冒険者「真夜中の森を幼女がうろついてる…」【安価】 (95)

冒険者「こんな時間に一人で…?」

幼女「…」スタスタ



向こうはこちらに気づいていないようだ
声をかけますか?
安価下

冒険者(いや…何かの罠かもしれないし、ここは少し様子見かな)

幼女「…」スタスタ



幼女が移動し始めた
どうしますか?

1.自分で尾行する
2.精霊を呼んで尾行してもらう

安価下

冒険者(精霊…はいいや。あいつうるさいし気づかれるかもしれんし)

幼女「~♪」

冒険者(鼻歌かわいい。なんかお嬢さまっぽい)





冒険者の性別
安価下

冒険者の年齢
14~25
安価下2

冒険者=21歳男



幼女「~♪」

冒険者(あれ?ここって…たしか湖だったよな。なんでこんなところに…)

幼女「…」キョロキョロ

冒険者(あぶねっ!)サッ

幼女「…今日もいい月だ。さて…」

幼女「~♪」

冒険者(歌い始めた…)

冒険者(それにしても、なんて綺麗な歌声!)

冒険者(んん…?なんか湖がほんのりと光って…うわっ!)


湖から光球が溢れ始めた!
光球は幼女の歌声に合わせて踊っているようにも見える…

1.歌に聴き入る
2.逃げる

安価下

冒険者は少し身構えたが、ただ歌声に合わせて漂う光球に緊張を解いた


冒険者(危険はなさそう…かな?)

冒険者(下手に動いて歌を邪魔するのも悪いし、それに、こんな綺麗な歌声も滅多に聴けるものじゃない。しばらく聴いて行こう)

幼女「~♪」



冒険者は幼女の歌声に癒された
あまりのヒーリング効果に冒険者に睡魔が襲いかかる!

コンマ偶数で寝てしまう
安価下

冒険者は寝てしまった!



…きなさい
…大丈夫かね?

冒険者「…ん」スヤァ

「君!大丈夫か?怪我でもしているのか?」ユサユサ

冒険者「ん~…んん!?」バッ

「うわっ!急に起き上がるんじゃない!頭をぶつけるところだったぞ!」

冒険者「あ、あれ?き、君は?」(しまった!寝てしまった上に見つかってしまった!)


幼女のコンサートはすでに終わってしまったようで、幻想的だった湖はいつもの姿を取り戻していた


幼女「それはこっちが聞きたいのだが…人間がこんな真夜中になぜこんな所にいる?危ないじゃないか」

冒険者「え、えぇ~っと」(こいつ今俺のこと人間って…もしかして…)



なんと答えますか?
1.正直に話す
2.道に迷ってそのまま寝てしまったと誤魔化す
3.君は人間じゃないのかと問う
安価下

幼女の初期好感度
コンマ安価下2

幼女初期好感度23
幼女「変わったやつだな…」



幼女「…」ジー

冒険者(うっ!不審に思われてるな…ここは誤魔化さず正直に話した方が良さそうだ)

冒険者「僕は冒険者。国を超えて色々な所を旅しているんだ。今日はここの森の奥にあるという遺跡を目指していたんだが…途中で君を見つけてね。ほら、こんな夜中に森の中を子供がうろついていたら気になるだろう?」

幼女「なるほど冒険者か…道理で夜中でも森の中にいるわけだ」

冒険者「そうそう、ははは」

幼女「だが冒険者よ。見知らぬ森で夜中に寝落ちとは感心しないな」

幼女「おまけに私の歌を盗み聞きとは」ジト

冒険者「うっ…それはごもっともで」

幼女「全く…なんて緊張感のない冒険者なんだ。今まで死んでないのが不思議だぞ。だいたいだな…」クドクド

冒険者(俺は何故真夜中の森で幼女に説教されているのだろう…?)


小一時間後


幼女「…さて、今日はもう遅いから、私の家に泊まっていくと良い。客人用のベットくらいある」

冒険者「えっ?」


幼女の申し出にどう答えますか?
1.ありがたく泊まらせてもらう
2.断る
3.それより、君の正体は…?

