ベジータ「今日はこのベジータ様がキャンプに連れて行ってやろう」しまりん「…寒っ」 (28)

※ほのぼのです。

ベジータ「この俺が最強のバーベキューを堪能させてやる。感謝するんだな」

ビルス「おいベジータ。この僕が眠い目を擦ってわざわざ来てやったんだ。もしまずかったら破壊しちゃうからな」

悟空「でえじょうぶだってビルス様~。前にブルマやチチと一緒にキャンプに行ったんだけんども、ベジータの作るバーベキューはすんげえうまかったぞ。オラが保証する!」

ベジータ「当然だ。地上げ屋時代はよくぶっ殺した下等生物の肉でバーベキューをしていたからな」

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ウイス「さあ、みなさん。つきましたよ。キャンプが出来る河原です」

ベジータ「ようし。このスーパーベジータ様が、一瞬でテントを設営してやろう…」

悟空「っひゃー!空気がうんめえなあ~!」

ビルス「…おいベジータ。これはどういうことだ?」

『キャンプ、バーベキュー禁止』

ベジータ「なに…!?去年はこんなところに看板なんて無かったぞ!」

ウイス「なんだかここの河原汚くありませんか?」

ベジータ「うっ!よ、よく見るとそこら中にたき火の跡がありやがる!」

悟空「それだけじゃねえぞ!使い終わった炭やごみなんかがそのまま捨ててあんぞ!」

ビルス「どういうことだい…ベジータ?」

ベジータ「く、くそったれが!マナー違反の下等キャンパーのせいか!」

ウイス「まあまあビルス様。すぐ近くに別の場所もあるみたいですから。そちらに行きましょう」

ビルス「しょうがない…僕は寝る。ついたら起こして」

悟空「こ、ここも禁止だ!」

ベジータ「くそったれ!こっちもだ!!」

ビルス「…ねえ、いったいどれだけ待たせるのかな〜?」イライライラ

悟空「ベジータ!もうビルス様爆発寸前だぞ!もう看板無視してキャンプやっちまおうぜ!」

ベジータ「馬鹿野郎!そんな生きる価値もない下等なクズみたいなことを誇り高きサイヤ人がやるものか!」

ウイス「みなさーん。こっちのキャンプ場はまだ使えるみたいですよ」

悟空「って…これカプセルコーポレーションが運営してる無料キャンプ場じゃねえか」

ベジータ「くっくっくっ…最初からこうすればよかったんだ」


ベジータ「俺たち以外に客は1組か。まあシーズンが外れているからな…ん?」

なでしこ「お肉美味しかったねー」

あおい「炭まだ使う?」

リン「使わん使わん。その辺に捨てとけ」

なでしこ「あいあいさー」ドザーッ

悟空「っひゃ~!!あいつらろくに消化もせずに炭を捨てやがったぞぉ!」

ウイス「危ないですねえ。山火事になったらどうするつもりなんでしょう」

ベジータ「下等生物め。炭は使ったら自分で処分するのがマナーだろうが!それに炭は自然にかえらないんだぞ!」

ビルス「ああいう奴らのせいで僕はキャンプ場を探す羽目になったのか…全く」

なでしこ「食器を洗いましょー」ゴシゴシ

千明「洗剤をいっぱい使うといいぞ」ドバー

なでしこ「おっけー!」ドババー

悟空「っひゃーーー!!あいつら川で食器を洗ってやがるぞぉ!」

ビルス「おい…あいつらよく見たら動画とってないか?」

ウイス「今調べてみたら彼女たち、ゆるキャンチャンネルという名前でyoutubeに動画をあげているみたいですねえ。かなりの再生回数みたいです」

悟空「し、しんじらんねえ。あんなマナーの悪い奴らの動画を見て、真似する奴らがいたらどうすんだ!」

ウイス「事実、彼女らに影響されてキャンプを始めた人も多いみたいですね。当然、その人たちのマナーは最低です」

ベジータ「な、なんてひどい奴らだ…」

