打ち止め「パンはパンでも食べられないフライパンはパーンだ?」一方「はァ?」 (59)



・0831通行止め記念日SS

・何でも許せる人向け




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打ち止め「はぅあ!間違えちゃった!やり直し!今の無しーっ!って、ミサカはミサカはわたわた訂正してみたりぃ!」

一方「…」

打ち止め「えー、」コホン

打ち止め「パンはパンでも…」

一方「フライパン」

打ち止め「はう!?」

一方「…」

打ち止め「…」

打ち止め「…食べられないパンはなーんだ?」

一方「フライパン」

打ち止め「ぶー!正解はパンツでした!!」

一方「オイふざけンな今答え変えただろ」ムニー

打ち止め「ひゃえてまふぇん」フガフガ



一方「言い淀ンだだろ?その時答え変えただろ?」

打ち止め「ひゃえてまふぇん」フガフガ

一方「まだ言いやがるか」

打ち止め「やめれー!って、ミサカはミサカはほっぺたムニムニからの解放を要求してみたりぃ!」





黄泉川「仲いいじゃんねー」ホッコリ

芳川「そうねー」ホッコリ

番外「けっ」


打ち止め「第2問!」

一方「…それ、まだやンのか…?」

打ち止め「えっとね、えっとね、」

打ち止め「…」つ□

一方「カンペ見てンじゃねェよせめて憶えてからきやがれ」

打ち止め「ううー!そんなに言うならあなたが出してよ!」

一方「あァ?」

打ち止め「明日までに作ってきてね!」タタタ

一方「…」



黄泉川「プクク…大変じゃんねー」

一方「ハッ、言っとくけど俺は何もやンねェからな」

一方「どォせアイツの事だ明日になったらもう忘れてやがるに決まってる」ゴロリ

芳川「あら?じゃあもしあの子が今の約束憶えてて明日要求してきたらどうするの?」

一方「…」

芳川「『酷い!ミサカとの約束忘れちゃうなんて!うえーんうえーん!ウソツキ!ってミサカはミサカは』」

一方「やめろなンか妙に似てて腹立つンだよオマエのモノマネ」

黄泉川「『うえーんうえーん!ウソツキ一方通行ー』」

一方「オマエのは似てねェがなンか鬱陶しい」




番外「で?どうすんの?第一位?」

一方「あァ?」

番外「まっ、ミサカとしちゃ上位個体がどうなろうと知ったこっちゃないけどさ☆」

一方「…チッ」

番外「約束破って泣かすのは第一位的に不味いんじゃね?」ニヤニヤ

一方「…」
















一方「…なぞなぞの作り方…っと」カタカタカタ




黄泉川「引用じゃなくてわざわざ作る辺り愛があるじゃんねぇ」ホッコリ

芳川「ねぇ」ホッコリ

番外「アイツホント単純だね」ギャハ



やっべ寝落ちしてた。終わりまで書いてあるけど今日はここまで。ちなみに>>1はまどマギもアイマスかなんかも元々原作すら知らん。あんま興味ない。


~次の日ィ~


打ち止め「…」ワクワク

一方「…なンか用か」

打ち止め「またまたぁ~ってミサカはミサカはウヒヒと笑ってツンツンしてみたり」

一方「…」

打ち止め「なぞなぞくださいな!ってミサカはミサカは両手を出しておねだりしてみたり!」

一方「…」ハァ





一方「…第1問だ」キリッ

打ち止め「わーい!ホントに用意してくれたのね大好き!って、ミサカはミサカは両手をあげて喜んでみたり!」


一方「第1問。」

一方「『その人の能力は”風力使い”なのに、何かで失敗したりすると火を出せます。何ででしょォか?』」

打ち止め「…実はそういう能力者だったから?」

一方「違ェ」

打ち止め「うーんうーん」

一方「…」

打ち止め「火炎放射器使っちゃったりとか?」

一方「違ェ」

打ち止め「んー…」