ご飯食べてきます
また後ほど…

冒険者(気になることは多々あるが…悪そうな感じのやつじゃないし、問題ないだろう)

冒険者「じゃあお言葉に甘えようかな」

幼女「うむ、では付いてきなさい」


二人は、幼女の家向かって歩き出した。道中色々聞こうとしたが、説教が再び始まってしまったので断念した


幼女「ここが私の家だ」

冒険者「は」(で、でかい!てかこの森にこんな屋敷があるなんて話聞いたことないぞ!)


ガチャ、ギィィ…


幼女「さぁ、入りたまえ」

冒険者「お、おう!」

幼女宅、客間


冒険者(内装も凄い豪華だな…)キョロキョロ

幼女「寝る前に暖かい飲み物を飲むといい」カチャ

冒険者「ありがとう」

冒険者(普通のお茶だ)ズズー

幼女「さて、君はこの部屋をつかってくれ。君が起きた時は私は寝ているから、挨拶は不要だ。そのまま帰るといい。何か質問は?」

冒険者「特には」

幼女「そうか、では私はこれで」

冒険者「…ああそうだ。一つ聞きたいことがあったな」

幼女「む、なにかね?」

冒険者「君は…人間じゃないよね?」

幼女「…」


幼女は少し驚いた表情を浮かべたが、動揺しているような風ではなかった


幼女「うむ、その通り。私は人間ではなく、【幽鬼】だ」

冒険者「幽鬼?そんな種族聞いたことないな」

幼女「…まぁ知らないのも無理はない。さて、話はここまでだ。もう会うこともないだろう」

冒険者「引き止めて悪かったな」

幼女「構わないよ。それでは、おやすみなさい」

冒険者「おやすみ」


幼女が去ったあと、僕は明かりを消して、ベットでは無くソファーで毛布にくるまって寝ることにした。意外にも、寝心地は良かった

二人の名前と容姿を募集します
以下考慮していただけたらと思います
複数集まれば後で決めます



冒険者
21歳男、冒険者を始めてまだ3年目の若手。少し抜けているところがある。見た目によらずかなり強い

幼女
年齢不詳、見た目はどう見ても子供。寛容で 、常に落ち着いた話し方をする。お金持ち

冒険者 ヨシュア
幼女 ディアドラ

とりあえず二人分書いてみる

冒険者 グラッド
黒の短髪で髪が一部分だけ赤い
幼女 ルゥリィ
自身の背丈ほどの長い銀髪、つり目の碧眼

冒険者 フレッド
白短髪赤眼 細マッチョ 脱ぐと傷跡が結構ある

幼女 シャルル
桃白髪ロング 黄目 エルフ耳小柄でちっぱいイカ腹 おでこに小さい2本角がある 下腹部に淫紋が付いている

冒険者 エディ
黒髪天然パーマ、背が高く服を着こんでいるた目立たないが筋骨隆々

幼女 メリダ
銀髪サイドテールで緑色の瞳、浅黒い肌

こんばんは
それでは冒険者と幼女の名前等を決めて行きたいと思います


まずは冒険者から

>>22
>>23
>>24
>>29

から一つ選んで下さい
安価下3まで、コンマの高いものを採用(ゾロ目は考慮しません)

名前パトリシア

>>31は無効にします
もう1レス投票できます

安価下

冒険者の名前はグラッドに決まりました

続いて幼女の名前を決めます

>>22
>>23
>>24
>>29

から一つ選んで下さい
安価下3まで、コンマの高いもの(ゾロ目は考慮しません)

幼女の名前はルゥリィに決まりました
しばらくお待ちください…

幼女宅、客間、早朝


グラッド「ん…朝か。ふぁぁ~」ノビー

グラッド「う~ん…やっぱ夢じゃないよなぁ」キョロキョロ


部屋を見渡すが、昨日の寝る前と何も変わらない風景が広がっていた。強いて言えば、カーテンからわずかに漏れる朝日だけが違ってはいたが


グラッド(さて、どうしようかな?)