悟空「おーいおめえらーーーーー!!そういうことすんなよ!キチンとマナーまもってくれよぉ。みんなのキャンプ場だろ?」

あおい「うるさ…なにあいつ」

リン「たまにいるのよ…人が楽しんでキャンプしてるのに水を差してくる最低な奴が」

千明「チッ…死ね」

鳥羽「みんな、無視しましょ」

ウイス「態度が悪いですねえ」

あおい「はぁー。ウザッ。おっさんキモいわ。どっかいけ!警察呼ぶで?」

悟空「いいっ?オラが悪いんか?」

千明「当り前だろ。警察呼ぶぞ」

ウイス「やれやれ。相当自分勝手な方々のようですねえ」

なでしこ「あーあー…せっかく楽しんでいたのに…」

リン「はぁ…最低だな。せっかくの楽しいキャンプが台無しだ」

ベジータ「まあ待て…お前ら。すまなかったな。いきなり大声を出して」

なでしこ「ほっ。どうやら少しは話の分かる人がいたみたいだね!」

あおい「どうしてくれるん?」

ベジータ「そうだな…ようし、こうしよう。最高級肉をわけてやるからこのことは水に流してくれ」

悟空「いいっ!?ベジータ、どうしちまったんだよ!?」

ウイス「そうですよ。こんな人たちにお肉を分ける必要なんかありませんよ」

ベジータ「まあ待て。俺たちにも非はある」

鳥羽「お、お酒はありますか?」

ベジータ「ああ。そう言えばあるな…どうせ飲まんしくれてやろう」

鳥羽「やった!」

なでしこ「それで、お肉はどこですか?」

ベジータ「目の前にあるじゃないか」

恵那「…え?」

リン「何もないぞ」

ベジータ「おいカカロット。その棒をよこしやがれ」

悟空「い、いいけどよ」

悟空がベジータに如意棒を渡す。

恵那「えっ…な、なんですか?その棒は…」

ベジータ「なあに…ベジータ様のスーパーバーベキューではこいつに肉を突き刺して焼くんだ…」

なでしこ「へぇ~」

ベジータ「肉はお前たちだがな!!!!!!!!!」ドズゥッ

ベジータは恵那の口に如意棒をぶち込んだ!!!

恵那「おぐぅぇぇぇっ!?」

恵那の口から入った如意棒は胃を貫通し、内臓と共に肛門から躍りでる!!!

なでしこ「きゃあああああああああああ!!!!!!!!!」

リン「うわあああああああああああああああ!!!!!!!!!」

鳥羽「あ……ああああ!!!」

悟空「波ァッ!!」

悟空が火をつける!

ベジータ「ようし、丸焼きだ!!」

ベジータは如意棒を火の中心に突き立てた!!

恵那「オゴアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!」

その様子はさながら魔女の火あぶりのようだった。

恵那「ぐぐうがががああーーーーつ!!」

恵那が喉をかきむしり、引き裂かれた皮膚から血が飛び散った!その傷口はすぐに焼かれ塞がれる!

ウイス「安心してください。死なないように私が回復して差し上げますから」

ビルス「肉の焼けるいい匂いがしてきたね」じゅるる

ベジータ「ここからが本番だぜ!」

ベジータはいい具合に焼けた恵那の足の肉をナイフで削り取った!!

恵那「ぎぎぐぅぅがぼぼぶぉおっっ!!!」

激痛で恵那が暴れる。

ベジータ「こういうデカい肉は弱火でじっくり満遍なく焼いても美味いがそれでは時間がかかる。こういう時は強い火力で焼いて焼けた部分から切り取っていただくのがサイヤ人流だ!」

悟空「っひゃ~~!たまんねえなあ!」

ベジータ「だがこいつは血抜きもしてないし下等生物の肉だ!食ってもうまくないから普通に牛肉を焼こう!」

ベジータは恵那のバーベキューの横で高級肉を焼き始めた。

ウイス「ぱくっ…ん~!実にジューシーですねえ!」

ビルス「うん!こりゃ美味い!あそこで焼かれてる馬鹿女より断然美味いね」

ベジータ「当然だ」

ベジータ「おっと約束だったな…肉を食わせてやろう」

ベジータが逃げようとした鳥羽の髪を掴む!

