武内P「担当Pの浮気に困っている?」(1000)

まゆ「そうなんです……どうにかなりませんか?」

武内P「……あの、佐久間さん?」

まゆ「はい?」

武内P「そもそも、貴女と彼は付き合っていません……よね?」

まゆ「はい?」

武内P「あの、佐久間さん?」

まゆ「はい?」


まゆ「はい?」


武内P「……何でもありません」

まゆ「二人は、運命の赤い糸で結ばれてるんです」

武内P「そ、そう……ですか」

まゆ「だから、浮気はいけないと思いますよね?」

武内P「え、ええ……まあ」

まゆ「うふ、わかって貰えて嬉しいです」


まゆ「わかって貰えなかったら……うふふっ」


武内P「……」

武内P「その……佐久間さん?」

まゆ「はい?」

武内P「仮に、彼が浮気をしていたとして、ですね」

まゆ「浮気はしてますよ?」

武内P「特定の相手が、いるのでしょうか?」


まゆ「……これです」

…スッ


武内P「……」

武内P(……TENGA!?)

武内P「さ……佐久間さん!?」

まゆ「……うふ、ご存知だったみたいですね」

武内P「い、いえ……その、まあ……はい」

まゆ「プロデューサーさん、これに夢中なんです」

武内P「な、何故……それをご存知で?」

武内P「……と、言いますか……どうして、それが此処に!?」


まゆ「? 愛の力ですよ?」


武内P「……そう、ですか」

まゆ「どう思いますか?」

武内P「ど、どう……とは?」

まゆ「うふ、決まってるじゃないですかぁ」

武内P「えっ?」


まゆ「どうしたら、コレに浮気するのをやめさせられますか?」


武内P「……」

武内P「えっ?」

武内P「彼に……それを使うのをやめさせたい、と?」

まゆ「捨てれば良い、なんて単純な話じゃないですよね」

武内P「そう……ですね」

まゆ「捨てても……また、新しい浮気相手が現れるだけ」

武内P「再購入……ですね」

まゆ「一緒に、考えてくれますよねぇ?」


まゆ「プロデューサーさんに、オナホールを使うのをやめさせる」

まゆ「……その、方法を」


武内P「待ってください!」

武内P「せめて! せめて、ぼかして言いましょう、佐久間さん!」

まゆ「プロデューサーさんと、同期なんですよね?」

武内P「え、ええ……そうですね」

まゆ「だから、きっと良い方法を見つけてくれるだろう、って」

武内P「……あの、佐久間さん」

まゆ「はい?」


武内P「使用を許してあげては、貰えませんか?」


まゆ「……うふ」

まゆ「今、何か、言いました、か?」


武内P「笑顔です」

武内P「彼に浮気をやめさせ、佐久間さんを笑顔にしたい、と」

武内P「……そう、思います」

まゆ「まゆも……頑張ってはみたんです」

武内P「えっ?」

まゆ「コレに浮気しないよう、スキンシップを多くしたり……」

武内P「は……はあ」


まゆ「胸を押し付けたり、耳元で囁いてみたり、下着を見せてみたり!」

まゆ「なのに……なのに、どうして……!?」


武内P「なるほど」

武内P「佐久間さん、それはやめましょう」

まゆ「……まゆが、間違ってたって言うんですか?」

武内P「佐久間さん、完全に逆効果です」

まゆ「はい?」

武内P「貴女のとった行動が、それの使用回数を高めています」

まゆ「何を言ってるんですか?」


まゆ「まゆが、愛を注いでるんですよ?」

まゆ「なのに、どうしてプロデューサーさんがコレに注ぐんですか?」

ペチペチ!


武内P「待ってください、佐久間さん!」

武内P「あの、ペチペチは! ペチペチはいけません、佐久間さん!」

まゆ「……まさか」

武内P「! おわかりになりましたか?」


まゆ「まゆが、プロデューサーさんに注いだ愛情が――」

まゆ「――そのまま、コレに注がれている……?」


武内P「えっ?」


まゆ「……うふ……うふふっ!」

まゆ「まゆの愛が、プロデューサーさんの体を通じて!」

まゆ「運命の赤い糸が、白い線になって出たんですね!」


武内P「……」

武内P「…………」


武内P「そうですね」

まゆ「ああ……そう考えると、コレ――いえ、この子は……」

武内P「こ……この子、ですか?」

まゆ「まゆと、プロデューサーさんの――」


まゆ「――溢れ出た、愛の受け皿」


武内P「そ、そう……ですね」

武内P「そういう見方も……はい、ん……んん」

武内P「……それで良いです」


まゆ「うふ、だから非貫通式なんですねぇ」


武内P「……」

まゆ「……プロデューサーさんに、謝らないと」

武内P「謝る……ですか?」

まゆ「……はい」

武内P「何か……他に、されたのですか?」

まゆ「……はい、コレを使わないように――」


まゆ「いやらしい本の、女の人の顔」

まゆ「それに全部、今西部長の顔を貼り付けたり……」


武内P「……」

武内P「何と、恐ろしいことを……!?」

まゆ「……でも、新しいのを買って来るだけだったので」

武内P「ええ、そうでしょうとも」

まゆ「だから……所々、今西部長の顔を貼って、ですね」

武内P「……」

まゆ「……」


まゆ「もう……真っ直ぐ部長の顔を見られない、って」


武内P「……」

武内P「そう……ですか」

まゆ「他にも――」

武内P「待ってください」

まゆ「はい?」

武内P「すみません、これ以上聞くと……」

武内P「彼が、あまりに不憫で……泣いてしまいます」

まゆ「そう……ですよね」


まゆ「プロデューサーさんと……部長さんに謝らないと」


武内P「待ってください」

武内P「部長にこの件を伝えるのは、絶対にやめましょう」

武内P「佐久間さん」

武内P「貴女は、とても魅力的なアイドルです」

まゆ「……」

武内P「なので、彼も……恐らく、必死なのでしょう」

まゆ「まゆに、手を出さないように……コレで我慢してるって事ですか?」

武内P「! その通りです!」


まゆ「つまり――我慢汁を出してるんですね?」


武内P「……」

武内P「…………」


武内P「そうですね」

武内P「それの使用は……貴女を思っての事」

まゆ「それは……まゆでイってると言っても、過言じゃないですね」

武内P「過言です」

まゆ「はい?」

武内P「佐久間さん、それは、過言です」

まゆ「えっ?」


まゆ「じゃあ、どうしてイってるんですか?」

まゆ「まゆでイってないなら、浮気ですよね?」


武内P「待ってください、佐久間さん!」

武内P「着地しそうだったのに! 何故、振り出しに!?」

まゆ「まゆに手を出さないよう、我慢してるんですよね?」

武内P「そ、そう……だと、思われます」


まゆ「なら、どうして……まゆでイかないんですか?」

まゆ「お仕事の時の写真とか、沢山あるのに……どうして?」

まゆ「読モ時代の写真も、渡してるんですよ? ねぇ?」

まゆ「これって、浮気ですよね? ねぇ、そうですよね?」


武内P「……しっ」

武内P「仕事と! プライベートは分ける性分なのでは!?」


まゆ「……あぁ、そういう事だったんですね!」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔……ん、う……ん……」

武内P「……笑顔です」

まゆ「プロデューサーさん、とってもお仕事出来ますし……」

まゆ「そういう人って、仕事とプライベートもキッチリわけますからね」

武内P「え……ええ」


まゆ「プロデューサーさんが、コレを使うのは――プライベート」

まゆ「まゆが、それに対して何か言うのは……いけませんよね」

まゆ「うふ、だって……まゆは、プロデューサーさんのアイドルですから」


武内P「……」

武内P(アイドルでなくとも、そっとして置いてあげて欲しい、と)

武内P(……そう、思います)


武内P「――はい、その通りです」

まゆ「ありがとうございます、おかげで……わかりました」

武内P「わかって……いただけましたか」

まゆ「はい」


まゆ「まゆは――」

まゆ「プロデューサーさんが、TENGAを使う」

まゆ「――その事を……もう、止めたりしません」


武内P「……はい、そうしてあげてください」


まゆ「まゆが、本当にするべきことがわかりましたから♪」


武内P「えっ? するべき事……ですか?」


まゆ「だから、コレは赤いリボンをかけて、元の場所に戻しておきます」


武内P「待ってください!」

武内P「普通に……普通に、戻しておいてあげてください!」

  ・  ・  ・

武内P「……」

オーネガイーシーンデレラー♪

武内P「……はい、もしもし」

武内P「ええ……ええ、先日、佐久間さんと……はい」

武内P「……そうですね、はい……はい」

武内P「――えっ?」


武内P「……その時以降、アプローチが激化した?」


武内P「……プライベートな関係を求めてくる?」



武内P「アイドルの本気に困っている?」



おわり

乙、一時的に移った感じ?
読めないのはなかなか不安だったんで嬉しい

ところでなに他人事だと思ってるんだこのPは…

>>21
書かないと落ち着かなかったので何となく、ですねw
書きます


武内P「二人は、無理です」

凛「何で?」

武内P「……申し訳ありません」

凛「……ふざけないでよ」


凛「なんで、私と二人じゃ外を歩きたくないの!?」


武内P「……」


武内P「確実に……職務質問を受けるからです」

凛「そんなの、偶然でしょ!?」

武内P「いえ、そんな事は、決して」

凛「……何それ」


凛「ねえ、本当は違う理由なんでしょ?」


武内P「待ってください」


武内P「二人のタイミングで……」

武内P「既に、二桁……毎回、職務質問を受けています」

凛「ねえ、そんなの数えてたの?」

武内P「毎回、千川さんに回数を言われていましたから」

凛「……ふーん」


凛「プロデューサーは……私と二人で歩けなくても良いんだ」


武内P「……わかってください、渋谷さん」


武内P「前回、千川さんが迎えに来られた時」

武内P「良い笑顔で……こめかみに、青筋が立っていたのです」

凛「ねえ、それ……どういう意味?」

武内P「えっ?」

凛「……有り得ない……!」

凛「アンタ、私のプロデューサーでしょ!?」


凛「ちひろさんを怒らせたくないから、私と二人は嫌って事!?」


武内P「っ!?」ビクッ!

武内P「し、渋谷さん……笑顔です」


凛「は?」ギロッ!


武内P「……す、すみません……!」

武内P「ですが……もう、千川さんに迷惑をかけるわけには……!」

凛「それって……私より、ちひろさんが大事って意味?」

武内P「いっ、いえ! そういう訳では、決して!」

凛「……ふーん。じゃあさ――」


凛「私とちひろさん、どっちが大事なの?」


武内P「……」

武内P「えっ?」

武内P「し、渋谷さん……?」

凛「良いから、答えて」


武内P「ど……どちらも大事だ、と」

武内P「……そう、思っています」


凛「はあっ!? ふざけないでよ! どちらも!?」

凛「そんな答えで、納得すると思ってるの!?」


武内P「っ!?」ビクッ!

武内P「す、すみません! すみません、渋谷さん!」

凛「謝って欲しいんじゃない!」

凛「ねえ! アンタ、私の笑顔が見たいんじゃなかったの!?」

武内P「はっ、はい……!」

凛「だったら! 私の今の表情を見たら、わかるでしょ!?」


凛「今、プロデューサーが言うべき事って、何!?」


武内P「えっ!?」

武内P「あ、その……う……」


凛「……!」


武内P「お……怒った顔も、魅力的だ、と」

武内P「……そう、思います」


凛「……」

凛「ふーん!?///」

凛「怒った顔も魅力的とか、何それ!?///」

凛「笑顔じゃなくても、良いって言うの!?///」

武内P「し、渋谷さんは……顔立ちが整っています、し……!」


凛「それで!?///」


武内P「それで!?」

武内P「その……どんな表情も、それぞれ魅力があり……!」


凛「からの!?///」


武内P「からの!?」

武内P「ず……ずっと、見続けていたい、と」

武内P「……そう、思います」


凛「ふうううぅぅぅん!///」ジタバタ!

武内P「い、今のような答えで……良かったのでしょうか?」

凛「ま……まあ、わるっ、くないっ、かなっ♪」

武内P「えっ?」

武内P「渋谷さん? あの……何故、リズミカルに?」

凛「……別に?」


凛「アイドルが、リズムに乗るのはおかしくないでしょ?」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

武内P「渋谷さん」

武内P「私は、貴女と一緒に行動をしたくないのでは……ありません」

武内P「もう、職務質問は受けたくない……」

武内P「千川さんの、怒った顔は見たくない……」

武内P「……本当に、それだけなのです」


凛「……なんだ、そっか」


武内P「わかって……いただけましたか?」


凛「うん、わかった」

凛「ちひろさんの怒った顔は、魅力的じゃないって事でしょ?」


武内P「わかっていただけていませんね!?」

凛「えっ? だって、そうでしょ?」

武内P「あの……何故、その結論に!?」

凛「だって……さ」


凛「プロデューサーは……ほら」

凛「私の、怒った顔も魅力的だ……って///」

凛「見続けていたい、って……いっ、言ったでしょ?///」


武内P「え……ええ、そう……ですが」


凛「なら、ほら……ちひろさんの怒った顔は見たくないって事は――」

凛「魅力的じゃない、って意味になるんじゃないの? 違う?」


武内P「……言われてみれば、確かに……そう、なりますね」

武内P「……」

武内P「待ってください! その結論は、あまりに強引すぎます!」

凛「……は? 何、それ?」

凛「待って。待って待って……ねえ、プロデューサー?」

武内P「は、はい……?」


凛「プロデューサーが、ふざけた答えをしてたのって、さ」

凛「私の――怒った顔が、見たかったから」

凛「……だと、思ってたんだけど」


武内P「……えっ?」


凛「まさか――……違うの?」ギロッ!


武内P「……」

武内P「いえ、その通りです」

凛「……なんだ、驚かせないでよ」

凛「危うく、勘違いする所だったでしょ?」

武内P「えっ? す、すみません……?」

凛「もう、良いってば」


凛「考えてみれば、当たり前だしね」

凛「だって、アンタは私のプロデューサーだから」

凛「私とちひろさん、どっちが大事かなんて……ねえ?」

凛「わざと、どちらも、って言って……怒った顔を見ようとしたんでしょ」


武内P「……」

武内P「えっ?」

凛「大丈夫、もう、わかったから」

武内P「は……はあ」


凛「プロデューサーは、本当は私と二人で外を歩きたい」

凛「でも、ちひろさんの怒った顔が、キツい」

凛「だから……私と二人で外に出られない」

凛「その分、わざと怒らせて、私の怒った顔を見たんだよね?」

凛「みっ……魅力的な、私の怒った顔を……さ」


武内P「それ、は――」


ちひろ「そうなんですか?」


武内P「っ!?」ビクゥッ!

武内P「せ……千川さん!?」

ちひろ「プロデューサーさん、凛ちゃん、おはようございます♪」ニコッ!

凛「おはよう、ちひろさん」

武内P「せ、千川さん……おはよう、ございます……!」

ちひろ「ふふっ! どうしたんですか、プロデューサーさん?」ニコッ!


ちひろ「私、笑顔ですけど?」ニコニコ!


武内P「……え、笑顔です……!」

武内P「笑顔ですが……笑顔ですが……!」

ちひろ「うふふっ! あんな話を聞いたら、逆に笑えちゃって!」ニコニコ!

ちひろ「それに……私の怒った顔、キツいんですもんね?」ニコニコ!

武内P「いっ、いえ! そんな事は、決して!」

凛「……は? ねえ、どういう事?」ギロッ!

武内P「っ!?」ビクッ!


凛「プロデューサー?」ギロッ!


ちひろ「プロデューサーさん?」ニコッ!


武内P「待ってください!」


武内P「二人同時は、無理です!」



おわり

乙、ベクトルがP以外向いてないから平和なんだろうな

笑顔とは本来

武内P「し、渋谷さん……笑顔です」


凛「は?」ギロッ!


武内P「……す、すみません……!」


ワロタw ズレてる武内Pも、キレる凛も面白いw

凛さん、独占欲が強すぎ
他事務所のアイドルを褒めたのが、
バレたら武内P死ねな

SS速報のムラムラの方でもよかったのでは?

SS速報が落ちてる(ログ圧迫で死亡中)からだろ

>>44
復旧して残っていたら再開したい所ではあります
が、最後に投下したのがアレっていうのもスレタイと合っている気もします
今は、とりあえず様子見でここで書いてる感じです

書きます


アーニャ「マラジェッツ!」

アーニャ「マラジェッツ! フミカ、アリス!」

アーニャ「ハラショー! 素晴らしい、歌声でしたね!」

文香「あ……ありがとう、ございます」

ありす「……あ、ありがとうございます」


アーニャ「マラジェッツ!」


文香・ありす「……」

  ・  ・  ・

美波「――アーニャちゃんが、そう言ったの?」

文香「……はい」

ありす「私達がレッスンで歌ったのを聞いて……言ったんです」

文香「美波さん……あの、意味を……教えてもらえますか?」

ありす「褒めてくれてる、っていうのはわかったんですけど……」

美波「……なるほどね」


美波「アーニャちゃんがニコニコしてて、何となく聞き返せなかった?」


文香・ありす「……はい」

美波「ふふっ! でも、その気持はちょっとわかるわ!」

文香「美波さんも、そういう時が……?」

美波「だって、アーニャちゃんの笑顔を見てたら、ね」

美波「言葉なんて通じて無くても、それでも良いかなって」

ありす「美波さんでも、わからない事があるんですね」

美波「勿論よ! でも、せっかくだったらきちんとわかってあげたいじゃない?」


美波「だから、今は色々と勉強中♪」


文香・ありす「美波さん……!」

美波「それで、マラジェッツの意味なんだけど――」

ありす「あっ! すみません! 少しだけ待って貰えますか?」

文香「ありすちゃん……?」

美波「? どうかしたの?」

ありす「更衣室に、タブレットを忘れちゃってたみたいで……」


ありす「すぐ、取ってきます!」

タッタッタッタッ!


美波「あっ! 走ると危ないから、焦らなくて大丈夫よ!」

美波「……ふふっ、ああして見ると、ありすちゃんも小さな女の子ね♪」

文香「はい……とても、可愛らしいです」

美波「う~ん、それじゃあ――」

美波「待ってる間に、文香さんにだけ教えちゃおうかしら」

文香「えっ?」

美波「それで、文香さんがありすちゃんに教えてあげて――」

美波「――ありすちゃんが、私に教える」

美波「どう? ちょっとした伝言ゲームみたいで、面白そうじゃない?」

文香「どう、なのでしょうか……よく、わかりません」

美波「文香さん、そんなに緊張しないで?」


美波「ちょっとした遊びだと思って気楽に……ね?」ニコッ!


文香「……わかりました」

美波「それじゃあ、文香さん……目を閉じて」

文香「えっ?」

美波「ん?」

文香「は……はい、わかりました」

美波「それじゃあ、想像して……」


美波「マラジェット――おちんちんジェットが」

美波「何本も、何本も……青空を飛んでる光景を」


文香「……」

文香「…………」


文香「出来ません……! すみません、出来ません……!」

美波「えっ!? ど、どうしたの文香さん!?」

文香「ファンタジーな世界すぎて、私には……!」

美波「そんな事ないわ、文香さん!」

美波「文香さんなら、きっと出来る! 自信を持って!」

文香「その一歩は、踏み出せそうに……ありません……!」

美波「……そうよね、ごめんなさい」


美波「まずは、一本から想像してみましょ♪」ニコッ!


文香「……い、いえ……あの……!」

文香「ほっ、ほ、本数の問題では、ありません……!」

美波「本数の問題じゃない……?」

文香「そもそも……有り得ない、光景ですし……」

美波「……確かに、文香さんの言う通りだわ」

美波「――でもね、文香さん」


美波「そんな……有り得ない光景を実現させた……」

美波「努力に努力を重ねて……不可能を可能にした」

美波「そんな男の人達が居たら……どう思う?」


文香「……」

文香「……えっ?……えっ……!?」

美波「文香さん、思い出して」

文香「なっ、何を……でしょうか……!?」

美波「LIVEが終わった時の、ファンの人達の声援を」

文香「えっ!? い、今……このタイミングで……!?」

美波「……どう?」

文香「ん、んんん……んん……はい、とても……嬉しい気持ち、です」


美波「――ふふっ!」

美波「それよ、文香さん!」ニコッ!


文香「……」

文香「どっ……どれですか……?」

美波「それじゃあ、その気持ちを忘れずに……目を閉じて」

文香「えっ、は……はい……」


美波「後の事なんて考えず――おちんちんジェットを飛ばした」

美波「……プシュウウウッ! シュゴゴゴゴゴゴッ!」


文香「……ああ……何てことでしょう……」


美波「プシュウッ! プシュウッ! プッシュウウウッ!」

美波「シュゴッ! シュゴッ! シュゴゴゴゴッ!」


文香「何本も……何本も、空へ……飛び立って……!」

美波「おちんちん……マラ……魔羅」

美波「煩悩と共に……飛んでいくジェット達」

文香「……」

美波「……さあ、文香さん……目を開けて」

文香「……はい」

美波「文香さんが、実際にその光景を目にしたら……何て言うかしら?」


文香「……マラジェッツ……です」


美波「……ふふっ!」

美波「文香さん、マラジェッツ!」ニコッ!

文香「とても……不思議な感覚なのですが……」

美波「ええ……聞かせて、文香さん」

文香「もしも、その光景を目にした時……」

文香「マラジェッツ以外の言葉を紡ぐのは……無粋に思えました」

美波「凄いわ、文香さん!」


文香「おちんちんジェット達が、空へ飛んでいく……」

文香「……どこか切なく、物悲しい光景」

文香「しかし、それは未来へと羽ばたくための……努力の結晶」

文香「そんな物語を紡ぎ出した事を褒め称える言葉――」


文香「――マラジェッツ」


美波「その通りよ、文香さん!」

美波「簡単に言えば、頑張ったね、って言う意味ね♪」

文香「簡単に言ってしまえば……そう、なのでしょうね」

文香「けれど、マラジェッツという言葉に込められた……想い」

文香「私は、それはとても重要なものだと……教えていただきました」


美波「ふっ、文香さん?」


文香「ありがとうございます……美波さん」

文香「書の世界に籠もっていては、得られない知識……見られない光景」

文香「それを……美波さんは、私に見せてくれます」


美波「……もうっ、そんなの気にしなくていいのよ!」

美波「ふふっ! だって、私達――お友達、でしょう?」ニコッ!


文香「美波さん……」

文香「……はいっ」ニコッ!

美波「あっ! でも気をつけて、文香さん」

文香「……はい?」

美波「マラジェッツっていうのは、目上の人に使ったらいけないの」

文香「失礼に……当たるのでしょうか?」

美波「ええ、そうなの」

美波「でも、もしもロシアでLIVEをした時、飛んでくる言葉は――」


美波「マラジェッツ!」


美波「……に、なるのよ♪」

美波「よくやった、頑張ったね、ジャンボジェットだね、ってね♪」

文香「成る程……とても、勉強になります」

美波「……あっ、いけない!」

文香「美波さん?」

美波「ごめんなさい、文香さん……私、そろそろレッスンの時間なの」

文香「そう、なのですか」

美波「だから、ありすちゃんに教えるのは……」

文香「……はい、任せてください」


文香「ちょっとした遊び……ですよね?」ニコッ!

  ・  ・  ・

アーニャ「マラジェッツ! フミカ、アリス!」

アーニャ「ハラショー! 素晴らしい、ダンスでしたね!」

文香「ありがとうございます……ですが、まだ本数が足りません」

アーニャ「本数?」

ありす「そ、それに……まだまだ、ジェットじゃないです……///」

アーニャ「ジェット?」


アーニャ「……シトー? 何を言っているのですか?」

文香「マラジェッツと言う言葉を頂くには……足りない、と」

アーニャ「フミカ」

ありす「ぜ、全然……飛距離も出てないと思います……///」

アーニャ「アリス」


アーニャ「……ニェート! ニェニェニェニェート!」

アーニャ「フミカも、アリスも、とっても努力しています!」


文香「な……何本でしょうか……?」


アーニャ「ンー? アー、百万本、です! そのくらい、です!」


文香「そっ……そんなに……!?」

ありす「えっ……じゃ、じゃあ……飛距離は?」


アーニャ「ンー? アー、星! 星まで、届きます!」


文香・ありす「ま……マラロケッツ……!?」

アーニャ「……イズヴィニーチェ、すみません」

アーニャ「大声を……出してしまいました」

文香「いえ……謝るのは、こちらの方です……」

ありす「すみませんでした……もっと、自信を持ちます……!」

アーニャ「ダー! ダーダーダー! その通り、です!」

アーニャ「だから、私は何度でも言います!」


アーニャ「マラジェッツ!」ニコッ!


文香「……ああ……百万本の、おちんちんジェット……いえ――」

ありす「――ロケットが……星に向かって飛んでいきます……!」


アーニャ「……」


アーニャ「…………シトー?」



おわり

乙、板が変わっても美波の頭がおかしいのはそのままだった

タイトルで考えた下ネタがそのまんまssされた感

大体ロシアは名前もヤバいからな
シコルスキーとか

書きます


アイデンティティ見浦「……のあさんにボイスかー」

見浦「確かに、ちょっと厳しい所はあるかも知れないよなぁ」

見浦「……でも、そう言ってても始まらないか!」

見浦「どんどん課金して、サプライズボイスに期待しよう!」

見浦「……ん?」

見浦「あそこにいるのは――」


野沢雅子「ファンの皆ー! オラに元気をわけてくれー!」


見浦「――野沢雅子さん!?」

見浦「あのっ! 野沢雅子さんですよね!?」

野沢雅子「ん? なんだオメェ、オラの事知ってるんか?」

見浦「当たり前じゃないですか!」


見浦「ドラゴンボールの孫悟空の声でお馴染みの!」

見浦「御年81歳の大ベテランの声優、野沢雅子さんですよね!」


野沢雅子「ちなみに言っとくけんど」

野沢雅子「今度の誕生日の10月25日に、オラのTwitterにおめでとうは要らねえぞ」

野沢雅子「さすがに二度目はどう反応したら良いか考えるのがめんどくせぇんだ」


見浦「そうなんです」

見浦「皆さん、表記はこうですけど、コイツ偽物ですからね」

見浦「それにしても、大きな声を出して何してたんですか?」

野沢雅子「見りゃわかんだろ」

見浦「いえあの、見てわからないから聞いたんですけど」

野沢雅子「なんだおめぇ、アレを見てもわかんなかったんか!」

見浦「ファンの皆って言ってましたけど……」

野沢雅子「おぉ!」


野沢雅子「LIVEに備えて修行してたんだ!」

野沢雅子「そん位わかれ、ぶっ殺すぞ」


見浦「口悪ぃな!」

見浦「いや……待ってください!」

見浦「今、まさかとは思いますがLIVEって言いました!?」

見浦「野沢さん、何かLIVEをする予定があるんですか!?」

野沢雅子「オラにはねぇけんど、これからやるキャラはLIVEをすんだ!」

見浦「へええ! そういうキャラを演じる予定なんですね!」

野沢雅子「へへっ! LIVEって聞いて、オラわくわくすっぞ!」

見浦「僕もワクワクしますよ! うわー、楽しみだなぁ!」

見浦「ちなみに、どんなLIVEをするのか聞いても良いですか?」

野沢雅子「おぉ!」


野沢雅子「シンデレラの天下一武道会ってんだ!」


見浦「天下一武道会はねえだろ! どんなLIVEだよ!」

見浦「……あれ?」

見浦「野沢さん、今、シンデレラって言いました!?」

野沢雅子「おっ! なんだおめぇ、よく知ってるじゃねえか!」

見浦「いや、知ってますけど!」

見浦「でも、野沢さんって出演してないですよね!?」


野沢雅子「……ほんとにそうか?」


見浦「そうだろ! 何でキレッキレの返ししてんだ!」


見浦「というかですね、言っちゃ何ですけど……野沢さんですよ!?」

見浦「確かに良い声ですけど、アイドルって声じゃないですよ!」

見浦「ステージの上で戦うんですか!?」

見浦「そもそも、武道会じゃなくて舞踏会ですかr」


野沢雅子「しつけ~~~っ!」


見浦「す、すみません」

野沢雅子「さっきから聞いてりゃおめぇ、ゴチャゴチャうっせえな!」

野沢雅子「オラもほんのちょっぴりそう思うから、修行してたんだじゃねえか!」

見浦「ちょっぴりじゃなく、もっと思ってくださいよ」

見浦「でも、野沢さんが出演してないのは事実ですよね!?」

野沢雅子「……へへっ!」

見浦「えっ? どうして笑ってるんですか?」


野沢雅子「おめぇ……サプレェズボイスって知ってっか?」


見浦「サプレェズじゃなくて、サプライズですよね」

見浦「――って! サプライズで出演するつもりですか!?」

誤)>野沢雅子「オラもほんのちょっぴりそう思うから、修行してたんだじゃねえか!」

正)>野沢雅子「オラもほんのちょっぴりそう思うから、修行してたんじゃねえか!」

野沢雅子「ダウンロードが終わって、オラの声が聞こえてみろ!」

野沢雅子「……これ以上のサプレェズはねえだろ?」

見浦「いや! 確かに驚きますけど!」

見浦「関係者だけじゃなく、海外も巻き込んだサプライズになりますよ!?」

野沢雅子「って事でよ、あんま邪魔すんな!」

野沢雅子「これから、キャラの修行しなきゃなんねんだ!」

見浦「キャラの修行?」

見浦「でも、野沢さんが演じるサプライズボイスって……」


野沢雅子「オッス! オラ、のあ!」


見浦「悟空感!」

見浦「のあ、って名乗ってますけど、思いっきり悟空ですよ!?」

見浦「野沢さん、のあさんの声をやるんですか!?」

野沢雅子「おう、そのつもりだ」

見浦「ああっ、良かった……! 正式な決定じゃないんだ!」

野沢雅子「ん? おめぇ、今何つった?」

見浦「あっ、いえ! 何でも無いです!」

見浦「でも……なんでまた……?」


野沢雅子「何でも、のあっちゅうキャラは声がつかなそうって言われたみてぇじゃねえか」

野沢雅子「それを聞いたら、居ても立ってもいられなくなっちまってよ!」

野沢雅子「だから、ここまで界王拳を使って急いできたんだ!」


見浦「体に負担をかけてまで急いだんですか!?」


野沢雅子「おかげで、コンビニに筋斗雲置いてきちまった」


見浦「コンビニ行ったついでじゃねーか!」

見浦「確かに、野沢さんの心遣いは嬉しいとは思いますよ!?」

見浦「でも、高峰のあ(CV:野沢雅子)って有り得ませんって!」

野沢雅子「なんだおめぇ、オラじゃ不満なんか」

見浦「ぶっちゃけて言えばそうですよ! 嫌ですもん!」


野沢雅子「……ほんとにそうか?」


見浦「嫌だっつってんだろ!」

見浦「まずい……! ここで俺がしっかりしないと!」

見浦「のあさんが、悟空感漂うキャラにされちまう!」


見浦「のあPの皆ー! 俺に元気をわけてくれー!」

見浦「野沢さん! ちょっと聞いてください!」

野沢雅子「ん? どうした」

見浦「確かに、野沢さんは声優として大ベテランです!」

野沢雅子「ちげぇ、でぇベテランだ」

見浦「そういう細かい所は良いんだよ!」

見浦「でも、シンデレラガールズの声優さん達って皆若いんですよ!」

見浦「そんな、若い子達の中に入っていってですね?」


見浦「野沢さんが気まずい思いをするんじゃないか、って……」

見浦「僕、心配なんです!」


野沢雅子「……おめぇ、良いヤツだな~!」


見浦「……よし!よし! 掴みはバッチリだ!」

野沢雅子「でもよ! そんな心配はいらねぇぞ!」

野沢雅子「そのへんの修行もバッチリしてあるかんな!」

見浦「えっ!? そうなんですか!?」

野沢雅子「よっしゃ! 特別に、修行の成果を見せてやる!」

野沢雅子「おめぇ、ちょっと若ぇ声優達のフリしてみろ!」

野沢雅子「よろしくっつう挨拶からで良いからよ!」

見浦「えっ!? わ、わかりました……ゴホンッ!」


見浦「今日は、よろしくお願いします!」キャピッ!


野沢雅子「……おめぇ、気ん持ち悪ぃなぁ!」


見浦「お前がやれっつったんだろうが!」

見浦「確かにちょっとやりすぎたけど、気持ち悪いとか言うなよ!」

野沢雅子「いや~! 悪ぃ悪ぃ!」

野沢雅子「おめぇ、オラの心配してくれてんだもんな!」

見浦「お前じゃなく、のあさんの心配だよ」

野沢雅子「ん? 今何つった?」

見浦「何でもないです!」

野沢雅子「ぃよっしゃ! もいっちょ来い!」


見浦「……今日は、宜しくおねがいします!」キャピッ!


野沢雅子「おう! ここじゃあ、オラの方が後輩だ!」

野沢雅子「緊張せず、リラックスしてくれよな!」


見浦「凄い……!」

見浦「思いっきり悟空だけど、緊張がほぐれる感じがする……!」


野沢雅子「へへっ!」

見浦「確かに、修行したってだけはあるぞ……!」

見浦「この声で言われたら、緊張なんてまるでしない!」

見浦「いや! むしろ、ワクワクしてくる!」

野沢雅子「さあ! モタモタすんな、どんどん来い!」

見浦「はい!」


見浦「大ベテランの野沢さんと一緒に仕事出来るなんて光栄です!」


野沢雅子「……ほんとにそうか?」


見浦「そこでその返し!?」


野沢雅子「へへっ、こうやって相手のパワーを利用すんだ!」

野沢雅子「そうすりゃおめぇ、緊張なんて吹き飛んじまうぞ!」


見浦「吹き飛んだ緊張が相手に行くだろ!」

見浦「相手がベジータだったら泣くぞ!?」

見浦「そんな調子で、LIVEなんて出来るわけないでしょう!」

野沢雅子「何言ってんだ、曲もバッチリ覚えて来てんぞ」

見浦「えっ!? もう、曲も覚えてるんですか!?」

野沢雅子「当ったりめぇだ!」

見浦「野沢さん、どの曲を覚えてきたんですか!?」


野沢雅子「『お願ぇ! シェンロン』だ」


見浦「滅茶苦茶ドラゴンボールに侵食されてるじゃねえか!」

見浦「アイドルマスター、ドラゴンボールズか!」

見浦「シェンロンじゃないですよ! シンデレラです!」

見浦「っていうかアナタ、シンデレラの天下一武道会とか言ってたでしょ!?」

野沢雅子「おおっ、そうだった! いや~、助かったぞ!」

見浦「ああっ、まずい! 助ける方向に行っちゃってる!」

野沢雅子「お礼によ、一曲だけ聞かせてやんぞ!」

見浦「えっ!?」


野沢雅子「……『お願ぇ! シンデレラ』をな」


見浦「悟空感は残ってるけど、ちゃんとシンデレラになってる……!」

見浦「……」

見浦「すみません! 一曲だけ聞いたら、ちゃんと止めますんで!」

野沢雅子「そんじゃあ、オラがのあをやっからよ!」

見浦「あっ、やっぱりのあさんをやるんですね」

野沢雅子「おめぇは……う~んそうだなぁ」

見浦「えっ!? 僕も歌うんですか!?」

野沢雅子「へへっ! オラとデュエットなんておめぇ、贅沢だぞ~?」

見浦「確かにそうですけど……じゃ、じゃあ僕の役は――」


野沢雅子「行くぞ、セル!」


見浦「セル!?」

見浦「あのっ、LIVEですよね!?」

見浦「セルゲームをやる気じゃないですよね!?」

野沢雅子「オッス! オラ、のあ!」

野沢雅子「今日のLIVE、楽しんでってくれよな!」

見浦「始めちゃったよ!」


野沢雅子「……」スッ


見浦「野沢さん! それ、完全に悟空の構えですよね!?」

野沢雅子「ミュージック、スタート!」

見浦「あっ、すみません、お願いしまーす」


~♪


野沢雅子「お~ねげぇ~♪」


見浦「やっぱり声が合ってねえなあ!」

~♪

見浦「しっ、シ~ンデレ――」


野沢雅子「シ……ン……デ……レ……!」ググッ…!


見浦「何やってるんですか!?」

見浦「ダンスっていうか、かめはめ波の構えですよね!?」


野沢雅子「――ふっ!」ピッ!

…コソコソッ


見浦「からの、瞬間移動――……いや、思いっきり見えてますけど」


野沢雅子「波――――!!!!」


見浦「やっぱり瞬間移動かめはめ波じゃねーか!」

見浦「だから俺をセルに仕立て上げたんだな!?」

野沢雅子「……へへっ!」ニヤリ!

見浦「満足げに良い笑顔してんじゃねえよ!」

野沢雅子「今のを見ても、オラがのあをやるのは駄目っちゅうんか?」

見浦「駄目に決まってんだろ! なんだ、シンデレ波って!」


見浦「良いですか!? 絶対、やめてくださいよ!?」

見浦「確かに声がつけば良いとは思いますけど、野沢さんは嫌ですからね!」


野沢雅子「あっ、おい! どこ行くんだおめぇ!」

野沢雅子「まだLIVEは始まったばかりだぞ!」


見浦「うるせえよ!」


野沢雅子「……」


野沢雅子「サプレェズボイス、期待しててくれよな」



おわり

頭おかしい(褒め言葉)

のあさんと武内Pって案外お似合いかもな、二人でいるところを見たみくとアーニャが暴走しそうなくらいには

>>91
書きます


武内P「お似合い、ですか?」

武内P「私と……安部さんが?」

みく「……」

武内P「そんな事は……無いと思いますが」

みく「……」

武内P「何故、そう思ったのでしょうか?」


みく「何故か、年齢差を感じないからにゃ」


武内P「……」

武内P「……ん……んんん……!」

武内P「年齢差を感じないからは、理由になるのでしょうか?」

みく「……」

武内P「そもそも、安部さんはじゅ、17歳です」

みく「……」

武内P「お似合いということは、無いと思います」


みく「たまに、みくのわからない話題で盛り上がってるにゃ」


武内P「……」

武内P「……ん……んんん……!」

武内P「それは……安部さんが博識、というだけです」

みく「……」

武内P「それに、私は彼女に相応しい人間ではありません」

みく「……」

武内P「安部さんは、とても素晴らしい……魅力的な、アイドルですから」


みく「ほら! すぐそうやってナナチャンを褒める!」


武内P「……」

武内P「……ん……んんん……!」

すぐるちゃんかよwww

武内P「か、彼女が素晴らしいアイドルなのは……事実なので」

みく「……」

武内P「でっ、ですが! 前川さんも、素晴らしいアイドルです!」

みく「!」


武内P「ルックス、スタイル、歌唱力、そしてキャラクター性」

武内P「まだ成長途中ではありますが、とても強い輝きを放っています」


みく「もういい!」


武内P「っ!?」


みく「もっ、も~……Pチャンも口が上手くなったよね!///」


武内P「……」

武内P「は……はあ……」

  ・  ・  ・

武内P「私と……新田さんが?」

アーニャ「……」

武内P「そんな事は……無いと思いますが」

アーニャ「……」

武内P「何故、そう思ったのでしょうか?」


アーニャ「プロデューサーと美波は、二人で居る事が多いですね?」


武内P「……」

武内P「……ん……んんん……!」

武内P「二人で居る事が多いのは、理由になるのでしょうか?」

アーニャ「……」

武内P「そもそも、彼女はシンデレラプロジェクトのリーダーです」

アーニャ「……」

武内P「連絡事項等で、二人になる機会が多いだけです」


アーニャ「その時の美波は、アー、新妻っぽいですね?」


武内P「……」

武内P「……ん……んんん……!」

武内P「確かに、新田さんにそういった面もあるのは事実です」

アーニャ「……」

武内P「ですが、それは彼女自身の魅力の一つに過ぎません」

アーニャ「……」

武内P「とても魅力的ではありますが、お似合いとはまた別の話です」


アーニャ「プロデューサーは、美波が好き、ですか!?」


武内P「……」

武内P「……ん……んんん……!」

武内P「そ、尊敬出来る部分もありますが、すっ、好きとは違うかと」

アーニャ「……」

武内P「そういった意味では、アナスタシアさんへの思いも同じです!」

アーニャ「!」


武内P「何事にも挑戦し続ける、前向きな姿勢」

武内P「私は、担当アイドルの貴女を大切に思い、尊敬もしています」


アーニャ「ウラー!」


武内P「っ!?」


アーニャ「もう大丈夫、です……アーニャ、一生懸命頑張ります!///」


武内P「……」

武内P「は……はあ……」

  ・  ・  ・

武内P「私と……高峰さんが?」

みく・アーニャ「……」

武内P「そんな事は……無いと思いますが」

みく・アーニャ「……」

武内P「何故、そう思ったのでしょうか?」


アーニャ「プロデューサーが、ノアと話してる所を見ました!」

みく「なんか、見たこと無い位イキイキして喋ってたにゃ!」


武内P「……」

武内P「えっ!?」

武内P「す、すみません……それは、気づきませんでした」

みく・アーニャ「……」

武内P「普段、あまり接点が無いものですから……はい」

みく・アーニャ「……」

武内P「高峰さんは、そんなに楽しそうにしていましたか?」


アーニャ「ダー! プロデューサーも、楽しそうでした!」

みく「二人でず~っとポエッポエしてたでしょー!?」


武内P「……」

武内P「えっ!?」

峯ー

うお、失礼

誤)>高峰

正)>高峯

武内P「ずっと、という事は無かったと思いますが……」

みく・アーニャ「……」

武内P「あの……お二人は、ずっと見ていらしたんですか?」

みく・アーニャ「……」

武内P「声をかけて頂ければ、すぐに――」


アーニャ「ニェ――ット! 声をかけるのは、無理、でした!」

みく「Pチャンとのあにゃん、身振り手振りもしてたんだよ!?」


武内P「……」

武内P「えっ!?」

武内P「み、身振り手振りを……!?」

みく・アーニャ「……」

武内P「待ってください! それは、さすがに有り得ません!」

みく・アーニャ「……」

武内P「あの……冗談、ですよね!?」


アーニャ「冗談、違います! 皆も、見ています!」

みく「Pチャン、ギャラリーにも気付いてなかったの!?」


武内P「……」

武内P「えっ!?」

武内P「そんな……まさか……!?」


アーニャ「二人共、とっても楽しそう! 誰も、止められない!」

みく「蘭子チャン、アスカチャンも割り込んで止めようとしてたにゃ!」


武内P「……」


アーニャ「ニェニェニェニェ――ット! 気付いて、いませんでしたか!?」

みく「二人共、大縄跳びに入れない子みたいになってたんだよ!?」


武内P「……」

武内P「大縄跳び……懐かしい、響きですね」


みく・アーニャ「……!」


武内P「す……すみません」

アーニャ「二人共、とってもポエミー!」

アーニャ「何を話しているか、わからない! 皆、サッパリポン、です!」

みく「どうしようも無いから、専務を呼んできたにゃ!」

みく「もしかしてとは思うけど、その時の事も覚えてないの!?」


武内P「……」


アーニャ「シッシッ、と! 手で、シッシッと、追い払っていました!」

みく「それも、二人共もんのすご~く嫌そうな顔をしながらだよ!?」


武内P「……笑顔です」


アーニャ「ニェート! 半泣き、でした!」

みく「ざまあとも思えないションボリ具合だったにゃ!」


武内P「……」

武内P「確かに……高峯さんと話していて、楽しいとは思いました」

武内P「ですがそれは、あくまでも会話自体が楽しいという事」

武内P「……決して、お似合い等という事は、ありません」


アーニャ「ポエミーな会話なら、専務とでも良いはず、です!」


武内P「いえ、それは有り得ません」


みく「なんで!? ポエミーな会話が出来れば楽しいんでしょー!?」


武内P「専務は、どことなく喧嘩腰だからです」

武内P「なので、可能な限り二人っきりで話したくない、と」

武内P「……そう、思います」


みく・アーニャ「……あ、はい」

武内P「それと、会話の内容に関してですが……」

みく・アーニャ「……」


武内P「前川さん、アナスタシアさん」

武内P「貴女達お二人の……私の見ていない所で、頑張っている姿」

武内P「……その様子を高峯さんに聞いていたのです」


みく・アーニャ「!」

みく「ほ……ほんまに?」

アーニャ「私達の話……ですか?」


武内P「はい」

武内P「なので……盛り上がりすぎてしまったのでは、と」

武内P「……そう、思います」


みく・アーニャ「……///」

みく「もっ……もー!/// みく達の話題だったんだね!///」

アーニャ「それで、あんなに……ふふっ、恥ずかしい、です!///」

武内P「申し訳、ありません」

武内P「誤解を招くような事をしてしまって……」

みく「気にしないで、Pチャン!」

アーニャ「ダー! 謝らないで、ください!」


みく・アーニャ「ねっ♪」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

みく「しょうがないから、皆の誤解はみくがといておくにゃ!」

アーニャ「ミク、私も頑張ります! 一緒に、説明しましょう」

みく・アーニャ「……えいえい、おーっ!」ニコニコ!

