P「やよい、ちょっと」やよい「はーい!」(21)

ミリシタ準拠はほとんどありません
草が生えてませんが気分を害された方がいらっしゃったら大変申し訳ありません
かなり短いです

やよい「どうしましたかー?」

P「まあ、ちょっと座って」

やよい「?」

P「あ。いやここじゃあれだ。ちょっと場所変えようか」

やよい「私、ここでも大丈夫ですよー?」

P「んー…」

育「ねえねえ!私もシールたくさん集めたんだ!見せ合いっこしよ!」

桃子「あ、これ桃子も持ってるやつだよ!」

P「いや、変えようか。うん」

やよい「…?」

P「ちょっとさ、会議室行こうか。静かに」

やよい「はーい!ねえみんn」

P「静かに行こう。静かに」

やよい「?」

…。

やよい「それで、お話ってなんですかー?」

P「ああ。それなんだけどさ」

やよい「はい!」

P「これ」ピラ

【22点】
【21点】
【28点】

P「ねぇ」

やよい「はい!」

P「はいじゃないなぁ」

P「まあいいよ。数学だ英語だのは。この際」

やよい「今回は少しお勉強したんです!」

P「ああそうなんだ。いやそれは良いことだけどさ」

やよい「はい!」

P「まあ、ね。自分の国の言葉くらいはもう少し出来るようになってほしいわけよ」

やよい「…漢字ですかー?」

P「まあそういうことだよ」

やよい「…漢字の書き取り、あまり出来てなくて」

P「忙しいもんなぁ。自分の時間取れないのは分かるよ。分かる」

やよい「でもでも!最近は色んな人からいーっぱい!お勉強教えてもらってるから、段々点数があがってきたかなーって!」

P「良いねぇ。そういう努力家なとこはみんな見習わないといけないよねぇ」

やよい「えへへ…」

P「まあそれは置いといて、だ」

やよい「?」

P「何かね?まあ…これが、あれだ。えーと…」

やよい「どうしましたか?」

P「…まあ、あのな?そのー…ほら、だい…台本な。台本。うん」

やよい「…!」

P「向こうの…まあ、人もね?やっぱ漢字が苦手な人の為にルビを振るらしいのよ。それなりに」

やよい「嬉しいですー!」

P「…でー…なんだ。こういった向こうのスタッフの人達の気遣いもあってさ。割とセリフはすぐ覚えられるらしいじゃん」

やよい「はい!一生懸命覚えましたー!」

P「良いね。うん。良い。その熱意がルビを振らなくていいように出来るようになれば尚良い」

やよい「頑張ります!」

P「じゃ、来月の台本」

やよい「はい!」

P「…まあ、見てもらえば分かると思うけどさ。うん」

やよい「…あれー?」

P「うん。まあそういうことだよ」

やよい「どうしてルビが振ってないんですか?」

P「察してぇ」

やよい「うー…」

P「俺はね、今回鬼になると決めたわけよ」

やよい「…もっとお勉強、しなきゃだめですかー?」

P「まあそういうことだよねぇ」

やよい「…うー…」

P「まあとりあえずさ、読み合わせしてみようか」

やよい「…えっとぉ…お料理、さしすせそ」

P「はいはい。うん」

やよい「みなさんこんにちは。本日もお料理さしすせその時間がやってきました。高槻やよいです」

P「そこはね。いつも言ってるからね」

やよい「夏もだいふん」

P「だいぶ」

やよい「大分……す…」

P「…」

やよい「過ぎて……」

P「…」

やよい「…すず…涼しくなってきましたね」

P「…」

やよい「だからといって、まだまだ…夏バテしやすい時期ですよね」

P「はいはい」

やよい「夏バテしちゃうと、どうにも料理を作るのが…」

P「…」

やよい「…」

P「はいもっといこうもっと」

やよい「…!面倒って時、ありますよね!」

P「あーいいねぇ」

やよい「そんな時は…この8月までが、たけのこ」

P「しゅん」

やよい「旬の、枝豆を使った簡単お料理です!」

P「はいとりあえずここまで」

