≪プレイヤー≫
①野原しんのすけ
②鬼塚一愛
③黄瀬涼太
④絢瀬絵里
⑤椿 佐介
⑥黒子テツヤ
⑦桃井さつき
⑧東條 希
⑨藤崎佑助
※このSSは以下のSSの続きとなります。
「【クロスオーバーSS】人狼~嘘つきは誰だ?~(修正版)」
【クロスオーバーSS】人狼~嘘つきは誰だ?~ ※修正版 - SSまとめ速報
(https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1538522781/)
※このSSは複数作品(『クレヨンしんちゃん』、『SKET DANCE』、『黒子のバスケ』、『ラブライブ!』)のクロスオーバーです。
※なるべくテレビ番組風に近づけるため、セリフ部分の名前は全て名字で表示します。
※筆者は人狼プレー未経験です。なるべく温かい目で見てください。
※以上の点が大丈夫な方はどうぞ。
≪非公開バトル≫
―――前回、9名のプレイヤーで行われた人狼ゲーム。
だがあまりに盛り上がったため、実は特別にもう1ゲーム行われていたのだ。
今回は延長戦として、その模様をキャスト非公開でご覧頂こう。
天の声「それでは、各プレイヤーのキャストを、これからランダムで決めさせていただきます。」
※本編同様、CXで放送されていた「人狼~嘘つきは誰だ?~」のルールを基本的に採用します。
※キャストは市民×3名、占い師×1名、騎士×1名、霊媒師×1名、裏切り者×1名、人狼×2名。
※皆様も誰がどのキャストか推理してみてください。
天の声「まず、野原しんのすけさんのキャストは、こちらです。」
≪あなたのキャストは「???」です。≫
野原「……!?」
天の声「続いて、鬼塚一愛さんのキャストは、こちらです。」
≪あなたのキャストは「???」です。≫
鬼塚「そう来るか…」
天の声「黄瀬涼太さんのキャストは、こちらです。」
≪あなたのキャストは「???」です。≫
黄瀬「よし…」
天の声「絢瀬絵里さんのキャストは、こちらです。」
≪あなたのキャストは「???」です。≫
絢瀬「…うん。」
天の声「椿佐介さんのキャストは、こちらです。」
≪あなたのキャストは「???」です。≫
椿「……。」
天の声「黒子テツヤさんのキャストは、こちらです。」
≪あなたのキャストは「???」です。≫
黒子「…はい。」
天の声「桃井さつきさんのキャストは、こちらです。」
≪あなたのキャストは「???」です。≫
桃井「……うん。」
天の声「東條希さんのキャストは、こちらです。」
≪あなたのキャストは「???」です。≫
東條「…なるほど。」
天の声「最後に、藤崎佑助さんのキャストは、こちらです。」
≪あなたのキャストは「???」です。≫
藤崎「そうか…」
***************************************************************
天の声「さて、1日目の朝、追放会議の時間です。人狼だと疑わしい人物を話し合いで1名決定し、多数決で追放してください。」
天の声「それでは追放会議、スタート!」
≪1日目朝・追放会議≫
鬼塚「ほな、早速話を進めていこか。」
黒子「あの…みんなの表情見てたんですけど、しんのすけ君が少し気になりましたね。」
野原「オ、オラ…?」
黄瀬「まあ確かに、少しびっくりしたような表情してたっすね。」
野原「…オ、オラは純粋な市民だゾ?」
絢瀬「うーん、もしかしたら役職持ってる可能性もあるわね…」
東條「そう言うえりちも庇ってる可能性あるで?」
絢瀬「わ、私も特に怪しくはないわよ?」
桃井「そういえばきーちゃんもキャスト決まった時自信ありそうな感じだったけど…?」
椿「確かにそんな感じだったな。」
黄瀬「まあ俺も、何か役職もってるかもしれないっすね…!」
藤崎「だったら…とりあえず占い師名乗り出てみる?」
黒子「そうした方が良いですね。」
椿「じゃあ占い師…手を挙げますか。」
全員「「せーの、」」
黄瀬「……。」スッ
COMING OUT!
椿「……。」スッ
COMING OUT!
藤崎「……。」スッ
COMING OUT!
