【デレマス】背中越しの85センチメートル (43)

「次は、所属フリーで前川みくの歌です」

みく「よ、よ、よ、よろしくお願いす、するにゃあ!」

ワーワー



みく「はぁ……緊張したにゃ。でもダンスはバッチリだったにゃ!」

モバP(以下P)「前川……みくさん?」

みく「あ、あんたは……ふふん、いいのかにゃ?」

みく「今、あんたのとこのアイドルが歌っているのに、見てやらなくて」

P「それは大丈夫だ」

みく「ふ、ふん!大層な自信だにゃ」

P「……」

P「なら、一緒に彼女のパフォーマンスをみるかい?」

みく「……」



みく「せ、せっかくだから敵情視察だにゃ!」





ワーワーワーワーワーワー

「ありがとうございます!島村卯月、頑張ってます!」タブルピース



みく「嘘……みくの時より……そんな」

みく「……っ」ガクッ

P「お、おい、大丈夫か?」



みく「悔しいけど、観客の声も雰囲気もみくの時とは大違いだにゃ……」

みく「なんで……どうして……」



P「あいつもな……」

P「一時期はスランプで悩んでたんだ」



『笑顔なら誰でもできるもんっ!!』



みく「え……でも」

P「今のあいつの笑顔は」



P「ライブ会場のすべての人に送られたものだ」

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…………
……

みく「やっぱり負けたにゃ……」

みく「でもあれなら……」

みく「いつかは…………みくだって……みくだって……」



プロデューサーサァン

みく「?」

みく「……あの娘は」

ヨォ、オツカレ

ガンバリマシタ



みく「みくもあんな笑顔が……」



オーイ

みく「……帰ろう」

オーイ



P「おいったら!」

タタッ

P「どうした。黄昏れちまって」グシャグシャ

みく「わっ、わっ、髪が乱れるから止めるにゃ!」

P「ほいよっ」パッ

みく「むーっ」

P「悪かったって。さっき会ったばかりなのりこんな」

みく「それはいいにゃ……それより」

みく「見てたなら今日、みくの悪かったところ、教えて欲しいにゃ」

P「ん……」

P「まず、圧倒的に笑顔が足りてない。しかもお客さんを楽しませるどころか、自分も楽しんでない」

P「アイドルなんだ。自分を楽しませるぐらいは演技でもやってもらいたいな」

P「ダンスは基本はいいが、あれじゃあ堅すぎる。ブロードウェイでダンスコンテストをやるならいいが、アイドル向けじゃない。それに歌いながらだとツライだろう」

P「あと歌唱力。たぶんカラオケとかで鍛えた性質だろうから、機械的過ぎる。音程を合わせればいいもんじゃない」

みく「う、うぐぅ……」

P「まぁ、人前に出た経験が圧倒的に少な過ぎるんだ、猫耳娘」

みく「なっ」



みく「みくにはみくって名前があるにゃ!!」ギャオー



P「……よし」





P「来るか?」

みく「え……」

P「君が気になったならウチに来ないか?」

P「前川みくさん」

恋愛一歩前の話もやりたいなと、幸子vsみくと考えてこうなりました


既にお分かりのように、こちら、独自の設定になっておりますので、よろしくお願いいたします

―事務所

幸子「ふふーん、今日もPさんにいじめられましたよ!」

幸子「これも偏にボクがカワイイ証拠です!」

幸子「何せ、カワイイ子はわざといじめられるという一般統計が出ていますからね!」



みく「ならみくだって、Pちゃんとラブラブだにゃ!」

みく「昨日だって、また回らない寿司に拉致されて、いっぱいお魚をごちそうになったにゃ!」

みく「つまり、好きな娘にはいじわるしたくなる。これ、恋愛の常識にゃ!!」

幸子「むぅー!」

