【艦これ】提督「みんなが余所余所しい気がする」【安価】 (137)

イベントサボりまくってるから海外艦とかシラナーイ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1540475935

大淀「何を突然言っているんですか」

提督「いやだって、何かみんな最近露骨に余所余所しくない?」

大淀「そうですか?」

提督「昔は出撃の報告とか艦隊みんなでしてくれていたのに今だと旗艦の子一人だし、秘書艦も仕事を自室に持ち帰ってやったり、明らかに避けられてるよね僕」

大淀「確かに、今も秘書艦の子がいませんね。何かやらかしたんじゃないですか?」

提督「何もした記憶がないけど……。いや、もしかして何かやったのか……?」

大淀「艦隊の運営に関わりますから、あんまり変なことしちゃダメですよ。では、私はこれで。確かに書類、受け取りました」

提督「あっ、はーい」


ガチャ、バタン


提督「うーん……。とりあえず、↓2してみよう」


提督「……詰問、しようか」

提督「あんまりやりたくはないけど、何かがあってからじゃ遅い」

提督「これが原因で命令違反だのなんだのが起きて、誰かが沈んでからじゃあ後悔する」

提督「まずは……。↓2からだな」

吹雪「駆逐艦吹雪、到着しました!」

提督「ご苦労さん。吹雪、今日はお前に質問があって呼び出したんだ」

吹雪「質問、ですか?」

提督「吹雪、お前、僕を避けてないか?」

吹雪「そっ、そんな事は……」

提督「本当か? 食事の時に距離を置いたり、挨拶を返さずそそくさと立ち去ったり。あまつさえ出撃報告を怠ったこともあった」

吹雪「それは……」

提督「それでも避けてないと? 以前なら笑顔で僕に話しかけていたのに?」

吹雪「…………」

提督「理由を聞かせてもらえるかい? 僕に問題があるならもちろん直す。それとも、それ以外に理由が?」

吹雪「実は……。↓2」

吹雪「ぅ……。青葉さんに口止めされていてお応えできません!!」

提督「青葉? 何でそこで青葉!?」

吹雪「とっ、ともかくそういうことでなので失礼します!」


バタンッ!


提督「あっ、おい! 吹雪!」

提督「何だってんだ……? 青葉?」

提督「口止めとか言ってたけど……。まさか艦隊全体が余所余所しいのもそれが原因?」

提督「青葉を呼び出して……。呼び出せるのか?」

提督「指揮官権限なんて使いたくないけど……」

提督「……よし! ここは↓3だ!」

提督「全艦を解体して心機一転しよう! 要らないんだよ……! 僕に冷たい艦隊なんて……!」


――……


提督「申請が却下された」

提督「何故だ!?」

大淀「当たり前でしょう……。何故通ると思ったんですか……」

提督「僕は提督だぞ!? 命令通らないっておかしくない!?」

大淀「頭痛くなってきました……」

提督「クソッ……。どうしてこんな……」

大淀(みんなが余所余所しいのはこの性格のせいなんじゃ……)

提督「こうなったら僕の手で引導を……」

大淀「ハァ……。分かりました。私も協力しますから。みんなと仲直りしましょう。ねっ?」

提督「マジで!?」

大淀「露骨に元気になった……」

提督「それで大淀。何か良い作戦はある?」

大淀「そうですねえ……。↓2なんてどうでしょう」

大淀「艦娘達と地道にコミュニケーションをとっていくしかないのでは?」

提督「えっ、それで何とかなるの?」

大淀「ちゃんとコミュニケーションをとれば、きっとまた昔のようにお話しできますよ。たぶん」

提督「たぶん? たぶんなの? ていうか、青葉の件とか……」

大淀「ああもう四の五の言わずにさっさと行ってください!」ゲシゲシ!