桃井「えっ…!?」
鬼塚「占い師3人…!?」
絢瀬「ちょっと待って、いきなり3人って多くない!?」
黄瀬「なるほど、占い師3人っすか…」
桃井「…とりあえずこの3人は追放しない方がいいんじゃない?」
東條「…せやね。次のターンで誰か占ってもらった方がええね。」
野原「問題は誰を占うかだゾ?」
藤崎「そこはもう各々で占う人を決めようか?」
椿「そうだな、その方が良いだろう。」
黄瀬「まあ俺もその方がやりやすいっすね。」
天の声「時間となりました。これより一切の話し合いや誘導を禁じます。」
天の声「各プレイヤー、追放したい人物を1人選択してください。」
天の声「それでは、全員の投票結果を一斉に開けます!」
①野原 ⇒ 黄瀬
②鬼塚 ⇒ 桃井
③黄瀬 ⇒ 藤崎
④絢瀬 ⇒ 桃井
⑤椿 ⇒ 桃井
⑥黒子 ⇒ 椿
⑦桃井 ⇒ 藤崎
⑧東條 ⇒ 絢瀬
⑨藤崎 ⇒ 黒子
桃井「えっ、私!?」
天の声「この結果、1日目の朝に追放されるのは、桃井さんに決定しました!」
桃井「ちょっと待って!?私違うよ!?」
―――プシュー
桃井「きゃああああああああ!?」
野原「うーん。あの速さ相変わらず怖いゾ…」
①野原
②鬼塚
③黄瀬:占い師C.O.
④絢瀬
⑤椿:占い師C.O.
⑥黒子
⑦桃井 ⇒ 1日目朝・追放
⑧東條
⑨藤崎:占い師C.O.
1日目朝に追放されたのは桃井。
そして、早くも占い師が3人も名乗り出る展開に。
≪1日目夜≫
ワオーン
天の声「恐ろしい夜がやってきました。これより各プレイヤー、夜のアクションを決定してください。」
天の声「人狼は、この夜に誰を襲撃するか、相談して1名選択してください。」
天の声「占い師は、誰か1名を占い、その人物が人狼であるか否か、知ることが出来ます。」
天の声「騎士は、この夜に誰を人狼の襲撃から守るか、1名選択してください。」
天の声「霊媒師は、朝の会議で追放された人物が人狼であるか否か、知ることが出来ます。」
天の声「残りの市民と裏切り者は、人狼だと思う人物を各自1名選択してください。」
―――――――――
――――――
―――
天の声「さあ、今夜人狼の犠牲者となる人物が決定しました。」
天の声「…その人物は!?」
Who is the target tonight…?
???「……えっ!?」
コケコッコー
黄瀬「黒子っちか…」
天の声「さあ、夜が明けました。昨晩、人狼の襲撃を受けた人物は、黒子さんでした。」
天の声「人狼の襲撃を受けたということは、黒子さんは人狼ではなかった、ということになります。」
①野原
②鬼塚
③黄瀬:占い師C.O.
④絢瀬
⑤椿:占い師C.O.
⑥黒子 ⇒ 1日目夜・餌食
⑦桃井 ⇒ 1日目朝・追放
⑧東條
⑨藤崎:占い師C.O.
1日目の夜に人狼の餌食となったのは黒子。
このあと、ゲームはどう展開していくのか…
天の声「それでは2日目の朝、追放会議を始めてください。」
≪2日目朝・追放会議≫
野原「とりあえず、1人ずつ占い結果聞きたいゾ。」
藤崎「じゃあ最初は俺から…俺は絢瀬さんを占った結果、市民だった。」
絢瀬「なるほどね…椿君は?」
椿「残念だけど…占ったのは人狼に襲撃された黒子君だ。」
鬼塚「…ということは、言うまでもなく市民やね。」
野原「あとは黄瀬クンだゾ。」
黄瀬「…俺は東條さん占って…人狼と出たっス。」
東條「…なるほど、そう来るんやね。」
絢瀬「全然動じないわね…」
鬼塚「でも、これでとりあえず一つ動いたんちゃう?」
黄瀬「こうなると、俺の中では椿さんと藤崎さんのどちらかが人狼、もう一方が裏切り者、ってことになるっすね。」
藤崎「いや、黄瀬君が市民を人狼と言っている可能性もあるはず…」
椿「藤崎…東條さんを庇ってないか?」
藤崎「いや、それは…」
椿「そうなると藤崎と東條さんが人狼の可能性もある…」
鬼塚「あー…その可能性もあるっちゅー事やな…」
野原「そういう椿クンも、餌食になった黒子クン占ってる辺り、ちょっと怪しいゾ?」
椿「…それはもう運が悪かった、としか言い様がないが。」
東條「…まあウチは、とりあえず残りの2人のどちらかを信じるしかないで?。」
鬼塚「そういえば…霊媒師っておらんの?」
椿「確かに、全然名乗り出てないな?」
鬼塚「名乗り出ないって事はもう追放されたんか…?」
絢瀬「もしくは、初日に追放された桃井さんが市民だったからあえて潜伏している、ってこともあるわね…」
野原「でも、もし霊媒師がいたら多分次の朝で本当のことがわかるはずだゾ。」
絢瀬「そうなればいいけど…」
黄瀬「俺、言ってることは本当のことっすからね?」
天の声「時間となりました。これより一切の話し合いや誘導を禁じます。」
天の声「各プレイヤー、追放したい人物を1人選択してください。」
天の声「それでは、全員の投票結果を一斉に開けます!」
①野原 ⇒ 東條
②鬼塚 ⇒ 藤崎
③黄瀬 ⇒ 東條
④絢瀬 ⇒ 東條
⑤椿 ⇒ 藤崎
⑧東條 ⇒ 黄瀬
⑨藤崎 ⇒ 黄瀬
天の声「この結果、2日目の朝に追放されるのは、東條さんに決定しました!」
東條「まあ、結局そう来るんやね……」
―――プシュー
東條「………っ!」
黄瀬「……。」
鬼塚「(これで上手くいけばええけど…)」
①野原
②鬼塚
③黄瀬:占い師C.O.