武内P「……」

みく「でも……一つの話題で、あんなに盛り上がれるものなんだね!」

アーニャ「ダー! 恥ずかしいけど、とっても、嬉しい!」


武内P「えっ?」

武内P「一つの話題……ですか?」


みく・アーニャ「……」

みく・アーニャ「ん?」

みく「……ちょっと待ってPチャン?」

アーニャ「……他の話も、していたのですか?」

武内P「はい」


武内P「美味しいハンバーグの店の話」

武内P「マヨネーズには、カラシかゆず胡椒か」

武内P「カレーは辛口か甘口か等……他にも色々、ですね」


みく・アーニャ「食べ物の話!?」


武内P「えっ!?……ええ」

武内P「食には関心があります」


みく・アーニャ「……!?」

武内P「特に……カレーの話題は、白熱しました」

みく・アーニャ「……」

武内P「ですが……私達は、一つの結論を出しました」

みく・アーニャ「……」


武内P「『星の王子様カレー・ニューヨークへ行く』」

武内P「辛口、甘口に関わりなく――」

武内P「――レトルトは、これがベストだ、と」


みく・アーニャ「っ……!」プルプル!


武内P「……前川さん? アナスタシアさん?」

武内P「どうか、されましたか?」

  ・  ・  ・

ちひろ「……それで、二人の機嫌が悪かったんですね」

武内P「……」

ちひろ「? プロデューサーさん?」

武内P「……千川さん、質問しても良いでしょうか?」


武内P「前川さんも、アナスタシアさんも……」

武内P「カレーの話題は、嫌だったのでしょうか?」

武内P「それで怒らせてしまったとしたら、どうすれば……」


ちひろ「……プロデューサーさんって、そういう人ですもんね」


武内P「えっ?」



ちひろ「お似合いの結末ですよ」



おわり


これはポエムの勢いで自宅の住所もしゃべってしまってそうですね…
性感帯や将来子供が何人欲しいかとかも

フレンドリーになろうとしてもどうしても笑顔が攻撃的になってしまい
シッシッされてしまう専務ください!

>>118
書きます


武内P「専務の笑顔、ですか」

専務「そうだ。君には、私の笑顔はどう映る?」

武内P「いえ……見た事が無いので、何とも」

専務「ふむ、そうだったか」

武内P「何故、そのような事を?」


専務「私が笑いかけると、アイドル達が表情を硬くするからです」


武内P「……」

武内P「……なるほど」

専務「緊張感のある関係も、悪くはない」

武内P「……」

専務「だが、過度な緊張は良い影響を及ぼさない」

武内P「そう……ですね」

専務「そして、何よりも――」


専務「……地味に、ショックでした」


武内P「……」

武内P「……はあ」

専務「状況は、理解出来ましたね?」

武内P「え、ええ……概ね」

専務「そこで、君に仕事を頼みたい」

武内P「えっ?」


専務「笑顔の力――パワーオブスマイル」

専務「それを私に習得させなさい」


武内P「……」

武内P「えっ!?」

武内P「待ってください! その仕事は、あまりにも!」

専務「ふむ……断ると言うのか?」

武内P「業務と言うには、強引すぎます!」

専務「成る程、確かに君の言う通りだ」


専務「所で、君が出社しなかった最後の日はいつだ?」


武内P「只今より、専務スマイルプロジェクト、始動となります」

武内P「専務、宜しくお願いします」


専務「ああ、君には期待している」


武内P「……」

武内P「では、早速ですが……笑顔を見せて頂けますか?」

専務「何?」

武内P「現在の、専務の笑顔がどの様なものか、確認を」

専務「ふむ……良いでしょう」


専務「――こうだ」…ニィッ!


武内P「……専務」

武内P「何を企んでいるのですか?」


専務「何も企んでなどいない」

武内P「……本当ですか? 何も、企んでいないと?」

専務「そう言ったでしょう」

武内P「……私を陥れようと、していませんか?」


専務「愚問だな」


武内P「っ!?」

武内P「やはり……!?」


専務「違う、そちらの意味では無い」

専務「私は、何も企んでなどいない」

武内P「では……その想定で、話を進めます」

専務「……まあ、良いでしょう」

武内P「専務、先程拝見した笑顔の感想を……正直に申し上げても?」

専務「許します」


武内P「獰猛な肉食獣の様でした」

武内P「一瞬でも気を抜けば、喉元から食いちぎられる、と」

武内P「……そう、思いました」


専務「……ふむ」

専務「君、少しは気を遣いなさい」

武内P「私も……笑顔が下手だと言われますが」

専務「ほう?」

武内P「専務の笑顔は……それ以上かも知れません」

専務「……そこまで言うのなら、君の笑顔も見せてみなさい」

武内P「……わかりました」


武内P「――こうです」ニ゙ゴォッ!


専務「……ふむ」

専務「先程の言葉は、取り消して貰おうか」

専務「ハッキリと言いましょう、君の笑顔の方がひどい」

武内P「えっ!?」

専務「何故、驚く?」

武内P「私の笑顔が……専務よりもひどいと!?」

専務「……私の足元を見なさい」


専務「恐怖で、震えているのがわかりますか?」プルプル…!


武内P「……!?」

武内P「そんな……まさか……!?」

専務「……まあ、今は君の笑顔の事は良い」

武内P「……そう、ですね」

専務「だが、私は言われっぱなしでいられる程、大人しくはない」

武内P「えっ?」


専務「何人も手にかけてきた殺し屋の様だった」

専務「ありとあらゆる手段を用い、対象を死に至らしめる」

専務「……そして、殺しを終えた後に浮かべる笑顔」

専務「それが――君の笑顔だ」


武内P「待ってください!……あの、待ってください!」

武内P「……そんなにも、ですか……!?」

専務「――さて、話を元に戻そうか」

武内P「…………そうですね」

専務「君は、どうやって私の笑顔を改善するつもりだ?」

武内P「そう……ですね」


武内P「専務……貴女は今、楽しいですか?」

武内P「心の底から、笑顔になれていますか?」


専務「ああ、勿論だ」


武内P「……」

武内P「あ、はい」

専務「クローネのメンバーに笑いかける時も、そうだ」

専務「――よくやった、さすが346の看板に相応しい者たちだ」

専務「――私は、君達というアイドルを誇りに思う」

専務「……と、そう思いながら笑顔を向けている」


武内P「……なるほど」

武内P「では、彼女たちが……トップアイドルになった時は?」


専務「……」

専務「フッフッフ……!」ニイィィッ!


武内P「……よく、わかりました」

武内P「専務、恐れながら申し上げます」

専務「? 何だ」

武内P「申し訳、ありません」

専務「? 何を謝る」

武内P「万策尽きました」

専務「待ちなさい、諦めるのが早すぎます」

武内P「しかし、私では……とても……!」


専務「君は……とても、サービス精神に溢れているらしいな?」


武内P「最後まで、諦めずに頑張りましょう」

武内P「そうすれば、きっと道は開けます」

武内P「……少し、時間を頂いても良いでしょうか?」

専務「何をするつもりだ?」

武内P「あ、いえ……先程の専務の笑顔が、アレでしたので」

専務「君、アレと評するのはやめなさい」


武内P「携帯に保存してある、動物の画像を見て回復しよう、と」

武内P「……そう、思います」

たぷたぷ


専務「私の笑顔は、そんなにも攻撃的か?」

専務「……」

専務「君、いやに手慣れているが……普段からそうして……?」

武内P「動物は……無理難題を言いませんから」

専務「ふむ、確かにそうだな」

武内P「……」

専務「? 何を見ている」

武内P「……いえ、何でもありません」

専務「しかし、犬猫の画像に癒やしを求めるとは……」

武内P「……専務」


武内P「私は、犬と猫では、癒やされません」


専務「……あ、ああ……そうか」

武内P「……」

専務「な、ならば……何の動物だ?」

武内P「宜しければ……専務も、ご覧になりますか?」

専務「何?」

武内P「本当に、癒やされますので……」

専務「ふむ……君がそこまで言うのなら、一見の価値はありそうですね」

武内P「……どうぞ」

専務「どれ……」


武内P・専務「……」


武内P・専務「……」ホッコリ!

武内P「……」ホッコリ!

専務「ペンギン、か」ホッコリ!

武内P「ええ……ペンギンさんです」ホッコリ!

専務「……君、早く次を見せなさい」ホッコリ!

武内P「はい、了解しました」ホッコリ!

専務「……」ホッコリ!

武内P「……動画も、ご覧になりますか?」ホッコリ!

専務「早くしなさい。私は、あまり気が長い方では無い」ホッコリ!


武内P・専務「……」


武内P・専務「……」ホッコリ!

  ・  ・  ・

武内P「……とても、癒やされましたね」

専務「ああ……悪くない気分だ」

武内P「……専務」

専務「? 何だ」


武内P「無理に……貴女の笑顔を変える必要が、あるのでしょうか?」


専務「……」

専務「……何?」

専務「君は、私が笑顔を向けても怖がられたままで良いと?」

武内P「いえ、そうではありません」


武内P「私達は、アイドルの方を笑顔にするために居ます」

武内P「私も……あまり、笑顔が得意ではありません」

武内P「ですが――アイドルの方達は、星の様に輝いています」

武内P「それさえ見失わなければ……例え、星の周囲が夜闇であろうと」

武内P「……何の問題も無いと……そう、思います」


専務「私に、笑顔は諦めろと?」


武内P「……」

武内P「有り体に言えば、そうです」

武内P「無理をする必要は、無いのです」

専務「無理?」


武内P「鳥の羽は、大空へと羽ばたくためだけの物ではありません」

武内P「笑顔もまた、アイドルの方達とは違った方向性もあっても良い、と」

武内P「……そう、思います」


専務「彼女達――アイドルとは違う笑顔で良い、と?」


武内P「はい」

武内P「大空ではなく……海を飛ぶ、ペンギンさんの様に」


専務「……」

  ・  ・  ・

武内P「あの……今回は、どんな用件でしょうか?」

専務「前回の、笑顔に関してですが――」


専務「君に言われた様に、笑顔を向ける時――ペンギンさんを意識した」


武内P「……待ってください」

武内P「あの、専務……そういった意味で言ったのでは……!」


専務「すると、アイドル達が緊張する事は無くなった」

専務「むしろ、妙にフレンドリーすぎて……問題になっている」


武内P「……」

武内P「えっ?」


専務「アイドル達に慕われて困っている」



おわり

乙です!専務ハーレムの誕生は近い

ところでまゆP(女)が武内Pに浮気してるってありですか…?


ペンギンは良いものだ。そうだ宇宙よりも遠い場所に行こう

武内Pがクワガタ派だと知ってしまう莉嘉ちゃんください!

「とっくに12時過ぎてるのですけど」って攻める30歳の楓さんください!

みくにゃんが前川さんしてるな
おつおつ

>>144
三十路アイドルの結婚ならファンも祝福してくれるはず
笑顔かどうかは知らんけど

なんとなくヘレンや礼子さんと結婚したニュースがながれたら故人を悼む感じになると思う

武内Pが、1ヶ月間海外研修とかになったら
ここのアイドル達は耐えられるのか

凛やアーニャ辺りは、発狂しそう

>>143
書きます


武内P「私はクワガタ派、ですね」

美嘉「……一応、確認しといて良かった」

武内P「えっ?」

美嘉「それ、莉嘉の前で絶対言っちゃ駄目だからね?」

武内P「あの……何故、でしょうか?」


ガチャッ!

莉嘉「オッハヨー☆ Pく――」


武内P「私が、クワガタ派だと……何か問題が?」


莉嘉「……」

莉嘉「……えっ?」

莉嘉「……」


武内P「! おはようございます、城ヶ崎さん」

美嘉「りっ、莉嘉!? アンタ、まさか……」


莉嘉「Pくん……クワガタ派なの……?」


美嘉「今の、聞いてたの!?」

武内P「えっ、ええ……私はクワガタ派、ですね」


莉嘉「っ!?」

バタンッ!


美嘉「あっ、莉嘉!……バカっ! アンタ、何やってんの!?」

武内P「……」

武内P「えっ!?」

美嘉「アンタ、莉嘉のプロデューサーでしょ!?」

武内P「えっ、ええ……はい」

美嘉「だったら、何で!? どうしてあんな事言ったワケ!?」

武内P「おっ、落ち着いてください、城ヶ崎さん!」


美嘉「莉嘉が、断然カブトムシ派って知ってるんでしょ!?」


武内P「はい……それは、聞いていますが」

武内P「……」

武内P「待ってください! あのっ、まさかとは思いますが……!?」


美嘉「アンタがクワガタ派って聞いたら、ショック受けるに決まってんじゃん!」


武内P「……」

武内P「えっ!?」

美嘉「ねえ、何ボサッとしてるの!?」

武内P「えっ、いえ、あの……城ヶ崎さん!? 城ヶ崎さん!?」


美嘉「早くっ! 早く、莉嘉を追いかけて!」


武内P「待ってください!」

美嘉「早くって言ってるでしょ!?」

武内P「あのっ! そんなにも、深刻な事態なのですか!?」


美嘉「ちゃんと見ててって……言ったじゃん……!」


武内P「……!」

武内P「すっ……すぐに! 今すぐ、追いかけます!」

  ・  ・  ・

武内P「……はぁ……はぁ……!」

武内P「城ヶ崎さんは、一体どこへ……!?」


一同「……!」

ザワッ…!


武内P「カフェに、人だかりが……?」

武内P「……あの、何かあったのでしょうか?」


一同「……」

…シーン


武内P「……」

武内P「えっ?」

武内P「あの……皆さん……?」


早苗「――そこで止まりなさい!」

一同「……!」


武内P「えっ?」


早苗「ねえ……キミ、莉嘉ちゃんに何か言った?」

一同「……」


武内P「っ!? 何故、それを……?」


早苗「はぁ……何かの間違いかと思ったけど――ギルティ!」

早苗「ここから先へは、行かせないわ!」

一同「……!」


武内P「……」

武内P「えっ!?」

武内P「待ってください!」

武内P「あの……カフェの中に、城ヶ崎さんがいらっしゃるのですか!?」


早苗「ええ、そうよ」

早苗「……キミの顔は、しばらく見たくないって言ってるわ」

一同「……!」コクリ


武内P「っ!?」

武内P「お願いします! 城ヶ崎さんと、話をさせてください!」


早苗「駄目よ! ここから先は、通行止め!」

早苗「罪状は……担当アイドルを悲しませた罪」

一同「……!」


武内P「っ……!」

武内P「どうしても……通しては、頂けませんか?」


早苗「何度も言わせないでちょうだい」

一同「……!」


武内P「……わかりました」


早苗「……わかったら、大人しく帰りなさい!」

一同「……」


武内P「……――笑顔です」


早苗「?……何を……?」

一同「……?」


武内P「城ヶ崎さんの、笑顔のため――」

武内P「――少々強引にでも、そこを通して頂きます」


一同「っ……!?」

早苗「キミ……本気で言ってるの……?」

一同「……」


武内P「はい。私は、本気です」


武内P「セルフ・プロデュゥゥゥ――スッ!!」

…キュッ!


早苗「っ!? ネクタイを締め直した!?」

早苗「身だしなみに気をつけてるわ! 皆、注意して!」

一同「えっ、あ、はい」


武内P「……」


早苗「……来るわ」

一同「……!」

熱い展開だ…!

武内P「……」


早苗「止まりなさい! これ以上近づいたら、あたしが相手をするわ!」


武内P「……それは、困りましたね」


早苗「ふふん! あたしをなめないでよね!」

早苗「キミの体格がいくら良くたって、無駄なんだから!」


武内P「いえ……そもそも、力で対抗しようなどとは考えていません」

武内P「片桐さんの様な……か弱い女性に対して」


早苗「……」

早苗「くっ! やられたわ……!」

ガクッ!


一同「……」

一同「えっ!? なんで!?」

うわばみだから煙草のヤニも効きそう

早苗「いやほら! だ~って、ねぇ!」ルンルン!

早苗「か弱いなんて言われちゃったら、ほら!」ルンルン!

早苗「あー、ダメダメ! か弱いから、もうムリムリー!」ルンルン!

一同「……!?」


武内P「通して、頂けますか?」


有香「――まだです! 早苗さんに代わって、あたしが!」


武内P「中野有香さん……ですか」


有香「早苗さんを手も触れずに倒した腕前、見事でした!」

有香「実力不足かも知れませんが……全力でぶつかっていきます!」

有香「――押忍!」


早苗「か弱いあたしに代わって、後は頼んだわ……んっふふ!」ルンルン!

一同「……」

武内P「……」


有香「……!」

有香(対峙してみてわかる……この、大きさ……!)

有香(身体的なものだけじゃなく、漲る気迫が体を大きく見せている……!)

有香(……あと――顔が、物凄く怖い……!)


早苗「有香ちゃん、まともに相手をしようと思っちゃ駄目!」

早苗「――弱点を狙いなさい!」

早苗「弱点に、一発キツイのをお見舞いしてやるのよ!」


有香「弱点!? それは、何処ですか!?」


早苗「股間よ!」


有香「押忍!」

有香「……」

有香「でっでで、出来ません!/// 無理です!/// 押忍!///」

武内P「……」


早苗「それしか方法が無いわ!」

一同「……!?」

ザワッ…!


有香「皆さん!? あのっ、やりませんよ!?」

有香「えっ、マジでやるの?――って顔で見ないでください!」


武内P「……」


有香「うぅっ……く……!?」

有香「まっ……参りました!」

ガクッ!


早苗「有香ちゃん、どうしたの!?」

一同「……」

有香「うぅ、すみません……修行し直してきます……!」

早苗「良いのよ! 負けても、また立ち上がれば良いの!」

一同「……」


武内P「通して、頂けますか?」


友紀「……ふっふっふ! ここは、抑えの出番だね!」


武内P「姫川さん……ですか」


友紀「狙うは――ど真ん中ストライク!」

友紀「あ、いや、ボール?」

友紀「んー、えー、あー……とにかく、全力ストレート!」


一同「……」

一同「えっ、マジでやるの!?」

武内P「……」


友紀「ピッチャー姫川! 第一球っ!」


一同「……!?……!?」ワタワタワタワタ!


友紀「振りかぶってぇ……」


武内P「……」


早苗「皆! 見ちゃ駄目っ!」

一同「はいっ!」ギュッ!


友紀「――投げましたッ!!」


一同「っ……!」



――キィンッ!!

一同「っ……!」


友紀「オーライオーライ!」


一同「……?」


友紀「ほいっ、と!」

パシッ!

友紀「オッケー! 打ち取ったよ!」ペカー!


一同「何で打ったの!?」


武内P「……」


友紀「あれ……? なんか、皆テンション低くなーい?」

友紀「……ああ、なるほど!」

友紀「ワンダンワンダン! 締まっていこー!」キリッ!


一同「そうじゃなくて!」

武内P「……皆さん、お願いします」

武内P「私に、城ヶ崎さんと話をさせてください」


一同「……」


武内P「通して、頂けますか?」


楓「――そのお話、お受け出来ません」


武内P「高垣さん……ですか」


楓「おはようございます」ペコリ


武内P「おはよう、ございます」ペコリ


早苗「後は頼んだわよ……楓ちゃん……!」

一同「……!」

楓「少し、時間をあけた方が良いと思います」

武内P「時間を……?」

楓「ええ、お互い落ち着いてからの方が……上手くいくと思いませんか?」

武内P「……」


楓「ふふっ! ホットコーヒーで、ホッと一息ついて……ねっ?」


武内P「いえ……暑い時期に、熱くなっているので――」

武内P「アイス――れいせい――が良い、と」

武内P「……そう、思います」


楓「……」

楓「……どうぞ、通ってください」…ムスッ!


一同「……」

一同「えっ!?」

  ・  ・  ・

武内P「……城ヶ崎さん」


莉嘉「……」


武内P「話を……聞いて、頂けますか?」


莉嘉「……」…コクリ


武内P「城ヶ崎さん、私は――確かに、クワガタ派です」

武内P「主人公ではない、ライバルポジション感」

武内P「そこが――たまらなく格好良い、と」

武内P「……そう、思います」


莉嘉「……」


武内P「――ですが」


莉嘉「……?」

武内P「カブトムシと、クワガタ」

武内P「……それらがユニットを組んだ時」

武内P「放たれる光は、より大きくなる、と」

武内P「……そう、考えています」


莉嘉「……イミわかんない」


武内P「はい、私もわかりません」

武内P「……率直に、お聞きします」

武内P「どうすれば……許して、頂けますか?」


莉嘉「……カブトムシ取り」


武内P「えっ?」


莉嘉「一緒に……カブトムシ取り行ってくれたら、許してあげる」


武内P「……」

莉嘉「……」

武内P「城ヶ崎さん」

武内P「一つ、お願いをしても良いでしょうか?」

莉嘉「……うん」


武内P「クワガタが取れたら、私が頂いても?」


莉嘉「……うんっ! 期待しててね、Pくん!」

莉嘉「アタシ、カブトムシも――」

莉嘉「――クワガタも! 取るのチョー得意なんだからっ☆」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

武内P「はい、とても楽しみにしています」



武内P「虫のいい話だとは思いますが」



おわり

誰が上手いこと言えと乙

乙。もうちょい莉嘉との会話にボリュームが欲しかった感じ

早苗さんは「プロデューサーを悲しませた罪」のアイドル達も摘発しないとダメよ
自覚なしにセクハラやストーカーやってそうなのが数名いるでしょ?

まとめから飛んできた。
本当に会話している空気感があるし、台詞でこらえてもその後の間で笑っちまう
他にも作品あればリンクとか貼って欲しい

456Pにまとめられてるけど、多すぎて多分作者自身把握し切れてない
武内P「~」の大半がこの人だから、タイトルの雰囲気から目処をつけて開けば大体当たる

>>177 と思ったけどそこまでまとめられてなかった。やっぱvipの復旧待つしかないかも

下がスレが埋まった作者のSSのタイトル
ムラムラは、途中だから復旧を待つしかない

武内P「大人の魅力、ですか」
武内P「便秘、ですか」
武内P「起きたらひどい事になっていました」
武内P「結婚するなら、ですか」
武内P「クローネの皆さんに挨拶を」
武内P「あだ名を考えてきました」
武内P「アイドル達に慕われて困っている?」
武内P「今日はぁ、ハピハピするにぃ☆」
武内P「ムラムラ、ですか」

新規は構わんけど時折来る異質(クロスだったりアレだったり)なssも読んでる人がいるんで空気は読んでね

とりあえず履歴に残ってたスクショ。多分へそ下さんも混ざってる
https://i.imgur.com/NCUl4Rv.jpg

読者様って怖いよね

いい機会だと思って貼ります


○埋めたの


武内P「大人の魅力、ですか」

武内P「便秘、ですか」

武内P「起きたらひどい事になっていました」

武内P「結婚するなら、ですか」

武内P「クローネの皆さんに挨拶を」

武内P「あだ名を考えてきました」

武内P「アイドル達に慕われて困っている?」

武内P「今日はぁ、ハピハピするにぃ☆」

武内P「『次はお前だ』」


○途中まで埋めたの


武内P「ムラムラ、ですか」

○書いただけ


武内P「さいきっく・おいろけビーム」

武内P「ドスケベボディです」

武内P「また、捕まってしまいました」

武内P「トイレに、行かせてください」

未央「明るい笑いを振りまいて♪」

興水幸子「腹パンしてやる」

七海「ソイヤッ!」美波「チンポソイヤッ!」

ルパン三世 Gifted Cinderella 魔法のトワレ

俺P「ちょっとヤダ、何よ!」市原仁奈「!?」

市原仁奈「マンモスの気持ちになるでごぜーます!」

ナターリア「安価で、高級事務所前ズシだゾ!」

○他の


ヒロ「ゼロツー、胸が触りたいんだ」

ヒロ「ゼロツーがちっちゃくなった?」

ゼロツー「ダーリン、一緒に寝ようよ」

ゼロツー「味はミクが一番かな!」

ゼロツー「入れ替え? ボクは嫌だよ」

ゼロツー「記憶を操作されてる……!」

ゼロツー「部屋替え?」

ヒロ「そういえば、イチゴとも乗れた」

ドモン「シコる? 一体何の話だ」

C.C.「復活したくない、だと?」

倉石「石澤! SからE! そしてXだ!」

華子「オリヴィア、ちょっと腋出して」

おいろけビーム以降でログ取ってあるのはこんなもんです
他にも書いた気がしますが思い出せないので大丈夫です


速報が落ちて、投下が目に見えて減りましたよね
なので、供給が減った事で、読み手が離れるのを多少なりとも止める繋ぎになれば、と

他作者さんが次の投下場所を見つけて以前の様に供給がされる
または、早く速報が復旧すれば良いと思ってます

上記が達成された時どうするかは、その時にまた考えます

がんばれ

Gガンの>>1だったのか
凄い笑ったわ

ss書きの鑑

再開するにはどこが一番妥当なんだろうな…
現行で安価スレやってた人とかは気持ちが折れてそうだし

まあ>>1の最新に付いて行けたオレはラッキー
今後も応援してるよ

書きます


武内P「飲み会に行かないで欲しい?」

CPアイドル達「……」

武内P「皆さん、そう思っているのでしょうか?」

CPアイドル達「……」コクリ

武内P「……それは――」


武内P「――もう、絶対に行くわけにはいきませんね」

武内P「担当アイドルの要望に応えるのが、プロデューサーの務めだ、と」

武内P「……そう、思います……思います……!」


CPアイドル達「……」

CPアイドル達「あれっ?」

未央「え、えっと……良いの?」

武内P「? 何がですか?」

未央「飲み会……行けなくなっちゃって」

武内P「はい、問題ありません」

未央「り、理由とか聞かなくていいの?」


武内P「理由は、関係ありません」

武内P「行かないで欲しいと、皆さんが仰っている」

武内P「……それだけで、十分です」


CPアイドル達「……」

卯月「あ、あのっ! プロデューサーさん!」

武内P「? どうかしましたか?」

卯月「無理、してませんか!?」

武内P「無理……ですか?」

卯月「私達が、行って欲しくないって言ったから……!」


武内P「いえ、そんな事はありません」

武内P「皆さんのお気持ちは、とても有難い、と」

武内P「……そう、思います」


CPアイドル達「……」

凛「ふーん……行かなくて良いんだ」

武内P「笑顔です」

凛「はっ?」

武内P「皆さんの笑顔が、私に力を与えてくれます」

凛「……何それ?」


武内P「皆さんが、飲み会に行って欲しくないと言っている」


CPアイドル達「……」


武内P「……良い、口実です」


CPアイドル達「……」

美波「あの……行きたく無かったんd」

武内P「はい、行きたくありませんでした」

美波「く、食い気味になんて……本当みたいですね」

武内P「信じて貰えますか?」

美波「どうして……行きたくないんですか?」


武内P「……申し訳、ありません」

武内P「皆さんにお伝えするのは、あまりにも……」


CPアイドル達「……あ、はい」

アーニャ「プロデューサーは、お酒が好きではないのですか?」

武内P「いえ、そんな事はありません」

アーニャ「シトー? なら、飲み会は、楽しいですね?」

武内P「いえ、そんな事はありません」

アーニャ「ンー? よく……わかりません」


武内P「酒は飲んでも飲まれるな、という言葉があります」

武内P「ですが……」

武内P「……皆さん、思い切り飲まれてしまうので……はい」


CPアイドル達「……」

蘭子「我が友よ! その胸に秘めたる想い、受け止めようぞ!」

武内P「いえ、ですが……!」

蘭子「解けよ、闇の封印!」

武内P「……」

蘭子「我らの祝福は、我が友の魂を救済する!」


武内P「……一発芸をやれ、と」

武内P「毎回……要求されるのです」


CPアイドル達「……!?」

ザワッ…!

智絵里「プロデューサー……一発芸、するんですか……!?」

武内P「ええ……毎回、必ずやらされます」

智絵里「えっ、ど、どんな!? どんなのをするんですか!?」

武内P「……申し訳、ありません」

智絵里「……プロデューサー?」


武内P「アルコールの入っていない、シラフの状態では……」

武内P「……申し訳、ありません」


CPアイドル達「……!?」

ザワッ…!

かな子「プロデューサーさん、ウィスキーボンボンは好きですか?」

武内P「……三村さん?」

かな子「あっ、ブランデーケーキも美味しいですよね~♪」

武内P「え、ええ……そうですね」

かな子「今度、プロデューサーさんのために作ってきますね!」


武内P「……待ってください」

武内P「……」

武内P「申し訳ありませんが……遠慮しておきます」


CPアイドル達「……」

杏「あのさ、プロデューサー」

武内P「……はい、何でしょうか?」

杏「今日さ、メンバー全員で晩ごはん食べに行かな~い?」

武内P「晩ごはん……ですか?」

杏「そうそう、たまにはそういうのも良いと思うよ~?」


武内P「……いえ、申し訳ありません」

武内P「今日は、残業しなければならないので……はい」


CPアイドル達「……」

みりあ「ねえねえ、プロデューサー!」

武内P「……はい」

莉嘉「もーっ! トボけちゃって~!」

武内P「……何でしょうか?」


莉嘉・みりあ「どんな一発芸やるのー!?」


武内P「っ……い、いえ……それは……!」


みりあ「お願いお願い! 見せてよ、プロデューサー!」

莉嘉「良いでしょPくん! ねーってばー!」


武内P「まっ、待ってください……!」

武内P「それは、その……申し訳ありません、出来ません……!」


莉嘉・みりあ「えーっ!?」


CPアイドル達「ナイス押し……!」グッ!

きらり「もっ、も~っ! 困らせちゃメッ、だゆ!」

莉嘉「でもさ、きらりちゃんも見たいよね!? ねっ!?」

みりあ「プロデューサーの一発芸だよ!? きらりちゃん!」

きらり「そっ、それはぁ~……」チラッ


武内P「……!」


きらり「……ごっ、ごめんにぃ」

きらり「きらりんも……ちょっぴり見たいにぃ」

莉嘉・みりあ「ねーっ!」ニコッ!


武内P「……!?」


CPアイドル達「……!」

みく「にゅふふ! 観念して、一発芸を見せるにゃ!」

武内P「いえ……それは……!」

みく「さあさあ! 恥ずかしがらずに!」

武内P「では……私が一発芸をした時、前川さんは?」

みく「えっ!? みくは……えっと……」


みく「――すっごく盛り上げるにゃ!」


武内P「成る程……それは、とても頼もしいですね」


みく「えへへ! でしょー?」

みく「……」

みく「なんでやねん!」


CPアイドル達「……」

李衣菜「プロデューサー! 逃げるのは、ロックじゃないですよ!」

武内P「……本当に、そうでしょうか?」

李衣菜「えっ!? そっ、そうですよ!」


武内P「皆さんの出す、一発芸をやらざるを得ない空気」

武内P「……それに、抗うと言うことは――」


李衣菜「――滅茶苦茶ロックですね!?」

李衣菜「……」

李衣菜「……あれっ?」


CPアイドル達「……」

CPアイドル達「……」ジィッ!

武内P「あの……本当に、無理です……!」

CPアイドル達「……」ジィィッ!

武内P「っ……!?」


ちひろ「――はーい、皆ストップ!」


武内P「っ、千川さん……!」

CPアイドル達「ちひろさん……」

ちひろ「どうして飲み会に行って欲しくない、って思ったんだっけ?」

CPアイドル達「……それは」

ちひろ「プロデューサーさんのため、でしょ?」

CPアイドル達「……」


武内P「えっ?」


ちひろ「プロデューサーさん、飲み会の次の日――」

ちひろ「――いつもよりも……疲れた顔をしてますから」

CPアイドル達「……」


武内P「……それは……まあ、はい」

武内P「多少……自覚はしていました」

ちひろ「それなのに、今困らせちゃ駄目じゃない」

CPアイドル達「……はい」

武内P「千川さん……ありがとう、ございます」

ちひろ「いいえ、これもアシスタントの務めですから!」


ちひろ「それに、今プロデューサーさんの一発芸を見たらですよ?」

ちひろ「皆の午後の仕事に影響が出ちゃいますし」


CPアイドル達「……えっ?」


ちひろ「だって、プロデューサーさんの……ぷっふふ!」

ちひろ「あっ、ごめんなさ……っくく、っふふ……ふふふっ!」


CPアイドル達「……!?」

ちひろ「……すぅ……ふぅ……!」

CPアイドル達「ち……ちひろs」


ちひろ「あっ、まだ駄目っふふっ! うっくくくっ……!」


CPアイドル達「そんなに面白いの!?」


ちひろ「……すぅ……はぁ……! ふ~っ……!」

ちひろ「……ゴホンッ!」


ちひろ「それ程でもないわよ?」


CPアイドル達「いやいやいやいや!」

CPアイドル達「っ!?」バッ!

CPアイドル達「……居ない……!?」

ちひろ「さっき、コッソリ出ていってたわよ」

CPアイドル達「……」

ちひろ「きっと……よっぽど、一発芸をしたくなかったのね」

CPアイドル達「……」


ちひろ「……くふふっ!」


CPアイドル達「……」

  ・  ・  ・

武内P「……」


未央「プロデューサー! 飲み会、行ってきなよ!」

卯月「頑張るためには、リフレッシュも必要です!」

凛「飲み会とかさ、そういうのも大事なんじゃない?」

美波「皆の想いは一つです、プロデューサーさん!」

アーニャ「プロデューサー! 飲み会、行くべき、です!」

蘭子「今宵は宴! 存分に飲み、食らうが良い!」


武内P「……」

武内P「……」


智絵里「プロデューサー……動画、忘れないでくださいね……?」

かな子「美味しい所を予約してるみたいだから、大丈夫ですよ~♪」

杏「楽しみすぎて、今日の仕事に集中出来ないよー」

きらり「もう、杏ちゃん! お仕事はちゃんとやろうにぃ!」

莉嘉「Pくん! 動画、お姉ちゃんに見せても良い!?」

みりあ「あっ! それ、きっと美嘉ちゃんも喜ぶよね!」


武内P「……」

武内P「……」


みく「Pチャン! もう、誤魔化されないからね!」

李衣菜「プロデューサー! ロックな一発芸、期待してますよ!」


武内P「……成る程」

武内P「道理で……飲み会の、私の参加が決定している訳です」


CPアイドル達「はいっ!」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

武内P「……」

武内P「……良い、笑顔ですね」

ちひろ「担当アイドルの頼みじゃ、断れないですね」

武内P「……千川さん」

ちひろ「開き直って、楽しみましょう! ねっ!」

ちひろ「今日も、一発芸……楽しみにしてますから♪」

武内P「……」

ちひろ「? プロデューサーさん、どうしました?」

武内P「……」


武内P「今日の飲み会の幹事は……誰ですか?」


ちひろ「私ですよ、プロデューサーさん♪」



おわり

参加しなくていいなら、参加したくない…

でも飲めるなら多少はいいさ
飲めずにシラフで芸要求されて運転手もするとかよくあるんだから

書きます


武内P「綺麗です」楓「可愛いです」

凛「……ねえ、二人共」

武内P「……綺麗です」

凛「ちょっと……やめてってば……!」

楓「……可愛いです」

凛「ほら……皆、見てるでしょ……!?」


武内P「渋谷さんは、綺麗系です」


楓「凛ちゃんは、可愛い系です」


凛「どうして私のことで二人が言い合うの!?///」

凛「ねえ、プロデューサー!」

武内P「はい、渋谷さん」

凛「あのさ、いい加減にしてくれない!?」

武内P「いえ……ですが、必要なことです」

凛「どこが!?」


武内P「担当するアイドルの事を……正しく理解する事です」

武内P「渋谷さん、貴女は綺麗系だ、と」

武内P「……そう、思います」


凛「……」

凛「もう……何なの……!?///」

凛「楓さんも、冷静になって!」

楓「? 私は、冷静なつもりだけど……」

凛「綺麗か可愛いかなんて、どっちでも良いから!」

楓「いいえ、それは違うわ」

凛「楓さん!?」


楓「アイドルとして、自分を正しく理解するのは大切よ」

楓「凛ちゃんは、可愛い系」

楓「自分でも気付いてないかも知れないけど、ね」


凛「……」

凛「もう……どうして……!?///」

武内P「渋谷さん、自信を持ってください」

凛「なっ、何の!?」

武内P「貴女は15歳と、まだ年若いです」

凛「う……うん」

武内P「ですが――」


武内P「――アイドルとして、貴女が放つ輝き」

武内P「それは、厚い雲に覆われた夜空でも輝き続ける、星の光です」

武内P「人々は、それを見た時に、どう思うでしょうか?」

武内P「……綺麗だ、と……そう、思いはずです」


凛「……」

凛「ふっ……ふーん!?///」

誤)>武内P「……綺麗だ、と……そう、思いはずです」

正)>武内P「……綺麗だ、と……そう、思うはずです」

楓「凛ちゃん、知っておくべきよ」

凛「なっ、何を!?」

楓「貴女は、気付いてないかも知れないけど……」

凛「う……うん」

楓「この前、控室で――」


楓「――飼ってるワンちゃん……確か、ハナコちゃんよね」

楓「その子の写真を見ていた時の、貴女の笑顔」

楓「とっても無邪気で……ふふっ、私も笑顔になっちゃった」

楓「……凛ちゃんは、そんな可愛い笑顔をする子なのよ」


凛「……」

凛「みっ……見てたの!?///」

武内P「渋谷さん……それは、事実ですか?」

凛「いや、確かにハナコの写真は見てたけど……」

楓「もしかして……ご存知ありませんでしたか?」

凛「まあ、プロデューサーの前では、見ないし……」

武内P「……」


武内P「渋谷さん、お願いがあります」

武内P「ハナコさんの写真をご覧になっている時の笑顔」

武内P「それを……私に、見せて頂けますか」


凛「今、こんな空気なのに!?」

楓「凛ちゃん……見せてあげたらどうかしら?」

凛「楓さん!? いや、でも……!」

武内P「渋谷さん、お願いします」ペコリ

凛「ちょっと!? 顔を上げてよ! ねえ!」

楓「……ふふっ!」


楓「もしかして……照れてる?」

楓「そういう無防備な顔を見せるのは、抵抗があるかもしれないけど……」

楓「……そういう所も、可愛い系だと思うわ♪」


凛「そっ……そういうんじゃなくて!///」

凛「もうっ……!/// 何なの……!?///」

武内P「渋谷さん……どうか、お願いします」ペコリ

凛「わっ、わかったから! 今度! 今度にして!」

楓「まあ! 心の準備が必要なんて……うふふっ!」ニコニコ!

凛「楓さん!/// あの、もう……本当に!///」ワタワタ!

武内P「っ……!?」


武内P「可愛い……!」


凛「やめてって言ってるでしょ!?///」

凛「真顔で言うの、本当にやめて!///」

武内P「高垣さん……貴女の仰っていた事が、理解出来ました」

楓「ふふっ! おっしゃ、って思います……うふふっ!」

武内P「渋谷さん……貴女は、可愛い系かも知れません」

凛「……もう! いい加減にして!」


凛「ねえ、アンタが私のプロデューサーでしょ!?」

凛「だったら、もっとちゃんとして!」

凛「綺麗だと考えてくれてたなら、揺らいだりしないで!」


武内P「っ!?」


楓「……」

楓「……綺麗」

楓「私の……勘違いでした」

武内P「……高垣さん?」

楓「凛ちゃんのアイドルとしての顔は、違ったんですね」

武内P「……」

楓「今の凛ちゃんの、私も初めて見た表情……」


楓「とっても、綺麗だったわ」ニコッ!


凛「……楓さん」

武内P「……」


武内P「待ってください」

武内P「結論を出すのは、早すぎます」

凛「……プロデューサー?」

楓「早すぎる……?」


武内P「確かに、高垣さんはご覧になったかも知れません」

武内P「今の渋谷さんの――アイドルとしての、美しい輝きを」

武内P「ですが、それは……直前に見たからでは?」

武内P「高垣さんが、渋谷さんを可愛い系だと思った時の、表情」

武内P「今、それと比較し……再度検討するべきだと、そう、思います」


楓「確かに……そうかも知れませんね」


凛「……」

凛「待って! 私、嫌だからね!?」

凛「この状況でなんて……絶対、嫌!」

武内P「でっ、ですが! 必要な事です!」

凛「そうかも知れないけど……晒し者みたいでしょ!」

武内P「っ!? そんなつもりは、決して!」

凛「そのつもりは無くても、そうなの!」

武内P「っ……!」


楓「はーい♪」

楓「私から、提案がありまーす♪」


武内P・凛「……」

凛「提案……」

武内P「……ですか?」

楓「今、ここでハナコちゃんの写真を見て……笑顔になれる?」

凛「……笑顔になんてなれない」フルフル!

