っちゃうし」

P(その熱心さの10分のイチでもギターなりに向くと違うんだろうに……)

李衣菜「……なんかイマ失礼なこと考えてないですか?」

P「とんでもない、むしろこの上なく真面目なこと考えてるぞ」

李衣菜「ふーん……なんかやぶ蛇になりそうな気もするし、追及はやめとこ。さっ、あとは片しとくんで、ゆっくりお風呂にでも入ってて下さい!」

P「おお、悪いなぁ。何から何まで」

李衣菜「全然。むしろ私が押し掛けたんですから、これくらいさせて下さい!」

P「ありがとな……おっと、そうそう」

李衣菜「?」

P「洗い終わったら、入ってきてもいいぞ?」

李衣菜「っ! も、もう……」

ーーとくん、

李衣菜「……Pさんたら」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


P「李衣菜、風呂あいたぞー」

李衣菜「は、はーい! すぐ済ませてくるんで、待っててくださいね!」

P「はは、待つも何も、どこにも行かないぞ?」

李衣菜「待つって、そういうんじゃなくて……ええと、起きててくださいね? 先に寝ちゃ、ダメ……ですよ?」

P「ああ、ちゃんと待ってるさ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


李衣菜「……すぐ済ませて、て言っちゃったけど、女のコっぽくなかったかな。ある意味ロックかもだけど、そういうロックさはちょっと……あ」

ぱさっ、

李衣菜「脱衣カゴ、Pさんの、ワイシャツ……」

李衣菜「……………すん」

ーーとく、とくん……

李衣菜「………………ん」

ーーーーーーーーくちゅ、


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


李衣菜「……お、おまたせしましたー」

P「おう、長い風呂だったなー。のぼせなかったか?」

李衣菜「んな、なにもしてませんよ?! 女子のお風呂はこんなもんです!」

P「? すまんな。まあ、いいからいいから」
クイクイ

P「来い来い」

李衣菜「…………」

ギシッ


ーーーーーーーーーーーーーーーー


シャカシャカシャカシャカ……

P「はー……珍しくロックなの聴いてるな」

李衣菜「め、珍しくってなんですか。リーナは自分を曲げない、ロックなアイドルですよ?」

P「それはすぐ曲がる奴の発言だな」

李衣菜「んもぅ……」

李衣菜(イヤホン、2人で聴く用に買っといて良かったけど……距離、近……)

李衣菜(もう、知らない仲でもないのに)


李衣菜「さいきんは……最近は特に、ロックの勉強にも力を入れてますからね。放課後にみくちゃんや有香ちゃんとショップに行って、名盤とか、キてるやつとか、色々ディグしてるんですよ?」

P「感心だな。どういう心境の変化だ?」

李衣菜「んーと、最近、やけにロックの話で突っかかってくる軽音部の男子が居て」

P(李衣菜のこと好きなんだろうなあ)

李衣菜「……も、もちろん、私がロックさで劣っているはずもないんですが、知識面ではまだまだ伸び代があるなと!」

P「ちなみに、コレ選んだのは?」

李衣菜「有香ちゃんです! いやあ、私が仕込んだっていうのもありますけど、中々いい線行ってると思いませんか?」

P「ああ……うん、師匠を超える日も、そう遠くはないかもな……お?」

チャラン……


李衣菜「あ……っ」

P「ネックレス、付けててくれてるんだな。風呂上がりなんだから、外しててもいいんだぞ?」

李衣菜「……ですか」

P「?」

李衣菜「外せるわけ、ないじゃないですか。南京錠の意味、教えられちゃったら」

P……そっか」

ーーちゅ、っ

李衣菜「んむ………ん」

P「ーーありがとうな、李衣菜」

李衣菜「Pさ……っ、んむっ、んあんぅ、むっ、ん…………っ」」



じゅぱんっ、ぱんっ、ぱりゅんっ、りゅじゅんっ!

李衣菜「あっ、ふぁ、やっ、りゃめ、れすっ、あっ、あっ、あっ、あ!」

李衣菜(わ、たしばっかり、イって、Pさん全然止まんないし……! 後ろから、れいぷみたいに……うで、掴まれて……!!)

P(バックだと突くのと同時に、ネックレス、ぶらんぶらん揺れて、エロいな。それに……)

ごろん……

李衣菜「あ、は、はー、あ、あおむけ、ですか………あああっ!!!」

李衣菜(深…………ぁ!)

P(正常位だと、白い胸に南京錠が挟まって、もっとエロい)


ぐちゅー、ごちゅー、じゅちゅーじゅっちゅっ、

李衣菜「あひ、いあぁ、ほぁ、あぅっ」

李衣菜(ゆっくり奥まで挿入って、ゆっくり奥から出てっ、ぐりぐり回されてるっ)

P「李衣、菜っ」

李衣菜「んはl、はいっ、いひっ、ひやあっ!!」

李衣菜(かぎ、みたい)

ぱちゅっ!! ぱちゅんっ、ばちゅんっ、ぶちゅつゅ!!


ーーぞくっ


李衣菜(わたしは錠前で、Pさんは、こじ開ける、カギ………!)

李衣菜「ひゃいっ、いあっ、あっあっあ!!」

P「んぐ……!」

P(感じ方が、変わった? 完全にキマッて、痙攣しだしたっ)


P「李衣菜、ああっ、もう、射精すぞっ、全部、李衣菜のナカに、ナカで……っ!」


李衣菜「あ、あああああ、ああ。あああっあっあっ!! あっ! ああっあっあっあっあああ!」

ぐじゅぐじゅぐちゅつちゅりちゅぶちゅぐちょばちゅっ!!

ぐびゅっ、びゅぷ!

李衣菜「あつっ、」

びゅちゅ、びゅちゅ、びちょ、びちゃびちゃぶちょびゅるぅぅぅ、

李衣菜「あ……………ッ! イ……………っ! あ…………! ア…………………!!」


李衣菜(おなかのナカを熱湯みたいな精でみずびたしにされながら、おぼろげな意識で、喉元に重さを感じ取る)

ごぷっ、びゅるっ、どぷ、ぶぴゅぴぅ……

李衣菜(Pさんの胸板と私の胸の間に押しつぶされた、冷たく硬く存在を主張する南京錠)

李衣菜「は。はぁ。あぁ、ふぁ………あ、はーぁ、はぁー、あ、う、あ……………ぁ」

どろ……………………ぉ、

李衣菜(私は明日も、この首飾りを付けて1日を過ごすんだろう。授業で指されても、休み時間に喋ってても、放課後の移動中も、レッスン中も……その重さを感じるたびに、この夜を思い出し)


李衣菜(他の誰にも分からない意味を、ひとり噛みしめる)

これでおしまいです。
エタりかけてしまいすみませんでした。

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