一方「…」つ珈琲

一方「…」ズズ

打ち止め「…自然発火現象!?」

一方「違ェ。つゥかオマエ直々子供らしくねェ言葉出てくるな?」



打ち止め「わかった!料理とかレベル6シフトの実験してて大量の粉をうっかり大気中にばら蒔いて火花散らして粉塵爆発を」

一方「違ェ」

打ち止め「えー?うーん…」

一方「…」

打ち止め「…わかんない!こうさーん!!」ガバー









一方「…『恥ずかしくて顔から火が出たから』だ」

打ち止め「あー」ナルホド





打ち止め「第1問って事は次があるんだよね?」ワクワク

一方「…まァな」

一方「じゃァ次の問題だ」

打ち止め「わーい!」


一方「第2問。」

一方「『刀で斬られたのに無事でした。なーンでだ?』」

打ち止め「斬られた人が自分の身体を硬化出来る能力者だったから!?」

一方「違う」

打ち止め「んー…」

一方「…」ズズ…

打ち止め「わかった!!その刀がゴムとかの柔らかい素材で出来ていたから!」

一方「違う」

打ち止め「ええ?うーん…」

一方「…」

打ち止め「わかった!!斬られたのは自分の近くに居た誰かさんだったから自分は無事だった!!」

一方「違う」

打ち止め「ぬぅうう!!」

打ち止め「駆動鎧とかの防刃効果がある服着てたから!!」

一方「違う」

打ち止め「うぇぇえ?うーん…」

一方「…」

打ち止め「んー…んー…?」

一方「…」







黄泉川「ちゃんと打ち止めが降参するまで待ってあげてるんじゃんねぇ」

芳川「優しいわねぇ」

芳川「私なら解くのに何日もかかるなぞなぞを出すか、すぐに答え言ってしまうかもしれないわね。面倒臭くなって」

黄泉川「桔梗は優しくなくて自分に甘いじゃんねぇ」







打ち止め「わからーん!こうさーん!」バタコッ

一方「『刀の刀身は刃金(刃がねェ)だから』だ」

打ち止め「無理やり過ぎない!?っていうか刃金なら普通に斬れるじゃん!って、ミサカはミサカは抗議してみる!」

一方「なぞなぞなンてのはそンなもンだ。深く考え過ぎンな」ズズー

打ち止め「うぬぬぬぬぅぅうう!!!って、ミサカはミサカはほっぺた膨らませてみたりぃい!」



一方「第3問」

一方「『悪い事はもうしないと誓ったら怪我しました。どこを怪我したでしょうか?』」

打ち止め「えー?手とか?」

一方「おっ、正解」

打ち止め「ええ!?」

打ち止め「当てずっぽうに言っただけなんだけど…って、ミサカはミサカは腑に落ちない」










一方「『悪事とは手を切ったから』なァ」ズズー

打ち止め「なるほどー」キャッキャッ











打ち止め「あなたもちゃんと手に怪我した?って、ミサカはミサカは心配してみたり」

一方「…さァな」プイ











一方「第4問」

一方「『ヘビが喧嘩をしました。勝敗はどォなったでしょォか?また、その理由はなーンだ?』」

打ち止め「ヘビさんは何と喧嘩したの?ってミサカはミサカは聞いてみる」

一方「何かと」

打ち止め「えー?情報不足で判断しかねます!」

一方「考えろ」

打ち止め「んー…んー…」






黄泉川「考える事を放棄させない。すぐに答えを言わずにまず考えさせる…」

芳川「あの子も打ち止めの教育みたいな事を考えてるのかしら?」

番外「ロリコンなだけじゃない?」ハンッ



打ち止め「毒に耐性がある生物が相手だったから負けた!ってミサカはミサカはキメてみる!」ビシッ

一方「違う」

打ち止め「ぬぅ!」

打ち止め「ぬぬぬぬぬ…」

一方「…」

打ち止め「相手は小動物だったので普通に丸呑みして勝った!」

一方「違う」

打ち止め「…鎧とか外殻がある生物が相手だったから牙が通らず負けた?」

