蘇生士「よし、ザオリクするか」死神「やめた方が良いと思うよ」 (20)

蘇生士「うわっ、なんだお前」

死神「死神だよ。貴方が私の営業妨害するから文句を言いに来た」

蘇生士「え、営業妨害?」

死神「そう。死んだ筈のものを君達蘇生士が生き返らすから死者の魂を集めるのが捗らないんだ」

蘇生士「し、知るか。俺に救える命があるなら救うに決まってるだろ」

死神「ふーん、ところで君新米でしょ」

蘇生士「っ。だ、だからなんだ」

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死神「その死体はやめた方が良いと思うけど」

蘇生士「うるさい! 仕事の邪魔をするな! ザオリク!」

蘇生士は ザオリクを となえた!
戦士は いきかえった!

死神「あーあ」

戦士「……うっ」

蘇生士「よ、よし。復活した。大丈夫か?」

戦士「う、うぎゃああああ」

蘇生士「なっ。ど、どうした?! 落ち着け!」

戦士「あ、熱い! 火を、火を消してくれえぇええ!!」

蘇生士「な、何を言っているんだお前もうは燃えてなど……」

戦士「あづいいいいい!!」ズバッ

蘇生士「ぐわっ!!」

死神「あーあ」

蘇生士「な、なんなんだ」

死神「はー、しょうがないなぁ。……ザキ」

死神は ザキを となえた!
戦士の いきのねを とめた!

戦士「」

蘇生士「なっ。き、貴様。何をしてるんだ!」

死神「何って助けたのに酷い言い草だなぁ」

蘇生士「き、貴様。せっかく助かった命を」

死神「いやー、あいつ魂が死んでたよ」

蘇生士「は?」

死神「君らのザオリクはさ、便利だけど魂に刻み込まれた苦しみは消せないのよね。焼死から復活したら大抵あのままよ」

蘇生士「っ」

死神「生き返らせるのは良いけど……ま、そういうのがあるのも覚えときなー」

蘇生士「……」

ーーーー
ーーーー


蘇生士「よし、ザオリクするか」

死神「やめた方が良いと思うよ」

蘇生士「ま、またお前か。何の用だ」

死神「いやー、アドバイス?」

蘇生士「……貴様に前回言われた事は理解した。俺が不勉強だった。だが、今回は違う」

死神「あー、何というか今回は厳密にはしない方が良いかもよ……というかおススメはしないというか」

蘇生士「は?」

死神「いやー、私的には仕事が将来的に仕事が増えて良いというか」

蘇生士「何を意味分からん事を……。大事な戦争、この人は要なんだ。死んでもらっては困る」

死神「まぁ任せますけどー」

蘇生士「よし、ザオリク!」

蘇生士は ザオリクを となえた!
剣士は いきかえった!

剣士「……っ。こ、ここは」

蘇生士「大丈夫ですか! 俺が蘇生しました」

剣士「な、なんと。これがザオリクか! 凄いな!」

「これで死ぬのも怖くないぞ!」

「よし、行くぞ! 敵を叩き潰してやる!」








死神「…………」

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ーーーー

「ざ、ザオリクをお願いします!」

蘇生士「わ、分かった。ザオリク」

蘇生士は ザオリクを となえた!
剣士は いきかえった!

剣士「う。くそ、奴らめつぎは……」

「次はあっちから突撃だ!」

蘇生士「お、おい。その作戦は危険過ぎないか?」

剣士「……大丈夫だ」

「ああ。なんたって」












剣士「死 ん で も 生きかえれるからな」

蘇生士「……っ」

ーーーー
ーー数ヶ月後

死神「大量大量……お?」

蘇生士「……」

死神「久しぶり。戦争終わったね。お疲れ様」

蘇生士「……あんたの言う通りだったよ」

死神「ん?」

蘇生士「俺たち蘇生士は大活躍だったよ。……けど、途中からみんな命を大事にしなくなった」

蘇生士「そうして、泥沼化して、最終的に敵からは俺達蘇生士が一番狙われて……同僚も沢山死んだよ」

蘇生士「蘇生士殺す時は死体をバラバラにしたり跡形も残さくなったんだ」

蘇生士「だから皆生き返らせられない」

蘇生士「蘇生なんか……しない方が良かった」

死神「……」

死神「そりゃまあ生き返るなら死んでも怖くなくなるわ」

死神「人は死なないと命を大事にしなく無くなる」

死神「死への恐怖を忘れてしまう」

死神「恐怖を忘れてしまったらそれはもう……人間じゃない」

蘇生士「……俺も人間じゃなかったかも知れないな」

死神「……蘇生士続けるの?」

蘇生士「……」

蘇生士「続けるさ。それが俺の責任だ」

死神「……ふふ、人間だね」

蘇生士「うるせえ、死神」

ーー完ーー

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