どう行動しますか?
1.町に帰る
2.屋敷を散策する
3.惰眠を貪る

安価下

グラッド「…」

グラッド「悪いとは思うが、やっぱ気になるしなぁ。少しだけ…少しだけだから!」


グラッドは他人の家の散策を始めた!
グラッドは客間を調べた!


グラッド「うーんこの部屋は装飾は豪華だけど、物はほとんど何も置いていないな。次行こう」


ギィィ…


グラッド(寝てるって言ってたから、なるべく静かに行こう…ん?なんだかパンの焼ける匂いがする)クンクン

グラッド(匂いの反対側には階段…さて)



どうしようか?
1.パンの焼ける匂いがする方へ
2.奥の階段へ
3.玄関へ

安価下

ギィィ…


グラッド「これは…朝食?」


パンの焼ける匂いにつられてやってきた部屋は、どうやら食堂のようだった。長い食卓の真ん中あたりに、トーストとスープが用意してある

…?
よくみると何か手紙のようなものが置いてある


グラッド「?」ペラッ


『人間へ。朝食を用意しておいたから、よければ食べて行きなさい』

『昨日も言ったが、私は…幽鬼は昼に寝るから、君と会うことはないだろう』

『私は寝ている途中で起こされるのが一番嫌いなんだ、くれぐれも!私を起こすことのないように!絶対だぞ』

『あと、これは無理な相談かも知れないが、私のことはどうか黙っててもらえないだろうか?噂を聞きつけて人が来られても困るのでね』

『では達者でな、冒険者殿』


グラッド「ううむ…遠回しに散策するなって言われているような…。とりあえず用意してもらったものを粗末にはできないし、頂こうかな」


手紙を読み返しながら、朝食を口にする。焼きたてのトーストはとても美味しかったが、スープは塩辛くて全部飲むのには苦労した

朝食を食べて(なんとかスープを飲み干して)一息ついたところで、良い考えが浮かんできた


グラッド(ここ、遺跡探索の拠点に使わせてもらえないかな?)

短いですが今日はここまでです
本当に短くてすみません

ところで、書いて頂いたキャラたちは何らかの形で出せたらと思っています。どうでしょうか?

それではありがとうございました

グラッド(町から遺跡まで約一日。けど、ここから遺跡までは半日もかからずに行ける。もし拠点として使わせてもらえれば…)

グラッド(よし、言うだけ言ってみよう。お願いするのはタダだし)

グラッド「さて、夜までどうしようかな?」



どうしますか?
1.屋敷の探索の続きをする
2.寝て時間を潰す
3.外に出てみる

安価下

グラッド(夜まではかなり時間があるし、一旦外にでも出てみるか)


ガチャ、ギィィ…
屋敷を出ると、朝の冷たい空気が体を包み込んだ


グラッド「んんっ~目がさめる~っ!」ノビー

グラッド「ふぅ…しかし改めて見ると凄い光景だよなぁ」


朝日に照らされる屋敷を見回す
森…というより樹海に近いこの場所に佇む古びた屋敷は、よくみると屋根には葉っぱ一つ落ちていないし、屋敷の床下が落ち葉を踏んでいた


グラッド(やっぱりおかしい…まるで上から屋敷を置いたみたいな…)


何度か周りを見渡すが、それ以上のことはわからなかった



どうしますか?
1.屋敷に戻る
2.もう少し外を調べる
3.遺跡に向かう

安価下

グラッド「もう少し調べてみるか…」


屋敷を一周しようと歩き始めたが、特に目新しい情報は得られなかった


グラッド「うーん…しかし何度見ても不自然な屋敷だよね。それ以上のことはわからないんだけど」

グラッド「…ん?なんだこれ?」


玄関の前に何かが落ちている…
土を落として綺麗にすると…それは金貨だった
グラッドは金貨を拾った!