鳥羽「ぎ、ぎいやああああああああああっ!!あががっ!!いだい!!いだいいいいい!!」

ベジータ「ほら…食いやがれ」

ベジータが鳥羽の口に肉を押し込む。

鳥羽「おごごっ…ごごご…おぐっうぇっ」オボボロロ

ベジータ「貴様!このベジータ様にゲロをぶっかけやがったな!!」

鳥羽「ひぃっ…ひぃっ…ごほっ…げほっ…ごめんなさ、ごめんなさい、ごめんなさいいいいい!!」

ベジータ「死ね!ギャリック砲!!」ドギャァァゥ

鳥羽はDNAすら残さずに消滅した。

千明「警察!警察!!通報しないと…」ピポパポ

悟空「おめえ何やってんだ?」

千明「あ…あ…ごめっ……ごめんなさ…」ドゴォッ

悟空のパンチで千明の歯は粉々に砕け散った。

悟空「オラは何やってんだって聞いてんだよ」

千明「あばぁぅぇっ…おぼえええええっ……」ドボドボドボ

悟空「言えよ…今何やってた?」ガシッ

千明「ひいっ…許してくらはい…ごめんらひゃひいいいいいいいいいいいいいいいい!!ひひゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

千明「んーーー!!!んんんーーーーーー!!」ジタバタ

千明はロープでぐるぐる巻きにされている。

ベジータ「ほう!下等生物のローストビーフ風か!中々いいセンスをしてやがるぜ!」

悟空「ああ!オラ、こいつを食ってチチに元気になって欲しいんだ!」

ウイス「悟空さんも意外とチチさん思いなんですねえ」

ビルス「泣かせるじゃないか」もぐもぐ

悟空「じゃあ焼くぞ!かめはめ波ーーーー!!」

千明はDNAすら残さず消滅した。

悟空「あちゃ~…ちょっと火力が強すぎたんかなあ」

ベジータ「フッ…料理初心者がよくやるミスだな!経験を積むしかあるまい!」

悟空「いや~難しいなあ。よし、じゃあ他の奴らで練習するとすっか!」

ウイス「そう言うと思って、残りの人たちも捕まえておきましたよ」

あおい「許してくださいいいいい!!いや、いやああああ!!パパぁぁぁあぁああああ!!ママぁぁぁぁぁあああああ!!」ジタバタ

なでしこ「お姉ちゃん…助けて………ごめんなさい…死にたくない……いやだ、いやだよ…」ブルブルブル

リン「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

悟空「よーし!こいつにすっかあ!」

あおい「いや、いやあああああ!!離して、はなしてええええええええええええ!!」

悟空「暴れんじゃねえぞぉ!!」ボゴォッ

あおい「ごぼっ!?」

悟空「次暴れたらぶっ殺すぞぉ」

あおい「ご、ごめんなさい…大人しくします……だから殺さないでください…」

悟空「よし!オラハンバーグにすっぞ!」

あおい「…え?」

悟空「はああああああああああああああああっ!」ゴゴゴゴゴゴゴッ

悟空の身体に凄まじい気が集まる!

超青悟空「ハァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッ!!!!!」カッ

悟空はスーパーサイヤ人ブルーになった。

ウーウー

リン「さ、サイレン!警察だ!」

なでしこ「助かった…!!」

クリリン「どうしました!?」

超青悟空「クリリンじゃねえかあ!」

クリリン「悟空!どうしたんだよお前!」

超青悟空「ベジータやビルス様とバーベキューしてんだ!おめえも食ってくか?」

なでしこ「た、たすけてください!友達が狂人に殺されそうで!」

あおい「ひいっ…ひいっ…」

クリリン「え…?どういう…」

ベジータ「まだわからんのか。この下等生物を肉代わりにバーベキューを楽しんでいたところだ」

クリリン「お前ら!!!」

リン「たすけ、たすけて…!」

クリリン「何で俺を誘わないんだ!!!」

なでしこ「えっ」

超青悟空「いやぁーわりぃわりぃ。急に決まったもんでよお」

ベジータ「メインデッシュは今からだぜ」

クリリン「よーし、カットは任せろ!気円斬!」ブゥン

気円斬は空中を泳いでなでしこの四肢を切り取る!!

