絵里「穴にはまってしまった…」 (41)

絵里「はあ…一生の不覚だわ…」

キーンコーンカーンコーン

絵里「壁にはまって抜けないなんて…ふっ…ふふっ…ふふふっ…ふふふふ…誰か助けてぇぇぇぇぇぇぇ」



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絵里「誰かぁぁぁぁ。はあ…はあ…もう…いや…なんで私がこんなに目あわなきゃならないのよ…」

10分前

絵里「先生が言っていたのはこの部屋でいいのかしら?」

ガララ

絵里「しかし…こんな部屋があったのね…。初めて入ったわ」

ドサッ

絵里「あ~重かった。さてと、頼まれた仕事も終わったし部室に行こうかな」

ツルッ

絵里「へ?」

そして今

絵里「私…何を踏んだのかしら…変なものじゃないわよね…」

「やっぱりここから声が聞こえた様な…」

絵里「誰か来た!?」

ガララ

穂乃果「うげっ…壁から足が生えてる…」

絵里「この声は…穂乃果?」

穂乃果「え?絵里ちゃん?」

絵里「私の声聞こえるのね?」

穂乃果「うん。聞こえるよ。あの…絵里ちゃんの足だよね?」

絵里「そうよ。私の足よ」

穂乃果「上半身は…どうしたの?」

絵里「壁の向こう側よ」

穂乃果「え?どうしてそんな事に?」

絵里「滑って転んで壁にね…」

穂乃果「ええ?大丈夫なの?怪我してない?」

絵里「分からない…」

穂乃果「大変じゃん。ちょっと待って。今すぐ助けるから」

絵里「ふぅ…そうしてくれると助か…いや…」

この時絵里は考えた

絵里(何か嫌な予感がする。このまま穂乃果に任せると余計に場が悪化する様な気がする)