グラッド「おお金貨じゃん!ラッキー!…これどう見てもあの娘のだよね。起きてきたら聞いてみるか」



どうしますか?
1.屋敷に戻る
2.遺跡に向かう

安価下

グラッド「さて、このまま屋敷で寝ていてるのも悪くないが、まずは遺跡までの道のりを確認しておこう」


グラッドは客間に置いてあった荷物を持って、遺跡に向かった
道中、魔物と遭遇することもなく、すんなりと進むことができたので昼手前には遺跡についた


グラッド「ふう…ついた」

翡翠の遺跡


この大陸の東西南北にあると言う巨大遺跡の一つ、それがこの翡翠の遺跡だ
この遺跡は四大遺跡の中でも風化がひどく、構造物の多くが崩壊している状態である
かつては美しい翡翠がこの遺跡を彩っていたらしいが、それらはほとんど冒険者などによって持ち去られている
多くの冒険者にとってこの遺跡は探索され尽くされた遺跡であり、今となっては訪れるものはいない…


グラッド「…遺跡と言うより、廃墟だな」



どうしますか?
1.あたりを探索する
2.屋敷に戻る

安価下

グラッド「さて、戻るか。今日はここまでの道を確認するのが目的だったし」

グラッド(それに…アレを試すのにはまだ時間がかかるしな)

グラッド「…ん?あれは?」


帰ろうとした矢先、遺跡の奥に倒れている人影を見つけてしまった。こんなところに来るのは余程暇な冒険者だけのはずだが…

今日はここまでです
ルゥリィちゃん出せなかったよ…



冒険者?の性別
安価下

冒険者?の年齢
安価下2(15~28)

おつ、21
ちなみに今日の夜は更新できそうですか?

>>60
はい更新できそうですよ

グラッド「さて…」


倒れている冒険者らしき人間を放っておけず、近くまで来たが…とりあえずは生きているようだ
血が流れているわけでもないし、服装も靴が土で汚れているくらいで、目立った汚れや破れもない
うつ伏せで倒れていて、フードを被っているので、男か女かすらわからない

周囲には、他に倒れている人はおらず、物が落ちているような様子もない



どうしますか?
1.軽く蹴ってみる
2.声をかけてみる
3.フードをめくる

安価下

グラッド(とりあえず声をかけてみるか)

グラッド「おい、生きているか?」

冒険者?「…」

グラッド「おーい」

冒険者?「…」

グラッド「もしもぉーし!聞こえてますかぁ!!!?」

冒険者?「…」


特に反応はなかった…
どうやら完全に意識を失っているらしい

どうしますか?
1.軽く蹴ってみる
2.フードをめくる

安価下

グラッド「…ん?こいつ女か」


フードをめくると、整った顔立ちの女性が現れた。顔色はよく、見える部分では怪我はなさそうだ
起きる様子もないので、揺すりながら再度声をかける


グラッド「おーい、大丈夫か?しっかりしろ」ユサユサ


何度か試して見たものの、呼びかけには反応しなかった。あまり揺らしても良くないだろうから、それ以上起こすことはしなかった
脈と呼吸を確認して見たが、特に問題はなさそうだった