一方「違う」

打ち止め「…ヒント!」

一方「…そォさな、」




一方「このヘビは負けた。」

打ち止め「あとは理由かー…」



打ち止め「ふむぅ…」

一方「…」

打ち止め「牙が無かったとか、そのヘビが赤ちゃんだったからとか?」

一方「違う」

打ち止め「んー…じゃあ!じゃあ!」

打ち止め「ヘビだけに、ヘビーな戦いだったから!?って、ミサカはミサカはこれでどうだ!」

一方「発想がしょうもないことだけは認めてやる」

打ち止め「おのれー!」



打ち止め「んー…じゃあ!じゃあ!」

打ち止め「『──相手は人間だった。特殊な器具により拘束されたヘビは必死の抵抗をするも『悪意』という名のこの世で最も邪悪な武器には歯が立たなかった──』」

一方「あァ?」

打ち止め「『ヘビは己の毒牙は強力で、どんな生き物にも勝てるとすら自負していた』」

打ち止め「『(だが違った。驕り、油断する事がこんなにも致命傷だなんて知らなかったんだ)』」

打ち止め「『ヘビはのたうち、自由を欲した』」

打ち止め「『もちろん彼に取り付けられた器具はそれを許しなどしない。』」

打ち止め「『そして、虐殺が始まった──』」

打ち止め「『そう、”虐殺”だったのだ。喧嘩などでは無い。喧嘩というのは同じレベルの者同士での争いの事を言うのだ。』」

打ち止め「『こんな風に圧倒的な力の差を持って嬲り殺しにかかられるのは、”虐殺”と言うのだ』」

打ち止め「『文字通り牙をもがれ、感覚が尾の先から無くなっていく恐怖──ヘビは、思わず唾を飲む。』」

打ち止め「『そして、身体の敏感な部分が刹那的な熱が走り、…気がつく。何故自身の身体の感覚が無くなっていくのか。』」



打ち止め「『うわぁあぁあああああ!!!!オレの、オレの腹が無ぃぃいいぃいい!!!』」



一方「うるせェェエエ工!!!っていうか長ェンだよォォオ!!!」ペシ

打ち止め「はう!?」






一方「誰がグロ小説文章を考えろと言ったァ!?」ベシベシ

打ち止め「あうあうあう」

一方「…降参か?」ハァ

打ち止め「おう、もう答えを言っちまってくんな!って、ミサカはミサカは手首で鼻を擦ってみる!」






一方「『負けたに決まってンだろ?”手も足も出なかった”ンだからな』」

打ち止め「…それ、手も足も無いって言葉だったら上手いって思えるけどちょっと違うような」

一方「…」

打ち止め「ごめん」

一方「…『歯(牙)が立たなかったから』でも可」

打ち止め「…」


一方「気を取り直して第4問だ」



一方「『とてつもなく高くて一気に貧乏になってしまう車を買った。さて、どンな車でしょォか?』」




打ち止め「ロールスロイス?」

一方「ハズレ」

打ち止め「フェラーリ!!」

一方「外れ」

打ち止め「ランボルギーニ!!」

一方「…ランボルは天井くンが乗ってたなァそォいや…外れだが」

打ち止め「あの人借金塗れだったのによく手に入ったよね」



打ち止め「んー…」

一方「言っとくが世界一高い車を上から順に言っても当たらないからな」

打ち止め「ええー?」

一方「今までの答えの流れでわかンだろ?」

打ち止め「慣用句が答えになってるって事?って、ミサカはミサカは首を傾げてみたり」

一方「まァな」



打ち止め「うぬぅ…わからん!!降参!!」









一方「『”火の車”』」

打ち止め「あー…」



打ち止め「正にアマイの事だったのねって、ミサカはミサカはウンウン頷いてみたり」

一方「アイツ今は何処で何してンだろォな。生死不明だったらしいが」






一方「悪いなオマエには難しいもンばっかりだったか」

打ち止め「!」カチン!