絵里「待って穂乃果…誰か他に人を…」

穂乃果「今助けるよ」

ツルッ

穂乃果「へっ?」

絵里「はあ…」

穂乃果「いや~絵里ちゃん怪我してないみたいで良かったよ」

絵里「そうね…」

穂乃果「二人して壁にはまっちゃうとはね。とんだお笑いぐさだね~」

絵里「全然面白くない…」

穂乃果「そっか…ごめんね」

絵里「はあ…まあ…そもそも先に私がやらかさければこんな事態になってないんだし。穂乃果を責めるのはお門違いよね」

穂乃果「絵里ちゃんいつからこの状態なの?」

絵里「だいたい30分前くらいから…」

穂乃果「ずっとこの状態なの?」

絵里「ええ…多分…」

穂乃果「うわ~…それはきついなぁ。私なら耐えられない…」

絵里「誰も助けに来なかったらあなたもそうなるのよ?」

穂乃果「あ~…誰か助けてぇぇぇぇぇぇぇ」

絵里「だれかぁぁぁぁぁぁぁ」

穂乃果「高坂穂乃果でぇぇぇぇぇす。穂乃果がここにいまーーーーーす」

絵里「誰かぁぁぉぁぁぁぁぁ」

穂乃果「はあ…はあ…はあ…疲れた…」

絵里「そうね…余り叫ぶと…喉が乾くわ…」

穂乃果「我慢してれば誰か来るかな?」

絵里「どうかしら?この部屋って普段使われてないから…」

穂乃果「え?誰も来ない可能性があるの?」

絵里「そう言う事ね」

穂乃果「嘘…こんな事になるならもっとダイエットしておけば良かった…」ポロポロ

絵里「ちょっ…穂乃果?泣く事ないじゃない」

穂乃果「だって…私達…このまま死んじゃうんかもしれないし」

絵里「大丈夫よ。別に全く人が通らないって訳じゃないんだから」

穂乃果「うっ…ううっ…私のお尻がもっと小さかったら…」

絵里「多分そう言う問題じゃないから。ね?それにその理由だと私のお尻まで大きい事になっちゃうから」

穂乃果「そっか。絵里ちゃんも抜けないんだもん。私が特別お尻が大きい訳じゃないんだ」

絵里「そうよ。だから安心しなさい」

穂乃果「ふぅ…そう考えたらなんだか少し気が楽になったよ」

絵里「事態は何も変わってないけどね…」


凛「ねえ?穂乃果ちゃんと絵里ちゃんだよね?」

絵里「え?この声は?」

穂乃果「凛ちゃん?」

凛「やっぱりそうだ!穂乃果ちゃんと凛ちゃんだ!」

絵里「凛?よく聞いて」

凛「え?何?二人ともなんでこんな風になってるの?」

絵里「後で説明するから」

凛「うん」

絵里「凛?私と穂乃果は訳あって壁にハマってしまったの」

凛「うん。そうみたいだね」

穂乃果「お願い凛ちゃん。助けて」

絵里「いえ、凛。まずは助けを呼んで来て?」

凛「分かった。凛、先生達を呼んで来るよ」

絵里「助かるわ、凛。ありがとう」

穂乃果「凛ちゃんありがとう」

凛「じゃあ、先生呼んで来るね?」

絵里「ええ。よろしく」

カシャ

絵里「え?」

凛「行って来ます」

絵里「ちょっと待って凛?今写真撮ったわよね?凛?凛ちゃん?りーーーん?」

穂乃果「行っちゃったのかな?」

絵里「今絶対写真撮って行ったわよね?」

穂乃果「こんな状況一生に一度あるかないかだもんね」

絵里「だからって撮る?」

穂乃果「まあ…助かるんだし。大目に見ようよ」

凛「絵里ちゃーーーーん。穂乃果ちゃーーーん」

穂乃果「あれ?戻って来るの早かったね」