グラッド「うーん…置いていけないよなぁ…」


内心気づかなければよかったと思いつつも、置いてはいけず、グラッドは謎の女性を背負い屋敷へと歩き出した


グラッド「さて、人一人を担ぎながらだから屋敷までは相当時間がかかるだろうな…」

屋敷に着く頃にはすっかり日が落ちていた。謎の女性は、相変わらず目を覚まさず、一方のグラッドは疲労がピークに達していた


グラッド「つ、ついたぁ…」ドサッ

「ふーむ、わたしが予想を外すとはな…」


屋敷の玄関に倒れこむと、上から声が降ってきた。声のした方を見ると、美しい銀髪と碧眼が見えた。声の主は腕を組みこちらを見ている


グラッド「よぉ…」

「おかえりなさい。君が戻って来ることは予想していたのだが…まさか別の客人を連れて来るとは」

グラッド「遺跡で倒れてたんだ放っておけないだろ?昼に見つけた時から目を覚まさないんだ。力を貸してくれないか?」

「うむ、よかろう。…とは言っても私も大した事は出来ないからあまり期待はしないでくれ」


そう言うと銀髪の幼女は小声で呪文を唱えた。すると…謎の女性の身体が浮き始めた


「わたしはこの娘を運ぼう。君はしばらく客間で休むといい」

グラッド「ああそうさせてもらおう。流石に疲れてしまった」


会話を終えて客間に向かう
グラッドは客間に着くと服を全部脱ぎ捨てて、下着だけになり勢いよくベットに飛び込んだ
グラッドが夢の世界へ旅立つのにはそこまで時間はかからなかった

短いですが今日はここまでです


あと、冒険者(女)の容姿と名前を募集します。よろしくお願いします

乙です
名前はシアン
身長170センチにギリ届かないバスト95ウェスト60服の上からでも指が沈む込むほどに柔らかで大きな尻(背負ったときに判明)
髪の色は青く肩まで伸ばされており瞳の色は明るい空色
身長のためか体格のためか体重もそこそこあり、グラッドの疲労困憊もさもありなん(その分感触は楽しめたが)