④絢瀬
⑤椿:占い師C.O.
⑥黒子 ⇒ 1日目夜・餌食
⑦桃井 ⇒ 1日目朝・追放
⑧東條 ⇒ 2日目朝・追放
⑨藤崎:占い師C.O.
2日目朝に追放されたのは、黄瀬に人狼と占われた東條。
果たして彼女は本当に人狼だったのか…?
≪2日目夜≫
ワオーン
天の声「恐ろしい夜がやってきました。これより各プレイヤー、夜のアクションを決定してください。」
―――――――――
――――――
―――
天の声「さあ、今夜人狼の犠牲者となる人物が決定しました。」
天の声「…その人物は!?」
Who is the target tonight…?
???「……何でええええええ!?」
コケコッコー
絢瀬「えっ、鬼塚さん…!?」
野原「ヒメコちゃんがいないゾ…!?」
天の声「さあ、夜が明けました。昨晩、人狼の襲撃を受けた人物は、鬼塚さんでした。」
天の声「人狼の襲撃を受けたということは、鬼塚さんは人狼ではなかった、ということになります。」
①野原
②鬼塚 ⇒ 2日目夜・餌食
③黄瀬:占い師C.O.
④絢瀬
⑤椿:占い師C.O.
⑥黒子 ⇒ 1日目夜・餌食
⑦桃井 ⇒ 1日目朝・追放
⑧東條 ⇒ 2日目朝・追放
⑨藤崎:占い師C.O.
2日目夜に餌食になったのは鬼塚。
果たして人狼の狙いとは…?
天の声「残りのプレイヤーは5名です。それでは3日目の朝、追放会議を始めてください。」
≪3日目朝・追放会議≫
黄瀬「じゃあ早速占い結果からいくっス。」
野原「頼むゾ……。」
黄瀬「椿さんを占った結果、人狼だったっス。つまり藤崎さんは裏切り者という事っすね。」
絢瀬「…椿君は?」
椿「藤崎を占って人狼と出た。だから黄瀬君が裏切り者、ということだ。」
野原「最後に藤崎君だゾ…」
藤崎「黄瀬君を占って人狼と出たから、椿が裏切り者ということだな。」
絢瀬「待って…これじゃ全然分からないわ…!?」
野原「……。」スッ
絢瀬「…しんのすけ君?」
野原「…オラが霊媒師だゾ。」
COMING OUT!