絵里「先生呼んで来てくれたの?」

凛「ごめん。鞄忘れちゃって」

絵里「あぁ…そう。ごめん、凛。お願いしてる立場でこんな事言うのもあれだけど…早くして」

凛「あっ、そうだよね?ごめんね?」

絵里「後…写真も消しなさい」

凛「え?何?」

絵里「もういいから…早く行って…」

穂乃果「凛ちゃん…頼むよ」

凛「じゃあ行って来るよ?」

絵里「ええ。よろしく頼むわ」

凛「部活は遅れるって連絡した方がいいかな?」

絵里「それは後でいいから…」

凛「うん…もし先生呼んでもダメだったら男の人も呼んだ方が…」

絵里「凛!いいから早くして!」

凛「は、はい!行ってきます」

ツルッ

凛「あっ!?」

絵里「二度ある事は三度あるとはこの事ね」

穂乃果「凛ちゃん…いらっしゃい」

凛「ごめんね?二人とも」

絵里「はあ…起きてしまった事はこの際仕方ないわ。私も穂乃果も人の事は言えないし」

凛「でも…」

絵里「私が言いたいのはそっちじゃないの」

凛「え?」

絵里「どうして写真を撮ったの?」

穂乃果「まだその話してるの?」

絵里「当たり前でしょ。こんな恥ずかしい写真…」

凛「あの…違うんだよ?」

絵里「何が違うのよ?」

凛「ほら?こんな変な光景二度と見れないだろうし…」

絵里「変な…」

凛「あっ…違うの。悪気があった訳じゃ…」

絵里「なら尚傷つくんだけど…」

穂乃果「凛ちゃんってたまに毒舌だよね…」

絵里「取り敢えず…写真は後で消しなさい?」

凛「え?」

絵里「どうして躊躇うのよ…」

凛「わかったよ。消すにゃ」

絵里「当たり前…」

穂乃果「はあ…誰も来ないね?」

絵里「次来たら。絶対にチャンスを逃さない」

凛「四人目が増えたりしてね?」

絵里「やめなさい。口にすると実現しそうだから」

穂乃果「凛ちゃん元気だね…」

凛「そうかな?」

絵里「まだ、仲間入りして数分だからね」

穂乃果「そっか。私達もう30分くらいこうしてるもんね?」

絵里「私に至ってはもう…1時間近いわ…」

凛「え?そんなに?」

絵里「そうよ」

凛「ふ~ん。でもさ、絵里ちゃんはどうすればそうなるんだろうね?」

絵里「何が?」

凛「絵里ちゃん胸がでかいから」

穂乃果「確かに…絵里ちゃんおっぱいあるし…上手くハマったもんだね」

凛「にこちゃんとか海未ちゃんならともかく。まあ、凛もね…はあ…絵里ちゃん…少し傷ついたにゃ」

絵里「知らないわよ。勝手に傷ついただけじゃない…」

穂乃果「っていうか絵里ちゃんって普段何食べてるの?」

絵里「なんで?」

穂乃果「いや…何を食べればそんなにおっぱい大きくなるのさ?」

絵里「別に…特別意識してないけど…」

穂乃果「そうなの?」

凛「何もしないでそうなるものなの?」

絵里「まあ…」

穂乃果「ふ~ん」

凛「そう言えば全然話が変わるんだけどね」

絵里「何?どうしたの?」

穂乃果「面白い話?暇潰せる?」

凛「うん。こないだテレビやってたんだけど。昔ね、どこかの学校でイジメにあってる子がいたんだって」

絵里「へ?何?」

凛「イジメはだんだんエスカレートしてってねついにその子を誰も近づかない空き教室に閉じ込めちゃったんだって。で、イジメっ子はその事忘れちゃっててそのまま夏休みに…」