提督「痛い! やめて蹴らないで! ていうか何で蹴るのさ!?」


提督「大淀に執務室から追い出されてしまった……」

提督「でもまあ、大淀の言うとおりにしてみようか。まずは↓1とコミュニケーション取ろう」

提督「まずは羽黒とコミュニケーションをとろう。大人しい子だしもしかしたら避けてるとかじゃなくて普段通りなだけかもしれないし」テクテク


羽黒の部屋前


提督「という訳で羽黒の部屋の前に到着と」

提督「……大丈夫だよね? バレンタインの時にチョコくれるような良い子に嫌われると精神へのダメージが半端ないんだけど」

提督「いや、ホワイトデーのクッキーとか泣いて喜んでくれたりしたしきっと大丈夫……!」

提督「ふう……。よし」

提督「羽黒ー。司令官だけど今ちょっといいー?」コンコン

羽黒「↓2」

羽黒「ダメですイヤです帰って」

提督「」


大淀「提督。首尾はどうで……。うわっ」

提督「」

大淀「提督、何があったか知りませんが執務室の真ん中でオルガのように倒れてないでください。邪魔です」

提督「ハグロガ……ハグロガ……」

大淀「……何があったんですか」

提督「カクガクシカジカ」

大淀「あの羽黒さんがですか?」

提督「大淀……。僕はもうメンタルブレイク寸前だよ……。提督引退まで視野に入れている……」

大淀「うーん……。これはもしかして、意外と深刻な問題なのでは……」

提督「実家のお母さん……。元気かなー……」

大淀「ダメだこの提督もう使い物にならない……」

大淀「仕方ありません。私が行きましょうか」


羽黒の部屋前


大淀「羽黒さん? 大淀です。少しお話を聞かせていただけますか?」

羽黒「↓3」

続きの前に。何故開いたこともないR版に同じものが……。後でHTML依頼で削除のお願いしておきます

羽黒「帰って、下さい」

大淀「羽黒さん……?」

羽黒「帰って……下さい……」

大淀「羽黒さん? 何かあったんですか?」

羽黒「帰って、帰って帰って帰って帰って!この部屋にまで入ってこないで!!」

大淀「羽黒さん!? 開けてください! 何があったんですか!? 羽黒さ……!」バンッ!!

大淀「……これは」


執務室


大淀「提督!!」

提督「あっ、ちょうちょだー……」

大淀「何呆けてるんですか! 羽黒さんが危険かもしれません!」

提督「えっ……?」

大淀「実は……」

提督「そんな事が……」

大淀「羽黒さんの身に何かあったのは明白です。助けないと……!」

提督「普段は厳重に管理されているけど、全艦娘の部屋を開けれるマスターキーがある。それでドアは開けられるけど……」

大淀「どうしたんですか? 開けましょうよ!」

提督「もしかしたら、何か絶対に部屋に入ってほしくない事情があるのかも……。どうしたものか……」


尋常ならざる様子の羽黒。その羽黒のために下す提督の決断は? ↓3

あれ、安価ミスしたもしかして?

自分で書き込んだから混乱してしまった。ちょっと書き直します

やっちまってるなあ!私!全削除だ!

羽黒「大淀さん……?」

大淀「羽黒さん。先程提督が部屋に来ませんでしたか?」

羽黒「えっ、ええと……。はい……」

大淀「提督が羽黒さんに冷たくされたーって落ち込んでしまって。何かありましたか?」

羽黒「ふぇ!? それは、その……//」

大淀「言いにくい事なのかもしれませんけど、艦隊の運営に影響しても問題ですから。良ければ教えていただけますか?」

羽黒「うぅ……! どうしても、ですか……?//」カアアアッ

大淀「出来れば」

羽黒「えっと……。ゴニョゴニョ//」

大淀「あっ……」

羽黒「どうか……司令官さんにはご内密に……//」

大淀「ええもちろんです。あっ、なるほど……。色々繋がりました」

大淀(つまり、羽黒さんが余所余所しくなったのも、恋の病という訳ですか)

大淀「では、私は原因の究明もできましたので戻りますね」

大淀「……上手くいくといいですね」

羽黒「ハイ……///」


執務室


大淀「という訳で、部屋が散らかっているときだったからそうです」

提督「何だよもー! 本気で落ち込んだんだけどこっちは!」

大淀「まあ、そういうわけですから。羽黒さんは別に提督の事を嫌ってるわけでも何でもないという訳です」

提督「良かったー! バンザーイ!!」

大淀(何だこいつ……)