藤崎「えっ?」
野原「2日目に追放された希ちゃんは人狼だったから、黄瀬クンの占い結果は本当だったゾ。」
野原「つまり、人狼はあと1人ということになるゾ。」
絢瀬「…つまり椿君を追放すればいいって事?」
藤崎「でも黄瀬君は占い師騙ってる可能性あるからな?」
藤崎「俺は東條さんが人狼じゃなかったと信じてるから、人狼は黄瀬君、もう1人の人狼は霊媒師騙ってるしんのすけ君って事になるかな。」
野原「……。」
椿「ボクは2日目にも藤崎に票入れてるけど、ボクの中で藤崎は人狼確定だ。」
椿「藤崎が2日目で東條さんを庇う言動があったのが気になるが、おそらく東條さんかしんのすけ君のどちらか一方がもう1人の人狼の可能性も有り得る。」
椿「万一仮に人狼が2人残ってたら、ここで藤崎を仕留めないと負けるからな…」
黄瀬「これを見た感じ、人狼が裏切り者を切り捨ててる、って所っすね…」
絢瀬「椿君はしんのすけ君が霊媒師ということは信じてるの?」
椿「…今のところ半分半分だ。3日目に藤崎を追放すれば、その夜のターン次第になると思う。」
野原「…とりあえずオラは、今は黄瀬君の占いを信じるゾ。」
絢瀬「……。」
天の声「時間となりました。これより一切の話し合いや誘導を禁じます。」
天の声「各プレイヤー、追放したい人物を1人選択してください。」
天の声「それでは、全員の投票結果を一斉に開けます!」
①野原 ⇒ 椿
③黄瀬 ⇒ 椿
④絢瀬 ⇒ 椿
⑤椿 ⇒ 藤崎
⑨藤崎 ⇒ 黄瀬
天の声「この結果、3日目の朝に追放されるのは、椿さんに決定しました!」
椿「だからボクは違うと言ってるのに…!」
―――プシュー
椿「うわっ…!」
天の声「果たして決着はついたのか!?それとも夜になって、ゲームはまだ続くのか!?」
黄瀬「……。」
野原「……。」
藤崎「……。」
絢瀬「……。」
≪市民勝利≫
天の声「ここで、市民チームの勝利が決定しました!おめでとうございます!」
野原「いやー、助かったゾ…!」
黄瀬「霊媒師居てくれて良かったっス…!」
絢瀬「…ということは、結局藤崎君が裏切り者なの?」
藤崎「まあな…」
黄瀬「でも藤崎さんも椿さんも筋の通ってそうな発言だったから正直ヒヤヒヤしたっス…」
藤崎「確かに椿も裏切り者の俺を切り捨ててる感じが凄かったからな…」
①野原:霊媒師
②鬼塚:騎士 ⇒ 2日目夜・餌食
③黄瀬:占い師
④絢瀬:市民
⑤椿:人狼 ⇒ 3日目朝・追放
⑥黒子:市民 ⇒ 1日目夜・餌食
⑦桃井:市民 ⇒ 1日目朝・追放
⑧東條:人狼 ⇒ 2日目朝・追放
⑨藤崎:裏切り者
全プレイヤーのキャストはご覧の通り。
あなたは誰がどのキャストかわかりましたか?
≪非公開バトル:振り返り≫
天の声「みなさん、今回のゲームを振り返って、いかがでしたか?」
椿「こっちは東條さん追放されてから、正直言うと厳しかったな…」
黄瀬「…というと?」
椿「俺は3日目に藤崎を追放して、その夜に絢瀬さんを餌食にすれば、最後にしんのすけ君を人狼判定できるから何とか持ち応えられると思っていた。」
椿「ただ、しんのすけ君が黄瀬君を信じ切ってたから、どっちにしろ最後にボクがやられていたと思う。」
黄瀬「そういう事なんすね…」
藤崎「逆に俺は3日目に黄瀬君を追放出来れば、最終的に俺と椿でパワープレイに持ち込むことは出来たと思うな。」
椿「確かにその方がまだ勝ち目はあったかもしれないな。」
桃井「そうなってしまったら一気に市民が危なくなるところだったね…」
東條「ただ、やっぱり霊媒師が最後までいたのが大きかったってことやね。」
黒子「そうですね、そこが勝因ですね。」
絢瀬「占い師名乗った3人が互いに人狼判定してたから、霊媒師居ないと厳しかったわね…」
鬼塚「せやな。結果的にしんのすけ君大活躍やったで。」
野原「いや~、それほどでも~」
東條「そういえば1つ、気になることがあってん…」
絢瀬「…気になること?」
東條「ウチが追放された時に脱落者ルーム行ったら、桃井さんが黒子君にベッタリくっついとったで?」
野原・鬼塚・藤崎「「…えええ!?」」
黒子「!?」
桃井「ちょ、ちょっと何勝手なこと言ってるんですか!?///」
黄瀬「…顔赤くなってるっすね。」
桃井「わ、私はテツ君と2人きりだったからつい嬉しくなっちゃって…///」
東條「何か羨ましかったから桃井さんにわしわし攻撃してやったで?」
絢瀬「ちょっと待って!?何μ’s内のセクハラ攻撃を他の人にもしてるのよ!?」
椿「おいおい、ゲームそっちのけで盛り上がりすぎだろ…」
野原「やれやれ、色んな意味でタイヘンだゾ…」
―END―
というわけで、前回書いた人狼ゲームの延長戦でした。
先日SSを書いた後、占い師が初日に3人名乗り出るパターンを書きたかったので、延長戦として書かせて頂きました。
ゲームの内容とか、1回もハラショーと言わない絢瀬など、ツッコミたいところがあればツッコんでいただけると幸いです。
それでは完結報告してきます。
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