なでしこ「…え?わた、わたしの腕が……あ、足もっ…いやっ…いやあああああああああああああああ!!」

ベジータ「チッ!貴様、下等生物の分際でこのベジータ様の顔に血をぶっかけやがったな!」

なでしこ「いだい、だいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

ベジータ「だまりやがれえ!!」カッ

ベジータのマッハ100の蹴りがなでしこを粉々に粉砕する。

超青悟空「よーし、それじゃオラも一気にハンバーグを作るぞ!界王拳20倍だぁぁぁぁーーーっ!!!」カッ

あおい「えっ?」

界王拳超青悟空「でりゃあああああーーっ!!」シャシャシャシャシャシャッ

あおい「ごぽっ!?」ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

悟空のラッシュがあおいを襲う!!!

あおいはコンマ0.01秒で肉の雑巾のようになった。

リン「な、なに…!?さっきまでとは雰囲気が違う…それに恐らくパワーも桁違いにあがっている……」

ベジータ「ほう…下等生物の癖に少しは気を読めるのか。褒美にこのベジータ様の最高の必殺技を見せてやるとしよう」ゴゴゴゴゴゴゴッ

リン「え……?それってどういう」

ベジータ「聞こえなかったか?ならそんな耳はいらないな」ブチッ!

リン「ぎゃああああああああああああっ!!耳、耳がああああああああああああ!!!!」

ベジータ「愚かな下等生物がこの俺の全力を堪能できるんだ。光栄に思いやがれ」ゴゴゴゴゴゴゴッ

ベジータ「ファイナルフラーーーーーシュッ!!」カッ

リン「ぎえええええええええええええええええええええ!!!」

リンはDNAすら残さず消滅した。

ベジータ「やっぱりキャンプは最高だぜ」

ブルマ「ちょっとベジーター!」

ベジータ「ほう…ブルマか!お前も俺の焼いた肉を食べたいのか?」

ブルマ「違うわよ!あんたねえ、うちのキャンプ場は直火禁止だってあれほど言ったのにまたファイナルフラッシュしたわね~」

ベジータのファイナルフラッシュでカプセルコーポレーション経営のキャンプ場は崩壊寸前のナメック星のようになっていた。

ベジータ「なっ…し、しかしだな…」

ブルマ「言い訳無用!あんた、ここが元に戻るまで修行禁止だからね~!あと孫君も!」

悟空「いい!?オラもかっ!?」

ブルマ「あとウイスさんたちも!当分、スイーツ抜きだからね~!」

ウイス「ええ~っ!?」

ビルス「とほほ…」

ベジータ「クソッタレーーーーッ!もうキャンプはこりごりだーーーーっ!!」

界王「おっちょこちょいなベジータは迷惑なキャンパーの所為でとんだとばっちり…しかし、悪のキャンパーを倒して西の都のキャンプ事情は改善されたとさ。めでたしめでたし」

~ハッピーエンド~

こんにちは、しばらくSS掲示板が閉鎖されていたためコメント遅れました
今回は中々凄いストーリーですね、まだ「ゆるキャン」は見ていないのでこれを機に見たいと思います。

実はちょっと手厳しいと思っているのですが悪質なキャンパーたちの初動が
ワクワクを感じさせられたのですがこの串刺しと丸焼きのエグさは女の子の可愛いさを台無しに
してしまっている所に個人的にポイント低いかなと思ってしまいました
そんな所が今作シリアス展開ではなくネタ寄りな作りといった印象を受けます。
と言うのも前作のシナリオ(ごちうさ回)が感慨深ささえ感じられあまりにも綿密で
完成度が高かったため薄っぺらい内容に感じてしまい
それもあって色々と無理をされてるんじゃないかと思ってしまいました。

とはいえ悲鳴の表現が女の子らしくなってきた箇所があって初期の頃の「ぎええぇぇ」より絶対良い
ので執筆者様も日々上達していることと思います。
これからも是非活動を続けてほしいと思っておりますのでどうかよろしくお願いいたします。

コンセプトはまだいくつかありますが前回のごちうさ回の
ファンアート制作致しましたので是非見ていかれてください。

スーパーゴジータが「しぶとい奴だぜ!」とパンチによって
シャロちゃんが頭部を破壊されるシーンの再現です
このスーパーゴジータもう、ばちカッコイイです!!٩(๑´0`๑)۶

https://imgur.com/wIAB8k1

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年09月07日 (金) 19:22:04   ID: tXEqVf-m

最近VIPいけなくね?

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