大淀「ほら、ちゃんとコミュニケーションを取ればどうという話ではないでしょう?」

提督「本当だ! さすが大淀!」

大淀「元気が出たようで何よりです。では、次の艦娘に行きましょう」

提督「おう! 実はもう決めているんだ。↓2!」

提督「能代!」

大淀「能代さんですか。その心は?」

提督「さっきので受けたダメージがまだちょっと治りきってないから良い子の所に行って元気貰いたい……!」

大淀(さらなるダメージを負う可能性は考えないんですね)

提督「という訳で行ってきます!」

大淀「はい。行ってらっしゃい」


能代の部屋前


提督「いやー、余所余所しいと思ってたのは気のせいだったのかなー。能代もきっと僕を快く迎えてくれるはず!」

提督「でも吹雪の話もあるしな……。誰かが何かを隠してるのは間違いないと思うんだけど……」

提督「まあいいや。能代ー。提督だよー。一緒に間宮でも行かないー?」

能代「↓2

提督「……あれ? 返事ないな」

提督「……何か、泣き声聞こえる? 阿賀野の声も?」

提督「えっと……。僕が声を掛けたら能代の泣き声が聞こえて、阿賀野が慰めてるっぽい声も聞こえると……」

提督「まっ、さか……」


廊下の曲がり角


提督「こう、帰ったと見せかけてちょっと様子見と」


ガチャ


阿賀野「…………」キョロキョロ


バタン


提督「えー……」


執務室


提督「こんな感じだったんだけど、大淀さん」

大淀「ええ……。何やらかしたんですか提督……」

提督「何もしてないと思うんだけどなあ……。そこでですね大淀さんや」

大淀「はいはい。また私が様子を見てくればいいんですよね」

提督「さっすが大淀さん! いや、大淀様!」

大淀「はいはい。では、待っていてください」


能代の部屋前


大淀「能代さん? 大淀です。少しよろしいですか?」

能代「↓1」

能代「よろこんで!」

大淀「えっ、はい。ありがとうございます」

大淀(満面の笑みですね……。提督の話では泣いていたという話ですが……)

大淀「あら、阿賀野さんも来てましたか。こんにちわ」

阿賀野「こんにちわ。大淀さん!」

能代「それで、どうしたんですか? 急に私の部屋に来るなんて」

大淀「ええ。少しお話がしたくて……」

大淀(さっき提督が来た話をするのはちょっと躊躇われますね……)

大淀「お二人に少しお訊きしたのいですが、お二人は提督の事をどう思いますか?」

能代「えっ?」

阿賀野「どうしたの急に?」

大淀「えっと……。そうです! 普段提督に言いたいことがあっても言いにくいんじゃないかと思って、みんなに訊いて回っているんですよ!」

能代「そういう事なら……」

阿賀野「↓2」

能代「↓3」


二人が提督に言いたいこととは?

阿賀野「駆逐艦娘ばっかりじゃなくて阿賀野たちも可愛がってほしーいー!」

大淀「あー……」

阿賀野「小さい子に優しくっていうのは分かるけど、阿賀野だって提督さんと遊びたい!」

大淀「それを言ってあげれば、きっと提督なら喜んで遊んでくれますよ」

阿賀野「ホント!? それなら今度言ってみよう!」

能代「能代は……。太もも撫でるのをやめてほしいです……」

大淀「ハッ? あの野郎そんな事してるんですか?」

阿賀野「大淀さん、笑顔が怖い……」

能代「はい……。よく能代の太ももを撫でまわしてきて……。でも、提督ですから言い出せなくて……」

大淀「分かりました。その不埒な腕をへし折っておきますね」

能代「そこまでは言ってませんよ!?」

大淀「ハハハ……」

大淀(うーん……。泣いていた原因が判明しないですね……)

大淀(ちょっとカマかけて聞き出しますか)