みく「むむむーぅ!」





響子「はーい、ご飯ですよ。喧嘩は止めないと、今日のハンバーグはキャベツ炒めに変更ですよ」

幸子「な、何を面白いことを言うのですか!」

みく「そうだにゃ!さっちゃんとはこーんなに」

ギリキリ

みく「お手々を繋いでるぐらい仲良しだにゃ」

響子「じゃあ、食器を並べるのを手伝ってくれますね」

みく「わかったにゃ」

幸子「仕方がないですね。ボクも素敵なランチを楽しみたいですから、お手伝いをしましょう」



智絵里「あ、あの……」

かな子「どうしたのかな?智絵里ちゃん」

智絵里「止めなくていいんですか?」

杏「まぁ、いつもの日常だもんね」

みく[というわけで、あの日、誘われたPちゃんに付いていったその日に契約]

みく[すんなりとすぐにレッスンさせてくれて、とんとん拍子で階段を駆け上がり、みく一人じゃ絶対にできなかったCDデビューまでできたにゃ!]

みく[事務所のみんなとも仲良くやってるし、これもみんなPちゃんのおかげにゃ]



みく[……しょっちゅうからかわれるのが玉に傷だにゃけど]

みく[もう一つ困っていることがあるにゃ]

みく[それは輿水のさっちゃんだにゃ]

みく[みくが拾われっ子なんで、それに対していつも突っ込んでくるにゃ]

みく[多分、かまってちゃんだから真剣には返してないけど……]

のあ「で、モノローグは終わったの?」

アーニャ「ダー、みくはいつも一人で突っ走ってます」

みく「にゃにゃにゃ!?いつの間に!?」



のあ「時間を見なさい」

みく「あ、もう収録の時間だにゃ」

みく「もう、のあにゃんの親切はわかったから、もっと普通に教えるにゃ」

のあ「私に普通を求めるというのね……」

のあ「わかったわ。なら対価交換よ。みく、この鯖の缶詰を食べなさい」

みく「にゃー!!そんなのいつ持ってたにゃ?!ならやらなくていいにゃ!」

アーニャ「ふふっ……二人はドゥルーズィバ……仲良しです」



みく「どこがにゃー!!」

アーニャ「でも……」

みく「何にゃ?」

アーニャ「プロデューサーに……その……恋をしたりしないのですか?」

のあ「そうね……小説ならそろそろ、○っ○○ぐらいまでは行ってるかしら?」

みく「何を伏せ字にしてるにゃ!!」

みく「まぁ……感謝の気持ちはあるにゃ。でも……」

みく「あそこのPちゃんガチラブ勢に対抗する気はないにゃ」

アーニャ「?」





紗枝「プロデューサーはん?今日のお弁当は、栗おこわとすっぽんとまむしドリンクどす」

P「ありがとう……ご飯だけいただこう」

奈緒「飯を食べてからでいいからさ……一緒に次の撮影に付き合ってほしいんだけど」

P「冬物衣装か……スタイリストさんだけではダメなのか?」

奈緒「せ、せっかくだから、自分の冬物の参考にしたくて」

奈緒「……べ、別に勘違いするなよな!アタシが選びたいだけだからな!」

P「はいはい……」

クイクイ

P「ん?」

芳乃「ねーねー、そなたー。夕餉は何がよろしいのでしてー」

P「あぁ……すまんが夕飯は(ry

のあ「……」

のあ「敵陣深く躍進するも、敵弾に倒れ御国の為に散華すれども、敵に寒からむせむ心情を与えれば、これ男子の本懐なり」

みく「いつからこの事務所は、大東亜戦争中にタイムスリップしたにゃ?」

みく「ともかく、まだ命は惜しいにゃ!」



アーニャ「ダー、命大切に……」

みく(そんな毎日……)

みく(アイドルやって……歌を歌って……ダンスを踊って)

みく(のあにゃんやアーにゃんと世間話をして……幸子チャンにつっかかられて)

みく(Pチャンとバカ話をしながらお仕事をもらって……)



みく(そんな日常は、思ってもいない、違う方向から崩れていった)