武内P「そんなっ……!?」


楓「なら……向こうの陰で、コッソリ見たらどうかしら?」

楓「私も一緒に着いて行って、ね?」

楓「それなら……笑顔に、なれるんじゃない?」


凛「……まあ……それなら」


武内P「! 高垣さん……お願い、出来ますか?」


楓「はい、任せてください」ニコリ!

  ・  ・  ・

楓「それじゃあ……今度、お家に行っても?」

凛「うん、一緒に散歩とか……どうかな」

楓「まあ! うふふっ、とっても素敵な提案ね!」

凛「休みの予定は、えっと……」

楓「ちょっと待ってね、手帳を……」


武内P「待ってください!」

武内P「あのっ、お二人とも……何の話をしているのですか!?」


凛・楓「えっ?」

凛・楓「……散歩?」


武内P「先程までの話は、どこへ行ったのですか!?」

凛「……ねえ、もうその話はよくない?」

武内P「重要な事だと、思うのですが……!?」

楓「……本当に、そうでしょうか?」

武内P「っ! それは……!」


武内P「……」

武内P「待ってください! とても重要です!」


凛・楓「……」

凛「……あっ、ここ。休み被ってる」

楓「……お家の最寄り駅は、どこなの?」


武内P「お願いします! 話を聞いてください!」

武内P「プロデューサーとして、ですね……!?」

武内P「可愛い系か綺麗系か、可能な限り把握しておくべきだ、と」

武内P「……そう、思っているのですが……!」


凛「……やっぱり、可愛いと思う」


武内P「えっ?」

武内P「その結論に……至ったのですか?」


楓「でも……ハナコちゃん、美人さんよね♪」


武内P「高垣さーん!」

凛「もう……そんなに気になるなら、プロデューサーも来れば?」

武内P「えっ?」

楓「そうね……それなら、笑顔も見られると思います」

武内P「いえ、ですが……!?」


凛「……ふーん」

凛「気にならないなら、来なければ良いんじゃない?」


楓「……うふふっ!」

楓「可能な限り把握しておくべき……ですよね?」


凛・楓「……ふふっ!」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

  ・  ・  ・

武内P「綺麗か……可愛いか」

武内P「どちらかと決めてしまうのは、間違いでした」

武内P「――どちらの魅力も、兼ね備えている」

武内P「それが……本当の、輝きです」


ハナコ「ワンッ!」


武内P「……」

ナデナデナデナデ…

ハナコ「クフゥ~ン」

武内P「……」ホッコリ!


凛・楓「……」

凛「ちょっと……ねえ、プロデューサー」

武内P「? どうかされましたか?」

凛「私の笑顔を見に来たんじゃなかったの?」

武内P「いえ……もう、大丈夫です」


楓「……今日の私の服装、どうでしょうか?」

武内P「? どう……とは?」

楓「……」

武内P「あの……高垣さん……?」


凛・楓「……」ニコッ!


武内P「……?」

ナデナデナデナデ…

ハナコ「……クゥ~ン」

武内P「あの……その笑顔は、一体……?」

凛「どう思う?」ニコッ!

武内P「いえ……それは……」

楓「ふふっ! とっても大事な事ですよ?」ニコッ!

武内P「そう、ですね……」

武内P「可愛いか、綺麗かは……また、別として……ですね」


凛・楓「……」ニコッ!


武内P「ファンの方に、見せられない笑顔だ、と」

武内P「……そう、思います」


凛・楓「……」


ハナコ「――ワンッ!」



おわり

よし、二人ともペンギンのコスプレしてリベンジだ!

乙。
静に呑める人は誰だろ?のあさんとか志乃さんとかかな?
とりあえずアルハラ、パワハラ、モラハラ、セクハラですね

のあさんが酔っぱらったらどうなるのかは見てみたい

この板エロ大丈夫なんだけど1にはTENGAが精一杯かな?

この板で、脱糞ネタはやるのかな

脱糞はTENGAよりライトだったのか
たまげたなぁ

深夜VIPもスレが立てられるようになりましたし、おーぷん含め投下も増えてきたと思います
なので、


これ以降、このスレは載せないでください


色々考慮した結果、長期的に見ればそれがベストだと判断しました
理由に関しては、ぶっちゃけ書くのが面倒なので省略する事をご容赦ください


どうか、宜しくお願いします


 プロデューサーは、ゆっくり歩く。
 この人、身長が高いのもあって、歩幅もかなり広い。
 きっと、かなり意識してると思う。
 そうでなきゃ、こうやって並んで歩くのは、難しいんじゃないかな。


「……」


 反対に、私は少しだけ早足で歩く。
 歩くのが遅いとは思わないけど……でも、早足で。
 今日のステージ衣装のブーツが、カツカツと音を立てる。
 傍から見れば、颯爽と歩いてるように見えるのかな。


「――ねえ、プロデューサー」


 真横を歩くプロデューサーの顔を見上げながら、声をかけた。
 話しかけられると思ってなかったのか、少しだけ眉が上がったのが見えた。
 初めの頃は、無表情で、何を考えてるかわからなかった。
 でも、最近は、そういう些細な変化にも気づけるようになった……かな。


「はい」


 プロデューサーの、落ち着いた低い声。
 声は届くけど……私達の距離は、とても遠い。


「今日のLIVE、成功すると思う?」


 いつもだったら、こんな質問はしない。
 ステージに上がったら、全力で、自分の出来る最高のパフォーマンスをするだけ。
 成功するか、失敗するかなんて、気にしてなんかられない。
 なのに、今日、この場所でだけは……それを気にせずにはいられない。


「……」


 私の質問が意外だったのか、プロデューサーは足を止めた。
 早足で歩いてたから、合わせて止まるのが遅れて、少し前に出た。
 ブーツの踵を軸にして、ステップを踏むように、振り返る。
 そうすれば、ほら、あんまり深刻そうには見えないでしょ?



「……前回同様、成功すると……そう、確信しています」



 確信。
 ふーん……思ったり、考えたりしてるんじゃなく……確信、ね。
 そんなにハッキリ言われると、逆に緊張するとは思わないの?


 だって、此処は――私達ニュージェネが、初めて三人で立ったステージなのに。


「……ふーん」


 私達が、前にこのステージでLIVEをした時。
 あの時の事は、正直……良い思い出とは言えない。


 最初に立ったステージが、美嘉のバックダンサーだった。
 その時は、アイドルって最高だ、って思ったんだよね。
 最後まで何度も振り付けを確認して……そうそう、掛け声も、あの時から。
 うん……客席を埋め尽くすお客さんは、本当に喜んでくれてたと思う。


 でも……あれは――美嘉のステージだった。
 それを勘違いしていた私達は、自分達のステージで、失敗をした。


 プロデューサーは、お客さんを笑顔に出来たから成功だと言った。
 そういう意味では、確かに成功したのかも知れない。
 だけど……私達は、ちゃんと笑顔が出来ていなかった。


 だから――


「前回同様で良いの?」


 ――プロデューサーに、問いかけた。


「っ……いえ……」


 プロデューサーは、少し言葉に詰まった。
 それはきっと、私の言っている意味をちゃんとわかってくれたから。
 動揺する姿が、年上の男の人なのに、ちょっと可愛く見える。
 どうなの、と、自分でも意地悪な顔をしてるなって自覚しながら、答えを促す。


「……」


 右手を首筋にやって、困った顔をしてる。
 何て言おうか、考えてるのかな。


 ほら、どうするの?


 アンタ、私のプロデューサーでしょ。


「……前回以上の、素晴らしいLIVEになるでしょう」


 真っ直ぐにこちらを見ながら、プロデューサーは言った。
 それに私は、うん、と言いながら、笑顔で返した。
 どう? ちゃんと笑顔、出来てるでしょ。


「……ふふっ」


 また、踵を軸に振り返り、前を向いた。
 ほんの少しだけ足を止めて、プロデューサーが歩き出すのを待つ。
 横目で確認しながら……うん、オッケー。


「……」


 プロデューサーと、初めて会った時。
 男の子が、玩具の部品を無くして、それで、泣いてて。
 勘違いをした警察の人に問い詰められて、それから……。


「……」


 本当に、何がきっかけになるかわからないよね。
 だって、そうでしょ?
 探しても見つからない小さな物がきっかけで、
プロデューサーは、私を見つけたんだから。


「……」


 アイドルじゃない――輝く星じゃなかった、私を。


「……」


 考えてみれば、さ。
 もしかしたら、あの時が一番、私達の距離は近かったんじゃないかな。
 プロデューサーも、私のこと「君」なんて言ったりしてて。
 ……普通の女子高生を相手にするには、丁寧な口調すぎたけど。


「……」


 それから、何度も何度もスカウトに来て。
 知ってる? プロデューサー、私の学校では未だに不審者扱いされてるんだよ?
 ……まあ、さすがに可哀想だから、言わないけど。


「……」


 ……それから、卯月に出会って……キラキラした笑顔を見て。
 私は、アイドルへの一歩を踏み出した。


 だけど、その一歩は……思ってた以上の距離だった。


 アイドルと、プロデューサー。
 輝く星と、それを見守る人との距離くらい、私達は遠くなった。


「……」


 気付かれないように、ほんの少しだけ、歩調を遅めた。
 そして、プロデューサーの、大きな右手を見つめる。
 この手が、私達を導いて、アイドルの階段を登らせてくれてるんだよね。
 ……なんて言ったら、自分自身の力です、って言うだろうけど。


「……」


 でも……それでも、プロデューサーが、私のプロデューサーで良かった。
 面と向かっては、言わないけどね。
 言ったとしても、右手を首筋にやるだけだろうし。
 照れくさいとか、そんなんじゃないから。


「……」


 この手に、私の手を重ねるのは――絶対に、駄目。
 星を掴もうと、手を伸ばすのは……大丈夫、問題ない。
 でも、星が手を伸ばすのはルール違反だし、
きっと、この大きな手は伸ばされた手を取ることは、無いだろうから。


 ……って、何考えてるんだろ。
 やっぱり、少し緊張してるのかな。


「……よし」


 集中、集中。
 今は、余計な事は考えない。
 これから始まるLIVEに、ありったけを……全てを。
 最高の笑顔で、瞬く星空のような、光り輝くステージを。


 そう……目が、離せないくらい!


「プロデューサー、ちゃんと見ててよね」


 振り返らず、前を向いて。
 行くよ、蒼い風が――


「目を離したら、承知しないから」


 ――駆け抜けるように。



おわり

色々諸々は、30行制限に慣れたら書きます
キン肉マンは多分厳しいです、無念
おやすみなさい

ああこっちでも終わらせにかかるのか。
そう言えば最初は君呼びだったんだよなあ

武凛やっぱいいなぁ

書きます


武内P「正確にわかる……と」

卯月「はいっ! 最近、気付いたんです!」

武内P「そう……ですか」

卯月「私、笑顔だけしか取り柄が無いと思ってました……!」

武内P「いえ、島村さんの笑顔は、それだけで――」


卯月「まさか! 乳首の位置が正確にわかるなんて!」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

武内P「ですが、あの……大声を出すのはやめましょう……!」

卯月「本当に、百発百中なんです!」

武内P「島村さん……島村さん!?」

卯月「あっ、すみません……えへへ」

武内P「……いえ、落ち着いてくださったようで――」


卯月「実際は、五十発五十中くらいです♪」ニコッ!


武内P「あのっ! 数の問題ではなく!」

武内P「……」

武内P「そんなにも試したのですか!?」

卯月「はいっ! 島村卯月、頑張りました!」

武内P「その……頑張ったのは、相手の方では!?」

卯月「……あっ、確かにそうですね!」

武内P「あの……一体、誰に……!?」


卯月「でも、大丈夫です!」

卯月「美穂ちゃんと響子ちゃんも、喜んでましたよ♪」


武内P「島村さ――んっ!?」

ガチャッ


凛「……どうしたの? 大声なんて出して」

美嘉「ヤッホー★ なんか、盛り上がってたカンジ?」


卯月「あっ、凛ちゃんに、美嘉ちゃん!」

卯月「聞いてください! 私、凄い特技があったんです!」

武内P「待ってください、島村さん!」


卯月「私、乳首の位置が正確にわかっちゃうんです!」ニコッ!


凛・美嘉「……」

凛・美香「はい?」

誤)>凛・美香「はい?」

正)>凛・美嘉「はい?」

  ・  ・  ・

凛「……ねえ、ちょっと」

美嘉「……どうするつもり?」

武内P「……」


卯月「プロフィール欄に、どう書こうかなぁ……」

卯月「乳首の位置が正確にわかるだと、そのまますぎるし……」

卯月「……う~ん、迷っちゃうなぁ……!」ニコニコ!


凛「……卯月、あんな事言ってるけど」

美嘉「……ヤバくない?」

武内P「……はい……とても、まずい状況です」

武内P「ですが……島村さんは、喜んでらっしゃるので……」

凛・美嘉「……」


卯月「――そうだ! 握手会じゃなく、乳首会!」

卯月「ファンの人の乳首をついていくのはどうだろう!」

卯月「……わあぁ……この特技があれば、色々出来る……!」ニコニコ!


武内P「……とても、言い出しにくk」

凛「なんて言ってる場合じゃないでしょ!?」

美嘉「……実現したら、凛も練習しなきゃじゃん」

凛「絶対に嫌!」

凛「私、卯月を止めてくる」

武内P「いえ……ですが……」


美嘉「――はぁ、しょうがないか」


武内P・凛「……?」

美嘉「アンタ達ニュージェネは、、アタシの妹分みたいなもんだしね★」


卯月「えいっ! えいっ!」

ヒュッ、ヒュッ

卯月「島村卯月、笑顔で乳首を突くの、頑張ります♪」ニコッ!

ヒュッ、ヒュッ


美嘉「……」

美嘉「妹分が、ああいう頑張りをするのは……ちょっと」

武内P・凛「……」

美嘉「う~づきっ★」

卯月「? 美嘉ちゃん?」

美嘉「あのさ、本当に乳首の位置が正確にわかるの?」

卯月「えっ? どういう意味……ですか?」


美嘉「服の上からでも、正確にわかっ――」

卯月「はいっ♪」

つんっ!

美嘉「――とぅん!?///」ビクンッ!


武内P・凛「……」

凛「ねえ! 皆で、私を騙そうとしてるんじゃないよね!?」

武内P「そうだったら! そうだったら良かったと……そう、思います!」

美嘉「ま……待って! ストップ!」

卯月「はい?」

美嘉「今のは、油断! ちょっと油断してただけ!」

卯月「はあ……」

美嘉「相手が動いてたら、さすがに無理っしょ★ ほら――」


美嘉「――TOKIMEKIどこまでも♪ エスカレート♪」

卯月「はいっ♪ はいっ♪」

つんっ! つんっ!

美嘉「んっ!?/// ふっ!?///」ビクンッ、ビクンッ!


凛「嘘でしょ!? 何なの!? ねえ!」

武内P「待ってください! 私に……私に言われても!」

凛「コールみたいに! リズムに合わせてたんだけど!?」

武内P「そ、そう……ですね」

凛「……!?」


卯月「TO・KI・ME・KI♪」ニコニコ!

つん、つん、つん、つんっ!

美嘉「んっ!?/// やめっ!?/// 待っ!?/// ちょっ!?///」ビク、ビク、ビク、ビクッ!


凛「私……あんな、卯月見たくない!」

凛「ねえ! アンタ、あれで良いと思ってるの!?」

武内P「待ってください! あの……城ヶ崎さんの心配も!」

完璧奥義、天元地獄極楽車で仕留めてうやむやにすべきでは!?

  ・  ・  ・

卯月「どうですか!? 凄くないですか!?」


武内P「た……確かに、凄い、と」

武内P「……そう、思いますが……!」

凛「待って、卯月。その前に――」


美嘉「マジヤバいって! ホントに凄いんだって!」

美嘉「アタシがダンスしてても、正確に突いてくるんだよ!?」


凛「美嘉は、どうしてそっちサイドに居るの!」

武内P「……」

美嘉「アンタ達わからないの!? この凄さが!」

凛「わかるわけないでしょ!?」

卯月「りっ、凛ちゃん……!?」

凛「ねえ、卯月……冷静になろう? ねっ?」

卯月「で……でも……!」


凛「偶然が重なっただけ……とかさ」

凛「ほら、何事も、調子がいい時ってあるでしょ?」


卯月「……そんなことないっ!」

卯月「私……どんな時でも、笑顔で乳首を正確に突けるもんっ!」


凛「う……卯月……!?」


武内P「あ、あの……!」

武内P「せめて、小声で……! 小声で、お願いします……!」

  ・  ・  ・

美嘉「……二人共、準備オッケー?」


卯月「はいっ!」

凛「良いよ」


美嘉「卯月が、グルグルバットを十回やって――」

美嘉「――5メートル離れた、凛の乳首を突く!」

美嘉「成功すれば、卯月の新しい特技として認める!」

美嘉「失敗すれば、無かったことにする!」

美嘉「……お互い、文句言いっこナシだからね?」


卯月・凛「……!」コクリ!


武内P「待ってください! 皆さん、待ってください!」

武内P「あの! 私は、ずっと反対しているのですが!」

凛「……プロデューサー、安心して」ボソッ!

武内P「……渋谷さん?」

凛「……要は、反応しなければ良いんでしょ」ボソボソ!

武内P「! 成る程、そういう事ですか……!」ボソボソ!

凛「……まあ、我慢するけど……見ないでいいから」ボソボソ!

武内P「……はい、わかりました」ボソボソ!


凛「……――卯月、いつでも良いよ」


卯月「……!」


美嘉「それじゃあ!」

美嘉「レディィィ……ゴー!」

卯月「……!……!……!」


美嘉「い~ち! はい、に~い! さ~……ん!」


凛「……」

武内P「……」


卯月「うぅ……! う……えぅ! あぅあ……!」


美嘉「し~い! ご~お~お~……お! ろっ、ろぉ~~……ろく!」


凛「……頑張れ」

武内P「えっ?」


凛「卯月、頑張れっ!」


武内P「……」

武内P「えっ!?」

卯月「! 凛ちゃん……! 頑張り……ますっ! ますっ!」


美嘉「! な~な! はぁ~っ……っち! きゅう! 凄い!」


凛「良いよ、卯月! その調子! 後一回!」

武内P「待ってください! 渋谷さん、趣旨が!」


卯月「私の……新しい、特技……!」


美嘉「じゅ~うっ! はい、乳首!」


卯月「……!」

フラフラッ…


凛「こっち! こっちだよ、卯月!」

武内P「良い、友情ですが! あのっ、待ってください!」

卯月「島村……卯月……!」

ヨロヨロッ…


卯月「頑張りま――」

フラッ…


凛「っ!? 卯月、危ないっ!」

ダッ!


卯月「――すっ!」

…ズブリッ!

凛「……」


武内P・美嘉「……あっ」


凛「……」ニコリ!

凛「――っふぅぅぅううううううううううんんん!!?」

…ゴロゴロゴロゴロゴロゴッ!

  ・  ・  ・

武内P「では……この特技は、無しという事で」

卯月「……はい……危ないって、わかりました」

美嘉「そうだね……凛の乳首、片方陥没しちゃったもんね」

卯月「凛ちゃん、ごめんね……!」


凛「待って、別に陥没乳首にはなってないから」


卯月・美嘉「……」ションボリ


凛「なってないからね!? 良い!? 陥没してないから!」

武内P「……は、はあ」

卯月「私……新しい、得意なものを見つけたって、浮かれてました」

美嘉「でも……あの正確さなら、しょうがないって★」

卯月「……美嘉ちゃん」

凛「まあ……私も、卯月の立場だったら試したくなるかも」

卯月「……凛ちゃん」


卯月「ふふっ! 二人共、ありがとうございます♪」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

武内P「そもそも……島村さんに、奇抜な特技は必要ありません」

武内P「その笑顔と……朗らかな、人柄」

武内P「それだけで十分魅力的だ、と」

武内P「……そう、思います」


卯月「へっ!?……あ……あうぅ……///」


美嘉「普通が一番、ってやつだね★」

凛「そうだね。卯月は、そのままで可愛いよ」

卯月「……///」

美嘉「それにしても……アンタも、良いコト言うじゃん★」

つんつんっ!

武内P「んっ、ふぅっ!?」ビク、ビクッ!


美嘉「……えっ?」


武内P「……じょっ、城ヶ崎さん!?」

美嘉「えっ!? あれっ!?」


美嘉「今の、別に乳首の位置じゃなかったよね!?」


武内P「そ、そうですが……その……」

美嘉「なっ……なら……どうして……?」

武内P「…………言えません」


卯月・凛「……!?」

卯月「ぷっ、プロデューサーさん!」

つんつんっ!

武内P「? し、島村さん……?」

凛「プロデューサー! ここは!?」

つんつんっ!

武内P「い、いえ……別に……」


美嘉「……このへん?」

つんつんっ!

武内P「うぁっ、くっ!?」ビク、ビクッ!


卯月・凛・美嘉「……」


武内P「まっ、待ってください!」

武内P「皆さん……無表情で、私を見ないでください!」

美嘉「……ヤバくない?」

卯月・凛「……!」コクコクコクコク!

美嘉「やっぱ……ヤバいよね?」

卯月・凛「……!」コクコクコクコク!


美嘉「ねえ、ちょっと良い?★」ニコッ!


武内P「駄目です! 待ってください!」


美嘉「アタシは、カリスマJKアイドル、城ヶ崎美嘉!」

美嘉「そう言われて、アタシが止まるワケないっしょ★」ニコッ!


武内P「……いえ……止まらない、と」


武内P「性格だと、わかっていますが!」



おわり

北斗百烈拳だ!

処女のくせに北斗有情拳を使えるのか…

(あ、これ縛るまでいくな)

アイドルにセクハラについての注意喚起で実践させられるPをください!

武内Pと乙倉くんの中の人ネタで1つお願いします!

>>287
書きます


武内P「セクハラ対策、ですか」

美波「プロデューサーさん、お願いできますか?」

武内P「何か……あったのでしょうか?」

奏「いいえ。何かあったから、じゃないの」

美波「ほら、私達のお仕事って、ちょっと特殊じゃないですか」

奏「だから、メンバー達のために……リーダーとして学んでおこうと、ね」


武内P「新田さん、速水さん……!」…ジーン!

武内P「……申し訳、ありません」

武内P「お二人の責任感の強さに……感動して……はい」…ジーン!


美波・奏「……」

美波・奏「ふふっ!」ニコッ!

美波「それじゃあ、プロデューサーさん――」

奏「――協力、してもらえるのかな?」

武内P「はい、勿論です」


武内P「私に出来ることでしたら、可能な限り協力したい、と」

武内P「……そう、思います」


美波・奏「……」

美波・奏「ふふふっ!」ニコッ!

武内P「確かに……良い機会かも知れません」

武内P「ハラスメント防止の研修を開く等を――」

美波「う~ん……それは、ちょっと難しいと思います」

奏「ほら、まだ小学生や、中学生の子も居るでしょう?」


美波「だから、まず先に――」

奏「――私達に研修をする、っていうのはどうかしら」


武内P「……なるほど、確かにその通りかも知れません」

武内P「お二人の言う通りだ、と」

武内P「……そう、思います」


美波・奏「……」

美波・奏「ふふふふっ!」ニコッ!

武内P「では、資料を作成して、後日――」

美波「あっ、それに関しては大丈夫ですよ!」

武内P「えっ?」

奏「私達の方でも、ある程度は勉強してきたから」

武内P「そう……なのですか?」


美波「はい、だって何も知らない状態だと――」

奏「――協力して貰うのに……手間をかけさせちゃうもの」


武内P「……!」…ジーン!

武内P「申し訳……ありません」

武内P「少し……疲れ目が……すみません、すぐに……はい」


美波・奏「……」

美波・奏「ふふふふふっ!」ニコッ!

武内P「……お待たせしました」

武内P「もう……はい、大丈夫です」

美波「それじゃあ、セクハラ――セクシャル・ハラスメントについて」

奏「少し、私達の考えを聞いてもらっても良いかしら」

武内P「はい」


美波「セクハラは、性的な言動による嫌がらせ、ですよね」

奏「でも……どうしても、スリーサイズの話とかは出てくるわ」

美波「だから、一般的にセクハラと呼ばれる行為」

奏「それも……ある程度は、許容しなきゃいけないと思うの」


武内P「……ええ、その通りです」

武内P「ですが……そう言っていただけると、ありがたいです」


美波・奏「……」

美波・奏「……」ニコッ!

武内P「私も、気をつけているのですが……」

武内P「……お二人は、私の言動をセクハラだと感じたことは、ありませんか?」

美波「いいえ、そんな事ありませんよ!」

奏「ふふっ! むしろ何もなさすぎて、自信なくしちゃうかも」

武内P「それは……申し訳、ありません」


美波「だからこそ、適任だと思うんです。だって――」

奏「――そんな貴方にされて、嫌だと思ったら」


美波・奏「――セクハラ」


美波「……っていう事に」

奏「……なると思わない?」


武内P「……そう、でしょうか?」


美波・奏「そうそうそうそう!」コクコクコクコク!

武内P「に、新田さん……速水さん……?」

美波「プロデューサーさん! 私達を信じてください!」

奏「ねえ、セクハラっていうのは、相手がどう思うかでしょう?」

武内P「そ、そうですが……」


美波「嫌だと思ったら、すぐ言いますから!」

奏「限界を知っておくって、とても重要じゃない?」


武内P「あ、あの……?」


美波「プロジェクトの、皆のためなんです!」

奏「協力するって言ったじゃない。あれは嘘だったのかしら」


武内P「……で、では」

武内P「問題に、ならない程度まででしたら……」


美波・奏「……」

美波・奏「……っし!」グッ!

美波「それじゃあ……まずは、私から」

奏「美波、頑張って」

美波「ありがとう、奏さん」

武内P「あの……私は、何をすれば良いのでしょうか?」

美波「そうですね、まずは――」


美波「肩に手をおいて、挨拶をお願いします」


武内P「……わかりました」

武内P「嫌だと思いましたら、すぐ仰ってください」


美波「っ……!」

美波「かっ……か、かか、奏さ――んっ!」ワクワク!

奏「落ち着いて美波! まだ、始まったばかりよ!」ワクワク!


武内P「……?」

武内P「……では……失礼します」

美波「はいっ!」ワクワク!


武内P「新田さん、おはようございます」

ぽんっ

美波「んっ♡」ビクンッ!

武内P「っ!? に、新田さん!?」

美波「だっ、大丈夫です! ちょっとイっただけです!」

武内P「えっ!?」

美波「まだイケます! 続けてください!」

武内P「わ……わかりました」


奏「……!」

武内P「つ、次は……どう、しましょうか」

美波「はいっ、次は――」


美波「いつも頑張っていますね、って!」

美波「肩を揉んでみてください!」


武内P「い……いえ、それは……!」


美波「皆のっ! メンバーの皆の、笑顔のためです!」


武内P「っ!? 新田さん……!」…ジーンッ!

武内P「……はい、わかりました」

武内P「嫌だと思ったら、すぐ仰ってください」


美波「はいっ!」ワクワクワクワクッ!


奏「……!」

武内P「……では……失礼します」

美波「はいっ!」ワクワクワクワク!


武内P「新田さんは、いつも頑張っていますね」

もみもみっ

美波「あっ♡ んっ♡ んふっ♡」ビクビクビクッ!

美波「そっ♡ そのままっ♡ そのままっ♡」ビクビクビクッ!

武内P「そのまま……何ですか!? 新田さん!」


美波「手を前に回してっ♡ 胸を揉みしだいてくださいっ♡」ビクビクッ!


武内P「はい、わかり――……待ってください!」

武内P「新田さん!? 今、何とおっしゃいましたか!?」


美波「……はぁ……はぁっ……♡」

美波「……」

美波「いえ、何も?」

武内P「いえ、ですが……!」

美波「今程度のスキンシップなら、問題無いと思います」

奏「そうね、相手にもよるけど……皆なら、大丈夫だと思うわ」

武内P「待ってください! 先程の発言は、一体!?」


美波「……えっ? 何の話ですか?」

奏「私は、何も聞こえなかったけど?」


武内P「えっ?」


美波・奏「……?」


武内P「そ……そう、ですか」

武内P「申し訳ありません……何かの、勘違いだったようです」


美波・奏「……」

美波・奏「ふふふふふふっ!」ニコッ!

武内P「……?」


奏「……ねえ、どうだった?」ヒソヒソ

美波「プロデューサーさんに、セクハラされてる……」ヒソヒソ

美波「……そう思いながらだと、本当に良かったわ」ヒソヒソ

奏「……美波は、本当に凄いわね」ヒソヒソ

美波「ええ、すっごくイっちゃった♪」ヒソヒソ

奏「ふふっ、褒めてる訳じゃないんだけどね」ヒソヒソ


武内P「あの……どうか、されましたか?」


美波・奏「何も?」フルフルフルフル!


武内P「は……はあ」

奏「それじゃ……次は、私ね」

美波「奏さん、イってらっしゃい!」

奏「それはちょっと難しいかな」

武内P「あの……私は、何をすれば良いのでしょうか?」

奏「それじゃあ、メンバーのために頑張る私に――」


奏「ご褒美のキス、貰えるかしら」


武内P「……あの」

武内P「それはさすがに……無理です」


奏「……んっ」…スッ


武内P「あ、あのっ、速水さん!?」

武内P「目を閉じらても、無理なものは無理ですよ!?」

誤)>武内P「目を閉じらても、無理なものは無理ですよ!?」

正)>武内P「目を閉じられても、無理なものは無理ですよ!?」

奏「……あら、どうして?」…パチッ

武内P「どうしても何も、ですね……!?」

奏「もう……ちょっと良い?」


奏「私は、メンバーのために頑張ってる。オーケー?」


武内P「は……はい、そうですね」


奏「そんな私に、ご褒美があっても良い。オーケー?」


武内P「そ、それは……まあ、はい」


奏「キスをする時は目を閉じる。オーケー?」


武内P「待ってください!」

武内P「確認事項が! 確認事項が、何段階か飛んでいます!」

奏「はぁ……貴方って、意外と強情なのね」

武内P「……そういう問題では無い、と」

武内P「そう……思います……!」


奏「ねえ、今の貴方がしてるのって、セクハラよ?」


武内P「えっ!?」


奏「だって、そうじゃない」

奏「私とのキスをそんなに嫌がって……女のプライドを傷つけてるんだもの」

奏「精神的に相手に攻撃……それも、性的に」

奏「これはもう、セクハラじゃなく――レイプみたいなものね」


武内P「……」

武内P「えっ!?」

美波「ぷっ……プロデューサーさん……!?」

武内P「にっ、新田さん! 違います!」

美波「イヤッ、イキますっ♡」ビクンッ!

武内P「何処にですか?」


奏「……セクハラについての研修で、レイプ」ボソッ


武内P「っ!?」

武内P「待ってください! 速水さん、待ってください!」

武内P「その言い方は、あまりにも!」


奏「……どうすれば待つか――」

奏「――わかるわよね」…スッ


武内P「……!?」

奏「ほら……皆の笑顔のためよ」

奏「……ん~っ」


武内P「だ、駄目です! いけません!」


奏「……安心して」

奏「目を閉じてるから、し……舌を入れても大丈夫///」


武内P「何も安心出来ません!」

武内P「っ……だ……誰か……!」

武内P「お願いします、誰か! お願いします!」


武内P「誰か、助けてくださ――いっ!!」


ガチャ!!


武内P「っ!? 本当に、助けが!?」


ガチャガチャガチャガチャ!!

奏「っ……! 早く! ほら!」

奏「キス! キス!」チュパチュパ!


美波「プロデューサーさん! 急いで!」


武内P「いえ、あの……えっ!?」


「「……せーのっ――」」


バガァァンッ!!


武内P「っ!? どっ……ドアが!」


美波・奏「……はぁ」

美波・奏「時間切れ……か」


凛「――ごめん、セクハラ対策をするって聞いてたんだけど」


アーニャ「――イズヴィニーチェ、すみません。まだ、やっていますか?」

  ・  ・  ・

専務「……――なるほど、そんな事が」


武内P「はい」

武内P「なので……ドアの破壊に関しては、私の責任です」


専務「気にする事はない」

専務「優秀な人材と、ドア一枚」

専務「その重さは……比べるまでもないでしょう」


武内P「専務……!」

武内P「……ありがとう、ございます……!」

専務「しかし……対策を考える必要があるな」

専務「今回のような事が、そう何度もあっては困ります」


武内P「……はい」

武内P「私も、必要だと……そう、思います」


専務「己の限界以上に……」

武内P「……ええ、頑張りすぎてしまう――」


武内P「彼女たちへの」

専務「君への」


武内P・専務「セクハラ対策が」


武内P・専務「……」

武内P・専務「えっ?」



おわり

次はエロ書きます
寝ます
おやすみなさい

エロに年少組を出してくれないかな

おつかれしたー。Pが警戒してないところを見ると過去のはなしなんだろうか

セクハラというかパワハラというか。

「こんな感じでセクハラされました」とPの目の前で実践してみせるアイドル共


「ぶっちゃけ、夜の方はどうなのよ?」


 口元を手で隠しながら、早苗さんが聞いてきた。
 大きくパッチリとした目は細められていて、


「オッサンだわ。オッサンが居るわ」


 なんて、瑞樹さんが茶化しながら、そう表現した。


「何よー! 瑞樹ちゃんは気にならないの?」


 そんな、抗議の声をあげる早苗さん。
 ふふっ! ほっぺたを膨らませちゃって、本当に可愛い。


「それは勿論、気になるわ」


 早苗さんの膨らんだほっぺたを人指し指で突きながら、
瑞樹さんはしれっとそう言った。
 ふと気づくと、二人だけじゃなく、他の人もこっちを見てる。


 それじゃあ……ちょっとだけ、お話しようかしら。


 ええと、何から話したら良いのかしらね。
 あの、何から話したら良いと思います?


「ちょっ!? いきなりはぁとに振るって、オイ! やめて!?」


 心さんなら、こういう時は何から話し始めますか?


「ええっと、はぁとなら~……パイセン、パース☆」
「ひょえっ!? パスって言われても!?」


 菜々さんは、例えば……どんな事が気になりますか?


「え、ええっと、その……ひ、頻度とか……ですかね?」
「ガーサス☆ ガーサスっす、ウサミンパイセン!」


 頻度は……今は、週に一回ですね。
 私達――


 ――夜の方は、相性があまり良くないものですから。


 ……あら? どうして、皆気まずそうな顔をしてるのかしら。


「そ……そうなのね!」
「ちょっと早苗ちゃん! もっとフォロー頑張って!」
「そんな事言われたって!? お、応援を要請するわ!」


 早苗さんと瑞樹さんが……気を遣ってる?
 私、何か不味いことを言っちゃった?


「あっ……相性は、しょうがないよね!」


 友紀ちゃんが、妙に大きな声で言った。


「どんなに良いピッチャーでも、相性が悪いバッターって居るし!」


 えっと、ごめんなさいね……私、野球はあまり詳しくないの。


「そっ、そうであります! ですが、愛さえあれば!」


 亜季ちゃんの、とっても大きな声に、皆が頷く。


 ……そうね、確かに……私達も、最初の内はそう思ってたわ。
 でも、愛があっても、どうしようもない事ってあるんだなって……わかっちゃったの。


「……」


 不思議と静まり返ってしまった、居酒屋の奥の個室。


「でも……週に一回は、あるのよね?」


 そんな場の空気を早苗さんのその一言が変えた。


「そうよ! あるだけ、全然良いわ!」


 瑞樹さんも、続けて言った。
 皆、隣の人と頷きあって、最後に私に視線を向けた。


 週に、一回。月に、四回。
 それが……私達の、セックスの頻度です。
 ふふっ! 頻度が少なくて、ひーん、どうしよ――


「やり方! やり方を変えてみたり!」
「そうだぞ☆ まだまだ諦めるのは早いっつーの☆」


 ――う?


「バッティングもさ! ちょっと変えただけで見違える程結果が変わるし!」
「良ければ、私達に話してみてください! 何か、良い作戦が見つかるやも!」


 えっ……と。


「……!」


 ……皆さんのお気持ちは、本当に嬉しく思います。
 けれど、私達も……私達なりに……色々と試して、こうなったんです。
 何度も話し合いをして……ちょっぴり、ケンカもして。


「そう……なのね」


 ……ふふっ! 本当、困っちゃいますよね。


 セックスの相性が良すぎて、昼間にしか出来なくて。
 それも、頻度を下げざるを得ないなんて。


「…………は?」


 あら? どうかしましたか?


「……ちょっと待って! 取り調べを開始するわ!」


 まあ! 取り調べ、ですか?
 それなら、えっと……あっ、カツ丼は無いけど、カツ煮がありますね。


「そういうの良いわ。はい、メニューを置いて」


 えっ?


「パイセーン、どうしてくれちゃいます? やっちゃうか☆」
「ここは、詳しい話を聞いてからでも遅くないですよ! キャハッ☆」


 急に、場の空気が和らいだ。


「ノーアウト満塁のピンチを凌いだ時みたいな開放感! くーっ、サイッコー!」
「いやはや! 地雷原かと思いきや、埋まってるのがビーズクッションだったとは!」


 ……んだけど、皆、目がちょっと据わってるわ。
 どうしましょう……飲みすぎかしら?


「それで? どうして夜じゃ駄目なの?」
「頻度を下げる理由もわからないわ。相性、良いんでしょう?」


 最初とは打って変わって、早苗さんと瑞樹さんが体を乗り出して言った。
 先に、早苗さんの質問に答えた方が……うん、良さそう。


「ホラホラ☆ さっさと言えよ☆」


 夜と相性が悪いのは、お仕事の関係です。
 どうしても、次の日に差し支えるので……。


「あー……二人共、忙しいですもんねぇ」


 でも、週に一回はお休みを合わせるようにしてるんです。
 これに関しては、たまに無理な時もありますけど……出来るだけ、頑張ってます。


「あっ! 最近、ちひろさんによく怒られてるの見るけど……」
「……まさか、それが原因でありますか!?」


 まあ、そうなの?
 それについては……本人に、聞いてみるわね。


「そんなの、休みの前の日の夜で良いじゃない」


 私達も、最初はそう思ったんです。
 それで、休みの前日にするようにしたんですけど……。


「気付いたら朝だったとか? いやーん、熱いわー!」


 明日が休みだと思ったら、お互い、遠慮をしなくなっちゃって。
 朝までとはいきませんけど、二十二時から……三時くらい? まで、
した事があったんです。


「……やべー、そりゃシンデレラも全裸になるわー」
「ふっ、二人共……元気ですね!」


 してる時は良いんですけど……。
 寝て、起きたら……声が全然出なくなっちゃってて。


「えっ? それって……?」
「どういう事で……ありますか?」


 ごめんなさい、自分でもあまり覚えてないの。
 最後の方は、わけがわからなくなっちゃってたから……。


「……そんなに?」


 なんて言ったら良いのかしら……。
 こう、目の前で火花がパチパチ弾ける感じ……ですね。


「……そりゃやばいわ」


 あまり、みっともない声を聞かせたくないと思ってたんです。
 いくら愛があるとは言え、恥ずかしいものは、恥ずかしいですから。


「サラッと愛って言いやがったな☆ コノコノッ☆」
「えっと、でも……次の日声が出なくなってたって事は……?」


 一応、我慢しようとはしたんです。
 けれど、気付いたら声が出てて、それがどんどん大きくなって。
 最後の方なんか、もう、本当に……。


「おっ、応援で声を出しすぎた時あるあるー!……あたし、ノックアウト寸前!」
「ふっ、腹式呼吸が活きている証拠ですね!……私も、撤退戦に入りたく!」


「はー……そんなに相性良かったのね」
「どっちも身長が高いから、バランスは取れてれるものね」


 はい、それもあると思います。


「ち・な・み・に~☆ ダーリンのサイズ、どれ位? 教えろよ☆」
「ちょっ、ちょっと! 急にグイグイいきますね!?」


 サイズ……ええ、と。


 ――ほえふあい。


「ん? どうして口を開けたの?」
「何かの暗号でありましょうか?」


 えっ? サイズ……だけど?


「……」


「あたし、マウンド降りる!」「私も、撤退するであります!」


「何よ二人共、これからじゃないの!」


 ケラケラと笑う、早苗さん。


「だって、MLBの話だもん! NPBの話だと思ってたのに!」
「銃の話をしていたと思いきや、バズーカの話は厳しいであります!」


 彼のちんちんの話よ?


「うぶっふ!?」
「うおおっ、パイセーン!? めっちゃかかった! かかった!」
「うげっほ! ゲホッ、ゴホッ! 急にちん……アハッハハハ!」


 笑い転げる菜々さんに、急いで……ふふっ! 服を拭く、心さん。
 ……あっ!


 菜々さんが、吹いて、服を、心さんが、拭いて。


「あのね、急に『ちんちん』は反則よ?」


 瑞樹さんのその発言で、一拍置いて、大きな笑い声が上がった。


「で、でもよ?  昼でも声出したら一緒……あーダメ、おかし! あっはは!」


 正確には、大体……朝の十時頃から、ですね。
 朝は普通に起きて、諸々の事を済ませて、それから――


「ヤリまくりか☆」
「はぁとちゃん、言い方」


 ――あ、いえ。
 それだと、やっぱり次の日に影響が出ちゃうので。


「でも、十時からって……」
「割と、時間に余裕を持った行動ですな」


 二人で、一緒のベッドに入って。
 ずーっと、イチャイチャします。


「うおおう……! そいつぁ……スウィーティー……!」
「はぁとちゃん、言い方」
「……心配したのが馬鹿らしいくらい、ラブラブねー」


 ……心配?


「イチャイチャ……良いわよねー」
「本当よねー……あー、イチャイチャしたいわー」
「良いですよねー……くっついてるだけー、って」
「切実な声が出過ぎだぞ☆……してーなー」


 とっても……幸せな気持ちになりますよね。


 二人で、部屋着を着たままベッドに入って。
 他愛のないことをお喋りして、たまに、ギュッてして。
 指を絡め合ったり、軽く、キスもして。
 髪を触られたり、鼻の頭をツンッてしたり。


「「「「してーわー! イチャイチャしてーわー!」」」」


 重なる、四人の声。


「でも、あの人……そういう事するタイプに見えないよね」
「そうですなぁ……正に、歴戦の強者という風情でありますし」


 訝しげな、二人の声。


 うふふっ! 私だけが、彼のそういう姿を見られるのって、絶対特権よね!