打ち止め「全然?凄い簡単だったけど?って、ミサカはミサカは嘯いてみたり」

一方「ほォ?」ニヤニヤ

打ち止め「本当はわかってたけど?あなたが一生懸命考えてきてくれたヤツだから?わからないフリしただけだし!って、ミサカはミサカは目を泳がせてみたり」

一方「ふゥン…?そォかそォか」ニヤニヤ

一方「じゃあもっと難しいのを出しても構わねェンだな…?」

打ち止め「お、…おう!ドンとこーい!って、ミサカはミサカは身構えてみる!」




一方「じゃあコレで最後な。」



一方「第5問。」


一方「『アイスクリーム、1+1、帯、禁止令、怒り、本。どーれだ?』」


打ち止め「『どれ』って…何を聞いてるのかがわからないんだけどって、ミサカはミサカは問題文足りてなくない?って指摘してみたり」

一方「いいや?コレで全部だ」ニヤニヤ

打ち止め「ええー?」



打ち止め「んー…」

打ち止め「きっと今回も慣用句が答えになってるんだよね…って、ミサカはミサカは思案してみたり」

一方「いいや?今回は一切関係ねェ」

打ち止め「ぅえっ!?…うむむむむむむ…」

打ち止め「…アイ」

一方「ちなみに1つ1つ挙げて虱潰しに答え探すのは無しだ」

打ち止め「はう見抜かれた…って、ミサカはミサカは安い企みを見抜かれた事に悔しさを感じてみたり…」

一方「ああ、1つだけ、とも言ってないからな」

打ち止め「うぇえ!」

一方「まっ、精々考えろ」カカカ

打ち止め「いぢわるぅぅうう!!!」

一方「シンキングタイムは明日までだ。難しいから誰かに聞いてみンのも有りにしといてやる」

打ち止め「ぬぅうう…って、ミサカはミサカは頭を抱えてみたり」



・・・・・。









打ち止め「───ってなぞなぞなんだけどね?ってミサカはミサカは相談してみたり」

芳川「『どれでしょう』…」

打ち止め「ヨシカワはなんだと思う?」

芳川「そうねぇ、そもそも何を聞いているのかが分からないものね」

打ち止め「でも問題文はコレで全部だって」

芳川「んー…そうね、」

芳川「『どーれだ』という言葉で締めくくられてるという事は、暗に『提示した選択肢の中から選びなさい』という事でもあるとは思うのよ」

打ち止め「ふんふん」

芳川「そしてこの手のなぞなぞは大体”仲間外れ”を指し示す事を要求するわ」

打ち止め「”仲間外れ”…」



芳川「そう。そして羅列された語群の中で最も異彩なのは『1+1』。コレだけは式だけで構成されているし、唯一『未完成』」

芳川「解答が無く、単体で成立していない点からしてもコレが一番怪しいと思うわね」キリッ

打ち止め「なるほどー」

芳川「あと面倒臭い」

打ち止め「きさま」


・・・・。



・・・・。


黄泉川「えー?そんなの私にもサッパリわからんじゃんよ」

打ち止め「えー!もうちょっと考えて欲しいかもってミサカはミサカは非協力的姿勢に唇を尖らせてみたりぃ」

黄泉川「こーいうのは頭のい~い桔梗に聞くべきじゃんよ?」

打ち止め「ヨシカワは『仲間外れを聞いてるんじゃないか、答えは唯一未完成で数式な1+1じゃないか』って」

黄泉川「んー…じゃあ私もそれじゃん」

打ち止め「あー!今めんどくさくなったでしょ!って、ミサカはミサカは指さしてみる!」

黄泉川「バレたか」ケラケラ

打ち止め「むむぅー!」プンスコ





黄泉川「んー…じゃあもうちょい真面目に考えてみるか」

打ち止め「おねがーい!」

黄泉川「んー…そうさなぁ、」

黄泉川「私は単純に1つだけ食べ物だからアイスクリームかなって思うじゃんよ」

打ち止め「それはミサカも思ったけど…」

黄泉川「けど?」



打ち止め「それだと禁止令や怒りだって唯一のルールと感情だし…って、ミサカはミサカは指摘してみたり」

黄泉川「そう言えばそうじゃんねぇ」

黄泉川「んー…じゃあ、わからーん!」ダキッ

打ち止め「うわぁ!」

黄泉川「はっはっはー!降参!私はもう降参じゃんよ!」ワシャワシャワシャ

打ち止め「のわー!!降参なのに攻撃的なのはなにゆえー!?ってミサカはミサカはされるがままにわしゃられてみたりー!?」

黄泉川「まっ、外したらペナルティがある訳じゃないし、さっさと降参して素直に答えを聞いてみたらどうじゃん?」

打ち止め「かなぁ」




・・・・・。




番外「第一位自身が答えじゃね?」ギャハ☆

打ち止め「どうしてー?ってミサカはミサカは末妹に訪ねてみる」

番外「芳川も言ってたけどさ?多分聞かれてるのって『仲間外れはどれか』って事でしょ?」