絵里「ちょっと凛!!!!!!!」

穂乃果「うわっ!!!」

凛「にゃっ!!!!」

絵里「どうしてこのタイミングでその話をするのよ!!!!」

凛「えっと…この状況だし…思い出しちゃって…」

絵里「だったら黙ってればいいじゃない!」

凛「だって凛も怖かったんだもん」

絵里「だからって…」

凛「怖いのを共有したかったの」

絵里「はあ…もうやめてよね。私も怖いのはちょっと苦手なのよ」

凛「そうなの?」

絵里「ちょっとね…」

凛「ごめん…知らなくて…」

絵里「はあ…いいわ。私の方こそ大声を出してごめんなさい」

穂乃果「あのさ…凛ちゃんのさっきの話しって。私分かっちゃったんだけどさ。それって夏休みの間中ずっと教室に閉じ込められてたって事?」

凛「うん。それで夏休み明けに思い出してその教室をあけたら壁一面に血で助けてって…」

絵里「だからやめてって。どうして話を続けるの」

凛「今のは穂乃果ちゃんが…」

穂乃果「どうしても気になっちゃって…」

絵里「気になった?この状況で?凄いわね…穂乃果」

穂乃果「いや~」

絵里「褒めてないわよ」

ガララ

穂乃果「うわぁぁ」

凛「にゃぁぁぁ」

絵里「きゃぁぁぁぁ」

にこ「な、何よ?」

絵里「にこ…」

穂乃果「上半身側から来たのは初めてだね!」

凛「あっ!そうだよね!皆んなあっちの教室側からハマったんだもんね!」

絵里「そんな事はどうでもいいから…」

にこ「な、何してるのよ?あんた達…」

絵里「見れば理解出来るでしょ?壁にハマって抜けないのよ…」

にこ「三人で?」

絵里「そうよ。詳しく説明すると長くなるから。お願い誰か助けを呼んで来て」

穂乃果「にこちゃん助けて!」

凛「お願いにゃ!」

にこ「わ、分かったわ」

絵里「ふう。良かった。頼りになるわ」

にこ「ちょっと待ってなさい。今すぐ…」

絵里「にこ?どうしたの?」

にこ「助けて欲しいのよね?」

絵里「ええ…出来れば早くして欲しいのだけれど」

にこ「何?それが助けを乞う者の態度かしら?」

絵里「にこ…あなた…」

穂乃果「にこちゃん?」

凛「どうしたの?」

にこ「あんた達さぁ…まさかタダで助けて貰えると思ってんの?」

絵里「にこ…あなた…お金を請求する気?」

穂乃果「にこちゃん最低だよ」

凛「見損なったにゃ」

にこ「そんなもん要求しないわよ」

絵里「じゃあ…どうしろって言うのよ」

にこ「簡単な話よ」

絵里「…」

にこ「にこにーが世界で一番可愛いって言いなさい」

絵里「は?」

にこ「いや…だから、にこにーが世界で一番可愛いって…」

絵里「良かった。発見されたのがにこで…」

穂乃果「よくよく考えたら悪い人に発見されてたらピンチだもんね」

凛「にこちゃん世界で一番可愛いにゃ!」

絵里「そうね。にこ!世界で一番可愛い!」

穂乃果「いや!宇宙一だね!うん!」

にこ「そう?」

穂乃果「うん!超可愛い!」

絵里「よっ!世界一!」

凛「ツインテール!」

穂乃果「スーパーアイドル!」

凛「大統領!」

絵里「大統領?」

にこ「ふっ、仕方ないわね。今呼んで来るから」

ツルッ

にこ「は?」

絵里「バカにこ…」

穂乃果「最悪…」

凛「褒めたの返して欲しいにゃ」

にこ「し、仕方ないじゃない」

絵里「仕方なくないわよ。何もない所で滑るってどう言う事よ?」

にこ「うるさいわ。いいじゃない、あんた達は!三人揃って同じ向きでハマってるんだから。なんでにこだけ反対向きなのよ」

絵里「知らないわよ」

穂乃果「にこちゃんはこっち側の教室から来たからね」

凛「にこちゃん寂しい?」

にこ「寂しいわよ」

絵里「はあ…もう最悪」

にこ「うるさいわね。スカート捲れ上がってパンツ丸見えのヤツに言われたくないのよ」

絵里「は?え?私?」

にこ「何?気付いてないの?」

凛「ずっとパンツ丸見えだったよ?」

絵里「嘘…」カァァァァ

穂乃果「女子校で良かったね」

絵里「凛…知ってたのに写真撮ったわけ?」

凛「え?話戻るの?」

絵里「当たり前じゃない。ぜっっっったいに消しなさいよ」

凛「わかったよ」

にこ「って言うかさ…何?凛は後からハマった訳?」

凛「え?何?よく聞こえないにゃ」

穂乃果「壁越しだからねぇ。にこちゃん?もうちょっと大きい声で喋って!」

にこ「あーもう。最初にハマったのは誰なの?」

絵里「…」

穂乃果「あー…それは…ねえ?」

凛「うん」

にこ「絵里なのね?」

絵里「どうして分かったの?」

にこ「分かるわよ!!!」

絵里「くっ…」

にこ「何よ。偉そうな事言ってあんたが原因な訳ね?」

絵里「それは…あの…」

にこ「何よ?」