「……それで、ふと、目が合って――」


 ――キスをして。
 ゆっくりと、じっくりと、確かめ合うような、深いキスをして。
 触れ合った舌先が、徐々に溶けていって、一つになるように。
 離れると分かっていても、決して、離れないように。


「……」


 離れた瞬間、軽くキスをして。
 軽いキスを何度も、何度も。
 そして、さっきよりも……もっと深く、キスをして。
 お互いの吐息が、熱く、甘く、頭の中を埋め尽くすくらいに。


「……それで――」


 と、言葉を続けようとした時、


「待って……泣きたくなってきた」


 誰かが、それを遮った。


「泣きたく……ですか?」


 どうして、そう思ったのかしら。
 とっても、幸せな話をしているつもりだったんだけど……。


「……続きは、二軒目で聞くわ! だから、ちょっとタイムで!」
「……ええ、それが良いわ! アルコール、足りてないもの!」


 早苗さんと瑞樹さんが、私に向けて片手を上げてる。
 私は、そんな二人の手の平に、自分の手を重ねて、


「すみません。その話、お受けできません」


 そう、断った。


「ナナ、もう無理です! ウサミン星人は、寂しいと死ぬんですよ!?」
「パイセン、大丈夫だぞ☆ はぁとも死にそう! っていうか殺して!」


 えっ?


「二軒目は行けない……って言う意味だったんですけど」


「タッ、タイムタイム! えっ!?……えっ!?」
「行けない……で、ありますか……!?」


 ええ、ごめんなさいね。
 前までだったら、朝まで飲んでる所だったんだけど。
 今日は、もう帰らなくっちゃ。
 そうしないと、十二時、過ぎちゃいますから。


「何よう、門限でもあるの?」
「……って、そんな感じではなさそうね」


 ……うふふっ!


「だって、明日は――二人一緒の、お休みなんですもの」


 魔法が解けない内に帰って、明日に備えないと……ね♪



「もう……のろけ話は、休み休み言って!」



おわり

>>308
ここの誰か助けてくださーいはアクサダイレクト堤真一しか脳内に浮かばん

なぜいつも楓さんは完全勝利者になってしまうのか…
エロの次は怖い話をお願いします!

>>334
楓さんの目の色が左右で違う理由についての不穏な噂が事務所内に…

楓さんの母親がアルベド族と知って部長がキレる

細っこい体にデカイの突っ込まれてめちゃくちゃに乱れてる楓さん……

楓さん浮気されてないからここからNTRルートなんでしょう?

書きます


武内P「キャバクラマスター、ですか」

まゆP「おいおい、なんだお前! えっ、知らなかったの!?」

武内P「初耳、ですね」

まゆP「っかー! 何やってんだよ! ええ、やる気あんの!?」

まゆP「アイドルなんかマスターしてる場合じゃないよ!」

まゆP「マスターするなら、やっぱりキャーバークーラー!」

まゆP「ねっ、部長!」


部長「――今日は、私も久々に本気を出そうじゃないか」


まゆP「いよっ! さっすが部長、キャバクラマスター!」

武内P「……」

武内P「……しかし、ですね」

まゆP「おら、行くぞ! 良い店知ってんだ、なっ!」

武内P「そういう問題では……!」


部長「……キャバ嬢は、接客の――笑顔で接客をするプロだ」

部長「ネオン輝く夜の街を飛ぶ、美しい蝶達」

部長「君は……そんな彼女達から、何も学ぶものが無い、と」

部長「……そう、思うのかい?」


武内P「……!」

武内P「し……しかし」


まゆP「かっ、勘違いしないでよね!」

まゆP「お前がキャバに行った時、どんな感じなのかなーとか」

まゆP「ぜーんぜん! これっぽっちも気にしてないからね!」

まゆP「面白そうだって盛り上がったりなんかしてないんだから!」


部長「結果的に、アイドル達のためになる、と」

部長「……そう、思ったんだがねぇ」

部長「君が、個人的な感情を優先するとしたら、それもやむなし、だ」

部長「うん、それもまた、プロデュースだ」


武内P「……!」

武内P「……お話は、わかりました」


まゆP・部長「……それで?」


武内P「キャバクラへ、私もお供させてください」


部長「……はっはっは! そうかそうか! 行くか!」

まゆP「そうだよ、それで良いんだよ! 笑顔のためだもんな!」

まゆP「予定の店、結構ゆったりしてて良いぞ! GIGAっつーんだけどよ!」

部長「せっかくだ! 君も大いに楽しみなさい!」

部長「……いよぉし! 今日は、私の奢りだ!」

まゆP「うおおおっ、マジすか! さすが部長! いや、社長!」


部長・まゆP「はっはっはっはっは!」


武内P「……」

  ・  ・  ・

武内P「……昨日は……少し、飲みすぎたか」


ガチャッ


ちひろ「――おはようございます♪」ニコニコ!


武内P「千川さん」

武内P「おはよう、ございます」


ちひろ「――今日は、一名様ですか?」ニコニコ!


武内P「……」

武内P「えっ?」

武内P「あ、あの……千川さん?」


ちひろ「――お連れの方はいらっしゃいますか?」ニコニコ!


武内P「い、いえ……一人、ですが」

武内P「千川さん? あの、様子が……」


ちひろ「――このプロジェクトルームは、初めてでしょうか?」ニコニコ!


武内P「ま、待ってください! 千川さん!?」

武内P「あの……何を仰っているのですか!?」


ちひろ「――さあ、何でしょうね?」ニコニコ!


武内P「……!?」

ちひろ「――当プロジェクトルームの、料金について」ニコニコ!

ちひろ「説明は……ふふっ、いりませんよね♪」ニコニコ!


武内P「え、ええ……はい」


ちひろ「――それでは、お席の方にご案内します」ニコニコ!

ちひろ「……」…スッ

ちひろ「――あそこです、座ってください」


武内P「それは、わかっていますが……千川さん!?」


ちひろ「――あそこです、座ってください」


武内P「……!?」

武内P「……!?……!?」


ちひろ「――はい、スタミナドリンクです♪」ニコニコ!


武内P「あ……ありがとう、ございます」


ちひろ「良いんですよ、プロデューサーさん」ニコニコ!

ちひろ「このスタドリは、料金に含まれてますから♪」ニコニコ!


武内P「えっ?」


ちひろ「――昨日のお店も、そうでしたよね?」ニコッ!


武内P「……」

武内P「……!?」

武内P「待ってください! 千川さん、待ってください!」

武内P「あの……何故、それを!?」


ちひろ「プロデューサーさんの、好みのタイプの子は居ますか?」ニコニコ!

ちひろ「キュート? クール? それともパッションですか?」ニコニコ!


武内P「お願いします、千川さん!」

武内P「話を……話を聞いてください!」


ちひろ「それじゃあ、各タイプから一人ずつにしますね♪」

ちひろ「そのまま、少しの間待っててください♪」ニコニコ!


武内P「いえっ、あの――」


ちひろ「失礼します」

ガチャッ…バタンッ!!!


武内P「……!?」

武内P「……さ、昨夜の事が知られている……!?」

武内P「何故……どうして……!?」

武内P「っ! 二人に、連絡を――」


ガチャッ!


武内P「っ!?」


まゆ「――うふ、失礼しますね」ニコッ!

美嘉「――ヤッホー★」ニコッ!

凛「…………」


武内P「……!」

武内P「お……おはよう、ございます」


まゆ「佐久間まゆ、16歳です。元読モの、アイドルです」ニコッ!

美嘉「アタシは、カリスマJKアイドル、城ヶ崎美嘉★ ヨロシクね★」ニコッ!

凛「…………」


武内P「い、いえ……それは、知っていますが……」

武内P「皆さん、どうして此処へ……?」


凛「……は? どうして? ねえ、今、そう言った?」

凛「ふーん、本当にわからないの? ねえ、どうなの?」

凛「……」

凛「――そんな事もわからないの!? ちょっと、ねえ!」


武内P「しっ、渋谷さん……!?」

まゆ「今日は、よろしくお願いしますねぇ」ニコッ!

美嘉「スタドリ飲み終わったら、何にする?」ニコッ!

武内P「い、いえ……あの……!?」


凛「何なの!? ふざけないでよ! ふざけないでよ!!」

凛「ねえ……ねえ! ねえねえねえ! ねえ! ねえ!!」

凛「私に、それを言わせる気!? 言わせる気なの!!?」

凛「言われなきゃわからないの!? ねえってば!!」


まゆ「うふ、最近は涼しい日が増えましたね」ニコッ!

美嘉「うんうん! だけどアタシ、ヘソ出しはやめられないなー★」ニコッ!


武内P「……!?」

まゆ「――綺麗な大人のお姉ちゃんに囲まれて、幸せ」

まゆ「――涼しいと人肌恋しくなっちゃう」


まゆ「……うふ、うふふっ」


まゆ「――そういう事を言ったって、本当ですか?」ニコッ!


武内P「……」

武内P「…………」


武内P「はい、言っていました」

まゆ「――あっ、すみません」

まゆ「ちょっと……呼ばれちゃいました」


武内P「い、いえ……どうぞ!」

武内P「私に構わず、行ってきてください!」


まゆ「……うふふっ、また――」


まゆ「――何かあったら」


まゆ「お話、聞かせてくださいねぇ」

まゆ「……失礼します」


ガチャッ…バタンッ


武内P「……」

迷うことなく売ったな

武内P「……もう、ご存知なのですね」


美嘉「えー? 何の話か、わかんないなー★」

凛「良かったね! 昨日は、楽し――」

美嘉「凛」

凛「っ! でも!」

美嘉「凛、自己紹介、忘れてるよ」

凛「……」


凛「……渋谷凛、15歳」


武内P「……」

武内P「あの……も、申し訳ありませんでした」


美嘉「ヤダもー、何ー? 謝るとか、イミわかんないしー★」ニコニコ!

凛「っ……! 謝るくらいなら――」


美嘉「……凛」

美嘉「これ以上は、アタシも怒るよ」

美嘉「言ってるイミがわかんないなら、出ていきな」


凛「……ごめん」

美嘉「うん、オッケ! ホラホラ、笑顔笑顔★」

凛「それは……ちょっと、難しいかな」


武内P「……!」

美嘉「お待たせー★ ゴメンね、待たせちゃって★」ニコニコ!

武内P「い……いえ」

美嘉「あっ、そうだ! アタシ達も何か飲んで良い?」ニコニコ!

武内P「ど……どうぞ、ご自由に」

美嘉「アリガトーっ★ ご自由になんて、チョー気前良いジャン★」ニコニコ!


美嘉「――お仕事とか、何してるの?」


武内P「……げ、芸能プロダクションで……プロデューサーを……!」


美嘉「えー、マジ!? 凄いじゃん!」ニコッ!


美嘉「――昨日の夜は、葬儀屋だったのに」


武内P「……もう……!」

武内P「もう、勘弁してください……!」

美嘉「葬儀屋の、トップ営業マンじゃなかったんだー!★」ニコニコ!

美嘉「上司と同僚も一目置いてる、って話だったよね!」ニコニコ!

美嘉「……アハッ★ チョーウケるんですケドー!」ニコニコ!


武内P「待ってください!」

武内P「何故、そこまで詳細にご存知なのですか!?」


美嘉「えー? それよりさ、もっと違う話しよっ★」ニコニコ!

凛「……そうだね」


凛「――仕事で、困った、時の、話とか、どう?」ニコッ!

凛「……」

凛「――部下に、怒られて、怖かった、とか、さ」ギロッ!


武内P「……」

武内P「土下座で、宜しいでしょうか?」

美嘉「ウソッ、マジ!? ‘お兄さん’、その見た目でー!?」ニコニコ!

美嘉「ヤダー! チョーギャップー★ カワイイじゃーん★」ニコニコ!

美嘉「カワイイっ★ カーワーイーイー★」ニコニコ!


武内P「……」


凛「ふっ、ふーん、今日、はっ……照れない、んだっ?」

凛「きっ、ききっ、昨日っ、は!……昨日は!」

凛「貴女の笑顔の方が可愛らしいですって!」

凛「そんな事言ってたのに! ふざけないでよ!」


武内P「……」

これは単なるイジメやな

  ・  ・  ・

美嘉「――良い? アタシ達の言いたいコト、わかった?」

凛「――次に、キャバクラなんて行ったら、承知しないから」


ガチャッ…バタンッ!!!


武内P「……」

武内P「……何故」


武内P「どうして、こんな目に……!」


ガチャッ!


「「「――失礼します」」」


武内P「……」

武内P「えっ!?」

武内Pはドリームクラブの入店資格あるな

武内P「あの……まさかとは、思いますが」

武内P「城ヶ崎さんと、渋谷さんが退室されたのは……」


武内P「ローテーション、ですか?」


三人「はい」ニコッ!


武内P「……そう、ですか」

武内P「あと、何人の方が……控えているのでしょうか?」


三人「……」スッ


武内P「あと、三人……ですか」


三人「あと、三セットです」ニコッ!


武内P「……」

武内P「はい」

  ・  ・  ・

まゆP「――ふっざけんじゃねえぞ! クソッタレ!」

まゆP「キャバクラくらい自由に行かせろってんだ! なあ!?」

武内P「いえ、ですが……彼女達の言い分にも、一理あります」

まゆP「あぁん!? なんでえなんでえ、マジで言ってんのか!?」

まゆP「キャバクラで綺麗なお姉ちゃんに囲まれる自由くらいあるだろ!」

武内P「しかし、アイドルの方が嫌がられるのであれば……!」

まゆP「部長! この石頭に、何か言ってやってくださいよ!」

部長「……そうだねぇ」


部長「――ガールズバーは……セーフじゃないかな?」


まゆP「! ガールズ……」

武内P「……バー……!?」

まゆP「待ってくださいよ部長! あんなの、半分素人みたいなもんです!」

まゆP「当然、こっちも相応のトーク力が必要になります!」

まゆP「そんなガールズバーに、コイツを連れてこうってんですか!?」


武内P「えっ!?」


部長「いいや、キャバクラでの彼の立ち回りを見て、確信したよ」

部長「無口な車輪と思いきや、それで女の子達は逆に大盛り上がりだ」

部長「ああ……良い、夜遊びだった」

部長「――違うかね?」


武内P「いえ、あのっ!?」

まゆP「……部長ォォォォォ!」

がしっ!

部長「はっは! やはり、君もそう思ったか!」


武内P「ガールズバーでも、怒られるのでは!?」


まゆP「怒られないかも知れねえだろうが! 多分!」

部長「……君のその慎重さは、臆病からくるものだね」

部長「確かに、危険を冒さないのは、大いに結構だ」

部長「……だが――」


部長「――怖気づいた者に」

部長「彼女達の――アイドルの手を引く資格があるのかね?」


武内P「っ!?」

部長「そう思うのなら、ガールズバーへは私と彼だけで行こう」

武内P「……」

まゆP「……」

ぽんっ!

武内P「!」

まゆP「……!」コクリ!

武内P「……」


武内P「――笑顔です」


武内P「彼女達の――アイドルの、皆さんのために……」


武内P「ガールズバーへ、私もお供させてください」ニコッ


部長・まゆP「……良い、笑顔だ」



おわり

しぶりんが涙を溜めながら怒ってそうで精神的にきつそうだ
美嘉ねぇも明らかに無理してそうできつい

そう考えると実力行使はしてもどこかで許していそうなまゆって結構寛大なんではなかろうか

結局誰がリークしたんですかねぇ…

武内Pチョロすぎんだろ

やっぱりドリームクラブ連想するよね

>>368
その界隈をちひろさんが牛耳ってるに決まって

うーむキレる組と、からかう組と、縋り付く組と、イっちゃう組の反応が想像できるだけに読みたかった

ミナミィはNTRでも興奮するのだろうか…

Pに人権は無いのか

かぼちゃの馬車は人間じゃないから

まあ不死身にみえるPもMP回復しないと魔法かけられないし

「スタドリもう一本ですね!」

シンデレラって王子様と結婚してお妃になった途端
意地悪な継母や義理の姉にえげつない復讐するんだよね…

書きます


武内P「スタドリもう一本ですね!」

未央「プロデューサー、何言ってんの!?」

武内P「えっ!?」

卯月「どうして!? なんで、自信満々だったんですか!?」

武内P「いえ、しかし!」

凛「ねえ、ふざけてるわけ!?」


武内P「スタドリ一本では、効果がなかった場合……ですよね!?」

武内P「ならば……もう一本が、正解では!?」


未央・卯月・凛「~~っ! 違う!!」

未央「眠くて、しょうがない時だよ!?」

武内P「っ、はい……!」

卯月「もう、体力の限界って感じなんですよ!?」

武内P「っ、ええ……!」

凛「だったら、する事は一つでしょ!?」


武内P「――っ!」

武内P「スタドリ……二本ですか!?」


未央・卯月・凛「~~っ! そうじゃなくて!!」

未央「スタドリから! まず、スタドリから離れて!」

武内P「スタドリから……離れる……!?」

卯月「はい! そこで、物凄い眠気が襲ってきました!」

武内P「そんな……!?」

凛「そうしたら、プロデューサーはどうするの!?」


武内P「――っ!」

武内P「眠気と戦いながら……スタドリを目指します!」


未央・卯月・凛「~~っ! だーかーらー!!」

未央「ピッピー! はい、スタドリ禁止タイム!」

武内P「っ!? 待ってください!」

卯月「待ちません! スタドリ禁止です!」

武内P「あのっ! それは、あまりにも!」

凛「そうしたら、さすがにする事はわかるでしょ!?」


武内P「っ……!」

武内P「タイム終了まで……頑張ります!」


未央・卯月・凛「~~っ! 耐えるんじゃなくて!!」

未央「じゃあ、一週間スタドリ禁止!」

武内P「えっ!? ま、待ってください!」

卯月「頑張らないでください! お願いします!」

武内P「えっ!? あの、何故ですか!?」

凛「一週間スタドリが飲めないんだよ! どうするの!?」


武内P「お……大きな声では、言えませんが……」

武内P「裏ルートから……入手します」


未央・卯月・凛「~~っ! ああ、もうっ!!」

未央「プロデューサー、昨日はちゃんと寝た!?」

武内P「……………………はい」

卯月「その間、思いっきり嘘じゃないですかぁ!」

武内P「いえ、ですが! 大丈夫です!」

凛「どこが!? ねえ、どうして大丈夫なんて言えるの!?」


武内P「スタドリが! スタドリがあれば!」

武内P「見てください! 四日寝ていなくても、この通りです!」


未央・卯月・凛「……」

未央・卯月・凛「四日!!?」

未央「四日寝てないの!? えっ、マジ!? 四日!?」

武内P「……………………はい」

卯月「プロデューサーさん!? 本当に、四日ですか!?」

武内P「笑顔です。皆さんの笑顔が、私の活力です」

凛「答えになってない! ねえ、本当は!?」


武内P「……いつか、です」


未央・卯月・凛「五日!!?」

未央・卯月・凛「……」

未央・卯月・凛「違う!! いつか、覚えてないやつ!!」

未央「寝てよ! ねえ、ちゃんと寝てよ! お願いだから!」

武内P「しかし、仕事が!」

卯月「そこまで睡眠時間を削らないと駄目なんですか!?」

武内P「大丈夫です! しかし、スタドリがあれば寝なくとも!」

凛「大丈夫なら寝てよ! このままじゃ、どうにかなっちゃう!」


武内P「いえ、問題ありま……うぐっ!?」ビクッ!


未央・卯月・凛「!?」


武内P「あ、うぁ……ね、眠気が……!」ガクガクッ!


未央・卯月・凛「!!!」

武内P「す、スタドリ……早く、スタドリを……!」ガクガクッ!


未央「! しまむー、しぶりん! スタドリを!」

卯月「! はいっ!」

凛「うん、わかった!」


武内P「みっ、皆さん!? な、何を……ぉお……眠い……!」ガクガクッ!


未央「全部! 全部持って、遠ざけて! 早く!」

卯月「! 凛ちゃん、引き出しの中をお願いします!」

凛「今確認してる! っ! ギッシリ……引き出しごと持っていく!」


武内P「か……返し、うぅんむ……!」ガクガクッ!

武内P「あぅあ……ね、眠……!」ガクガクガクガクッ!


未央・卯月・凛「……!」

武内P「あぅ……ぁ……んむ……」ガクガクガクガクッ!


未央「早く……! 早く、眠って……!」

卯月「お願いです……お願いします……!」

凛「誰も責めないから……! 寝て良いから……!」


武内P「ぅ……ぁ……」ガクガクガクガクッ!

ゴソ…ゴソッ


未央・卯月・凛「? 胸のポケットを漁って……?」


武内P「――んっ」ガクガクガクガクッ!

―ごくんっ!


未央・卯月・凛「何か……飲んだ?」

武内P「ぁ……ぅぁ……」ガクガクガクガクッ!

武内P「ぉ……ぉぁ……」ガクガクガクッ!

武内P「ぁ……ぁ……」ガクガクッ!

武内P「ん……っく」…プルプルッ

武内P「……ふぅ」…ピタッ


武内P「……皆さん」

武内P「スタドリを返して頂けますか?」


未央・卯月・凛「待って!! 待って待って待って!!!」

未央「ねえ、何を飲んだの!?」

武内P「スタドリ、ですね」

卯月「でっ、でも! そんな風には見せませんでした!」

武内P「そう、ですね。皆さんの前では、初めてですね」

凛「はあっ!? 納得のいく説明を聞かせて!」


武内P「私が服用したのは、錠剤タイプのスタドリです」


未央・卯月・凛「錠剤タイプ!?」


武内P「液体タイプに比べると……はい」

武内P「やや、効き目が遅いのが難点ですね」


未央・卯月・凛「だから!!?」

武内P「はい、なので――」

武内P「――やはり、普段のスタドリが一番です」

未央「そういう事じゃなくて!」

武内P「えっ?」

卯月「無理に起き続けないでください!」

武内P「あ、いえ……しかし」

凛「何!? 何か、眠れない理由でもあるの!?」


武内P「……」

武内P「寝たら……起きられるか、不安で」


未央・卯月・凛「そんなのっ!」

未央・卯月・凛「……」

未央・卯月・凛「……ああ」

未央「起きられは……するんじゃない?」

武内P「だとしても、反動で……いつ、起きられるか」

卯月「そっ、そんな……反動を気にするほどですか!?」

武内P「……申し訳、ありません」

凛「あのさ……もう、病院に行った方が良いと思う」

武内P「実は……もう、既に」


未央・卯月・凛「えっ?」


武内P「……抜け出して、此処に居ます」


未央・卯月・凛「……!?」

未央「嘘でしょ!? 脱走してきてるの!?」

武内P「……この写真を見てください」

卯月「写真!? えっ、と……これは、私達の初LIVEの時の」

武内P「貴女達を見ているお客さんは、良い笑顔をしています」

凛「……うん、そうだね――って、だから何!?」


武内P「笑顔の力――パワーオブスマイル」

武内P「……」ボソボソッ

武内P「……の力――スタミナドリンク」


未央・卯月・凛「何て!?」


武内P「その二つがアレば、私は大丈夫です」


未央・卯月・凛「……!?」

武内P「皆さんのお心遣い、とても嬉しく思います」

武内P「ですが、これは――」

…ドサッ!


未央「っ!? ちょっと、プロデューサー!?」

卯月「椅子から倒れ……だっ、大丈夫ですか!?」

凛「ねえ、しっかりして! プロデューサー!」


武内P「――必要な事です」

武内P「本来ならば、休息を入れるべきなのでしょうが……」

武内P「……輝く皆さんから、目を離す事が出来ませんので」


未央「思いっきり天井しか見えてないって――っ!」

卯月「倒れてる事にすら気付いてないじゃないですか――っ!」

凛「プロデューサー! プロデューサ――っ!!」

武内P「ほ……本田さん……?」

未央「プロデューサー! しっかり!」


武内P「し……島村さん……?」

卯月「はいっ! 島村卯月、ここに居ます!」


武内P「シブヤサーン」

凛「うん!……うん!?」


武内P「申し訳……ありません」

武内P「このまま、少しだけ……横に……」

武内P「今なら……不思議と、眠れそうなのです……」


未央・卯月「っ! はいっ!」


凛「いや、ちょっと待って」

凛「ねえ、なんで私だけちょっと外人風に呼んだの!?」

未央「シッ! 静かに、しぶりん!」ボソボソ!

凛「いや、だけど……!?」ボソボソ!

卯月「きっと、寝ぼけてただけですよ!」ボソボソ!

凛「寝ぼけたらあんな呼び方になるの!?」ボソボソ!


武内P「三十分……三十分、した……ら……」

武内P「起こして……頂け……る、と……」


未央「――任せて、プロデューサー」ニコッ!

卯月「――島村卯月、頑張って起こします」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

武内P「……zzz」


凛「……起きたら、話を聞かせて貰うから」ボソッ

  ・  ・  ・

ガチャッ!


ちひろ「おはようござ――」


未央・卯月・凛「ちひろさんっ!!」


ちひろ「ふえっ!? どっ、どうしたの!?」


未央「プロデューサーが……! プロデューサーが!」

卯月「スタドリを飲ませても、反応がないんです!」


武内P「」


凛「起きて! 起きてよ! 起きてったら、プロデューサー!!」


ちひろ「……!」

王子様がキスすりゃ起きるでしょ

  ・  ・  ・

武内P「……死ぬかと思いました」

ちひろ「お願いします、プロデューサーさん」

ちひろ「個人の……いえ、人間の出来る範疇で頑張ってください」

武内P「……申し訳、ありません」


武内P「しかし……起こすために、スタドリを飲ませようとするとは」

武内P「……思ってもみませんでした」


ちひろ「ただ、思いっきりグッスリ寝てただけ……ですもんね」

ちひろ「でも、もうこれで懲りましたよね?」

武内P「……そう、ですね」

ちひろ「わかったら、今日はもう帰って寝てください!」

武内P「あっ、いえ、ですが……!」


ちひろ「罰として、今日のログインボーナスは無し!」

ちひろ「……と言うか、そもそもですよ?」

ちひろ「今日は……出勤じゃ、ないですよね?」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

武内P「しかし……これは――」


武内P「一本、取られてしまいましたね」



おわり



ち、ちがう。スタドリはただのビタミン剤じゃ

寝ている人間に液体を飲ませると窒息事故を起こす可能性があるのでやめましょう

一番即効性のあるスタドリの摂取方法は注射かな?

武内Pが優秀な人じゃなくて仕事出来ない人に見えてくるな
あきらかに仕事量が少ないのに残業しないと終わらせられない人みたい

346プロは別として、ゲームでは100人以上の女の子をプロデュースとか狂気だからなあ

口腔からは駄目なら後ろの粘膜からだな


シブヤサーンに不意打ち喰らったwww

>>405
成分によっては拒絶反応によるショックを起こして命に危険あり特にタンパク質

寝てたらちひろさんが口移しでスタドリ飲ませてくれるって本当ですか!?

多分退職前のPのためのスタドリパッチとかもあると思う

346には中から鍵が開けられない部屋があるって本当ですか?

○○すれば中からでも開けられる部屋だよ

きらりんルームはきらりんぱわーがあれば壊せるのだが

奈緒ならこの事務所をましにしてくれる

書きます


武内P「○○しないと……」奏「開かない部屋よ」

武内P「普通の、マンションの一室では……?」

奏「そう見えるだけ、みたいね」

武内P「確か……スタドリを飲んだら、急に眠気に襲われ……」

奏「私も、エナドリを飲んで……気付いたら、此処に居たの」

武内P「そして……テーブルの上の、あのフリップ」

奏「そう――」


奏「○○しないと、開かない部屋」


奏「……って、書いてあるわね」

武内P「……」

奏「……はぁ、随分と手の込んだ悪ふざけよね」

武内P「……」

奏「それにしても、どうして私達なのかしらね」

武内P「……外に出られないか、確認してみます」

奏「無駄よ。ドアは開かないし――」

奏「――カーテンの向こうは、コンクリートだったわ」

武内P「……」


奏「ふふっ、どうする? もう少し、ゆっくりしていく?」


武内P「……」

武内P「外に連絡を……」

奏「携帯、持ってる?」

武内P「……っ!?」

奏「ね? ジタバタしても無駄なのよ」

武内P「いえ、ですが……!」

奏「とぼけちゃって……もう、わかってるんでしょ?」


奏「何をすれば、あのドアが開くのか……ね」


武内P「……」

武内P「ですが……しかし……!」

奏「犯人は、カメラか何かで見てるんじゃないかしら」

武内P「……」

奏「見せつける? それとも、隠れてする?」

武内P「……」


奏「ふふっ、どちらにせよ……熱い方が好みかな」


武内P「……」

武内P「それは……出来ません」

奏「でも、外に出られないと困るんじゃない?」

武内P「……」

奏「早く出ないのでも、それはそれで問題じゃないかしら」

武内P「問題……ですか?」


奏「アイドルとプロデューサーとは言え、男と女だもの」

奏「色々と、まずいんじゃない?……ふふっ!」


武内P「……」

奏「誰かに強制されて、っていうのは趣味じゃないけど……」

武内P「……」

奏「どうするかを決めるのは、貴方自身」

武内P「……」

奏「このフリップの指示に従うかは、貴方の意思で――」


奏「――……あら?」

奏「○○の部分が、めくれるようになってるわね……」

…ペリペリッ


『爆笑』


奏「……えっ?」


『爆笑しないと、開かない部屋』


奏「……」

奏「えっ!?」

武内P「? 速水さん?」

奏「……ねえ」

武内P「どうか……されましたか?」

奏「貴方って、家事とか得意?」

武内P「速水さん? 何が書いて……」

奏「……」

…スッ


『爆笑しないと、開かない部屋』


武内P「……」

武内P「……はい、一通りは」

奏「……そう」


武内P・奏「……」

奏「……とりあえず、最悪のケースは避けられるわね」

武内P「……そう、ですね」

奏「長期戦に……なりそうね」

武内P「……申し訳、ありません」

奏「ごめんなさい……少し、怒りを吐き出すわ」

武内P「……どうぞ」


奏「――難易度高すぎるわよ!!」カーッ!


奏「……お待たせ」

武内P「……いえ、問題ありません」

なん……だと……!?

奏「普通はさ……私で、○○なら、キスと思うわよね」

武内P「ええ、私も……そう、思いました」

奏「メインターゲット、貴方じゃない」

武内P「……申し訳、ありません」

奏「どうするのよ……出られるの? これ」


武内P「あくまでも、可能性ですが……」

武内P「私でなく、速水さんが爆笑した場合は……」

武内P「……どう、なるのでしょうか?」


奏「……」

奏「えっ?」

奏「まっ、待って? 何言ってるの?」

武内P「こちらのフリップには、名前は記載されていません」

奏「そ、そうだけど……でも」


武内P「私でなくとも、速水さんが爆笑すれば……」


奏「……出られる、って事?」


武内P「可能性は……十分、考えられます」


奏「……」

武内P「……」


武内P・奏「……」

武内P「速水さん……笑顔です」

奏「ちょっ、ちょっと待って」

武内P「貴女の爆笑が見たい、と」

武内P「……そう、思います」

奏「待ってったら!」


奏「……い」

奏「意識したら、爆笑って物凄く難しいわよ!?」


武内P「ですが……私が爆笑するよりは、ですね」

武内P「……大幅に、難易度が下がるかと」


奏「そ、それはそうだけど……!」

一発芸の出番か

武内P「速水さん……頑張ってください」

奏「貴方も当事者なんだから、他人事みたいに言わないで貰える!?」

武内P「……笑顔で、頑張ってください」

奏「っ……!?」


奏「――ねえ、貴方ってプロデューサーでしょう?」

奏「なら、アイドルの私を笑顔にするのが仕事なんじゃないの?」


武内P「っ! いえ、ですが……!」


奏「違うかな?」


武内P「……わかりました」

武内P「貴女は私の担当ではありませんが……」

武内P「……精一杯、努力させていただきます」


奏「……ふふっ! 期待してるわ!」

  ・  ・  ・

武内P「――サラダには、何をかけますか?」

奏「そうね、ドレッシングは何がある?」

武内P「確か、冷蔵庫に何種類か……」

奏「オーケー、見てみるわ」

武内P「お手数をおかけします」


武内P・奏「……」


奏「……やっぱり、無理だったわね」


武内P「……そうですね」

奏「そもそも、爆笑しなきゃいけない、っていうのがプレッシャーだわ」

武内P「確かに……そうかも知れませんね」

奏「どこからが爆笑か、っていうのも曖昧だし」

武内P「……速水さんが、最後に爆笑されたのは……?」

奏「……いつだったかしら」


奏「……あれ?」

奏「……いつだっけ……?」


武内P「……」

武内P「……成る程」

武内P「この状況を作った人間の、意図」

武内P「それが……理解出来ました」


奏「えっ?」


武内P「速水さんの、年齢にそぐわない大人びた笑みは、魅力的です」

武内P「ですが……爆笑と言える程の、笑い方」

武内P「それが、出来る様になった時」

武内P「貴女は、今よりも、もっと大きな輝きを放つだろう、と」

武内P「……そう、思います」


奏「……」

これ監視する係はたまらんだろうな
爆笑するまで延々とイチャイチャする様を見ないといけないんだから
まさに笑い事じゃないわ

奏「そうね……確かに、貴方の言う通りかも知れないわ」

武内P「速水さん、頑張りましょう」

奏「ええ、ご飯を食べ終わったら、再開しましょう」

奏「次は……何に挑戦する?」

武内P「そう、ですね……ですが、その……」


武内P「もう一度、パスタに挑戦しても宜しいですか?」


奏「……」

奏「えっ?」

  ・  ・  ・

コン、コンッ


武内P「……どうぞ」


ガチャッ!


奏「はぁい、チャーミングなプロデューサーさん」

奏「……っふふふっ!」


武内P「……」


奏「ああ、駄目……! 思い出したら、つい……っくくっ!」


武内P「……」

奏「あんなに笑ったのは、久しぶりだったわ……っふふっ!」

武内P「……そうですか」

奏「話に夢中になって、パスタを茹ですぎるなんて、ね」

武内P「……」

奏「……ふっふふふっ! あぁ、駄目っ!」


武内P「……また、機会がありましたら」

武内P「次は、ちょうど良い茹で時間で、あげてみせます」


奏「……」

奏「もっ……もうやめて……ぅっくくっ!」


武内P「……」

奏「はぁ……ふふっ!」

奏「せっかくだけど、遠慮しておくわ」

奏「……それに――」


奏「万が一、っていう事もあるでしょう?」


武内P「待ってください!」

武内P「そんな事は、決して!」


奏「もうっ……お腹が膨れるのは、勘弁してね?」

奏「だって私、アイドルだから、ね」


武内P「……はい」

武内P「絶対に気をつける、と」

武内P「……そう、約束します」

奏「それじゃあ、その時を楽しみにしてるわ」

武内P「あの、速水さん?」

武内P「用件は……何だったのでしょうか?」

奏「ああ、それはもう良いのよ」

武内P「えっ?」


奏「話は、済んだから」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

  ・  ・  ・

武内P「……また、ですか」


武内P「……」

武内P(あの一件以来、速水さんの笑顔の輝きは……増している)

武内P(あまりにも強引な手段だと思ったが……有効、ではある)

武内P(今回は……誰を爆笑させなければ、ならないのだろうか)

武内P(……いや、誰でだろうと、関係無い)


武内P「……良い、笑顔のために」

武内P「しかし……誰も、居ない……?」


『○○しないと、開かない部屋』


武内P「どこか、別の部屋に居るのだろうか?」

武内P「……これは……はがしておこう」

…ペリペリッ


『反省』


武内P「……えっ?」


『反省しないと、開かない部屋』


武内P「……」


武内P「何を……?」



おわり

こう言ってはなんだが省みる点は結構あるよな

ところで閉じ込められている間ドリンク飲まないと禁断症状に陥りそう

休まないと出られない部屋か

心当たりが無いから「何を……?」なのか心当たり有りすぎての「何を……?」なのか

Pに恋ってした事ある?ってPに聞く莉嘉をください!

ハァイ、奏ィ!
MEGザ・モンスターは見たかい?

深いぞ、奏ィ… とても(水深が)深いぞ……

サメ映画の撮影で海外に行くミステリアスアイズ
うん違うけどね

書きます


武内P「9月19日は、出勤しません」

CPアイドル達「えっ?」

武内P「正確には、此処には来ない……という事です」

美波「あの……どうして、ですか?」

武内P「地方公演の打ち合わせ、ですね」

武内P「特に、問題は無いと思いますが……」

武内P「何か、質問はありますか?」


アーニャ「……ニェート」


武内P「……」

武内P「アナスタシアさん?」

  ・  ・  ・

武内P「どう……したものでしょうか」

ちひろ「う~ん、難しい所ですよね」

武内P「……」

ちひろ「忘れてたわけじゃ、ないんですよね?」


ちひろ「アーニャちゃんの、お誕生日」


武内P「それは……はい、勿論です」

武内P「ですが、その……」

武内P「……」


ちひろ「……はぁ」

ちひろ「こんな風になるとは、思わなかった……ですか?」

武内P「……はい」

武内P「私が居なくとも、問題はない、と」

武内P「……そう、思っていました」

ちひろ「アーニャちゃん、普段ワガママ言いませんもんね」

武内P「そう、ですね」


ちひろ「そのアーニャちゃんが、拗ねちゃうなんて……」


武内P「はい……想像すらしていませんでした」


武内P・ちひろ「……」

武内P「ですが……」

ちひろ「お仕事ですし……しょうがないですよね」

武内P「そう、思ってはいるのですが……」

ちひろ「きっと……アーニャちゃんも、そう思ってますよね」


武内P・ちひろ「……」


ちひろ「……頭ではわかってても、ってやつですよね」

武内P「……」

ちひろ「……」


武内P・ちひろ「……はぁ」

  ・  ・  ・

美波「――アーニャちゃん、機嫌を直して? ねっ?」

アーニャ「ニェッ!」プイッ!

美波「プロデューサーさんも、謝ってたでしょ?」

アーニャ「ニェッ!」プイッ!

美波「アーニャちゃん……」

アーニャ「……」ツーン!


CPアイドル達「……」


アーニャ「……」ツーン!

未央「まっ、まあまあ! 次の日は、顔を合わせるんだしさ!」

アーニャ「ニェッ!」プイッ!

卯月「あっ! 次の日に、個別にお祝いして貰うのはどうですか!?」

アーニャ「ニェッ!」プイッ!

凛「ワガママ言ったって、どうしようも無いんじゃないの」

アーニャ「……」


アーニャ「……!」プクー!


CPアイドル達「……」


凛「……なっ、何?」

凛「私、別に変なこと言ってなくない!?」

蘭子「……生誕の日は、魔力に満ちていなければならない」

アーニャ「……ダー」コクリ

智絵里「み、皆でお祝い……したいよね」

アーニャ「……ダー」コクリ

かな子「誕生日ケーキは、美味しいし……いくら食べても大丈夫なのに」

アーニャ「……」


アーニャ「……!」ウルウルッ!


CPアイドル達「……!」アワアワ!

きらり「にょわわっ!? なっ、泣いたらもっと悲すぃー気持ちになっちゃうにぃ!」アワアワ!

アーニャ「……!」ウルウルッ!

杏「19日と20日で連休みたいだしさ、それで元気になれない?」アワアワ!

アーニャ「……!」ウルウルッ!

莉嘉「あっ、アタシも休みだよ! チョー盛り上げる気でいたし!☆」アワアワ!

みりあ「みりあもみりあも! だって、誕生日だもんね!」アワアワ!

凛「確か、全員休みだよね! 珍しく!」


アーニャ「……なのに……プロデューサーは……!」ウルウルウルウルッ!


CPアイドル達「……」


凛「わかったから! もう喋らないから!」

凛「……それで満足!?」

みく「もしかして……全員休みだから出張の予定を……?」

李衣菜「だから……此処に顔を出す必要は無い、って……」

CPアイドル達「……あー」


CPアイドル達「……」


アーニャ「……!」ウルウルウルウルッ!


ガチャッ!


美嘉「ヤッホー★ ちょっと顔を見に――」

美嘉「――……って」


美嘉「何……? この空気……?」

  ・  ・  ・

美嘉「――なるほどねぇ、そういうコトか」

未央「美嘉ねぇ! 何か、良い方法無い!?」

美嘉「ん、あるよ」

卯月「そうですよね……ありますよね……」


CPアイドル達「……」

CPアイドル達「えっ!?」


凛「……あるの!?」

美嘉「あるある。フツーにあるよー★」


アーニャ「しっ……シトー……?」

蘭子「どっ、どどどど、どげんすっと!?」

美嘉「えっ? だってアンタ達、全員休みなんでしょ?」

CPアイドル達「……!」コクリ!


美嘉「着いてっちゃえば良くない?」


智絵里「で、でも……迷惑にならないかな……?」

かな子「そう言ったら、駄目って言われちゃうかも……」


美嘉「じゃあさ、こういうのは?」

美嘉「アンタ達が、急にプチ旅行がしたくなって……」

美嘉「……その先が、たまたまアイツの出張先、ってね★」


CPアイドル達「……!」


アーニャ「……!」

杏「――たまには、家で休むのを休むのも必要だよねぇ」

きらり「うっきゃ~っ☆ 皆で旅行、楽しみだにぃ☆」


アーニャ「……皆」


莉嘉「お姉ちゃん、マジでスゴイ! チョー頭イイ!」

みりあ「ねえねえ! 美嘉ちゃんも一緒に行こうよ!」

美嘉「アタシは……う~ん、夜からなら合流出来る……かな?」


美波「……ふふっ!」

美波「皆で旅行だって、アーニャちゃん」

美波「――とっても頼みね♪」ニコッ!


アーニャ「……ダー!」

アーニャ「とても、凄く、アー、ンー……楽しみ! 楽しみ、です!」ニコッ!

みく「――ちょ~っと待つにゃ!」


CPアイドル達「……?」

李衣菜「どうしたの、みくちゃん」


みく「皆……学校はあるでしょー?」


CPアイドル達「あっ」

李衣菜「学校をサボるのは……良くないよね」

みく「全然ロックじゃない発言だけど、この際置いておくにゃ」


みく「学校を休んで、ってなったら……」

みく「Pチャン……多分、複雑だと思うにゃ」


CPアイドル達「……」

アーニャ「……」

未央「じゃあ、学校が終わった後に集合して……」

卯月「それで、夜の22時を過ぎないように……」

凛「うん。美波は兎も角、私達はそこがタイムリミット」


アーニャ「ミオ、ウヅキ、リン……?」


蘭子「我が友に悟られぬよう、魔力を秘匿すべき!」

美波「皆の、19日の予定を教えて貰える? 調整しないと」


アーニャ「ランコ、ミナミ……?」

智絵里「わたし、交通手段を調べておきます!」

かな子「私は、帰ってケーキの用意を!」

杏「それじゃあ、杏は皆の応援を!」


アーニャ「……チエリ、カナコ、アンズ」


きらり「うぇへへ! ぜ~ったい、ハピハピするゆ!☆」

莉嘉「トーゼン! カリスマJCの本気、出しちゃうよ!☆」

みりあ「ねえねえ! なんだか、す~っごく楽しいね!」


CPアイドル達「ねっ!」ニコッ!