バタン

みく「おはようだにゃ!」

ちひろ「おはようございます」

P「んー、おはよう……今日の仕事だが少しメンツが変わったから」

みく「にゃ?美穂チャンに智絵里チャンじゃにゃいのかにゃ?」



バタン

幸子「ふふーん!!そこはカワイイボクが出るべきだと思いますが!!」

みく「出たにゃ、妖怪カワイイだけしか取り柄がないお化け」

ちひろ「お化けなのか、妖怪なのかどっちなんでしょうか?」

幸子「し、し、失礼な!よ、よ、よ、妖怪にも、お、お、お化けに例えるだなんて」シドロモドロ

みく「あー……幸子チャン、ひょっとしてそういうのが苦手だったにゃ?」

幸子「な、な、な!――このボクが怖がるなんて」

モニュモミュ

幸子「あァ……んっ…ひァっ!」



みく「」

ちひろ「」

P「」

みく(何、この色っぽい声は?!)



幸子「あ……ん、んっ!愛海さんですね。ボクのカワイイ胸を揉んでいるのは?」

愛海「あは?バレちゃった?」ニュッ

愛海「ちょうどいい所に、おっぱいがあったから揉んだだけだよ?いいよね?」

モニュモミュ

幸子「ひぁっ!?そ、そこ……ダメ…やだ……」

愛海「ほら、こんなに声を喜ばして。いいのか?ここがいいんか?」グシシ

幸子「ふぁ……あ……」

幸子「……よくありません!それに何ですか!?ボクを揉んで!あそこに使わないのに、非常におっきな胸の持ち主がいるじゃありませんか!」

みく「使わないとは失礼だにゃ!これでもグラビアではいっぱしに、見せてるにゃ!!」

愛海「あたしとしては、おっきいのもちっちゃいのも登るべきお山の一つで、いつかはみく先輩のも登らさせていただきますね!」

みく「遠慮するにゃ!!」

―数分後

幸子「ふぅ……はぁ……あ…………」ピクピク

愛海「ふぅ、一仕事終わった」



みく「あ、あの幸子チャンが撃沈されたにゃ……」

みく「これはヤバイにゃ」

愛海「ふふ……ふふふ……」



みく「先手必勝!!逃げるが勝ちにゃ!」ダダッ

愛海「甘いですね。ドアはあたしの後ろにしかありませんよ。つまり私が動かなければ、ピンチは永久にピンチですよ」

みく「くっ……」



P「あー、そろそろ時間なんだが」

ちひろ「みくちゃんも諦めて、愛海ちゃんに揉ませてあげないと終わりませんよ」



みく「誰も味方がいないにゃ!!」

愛海「さぁ……さぁ……ばっちこーい」ジリジリ

みく「うぅ……」タジタジ



愛海「いただきまーす!」アツミンジャンプ

みく「くっ!」

ババッ

みく「キャット空中回転だにゃ!」

愛海「な、なにぃ?!」



P「おぉ……みくが空中回転して愛海を避けた」

ちひろ「そして避けられた愛海ちゃんがPさんの方へ」



ヒューン

P「おわっ!?」

愛海「この際だからプロデューサーの胸を!」











モニュ

みく(え……)

みく(い、今、たしかに揉んだ音がしたにゃ)