おつ
名前 フェリザート(知り合いからはよくフェリと呼ばれている)
容姿 ややはねっ毛のある群青色のショートカット、澄んだ青色の瞳、普乳

今日は更新できません
ごめんなさい…

エラー見たいです。すみません

冒険者(女)の名前と容姿
>>70
>>71
安価下3までコンマの高いもの

冒険者(女)の名前はシアンに決定しました

客間


「人間、そろそろ起きなさい」

グラッド「…んむ?あれ…?」

「まったく寝ぼけて…冒険者がそんなでどうする。ほら、起きなさい」

グラッド「んん…」ガバッ

グラッド「んぐぅ~」ノビー

グラッド「ふぁ…おはよう。えっと…あれ?」

「ん?どうした?まだ寝ぼけているのか?」

グラッド「いや、なんでもないよ」

「そうか。夕食を用意したから食べなさい。君が連れてきた人間も目を覚ました所だ」

グラッド「ふぁ…ん、ありがとう」

「…しかし、君はいつもその格好で寝ているのか?」

グラッド「ん?あっ!」パンツ一丁

「はしたないからやめた方がいいと思うが…服を着たら食堂に来るといい。君が朝食を食べた部屋だ」

グラッド「あ、あぁ…」


ルゥリィの好感度が下がった気がする…

シアンの初期好感度

>>下

シアン初期好感度43
シアン「信頼できそう…?」


食堂


食堂に入ると、食事を掻き込むように食べる青い髪の女性がいた
屋敷の主人は女性の正面に座り、食事を腕を組みながら見ていた

こちらに気づいた女性は食事をやめて、こちらを不思議そうな目で見ている



なんと声をかけようか?
1.君は僕が助けた(ドヤ顔)
2.はじめまして、僕はグラッド
3.無言で見つめる

安価下

グラッド「はじめまして、僕はグラッド。君は?」

「んぐ…ごくん」

シアン「私はシアン…です。グラッドさん、町まで運んで頂いてありがとうございます」

グラッド「いや町では…それより、なんで遺跡で倒れてたんだ?怪我や病気をしていたわけじゃなさそうだし」

シアン「うーんと私もよく分からなくて。いつ気絶したのかすら…」

「ああ、それなら私が説明しよう。…だが、その前に私も自己紹介をしておこう」

ルゥリィ「私はルゥリィ。人間ではなく『幽鬼』だ」

グラッド「そういえば名前を聞いてなかったな」

ルゥリィ「タイミングが合わなかったのだろう。なに大したことじゃない」

ルゥリィ「さてシアン。君が遺跡で失神したのはおそらく古い魔法の罠が原因だろう」

グラッド&シアン「古い魔法?」

ルゥリィ「うむ。かなり古い魔法だから、最近の子が知らないのも無理はない」

ルゥリィ「複雑かつ強力な魔法で、踏んだ対象者を昏倒させるんだ。引っかかってしまった者は解除呪文がかけられるまで目を覚ます事はない」

グラッド「そんな魔法があるのか」

シアン「ひぇ…」

ルゥリィ「この魔法を知っている人間はそういないはずだ。君は運が良かったな」

シアン「は、はい」

ルゥリィ「む、後は食事をしながら話をするとしよう。冷めてしまうからな」


食卓を見るとシチューとパン、サラダが用意してあった
今朝の事もあるので、グラッドは慎重にシチューを口に運んだ

シチューは、まろやかな中にザラザラしたものがあり、ほんのり苦く辛かった。正直美味しくない…


ルゥリィ「今日のシチューは会心の出来なんだ♪どんどんおかわりしてくれ」

グラッド「お、おう」

シアン「ズズー!ジュルル!ゴクッ!モグモグ!」


シアンは見た目通りの食べっぷりを披露していた
背負った時にも思ったが、こいつのやたら肉づきが良い体はこれが原因か…と言うより、よくこのシチューがそんなガツガツ食べられるな


ルゥリィ「どうしたグラッド。手が止まっているぞ?」

グラッド「い、いやなんでもない」

グラッド(用意してもらったということもあるが…何よりあんな顔をされたら指摘できないな…)

シアンは変わらず夕食を掻っ込んでいる
ルゥリィはすでに食事を終えているのか、俺たちの食事を少し嬉しそうに見ていた



なにを聞きますか?
1.ルゥリィに幽鬼のことを聞く
2.ルゥリィにこの屋敷のことを聞く
3.シアンになぜ遺跡にいたのか聞く
4.シアンにシチューは美味しいから聞く

安価下

グラッド「シアン、お前はどうして遺跡にいたんだ?あんな廃墟みたいな所に、なんの用事もなく行くとは思えないが」

シアン「ひはにほんほほいひき!」

ルゥリィ「こら、ちゃんと飲み込んでから話しなさい」

シアン「ゴクン…地下に本当の遺跡があるって噂を聞いてきました」

グラッド「え」

ルゥリィ「地下にか?」

シアン「はい。なんでも翡翠の遺跡は元々別の名前で呼ばれていたらしいんですよ。確か…『星封の遺跡』だったかな?」

シアン「地上部分はそれを隠すためのカモフラージュだそうですよ!」

ルゥリィ「星封の遺跡…結構長く生きているが、そんな名前は聞いたことがないな」

シアン「まだ見ぬ秘宝が眠っているかも…と、考えたら居ても立っても居られなくなって…それに、新しい遺跡を発見したとなれば、私の冒険者としての格も格段にアップ!するでしょうしね!」フンス

グラッド「…」

グラッド「…」



グラッド(こいつ俺と目的一緒じゃねぇか…)

グラッド(くそっ一体どこで噂を聞きつけたんだ?俺はこの情報を、半年の時間とそれなりの金を積んでようやく手に入れたっていうのに!)

グラッド(それにこいつアホだ!こんな事を普通ペラペラ喋るか普通?)

グラッド(こんなポワポワしたやつが知っているなら、もういつ他の冒険者達がやって来てもおかしく無いか…)

グラッド(うむむ…)

ルゥリィ「…」ジィー

ルゥリィ「…」フム

ルゥリィ「…ところでグラッド、君はあの遺跡になんの用事だ?まさか観光ではあるまい?」

グラッド「えっ?あ、ああ」

シアン「あ!もしかして私と一緒ですかー!?だ、ダメですよ!これは私が先に目をつけてたんですからねっ!」

グラッド「僕は…」



どうしようか?
1.正直に話す
2.しらばっくれる

安価下

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