アーニャ「……!」ウルウルッ!

アーニャ「スパシーバ……ありがとう、ございます……!」ウルウルッ!

アーニャ「……全部、私の、ワガママ……です」ウルウルッ!

アーニャ「なのに……」ウルウルッ!


みく「な~に言ってるにゃ、あーにゃん!」

みく「たまには、ワガママを言わないと駄目にゃ!」

みく「それこそ――年に一回くらいは!」ニコッ!


アーニャ「……!」

アーニャ「ダー!」ニコッ!


李衣菜「そうそう! ストライキしないだけ、全然良いって!」

みく「にゃっ!? それは言わない約束でしょー!?」


CPアイドル達「……あははははっ!」

  ・  ・  ・

――コンコンッ!

ガチャッ!

CPアイドル達「――失礼します!」


ちひろ「どっ、どうしたの皆?」


CPアイドル達「……あれ?」

CPアイドル達「……」

CPアイドル達「……居ない?」


ちひろ「居って……プロデューサーさん?」


CPアイドル達「……」コクリ

誤)>ちひろ「居って……プロデューサーさん?」

正)>ちひろ「居ないって……プロデューサーさん?」

ちひろ「プロデューサーさんなら――」

ちひろ「――社用車の使用申請の変更に行ってるわよ」


CPアイドル達「えっ?」


ちひろ「19日からの予定だったけど……18日からに、ね」

ちひろ「先方も、時間の変更を快く承諾してくれたみたいだし……」

ちひろ「――19日の、18時には、戻ってこられるんじゃないかしら?」


CPアイドル達「……えっ?」


アーニャ「シトー……?」

  ・  ・  ・

武内P「……」

武内P「ん……事務所前に、人が――」


CPアイドル達「おかえりーっ!」


武内P「――……皆さん?」


アーニャ「プロデューサー!」ニコニコ!


武内P「……アナスタシアさん」

武内P「……良い、笑顔です」

  ・  ・  ・

武内P「――待ってください! 皆さん、待ってください!」

CPアイドル達「ワガママ言わないで!」

グイグイッ!

武内P「いえ、ワガママではなく!」


武内P「女子寮でのパーティーには、出席出来ません!」


アーニャ「フフフッ! ダヴァイ♪ ダヴァイ♪」ニコニコ!

グイグイッ!

武内P「お願いします! その、本当に待ってください!」

アーニャ「プロデューサーは、帰ってきてくれましたね?」ニコニコッ!

アーニャ「アーニャ、とっても嬉しい♪」ニコニコッ!

武内P「ぷっ、プレゼントは! 今、お渡しします!」

アーニャ「ニェート♪ ニェニェニェニェ~~ット♪」ニコニコ!

武内P「っ……!?」


アーニャ「ストライキは、駄目、です♪」ニコッ!

CPアイドル達「パーティーに出るまでが、誕生日♪」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

武内P「……」

武内P「いえ、あの……本当に、待ってください!」

  ・  ・  ・

ちひろ「それで……どうしたんですか?」

武内P「……皆さんの笑顔には、かないませんでした」

ちひろ「えっ!? 女子寮、入ったんですか!?」

武内P「ああ、いえ……それだけは、何とか」

ちひろ「?」


武内P「会場が、一階の食堂だったので……ですね」

武内P「窓を開けて頂き、建物から10メートル程離れて……はい」


ちひろ「……」


武内P「頑張って、出席しました」



おわり

より不審者なのでは

たしかに女子寮なんかに連れ込まれたら何されるかわからないもんな

乙いつもながら面白い。しかしいざ誕生日をすっぽかしたら一番面倒そうな奴がよく言えたもんだ。
あと誤字気にしてるようだから一応
>>462
美波「――とっても頼みね♪」ニコッ!

美波「――とっても楽しみね♪」ニコッ!

かな子は、どんな時も通常運転で安心した

発情期の猫のモノマネをさせられる、前川さんをください!

トラプリ特に奈緒と仲良くなる方法を武内Pに相談する常務、なぜかそれを邪魔する加蓮

>>479
書きます


武内P「コミュニケーション、ですか」

専務「そうだ」

専務「クローネは、私が直々に集めたお姫様達」

専務「彼女達とのコミュニケーションは必要だろう」

武内P「……確かに、その通りですね」


専務「だが……どうも上手くいかない」ションボリ


武内P「……」

専務「クローネでも、比較的話しやすいと思われる――」

専務「――神谷奈緒」

専務「まずは、彼女とコミュニケーションを取ろうと思っているのだが」

武内P「……なるほど」


武内P「では、失礼します」


専務「待ちなさい。まだ、話は終わっていない」


武内P「……」

  ・  ・  ・

武内P「――と、言うわけです」

加蓮「やめて」

武内P「えっ?」

加蓮「あの人に、協力しないで」

武内P「……申し訳、ありません」


武内P「協力しなければ、社長に言いつける、と」

武内P「……そう、言われてしまいまして」


加蓮「……」

武内P「北条さんは……専務が、苦手なのですか?」

加蓮「まあ……普段は、そこまでじゃないけど」

武内P「では、どうして……?」

加蓮「……」


加蓮「距離の詰め方が……アメリカンすぎて」


武内P「……」

武内P「えっ?」

武内P「すみません……意味が、よく」

加蓮「ほら、専務って……アメリカに研修に行ってたんでしょ?」

武内P「ええ、その通りです」

加蓮「そのせいか、グイグイきすぎって言うか……」


加蓮「とにかく、ホントにアメリカンなの」


武内P「それは……どの様な、感じなのでしょうか?」

加蓮「……それは――」

ほわほわ~ん

専務『……』


加蓮『……あっ』

加蓮(専務だ……挨拶、しなきゃだよね)

加蓮『――おはようございます』


専務『……ん』

専務『……』


専務『ハーイ、加蓮! 調子はどう?』


加蓮『!?』

武内P「――待ってください!」

武内P「あの……それは、本当ですか!?」

加蓮「この目が、嘘を言ってる目に見える?」

武内P「……いえ、見えません」

加蓮「話、続けて良い?」


加蓮「……まだまだ、これからだから」


武内P「……」

加蓮「……それから――」

>>487
一番下に

ほわほわ~ん

追加で

加蓮『は、はい……体調は、良いです』

専務『オーケー、それを聞いて安心したわ!』

加蓮『せ、専務は……凄く、元気そうですね』

専務『ふふっ! そう見える?』

加蓮『その……はい』


専務『なら、それはキミのおかげだ』

専務『だって、具合が良い話を聞かせてくれたからね!』

専務『HAHAHAHAHA!』


加蓮『……』

加蓮『……はい』

武内P「――待ってください!」

武内P「少し下品なアメリカンジョークも言うのですか!?」

加蓮「えっ? 下品って……どこが?」

武内P「何でもありません」

加蓮「まあ……最近は、こんな感じでさ」


加蓮「強火過ぎて……ホントしんどいの」


武内P「……」

武内P「状況は……理解しました」

加蓮「最近は、メンバー全員に対してこんな感じで」

武内P「他の方にも……!?」

加蓮「むしろ、私だけの方が嫌」

武内P「しかし……何人かは、対応が出来そうな方も」

加蓮「と、思うでしょ?」


加蓮「仕事の時は、普通に真面目モードなんだよね」

加蓮「その真面目モードと、アメリカンモードの緩急が凄すぎて……」


武内P「……」

武内P「それは……困りますね」

加蓮「今でさえ、こんな感じなんだよ?」

加蓮「それなのに……ねえ?」

武内P「ええ……そうですね」

武内P「今よりも、もっとアメリカン――フランクになる可能性が」

加蓮「それだけなら良いんだけどさ」


加蓮「奈緒に……アメリカンがうつったら、って」

加蓮「そう考えると、もう、ホント無理」


武内P「アメリカンが……うつる?」

加蓮「……うん、例えば――」

ほわほわ~ん

奈緒『ソーリー! 待たせたな!』

加蓮『う、ううん、全然』

奈緒『今日も、帰りにどこか寄って帰るだろ?』

加蓮『あっ、うん……そのつもり』


奈緒『それじゃ、ちょっと道草食ってこうぜ!』

奈緒『食べるのはミートとパティ、バーガーだけどな!』

奈緒『おっと、ポテトはベジタブルだから、草も食べるか!』

奈緒『HAHAHAHA!』


加蓮『……』

加蓮『……うん、そうだね』

加蓮「――ワオ! ケチャップもトマトだ!」

加蓮「あたしってベジタリアン? フゥー、ヘルシー!」


武内P「北条さん! 戻ってきてください、北条さん!」


加蓮「HAHAHAHA…………あっ」


武内P「正気に……あ、いえ」

武内P「……ん、んん」

武内P「お、落ち着かれましたか?」


加蓮「……うん、ごめんね」


武内P「……」

加蓮「何ていうか……考えるだけで、しんどいの」

武内P「いえ、しかし……」

武内P「神谷さんは、そこまで影響を受けるでしょうか?」

加蓮「そりゃあ、ここまで受けないかも知れないよ?」

武内P「……」


加蓮「でもさ、ある日突然……ネイティブな発音で」

加蓮「Hamburger」

加蓮「……なんて、言い出すかもしれないんだよ?」


武内P「それは……」

武内P「……確かに、しんどいですね」

加蓮「だから……ねっ、お願い!」

…ぎゅうっ!

武内P「っ!? ほ、北条さん!?」

加蓮「私を助けると思って!」

武内P「あ、あの、北条さん! 手を離し……っ!」


加蓮「約束してくれるまで、この手は離さない!」

加蓮「アメリカンだよ? 強火すぎるよ!」

加蓮「トライアドじゃなく、ペンタゴンプリムスになっちゃう!」

ぎゅうっ!


武内P「おっ、落ち着いてください! 北条さん!」

武内P「例えアメリカンになっても、人数までは増えませんから!」

武内P「とっ、とにかく! 手を離し――」

加蓮「っ……!」

ぎゅうっ!

武内P「……」


武内P「……北条さん、安心してください」

武内P「私から、専務にそれとなく伝えておきますので」


加蓮「えっ? ほっ、本当に!?」

ぎゅうっ!


武内P「はい。なので、手を離して頂けますか?」

武内P「その……手の中で、ですね……」

武内P「ナゲットが潰れているので……はい」

加蓮「……良かった」

ぎゅうっ!

武内P「あの、北条さん? 手を離し……」

加蓮「……ふふっ! 怖い人なのかな、なんて思ってたんだけど」

加蓮「結構、優しい所もあるんだね」

ぎゅうっ!

武内P「いえあの、ナゲッ……北条さん?」


加蓮「え、っと……また、何かあったら」

加蓮「話……聞いてもらっても、良い? 駄目?」

ぎゅっ!


武内P「北条さん? あの、私の話を聞いていますか!?」

加蓮「……あっ、もしかして照れてたりする?」

ぎゅっ!

武内P「いえ、あのですね!?」

加蓮「ね、どうなの? んっ? んっ?」ニコニコ!

ぎゅっ!

武内P「……良い、笑顔――」


「――ふーん」


武内P「――で……」


凛「楽しそうだね?」ニコッ!


武内P「……す」

武内P「……」


武内P「――待ってください! 誤解です!」

  ・  ・  ・

専務「――君は、北条加蓮とコミュニケーションを取っているそうだな?」

武内P「……」

武内P「もう……そういう事で、構いません……」

専務「しかし、そうか……君も考えたものだな」

武内P「専務?」


専務「神谷奈緒ではなく……まず、北条加蓮を……か」

専務「北条加蓮と君が仲良くなり、そこに、私と神谷奈緒を加える」

専務「君達をきっかけに、話が盛り上がり――」

専務「――ハッピーセット、という訳か」


武内P「……」

武内P「…………」


武内P「そうですね」

武内P「ですが、専務」

専務「何だ?」


武内P「急激な人間関係の変化は、軋轢を生みます」

武内P「そして、生まれた誤解を解く事は、とても困難です」

武内P「その……本当に……本当に、大変でした」


専務「だが、改革は必要だ」

専務「週末、庭でバーベキューをしようと思うが、どうだ?」


武内P「待ってください! それは、あまりに急すぎます!」


専務「それは理解している」

専務「だが、私は全てを乗り越えてみせよう」


専務「何事にも、障害はつきものだ」



おわり


全然理解してないw

及川牧場の廃牛を利用してバーベキューか

ある者は言った。雫はホルスタインで、かな子はジャージー牛であると

この専務仕事モードのままでも距離の詰め方アメリカンじゃねーか

かな子はどちらかというとチャーミーポーク

田中さんの洋ドラの吹き替え声でありありと再生されるから笑う

あれ、これアメリカンな関係に武内P巻き込まれるパティーン?

利根川式交流術を使おう

焼き土下座用の鉄板でバーベキューDA!

なんたってアメリカンだからな
パーティーの罰ゲームもハグとかキスだったりするんだろう

シカゴピザやカラフル(笑)なケーキもいいぞ

書きます


武内P「陰部を舐めさせて欲しい、ですか」

みく「そうにゃ! お願い、Pチャン!」

武内P「……」

みく「これは、どうしても必要なことなの!」

武内P「……前川さん」

みく「! 良いの!?」


武内P「病院に、行きましょうか」


みく「……」

みく「えっ?」

みく「どうして病院に行くの?」

武内P「保険証は、合宿の時のコピーがありますので」

みく「Pチャン?」

武内P「前川さん、大丈夫です」

みく「いやあの、何が?」


武内P「私は、貴女を見捨てたりはしません」


みく「……」

みく「はい?」

みく「えっと、陰部を舐めるのと病院に……何か関係が?」

武内P「今回の場合、密接な関係があります」

みく「う~ん…………駄目、わかんないにゃ」

武内P「おわかりに、なりませんか?」

みく「全然」


武内P「病気かどうか、検査するためです」


みく「……」

みく「んっ?」

みく「……ねえ、Pチャン?」

武内P「はい、何でしょうか」

みく「Pチャンは、みくが病気か疑ってるの!?」

武内P「……そう、ですね」

みく「はあっ!?」


武内P「むしろ、病気であって欲しい、と」

武内P「……そう、思っています」


みく「んなっ!?」

みく「Pチャン! それってどういう意味!?」

みく「みくはアイドルだよ!? 変な病気なんて無いもん!」

武内P「ですが! そうとしか考えられません!」

みく「ふにゃあああっ!? ぴっ、ぴぴ、Pチャン!?」


武内P「私は……前川さんは、真面目な方だと!」

武内P「そう、考えていたのです! 先程までは!」

武内P「その姿も、キャラだったとしたら……!」

武内P「あまりに……あまりに、残酷すぎます!」


みく「だ~か~ら~!」

みく「みくは、真面目に陰部を舐めさせてって頼んでるの!」


武内P「待ってください……!」

武内P「もう……もう、やめてください……!」

みく「ねえ、Pチャン! みくがこんなに頼んでるんだよ!?」

みく「プロデューサーなら、応えるべきでしょー!?」

武内P「無理です! 無理です、前川さん!」

みく「むうう~っ!」プクー!


みく「じゃあ、ペロッってするだけなら!?」

みく「それ位なら、協力してくれるよね!?」


武内P「前川さん!?」

武内P「何故、それなら協力すると思ったのですか!?」

みく「一人じゃ無理だから頼んでるにゃ!」

武内P「それは……それは、その通りですよね!?」

みく「あともうちょっとの所で、舌が届かないの!」

武内P「えっ!?……えっ!?」

みく「お願いPチャン、協力して!」


みく「発情期の、ネコチャンになりきるために!」


武内P「……」

武内P「えっ?」

  ・  ・  ・

武内P「……成る程、そういう事でしたか」

みく「どう!? 協力する気になった!?」

みく「んぎぎぎ……! 思い出すだけで、ムカムカするにゃ!」


みく「みくちゃんは、発情期の猫のマネとかは無理だよね」

みく「――とか!」

みく「志希チャンの方が、フツーに猫っぽい」

みく「――とか!」

みく「本気の猫とフェイクの猫って発言は、滅茶苦茶気を遣われてる」

みく「――とか!」


武内P「前川さん、待ってください!」

武内P「後半の発言は、あまりに危険すぎます!」

みく「ここまで言われちゃ、女が……ネコチャンがすたるにゃ!」

武内P「は……はあ」

みく「そこで、みくは考えたの!」


みく「発情期のネコチャンさえ出来るようになれば――」


みく「みくは、ネコキャラとして一つ上のステージに行ける!」


みく「……って!」

みく「にゅっふふふ! どうにゃPチャン!」

みく「みくの考えは、どこか間違ってる!?」


武内P「いえ、あn」


みく「ストップ! 言わなくても、答えはわかってるにゃ!」


武内P「……は、はあ」

スタート地点からゴール地点まで間違えている

みく「それでね、色々調べたんだけど……あっ、ちょっと待ってね」

武内P「は……はい」

みく「……」

ゴソゴソ…スチャッ!


前川「発情期のメス猫は、普段とは違う行動を取るの」

前川「大きな声を出したり、活発になったり……まあ、色々と」

前川「それで、自分一人でも出来るのは実行してみたんだよね」


武内P「あ……あの、前川さん?」


前川「何?」


武内P「……」

武内P「本当に……真面目な話、なのですね……」

前川「口で説明するのも大変だから、このページを見て」

武内P「……わ、わかりました」

前川「この中でも、陰部を頻繁に舐める、っていうのが出来なくて」

武内P「……前川さん……あの」

前川「ん? どうしたの?」


武内P「トイレ以外の場所で粗相をする、と」

武内P「……そう、あるのですが……!?」


前川「楽勝でクリアしたよ」


武内P「楽勝で!?」

武内P「待ってください! せめて苦戦……苦心してください!」

前川「……」

…スッ

みく「――Pチャン、みくは本気にゃ」

みく「ここで投げ出したら、全てが水の泡になるにゃ!」


武内P「いえ、ですが!」

武内P「スタート地点から、ゴール地点までを間違えています!」


みく「もう、みくは走り出してるにゃ!」

みく「ここで止まったら……止まっちゃったら!」

みく「李衣菜ちゃんのロッカーをビッシャビシャにしたのが無駄になるにゃ!!」


武内P「っ……!?」

みく「だから――お願い、Pチャン!」

武内P「待ってください! 掃除は……掃除は、したのですか!?」

みく「してたら、協力してくれる!?」

武内P「えっ!?」


武内P「そ、それは……当たり前だと思うのですが!?」


みく「っ! わかったにゃ!」

みく「急いで掃除してくるから、此処で待ってて!」

ダダダダッ!


武内P「えっ!?」

武内P「あの、前川さん!? いつ、ビシャビシャに――」


ガチャッ! バタンッ!


武内P「……」

  ・  ・  ・

みく「さ~って! 早速、始めるにゃ!」

武内P「……はい」

みく「服装も、ダンスレッスンの時のやつにしたし!」

みく「下は、スパッツだから……パンツも見えないにゃ!」

武内P「……そう、ですね」


みく「あっ、もしかしてPチャン……にゅふふ!」

みく「みくのパンツが見えないって、ガッカリしてるでしょー?」ニマニマ!


武内P「……」

武内P「いえ、断じて……断じて、その様な些細な事は気にしていません」

みく「頻繁に、ってあるからね!」

みく「コツを掴んで、一人でも出来るようになる必要があるにゃ!」

武内P「あの……協力とは、何をすれば良いのでしょうか?」


みく「簡単だよ、Pチャン」

…コロンッ

みく「この、地面に背をつけて、寝転がった状態から」

…グイッ

みく「こう……足を持ち上げっ、て!」

みく「体を曲げていっ、て……! 顔と、陰部をっ……!」

…パタンっ!

みく「……ふぅ……くっつけるよう、押して欲しいにゃ!」


武内P「……!?」

>>522が採用されててワロタ

ちょっとうれしい

武内P「ま、前川さん!? あっ、あの!」

みく「? どうしたの、Pチャン?」

武内P「その体勢は……前川さん! 前川さん!?」

みく「……うん、危ないことはわかってるにゃ」

武内P「でしたら!」


みく「だけど! みくは、自分を曲げないよ!」


武内P「っ!?」


みく「思いっきり……全力でやって!」


武内P「……前川さん」

武内P「……」


武内P「わかりました。それが……貴女の、笑顔のためでしたら」

みく「……行くにゃ!」

…グイッ!

武内P「――はい」

ガシッ!

みく「そう……そのまま、ゆっくり……!」

武内P「わかりました……」

ググググッ…!

みく「ぅっ……ふぅぅっ……!」

武内P「! 凄い……前川さんは、体がとても柔らかいですね……!」

ググググッ…!

みく「ふぅ……うぅ……くふぅぅ……!」

体柔らかいなら普通に行けるような……
胸が邪魔なのかな

みく「……ぇっ……ぇぁっ……!」

武内P「前川さん、頑張ってください!」

ググッ…!

みく「……ぇ~っ……ぅぇ~っ……!」

武内P「後少し……! もう少しで……!」


みく「……んっ!」

つんっ

みく「にっ♡」ビクンッ!


武内P「! おめでとうございます、前川さん!」


みく「……ふぎっいいいいっ!?」ジタバタ!

武内P「前川さん!? どうされたのですか!?」

ガァキィッ!

みく「……つぅっ、つった! つったにゃ! 全身つったにゃ――っ!」

みく「ふぎゃああああっ!?」ジタバタ!

ガシッ!

武内P「まっ、前川さん!? 手を離してください!」

みく「はんぎいいいっ!?」ジタバタ!

武内P「あっ、暴れられると……前川さん!」


https://i.imgur.com/Yqr8elr.jpg


武内P「落ち着いてください、前川さ――んっ!」


みく「んに゙ゃああああっ!?」ジタバタ!

ここでその画像は卑怯wwww

  ・  ・  ・

みく「……しっ、死ぬかと思ったにゃ……!」

武内P「……本当に、申し訳ありません」

みく「全然立ち上がれないけど……でもっ!」


みく「これで、発情期のネコチャンも完璧にゃ!」


武内P「……ええ、そうですね」

武内P「……発情期の猫の対処法も、現状の解決策も」


武内P「やはり、一番確実なのは――」


武内P「病院に、行く事ですね」



おわり

贔屓球団の異なるアイドルにはさまれて困惑するPがみたい

仕事に疲れてるPを甘やかしたい、みりあちゃんをください!

電車でありすに痴漢ごっこしたい

>>540
どう見ても逮捕案件ですね

喧嘩に巻き込まれてさらに顔が怖くなった武内P見たい

知人が飼ってる猫に引っ掻かれて顔に切り傷が付いた所為で
どう見ても前科ありのヒットマンにしか見えない武内Pか

我慢出来ないので書きます


市原仁奈「動物パワーでごぜーます!」

ちひろ「えっ?」

仁奈「ムササビの気持ちになるですよ!」

バッサバッサ!

ちひろ「ちょっ、ちょっと仁奈ちゃん!?」

仁奈「? どうしたでごぜーますか?」


ちひろ「スカートめくっちゃ駄目!」


仁奈「でも、キグルミが無い時はこうするのが一番でごぜーますよ!」

仁奈「この間、こうやってお空を飛んでる人がテレビに出てやがりました!」


ちひろ「……ねえ、それって……まさか……」

仁奈「はい♪」


仁奈「その人の名前は――」


https://www.youtube.com/watch?v=ZJf1mq9U6PQ

  ・  ・  ・

ターちゃん「すやすや~……すやすや~……」

プクゥ~ッ、ヒュルルルッ、プクゥ~ッ、ヒュルルルッ…


ヂェーン「そろそろ起きなさい、ターちゃん」

つんっ!


パチィンッ!

ターちゃん「わああっ!?」

ターちゃん「なっ、何だ!? ハンター達の襲撃か!?」


ヂェーン「何寝ぼけてんのよ」

ターちゃん「……ヂェーン?」

ターちゃん「もうちょっと優しく起こしてくれても良いのに」ボソボソ


ヂェーン「何か言った?」ギロッ


ターちゃん「何でもありません」

懐かしすぎる……

ペドロ「ですが先生、もうすぐ飛行機が着陸しますよ」

アナベベ「そうだぜ、ターちゃん」

アナベベ「いくら俺の自家用ジェットの寝心地が良いからったってな」

アナベベ「ず~っと寝てっと、そのまんま置いてっちまうぞ! ハハハ!」


ターちゃん「そっ、そんなぁ~!」


梁師範「おいおい、そのへんにしといてやんな」

梁師範「空の旅が終わったら、その後は一週間の船旅なんだ」

梁師範「今からそんな調子じゃ先が思いやられるぜ」


ヂェーン「だからこそよ!」

ヂェーン「超豪華客船で、一週間の海の旅!」

ヂェーン「各界の著名人も多く来るんだから、シャキッとして貰わないと!」


ターちゃん「本音は?」


ヂェーン「もち、船内のカジノでガッポリ稼ぐのが目的よ!」

ヂェーン「良い、ターちゃん!」

ヂェーン「船内のカジノで稼いで、ハンター対策の資金に回すの!」

ヂェーン「それが出来なきゃ、どうなるかわかってんでしょうね?」

ターちゃん「ど、どうなるの……?」

ヂェーン「今の三倍働いて貰うことになるわよ!」

ターちゃん「え~っ!?」


梁師範「おいおい、どれだけ稼ぐつもりなんだよ」

ペドロ「ハハハハッ! ヂェーンさんらしいや!」

アナベベ「今の三倍ったら、地獄の重労働だぞ。こりゃ死ぬな」

梁師範・ペドロ・アナベベ「ハハハハッ!」


ヂェーン「全く……あっ、この商品なんか良さそうね♪」

『超強力クーラー』


ターちゃん「ホントにハンター対策の資金なの!?」

梁師範・ペドロ・アナベベ「……!」だああーっ!

アナベベ「だが、各界の著名人が来るってのは本当だぜ」


アナベベ「まっ、俺もその内の一人だがよ! ダッハッハ!」

ペドロ「確かに、アナベベさんの事業は相当上手くいってるみたいですもんね!」

アナベベ「よせやい、照れるじゃねえか! もっと言って///」

ヂェーン「そう言うペドロちゃんだって、色んな格闘大会で優勝してるじゃない」

ヂェーン「格闘技界では、結構有名だって聞いてるわよ!」

ペドロ「いえ、自分はまだまだ未熟ですから! もっと言ってください///」


ターちゃん「梁師範も、西派白華拳の最高師範だもんね!」

梁師範「それを言うなら、ターちゃんは俺の知る限り最高の格闘家だぞ!」


ヂェーン「でもま、二人共そこまで有名じゃないのよね」

ヂェーン「片や、大会じゃそこまでいい成績を残してない」

ヂェーン「片や、チンチンとタマタマを出して大体テレビ放送されないんだもの」


ターちゃん・梁師範「……」

ターちゃん「でっ、でも! 私はこの間テレビに出たのだ!」

ヂェーン「ビックリ人間としてでしょ」

梁師範「そう言うヂェーンさんはどうなんだよ!」


ヂェーン「あたしは、ニューヨークの元トップモデルよ?」

ヂェーン「そ~んじょそこらのバカとヒゲとは違うんだから!」ウッフン!

どたぷ~んっ!


ターちゃん・梁師範「悔しいが、何も言い返せない……!」

エテ吉「キー、キキッ!」

ターちゃん「エテ吉……私達を慰めてくれるのか?」

エテ吉「キキッ!」コレミテコレミテ!

梁師範「ん? なんだよ、そのページにエッチな写真でも載ってるのか?」


『サルでもわかる英会話 撮影モデル:エテ吉くん』


ターちゃん・梁師範「ただの自慢かい!!」

アナベベ「――ほら、バカやってねえで窓の外を見てみろ!」

アナベベ「日本が見えてきたぜ!」


ターちゃん・ヂェーン・ペドロ・エテ吉「お~っ!」

梁師範「俺は元々中国に居たから、そこまでの感動はないな」

梁師範「……まあ、アフリカからだから物凄い遠い道のりだったが」


ヂェーン「良い、ターちゃん! さっきも言ったけど!」

ヂェーン「あんまりお下品なことしたら、駄目だからね!」


ターちゃん「えっ? 何?」

バッサバッサ!

ぱお~ん!


ヂェーン「そう言うのをやめろ言うとんのじゃい!!」


ターちゃん「す、座りっぱなしだから蒸れちゃって」

ターちゃん(……はぁ……窮屈な船旅になりそうなのだ)

  ・  ・  ・



ペドロ「うわ~っ! 物凄く大きい船ですね!」

アナベベ「よせよペドロ。お上りさん丸出しじゃ――」


早苗「仕事とは言え、一週間の船旅なんてついてるわね!」

瑞樹「本当よね。船内には、最高級のエステもあるみたいよ」

楓「クルージングで、クレンジング……うふふっ!」


アナベベ「うっひょ~~っ!! こいつはたまりませんな~~っ!!」

ペドロ「アナベベさん、声が大きいですよ!」

アナベベ「日本のアイドルも来るって聞いて、参加した甲斐があったぜ~っ!!」

アナベベ「お近づきになるチャンスは、いくらでも……ぐふふふふっ!!」


楓「――あの……」


アナベベ・ペドロ「え~っ!? 向こうから近づいてきた!?」

ヂェーン「良い? わかってるわね?」

ターちゃん「はい! チンチンもタマタマも出しません!」

ヂェーン「大声で言っちゃ意味ないでしょーが!」


楓「もしかして、ヂェーンさん……ですか?」


ヂェーン「何か御用? って言うか、どうしてあたしの名前を?」


楓「やっぱり!」

楓「ニューヨークでモデルをしてた、ヂェーンさんですよね」


ターちゃん・ヂェーン「えっ!?」

ターちゃん「ヂェーン、アメリカ産の豚肉のモデルもやってたの!?」

ヂェーン「――ふんっ!!」

バチーン!

ヂェーン「そうよ! よくわかったじゃな~い!」

ターちゃん「うんうん! 凄いのだー!」ボロッ…

  ・  ・  ・

ヂェーン・楓・早苗・瑞樹「――!」キャッキャッ!


アナベベ「くっそ~っ! アイドルとお近づきになるチャンスだと思ったのによ~!」

ペドロ「あはは……それにしても、盛り上がってますねぇ」

ターちゃん「うん。ヂェーンも昔の話が出来て楽しそうなのだ」


「ふおおーっ! 本物のおサルさんでごぜーます!」

「キー、キキッ!」


ターちゃん・ペドロ・アナベベ「ん?」


仁奈「すっげー! おサルさんも、ちょめーじんでやがりますか!?」

エテ吉「キー! ウキキキッ!」ソウダヨ!


アナベベ「……おいおい、俺たちだけ女っ気無しか?」

ペドロ「女っ気って……あの子はまだ子供じゃないですか……」

仁奈「仁奈は、市原仁奈でごぜーます!」

エテ吉「キーッ!」イイナマエダネ!

仁奈「おサルさんの名前は、なんでやがりますか?」


ターちゃん「――ソイツの名前は、エテ吉って言うんだ」ニコッ!


仁奈「えっ?」


ターちゃん「ほら、エテ吉。ちゃんと挨拶しないと駄目じゃないか」

エテ吉「キキッ!」


エテ吉『――はじめまして、可愛らしい人間のお嬢さん』

エテ吉『オイラの名前は、エテ吉……ただの、流れのエテ公さ』


エテ吉「――キーキキッ、キッウキキッキッキャキッ」

エテ吉「ウキキーキャッキャキッ、キキーッキ……キキッ、ウキキキッ」


ターちゃん「お辞儀とかで良いんだってば!」

仁奈「……たっ……たっ……!」


ターちゃん「ほら、エテ吉! 戸惑っちゃったじゃないか!」

エテ吉「キキー……」ハンセイ


仁奈「ターちゃん!!」


ターちゃん「えっ!?」

ターちゃん「君は、私のことを知ってるのかい?」

仁奈「はい! すっげー、動物の人でやがります!」ニコニコ!

ターちゃん「……///」

仁奈「お願いです! 動物パワー、見せてくだせー!」ニコニコ!

ターちゃん「そ、それじゃあ……わかりやすくゾウさ――」


ヂェーン「小さい子供に何見せる気じゃい!」

ガンッ!


ターちゃん「……と、ゾウさんの鼻は物を投げる力も凄いのだ~」ボロッ…

仁奈「……あっ、忘れてました!」

仁奈「はじめまして! 市原仁奈でごぜーます!」ペコリ!


ターちゃん「はじめまして! 私は――」ニコッ!

ターちゃん「ジャングルの王者、ターちゃん♡」

ターちゃん「……なのだ~!」


仁奈「もしかして、ターちゃんもお船でりょこーするでごぜーますか!?」


ターちゃん「うん、そうだよ」

ターちゃん「ターちゃんも、っていう事は、仁奈ちゃんもなのかい?」


仁奈「はい! 仁奈は、お仕事でごぜーます!――アイドルの!」


ターちゃん・エテ吉「え~っ!?」

ターちゃん「仁奈ちゃん、アイドルだったの~っ!?」


仁奈「はいっ♪」ニコッ!

仁奈「動物のキグルミを着て、い~っぱいLIVEするです♪」

ターちゃん「へええ! そいつは楽しみだ!」

仁奈「……えへへ! 楽しみにしててくだせー!」ニコッ!

ターちゃん「もちろん!」ニコッ!

エテ吉「ウキーッ! キキッ、ウキキキッ!」オイラモ、タノシミ! 


アナベベ「――おい、ペドロ!!」

ペドロ「おっ、押忍! な、何ですか?」

アナベベ「別に、うらやましくなんかないんだかんね!?」

ペドロ「あの、自分は何も言って――」


有香「あ、あのっ! ペドロ・カズマイヤーさんですよね!?」

有香「フランス出身の、空手チャンピオンの!」


ペドロ「えっ!?」


アナベベ「……チクショ~~~ッ!! なんで俺だけ!!」

アナベベ「梁師範! 俺の気持ちがわかるだろう!?」

梁師範「……おい、アナベベ」

アナベベ「まさか――」

アナベベ「俺には蓮苞ちゃんが居るもんね~!」

アナベベ「――なんて抜かすんじゃねえだろうな!?」

梁師範「そうじゃねえ」


梁師範「――この船旅ってのは、本当に安全なんだろうな」


アナベベ「あん? どうしたんだよ、急に真面目な顔して」

梁師範「どうにも、妙な気配を感じやがる」

アナベベ「妙な気配ってのは――」


小梅「う、うん……船の、旅楽しみ……だね」


アナベベ「……あの子が話しかけてる、何もない場所からか?」

梁師範「うん、そうだけど、そうじゃないかな」

アナベベ「心配すんなって! 船内の警備は万全って聞いてるぜ!」

梁師範「……だと、良いんだがな」

アナベベ「警備には、腕利きを選りすぐってるらしい」

アナベベ「――おっ、アイツなんかそうじゃないか?」


武内P「……」


梁師範「……まあまあ、って所だな」

梁師範「鍛え方は足りないが、自然体を装うのが上手い」


みく「――Pチャン!」


アナベベ「はっは! SPが、護衛対象にPちゃ~んなんて呼ばれてるのか!」

梁師範「……あれじゃ、自然体も何もあったもんじゃないな」


卯月「プロデューサーさん!」


梁師範・アナベベ「紛らわしい顔してないでよね!!」

武内P「前川さん、島村さん?」

みく「ちょっと来て!」

卯月「莉嘉ちゃんが、足を怪我しちゃったんです!」

武内P「えっ!?」

みく「LIVEの振り付け確認ー、って……」

卯月「止めたんですけど、それで転んじゃって……」


梁師範「――怪我人だったら、俺に見せてみな」

アナベベ「――失礼な事を言っちまった詫びさ、気にするこたぁないぜ」


武内P「貴方達は……?」


梁師範「西派白華拳、最高師範――梁。大した怪我じゃなけりゃ、すぐ治してやるさ」

アナベベ「俺の名は、アナベベ。この船の、招待客さ」


武内P「失礼な事……?」


梁師範・アナベベ「あれー!? そんな事言ったっけかなー!?」アセアセ!

  ・  ・  ・

梁師範「――通明賢気、骨禎拘根、黄考建中……!」

ボォォォ…

莉嘉「っつっ……あれ……痛みが、ひいてく……」

梁師範「通明賢気、骨禎拘根、黄考建中……!」

ボォォォ…

莉嘉「……痛くない……凄い! 治った!」パアッ!


梁師範「……さて……それじゃあ次だ」

梁師範「通明賢気、骨禎拘根、黄考建中……!」

ボォォォ…


アナベベ「梁ちゃん、ほっぺの痛いの取れたら、こっちもお願い」ボロッ…

梁師範「待って、おもいっきりビンタされたから時間かかるかも」ボロッ…


武内P「すみません! すみません!」

美嘉「ごっ、ゴメンなさい! 急に足を見せろっていうから……」

きらり「エッチな人だと思っちゃったにぃ……」


アナベベ「まあ、間違っちゃいないんだけどな!」

アナベベ「なっ、梁師範!」

梁師範「バッカ野郎! お前と一緒にすんじゃねえ!」

梁師範「この目を見てみろ! 邪念の欠片もありゃしねえだろうが!」

ビシッ!


美嘉「……ふ~ん?」

チラッ


梁師範「あっ、今日は暑いよねぇ~!」デレデレ!

梁師範「おじさん、邪念が無いからもっと薄着になっても良いよ~!」デレデレ!


CPアイドル達「邪念だらけやないかい!!」

武内P「申し訳ありません、大変失礼を……!」


梁師範「良いってことよ。困った時はお互い様さ」

アナベベ「それにこの子ら、船上LIVEをするアイドルなんだろう?」

アナベベ「だったら、怪我なんかしてる暇なんてないしな!」

梁師範「あのー……治したの、俺なんだけど」

アナベベ「また何かあったらいつでも言ってくれ! すぐ飛んでくから!」

梁師範「ねえ、聞いてる!?」


CPアイドル達「……ふふふっ!」

CPアイドル達「――はいっ!」ニコッ!


梁師範「……チッ、良い笑顔じゃねえか」

梁師範「まっ、俺も船上LIVEを楽しみにさせて貰うとするか」


アナベベ「それじゃあ、お礼にセクシーなお姉さんアイドルを紹介して貰おうか」


梁師範「良い感じで終わらさせてよね!!」

  ・  ・  ・


ガリ眼鏡「……どいつもこいつも、浮かれて間抜け面をしてやがる」


ガリ眼鏡(世界中の著名人が集まる、この船旅)

ガリ眼鏡(これは……またとないチャンスだ!)


ガリ眼鏡「くっくっくっく……!」


ガリ眼鏡(MAXもケルベロスも壊滅し、研究員はほとんど捕まった)

ガリ眼鏡(――だが! 私は逃げ延び、ここに立っている!)


ガリ眼鏡「ふっふっふっふ……!」


ガリ眼鏡(改造人間手術を施した、最強の拳士達を連れてなぁ!)


ガリ眼鏡「はっはっはっは! はーっはっはっは!」


招待客「あの人、よっぽどこの船旅が楽しみなんだなぁ」

(ターちゃんアイキャッチ)


CMタイミングなので寝ます
おやすみなさい

わかるわー我慢できなくてターちゃんSS書きたくなる気持ち……ってわかるわけないわ!

普通にスレ立てたほうが知ってる人いると思う

右手の人差し指を突き上げながらの「気を付け」の姿勢でツッコミ入れるの懐かしいですな

ターちゃん読んだことある人ってもう40超えてるよな…

  ・  ・  ・
船室

ターちゃん「ふんふ~ん♪」

ゴシゴシ!


ヂェーン「何よターちゃん、ご機嫌じゃないの~!」

ペドロ「そうですね、ヂェーンさんのパンツを洗ってるっていうのに」


ターちゃん「いやー、今日も仁奈ちゃんと遊ぶ約束をしててさ!」

ターちゃん「船旅はそんなに楽しみじゃなかったんだけど……」

ターちゃん「あの子と遊んでるから、ち~っとも退屈しなくて済むんだ!」


梁師範「確かに、ターちゃんの動物パワーをあそこまで喜ぶ子は初めてだな」


ターちゃん「うん! だから、ヂェーンのパンツも楽しく洗えるのだ~♪」


ヂェーン「ターちゃん?」


ターちゃん「……なんでもありません」

ペドロ「でも、先生は本当に子供に好かれますよね」

ヂェーン「ターちゃんは、図体のでかい子供みたいなものだもの」

ヂェーン「子供同士だから、仲良くなりやすいのよ」

ペドロ「はー、なるほど! そういう事だったんですね!」


ターちゃん「むっ、何を言ってるんだ!」

ターちゃん「私だって、立派に大人として接してるさ!」


梁師範「ほー、例えば?」


ターちゃん「昨日はお馬さんごっこで、背中に乗せてあげただろー」


ヂェーン・梁師範「うんうん」ニコニコ!


ターちゃん「今日は、カンガルーごっこをして遊ぶつもりさ」

ターちゃん「こう、タマタマの皮を伸ばして袋にして……」びろ~んっ!


ヂェーン・梁師範「やめんかい!!」

ターちゃん「むう……じゃあ、違う動物かー」

ターちゃん「仁奈ちゃんは、どんな動物が好きなのかなー」

ペドロ「アハハッ! きっと、どんな動物でも喜んでくれますよ!」

ターちゃん「……うん、そうだな! ペドロの言う通りだ!」ニコッ!


ヂェーン「……やれやれ、一時はどうなる事かと思ったけど」

ヂェーン「仁奈ちゃんって子が居て、ターちゃんも楽しそうで良かったわ」

梁師範「なんだ、ヂェーンさん」

梁師範「ターちゃんの様子がおかしいのに気付いてたのか」

ヂェーン「当たり前じゃないの」

ヂェーン「でも、これでリフレッシュが出来そうで安心したわ」

ヂェーン「最近戦ってばっかりだったから、こういう時も必要よ」

梁師範「ヂェーンさん……」ジーン!