穂乃果「おおっ!絵里ちゃんが珍しくにこちゃんに押されてる!」

凛「にこちゃんここぞとばかりに責めるもんね」

絵里「あの…許してね!」

穂乃果「おおっ!アイドルっぽい!」

凛「可愛いにゃ~」

絵里「あ…あはは…」

にこ「顔が見えないから全然わかんないんだけど…」

穂乃果「…ん?」

絵里「ど、どうしたの?」

穂乃果「や、やばい…」

にこ「え?ま、まさか…」

凛「穂乃果ちゃん?」

穂乃果「ふ…」

絵里「ふ?」

にこ「えっ?ふ?」

穂乃果「太ももが痒い…」

にこ「は?」

絵里「な、なんだ…そんな事…」

穂乃果「そんな事じゃないよぉぉぉ。痒い…痒いよぉぉぉぉ」

凛「大丈夫?」

穂乃果「大丈夫じゃない。痒い。物凄く痒いよぉぉぉぉ。一度気になったら痒くて痒くて仕方なくなって来た」

絵里「穂乃果…こう言う時はあれよ!えっと…心頭滅却するのよ」

穂乃果「何それ?こんな時に変なこと言わないで」

絵里「変な事は言ってないわ。要するに心を無にするのよ。そうすれば苦も苦じゃ無くなるって言う…」

穂乃果「無理だよ。痒いもん。何も考えてなくても痒みがこみ上げて来るの」

にこ「ちょっと…ジタバタしないでよ。私の顔こっちにあんのよ?」

穂乃果「だって痒…にこちゃん?」

にこ「何よ?」

穂乃果「掻いて」

にこ「は?」

穂乃果「穂乃果の太もも…掻いて…」


にこ「え?いいの?」

穂乃果「何が?」

にこ「いや…太もも触って…」

穂乃果「いいよ。好きなだけ触っていいから…」

絵里「なんか…怪しいわよ…」

穂乃果「怪しくていいから。にこちゃん早く!」

にこ「じゃ、じゃあ…失礼します…あんた…割といい足してるわね」

絵里「にこ…オヤジっぽいわよ?」

凛「ね?」

にこ「ど、どう、穂乃果?気持ちいい?」

穂乃果「ち、違う。にこちゃん…そこじゃないよ。もっと…もっと付根の方…」

にこ「え?だって…太ももって…」

穂乃果「にこちゃん…早くしてぇぇぇぇぇ」

にこ「じゃ、じゃあ…あの…いいのね?」

穂乃果「確認しなくていいから」

にこ「じゃ、じゃあ…行くわよ?」

穂乃果「うん…」

にこ「あんた…こんなパンツ履いてるのね」

凛「え?どんなの?」

絵里「いちいち説明しなくていいから…」

穂乃果「もうなんでもいいから。早くしてよぉぉぉ。痒くて死んじゃうよぉぉぉ」

絵里「死なないから大丈夫よ」



にこ「穂乃果?どう?気持ちいい?」

穂乃果「ふぁぁぁぁ。気持ちいいよぉぉぉ」

ガララ

真姫「ここから聞こえたわよね?にこちゃん?居るの?」

にこ「どう?気持ちいい?」

穂乃果「ふぁぁぁぁ。気持ちいい…」

にこ「そう…って…」

真姫「あっ…あっ…に、にこちゃん…」

にこ「真姫…」

絵里「え?真姫?真姫が居るの?」

にこ「ま、真姫?あのね…」

真姫「わ、私…何も見てないから…」

にこ「はあ?な、なにを言って…」

真姫「こ、来ないで…」

にこ「行きたくても行けないのよ。見れば分かるでしょ?」

真姫「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁ」

にこ「チョットォォォォォォ」

絵里「え?なに?真姫行っちゃったの?」

凛 「どうして?」

にこ「こっちが聞きたいわよ」

穂乃果「にこちゃん…もっと掻いて…」

にこ「うるさい。あんたのせいよ…」

穂乃果「え?」

にこ「はあ…どうするのよ?真姫には変な誤解をされるし。って言うかどんな誤解したのかしら?」

絵里「大丈夫よ。真姫は賢い子だもの。冷静になればまた来てくれるわ」

凛「だと良いんだけどにゃ~」

穂乃果「にこちゃん…お願い…」

にこ「うるさいわね。わかったわよ」

真姫「本当なんだから」

海未「壁から足が生えててそれを上半身だけのにこが撫でていたと?」

ことり「そ、それは怖いね…」

希「夢でも見てたんやないの?」

真姫「夢なて見てないわよ」

花陽「この部屋?」

真姫「うん…」

にこ「はあ…どう?これで満足?」

穂乃果「待って…もうちょい」

絵里「ねえ?にこ?私のスカートも直して」

凛「お腹空いたにゃ…」

ガララ

にこ「え?」

真姫「ほら…」

海未「なっ…」

ことり「これは…」

希「ウチ…カメラ持ってくるわ…」

花陽「だ、誰か助けてぇぇぇぇぇぇぇ」

にこ「こっちのセリフよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

この数分後、四人は無事救出されたそうです。



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