「ふぁッ……あクゥ……」



みく「そして幸子ちゃんにも勝るとも劣らないこの卑しい響は!?」





愛海「ぷ、プロデューサー……だ、ダメぇ…んくッ」

P「ダメと言われてもお前を支えているかぎり、揉んでしまうんだが」モニュモミュ



ちひろ「あー、早苗さん?ちょっとセクシーグルティーにスクランブルの要請を」

グルティーってなんだ。ギルティの間違いね

――数分後

愛海「ノボラレタノボラレタノボラレタ……」

P「おーい、愛海ー?」



みく「普段から人のお山は登るのに、自分が登られたらあれかにゃ」

幸子「ふ、フフーン。カワイイボクは多少なら登られてもへ、平気ですからね」シドロモドロ

みく「……」



みく「ほいっ」

ツンッ

幸子「あふッ!」

幸子「な、何をするんですか!!」

みく「ひょいひょい」

ツンッ

ツンッ

幸子「ひゃ……ひゃアっ!!」

幸子「ん――――っ!」ブルブルブル

幸子「はぁはぁ……はぁ……」ガクガクガク



みく「……ひょっとして」

みく「幸子チャン、イっちゃったにゃ?」

幸子「~~~~!!」ブルブル

幸子「…………」

幸子「……そ」

幸子「そうですよ!!」

幸子「申し訳ありませんね!同性に触られただけで……身体が……その……勝手に」ブルブルブル

みく「ストップ!それ以上は言わなくていいにゃ!」

幸子「で、でもですね……」





みく「ここにはまだPチャンもいるにゃ……」

幸子「え……」





P「よ、よぉ……」

愛海「ふぁぁ……幸子ちゃん……スゴイ」

幸子「っ!!」

ダダダッ

バタン



みく「あ……」

みく「ちょっと……やりすぎたかにゃ?」

みく(でも……二人の艶声を聞いて、なんかもやもやするにゃ)



P「と、とりあえず、みくは仕事だからな」

ちひろ「あとは任せて、頑張ってください」

みく「う、うん。わかったにゃ」





みく(その日はモヤモヤする気持ちを残したまま、みくは仕事にいったにゃ)

―そして彼女達以外にも変化が出ていた人物は存在した



P「…………」

P「…………」

P「……あいつらも女の子だったということか」



『ひゃアッ!』

P「……!」ビクッ

P「駄目だ……もう寝よう」







P「ね、眠れない……」

『ふあァァ……』

P「っ!」

P「思い出すな!」

P「……」

P「あいつらは」

P「アイドルなんだぞ」

『ダガ、オレノダ』

P「っ!!」ビクッ

P「なんだ?今のは……」



P「仕方がない……」

パチ

カタカタカタ

P「極秘で撮った幸子や愛海の画像で……」





シュシュシュ

P「……空しい」

P「なんでだ?何故かぐっと来ない……」

P「……みくならどうかな?」

ウッウッ、ミクイクゾ

オレノ……オレダケノ









P「……明日、みくに合わす顔がない」ドヨーン

P「……」

P「……」

P「俺はみくにこんな感情を持っていたというのか?」



P「まさか……あいつを誘ったのももしかして……」

ブンブン

P「いや……そんなはずはない」

P「たしかに、あいつの頭には、愛梨や卯月に菜々に見えたシンデレラのティアラが見えたんだ」



P「だから……」

―次の日、事務所

P「……」

P「さすがにまだあいつは来てないよな」



カチャ

キョロキョロ

P「……」

P「ふぅ……とりあえず」



バタン

みく「おはようにゃ!!」

P「みみみみみみみ……」

みく「ぴぴぴぴぴ……」



P「みくぅぅぅ!?」
みく「Pちゃん!?」

ハモリ

P「お、俺は朝から書類の整理があるから」

みく「みくは1000からのドラマの台本をチェックで……」





P、みく(気まずい……)

みく(……)

みく「……ねぇ、Pチャン」

P「っ!!」

みく「そんなにびっくりしなくてもいいにゃ……」

みく「Pちゃんも……その」



みく「オンナノコの身体って気になるのかにゃ?」

P「そ、そりゃ……あんな風にされたら」



みく「なら……」

みく「みくのも……その」





ギュッ

みく「興奮するかにゃ?」

P「――っ!!」

P(せ、背中にみくのが!?)