大淀「能代さん、心なしか目が赤くありませんか?」

能代「えっ、そうですか……?」

大淀「もしかして、ですけど……。何かありましたか?」

能代「↓1」

能代「やっぱり、バレちゃいますか……」

阿賀野「バレちゃったから言っちゃうけど、能代の部屋に来たらいきなり泣いていて、さっきまで慰めてたんだよねえ」

大淀「……もしかして、その時来客とかありませんでした?」

阿賀野「あー、何か提督さんっぽい声が聞こえたけど、さすがに泣いてるところに上げられなくて……。宥めてから出てみたらもういなくなっちゃってた」

大淀「なるほど……」

阿賀野「あれ、でも何で知ってるの?」

大淀「えー……。ちょっと通りかかったもので……。それより、もしよろしければ、何があったかこっそり教えて貰えますか? お力になれるかもしれませんし」

能代「……それでは、もう少し近付いてもらえますか?」

大淀「はい……。これくらいでいいですか?」

能代「はい。実は……。その、提督との夜がご無沙汰で寂しくて……//」

大淀「ハッ?」

能代「阿賀野姉ぇには内緒ですけど……//」

大淀「ハッ? エッ? ハッ? だってさっき太ももがどうとか……」

能代「明るいうちから人目があるところだと恥ずかしくて……// それに……」

能代「我慢できなくなっちゃう……//」

大淀「」


執務室


提督「いたたたたたたたたっ!! 何で!? 大淀さん! 何で帰ってくるなり腕の関節極めてるの!? やめて肘はそっちに曲がらなあああああああ!!」

大淀「能代さんに手を出したらしいですねえ! この女性の敵!」

提督「女性の敵!? ちゃんと合意だし指輪も渡しtぎゃああああああああ!!」

大淀「爆発しろおおおおおおおおおお!!」

提督「爆発する前に骨折するううううううううう!!」

提督「オゴゴゴゴゴゴ……! 大丈夫? 僕の腕、ちゃんとくっついてる?」

大淀「大丈夫ですよ。くっついてます」

提督「大丈夫かなあ……。こんなに動き鈍かったっけ。僕の利き腕」

大淀「ともかく、能代さんの件はお伝えした通りです」

提督「そっか……。ごめんよ能代。寂しい思いさせて。今日辺り……。痛い!」

大淀「そういうのいいんで。次はどうするんですか?」

提督「んー……。じゃあ、↓3で」

さすがに人いないんでまた後日にします。新しいの建てるかここをそのまま使うかは分からないですが、良ければまたお願いします

おっ、では安価は如月で。後日やります

残ってるみたいなんでこちらで再開。

前回までのあらすじ

艦娘に避けられてるかと思ったらただのハーレムだった。でも青葉と吹雪が不穏?な動きをしているようです

前回のラスト安価。如月から


提督「次は如月で!」

大淀「その心は?」

提督「子供たちの反応もちょっと見たいなあっていうのと、如月ならきっとまた笑えるような理由だろうから」

大淀(慢心している……)

大淀「いいんじゃないですか? 思えば駆逐艦の吹雪ちゃんの反応がおかしかったんですよね。何か分かるかもしれませんよ?」

提督「だといいなあ。とりあえず行ってくるよ」


廊下


提督「如月の部屋はーっと……」

如月「…………」

提督「行くまでもなく歩いてたわ。おーい。如月ー」

如月「↓2」

如月「…………!」ダッ!

提督「えっ、ちょっと如月!?」

如月「」ダダダダダダダダッ!

提督「ちょっと何で逃げ……! 足速いな!?」


――……。


提督「見失ったし……。うーん。どうしたものか」

提督「このまま自力で探し回るか、それとも大淀先生にまた頼るか……」


無言の逃走をした如月。提督はどうする? ↓2

提督「如月は人一倍美容には気を遣っているし、浴場の入り口を見張っていればそのうち現れるはずだ」

提督「そうと決まれば早速お風呂にゴー!」


浴場前


提督「さて、到着したぞ。ここで隠れて待っていれば現れる!」

蒼龍「えっ、何で提督さんが女風呂の前にいるの……?」ヒソッ

飛龍「提督の奇行は今に始まったことじゃないし……」ヒソッ

提督「まだかなー」


半ば変質者な提督。如月は現れたのか。↓1

如月「…………」

提督「おっ、来た来た……。ナイフ?」

如月「…………」ニコッ

提督「何故バレたし。あれ、何でこっちに……」

提督(ナイフ片手に歩いてくるとか、もしかして刺されるの僕? さすがに刺されるようなことしてないと思うんだけど)