番外「けど”全部の単語の共通項”ってのは特に存在しなくね?」

打ち止め「まぁ」

番外「つまりさ、『その語群の中に仲間外れが無いならその語群の外に答えがあるんじゃね?』と」

番外「なら答えは1つ。それを発言した第一位自身も問題文に含まれており、友達居ないボッチ第一位こそが」

番外「仲間外r」

一方「ちげェわボケナス」ゲシ



番外「いったいじゃん!何すんだバカ第一位!」

一方「オマエがくだらねェ事を言ってるからだ」

番外「ふざけんなバーカバーカ!ボッチのくせに!」

一方「…」

番外「否定はしないんだ?」プクク

一方「オマエの精神年齢の低さに引いてるだけだ」

番外「へん!ミサカは0歳児なんでー」



・・・・。




打ち止め「うーん…」






・・・・・。



~結局次の日ってわけよ~


打ち止め「ねぇねぇ」

一方「あァ?」

打ち止め「それで結局あのなぞなぞの答えはなんだったのさ?って、ミサカはミサカは聞いてみる」

一方「は、降参かァ?」

打ち止め「…うん」ムスゥ

打ち止め「あんな難しいのはミサカにはわからないし、皆わかんないって。」

打ち止め「あのなぞなぞ、本当は答えがない絶対解けないなぞなぞなんじゃないの?ってミサカはミサカはクレームつけてみる」

一方「…あのなぞなぞはな、」フッ






一方「ある意味オマエの言う通り、『とけない』ンだ」

打ち止め「やっぱり!!そうやってミサカをいたぶって楽しんでたのねサディストめ!ってミサカはミサカは激おこプンプン!」

一方「…なンか勘違いしてるよォだが、違う。いいか?」




一方「言っちまうと、『そのままではとけない』こそがキーワードだったってこった。」

打ち止め「?」




一方「そう、列挙された語群の中から『とけない』ものを選べってのがこの問題だった。」

打ち止め「どういう事…?って、ミサカはミサカは頭も首も捻ってみたり」

一方「…『アイスクリーム、1+1、帯、禁止令、怒り、本…どーれだ?』…」

一方「”アイスクリーム”は、『溶ける』」

打ち止め「ふんふん」

一方「”1+1”は、誰でも『解ける』」

一方「”帯”は『解ける』」

一方「”禁止令”も『解ける』」

一方「”怒り”も『溶ける』」

一方「…では、本は?」

打ち止め「…”とけない”…!」ハッ

一方「そォいうこった」カカカカカ



打ち止め「難しすぎでしょ!!!こんなの絶対わかんないって!!って、ミサカはミサカは容赦無さすぎなあなたに憤慨してみたり!!!」プンスコ!

一方「難しいっつったろ」ケラケラ

打ち止め「…」

一方「…?どォした?」

打ち止め「うんあのね?ミサカも今思いついたんだけどって、ミサカはミサカは前置きして」

打ち止め「…ミサカからもなぞなぞ1個出していい?って、ミサカはミサカは問いかけてみる」

一方「ン」

打ち止め「じゃあ、行くよ?」





打ち止め「第6問。」



打ち止め「『アイスクリーム、1+1、帯、禁止令、怒り、…」




打ち止め「”ミサカが今繋いだ、あの日握ったあなたの手”」テギュ

一方「…」

打ち止め「どーれだ?』」ニコッ

一方「…」



打ち止め「ちなみに問題文はコレで全部です、って、ミサカはミサカはあなたの手をとって優しく握りながら微笑みかけてみたり」

一方「…そォだな、」

一方「俺が出した問題をそっくりそのまま流用された点からして、答え方も同じと推測できる」

一方「即ち『とけない』モノを答えろって事だ」

打ち止め「…」









一方「…そォだな、」


一方「俺も…最後のモノが答えで…」






一方「この先もずっととけないモノだって、信じたいとは思ってる」ニコッ…

打ち止め「…」ニコッ






















打ち止め「せいかい。って、ミサカはミサカはあなたと繋いだこの手をヒマワリ笑顔と共に包んでみたり!」














おしまい。ちなみになぞなぞは基本オリジナルですが最後のだけは小林賢太郎テレビというアカデミックでトラディショナルな番組でやっていたシリーズの内の1つ、『なぞなぞ庭師』のお話に出てくるなぞなぞの解き方を流用していますです。是非観てほしいナー

って、ミサカはミサカは締めくくってみたり。



依頼のような何かをだしてきまさ。


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