ヂェーン「ターちゃん、パンツ洗う手が止まってるわよ」


梁師範「そこはちょっと位許したげてよね!!」

  ・  ・  ・
エステルーム

ヂェーン「――そんな訳で、毎日大変なのよ~」

ヂェーン「だから、こうやってエステして……あー、生き返る」


楓「ふふっ! ヂェーンさんったら!」

楓「ターちゃんの事、とっても大切に思ってるんですね♪」


ヂェーン「や~っだもう、そんなんじゃないってば!」

ヂェーン「そんな事より、三人は誰か良い相手とかいないわけ?」


早苗「居たら良いんだけどねぇ。でもほら、あたし達アイドルだし」

瑞樹「お仕事優先だわ。でも、今はエステで生き返るのに夢中」

楓「……ふふっ! LIVEも控えてますし――」


楓「エステで、ええステップに備えないとね♪……うふふっ!」


ヂェーン・早苗・瑞樹「あ……あはははは」

ヂェーン「それにしても、この船結構な数のアイドルが乗ってるのね~」

ヂェーン「カジノの、ディーラーのあの子もそうなんでしょ?」


楓「カジノの……ああ、レナさんですね」

瑞樹「彼女、ラスベガスで腕を磨いてたのよ?」


ヂェーン「なるほど! ど~っかで見たことある顔だと思ったのよ!」

ヂェーン「今の話を聞いて、ようやく思い出したわ!」


早苗「えっ!? ヂェーンさん、レナちゃんと顔見知りだったの!?」


ヂェーン「ええ、昔ベガスでちょっとね」


楓・瑞樹・早苗「へええ!」


ヂェーン「ボッコボコのボロ勝ちで儲けさせて貰ったのよー」

ヂェーン「あの時は半ベソかいてたから、思い出せなかったわー!」


楓・瑞樹・早苗「……!」だああーっ!

ヂェーン「だけど、アイドルになって度胸もついたみたいだし」

ヂェーン「おかげで予定よりも稼ぎが少なくて困るわ~」


早苗「あはは、それでも稼いでるのね……」

瑞樹「それじゃあ、今晩もカジノに行く予定なの?」


ヂェーン「行かないわよ」

ヂェーン「だって、今晩はアンタ達がLIVEすんでしょ?」

ヂェーン「カジノに行ってたら、見られないじゃないの」


楓「まあ! ヂェーンさん、見に来てくれるんですか?」


ヂェーン「あったりまえでしょ! 何言ってんのよ!」

ヂェーン「友達の晴れ舞台、見に行かなくてどうすんの」


楓・瑞樹・早苗「……」


ヂェーン「な、何よ? 何か文句あんの!?///」

早苗「……そんな事言われちゃ、気合入っちゃうわよねー」

瑞樹「わかるわ。今日は、最高のステージにしましょうね」

楓「はい。だって……ふふっ、お友達が見に来るんですもの♪」


ヂェーン「……ふふっ!」

ヂェーン「良い? あたしが、カジノに行くのを一日休むのよ」

ヂェーン「目一杯楽しませて貰わなきゃ、割に合わなくなっちゃう!」

ヂェーン「だから、今日は頑張んなさいよ!」


楓・瑞樹・早苗「はーい♪」


早苗「だ、か、ら~……今は、夜に備えて……」

瑞樹「ええ、ちゃんとメリハリをつけないと、ね」

ヂェーン「そうそう、リラックスリラックス……って」


楓「……すぅ……すぅ……」


ヂェーン・瑞樹・早苗「……もう寝てる」

  ・  ・  ・
船室、前

…コンコンッ

凛「プロデューサー」

…コンコンッ

凛「今晩のLIVEの事で、確認したい事があるんだけど」


『爆!!』

『うわああっ!?』


凛「っ!?」

凛「今の声、プロデューサー!?」

凛「それに、その前の声は……梁師範って言う人の声だった!」


凛「中で……何が起こってるの……!?」

凛「っ……!」

ガチャッ

凛「! 鍵が開いてる……プロデューサー!」


梁師範「ツモ! 大三元、四暗刻のダブル役満だぜ!」

梁師範「いやー、運が爆発しちゃってるなー! っははは!」

武内P・まゆP・今西部長「参りました!」


凛「遊んでないでよね!!」


武内P「っ!? 渋谷さん!?」

梁師範「お嬢ちゃん、こいつは遊びなんかじゃねえぜ」


凛「えっ?」


梁師範「高レートだかんね! さっ、もう半荘いこー!」


凛「賭け金の問題じゃないから!!」

凛「呆れた……皆で麻雀してるなんて」


まゆP・今西部長「しっ、失礼しましたー……」コソコソッ!

ガチャッ、バタンッ!


凛「……」ギロッ!


武内P「っ……!?」

梁師範「おい、ピーちゃんよ……」ボソボソ

武内P「な、何でしょうか?」ボソボソ

梁師範「この子、怒った顔めっちゃ怖くなーい!?」ボソボソ


凛「聞こえてるんだけど」


梁師範「駄目じゃないか、ピーちゃん」

梁師範「女の子に向かって、怖いなんて言っちゃ」

武内P「!? 待ってください! 私は、そのような事は一言も!」

しぶりんのツッコミがターちゃん式で脳内再生されたよ…。

凛「……!」ギロッ!


武内P「っ……!?」ビクビク!

梁師範「まあまあ、ちょっと位遊んだって良いじゃねえか」

梁師範「四六時中張り詰めてちゃ、体を壊しちまう」


凛「それは……そうだけど……」


梁師範「だ~いじょうぶだ」

梁師範「このヤロウ、こ~んな顔しておきながら……」

つんつんっ!

武内P「あ、あのっ! その話は……」

梁師範「口を開きゃあ、お前さんらアイドルの褒め言葉ばっかりだ」


凛「……ふ、ふーん……そうなの?///」


武内P「……」

梁師範「はっはっはっは! さっきと違う理由で、顔を赤くしてら!」

梁師範「でもまぁ、そろそろ退散するとしますかね」

梁師範「どうやら、確認したい事があるそうだしな」

武内P「ありがとうございます。とても、楽しめました」

梁師範「良いってことよ! 儲けたのはこっちだしな!」

梁師範「あっ、今晩もやるかんね! 忘れんじゃねえぞ!」

武内P「……はい、望む所です」


梁師範「それじゃあ、またな!」

梁師範「お前が褒めてたアイドルのLIVE、楽しみにしてるぜ!」


凛「……///」モジモジッ


梁師範「あー! 楓ちゅわんのLIVE、楽しみだなー!」

ガチャッ、バタンッ!


凛「…………プロデューサー? 確認したい事があるんだけど」


武内P「……ま、待ってください! 梁師範! 梁師範――!」

  ・  ・  ・
船上デッキ

仁奈「――すっげー! ターちゃん、すっげーでごぜーます!」

ターちゃん「いや~/// そこまで褒められると照れるのだ~///」

仁奈「キグルミも無いのに、本当に動物さんみてーです!」

ターちゃん「うん、それが動物パワーなんだ」


ターちゃん「動物になろうとするんじゃなく、ちょっと力を借りる」

ターちゃん「そうすれば、その力が自然と私に動物の動きをさせてくれるんだ」

ターちゃん「そうだね、例えば……」


ターちゃん「――ふんっ!」ギロォッ!


仁奈「っ!?」

仁奈「た……ターちゃん……?」

ターちゃん「……ハァ……ハァ……!」ギロォッ!


仁奈「……!?」


奏「何……!?」

奏「あの人、あんなに息を荒くして、恐ろしい目で……!」


ターちゃん「――とうっ!」ギロォッ!

ヒュッ――


奏「っ! 仁奈ちゃん、危ないっ!」


ドポーンッ!


ターちゃん「サメのパワーを借りすぎて、肺呼吸がきつかったのだー」ギロォッ!

ターちゃん「あっ、ホオジロザメだからお化粧しないと」ヌリヌリ

バシャバシャバシャバシャッ!


奏「そんなわけないでしょ!!」

  ・  ・  ・

ターちゃん「――どうだい? サメさんだったろう?」

仁奈「ターちゃん! サメさんは、お魚さんでごぜーますよ!」

ターちゃん「あっ、そっかー! ちょっと間違えちゃったのだ!」

ターちゃん・仁奈「あはははっ!」ニコニコ!


招待客達「……ふふふっ」ニコニコ

招待客達(微笑ましいなぁ)


ターちゃん「そう言えば、仁奈ちゃんはどうしてキグルミにこだわるんだい?」

ターちゃん「今日も、ウサギのキグルミを着てるし」


仁奈「はいっ! それは、仁奈がキグルミが好きだからです!」

仁奈「キグルミを着てると、皆が可愛がってくれやがります!」

仁奈「でも、キグルミを着てないと……皆、離れてっちゃうかも」


招待客達(……急に空気が重く……!)

仁奈「パパも、ママもお仕事でとっても忙しいから……」

仁奈「皆が構ってくれねーと、仁奈は……仁奈は……」


ターちゃん「……ぐうっ!?」

…ガクッ!


仁奈「っ!? ターちゃん!?」

仁奈「どうしたでごぜーますか!?」


ターちゃん「私のパワーの源は、アフリカのジャングル……!」ヘナヘナ…

ターちゃん「そこから離れて船に乗ってるから、パワー不足なのだ……!」ヘナヘナ…

ターちゃん「ああ、どうしよう……動物パワーが足りない……!」ヘナヘナ…


仁奈「! なら、このウサギのキグルミを着てくだせー!」

仁奈「ウサギのキグルミの、動物パワーでごぜーます!」

ぬぎぬぎっ…!


仁奈「ターちゃん! これで、ウサギの気持ちになるですよ!」

  ・  ・  ・

ターちゃん「ありがとう、仁奈ちゃん!」

ターちゃん「おかげで、助かったのだー!」

ターちゃん「ほらもう、ウサギパワーでお鼻ヒクヒクしちゃう」


仁奈「えへへっ! 元気になって、良かったです!」ニコッ!


ターちゃん「……私はバカだから、あまり気の利いたことは言えない」

ターちゃん「でも、誰かが困ってる時に、迷わず自分の大切な物を差し出せる」

ターちゃん「そんな優しい心の持ち主を誰も見捨てたりなんかしない」

ターちゃん「だから、なんにも心配することなんてないさ!」ニコッ!


仁奈「……ターちゃん」

仁奈「――はいっ♪」ニコッ!


ターちゃん「ところで仁奈ちゃん、このキグルミどうやって着せたの?」ピッチピチ!


招待客達「良い話は脱いでからしてよね!!」

ターちゃん「それにしても、パパもママも仕事で忙しいのかー」


仁奈「はい……」


ターちゃん「私の父は、いつも遊んでばっかりなのだ」

ターちゃん「なっ、エテ吉!」

エテ吉「ウキキッ!」


仁奈「えっ?」


ターちゃん「母は、アフリカの大地」

ターちゃん「今は離れているけど、いつでも見守っててくれる」

ターちゃん「だから寂しくは無いし、それに、新しい友だちも出来たからね!」


仁奈「仁奈も……仁奈もでごぜーます!」

仁奈「帰ったら、ママにい~っぱい、ターちゃんの話をするでごぜーます!」


ターちゃん・仁奈「……あははははっ!」ニコニコ!

  ・  ・  ・
船内 通路

アナベベ「チクショー! どいつもこいつも!」

アナベベ「俺を置いて、思い思いに楽しみやがって!」

アナベベ「ペドロのヤツだって――」

  ・  ・  ・

ペドロ『あっ、すみませんアナベベさ~ん』デレデレ!

ペドロ『僕、これからアイドルの子達に空手を教える約束があるんで~』デレデレ!

  ・  ・  ・

アナベベ「――とかなんとか抜かしやがってよぉ!」

アナベベ「空手とか言っといて、柔道の寝技でくんずほぐれつするつもりじゃねーだろうな!」

アナベベ「……くっそー、おっぱいのでかいねーちゃんに話しかけたら――」

  ・  ・  ・

『夜士死苦ゥ!』

  ・  ・  ・

アナベベ「――ってぶん殴られるし、散々だ!」ボロッ…

「――この手を離せ! 離しなさい!」


アナベベ「……ん? 何だ、揉め事か?」


大男「駄目だ。お前は、俺と一緒に来てもらう」

専務「くっ……!?」


アナベベ「……なんでぇ、ナンパがこじれてんのか」

アナベベ「男の方は、やけに体格が良いな……」


大男「……」

専務「離せと言ってるのがわからないのか!」


アナベベ「……女の方は、性格きつそうな顔してんなぁ」

アナベベ「ちょいと化粧がケバいが……うひょひょ! 良い体!」

アナベベ「……ここでカッコイイ所を見せて……うひょひょひょ~っ!」


アナベベ「――ようやく、俺にもツキが回ってきやがったぜ!」

大男「お前は、重要な人物だからな」

専務「!? 私の事を知って……!?」


アナベベ「おい、兄ちゃん!」

アナベベ「その人から、汚い手を離しな!」


専務「っ! 貴方は――!?」

大男「……何だ、お前は」


アナベベ「フン! 下衆野郎に名乗る名前はねーな!」


大男「……何?」


アナベベ「あっ、僕ちんアナベベって言います! これ名刺ね!」

アナベベ「コイツやっつけたら、後でご飯でも一緒にどーお!」

アナベベ「だ~いじょうぶ大丈夫! 下心なんてこれっぽっちもないからー!」


専務「あの……真面目にピンチなんだが」

アナベベ「そんな訳だ、お邪魔虫はとっとと――」


大男「邪魔なのはお前だ」

ドカッ!


アナベベ「おぶっ!?」

ヨロヨロッ…

アナベベ「てっ、テメエ! いきなり何しやがる!?」

アナベベ「相手が俺じゃなかったら、ぶっ飛んでた所だぞ!」


大男「今のに耐えるとは……貴様、何者だ」

…スッ


アナベベ「っ!? この構え……おい、逃げろ!」


専務「えっ!? し、しかし……!」


アナベベ「俺の事は良い! 早く逃げろってんだ!」

アナベベ「アイツはまともじゃねえ! モタモタすんな!」

専務「っ、わ、わかった! すぐに人を呼んでくる!」

アナベベ「っ、待て! 忘れもんだ!」

専務「!? どうした!?」


アナベベ「はい、俺の名刺」

アナベベ「そうだ! 裏に、船内に部屋番号書いとくね」


専務「モタモタしないでくれる!?」


大男「……」

大男「……練精化気、練気化神……!」


アナベベ「クソっ! その呪文、やっぱり――黒龍拳か!」

アナベベ「逃げろっ! ターちゃんか、梁師範に知らせてくれ!」


大男「練精化気、練気化神……!」

ボォォォ…!

  ・  ・  ・

大男「――砕!」

ボグゥッ!

アナベベ「ぐううっ――!?」


ドガァンッ!

アナベベ「うぶぇあっ!?」

…ドサッ!

アナベベ「ち……チクショウ……!」

アナベベ「気の力はともかく……なんてパワーだ……!」


大男「当然だ」

大男「黒龍拳で修行を積んだ暗殺部隊」

大男「それが、改造人間手術を受けてパワーアップしているのだからな」

ボォォォ…!


アナベベ「こ……殺される……!」

アナベベ「なんでだよ……!」

アナベベ「黒龍拳の総帥になった、李功の命令なのか……!?」


大男「フン! 誰があんな小僧を総帥と認めるか!」

大男「我らは、里を捨てた!」

大男「それも全て、金のためよ!」

大男「そのため、改造人間手術で我らは無敵の拳士になったのだ!」


アナベベ「……へ……へへへ……!」

アナベベ「そうかい……そいつは良かったじゃねえか……!」


大男「そうだ! 今ならば、誰であろうと敵ではない!」

大男「この船の人間を人質にして、身代金を――」


アナベベ「バーカ!」

アナベベ「お前になんか言ってねえよ!」


大男「……何?」

「天に三宝! 日、月、星!」


大男「!? この勁の呪文は……!?」


「地に三宝! 火、水、風!」


大男「どっ、どこだ!? 何処に居る!?」


「龍炎拳!!」


大男「おおおおおっ!?」


「裂!!」

ズバアアァァァンッ!!


大男「っ!? 上の通路から――ぐあああっ!?」

…ボトッ

大男「う、腕が! 俺の右腕があああっ!?」

https://www.youtube.com/watch?v=DWHvGrmiWVg

「チッ! 一発で仕留めるつもりだったんだが、外したか」

…スタッ!


大男「おっ、おのれえええっ!」

大男「白華拳最高師範……梁!」


梁師範「馴れ馴れしく呼び捨てにすんじゃねーよ」


大男「よくも……よくも俺の右腕をおおおっ!」


梁師範「金に目がくらみ、外道に落ち……」

梁師範「あまつさえ! 改造人間手術だと!? ふざけやがって!」

梁師範「右腕だけとは言わねえ! 左腕も切り落としてやるぜ!」


大男「なっ……なんて気迫だ……!」


梁師範「俺のダチに手を出した礼は……キッチリ返させて貰う」

梁師範「アナベベ、俺が来るまでよく耐えてくれた」

梁師範「それに、目的を聞き出すとはやるじゃねーか」

梁師範「コイツを倒したら、傷の手当を――」


アナベベ「」

ダクダクダクダクッ…


梁師範「~~っ!?」アワアワ!

梁師範「通明賢気! 骨禎拘根! 黄考建中!」

梁師範「通明賢気! 骨禎拘根! 黄考建中!」

ボォォォ…

アナベベ「……う……んんっ」

梁師範「ぜはぁ……はぁっ……! セーフセーフ……!」


梁師範「なっ……中々……ぜはぁっ……やるじゃねーか……!」ヨロヨロッ…


大男「あの、何もしてないんですけど」

一服

大男「練精化気、練気化神……!」

大男「練精化気、練気化神……!」

ボォォォ…!

大男「死ねえええっ!」

ヒュッ――


梁師範「ふっ!」

スッ


大男「ふっ! はっ! はっ! せやあっ!」

梁師範「くっ……! 思ったより速い……!」


アナベベ「んん……戦いは、どうなって……」

アナベベ「え~っ!? 梁師範、どうして押されてるの!?」


大男「ふははっ! それは、内養功で気を遣いs」


梁師範「思ってたより強いの!! そんだけだから!! そんだけ!!!」

梁師範「ちいっ!」

トンッ――


大男「上に跳んでも無駄だ! 落ちて来たところを――」

バチバチッ…ガシイッ!

大男「っ!? 地面から気が……う、動けん!」


梁師範「上空に注意を反らし、地面からの気で敵を縛る!」

梁師範「――これぞ! 白華龍歩撃掌!」


大男「うっ、うおおおおっ!?」


梁師範「ドタマかち割り!!」

ドガアアッ!


大男「……!?」

大男「うぐぇあっ……!」

…ドサッ!

梁師範「……へっ、手間ぁとらすんじゃねえよ」

アナベベ「さっすが梁ちゃん!」

梁師範「まっ、所詮はトーナメントの選手に選ばれない奴らだからな」

アナベベ「俺の傷も、いつの間にか治してくれてたし!」

梁師範「そっ、そだね! 余裕があったからね!」アセアセ!


専務「――無事でしたか!」


アナベベ「おおっ! アンタが梁師範を呼んでくれたんだな!」

梁師範「邪悪な気を感じて来てみりゃ、慌ててる彼女を見かけてな」

専務「あの、お怪我はありませんか……?」

アナベベ「……ぐうっ!?」

梁師範・専務「!?」


アナベベ「あー! チンチンの先が凄く痛い! 優しくさすってくれないかな~!」チラッチラッ!


梁師範・専務「……!」だああーっ!

  ・  ・  ・
船内 通路

ガリ眼鏡「――チッ! 何故、美城を連れてこない!」

ガリ眼鏡「あそこのアイドルは、訳がわからんヤツが多いんだ!」

ガリ眼鏡「上を抑えて、動きを制限しておきたかったが……!」


黒龍拳士達「……」


ガリ眼鏡「……まあ良い。コイツらが居れば、取るに足らないだろう」

ガリ眼鏡「この船を占拠した後、ゆっくりと……ぬふふ!」ニヤァ~ッ!


警備員A「なっ、なんですか貴方達は!?」


ガリ眼鏡「――やれ」

黒龍拳士達「練精化気、練気化神……!」

ボォォォ…!


「うっ――……うわああああっ!!」

  ・  ・  ・
船室

ターちゃん「――! まただ……!」

ターちゃん「今度は、何人もの悲鳴が聞こえた……!」


ヂェーン「ターちゃん、手」

ターちゃん「あ、はい、しーません」

もみもみっ!

ヂェーン「あー、やっぱりターちゃんの肩揉みが一番きくわー!」

ペドロ「やっぱり、愛があるからききが違うんですかね~!」

ターちゃん「よせやいペドロ、からかうなって~!」


ターちゃん・ヂェーン・ペドロ「あははははっ!」


ターちゃん「ぢゃなくてね!?」

ヂェーン「考えすぎよ、ターちゃん」

ヂェーン「……って言うか、いい加減にしてちょうだい!」

ターちゃん「え゙っ?」

ヂェーン「何度もそう言うから、駆けつけてみたら――」


ヂェーン「アナベベにナンパされて怒ってる子だったり!」


ヂェーン「なんか男の人を物凄く叱ってる子だったり!」


ヂェーン「股間に良いのが入って、悶絶してるペドロちゃんだったり!」


ターちゃん「えっ? だから倒れてたのペドロ?」

ペドロ「どこを攻撃してもきかないって言ったら……はい、偶然……」

ヂェーン「変にかっこつけるからそうなるのよ」

ペドロ「……押忍」


ターちゃん「だっ、だけど! 今の悲鳴は違うってばー!」

ヂェーン「とにかく! あたしは夜のLIVEに備えて昼寝するから!」

ヂェーン「起こすんじゃないわよ! 良いわね!?」

ターちゃん「ヂェーン! 本当なんだって~!」

ペドロ「ヂェーンさん、最後にもう一度だけ確認しに行きませんか?」

ヂェーン「嫌よ! そんな大変な事、おこるわけ――」


『あー、テステス……ゴホンッ!』

『この船は――我々が占拠した』

『なあに、無駄な抵抗をしなければ、悪いようにはしない』

『皆さんは、大事な人質なのだからね!』

『ふはははははっ!』


ヂェーン「……――あったわねぇ……」

ペドロ「そんな……この船が、シージャックされるなんて!」


ターちゃん「皆は……本当に、皆は無事なのか……!?」

(ターちゃんアイキャッチ)


ごはん

  ・  ・  ・
船上デッキ


黒龍拳士達「……」


早苗「……すっかり囲まれてるわね。打つ手無し、って感じだわ」

瑞樹「早苗ちゃん、絶対に変な気は起こさないでね」

早苗「わかってるわよ。あたしだって、そこまでバカじゃないもの」


警備員「うぐあっ……ぐうっ……!」

招待客A「こいつはひどい……骨が何本か折れてる……!」

招待客B「どんどん弱ってる……! このままじゃまずいぞ……!」


武内P「――失礼」


招待客C「な、なんだアンタは……!? アイツらの仲間か!?」

武内P「えっ!?」


早苗・瑞樹「……!」だああーっ!

みりあ「ちがうよ! プロデューサーは、プロデューサーだよ!」

李衣菜「怖いのは、顔だけですから!」

蘭子「然り! 我が友が心の内に秘めしは、清らかなる光!」

智絵里「最近では、たまにだけど笑うようにもなりましたよね…・・」

かな子「うん♪ あの笑顔を見ると、甘いものが食べたくなるよね~♪」

杏「甘いマスクだってさ、プロデューサー」ニヤニヤ


武内P「皆さん……///」


警備員「あの……真面目に死にかけてるんですけど……」


武内P「っ! 失礼しました……!」

武内P「このスタミナドリンクをゆっくり、落ち着いて飲んでください」

警備員「あ、ありがとう……」ゴクッ、ゴクッ!


武内P「物凄く体が痛いと思いますが、体力は回復します」


警備員「あ~っ! 痛い痛い痛~いっ!」ピクピクッ!

警備員「……うぐっ」カクンッ

武内P「っ!……どうやら、気を失っただけのようですね」

招待客A・B・C「……!?」ゾ~ッ…!


仁奈「……これから……どうなるんだろー」

仁奈「パパ……ママ……!」ウルッ…

エテ吉「――キキッ!」

仁奈「エテ吉……?」


エテ吉『この船には、ターちゃんも、梁師範も、ペドロも!』

エテ吉『ついでにアナベベも、オイラだって居るんだ!』

エテ吉『心配する事はないって! 絶対助かるから!』

エテ吉「――ウキキキッ!」ニコッ!


仁奈「? トイレは、あっちでごぜーますよ?」


エテ吉「……!」だああーっ!

  ・  ・  ・
船内 通路

黒龍拳士A「――どうだ? 居たか?」

黒龍拳士B「いいや、ほぼ全員船上デッキに集め終えたみたいだ」

黒龍拳士A「ふん! 他愛ないな! もっと早くこうしていれば!」

黒龍拳士B「まあ良いさ……これからは、俺たちの天下だ」

黒龍拳士A「そうだな。よし、俺たちも予定通りデッキに向かおう」

黒龍拳士B「ああ……いや、待て」


ターちゃん「ニャ~、ニャ~」パタパタ

ターちゃん「私は、ただの猫じゃなくてウミネコって鳥さんなのだ~」パタパタ


黒龍拳士A・B「へー! 本当に猫みたいな鳴き声なんだ!」


ペドロ「――すかさずペドロパンチ!」

ボカァッ!

黒龍拳士A「ぐああっ!?」

黒龍拳士B「なっ、何だお前たちは!?」

黒龍拳士A「き、気をつけろ……只者じゃないぞ……!」ヨロッ…


ペドロ「ターちゃん流格闘術、その一番弟子!」

ペドロ「ペドロ・カズマイヤー! 押忍!」


ターちゃん「クワックワッ!」パタパタ!

ターちゃん「繁殖期になると、こういう声で威嚇して攻撃してくるのだ~」パタパタ!


ヂェーン「ウミネコはもうええわい!!」


ターちゃん「私は、ジャングルの王者、ターちゃん!」キリッ!

ターちゃん「何処の誰だか知らないが、お前たちの好きにはさせんぞ!」キリッ!

ターちゃん「ジャングルの平和を乱すヤツは、この私が許さん!」キリッ!


黒龍拳士「ジャングルの平和は乱してないけど」


ターちゃん「……とっ、ととっ、とにかく許さん!」ワタワタ!

黒龍拳士A「接近戦は危険だ! 勁を使うぞ!」

黒龍拳士B「……チッ! 仕方ない!」

黒龍拳士A・B「練精化気、練気化神……!」

ボォォォ…!


ペドロ「なっ!? あれは――」

ヂェーン「西派拳の、気の呪文じゃないの!」

ペドロ「危ない! 避けてください、先生!」


黒龍拳士A・B「くらえっ! 気功弾!」

ボッ! ボッ! ボッ! ボッ!


ターちゃん「わっ、わっ、よっ、ほっと」

ヒョイッ、ヒョイッ、ヒョイ、ヒョイッ


黒龍拳士A「かっ、躱しただと!?」

黒龍拳士B「二人分の気功弾だぞ!?」

黒龍拳士A「もっとだ! もっと撃ちまくれ!」

黒龍拳士B「おおっ!」

ボッ! ボッ! ボッ! ボッ! ボッ! ボッ! ボッ! ボッ!


ターちゃん「あら、ほいっ、よっ、ほいさ、ほい、ほいの、ふにっ」

ヒョイッ、ヒョイ、トンッ、ヒョイッ、ヒョッ、ヒョイッ、ふに


黒龍拳士A・B「うおおおおおおおっ!」

ボボボボボボボボボボボボボボボッ!!


ターちゃん「無駄だ無駄だ~! 何発打っても当たらんぞ~!」

ふにふにふにふにふにふにふにふにふに


ペドロ「出た――ッ! 先生の、ふにふに避けだ――ッ!」

ペドロ「どうだ! その気持ち悪い動きには!」


ターちゃん「あの……気持ち悪いはやめてくんない?」

ふにふにふにふにふにふにふにふにふに

  ・  ・  ・

黒龍拳士A・B「きゅう……!」ボロッ…


ヂェーン「ターちゃん! きつ~く縛り上げてやんなさい!」

ペドロ「そうですね。コイツらには、色々喋ってもらわないと」

ヂェーン「大方、お金目当てとかそんな所でしょ」

ヂェーン「ふんっ! 欲にまみれたヤツは、これだから!」

ペドロ「あ、あはははは……!」


ターちゃん「――よし、出来たのだ~!」


黒龍拳士A「あっ、ああんっ……!」ビクビクッ!

黒龍拳士B「なっ、縄が食い込むぅ……!」ビクビクッ!

『亀甲縛り』


ターちゃん「この縛り方が豚に良いって、アイドルの子が言ってたのだ~!」


ヂェーン「普通に縛らんかい!!」

黒龍拳士A「そんな……改造人間手術を受けた、俺達が……!」

黒龍拳士B「こうも簡単にやられるとは……!」


ターちゃん「えっ? それは無いんじゃない?」

ターちゃん「私が戦った改造人間は、痛みを感じなかった」

ターちゃん「それに感情も無く、まるでロボットみたいだったぞ」


黒龍拳士A・B「えっ!?」


ペドロ「確かに、先生の言う通りですね」

ペドロ「手術を受けていたとしても、程度の低いものなのかも知れません」

ターちゃん「よし、確認してみよう」


黒龍拳士A・B「ひっ!?」


ターちゃん「っ!?……コイツはひどい……!」

ターちゃん「チンチンの皮が、物凄く余ってるのだ」

ヂェーン「お前が言えた台詞か」

  ・  ・  ・

黒龍拳士A・B「ん~っ! ん~っ!」

…バタンッ!


ヂェーン「――さあ! デッキへ向かいましょう!」

ペドロ「コイツらは、ここへ置いていくんですか?」

ターちゃん「完全に縛り上げてたし、問題ないだろう」


ヂェーン「それに、口の中アナベベのパンツを詰めておいたわ」

ヂェーン「あれなら、呪文が唱えられなくて気も使えないわよ」


ターちゃん・ペドロ「……!?」ぞ~っ!


ペドロ「だけど、本当に僕たちはデッキの方で良いんですかね?」

ターちゃん「大丈夫さ。梁師範とアナベベも、あの放送を聞いてただろう」

ペドロ「でも……どうして、あの二人が操舵室に向かうって言い切れるんです?」

ヂェーン「それは、あの二人が昨日の夜――」

  ・  ・  ・
船内 操舵室付近

アナベベ「――昨日の夜、操船クルーの中に美人が居るって話してたしな」

梁師範「――ヂェーンさんなら、それで予想してくれるだろう」

アナベベ「はぁ……とんだバカンスになっちまったぜ!」

梁師範「全くだ! さっさと片付けちまおうぜ!」


梁師範・アナベベ「でなきゃ、LIVEに間に合わねえからな!」


アナベベ「あっ、ちょっと待ってくれ梁師範」

梁師範「ん? どうしたアナベベ」

アナベベ「せっかく美人を助けるんだ。なら――」


アナベベ「――それなりの格好ってもんがあるからな!」


梁師範「はぁ……出来るだけ急げよ」

アナベベ「わかってらい!」

  ・  ・  ・
船上デッキ


黒龍拳士達「……」


仁奈「……うぅ……!」ウルウルッ!

エテ吉「キー……キッ?」


エテ吉「ウキッ! ウキキキーッ!」


仁奈「? どうしたでごぜーますか、エテ吉……?」

エテ吉「ウキッ! ウキッキッ、キキキッ!」

仁奈「ご、ごめんなせー……何を言ってるか、わからねーですよ……」

エテ吉「キーッ……ウキッ、ウキキキッ!」

仁奈「おサルさんのキグルミもねーですし……」


エテ吉「……ウキー」


仁奈「……ごめんなせー」

エテ吉「ウキッ!」

ぽんっ!

仁奈「エテ吉……」

エテ吉「ウキッ、ウキキーッ」ニコニコ!

仁奈「……!」


仁奈「――ちょっとだけ、待って!」

ぬぎぬぎ!

仁奈「ウサギのキグルミを着てちゃ、駄目です!」

ぽいっ!

仁奈「おサルさんの、エテ吉の気持ちがわかるため――」


仁奈「動物パワーでごぜーます!!」


エテ吉「ウッキーッ!」

仁奈「うきっ、うっきっき!」

エテ吉「ウキーッ! ウキキキッ!」

仁奈「うっ、う、ウ、ウキー!」

エテ吉「ウキャキャッ! ウキー!」

仁奈「ウキッ! ウキキッ、ウキー!」


エテ吉『仁奈ちゃん! ちょっとだけ、奴らの注意を逸らしたいんだ!』

仁奈『注意を逸らす?』

エテ吉『ほんのちょっぴりで良いんだよ!』

エテ吉『奴らの目を引きつけるのに、協力してくれるかい?』

仁奈『それは……』

エテ吉『ごめんよ……こんな事、君みたいな小さな子に頼んで』

エテ吉『だけど、オイラだけじゃ……』


仁奈『仁奈は、得意でごぜーますよ!』


仁奈「だって――アイドルだから!」

仁奈「は――いっ!!」


「……!?」

ざわっ……!


仁奈「今から、仁奈がお歌を歌うでごぜーます!!」

仁奈「いっしょーけんめー歌います!!」

仁奈「なので、皆!! 聞いててくだせ――っ!!」


黒龍拳士C「おい、ガキ! 変な真似をするんじゃねえ!」

黒龍拳士D「よせ、放っておけ! 持ち場を離れるな!」


?「はーいっ♪」


「……!?」

ざわっ……!


楓「それじゃあ、私も一緒に歌いまーす♪」

楓「一緒に歌っても良いかしら?」

仁奈「……はいっ! 勿論でごぜーますよ!」


黒龍拳士C「なっ、舐めやがって……!」

黒龍拳士D「見せしめに……殺るか」


346プロアイドル達「!」


早苗「――もうっ! どうしてこうなるのよ!」

瑞樹「しょうがないわ。だって、幕が上がったみたいなんだもの」

アーニャ「時間は早いけど、ステージの始まり、ですね?」

李衣菜「こんなロックな始まりとは、思ってもなかったよ!」

未央「まー良いじゃん! だって、私達――」


346プロアイドル達「アイドルだから!」


黒龍拳士達「な……なんだコイツらは……!?」

https://www.youtube.com/watch?v=efnKIHbhP5E

黒龍拳士C「ええい、歌うな! その歌をやめろ!」

黒龍拳士D「おい! 落ち着――」


「今よっ!!」


黒龍拳士達「!?」


ターちゃん「ターちゃんパ――ンチッ!!」

ドカアァッ!

黒龍拳士C「うぐえあああっ!?」


ペドロ「ペドロキ――ック!!」

バキイィッ!

黒龍拳士D「ぐふえええっ!?」


仁奈「……! ターちゃんっ!」

  ・  ・  ・
操舵室

ガリ眼鏡「何っ!? 襲撃だと!?」

ガリ眼鏡「おい! どういう事だ!? 返事をしろ!」

ガリ眼鏡「……くそっ! 通信が切れやがった!」


黒龍拳士E「しゅ、襲撃……!? どうすれば……!」


ガリ眼鏡「とにかく、入り口を固めろ!」

ガリ眼鏡「ここさえ守れば、体勢は立て直せ――」


「三花聚頂、天下乱墜……! 三花聚頂、天下乱墜……!」


ガリ眼鏡「っ!?」


「百歩神拳!!」

ドガァァンッ!


梁師範「……やっべ、壊れたドアで誰か怪我してない……!?」アセアセ!

黒龍拳士達「や、やつは……梁師範!?」


梁師範「大丈夫!? 怪我とかな~い!?」アセアセ!

操船クルー達「……!」コクコク!

梁師範「ほーっ、良かった! 超焦った~!」ホッ!

梁師範「気合入れすぎて、めっちゃドア吹っ飛ぶんだもん!」


梁師範「――フッ、やっぱりお前たちは修行が足りねえな」

梁師範「冷静さを欠いたヤツに、勝利は掴めねえ」キリッ!


操船クルー達「……!」だああーっ!


ガリ眼鏡「えっ、ええい! 相手は一人だ、ひるむな!」

ガシィッ!

ガリ眼鏡「ひぎっ!? くっ、苦し……!?」


お願いシンデレラマン「正義のヒーローは、一人とは限らねえぜ!」

  ・  ・  ・
船上デッキ

『――操舵室は取り戻したぜ!』

『おい! 美人って、コイツ男じゃねえか!』


ターちゃん「……そうだったの?」

ヂェーン「最近じゃ、男の人も美人って言うみたいよ」


黒龍拳士F「ふっ! はっ! せやっ!」

ペドロ「あの、先生!? 戦ってください、先生――っ!」


ターちゃん「あわわ、ごめんよペドロ!」

ターちゃん「だが、数が多い……!」

ターちゃん「こんな時は――」


仁奈「動物パワーでごぜーます!」


ターちゃん「――なのだ~!!」

ターちゃん「んんんっ……!」

ターちゃん「ハッ――」

シュンッ―


ヂェーン「そうよ! チーターの俊敏さで、敵に近づいて――」


ターちゃん「ああああっ!」ギロオッ!

黒龍拳士G「ひっ!?」


ヂェーン「ライオンの様に威圧! そこから――」


ターちゃん「アライグマの様に、丁寧に洗うのだ~」キュルリンッ!

黒龍拳士G「あっ♡ ああんっ♡ もうだめぇ♡」


ヂェーン「真面目にやんなさいよね!!」


美波「ヤダ、凄い……! あんなの初めて……!」メモメモ

武内P「新田さん!? あの、何故メモをとっているのですか!?」

  ・  ・  ・

ガリ眼鏡・黒龍拳士達「ぐがぁ~っ! すぴぃ~っ!」

…バタンッ!


ターちゃん「ねえ、ホントに縛らなくてよかったの?」

ヂェーン「あのまま、一週間は眠り続けるそうよ」

ペドロ「一週間も!?」

ヂェーン「なんでも、そういう不思議なお薬を使ったみたい」

アナベベ「本当に信用出来んのか?」


ヂェーン「……アナベベ、ちょっとこの瓶の匂い嗅いでみて~♪」


アナベベ「ん? なんだこりゃ、香水――」クンクンッ!

アナベベ「――あっ、性欲が消えた」キラキラッ


ヂェーン「凄いわ、これ本物じゃないの」


ターちゃん・梁師範・ペドロ「……!?」ぞ~っ…!

仁奈「――ターちゃんっ!」

エテ吉「ウキキッ!」


ターちゃん「仁奈ちゃん。それに、エテ吉」


仁奈「もーっ! 早くしないと、LIVEが始まるですよ!」

ターちゃん「えっ!? もうそんな時間!?」

エテ吉「ウキーッ! ウキキッ!」

仁奈「エテ吉も、こう言ってやがります!」

エテ吉「ウキッ! ウッキーッ!」

仁奈「ねーっ♪」


ターちゃん「よ~し! それじゃあ急ごうか!」

仁奈「はいっ♪」


ペドロ「あの……あの仁奈って子、エテ吉の言葉わかってないッスか!?」

ヂェーン「たまに居るのよね、ああやって動物の気持ちがわかる子が」

梁師範「まっ、動物ってのは素直な生き物だからな」

ペドロ「……ですね! それに、あの二人を見てると――」


ターちゃん「動物パワー……プロングホーン!」ニョキッ!

仁奈「ふおおっ!? 髪が、角になりやがりました!」

ターちゃん「シカの仲間で、チーターの次に足が速いのだ~!」ニョキッ!

ターちゃん「さっ、背中に乗って!」ニョキッ!

仁奈「はいっ!」


ターちゃん「それーっ!」ニョキッ!

仁奈「はえーっ! すっげーはえーでごぜーます!」


ターちゃん・仁奈「あははははっ!」ニコニコ!


ペドロ「――こっちまで、笑顔になっちゃいますよ!」ニコッ!

梁師範「――フッ、確かにそうだな」ニコッ!


アナベベ「おい、どうしてチンチンって存在してんだ?」

ヂェーン「それより、あたし達も行きましょ!」

ペドロ「はい!」梁師範「ああ!」

アナベベ「なあ、おい。タマタマも、必要なくねえか?」


仁奈「ターちゃん!」

ターちゃん「ん? どしたの仁奈ちゃん?」


仁奈「いつか……いつか、アフリカに遊びに行くです!」

仁奈「その時まで、ちゃんと待っててくだせー!」


ターちゃん「勿論さ! 絶対に忘れないし、歓迎するよ!」

ターちゃん「アフリカの大地と、緑豊かなジャングルと、動物達と――」


ターちゃん「ジャングルの王者、ターちゃんが!」


https://www.youtube.com/watch?v=bWybxiTB4-A



おわり

明日は書けないと思います、申し訳ない
寝ます
おやすみなさい


アニメターちゃん見たあと漫画見ると救いがなくて驚いたりする

アナベベがアベナナに見えたり

アメリカハイスクールレモネードテロ事件の動画を見たが、ここで訓練を積んでいなかったらヤバかったね。

えっ、今日は全員レモネード飲んでいいのか!!

<strong>a</strong>

書きます


武内P「ネクタイ、ですか」

ちひろ「えっ!?」

武内P「……当たっているようですね」

ちひろ「あの……どうして、プレゼントの中身がわかったんですか?」

武内P「……」


武内P「日頃の感謝の気持ちだと、ネクタイを頂くのは……」

武内P「今日だけで……20回目ですから」


ちひろ「……」

ちひろ「はいっ!?」

ちひろ「それ、本当ですか!?」

武内P「ええ、まあ」

ちひろ「今日だけで……ネクタイを20本貰ったんですか!?」

武内P「はい、その通りです」

ちひろ「どうしてそんな事になってるんですか!?」

武内P「私にも……わかりません」


武内P「本当に、ただの偶然――」

武内P「――ちょっとした、奇跡が起きたのだ、と」

武内P「……そう、考えています」


ちひろ「……!?」

ちひろ「今日って、何か特別な日でしたっけ!?」

武内P「強いて言うなら……秋分の日の、振替休日です」

ちひろ「ですよね!」

武内P「千川さんは……何故、今日を選ばれたのですか?」

ちひろ「……」


ちひろ「……なんとなく、です」

ちひろ「その……本当に、なんとなくです」


武内P「……ですよね」

ちひろ「本当に、フッ……と、ですね」

武内P「……」

ちひろ「プロデューサーさんに日頃の感謝の気持ちをー、って……」

武内P「……」

ちひろ「何にしようかなぁ、ネクタイとか良いかなー、って……」

武内P「……」


武内P「全員、同じことを言っていました」


ちひろ「……」

ちひろ「……そう、なんですね」

武内P「途中から……ですね」

武内P「皆さん、何か相談をして今日にしたのか、と」

武内P「……そう、思ったのですが」

ちひろ「……」

武内P「私の見た限りでは、そのような感じは見られず……ですね」

ちひろ「……ええ」


武内P「今日は、何でもない日にも関わらず……」

武内P「……大変な事が起きてしまった、と」

武内P「……そう、考えています」


ちひろ「……ですよねぇ」

ちひろ「皆、他に何か言ってましたか?」

武内P「……千川さんは、何を言おうとしていましたか?」

ちひろ「えっ? 私、ですか?」

武内P「はい。差し支えなければ……お願いします」

ちひろ「え、ええと……」


ちひろ「……中身は、ネクタイです」

ちひろ「でも、プレゼントしたって皆に知られたら……」

ちひろ「……んんっ! まあ、そんな感じで、ですね?」

ちひろ「――内緒ですよ」

ちひろ「……って」


武内P「皆さんに、そう言われました」


ちひろ「……」

ちひろ「はあ……皆にも」

武内P「それで、終わりでしょうか?」

ちひろ「………………終わりですよ?」

武内P「千川さん」

ちひろ「……」


ちひろ「……もし、気に入ってくれたら」

ちひろ「明日、着けてきてくれると私も嬉しいと思います……って」

ちひろ「……言おうかなー……なんて……」


武内P「皆さんに、そう言われました」


ちひろ「……」

ちひろ「……」

武内P「……」

ちひろ「……もうっ、駄目じゃないですかプロデューサーさん!」

武内P「千川さん?」

ちひろ「皆には、内緒って言われたんですよね?」

武内P「はい、そうですね」


ちひろ「私に、言っちゃ駄目じゃないですか!」


武内P「20本の大台に乗り、心が折れてしまいました」

武内P「そして、とても一人では抱えきれない問題だ、と」

武内P「……そう、思いましたので」


ちひろ「……」

ちひろ「……ですよね」

シンクロニシティ…ッ!

