佐倉「艦娘の佐倉千代です!!」野崎「よろしく」 (13)

野崎「提督の野崎だ」

佐倉「よ、よろしくお願いします!!」

佐倉(か、かっこいい!!///)

野崎「実はもう一人艦娘がいるんだ」

佐倉「え、そうなの!!?」

野崎「御子柴、挨拶」

御子柴「よう……先輩の言う事はちゃんと聞けよ? 新人さんよ」

佐倉「!! よ、よろしくお願いします!!」

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御子柴「……けどまぁ、お前も運がいいな。 俺のいる鎮守府に来るなんてよ」

御子柴「俺がこれから毎日……楽しいコト、教えてやるよ☆」

佐倉「……」

御子柴「///」ポッ

御子柴「み、見んなぁ!!/// そんな目で見んじゃねえ!!///」

野崎「こんな子だがよろしく頼む」

佐倉「は、はい……」

ある日

御子柴「佐倉、今日の時報はお前だろ」

佐倉「あ!! そうだった!!」

野崎「zzz……」

佐倉「……」

佐倉「野崎くん!! 早く起きないと剣さんが原稿取りに来ちゃうよ!!」

野崎「!!!」ガバッ!!!

御子柴(こいつ、もう野崎の起こさせ方熟知してるのかよ……)

御子柴「……つーかここはドイツ語で起こした方がお前らしいんじゃねえのか?」

佐倉「??」

野崎「今日は資材集めに行ってもらう」

佐倉「了解です!!」

野崎「御子柴、お前もついてやってくれ」

御子柴「けっ……んなもんめんどくせーよ」

佐倉「えっ!?」

御子柴「それにさっさと一人立ちした方がいいんじゃねーのか?」

佐倉「!!」

佐倉(そっか、みこりんは私の為に心を鬼にして……)

佐倉「……そうだよね、このままみこりんにずっと迷惑かける訳にはいかないし……」

御子柴「ギャルゲー溜まってて資材集めどころじゃねえんだよ!!」ピコピコ

佐倉「そっち!!?」














数十分後

佐倉「資材集めてきました!!」

御子柴「お前それGペンとトーンと原稿じゃねえか!!」

野崎「よくやった」

御子柴「いいのかよ!!」

ある日

野崎「今日は別の鎮守府の人と合同練習だ」

佐倉「別の鎮守府?」

野崎「なんでも鹿島という艦娘一人で成り立っている鎮守府らしい」

御子柴「鹿島!!?」

佐倉「どうしたのみこりん?」

御子柴「鹿島っていやあ……銀髪でツインテールでおっぱいでかくて……めちゃくちゃ可愛い艦娘じゃねえか!!」

御子柴「……くーっ!!/// 会うのが楽しみだぜ!! 俺のギャルゲーで取得したトークスキルを見せてやる!!」

佐倉(会ったら緊張して話せなさそう……)

野崎「来たぞ」

御子柴「!!!!!」














鹿島「こんにちは、可愛いお姫様達」

御子柴「思ってたのと全然違う奴来た!!?」

堀「よう野崎、うちの鹿島はイケメンだろ?」

野崎「は、はい……」

佐倉「その人は?」

野崎「堀先輩だ。 この人も提督をやっている」

鹿島「提督達に……カッコいい所見せてやらないとね」

佐倉(かっこいいなぁこの人……野崎くん程じゃないけど)
















別の鎮守府

若松「あれー、おっかしいなぁ……この資材の組み合わせでローレライさんができる筈なのに……」

瀬尾「若ーー!! 遊ぼうぜー!!」

瀬尾「バスケ!! バスケ!!」

瀬尾×10「若ーーーーーー!!!!」

若松「何回やっても瀬尾先輩しか出てこない……」

野崎「……よし!! 訓練そこまで!!」

佐倉「疲れたー……」

鹿島「いやーいい運動したねー」

御子柴「なんで……そんなに……ピンピンしてんだお前……はぁ……」

堀「おい野崎!! 向こうから何か来るぞ!!」

野崎「……!! あれは……」













タヌ級「……」ゴゴゴゴゴ

野崎「タヌ級!!」

野崎「みんな!! 訓練の成果を見せる時だ!!」

御子柴「おう!!」

佐倉「ベタで目くらまし!!」ベタァ

御子柴「カッター攻撃!!」ザシュ

鹿島「口説き倒す!! ……今日も君は綺麗だね」

タヌ級「///」











堀「……なぁ野崎、あいつら艦隊要素皆無過ぎねえか?」

野崎「いや、僅かにあります」

佐倉「発射ぁ!!」ドドドド

野崎「弾が全部Gペンです」

堀「」

ある日

野崎「二人とも、今日は大事な話がある」

佐倉「大事な話?」

御子柴「なんだよ?」

野崎「そろそろ……結婚を考えようと思うんだ」

佐倉「えっ!!?///」ドキッ!!

佐倉(そ、それって……ケッコンカッコカリ!!!?)

佐倉「の、のののののののの野崎くん!! 相手はどっち!!?///」

御子柴「お、俺は別にお前とはしたくねーぞ!!?」

野崎「? 二人とも何の話をしてるんだ?」

佐倉「え?」














マミコ『鈴木くん///』

鈴木『マミコ///』

野崎「マンネリ化してきたら鈴木とマミコを結婚させようと思って」

佐倉・御子柴「「紛らわしい(んだ)よ!!」」

野崎「実は大事な話がもう一つある」

御子柴「どうせ漫画関係だろ?」

野崎「違う。 改二の話だ」

佐倉「改二!!?」

野崎「この度、佐倉を改二にする事にした」

佐倉「ええ!!? 私が!!?」

御子柴「なんで俺じゃねえんだよ!!」

野崎「ほら……御子柴は改二にしたらもっとかっこよくなってしまうだろ?」

野崎「俺含め、みんな直視できなくなる。 それは困るからな」

御子柴「成る程……よく分かってんじゃねえか野崎」

佐倉(チョロいなぁ……)

野崎「まぁ御子柴も何れ改二にするが今は佐倉優先だ」ボソ

野崎「俺は今、どうしてもお前を改二にしたいんだ」

佐倉「!!」

佐倉(それって……それだけ私が必要とされてるって事!?)

野崎「改二すれば綺麗なベタが更に綺麗になる!!」

佐倉「理由それ!!?」

野崎「それじゃあ早速改二にするぞ!!」

佐倉「うわあああああああああ!!!」

ウイイイイイイイイイイン!!

野崎「……できたぞ!! 佐倉改二が!!」

御子柴「おい野崎!! これって……」

野崎「!! これは……!!」














パラセクト「……」

野崎「佐倉が……パラセクトになった!!」

パラセクト「うわあああああああん!!」ダッ

野崎「佐倉!!? どこに行く!!?」

その日から私は艦娘からポケモンになりました。











パラセクト「ポロック美味しいね野崎くん!!」パクパク

野崎「ああ」

御子柴(何だかんだ言って気にいってんじゃねえかその姿)

終わり

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