如月「…………」ニコニコ

提督「如月? ちょっとその物騒な物は置かない? ナイフを突きつけられたままじゃ話も出来ない……」ブシュッ

如月「」ダラダラダラ

提督「えっ……?」

如月「ぁぁあっぁぁあああああああああああああああああああああああ!!」

提督「如月!? 何して……!」

如月「」バタンッ

提督「如月いいいいいいいいいいいいい!!」


工廠


提督「失礼」

明石「あっ……。提督」

提督「如月の様子は?」

明石「意識を失ってますが、命に別状は。良い機転でしたね」

提督「風呂場の近くだったからね。すぐに高速修復材ぶっかけてここに連れ込んだよ。まあ風呂に入ってた子におもっきりビンタは食らったけど」

明石「おかげで、頸動脈を切っていましたが後遺症もなさそうです」

提督「それはいいんだけど……。如月はどうして突然こんなことを……。明石、何か分かる?」

明石「↓2」

明石「分かりません……。ですが、自傷行為を行うということは、精神的に不安定だったのかも……」

提督「精神的に、ね……。ちょっと、如月と二人きりにしてくれる?」

明石「あまり、お勧めは出来ません。提督の目の前で行ったという事は、提督に原因がある可能性が高いです」

提督「だからこそさ。ちゃんと話してみるよ。大淀にも言われたしね。艦娘とコミュニケーションをとれってさ」

明石「分かりました……。一応、危険なものは全部持ち出しておきます。それでも何かあったらすぐに呼んでください」

提督「ありがとう。明石」


如月のベッド前


提督「如月……。僕が死ぬほど嫌いなら僕は君の前から消える。僕に死んでほしいなら死んで……」

提督「あー、いや。死ぬのは嫌かな。痛そうだし。でも、妥協点はちゃんと見つけるからさ」

提督「だから、せめてちゃんと話してほしいんだ」

如月「んっ……」

提督「おっ。如月? 気が付いた?」

如月「↓3」

如月「あーもう起きたらいきなり提督に臭い芝居聞かされたぁ……」

提督「えっ。あはは……。起きてたの? これは恥ずかしい」

提督「……もう、大丈夫?」

如月「↓2」

如月「何であれから全く抱いてくれないの?」

提督「…………!」

如月「あの時、如月はとっても幸せだったわぁ……。ずっと司令官に愛されるって……。この幸せが続くって思ってた……」

如月「けれど、その次の日から司令官は今までと同じように如月に接するようになった……」

如月「抱いてくれないだけじゃない。愛を囁いてくれることもなくなった」

如月「ねえ、如月の事、嫌いになったの? 如月の身体、司令官の好みじゃなかった?」

提督「それは……」

如月「それならどうして如月を抱いたの!? どうして如月に愛してるなんて言ったの!? ねえ!!」

提督「↓3」

提督「それはだな……。如月抱くより阿賀野っちの極上の膝枕でたっぷり甘えっ……。イヤイヤイヤ///執務室では如月のこともずっと甘えたかったんだぞ」真顔

如月「はっ?」

提督「いやっ、ホント、如月の事もちゃんと考えてだね……」

如月「へえ……。そんなにあの女がいいの……」

提督「えっと……。如月さん?」

如月「うふふふふふふふ……アハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!」

提督「ヒエッ」

如月「抱いたの?」

提督「えっ」

如月「阿賀野ともセックスしたのかって訊いてるんだけど」

提督「いやっ、その……」

如月「誤魔化そうとしたら……」

如月「うふふふふふふふっ……」

提督「それ、は、ですね……。↓2」

提督「ごめんなさいおいしくいただきました」ドゲザ

如月「そう……」

提督(ヤバイヤバイヤバイ! 何がヤバいって如月がこのことを知ったのがヤバい! 如月経由で能代に聞かれたら……!)

提督(腕の一本どころの話じゃない! 間違いなく僕の人生は終わる……!)