武内P「千川さんの意見をお聞きたいのですが……」

ちひろ「……はい、どうぞ」


武内P「首に、ネクタイを20本全て巻く、というのは……」

武内P「有り、でしょうか?」


ちひろ「……無しです」


武内P「では……首にではなく、ですね」

武内P「全身の、いたる所に、こう……巻くというのは?」


ちひろ「……もっと無しです」


武内P「……」

ちひろ「……」

ちひろ「普通に……いつものじゃ、駄目ですかね?」

武内P「それは、当然考えました」

武内P「……ですが――」


武内P「――無理にとは言わない、と」

武内P「その、少し遠慮がちに……はい、全員……」

武内P「……」

武内P「もう、死ぬしか無いのでしょうか?」


ちひろ「!? プロデューサーさん!?」

ちひろ「諦めないでください! プロデューサーさん!」

偶然の女神がいたんだろ

武内P「今回の事態が――」

武内P「誰が贈ったネクタイを着けてくるか、と」

武内P「……皆さんで、話がついている場合」

武内P「その状況ならば、いくらでも道は開けます」


武内P「……ですが……完全に、善意なのです……!」

武内P「もう、死ぬ以外の道は、私には見えません……!」


ちひろ「待ってください! 結論が極端すぎます!」


武内P「皆さんの――善意と言う、まばゆい光」

武内P「……強すぎる光は、視界を奪ってしまいます」

武内P「それは、白と黒の違いはありますが、闇と同じなのです」


ちひろ「何言ってるんですか!?」

ちひろ「諦めず、何か道を探しましょう!」

武内P「いえ、ですが……」

ちひろ「しっかりしてください! プロデューサーさん!」

武内P「っ!……千川さん……」


武内P「では、どうしたら良いと思いますか?」


ちひろ「そんなの……」

ちひろ「……えっ、と……ですね……」


ちひろ「――笑顔です♪」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

武内P「……」

武内P「待ってください! 笑って誤魔化さないでください!」

ちひろ「それじゃあ、プロデューサーさんにアドバイスを」

武内P「えっ?」

ちひろ「お役に立つか、わからないですけど……」

武内P「っ、是非! 是非、聞かせてください!」


ちひろ「――何でもない、特別じゃない日」

ちひろ「そんな日に贈った、プレゼントの……ネクタイ」

ちひろ「プロデューサーさんが、明日それを着けてきたら――」

ちひろ「――明日は、ちょっと特別な日になります」


武内P「……」

武内P「待って……いえ、やめてください!」

武内P「千川さん、お願いします! やめてください!」

東京に死刑囚が集まるんです?

ちひろ「……きっと皆、期待してると思いますよ」

ちひろ「いえ、それだけじゃなく……不安も感じてます」

ちひろ「プロデューサーさん、着けてきてくれるかな、って」

ちひろ「私が贈ったネクタイ、気に入ってくれるかな、って」


武内P「っ……!?」


ちひろ「……それ。私も、私なりに頑張って選んだんです」

ちひろ「きっと、皆も同じ様に頑張って選んだと思います」


武内P「……」

ちひろ「だから……悲しいこと、言わないでください」

武内P「……千川さん」


ちひろ「もしも明日着けてこなくても、ですね!」

ちひろ「ちょっと、特別な日がずれるだけですから!」

ちひろ「あっ! 私は、20日後でも、良いですからね!」

ちひろ「だって、アシスタントですもの♪」ニコッ!


武内P「……ありがとう、ございます」

武内P「……はい……私も、覚悟を決めました」


武内P「とても、いたたまれない視線を向けられる、覚悟を……!」


ちひろ「頑張ってください、プロデューサーさん!」

  ・  ・  ・

コンコン、ガチャッ!


ちひろ「――おはようございます」


武内P「千川さん」

武内P「おはよう、ございます」


ちひろ「――!」

ちひろ「それ……そのネクタイ……!」


武内P「似合って、居ますか?」


ちひろ「――はいっ♪」ニコッ!

ちひろ「思った通り、とってもお似合いですよ♪」ニコニコ!

  ・  ・  ・

武内P「皆さん、おはようございます」


CPアイドル達「――!」

CPアイドル達「はいっ! おはようございます!」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」


CPアイドル達「ふふふっ♪ はいっ♪」ニコニコ!


武内P「……」


武内P(全員、全く同じネクタイを選ぶという……奇跡……!)


武内P(……だが、それは誰にも言わないでおこう)


武内P(首を絞める結果になる)



おわり

相変わらずオチがうまい

千川さんだけ秘密を打ち明けられるんだね

そこは墓まで持ってくだろ
ただし20日同じネクタイをしてることでバレる

ちっひ相手だと完全に役割が逆転するな。これもう勝負あったんじゃないかな

悩んでる武内Pを知ってるちひろさんとしては遠慮がなくなるから武内Pの婿養子先は確定

結局淡い期待を持っていた女子どもが「私って脈アリかも」と勘違いしただけじゃないか!

何でもない日に贈ったネクタイを翌日早速付けてきてくれて
自分だけがそれを知ってて他の人は何も知らない状況とか優越感すごそう

ムラムラってどういう事か美波に聞いちゃう年少組をください!


 天高く、馬肥ゆる秋。
 食欲の秋とも言われるこの季節は、魅力的な食べ物が多い。
 夏の暑さも過ぎ去り、それまで食べる事が億劫になっていた反動もあるのかも知れない。
 兎にも角にも、秋とは、食欲が増す季節だ。


「……」


 私の眼の前に座る彼女も、多分に漏れず食欲が増していた。
 カロリー制限を設けてはいるのだが、
お菓子を作っている時のつまみ食い等で、その制限を超過してしまう事も少なくない。
 だが、あまり厳しく注意しすぎても、彼女の魅力を損なう恐れがあった。
 甘い物を食べている時の彼女の笑顔は、それ程までに、魅力的だから。


「……」


 しかし、ソファーに座る彼女の顔に、笑顔は無い。
 俯きながら、ただ、無表情にバスケットの中からお菓子――スイートポテトを取り出し、
何かから逃げるように、口に運び、咀嚼、嚥下していた。


「……」


 秋の味覚――サツマイモ。
 放屁が放屁を呼び、その果てへと、彼女は既に到達していた。


「……」


 きっかけは、小さな、可愛らしいとも言える放屁の音だった。
 気の所為だと言ってしまえば、それで済んでしまう程度の、小さな音。
 だが、それまで笑顔でスイートポテトを頬張っていた三人の内二人は、
その音を聞いて、一瞬だけ動きを止めてしまった。


「……」


 丁度、会話が途切れた瞬間だったのも、要因の一つだろう。
 海外では、こういった瞬間の事を「天使が通った」と表現するそうだ。
 そう、


 天使が、放屁をした。


 言ってしまえば、ただ、それだけの事だったのだ。
 その彼女は、しばしばファンの方達から「天使」と呼ばれる事がある。
 私も、その表現には共感する部分もあるが、アイドルとは言え、生きた人間。


 芋を食べれば、放屁の一つや二つ、するのが当たり前だ。


 だが……それが悲劇の始まりを告げる銃声となったのは、紛れもない事実だろう。


「……」


 この場に居たのが彼女達だけならば、笑い話で済んだのかも知れない。
 そうだったならば、どれだけ良かっただろうか。
 ……いや、そんな仮定をしても、何の意味もないだろう。
 この場には、彼女達だけでなく、私も居合わせてしまったのだから。


「……」


 それは、本当に偶然だった。
 私は、スイートポテトを食べる三人の微笑ましい姿を眺めていた。
 時間にすれば、PCの画面から目を離した……五秒ほどだろうか。


 その五秒の間に、天使の放屁。


 慌てた天使の、焦燥と羞恥。


 突き刺し合う事になってしまった、視線と視線。


 慌てて視線を逸らしても、遅かった。
 芋はもう、運命の下り坂を転がり始めてしまっていた。


「……美味しい~」


 などと、呑気なことを言っている場合では、断じて、無い。
 本来ならば、今すぐにでも彼女を止めるべきだ。
 カロリー制限などと、そんな、生易しいものが理由では無い。


 彼女は、糞を漏らしているのだ。


 スイートポテトではなく、悲しみのショコラ・ティアラ。
 夢のティアラ、悪夢だから。
 ……駄目だ、私まで正気を失っては、いけない。


「美味しいから、大丈夫……大丈夫」


 全然、大丈夫ではありません。
 長いスカートとソファーで隠れているが、その中は、恐らく阿鼻叫喚。
 甘い物を食べる幸せで、彼女はその地獄の中でも心を保っているのだ。


「……」


 早く、食べ終わっていただけませんか。
 そんな言葉が何度も口をついて出ようとしたが、異臭により、閉口せざるを得なかった。


「……」


 羞恥に頬を染め、目に涙を溜める天使を救ったのは、一人の少女。
 怠惰な人間だと皆は彼女を言うが、私はそうは思っていない。
 彼女は、とても情に厚く、同じユニットのメンバーの二人を大切に想っている。
 そんな彼女が取った行動、それは……


 ……――放屁。


 最初に鳴った音よりも、大きな放屁の音が部屋に響いた。
 続けて、


 ――おイモ食べたら、出るのは仕方ないよね~。


 と、あっけらかんと、笑顔で言い放ったのだ。
 腹に力を込めて出したであろう屁の音と、
彼女のその様子を見て、他の二人は、クスクスと笑い声を上げていた。


 ――ドボンッ!


 ……と、三発目……三人目の彼女が、放屁をするまでは。
 優しさは時に人を傷つけると言うが、それは、あまりにも盛大な自爆音だった。


「……甘~い」


 苦い思いが、胸の内で三三七拍子を軽快に刻む。


 ――二人にだけ、恥ずかしい思いをさせるのは、いけない。


 確認してはいないが、彼女が放屁をしたのは、それが理由だろう。
 ただ、その思いが強すぎただけ。
 空砲ではなく、実弾が飛び出した。
 リハーサルではなく、本番が始まってしまっただけなのだ。


「……」


 友を想う心の在り方、そして、その結果を……どうして責められるだろう。
 強いて注意するとしたら、作っている最中の、つまみ食いだけ。
 かなりの量をつまみ食いしていなければ、あの威力は出ない。
 音だけ聞いたなら、346プロダクションがテロリストに襲われたと勘違いする爆音だった。


「あっ……あと、残り一個しかない」


 切なげな声を聞きながら、私は再度確認した。
 ゴミ袋、よし。ウェットティッシュ、よし。ゴム手袋、よし。

この板でしかこのシリーズ読んでない人はこの展開について来られるのだろうかw


「……」


 本来ならば、マスクも着用したい所ではある。
 しかし、あまりにも重装備が過ぎると、相手を傷つけかねない。
 必要最低限で、最大の効果をもたらしてくれる物だけを選び抜いた。
 ……お願いします、選ばせないでください。


「あと……一個……」


 彼女は、どうしたのだろうか。
 早く、最後の一つを片付けて頂き、片付けを始めたいのですが。


「あの……プロデューサーさん」


 彼女は、そんな私の心情などいざ知らず、


「お一つ、いかがですか?」


 笑顔で、信じられない言葉を口にした。


 彼女の優しさが、サツマイモの牙となって私に襲いかかってきた。


「今日は、とっても上手に出来たんですよ」


 彼女が、お菓子を作って持ってくるのは、自分が楽しむためだけではない。
 作ったお菓子を食べた人が、
幸せそうな顔をしているのを見るのが好き……なのだそうだ。


「あっ、いえ……その……!」


 確かに、私はスイートポテトを食べてはいませんでした。
 そして、貴女が優しい方だと言うのは、十分に理解しているつもりです。
 理解していますが……理解していますが!


「今、ですか……!?」


 その申し出は、私の理解の範疇を越えています!


「美味しいから、大丈夫ですよ~」


 これ程薄っぺらい「大丈夫」は、聞いたことがなかった。
 向けられたバスケットは、さながら砲身のよう。
 プロジェクトルームは、異臭立ち込める戦場へと変わっていた。


「……!」


 いくら彼女が大切な担当アイドルだとしても、
糞の臭いの充満する此処で甘味を食す気にはなれない。
 この場合、危険手当を申請したら受理されるだろうか?


「そ……そう、ですか」


 何とか、スイートポテトを躱しつつ、片付けたい。
 サツマイモ、砂糖、牛乳、バターで構成された一個の砲弾。
 貰ったら……食らったら、耐えきれるか自信が無い。
 美味しいから大丈夫で無く、非常に不味い事になる可能性が高い。


「はい♪」


 ボムンッ!


「っ!?」


 そんな、私の心の内を見透かしたような、威嚇射撃。
 自然と足は止まり、縫い止められたように動かなくなった。
 ……まあ、あれだけ食べたら、また出ますよね。


「美味しいから、大丈夫ですよ~」


 待ってください。
 待ってください、待ってください!
 あの……本当に、今、食べなくてはいけませんか!?


 ――と、叫び声を上げそうになった時……見てしまった。


「っ……!」


 バスケットを差し出す彼女の手が、震えているのを。
 よく見れば、足先も微かに震えていた。
 甘い物……スイートポテトを食べた幸せは、末端神経まで伝達しきっていなかったのだ。


「どうぞ♪」


 だと言うのに……彼女は、私に最後の一個を差し出してきているのだ。


「……ありがとう、ございます」


 ……残念ながら、感謝の気持ちは一切籠められなかった。

  ・  ・  ・

「……」


 私は、勝った。
 彼女達が歩んできた道のりの記憶が、リバースをせき止めたのだ。
 江戸切子職人の方の顔が浮かんだ時は危なかったが、耐えた。
 吐き気をこらえつつ、脱糞の後処理をやり遂げたのだ。


「……」


 彼女の言った通り、確かに、スイートポテトの出来は素晴らしかった。
 あの様な状況でなければ、ただ、純粋に楽しむことが出来たのだろう。
 そうならなかった事は悔やまれるが、仕方が無い。


 ――また作ってきますね~。


 彼女はそう言っていたが、食べる時は、どこかに隠れていよう。
 そう、考えながら、沈みゆく夕日の美しさに、目を細めた。


 私は……秋が、少し嫌いになった。


おわり


糞まで食べてこそのP

沢山食べるから沢山出る
沢山出るから緩むんだよな
理屈は分かる

我慢しきれなかったんだな(下ネタをw)

この板の新規にいきなり大は刺激強すぎないか
年少組の小くらいから段階踏んだほうが良いのでは

今までと違って処理描写がさらっと流されてるのでセーフ

かな子の尿は甘い味と香りがしそう

肝臓どころか膵臓も逝ってんじゃねーか!

書きます


武内P「禁酒令、ですか」

楓「はい」

武内P「はあ……そう、ですか」

楓「ひどいと、思いませんか?」

武内P「あの……何故、それを私に?」

楓「……やっぱり、そうですよね」


楓「ひどいと、思いますよね」


武内P「……」

武内P「えっ!?」

武内P「待ってください! 私は、まだ何も!」

楓「えっ?」キョトン

楓「……?……?」オロオロ!

武内P「あの、事情を説明して頂けませんか!?」

楓「あっ、そうですよね……すみません、私ったら」


楓「一緒に、直談判してくださるのに」

楓「事情を説明しないと、困っちゃいますよね」


武内P「……」

武内P「えっ!?」

武内P「待ってください! 直談判、ですか!?」

楓「えっ?」キョトン

楓「……?……?」オロオロ!

楓「!」ポンッ!

武内P「いえ、あの! 何を納得なさったのですか!?」


楓「ふふっ! ビールは、浴びーるけど……」

楓「ブランデーは、かぶらんでー♪ うふふっ!」


武内P「……」

武内P「あの! それは今、全く関係の無いダジャレです!」

武内P「誰に、直談判しようと言うのですか!?」

楓「えっ?」キョトン

武内P「まさかとは、思いますが……」


楓「専務でーす♪」ニコッ!


武内P「……」

武内P「……良い、笑顔ですね」


楓「では、一緒に直談判してくださる、という事で」

楓「宜しくおねがいします」ペコリ


武内P「っ!? 待ってください!」

武内P「笑顔を褒めたのは、了承の返事ではありません!」

武内P「専務に、禁酒を言い渡されたのですね……」

楓「ひどいと、思いますよね」

武内P「その……何と言って良いものか、はい」

楓「私に、お酒を飲むなだなんて……」

武内P「……」


楓「そう言われると、何故か余計に美味しく感じちゃって」

楓「……駄目な大人ですね、私」


武内P「……」

武内P「いえあの! 全く禁酒出来ていませんね!?」

武内P「何か、あったのですか……!?」

楓「えっ?」キョトン

楓「ええ、と……特に、無いと思います」キッパリ!

武内P「成る程……そう、ですか」

楓「専務に言われたのは――」


楓「酔っ払って、奏ちゃんに迷惑をかけるのはいかがなものか、って」

楓「君は、25歳の良い大人なのだから……」

楓「……17歳の彼女を困らせるなら、お酒は控えなさい、って」


武内P「……」

武内P「それは……ぐうの音も出ない、正論ですね」

武内P「特に無い、という発言は一体……?」

楓「女はみんなLie♪ La♪ Lie♪ ほんの少し、嘘つき♪」

武内P「歌わないでください」

楓「……」スイスイッ

武内P「踊らないでください」


楓「……」

楓「……!」ムスッ!


武内P「……高垣さん、待ってください」

武内P「今、私が怒られる要素はありましたか!?」

武内P「高垣さん」

楓「はい」

武内P「お話は……わかりました」

武内P「ですが……どうして、直談判に私を同行させようと?」


楓「一緒に、笑顔で♪」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

武内P「……」

武内P「高垣さん!? 理由を説明していただけますか!?」

武内P「……」

楓「……貴方と専務は平行線だ、と」

楓「そういったお話をされたと聞いています」

武内P「え、ええ……そうですね」

楓「つまり……専務が、禁酒派なら――」


楓「――貴方は、飲んだくれても良い派」


楓「……――違いますか?」キランッ!


武内P「違います」


楓「……」

楓「っ!?」


武内P「あの……驚かないで、頂けますか?」

楓「……!?……!?」オロオロ!

武内P「たっ、高垣さん!? 落ち着いてください!」

楓「たっ、高垣楓です! 高垣楓です!」

武内P「存じています! わかっていますから!」


楓「そんな……貴方まで、禁酒しろって言ったら……!」

楓「事務所に、味方が居なくなっちゃうじゃないですか……!」


武内P「……」

武内P「既に、思い切り孤立なさっているじゃないですか!」

楓「……すみません、取り乱してしまって」

武内P「ええ……はい」

楓「はい?」キョトン

武内P「……いえ、何の問題もありません」


武内P「ですが……そういう事なら、禁酒なさっては?」


楓「と、思いもしましたが」


武内P「まずは、一週間程度、試しに……」


楓「大人しく飲めたら、完全解禁で良いのでは……と」

楓「――なるほど♪」


武内P「待ってください!」

武内P「言葉を挟んで、都合の良い方向に進めないでください!」

  ・  ・  ・

専務「……ふむ、成る程」


楓「それなら、どうでしょうか?」


専務「少し待ち給え」

専務「……君も、彼女と同じ意見なのか?」


武内P「わ」

楓「お仕事に、大きいも小さいもありません」

武内P「……」


専務「高垣楓、その話は今関係無い」

専務「だが……完全解禁は、了承しかねるな」

専務「反動で、大きな問題を起こしかねない」

楓「その心配はありません」

専務「? 何故、そう言い切れる」


楓「……」ジッ


武内P「……」

武内P「えっ!?」


専務「ふむ……彼を見張りにつける、と」


武内P「えっ!?」

武内P「まっ、待ってください! あの……何故!?」


専務「良いでしょう、やってみなさい」

専務「それで、道が開けるというのならば」

楓「いいえ、もう……道は開けています」

楓「だって、大手を振ってお酒が飲めるんですもの」

専務「……呆れたものだな」

楓「はい。それが私、高垣楓です」


武内P「待ってください! あの、専務!? 高垣さん!?」

武内P「私を置いて、話をまとめないでくださいますか!?」

  ・  ・  ・

武内P「……話が、まとまってしまった」

武内P「……」

武内P「何故……こんな事に……!?」


奏「――あら?」

奏「シンデレラプロジェクトの、プロデューサーさんじゃない」


武内P「速水さん……」


奏「……」

奏「何かあったの?」

  ・  ・  ・

奏「……ふぅん、そんな事になってたんだ」

武内P「……」

奏「なんだか、ごめんなさいね。私のせいで」

武内P「あっ、いえ! そんな事は、決して!」


奏「それじゃあ、ご褒美のキスを貰おうかな」

奏「ふふっ! 私のおかげで、楓さんと飲みに行けるんだもの」


武内P「……」


奏「……もう! 冗談よ、冗談! ふふっ!」

奏「でも、これで酔った楓さんから電話は来なくなるのかしら」

奏「それはそれで、少し残念な気もするわね」

武内P「……」

奏「それじゃ、酔った楓さんの面倒を見るの、お願いね」

武内P「……頑張ります」


奏「だけど、禁酒令……ね」


武内P「……?」

武内P「速水さん……?」

奏「楓さんに禁酒させるのって、難しいと思わない?」

武内P「え、ええ……そう、ですね」

奏「無理に禁酒させて、あの人の笑顔が曇ったりしたら……ね」

武内P「はい……それは、私も考えました」

奏「そうよね」


奏「迷惑をかけないなら、禁酒までさせることはない」

奏「……そう、貴方も思ったんじゃないの?」

奏「だから……渋々だけど、申し出に同意した」

奏「……違う?」



武内P「……ええ、まあ」

奏「まあ、とにかく頑張ってちょうだい」

武内P「……ありがとうございます」

奏「貴方って、本当につれない人だものね」

武内P「えっ?」

奏「ううん、こっちの話」


奏「本当に、色々な意味で――」


奏「控えた方が良い」


奏「……ただ、それだけの話よ」



おわり

楓さんに禁酒をさせる? 例の指輪が必要だな

いっつも思うがあんた物書き系を本業にしとるじゃろ
じゃないとこんなにスラスラと毎日かけんわな

妊娠したら禁酒したってネタがあったような

そうか、妊娠させれば禁酒させることができるのか

楓さんのオロオロが見れて最高だったけど
バシバシが無くて無念

奏くんには映画を禁止・・・いやあんま効果ないな

杏にはサボり禁止令を出して発狂してしそう

楓さんかわいかった

迷ったのでどっちか書きます

1、武内P「もみやで、ですか」
2、志希「アポクリン汗腺!!!」

>>717

1

書きます


武内P「もみやで、ですか」

奏「……ええ」

武内P「速水さんのサインが、そう読まれてしまう、と」

武内P「……成る程、事情はわかりました」

奏「ねえ、貴方にはどう見える?」

武内P「……」


武内P「……申し訳、ありません」


奏「……いえ、良いのよ」

奏「……そうよね、もみやで、よね」

武内P「でっ、ですが! 良いサインです!」

奏「……解説されなくても?」

武内P「えっ?」

奏「パッと見て、良いサインだと思える?」

武内P「……」


武内P「…………すみません」


奏「……ううん、良いの」

奏「……だから、相談なんだけど」

武内P「相談、ですか?」


奏「新しく、わかりやすいサインを考えようと思って」

奏「貴方も、協力してくれないかしら?」


武内P「……成る程」

武内P「私で良いのでしたら……はい」

武内P「出来る限り、協力させていただきます」


奏「ふふっ、ありがとう」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

割り込むようだけど有名人のサインってだいたい読めないし、ちゃんと見れば読めるだけマシよ

武内P「そうですね……まず、普通に名前を書いて頂けますか?」

奏「あら、どうして? 私のフルネーム、知ってるでしょう?」

武内P「速水さんの、筆跡を見るためです」

武内P「そこから、サイン用の崩し方を考えていこう、と」

武内P「……そう、思いまして」

奏「なるほどね」


奏「……」

…サササッ

奏「これで、どう?」


『もみやで』


武内P「……」

武内P「えっ?」

武内P「あ、あの……速水さん?」

奏「ん? どうしたの?」

武内P「今のサインでなく、ですね……」

奏「……あっ」

奏「やっ、ヤダもう!/// サインの話をしてたから……つい///」

武内P「い、いえ……問題ありません」


奏「駄目ね……癖になってるみたい」

…サササッ

奏「ほら、これで問題ないでしょう?」


『もみやで』


武内P「……」

武内P「えっ?」

武内P「……速水さん?」

奏「? どうしたの?」

武内P「私を……からかって、おられるのでしょうか?」

奏「何よ、急に」

奏「……ふふっ! でも、それも楽しそうね」ニコリ

奏「でも、今は新しいサインを考え――」


『もみやで』


奏「――えっ!?」バッ!


武内P「……」

武内P「えっ!?」

武内P「はっ、速水さん!?」

奏「えっ、ちょっと……えっ!?」

武内P「お願いします! 演技だと仰ってください!」

奏「……待って……ちょっとだけ待って!」

武内P「……!?」


奏「……!」

…サササッ!

奏「……うっ……うううっ……!」プルプル!


『もみやで』


武内P「……」

武内P「これは……深刻な事態ですね」

奏「なんで……どうして……!?」

武内P「職業病の一種、でしょうか」

奏「職業病!?」

武内P「っ! 速水さん! 学校で、何かに名前を書きましたか!?」

奏「えっ? ええ、と……確か、この間受けたテストが……」

…ゴソゴソッ


奏「……そんなっ!? サインで名前が書かてる……!?」


『もみやで 26点』


武内P「待ってください!」

武内P「その、あっ、んんん……! んんんっ……!」

その名前で有効なのか
普通は無効で0点だ

奏「私……実生活でも、名前をサインみたいに書いてたの……!?」

奏「それも、無意識の内に……!?」

武内P「は、速水さんがショックを受ける気持ちはわかります」

武内P「ですが、その……点数が……はい」

奏「? 点数? それのどこが――」


奏「っ! 見て!」

奏「名前にも○がついて、1点オマケされてるわ!」


武内P「あの! そういった細かい部分ではなく!」

武内P「その……は、速水さんは勉強が……」

奏「? どうかしたの?」

武内P「……いえ、その問題は、今は置いておきましょう」

奏「?」

武内P「まずは、漢字でフルネームを書いて頂けますか?」


奏「ええ、わかったわ」

…サササッ

奏「……ふふっ!」ニコッ!


『もみやで』


奏「……」ズーン…!


武内P「……は、速水さん! 笑顔です!」

奏「まさか、自分の名前も漢字で書けないなんて、ね」

奏「アイドルっていうのは、作り上げた幻みたいなもの、って事かしら」

奏「本当の私――速水奏はどこにも居ない……」

奏「居るのは、そう――」


『もみやで』


奏「――彼女だけ」


武内P「待ってください! 速水さん、待ってください!」

武内P「ミステリアスに諦めないでください、速水さん!」

  ・  ・  ・

奏「うっ……くっ……!」プルプル!

カキカキ…

『速』


武内P「速水さん、頑張ってください!」


奏「くっ、ううっ……んっ……!」プルプル!

カキカキ…

『速水』


武内P「あと一文字! もう少しです、速水さん!」


奏「……うああっ!」

サササッ!

『速水もみやで』


武内P「っ……惜しい!」

武内P「まさか……速水さんのプロ意識が、ここまでのものとは……」

奏「……」

武内P「速水さん、もう一度挑戦しましょう」

武内P「1時間前よりも、確実に進歩が見られます」


奏「……もういい」


武内P「えっ?」


奏「私……速水奏、やめる!」


武内P「っ!?」

武内P「待ってください! 速水さん!」

武内P「あの……ええ、と……やめる、とは……!?」

奏「……聞いての通りよ」


奏「さようなら――速水奏」

奏「……そして、こんにちは――」

サササッ!


『もみやで』


奏「――新しい私」

奏「……」

奏「っ……!」ズーン…!


武内P「あ、あの……速水さん」

武内P「そこまで無理に、別れを告げないでください……」

武内P「……もう一度だけ、挑戦しましょう」

奏「……でも」

武内P「安心してください」

武内P「私は、最後まで見守っています」

奏「もしも……駄目だったら……?」


武内P「その時は、漢字のフルネームの判子を作りに行きましょう」


奏「あら……ふふっ!」

奏「どさくさに紛れて、デートのお誘い?」


武内P「いえ、違います」

  ・  ・  ・

奏「それじゃあ……いくわ……!」プルプル!

カキカキ…

『速』


武内P「……!」


奏「うっ、ううっ……っく……!」プルプル!

カキカキ…

『速水』


武内P「速水さん……笑顔です」ニコリ


奏「っ!?///」ビクッ!

サササッ!

『速水♡奏』


武内P「っ! 書け――……えっ!?」

奏「ちょっと……きゅ、急に何……?///」ドキドキ!

武内P「えっ?」

奏「貴方って、いっ……今みたいに笑うんだ///」ドキドキ!

武内P「私は……笑っていましたか?」

奏「すぅ……ふぅ……あのね、不意打ちは良くないわよ」

武内P「……はあ」

奏「ま、まあ……名前は書けたし――」


『速水♡奏』


奏「っ!?」バッ!


武内P「っ!」サッ!

武内P「……お、おめでとうございます! 速水さん!」

奏「いやでも、名字と名前の間に……!」

武内P「あっ……アクセント! ちょっとした、アクセントです!」

奏「アクセント!?」

武内P「アイドルと、普通の女子高生を切り替えるスイッチの――」

武内P「――今のは忘れてください!」


奏「……アクセン――」

サササッ

『速水♡奏』


奏「――……ト」ジイッ!


武内P「……!」

  ・  ・  ・

奏「……出来た」


『もみやで』

『速水奏』


奏「どっちも……自由に、書き分けられるようになったわ!」


武内P「本当に……本当に、おめでとうございます……!」

武内P「余分なマークも、一切なく……完璧です」


奏「……ふふっ!」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

奏「これだけ頑張ったんだもの、ご褒美のキスは貰えるわよね?」ニコッ!

武内P「いえ、あの……それは……出来ません」

奏「もう、貴方って本当につれない人ね」

武内P「……」

奏「でもまあ、良いわ」

奏「チャーミングな笑顔も見られたし、ね」ニコリ

武内P「……」

奏「それで……最初の話に戻るけど」

武内P「えっ?」

奏「? どうしたの?」


奏「コレに代わる――」

サササッ…

『もみやで』

奏「――新しいサインを考える、って話でしょう?」


武内P「……」

武内P「……速水さん」

奏「? 何?」


武内P「貴女のサインは、とても、よく考えられているものです」

武内P「一見、『もみやで』に見えてしまいますが……」

武内P「よく見ればわかる……正に、貴女らしいサインです」

武内P「なので、サインを変える必要は無い、と」

武内P「……そう、思います」


奏「……」

武内P「確かに、歩み寄る事も大切です」

武内P「しかし、それによって貴女の魅力の一部が損なわれてしまう」

武内P「……それは、あってはならない事です」


奏「……そうね」

奏「確かに、貴方の言う通りだわ」

奏「一見しただけでわかられるような、安い女じゃない」

奏「だから、サインはこのままで……って事よね?」


武内P「はい」

  ・  ・  ・

武内P「……やっと、帰って頂けたか」

武内P「……」

武内P「しかし……表面化していない問題も、解決できた」

武内P「テストの点数に関しては……」

武内P「……」

武内P「……笑顔です」


武内P「しかし……それにしても――」


https://i.imgur.com/ZJSJcd5.png


武内P「もみやで、ですね」



おわり

ダラッと再開してしまったので、一旦挨拶を
速報のスレでは宣言していたのですが、

武内P「さいきっく・おいろけビーム」
武内P「さいきっく・おいろけビーム」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1509196255/)

このスレを立てて丁度一年になる、

10/28(日)

この日がラストだったか、この時点でやってるスレだかで終わります
どちらにするかは、進行度でテキトーに決めます


ここまで続けられる程、スレ住民に恵まれる豪運!
もう書いた内容をかなり忘れてるので、ネタかぶりは申し訳ない
残り一ヶ月、宜しくお願いします

にしこり


武内奏なら絶対間違えずに書けるよね?

しかしあと一月とは寂しくなるな
すっぱり書くのやめちゃうの?勿体ない…

クラウザーさんに影響受けちゃった、だりーをください!

カイザーウェイブぶっ放すだりー?

桃鉄やっててだんだん険悪になっていくアイドル達お願いします

ドカポンのほうがいいと思います!

おいおいマリオパーティがあるでしょうが

書きます


武内P「ゲーム機を置きたい……ですか」

杏「それくらい良いと思わない~?」

武内P「いえ、しかし……」

杏「杏達もさ、まだまだ子供なんだよ」

杏「だから、ゲームでもしてリフレッシュ~、ってね!」

武内P「お話は……わかりました」

杏「おおっ! それじゃあ!」


武内P「許可、出来ません」


杏「……」

杏「いやいやいやいや」

杏「お話はわかったんなら、置く流れじゃないの?」

武内P「ですが……此処は、職場なので」

杏「職場だからこそ、必要なんだよ」

杏「ゲームを通じて、親睦を深めるのさ」

武内P「……成る程」

杏「おおっ! それじゃあ!」


武内P「許可、出来ません」


杏「……」

杏「いやいやいやいや」

杏「もー! 成る程、って言ったじゃんか!」

武内P「ゲームでなくとも、親睦は深められます」

杏「ゲームじゃないと、深まらないものもあるよ」

武内P「……」


杏「試しに一週間だけ!」

杏「その間、真面目に働くからさ~!」


武内P「……!」

武内P「そこまで、ゲームを置きたい……と」

  ・  ・  ・

武内P「……説得され、置いてみましたが」

杏「……」


凛「シンデレラプロジェクト最強は!」ワンワンワンワン!

凛「この私の! ドンキーだから!」ワンワンワンワン!


アーニャ「ニェニェニェニェ――ット!」ガフガフガフガフ!

アーニャ「私の! クッパ! です!」ガフガフガフガフ!


武内P「溝が、深まっているように見えるのですが」

杏「……」

杏「いや、ほら……違うって」

武内P「そう、でしょうか?」

杏「そうだよ! 白熱するほど、仲良くなってるんだって!」


凛「……ちっ! しぶとい……!」ガルルル…!

アーニャ「メテオミス、残念ですね?」グルルル…!

凛「ふーん……そっちも、J上A外したけどね」ガルルル…!

アーニャ「逃げるのも、得意みたいですね?」グルルル…!


武内P「……双葉さん?」

杏「……」

  ・  ・  ・

武内P「……ソフトを変えてみましたが」

杏「……」


凛「また、残りは私達だけみたいだね!」ワンワンワンワン!

凛「行くよ! 蒼い爆風が、駆け抜けるように!」ワンワンワンワン!


アーニャ「フショー、フパリ……アー、全て順調、です」ガフガフガフガフ!

アーニャ「ここに爆弾を……ヌ、パカー(じゃあ、またね)」ガフガフガフガフ!


武内P「余計に、溝が深まっていませんか?」

杏「……」

杏「いや、ほら……違うって」

武内P「そう、でしょうか?」

杏「そうだよ! さっき、二人ちょっと協力してたし!」


凛「余計な雑魚は、先にレッスンに行ったからね……!」ガルルル…!

アーニャ「美波は、可愛い――弱さでしたね?」グルルル…!

凛「未央も、兄弟とやってるって言ってたけど……くっ」ガルルル…!

アーニャ「コームナトカ(小さな部屋)……また、ですね」グルルル…!


武内P「……双葉さん?」

杏「……」

ボンバーマンかな?

  ・  ・  ・

武内P「……もう、諦めませんか?」

杏「……」


凛「ふふっ!……っふ、ふっ、くくくっ!」ルンルンッ!

凛「ねえ、借金生活は楽しい? っくくっ!」ルンルンッ!


アーニャ「ニェート……ニェニェニェ~~ット……!」イライライラ!

アーニャ「ニェ――ット! ハワイに!? ボンビー!?」ガーン!


杏「いや! あれはあれで、正しい姿だって!」

武内P「……」

武内P「ですが……CPU2の、実質タイマン状態です」

杏「……」

武内P「……双葉さん」


凛「あははっ、楽し……えっ? ちょっ、待っ……!」アセアセ!

アーニャ「ダー……ダーダーダー! そう、です! そう! 青いの!」グッ…!

凛「……ふうううぅぅぅん!!」ジタバタ!

アーニャ「ダダッ……ダ――ッ!!」グッ!


杏「待って! まだ、諦めないでよ!」

武内P「……」

  ・  ・  ・

武内P「……いっそ、開き直って対戦ゲーム、との事でしたが」

杏「……」


凛「蒼い風が……アンタを呼んでるよ」

ヒュウゥッ…!


アーニャ「なら吹き飛ぶのが……潔い、ですね?」

ヒュウゥッ…!


武内P「……双葉さん?」

杏「……」

誤)>武内P「……いっそ、開き直って対戦ゲーム、との事でしたが」

正)>武内P「……いっそ、開き直って格闘ゲーム、との事でしたが」

武内P「何故、あれを選んだのですか?」

杏「……CAPCOMじゃ、安易かなって思ってさ」


未央「しぶりん!? それ、私もやるの!?」

卯月「3vs3って……あの!? 凛ちゃん!?」

美波「好きなんでしょ、こういうの……って! い、イキますっ♡」ビクンッ!

蘭子「こ、この笑い方っ……! クックックッ……ハッハッハッ……」

蘭子「ハァーッハッハッハッ!……良い!」


武内P「……他の方を巻き込んだだけですが」

杏「……」

  ・  ・  ・

杏「もう! どうすりゃ良いのさ!」

武内P「ゲームを置くのは、諦めましょう」


凛「ちょっと! 私、狙われてるんだけど!?」ワンワンワンワン!

アーニャ「リンは、高コストです! 当たり前、です!」ガフガフガフガフ!

莉嘉「みりあちゃん、着地取りヨロシクっ☆」

みりあ「うんうん! 莉嘉ちゃんナイス釣り~!」


杏「おっ、ナイスクロスじゃんか~」

武内P「双葉さん、話を聞いてください」

武内P「ゲームを置くべきでは、ありません」

杏「……まだ、判断するには早いんじゃないの」


凛「はあああ!? 先落ちとか、有り得ないでしょ!」ワンワンワンワン!

アーニャ「フォロー、無し! 考え、無し! 無理、です!」ガフガフガフガフ!

莉嘉「無理に前出てきてるから、そっち先にしよっか☆」

みりあ「うんうん! 飛んで火にいる夏の虫だね!」


杏「思い切り良いなぁ」

武内P「双葉さん、もう判断をしても良いと思います」

  ・  ・  ・

杏「ほら! あれを見てよ!」

武内P「……」


凛「何発打っても、勝つのは私だから!」ワンワンワンワン!

アーニャ「ニェート! 私が、勝ちます!」ガフガフガフガフ!

みく「ふんぬぐぎぎ! みくが一番にゃああ!」ニャンニャンニャンニャン!

菜々「ボールを相手のゴールへ……シュウウ――ッ!」ミンミンミン!ミンミンミン!


杏「すごくない!? ドラえもんのバトルドームだよ!?」

武内P「いえ、あの……それが……!?」


菜々「超! エキサイティン!」

  ・  ・  ・

武内P「双葉さん」

杏「……」

武内P「あっという間に、最終日になってしまいましたが……」

杏「……まあ、そうだね」


武内P「まだ、諦めきれませんか?」

武内P「これだけの人数が居て、ゲームを置いても……ですね」

武内P「何にせよ、待ちが発生し……プレイ出来ない人が出てきます」


杏「……」

武内P「他にも理由は……はい、ありますが……」

武内P「プロジェクトルームに、ゲームは置くべきでない、と」

武内P「……そう、思います」


杏「……要は、さ」

杏「――ゲームして、リフレッシュ出来て」

杏「――ゲームを通じて、親睦を深めて」

杏「――皆が、ケンカしなければ……良いんだよね?」


武内P「ええ、そうですが」

武内P「この六日間で、それは難しい、と」

武内P「……そう、考えました」


杏「……」

杏「っへへへ……!」ニヤリ

  ・  ・  ・

ちひろ「えっ!? ゲームを置くの、許可したんですか!?」

武内P「……はい」

ちひろ「えっと、聞いた様子じゃ到底無理そうだったんですけど……」

武内P「私も……そう、思っていました」

ちひろ「今日のゲームは、ケンカは無かったんですか?」

武内P「……皆さん、いい笑顔でした」


武内P「……私の、プレイする姿を見て……!」


ちひろ「……」

ちひろ「……ああ、なるほど」

ちひろ「それなら……ケンカは起こらないですね」

武内P「また、プレイしている所を見たい、と」

武内P「……そう、皆さんに、優しい笑顔で言われたのですが」

武内P「休憩時間中とは言え、職場でゲームは……」

ちひろ「……そうですよねぇ」

ちひろ「ちなみに、何のゲームをやったんですか?」


武内P「『ぼくのなつやすみ』です」


ちひろ「…………夏休み、取りましたっけ?」


武内P「……現在、企画中です」


ちひろ「っ……!? もう、秋ですよ!?」


ちひろ「ゲームは、置いといてください!!」



おわり

スマブラ
ボンバーマン
桃鉄
キングオブファイターズ
???
ドラえもんのバトルドーム
ぼくのなつやすみ

ガンダムじゃね

ゲームというより見世物……

つまりユーチューバーになればめっちゃ再生数稼げるのでは?