P「あ……あの、前川さん。背中に何か当たっているんですが」シドロモドロ

みく「あ、当てているにゃ!!」

みく「恥ずかしいんだから……言わせないでにゃ」

P(キューン)



P「あのな……みく。俺だって男なんだぞ」

P「そんな風にされて……理性が吹っ飛んで」

みく「Pチャンならいいにゃ……Pチャンならみくは」

P「はははっ……ダメだぞ、みく。こんなアイドルに手を出すまいと、一人でヌイてる変態に」

P「……!!」

みく「え……」



P「今の!今のはなしで!!」

みく「それって……その」

みく「Pチャンはみくを……」ドキドキ

P「あー、誰もみくをとは」



みく「えいっ!」トサッ

P「うわっ」





P(何だ……この体勢。俺がみくに覆いかぶさるように……)

みく「……みく、今の自分の気持ちがよくわからないにゃ」

みく「だから、Pチャンに会えばわかると思ったにゃ」

みく「……すぐにわかったにゃ」



ギュッ

みく「みくも……」

スッ

みく「Pチャンが」

P「み、みく……」





チュッ

みく「大好きだって」

P「……」

P「……」

P「み……みくぅ!!」

ワシッ

みく「っ!」

みく(Pチャンがみくのおっぱいを……)

みく「んンっ……もっと優しく……アアっ!」

P「これが、これがみくの!!」ハァハァ

みく「んんっ……やぁッ……」

みく(やだ……男の人って……こんなに……)

P「みくぅ~~!!」





トゥルルルル

P、みく「っ!」



みく「……で、電話だにゃ」

P「おう……」

みく(その日はそれ以上は何もなかった)



みく「……」トボトボ

のあ「ん?みく?」

アーニャ「ダー、みく。疲れてますか?」

みく「……」トボトボ

のあ「……み…く?」

アーニャ「イズヴィニーチェ……何か悪いことしましたか?」

のあ「…………」

アーニャ「のあ?」





みく(そして……のあチャンとアーニャチャンとすれ違ったのすら覚えてないぐらいに、憔悴していた)

P「……」

P(どうしようどうしようどうしようどうしよう)

P(これからみくとどう向き合えば……)

P(相手は未成年だぞ。アイドルだぞ)

P(でも……)

ジットテヲミル



P「やわらかかったなぁ……」

のあ「何がかしら?」



P「うわっ!……のあか。びっくりした」

のあ「……」

のあ「話がある……時間は取らせないわ」



P「……」

P「わかった」

バタン

P「会議室が開いてなかったから、衣裳室になっちまったがいいか?」

のあ「構わないわ。それより」

P「……」

P「みくのことか」

のあ「わかっているのなら……」



ツカツカ

P(あ、これは叩かれると思った)

P(それぐらい……その時ののあの顔は、多分一生トラウマになるぐらいの表情だった)



グッ

P(来るか?)



P(……ん?)

のあ「…………みくを」

のあ「みくを泣かせたら承知しないから……」

P「それは……」

のあ「二度は言わないわ……あとはあなたの言葉で示すのね」

のあ「ただ」

P「ただ?」



のあ「みくへの想いに……少しでも嘘が交じるようなら」

のあ「五体満足ではいられないことを宣言するわ」

P「……あぁ」

P「わかった。それから」



P「ありがとうな……のあも本当にみくが大好きなんだな」

のあ「……えぇ。もし私が男なら、今頃子どもが1ダースいるはずよ」

P「うわぁ……」

P「さて」

ゴソゴソ

P「みくが出るといいが……」

トゥルルルル

トゥルルルル

みく「……Pチャンから」







みく「明日は……新しい下着にしないといけないかにゃ?」

みく「やっぱり、色気がある方が……」

みく「ダメダメっ!」

みく「いつのまに襲われること前提だにゃ……」

みく「でも……」





みく「あんな真剣なPチャンに惚れない女はいないにゃ……」

みく「だから、とっておきのネコ耳も準備しないと」

みく「あ……やっぱりこっちがいいかなぁ」





―のちに平成最後の346プロの大恋愛劇の幕開けと言われるようになるのは、また別の話である

―なお、みくのお山が登られたかどうかは、後日愛海に一切触らせないようになったことから考察して欲しい



~Fin

……途中で板が落ちていたんで、モチベーションダウンしてました

とりま、無事に(?)終わらせられました。ありがとうございます

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