やよい「読めました!」

P「読めたんだ」

P「…やよいのね、親御さんからまぁ…連絡。あったのよ」

やよい「?」

P「…アイドルの仕事が増えていく度に、テストの点数が下がっていくって」

やよい「…うー…」

P「日本にはね、文武両道って言葉があんのよ」

やよい「文武両道?」

P「学問も、運動もどちらとも両立させるってことなんだけどね」

やよい「元気だけは、負けませんよ!」

P「良い子だねぇ」

やよい「えへへ…」

P「うん。まあ関係無いんだけどね」

P「例えばよ?例えば…」

やよい「はい!」

P「やよいがさ、このままの状態を続けていくってなるとさ、どうよ」

やよい「…大人になってから、困りますー…」

P「そういうことよ」

やよい「…」

P「アイドルも勉強も頑張ってる奴は大勢いるぞ?ほら、なんなら一人暮らししてる奴だっているしさ」

やよい「はい…」

P「いや、分かるよ。分かる。痛いほど分かる。やよいの気持ち。うん。失言だった。ホントごめん」

やよい「でも、志保ちゃんも弟さんのお世話、ちゃんと、してて…」

P「まあそんなことより今回のさしすせそのコンセプトなんだけどさ」

やよい「私、言い訳ばっかりして…」

P「枝豆を使った夏バテ解消料理でパスタとかなんかして」

やよい「…」

P「レシピ書いてあるじゃんほらここ」

やよい「うえぇ」

P「ご飯食べ行こうよやよいねえほら」

志保「どうも」ガチャ

P「あぁん」

志保「何をしてるんですか貴方は」

P「いや、僕はね」

志保「高槻さんの弱みに付け込んで責めるなんて最低です」

P「いや、違う。違う」

志保「確かに仕事に支障が出るのはいけません。しかし事情というものがあるでしょう」

P「分かってる分かってる」

志保「分かった上で…最低です」

P「違…」

志保「何が違うんですか?貴方はただディレクターさんに叱られた責任を高槻さんに押し付けて八つ当たりしただけでしょう?」

P「ぁぃゃ」

やよい「あの、私がいけないんです…私がちゃんと言われた通りにお勉強しなかったから…」

志保「…話を聞く限り確かに高槻さんにも責任はあるでしょう。プロデューサーさんは前から注意していたようですし」

P「まあ、うん」

志保「だからといって、言い過ぎです」

P「そんなつもりじゃ」

志保「…以前なら、私もプロデューサーさんのように叱っていたでしょう」

P「叱ってない」

志保「ですが、一人で頑張っても空回りすると貴方は仰っていましたよね?」

P「そこまでは言ってないんだぁ」

志保「…ですから、高槻さん」

やよい「?」

志保「私が貴方に勉強を教えます」

やよい「!本当!?志保ちゃん!」

志保「はい」

やよい「…でも、志保ちゃんは…」

志保「以前、私の公演の時、助けて頂きましたから」

やよい「…?」

志保「良いですね?」

P「あ、はい」

志保「行きましょう。高槻さん」

やよい「はい!志保先生!よろしくお願いしまーす!」

P「…」

桃子「…」ガチャ
育「…」バタン

P「…」

桃子「…」
育「…」

P「…」

桃子「…」ペタ
育「…」ペタ

P「…」

桃子「…」ガチャ
育「…」バタン

P「…」

ジュリア「よ」ガチャ

P「…」

ジュリア「おいどうしたよ。元気無いじゃん」

P「…」

ジュリア「何かモモと育が冷めた顔して…」

P「…」
https://i.imgur.com/5P7jGlf.jpg
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ジュリア「…」

P「…」

ジュリア「…」ポン

P「…」

ジュリア「…飯、行こう」

P「…ん…」

終わります

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