如月「それで?」

提督「はい?」

如月「司令官が最低な男って事は十分に分かったわあ。で、その最低な男の被害者がここにいるんだけど」

提督「…………」

如月「セ・キ・ニ・ン。どう取るのかしら?」

提督(あっ、これ次の発言ミスったら死ぬより酷い目に遭うやつだ」

提督「それはもちろん、↓3」

提督「鎮守府の立派な大人代表として如月様に尽くしてく所存です!!」

提督(はぁ~めんどくせぇ……。提督の特権で如月解体するか俺の中の天使と悪魔が争ってる…)

如月「そう。如月に尽くしてくれるのねえ」

天使提督(悪いのは君だろう? みんなに許してもらえるまで、誠意を見せるしかないんじゃない?)

悪魔提督(ハッ! 君はこの鎮守府で一番偉いんだぞ? 邪魔者なんて消せば万事解決じゃないか)

如月「それじゃあまずは手始めに……」

天使提督(何てことを言うんだ! そんな事をしたって新たな憎しみを生むだけだって何故分からない!)

悪魔提督(そんな連中も消せば問題ないさ! それが最高権力者ってものだよ!)

如月「↓2、してもらおうかしら?」

天使提督(暴君が栄えたことなんて歴史上一度もないんだぞ!)

悪魔提督(それならここに歴史上初の人物が誕生するわけだ! ハッピーバースデー!)

如月「高速修復材一気飲み、してもらおうかしらあ」

提督「えっ、今なんと……」

如月「高速修復材の一気飲み。如月に尽くしてくれるんなら出来るわよねえ」

提督「いや、その、あれは艦娘用に出来ているもので人間が飲むとどうなるか分からないものでして……」

如月「あらそうなの。如月艦娘だから分からなかったわあ」

提督(こんガキマジで……!)

如月「司令官?」

提督「あっ、はい。用意します」


――……。


提督「用意したけど……。えっ、マジで飲むの?」

如月「如月は大マジよ?」

提督(いやいや飲んだら死ぬってこんなの一見水だけど艦娘にかけると傷が瞬時に回復する謎の薬だよ? 人間が、しかも飲んだりなんかしたら死ぬって)

如月「それじゃあ、イッキ♡イッキ♡」

提督「くっ……! チクショオオオオオオオオオオオオ!!」ゴクゴクッ

如月「うふふっ。今の司令官、男らしくて素敵よ♡」

提督「」

如月「ごちそうさまが聞こえなーい♡なんちゃって」

提督「」バターン

如月「あら?」


当然ながらぶっ倒れた提督。どうなった? ↓3

提督「うっ……」

如月「あら。気が付いた? 司令官」

提督「如月……。僕は君に酷いことを……」

如月「ちゃんと反省してくれるならいいのよお。気分はどう?」

提督「何かすっきりしたよ。介抱してくれてありがとう、如月」

如月「うふっ! 愛しの司令官のためだもの。気にしなくていいのよ?」

提督「如月……」

如月「ねえ司令官? 司令官が手を出したのは本当に如月と阿賀野さんだけ? 他に手を出してない?」

提督「それは……。↓2」

提督「吹雪以外の全員に種蒔きしました……」

如月「…………」

提督(あっ、ハイライトさんがさよならした)

如月「ふぅん……。司令官は随分と節操なしなのねえ……」

提督「みんなにも酷い事をしたよ……」

如月「そう。ところで、さっき如月に尽くしてくれるって言ったわよね?」

提督「うん。それが贖罪になるなら……」

如月「なら、如月をお嫁さんにしない?」

提督「えっ……?」

如月「ちゃんとした奥さんがいれば、変な気を起こさないかもしれないじゃない? それに、如月が妻として司令官を監視していれば、もうそうんな事出来ないでしょう?」

提督「↓1」

提督「チェンジで」

如月「……ハァ?」

提督「ごめん……。これだけの事をしといてこれを言うのはホント何様だって感じだけど……」

提督「本当に、駆逐艦が嫁っていうのは無理……」

如月「……アハッ」

提督「如月?」

如月「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!」

提督「ちょっと、如月!?」

如月「アハッ、アハハハッ!」ガチャン、バキッ!

提督「何で鍵を……」

如月「随分面白い冗談を言うのねえ司令官。全然笑えない」スッ

提督「うわっ」バッ

如月「二度とそんなふざけた事言えないようにしてあげる」カツッカツッカツッ

提督「ちょっと……! マズイ、ここは逃げ……!」ガチャガチャッ

提督(鍵を回す部分が引きちぎられてる……!)