ルァンコはPが太鼓叩く姿見せとけば満足しそう

夏休み取れなかった武内Pがぼくの夏休み実況で会社を宣伝とか世界中が涙だろ

社畜特攻やめろ

有休溜めすぎてるけど、消化しようとしてもアイドルが独占しようとするから結局仕事の一環になって休みでなくなるんだよね……

アイドルが武内Pの上着を着てハァハァしてるところお願いします

sageられない奴に限って乞食だよな

実況配信しよう

アイドルからの投げ銭で生活できそう

投げ銭というとパンツにおひねり突っ込むアレか?

ドカポンはマジで友情試されるからやめろ

桃鉄なら破壊されないみたいな物言いはNG

>>782
書きます


武内P「私の上着が……無い?」

武内P「確か、椅子にかけていたはず……」



美嘉「どうすんの!? どうすんの、凛!」ヒソヒソ!

凛「美嘉こそ、どうして隠れたの!?」ヒソヒソ!

美嘉「凛だって、とっさに隠れたじゃん!」ヒソヒソ!

凛「待って! とりあえず、これで落ち着こう!」ヒソヒソ!


凛・美嘉「すぅぅぅっ……!」


凛・美嘉「……はぁ」

凛・美嘉「なんか、この上着の匂い……落ち着く」ボソッ

武内P「落ちて、しまったのだろうか」



美嘉「……落ち着いたケド、ヤバくない?」ヒソヒソ

凛「隠れて、驚かせようとしたとか……どうかな?」ヒソヒソ

美嘉「アタシ達のキャラ的に、ちょっときついカモ」ヒソヒソ

凛「まあ、そうだよね……うん、わかってた」ヒソヒソ


凛・美嘉「すぅぅぅっ……!」


凛・美嘉「……はぁ」

凛・美嘉「……どうしよう」ボソッ

武内P「……」



美嘉「椅子の上に上着を置いて、囮にする★」ヒソヒソ

凛「そして、気づかれないように脱出……か」ヒソヒソ

美嘉「現実的に考えて、それっきゃ無いっしょ」ヒソヒソ

凛「そう……だね。うん、でも……」ヒソヒソ


凛・美嘉「すぅぅぅっ……!」


凛・美嘉「……はぁ」

凛・美嘉「もうちょっと……もうちょっとだけ……」ボソッ

武内P「あの……そこに、誰か居るのですか?」



凛・美嘉「っ!?」ビクッ!

美嘉「ヤバイ……チョーヤバイって!」ヒソヒソ!

凛「なんで……!? 姿が、見えてないのに!」ヒソヒソ!


凛・美嘉「居るって、わかっちゃうなんて……!///」ヒソヒソ!


凛・美嘉「すぅぅぅっ……!」


凛・美嘉「……はぁ」

凛・美嘉「――って、言ってる場合じゃない!」ヒソヒソ!

武内P「……」



美嘉「ねえ、凛! 何か、良い方法無いの!?」ヒソヒソ!

凛「誰か居るって思ってるみたいだから……」ヒソヒソ!

美嘉「幸い、まだアタシ達だってバレてないケド……!」ヒソヒソ!

凛「っ! だったら、方法はある――!」ヒソヒソ!


凛「にょわ~っ! 杏ちゃん、シ~ッ、だゆ!」

凛「もうちょっとでPちゃんをビックリさせちゃうんだからにぃ☆」



武内P「……諸星さんに……双葉さん?」



美嘉「……ヤバ。ヤバヤバヤバヤバーイ! チョーうまくない!?」ヒソヒソ!

凛「いざと言う時のために、練習しておいた甲斐があったかな」ヒソヒソ

美嘉「これで、アタシ達が疑われるコトはない!★」ヒソヒソ!

凛「あの二人には悪いけど……今は、これが精一杯」ヒソヒソ!



武内P「お二人は……」

武内P「今日は、『あんきランキング』の収録で居ないはず」



美嘉「りいいいぃぃぃん!? 状況、悪化したケド!?」ヒソヒソ!

凛「しょうがないでしょ!? 知らなかったんだから!」ヒソヒソ!


凛・美嘉「すぅぅぅっ……!」


凛・美嘉「……はぁ」

凛・美嘉「まずい……まずいまずいまずい……!」ヒソヒソ!

武内P「そこに居るのは……誰ですか?」



美嘉「今の責任取って、凛が自首してよ!」ヒソヒソ!

凛「はあっ!? こういう場合、連帯責任でしょ!」ヒソヒソ!

美嘉「そもそも、最初の時点で顔出せば良かったジャン!」ヒソヒソ!

凛「ふざけないでよ! 今更、それを言うの!?」ヒソヒソ!


凛・美嘉「すぅぅぅっ……!」


凛・美嘉「……はぁ」

凛・美嘉「まずい……上着の匂いが薄れてきた……!」ヒソヒソ!

武内P「……」



美嘉「もうムリだって……! 諦めよう!?」ヒソヒソ!

凛「それこそ無理! 絶対に、バレたくない!」ヒソヒソ!

美嘉「なんで!? 上着の匂い嗅いでたとか、バレてないし!」ヒソヒソ!

凛「きらりの物真似をする、ひょうきんな子だって思われたくない!」ヒソヒソ!


凛・美嘉「すぅぅぅっ……!」


凛・美嘉「……はぁ」

美嘉「確かに、今後見る目変わるっぽいよね」ヒソヒソ

凛「でしょ。私、そんなの絶対に嫌」ヒソヒソ

武内P「出てきて……くださいますか」



美嘉「じゃあ……なんとか、バレずに脱出するしか無い、か」ヒソヒソ

凛「出来る? プロデューサー、警戒してるみたいだけど」ヒソヒソ

美嘉「凛? アタシを誰だと思ってんの★」ヒソヒソ

凛「そりゃあ、カリスマJKアイドル、城ヶ崎美嘉……」ヒソヒソ


美嘉「ううん、ちがうよー★」ヒソヒソ

…スルスルッ

凛「!? 美嘉!? パンツを脱いで、何してるの!?」ヒソヒソ!

美嘉「アタシの名前は……こう、こう……ホラ!」ヒソヒソ!

キュキュッ!

凛「? サインペンで、何を書いて――」ヒソヒソ


『本田未央』


凛「……!」

美嘉「アイツなら、アタシのパンツからカリスマを感じるかもじゃん?」ヒソヒソ

美嘉「でも、こうして名前を書いておけば大丈夫ってワケ★」ヒソヒソ

凛「何が大丈夫なの!? 納得の行く説明を聞かせて!」ヒソヒソ!


美嘉「パンツを投げつけて、注意をひきつけておいて――」ヒソヒソ

美嘉「――ダンスレッスンで鍛えたステップで、脱出する★」ヒソヒソ


凛「美嘉……あんたって……」ヒソヒソ

…スルスルッ

凛「本当、やっぱり……」ヒソヒソ

キュキュッ!


『アナスタシア』


凛「カリスマアイドルだね」ヒソヒソ

美嘉「まあねー★」ヒソヒソ

いやいや、アーニャじゃ毛の色でバレちゃうでしょ
なぜミナミィにしないのか

武内P「……」


美嘉「良い? それじゃ、せーの、で投げつけるよ?」ヒソヒソ

凛「うん、せーの、だね。カウント、よろしく」ヒソヒソ

美嘉「オッケ。……3……2……1……」ヒソヒソ


凛・美嘉「せーの!」ヒソッ!


凛・美嘉「……」


美嘉「ちょっと、凛!? どうして投げないの!?」ヒソヒソ!

凛「それを言うなら、美嘉だって投げてない!」ヒソヒソ!


美嘉「他の人の名前書いたって、結局アタシのパンツだし!」ヒソヒソ!


凛「私だって、自分のパンツ投げたくないよ! 当たり前でしょ!」ヒソヒソ!


美嘉・凛「一枚で十分かなって思ったら、手が止まったの!」ヒソヒソ!

武内P「……確認、させていただきますね」



凛・美嘉「っ!?」

美嘉「チョーヤバイってえええ! アタシ達、ノーパンじゃん!」ヒソヒソ!

凛「穿く!? 投げる!?……被る! マスクみたいに!」ヒソヒソ!

美嘉「アタシらの髪型だったら、一発でバレるでしょ!?」ヒソヒソ!


凛「……ふーん!」ヒソッ!

ポイッ!


美嘉「ちょっ!? あ……あ、あああ……!」ヒソヒソ!


…ファサッ


武内P「? あれは……一体……?」



美嘉「アタシのパンツ――ッ!」ヒソヒソ!

>>800
ミナミィは当然のごとく剃っててツルッツルだから…

凛「美嘉! ほら、注意が逸れた!」ヒソヒソ!

美嘉「……だね★ 今のうちに、ここから脱出――」ヒソヒソ


美嘉「――スリャアア――ッ!」ヒソヒソ!

ポイッ!


凛「んなっ!? 何……な、なん、なん……!」ヒソヒソ!


…ファサリッ


武内P「? 頭の上に、何か降って……」



美嘉「イィィ……エスッ!」ヒソッ!

凛「何てことするの! ちょっ、本当何なの!?」ヒソヒソ!

美嘉「アイツが、凛のパンツに気を取られてる内に……」ヒソヒソ!

美嘉「アタシは、自分のパンツを回収しつつ脱出!」ヒソヒソ!

美嘉「チョーカンペキ★」ヒソッ!

凛「ふっ……ざけないでよ! どこが完璧……」ヒソヒソ!



武内P「これは……一体……?」



凛「ふううううんんんん無理無理無理無理!///」ヒソヒソ!

凛「アーニャの名前を書いたけど、本当に無理だから!///」ヒソヒソ!

凛「さっきはゴメン美嘉! 助けてお願いシンデレラ!」ヒソヒソ!


凛「……」


凛「もう居なくなってる……!」ボソボソッ!

武内P「っ!? こ、これは……!?」

武内P「あのっ! 本当に、誰ですか!?」


凛「っ……!///」

凛(もう、パンツは諦めるしかない……!)

凛(今は、何とかここから逃げないと!)


武内P「そこに居るの――」

バサッ!

武内P「――はっ、ぷっ!?」

武内P「っ……こ、これは……私の上着……?」


武内P「……」


武内P「誰も……居ない……?」

  ・  ・  ・

武内P「――と、いう事件があったのですが」

凛「……」

武内P「渋谷さん」

凛「……何」


武内P「これは、貴女の下着ですね?」

…スッ


凛「……なんで、そう思うの」


武内P「捜査の方法につきましては、お答え出来ません」

武内P「今後、この様な事があった場合に備えて」


凛「……」

武内P「渋谷さん」

凛「っ……!」


武内P「大変、申し訳ありませんでした……!」


凛「っ……!」

凛「……」

凛「えっ?」


武内P「渋谷さんの下着を盗んだ犯人は、まだ特定出来ていません……!」

武内P「あまつさえ、アナスタシアさんの名前を書き……」

武内P「……捕まりそうになったら、投げつけてきて……はい」

武内P「あの時、捕まえることが出来れば良かったのですが……」


凛「……」

凛「うん!!!!! そうだね!!!!!」

武内P「……本当に、申し訳ありません……!」

凛「ううん! 全然、全然! 大丈夫だから!」

武内P「いえ、ですが……!」

凛「プロデューサーは、気にしなくていいから!」

武内P「渋谷さん……」


凛「本当に……本っっっ……当に! 焦ったけど!」

凛「ダンスレッスン後に、替えた後のがさ!」

凛「家に帰ったら見つからなくて! うん!……うん!!」


武内P「は……はあ」


凛「思わず、独り言出たから! 見てて! こんな感じで!」



凛「私の下着が……無い?」



おわり

ノーパンで上着の匂いを嗅いだら普段より体に染みた、とか
そういうエウレカなオチではなかったか…

筆跡鑑定されたなこりゃ

投下中に書き込みするの頼むからやめてくれ

枕映画を添い寝と勘違いしてプロデューサーに要求するアイドルをください!

>>813
ここのアイドルはピンクに染まりきってるからなぁ…
添い寝場面を枕と勘違いはあっても

枕営業してもらいてえない杏に
私も好きですよ的な

書きます


武内P「よしよし、良い子ですね」

瑞樹「うんっ!」

武内P「貴女は、いつも頑張っていますよ」

瑞樹「えへへ♪ あー、まんま! まんま!」

武内P「はい、どうぞ。きちんと、人肌の温度にしてあります」

瑞樹「うー♪……んっ、んっ……ぷはっ」


瑞樹「おいちーのー♪」


未央・卯月・凛「……!?」


武内P・瑞樹「!?……うっ――」

武内P・瑞樹「うわああああああっ!?」


未央・卯月・凛「うわああああああっ!?」

瑞樹「ああああああっ!」ジタバタッ!

…ダダダダダダッ!

瑞樹「いやああああっ!」

ガチャッ! バタンッ!


未央・卯月・凛「!?」バッ!


武内P「……!」フルフルフルフル!


「ああああああっ! いやああああああっ!」


未央・卯月・凛「……!」


武内P「……!」

未央・卯月・凛「……!」ジィッ!


武内P「……ごっ、ごか――」


ガチャッ!


瑞樹「――こんにちは、ちょっとお邪魔するわね」


未央・卯月・凛「!?」


武内P「!?」


瑞樹「って……あら!」

瑞樹「ニュージェネレーションズの子達じゃないの!」


未央・卯月・凛「!!?」


武内P「!!?」

瑞樹「楓ちゃんから、話は聞いてるわ!」

瑞樹「ふふっ! とっても有望な後輩達だ、ってね♪」


未央・卯月・凛「……!?……!?」オロオロ!

未央・卯月・凛「どっ……どうも……」


瑞樹「もしかして、緊張してるのかしら?」

瑞樹「良いのよ、もっとリラックスして!」


未央・卯月・凛「は……はい……」

未央・卯月・凛(無理無理無理無理無理無理ィ――ッ!)


武内P「……!」

瑞樹「う~ん……でも、先客が居るみたいだし」

瑞樹「今日の所は、失礼しようかしら」


未央「あっ……あのっ!」

卯月「未央ちゃん!?」

凛「未央!?」


瑞樹「あら、何?」ニコッ!


未央「あっ……ふっ、ふぁ……ファンです!」

卯月・凛「わっ、私も!」コクコクコクコク!


瑞樹「……うふふっ!」

瑞樹「後輩たちにそう言われるなんて、光栄だわ♪」ニコリ!


武内P「……!」

瑞樹「それじゃあ、そういう訳で……」

瑞樹「また今度、お願いするわ」


卯月「また!? 今度!?」

未央「しまむー!?」

凛「卯月!?」


瑞樹「ん? どうしたの?」ニコッ!


卯月「ふえっ!? あ、その、あうぅ……だっ、大ファンです!」

未央・凛「わっ、私も!」コクコクコクコク!


瑞樹「ちょっともう! な~に~?」

瑞樹「お姉さんをおだててどうしようって言うの~?」ニコリ!


武内P「……!」

瑞樹「ふふっ! おっかないから、退散するわ♪」

瑞樹「それじゃあね!」


凛「あっ、あの! さっきの、って……」

未央「しぶりいいいいいん!?」

卯月「凛ちゃあああああん!?」


瑞樹「――現場から中継でお伝えします」キリッ!

瑞樹「台風24号は、強い勢力で――」

ガチャッ! バタンッ!


未央・卯月・凛「……」

未央・卯月・凛「!?」バッ!


武内P「……!」

  ・  ・  ・

未央・卯月・凛「ストレス解消」


武内P「……はい」

武内P「以前、飲みの席で……ですね」

武内P「ほんの……ほんの些細な戯れで……はい」


未央「……そうしたら」

卯月「……溜まっていたストレスから」

凛「……一気に開放された、ねぇ」


武内P「なので! 決して、いかがわしい意図でなく!」

武内P「アイドルとして輝き続けるための――」

武内P「――笑顔の、ためなのです!」


未央・卯月・凛「……」

武内P「ですので……皆さん」

武内P「先程目にしたものは、他言無用でお願いします」


未央「いや……言っても、誰も信じないって」

卯月「はい……私も、まだ信じられません」

凛「うん……さっきのに効果があるか、体験してみないと」


未央・卯月「……」

未央・卯月「……えっ?」


凛「……えっ?」キョトン


武内P「……!?」

未央「いや、あの……ししっ、しぶりん!?」

凛「えっ? 何? えっ?」

卯月「体験、って……あっ、あれをやるんですか!?」

凛「えっ!? いや、だって……ほら!」


凛「やってみないと、信じられなくない!?」

凛「そうでしょ!? 未央! 卯月!」


未央「いやいやいや! しぶりん!? しぶりんさん!?」

卯月「ほっ、本気であれをやる気ですか!? 凛ちゃん!?」


凛「……!」


未央・卯月「……!?」


武内P「……!?」

武内P「あっ、あの!」

武内P「秘密にしてくださるだけで、大丈夫なのですが!?」


凛「ふざけないでよ!」

凛「アンタ、私のプロデューサーでしょ!?」


武内P「っ!?」


凛「だから……信じたい……!」

凛「お願いだから……信じさせてよ……!」


未央「……しぶりん」

卯月「……凛ちゃん」


武内P「……!?」

未央・卯月・凛「……!」コクリ!


武内P「!? あ、あの! 皆さん!?」

武内P「何故、頷き合って――」


ガチャッ!


未央・卯月・凛「!?」ビクッ!


武内P「!?」



早苗「んんんあああ――っ!! イライラするぅ――っ!!」



未央・卯月・凛「……!?」


武内P「……!?」

  ・  ・  ・

早苗「……んむぅ」ウトウト…

武内P「そのまま、寝てしまっても大丈夫です」

早苗「……おうた」ウトウト…

武内P「えっ?」

早苗「……おうたぁ」ウトウト…

武内P「……!?」


未央・卯月・凛「……」


早苗「おうたぁ~ぁ~……!」ウトウト…

武内P「……! ねっ、ね~んね~ん、ころ~り~よ~♪」

早苗「……すぅ……すぅ……」


未央・卯月・凛「……」


武内P「おこ~ろ~り~よ~♪」

  ・  ・  ・

未央・卯月・凛「……」


武内P「笑顔です」

武内P「ストレスから開放された、天使の様な寝顔」

武内P「あれならば、明日以降の片桐さんは……」

武内P「……良い、笑顔を見せてくr」


未央「そういう事じゃなくってさぁ!?」

卯月「私達に、気付きもしませんでしたよ!?」

凛「ねえ、何なの!? ちゃんと答えて!」


武内P「おっ、恐らくですが……!」

武内P「私は、ベビーシッターの才能g」


未央・卯月・凛「じゃなくて!」

未央「わかったよ! 認める! 凄い才能だね!?」

武内P「あ、ありがとうございます」

卯月「でも! どうしてあの二人をあやしてるんですか!?」

武内P「う、噂が噂を呼び……はい」

凛「……待って。それじゃあ、他にも居るって事!?」

武内P「……」


武内P「………………居ません」


未央・卯月・凛「誰!?」


武内P「っ……!」

武内P「……!」

未央・卯月・凛「……!」


「――あら? こんな所で……」


未央・卯月・凛「!」


楓「――おはようございます」


武内P「……お、おはよう、ございます」


未央・卯月・凛「おはようございます……」

未央・卯月・凛「……」

未央・卯月・凛「まさか!?」


武内P「まっ、待ってください! あの、待ってください!」


楓「……?」

  ・  ・  ・

未央・卯月・凛「からかわれた?」


楓「うふふっ!」

楓「その様子だと、すっかり騙されちゃったみたいね♪」


未央「いや、でも! そんな感じじゃなくて!」

卯月「はい! 本当に、リラックスしてて!」

凛「あれが演技!? 嘘でしょ!?」


楓「ええ、と……そもそも」

楓「瑞樹さんと、早苗さんに限って――」

楓「――そんな風に、ストレス解消すると思えるかしら?」


未央・卯月・凛「……確かに」


武内P「……」

  ・  ・  ・

楓「――信じて貰えて、良かったですね」

武内P「……はい、ありがとうございました」

武内P「おかげで、助かりました」


楓「ふふっ!」


楓「ベビーシッター、がバレるのは、ヘビー失態」


楓「……うふふっ!」


武内P「……」

楓「でも……可愛い後輩達を騙すのは、心が痛みました」

武内P「……」

楓「ああ、どうしましょう……とっても、ストレスだったわ」

武内P「……」

楓「――あっ、そうだ!」


楓「これは、瑞樹さんと早苗さんから聞いた噂なんですけど」

楓「――良い、ストレス解消法がある、って」

楓「うふふっ! ご存知ですか?」ニコッ!


武内P「……笑顔です」

武内P「笑顔は、ストレス解消になる、と」

武内P「……そう、聞いています」


楓「……!」

バシバシ!

武内P「……」

  ・  ・  ・

武内P「……と、言うことがありまして」

ちひろ「それは……大変でしたね」

武内P「……はい」

ちひろ「がっ、頑張ってください!」


ちひろ「お――……プロデューサーさん!」


武内P「……」


武内P「……はい」

武内P「皆さんの前では、そう呼んでください」


ちひろ「はーい♪ えへへっ♪」


武内P「よしよし、良い子ですね」



おわり

ちひろさんが言いかけたのはお父さんなのかお母さんなのか

正直ちひろさんが子供っぽく甘える姿はギリいける

おにいちゃんもアリだな…呼ばれたい

バシバシ楓さんカワイイ。珍しく楓さんだけまともでバブらせて貰えてないのか

いろんな意味でキツイ…

うわキツ案件
無言でバシバシ叩くの好き

武内Pがちひろさんのリアルお兄ちゃんかもしれない

和久井さんが赤ちゃんプレイしてる同人を思い出したじゃないかどうしてくれる

ちっひが甘えてきたら甘やかしてしまうPは多いと思う

川島さんすき

ホスト狂いみたいに武内Pに貢ごうとして甘えるちっひとアイドル

貢がせようとしてなら分かるけど貢ごうとして甘えるっておかしくない

>>847
特になんとも思ってない女からのプレゼント攻勢って字面ほど心穏やかではいられないぞ

不細工に限るかもしれないけど

貢いで甘えればいいのに貢ごうとして甘えるってなんぞ

親密だからプレゼントしてもいいですね?、って理由付けだな

ネコちゃんになりきれば甘えるのは簡単
なお録画される模様

>>846
書きます


武内P「残業、ですか?」

ちひろ「はい……今日中に、終わらせておきたくて」

武内P「……」

ちひろ「んー……っ! よし! 頑張ろう!」

武内P「千川さん。私も、お手伝いします」

ちひろ「えっ?」


武内P「残業はなるべくしないように、と」

武内P「……そう、言われていますので」


ちひろ「……ふふっ!」

ちひろ「それ、私のいつもの台詞じゃないですか!」

  ・  ・  ・

ちひろ「――この前の、お礼です」

武内P「いえ、本当に……お気になさらず」

ちひろ「ランチくらい、奢らせてください」

武内P「ですが……」


ちひろ「甘えさせて貰ったんですから」

ちひろ「お返ししないと、私の気が済みません」


武内P「……わかり、ました」

武内P「では、今日の昼休みで良いですか?」

ちひろ「はいっ♪」ニコッ!


CPアイドル達「……」

CPアイドル達「!」ティン!

  ・  ・  ・

武内P「……」

ちひろ「? ボーッとして、どうしたんですか?」

武内P「……あ、いえ」

ちひろ「何か、考え事ですか?」

武内P「その……ですね」


武内P「近頃、皆さんに何かを頂く事が、ですね」

武内P「その……非常に、多くなっていまして」


ちひろ「……はあ」

ちひろ「それが、何か問題でも?」

武内P「いえ、それが……」

ちひろ「?」


武内P「本当に……些細な事」

武内P「それに対してのお礼だ、と」

武内P「……そう、言われまして」

武内P「断るに……断れなく……はい」


ちひろ「……?」

ちひろ「あの……プロデューサーさん?」

武内P「……」

ちひろ「何を貰ったんですか?」

武内P「……例えば、こちらです」

スッ…

ちひろ「……」


ちひろ「男性用の、Tバック下着!?」

ちひろ「プロデューサーさん、こういうの穿くんですか!?」


武内P「待ってください! 千川さん!」

武内P「決して、私の趣味ではありません!」

武内P「これは、新田さんから頂いた物なのですが……」

武内P「本当に……はい、どうしたものかと……」

ちひろ「何をしたら、こんな物をお礼に贈るんですか!?」

武内P「いえ、それが……私にも、よく……」


武内P「ネタになってくれているから、と」

武内P「……そう、仰っていました」


ちひろ「……」


武内P「話のネタになっている、という事だと思うのですが」


ちひろ「……」

ちひろ「そうですね」

ちひろ「美波ちゃんには、私から話をしておきます」

ちひろ「……程々に、って」

武内P「ええ、そうですね」

ちひろ「ほっ、他には!? 他にもあるんですよね!?」

武内P「えっ? ええ、まあ……」


武内P「……本当に」

武内P「どう、したものでしょうか……」


ちひろ「……」

武内P「皆さんのお気持ちは、嬉しく思います」

武内P「ですが、あまり戴き物をする訳にはいきませんから」

ちひろ「そう、ですよね……」


ちひろ「――あっ! でしたら!」


武内P「?」

武内P「何か、いい考えでもあるのですか?」


ちひろ「……ふふっ!」

ちひろ「お礼をさせなければ良いんですよ♪」


武内P「?……はあ……?」

  ・  ・  ・

李衣菜「あー……ちょっと、気になるロックバンドがあるんですよねー」チラッチラッ

武内P「そう、なのですか?」

李衣菜「だけど、なつきちは仕事だし……」チラッチラッ

武内P「……」

李衣菜「一人で行くのも……」チラッチラッ

武内P「……わかりました」


武内P「私で宜しければ、ご一緒させてください」


李衣菜「!」

李衣菜「じゃ、じゃあ! 甘えちゃおうかなー!」ソワソワ!

李衣菜「それじゃあ、何かお礼をしないと……」ソワソワ!

武内P「いえ、その必要はありません」

李衣菜「えっ!? で、でも……!」


武内P「――多田さん」キリッ!


李衣菜「!? は、はい!」


武内P「貴女は、私の大切な担当アイドルです」


李衣菜「ふえっ!?///」ドキッ!


武内P「そんな貴女の笑顔のために、何かが出来る――」

武内P「――それだけで、私は十分です」ニコリ


李衣菜「っ……!///」キュキュウンッ!

  ・  ・  ・

武内P「……」

ちひろ「……すみません」

武内P「……いえ、お気になさらず」

ちひろ「……」

武内P「……お礼は良い、と」

武内P「……そう、言ったにも関わらず……」


武内P「何故か、贈り物のグレードが上がるとは……」


ちひろ「……」

ちひろ「そんなに……高額な物を?」


武内P「……こちらを見てください」

…スッ


ちひろ「この包みは……お弁当ですか?」


武内P「……」

…スッ


ちひろ「二個目……」


武内P「……」

…スッ


ちひろ「三個目……って! まっ、待ってください!」

ちひろ「待ってください、プロデューサーさん!」

武内P「栄養価の高い物を……と」

武内P「……皆さん、そう仰っていました」

ちひろ「……!?」


武内P「頑張って作った、と……!」

武内P「指に、絆創膏を貼っている方も居ました……!」

武内P「私は……私は、一体どうすれば……!」


ちひろ「おっ、落ち着いてください!」

ちひろ「私も一緒に対策を考えますから、ねっ!?」


武内P「千川さん……ありがとう、ございます」


ちひろ「……」

  ・  ・  ・

智絵里「……プロデューサー」

武内P「はい、何でしょうか?」

智絵里「あっ、あの……!」


智絵里「さっ、最近……そっけないと思うんです……!」

智絵里「お弁当も、受け取ってくれなくなったし……」

智絵里「わ、わたし……何か、悪いことしましたか……!?」


武内P「いえ、そんな事はありません」


智絵里「でっ、でも……!」

智絵里「でも……!」


武内P「……」

もうハラぁいっぱいだあ…

武内P「お弁当の件に関しましては、ですね」

武内P「アイドルの方に負担をかけるわけにはいかない、と」

武内P「……そう、説明したと思いますが」


智絵里「わっ、わたし! 負担だなんて思ってないです!」

智絵里「だ、だから……だからっ……!」


武内P「……申し訳、ありません」


智絵里「……あっ……あっ……!」

智絵里「みっ、見捨てないでください! 見捨てないでください!」

智絵里「お願いします、プロデューサー!」

智絵里「わたしを見捨てないでください! プロデューサー!」

  ・  ・  ・

武内P「……」

ちひろ「……」


武内P「少し……ほんの少し、距離を置いただけで……」

武内P「皆さんは、何故……あんなにも……!」

武内P「そして、こんなにも……!」

…ドサァッ!


ちひろ「……プロデューサーさんが居ない間に……」

ちひろ「デスクに置いていくようになりましたね……」


武内P「……私は、どうしたら……!?」


ちひろ「……」

ちひろ「どうしようも……ないかも知れませんね」

武内P「っ!? ですが!」


武内P「本田さんは、髪の外ハネが無くなり!」

武内P「双葉さんは、真面目に仕事をするように!」

武内P「三村さんに至っては、間食が半分になりました!」


武内P「……は、良いとして」


武内P「このままではいけない、と」

武内P「……そう、思います」


ちひろ「……」

ちひろ「プロデューサーさん」

武内P「……千川さん?」


ちひろ「しっかりしてください!」


武内P「っ!?」


ちひろ「あの子達のプロデューサーは、貴方なんですよ!」


武内P「っ……!」

武内P「ええ……そうですね」


武内P「私が、しっかりしなければ」


ちひろ「そうです、その調子です!」ニコッ!

なんで未央の外ハネがなくなったんだ

武内P「諦めずに解決策を探します」

ちひろ「う~ん……でも、どうしたら……」

武内P「……」


武内P「待ってください、千川さん」

武内P「この件に関しましては、今後は一人で考えよう、と」

武内P「……そう、思います」


ちひろ「えっ?」

ちひろ「わっ、私も! 私も、頑張って一緒に考えますから!」


武内P「……いえ、遠慮しておきます」


武内P「甘えは、ろくな結果を生まないので」



おわり

>>872 身だしなみを気持ち整えたんだろうけど、外ハネ無くしたら誰?ってなりそう

>>872

ちっひが捨てられた子犬のようにすがってくるのか……アリだな!

武内Pがいないと世界が危ない

ローソンハロウィンコラボで何か書いてほしいです

>>878
書きます


武内P「ハロウィンコラボの商品企画、ですか」

美嘉「そっ★ アンタ、食には関心があるんでしょ?」

武内P「それは……はい、そうですね」

文香「協力……して、頂けませんか?」

武内P「いえ、それは構わないのですが……その前に」


志希「トリック・オア・トリート!!」

志希「あっ、引き出しの中にクッキーが~♪」


武内P「彼女を止めていただけますか?」

美嘉・文香「あ……あはははは……」

  ・  ・  ・

武内P「……なるほど」

ペラッ…ペラッ…

武内P「こちらが、皆さんの考えた商品ですか……」

ペラッ…ペラッ…


美嘉「どう? ケッコーイケてると思わない?★」

文香「初めての事なので……何分、勝手がわからず……」

志希「あたしとしては、も~っと刺激的にしたいんだよね~」


武内P「……はい、把握しました」

…パタンッ

武内P「その……言いにくいのですが、非常に厳しいかと」


美嘉・文香・志希「……」

武内P「まず、城ヶ崎さんの企画に関してです」

美嘉「厳しいって……言ってくれるじゃん」

武内P「商品に、特典をつけるという案は、悪くありません」

美嘉「でしょ!? チョーイイ案だと思うんだケド!」

武内P「はい、ですが――」


武内P「城ヶ崎さんの使用されているブランドの、化粧品」

武内P「こちらは、コスト面もそうですが……」

武内P「他会社との連携も必要になってきます」

武内P「また、食品につける特典としては、不適当かと」

武内P「勿論、そういった商品もありますが――」


美嘉「……あ、はい」


文香・志希「……」

  ・  ・  ・

武内P「――という理由で、難しいですね」

美嘉「……うん、そだね」ションボリ

武内P「ですが、面白い試みではある、と」

武内P「……そう、思います」

美嘉「えっ?」


武内P「今回は、残念ながら活かせる企画ではありません」

武内P「ですが、雑誌とのコラボ企画としては、魅力的かと」

武内P「機会がありましたら、検討する価値は十分になる、と」

武内P「……そう、考えました」


美嘉「! うん……うん!」パーッ!


文香・志希「……」

美嘉「……だってさ! 駄目だって★」ニコニコ!

文香「は……はい……」

志希「ふむふむ。適切な状況で、効果的に……って事だね」

武内P「それでは、次は――」


志希「はいはーい! 次は、あたしの企画!」

志希「キミが、どんな風に考えたかキョーミ出ちゃった!」


武内P「……はあ、わかりました」

武内P「それでは、一ノ瀬さんの企画に関してです」

志希「志希ちゃんの企画にどんな難点があるのかね~?」

武内P「そうですね……この、不思議なお薬、という点です」

志希「イエースッ! それが、商品のポイント!」


志希「名付けて、クセニナール!」

志希「このお薬が入った物を口にしたら、手が止まらなっちゃう♪」

志希「例えそれがどんな物でも……求めてやまなく、ね」

志希「にゃはは! 勿論、法的な問題もクリアーしてるよ~♪」


武内P「……成る程、そうでしたか」

武内P「では、なおさら認めるわけにはいきません」


志希「……ふ~ん?」

武内P「このコラボ企画は、貴女達三人と――」

武内P「――アイドルとの、コラボ企画です」

志希「うんうん、そうだね……それで?」

武内P「ですが、こういった特殊な薬品を用いるというのは――」

志希「……」


武内P「一ノ瀬さん」

武内P「貴女の、化学者としての一面」

武内P「……それだけが、前面に出過ぎている、と」

武内P「……そう、気付いているのではありませんか?」


志希「……にゃはは」

志希「正解正解、大せーかーい♪」

武内P「御本人が納得されていないものは、ファンの方に提供出来ませんから」

志希「だけど、それが一番売上は取れるよ?」

武内P「売上だけに目を向けたら、確かにそうかも知れません」

武内P「ですが……その、ですね……」


武内P「商品を開発する、メーカー」

武内P「そちらに、ご迷惑をかけてしまう可能性が……はい」

武内P「非常に高いだろう、と……そう、思いましたので」


志希「……嗚呼! なんて厳しい、大人の事情!」

美嘉「いや、まあ……フツーに考えたらそうだよね」


文香「……」ドキドキ…!

武内P「それでは、鷺沢さんの企画に関してですが……」

文香「は、はい……」ドキドキ…!

志希「んふふ! どんなのか、あたしも知らないんだよね~」

美嘉「アタシもアタシも。ねえ、どんな企画なの?」

文香「い、いえ……大したものでは、ありませんから……」ドキドキ…!

武内P「……」


武内P「――ローソンの入り口を抜けると図書館であった」

武内P「……と、書いてあるのですが……」

武内P「あの……これは……?」


美嘉・志希「……えっ、何?」


文香「は……はい……///」ドキドキ!

文香「考えられるものは、全て企画にと言われていたので……///」

武内P「は……はあ」

文香「その……ですね……///」


文香「コンビニエンスストアに、足を踏み入れたら……ですね?」

文香「外観からは、想像も出来なかった空間が広がっていて……」

文香「戸惑っていると、眼鏡をかけた……あっ、モノクルも、良いかと」


美嘉・志希「……あ、はい」


文香「す、すみません……話が、逸れてしまいました///」

文香「……司書の方が、穏やかに話しかけてくるのです」

文香「……と、ここまでは……良い、でしょうか?」


武内P「……」

武内P「……あ、いえ! そこまでで、結構です!」

文香「えっ? いえ、あの、ですが……!」

武内P「あの、鷺沢さん」

文香「普段の商品棚とは違う、木製の書架には整然と本が……!」

武内P「鷺沢さん」

文香「並んだ本のページをめくってみると、優しい光と共に……!」

武内P「鷺沢さん……!」


文香「商品の映像が浮かび上がって、ですね……!?」

文香「ふと、手をかざしてみると、それがコラボ商品だったら――」


武内P「待ってください! 待ってください、鷺沢さん!」

武内P「ローソンには! そこまでファンタジーは求められません!」


文香「っ!? そんな……!?」

  ・  ・  ・

文香「……」

ペラッ…ペラッ…


志希「……ショックで、ファンタジーな世界にダイブしちゃった」

美嘉「……さりげなく、自信あったぽいしねぇ」

武内P「いえ、ですが……さすがに、無理があったので……」


文香「……」

ペラッ…ペラッ…

文香「! 図書館でなく……小さな、書店サイズなら……?」


武内P「……」

  ・  ・  ・

文香「……企画を考えるというのは、難しいものなのですね」

志希「う~ん、とりあえずやってみよー!……じゃ、駄目だしねぇ」

美嘉「って言うか! アンタだったら、どんな企画にするの!?」


武内P「えっ?」


志希「あっ! それはサンコーにしたいかも! 企画サンプル~♪」

文香「はい……何か、良い考えは……ありますでしょうか?」

美嘉「アンタが考える――アタシ達らしい商品……って、どんなの?」


武内P「……」

武内P「そう、ですね……」

武内P「まず――手が汚れない物、でしょうか」


美嘉「はっ? どうしてそれが、アタシ達らしさに繋がるワケ?」

志希「あたし、指についたソースとかクリーム舐めるのケッコー好きだよん♪」

美嘉「あー……なんか、そういうのアメリカっぽい」

志希「その仕草で、見ている人もミリョーしちゃ~う!」


武内P「……手が汚れない、というのは」

武内P「――鷺沢さん」

武内P「貴女ならば、その理由に心当たりがあるのでは?」


文香「……」

文香「……えっ?」

文香「ええ、と……私なら、ですか?」

武内P「はい。先程のように、本を読んでいる時……」

文香「……あっ」

美嘉「えっ、何々? 全然ワカンナイんだケド?」

志希「むぅ……これは、ちょっとクツジョク! でも、それが良い!」


文香「その……本を読んでいる時に、ですね」

文香「差し入れを頂くことが、たまにあるのですが……」

文香「こう、手でつまむものだと……手を拭き直す必要が、出てきてしまいます」

文香「あっ、心遣いは嬉しいと……当然、思います」

文香「ですが……自分で買うのは、敬遠してしまいますね」


武内P「……なので」

武内P「本を読む時等の、小休止に食べるような物」

武内P「そういった物が……‘らしい’のではないかと」


美嘉・志希「おー……!」

文香「章の区切りでお茶を頂く事は……はい、あります」

武内P「スプーンや、フォークを用いる物でも?」

文香「はい、問題ありません」

武内P「甘さは……あまり控える必要ななさそうですね」

文香「それでは、食べ過ぎに気をつけないといけませんね……」


文香「……ふふっ」

文香「考えているだけの段階だと言うのに……」

文香「……書の世界に入り、そして、一時の休息」

文香「……小休止が、楽しみになってしまいました」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

志希「――それじゃあ、あたしは?」

武内P「一ノ瀬さん‘らしさ’……ですか」

志希「志希ちゃんと、ケミカルは密接なカンケーイ」

志希「化学的で、刺激的……表現出来るかにゃ~?」

武内P「……それに関しましては――」


武内P「――味と香り」

武内P「この二つを利用するのが適当だ、と」

武内P「……そう、判断しています」


志希「……ふ~ん?」

志希「続きをどうぞ?」

武内P「今回の、ローソンコラボの衣装を拝見しました」

武内P「一ノ瀬さんは――赤を基調とした衣装」

志希「そうそう! 心臓の上のクモの巣で捕まえちゃ~う♪」

武内P「そして、鷺沢さんは――青を基調とした衣装」

文香「は、はい……その通りです」


武内P「そこから……」

武内P「――ストロベリーとブルーベリー」

武内P「この、二つのベリーを用いた商品を考えました」


志希・文香「……」


武内P「最初から、合わせているのではなく……」

武内P「食べ方によって――味も、香りも変化する」

武内P「……食の、化学変化です」


志希「……おー……!」

志希「まだ、他にもありそうだけど?」

武内P「後味、ですね」


武内P「後をひかない、スッキリとした後味」

武内P「それならば、再び本を読むのに戻った時」

武内P「……そちらに、集中出来るのではないでしょうか」


文香「……!」


武内P「そして、一つ所に留まり続けない」

武内P「……貴女の失踪癖も、表現できるかと」


志希「……にゃはははは!」

志希「イイね! すっごくイイ! パーフェクト!」


武内P「……それに関しては、改善した方が良い、と」

武内P「……そう、思っていますが」

武内P「これらに関しては……」

武内P「商品開発部門の方に、頑張っていただければ」

文香「実現……出来そうですね」

志希「面白そうだから、あたしもキョーリョクしちゃう!」

武内P「……」


美嘉「――ゴホンッ!」

美嘉「チョーイイ、企画だね★」ニコッ!


武内P「ありがとう、ございます」


美嘉「……で?」

美嘉「アタシの要素は?」

武内P「はい。城ヶ崎さんの要素も、当然考えています」

美嘉「だよね! うん……そうだよね!★」

武内P「? 城ヶ崎さん?」

美嘉「あっ、いや……何でもない! 何でもないから!」

武内P「?……はぁ」


志希「にゃはは! 忘れられてると思って、焦っちゃったかにゃ~?」

文香「ですが、私も同じ立場だったら……そう、思うかも知れません」


美嘉「そっ、そんなんじゃないって!///」アセアセ!

美嘉「ほっ、ホラ!/// 良いから聞かせてよ!///」


武内P「商品名に『★』を入れます」


美嘉「……」

美嘉「うん?」

美嘉「うん……うん?……うん、うん?」

武内P「? どうか、されましたか?」

美嘉「えっ? いや……ええっ、と……」

武内P「?」


美嘉「……それで?」

美嘉「商品の名前に、『★』を入れる……うん、オッケ」

美嘉「……それで?」


武内P「?」

武内P「以上です」


美嘉「なるほどねー★」

美嘉「……」

美嘉「何それ!? はあっ!? 雑じゃない!?」


武内P「えっ!?」

武内P「まっ、待ってください!」

武内P「商品名というのは、とても重要なものです!」


美嘉「あのさ! 『★』入れただけで、‘らしく’なる!?」

美嘉「『☆☆★』入れたら、未央とのコラボになるじゃん!」


武内P「っ!」

武内P「……成る程、その手が」


美嘉「そういうコトじゃなくてさ!?」

美嘉「もっと、こう……あるでしょ!?」


武内P「っ!?」

武内P「………………」

武内P「……申し訳、ありまs」


美嘉「謝んないでよ――っ!?」

  ・  ・  ・

ちひろ「……それで、あんなに散らかってたんですね」

武内P「暴れる城ヶ崎さんに、何故か一ノ瀬さんも加わり……」

ちひろ「文香ちゃんは、本の――ファンタジーな世界に逃げた、と」


文香「……」

ペラッ…ペラッ…


武内P「……まだ、帰ってきていませんが」
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