提督(マズイ、詰んだ? いや、別に強化されたドアとかじゃないしぶち破れるかも……!)

如月「しれいか~ん」カツカツッ



ドア破壊ミッション! 3安価以内にドアをぶち破れ!

ドアのHP220を、3安価以内に0にすれば成功。ドアのHPはその時取った安価のコンマ分減少します。

安価ではこの状況を打開するナイスなアイディアを書き込んでください。提督がドアを破壊しようとしながらそれを実行します。

ちなみに諦めたら試合終了ですよ?

安価入れ忘れました。最初の安価は↓2です

提督「ぬうううううううううううう!!」ガンガンガンガンッ

提督(いや、ここは逆転の発想だ! 逆にこっちから近付けば怯むかもしれない! そして怯ませるならいっそ全裸だ!)ババッ!

提督「如月!」バッ!

如月「アハハハッ! あの日のように如月を抱いてくれるの? そして今度こそ如月のお嫁さんにしてくれるのねえ!?」カツカツカツカツッ!

提督「逆効果だったああああああ!!」ガンガンガンガンガンガンッ!!


ドアライフ残り181 残り2ターン

さすがにノーチャンス過ぎるんでゾロ目ならダメージが倍に。00なら200ダメージ!

また安価忘れた↓3です

提督「こうなったら……!」

提督「布団を身体に巻いて自分へのダメージを減少!」

提督「さらにその場から回転して破壊力を強化!」

提督「これぞ提督ローリングアタック!」

提督「最高司令官の重みを知れー!」


ボフッ!


提督「…………」

提督(普通に考えて殴ったり蹴ったりした方が破壊力あるのでは……?)

如月「何遊んでるの? 如月も混ぜて欲しいわあ」

提督「ウワアアアアアアアアアアアアッ!!」ガンガンガンガンッ


ドアライフ残り175 残り2ターン

ゾロ目ならダメージが倍に。00なら200ダメージ!


安価↓1

提督「開け開け開け開け!!」ガンガンッ

提督「いや、闇雲にやるよりここは一撃で……!」

提督(小指から順に折りたたんで、そうして握った指を親指で覆う……)

提督(そうして握った拳を最短で真っ直ぐに一直線に、ぶつける!)

提督「おおおおおおりゃあああああああ!!」


ドアライフ残り100

正拳突きによる追加ダメージ! ↓2

ドアライフ残り2

ミッション失敗……


提督「やった……! ドアがひしゃげた! もうちょっとで……」

如月「はい時間切れ~」ギュッ

提督「ヒッ……!」

如月「うふふっ……。それじゃあ、司令官が余計な事を考えられないようにた~っぷり教育してあげるわねえ?」ギュウウウウウウッ

提督「くっ……あっ……締ま……!」

如月「司令官が最低なクソ野郎でも、如月は愛してますよ♡」

提督「あっ……かっ……!」ビクッ!ビクッ!

如月「うふっ! アハハハッ!」

提督「」ガクッ


――……。


大淀「まったく……。提督はどこに行ってしまったんでしょうか」

如月「きっと、何か如月達にも話せない重要な任務があるんだと思うわあ」

大淀「まあ、引継ぎだけはちゃんとしてくれたんでそこだけは良かったですけどね」

如月「そうねえ。でも、きっともうすぐ帰ってくるわ。もうすぐ、ね? はいどうぞ。今日の分の書類」

大淀「そうだといいんだけど……。はい、確かに。では、それまでよろしくお願いしますね。如月提督代理」

大淀「まったく……。帰ってきたら能代さんの事問い質さないと……。私とのことはどうするつもりなんですか……」


ガチャ、バタン


如月「うふふっ。司令官はもう貴女の所には行かないわ大淀さん」

如月「だって、私だけの司令官になったんだから……」

如月「アハッ! アハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!」


BAD END?

どうしてこうなった。どうしてこんなクソクズ提督になったのだ。

何にしてももう遅いんでポセイドン打って寝ます。

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消えろ荒らし

まとめてくれてあざっす。削除依頼しときます

まとめてくれてあざっす。削除依頼しときます

ほんとに消えなくてもとりあえずやってみる姿勢が重要なんだ!(体育会系)

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