曙「ちょっといい?」漣「どったの?」 (32)

キャラ崩壊注意

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漣「どったの? ぼのん」

曙「誰がぼのんよ」ビシッ

漣「はいはい、っで今度はご主人様がどうしたの?」

曙「な、なんでクソ提督が出て来るのよ!」

漣「わかったわかったから、それで?」にやにや

曙「ペットを飼いたいの」

漣「確かにこの鎮守府では禁止されてないからすぐに許可下りるだろうけれど……ペットって言っても色々あるじゃん? 決めてるの?」

曙「クソ提督」

漣「あ~~なるほどね。人気だもんね……ん? ちょいストップ」

曙「何よ」

漣「何て言った?」

曙「あ……」

漣「ね? おかしかったでしょ」

曙「提督を飼いたいんだけれど」

漣「そうだけどそうじゃない」

曙「変な漣ね」くすくす

漣「可愛いなぁ……じゃなくて、ご主人様は人間OK?」

曙「艦娘じゃないわね。それはそれで受け入れるけど」

漣「いちいち突っ込まないからね? ペットは犬や猫みたいなのを言うの。OK?」

曙「何当たり前のこと言ってるのよ」

漣「ご主人様は人間」

曙「そうね」

漣「だからペットは無理。OK?」

曙「?」

漣「何で首をかしげるかなぁ」

曙「自分たちの力で飼える大きさなら特に制限はなかった筈だけれど?」

漣「いや人間をペットにするのは可笑しいでしょ。常識的に考えて?」

曙「ちゃんとご飯もあげるし、散歩もさせるわよ?」

漣「いやいや! そういう問題じゃないって!」

曙「いいわよ。もし飼っても触らせてあげないから!」

漣「あ、それは困るーーじゃなくて、無理だって!」

ガチャ

霞「そうよ! ちゃんと考えなさいよね!」

漣(お! いきなりだけどツッコミ役キター!?)

霞「私も司令官を飼うつもりで居るんだから!」

漣(アンタもかよ)

曙「はぁ!? 急に何言ってんのよアンタ!?」

漣「あ、それ私の気持ち」

霞「前から飼おうと思って準備してたし!」

曙「私なんて申請書出してるし!」

漣「マジで!?」

曙「破かれてゴミ箱に捨てられてたけど」

漣「そらそうよ?」

霞「え? あなたも?」

漣「逃げたくなって来たなぁ……でも逃げたらこの鎮守府から犯罪者と被害者が出るんだろうなぁ」

漣(ご主人様を救えるのは私しかいない?)

漣「えーっと……かすみんは」

霞「誰がかすみんか」ビシッ

漣「朝潮型の皆さんにはちゃんと許可を取ってます?」

漣(朝潮さんは真面目の優等生キャラ! 味方にできれば勝つる!)

霞「? みんな司令官が来るのを楽しみにしてるわよ? 特に朝潮姉が」

漣(チックショウ! そっち側かよ!)

バン!

漣「!?」

曙「!?」

霞「!?」

潮「い、いい加減にして下さい! 提督の気持ちも考えないで好き勝手ばっかり!」

漣(あ、居たんだ)

潮「提督がお二人のペットになりたいだなんて思ってると思いますか!?」

曙「!?」

霞「!?」

漣(なんで衝撃を受けるのか。当たり前だって)

曙「……バカね。私たち」

霞「自分たちのことばっかりでアイツのこと考えてなかった……」

漣(お?)

曙「私たちは間違ってたのね……」

潮「そうです!」

漣(漸くこれでこの騒ぎもーー)

潮「提督ならペットより飼い主になりたいと思うはずです!」

曙&霞「!?」

漣(ん~~?)

曙「……」こくっ

霞「……」こくっ

漣「こくっ……じゃねえよ!?」

潮「行って下さい! 自分たちの想いを伝えに!」

漣「行かせちゃダメェ!!」

曙「言っとくけれど」

霞「……何よ」

曙「負けないから」ニッ

霞「上等よ」ニッ

(部屋から飛び出していく二人)

漣「ああもう! ごめんなさいご主人様ぁ!」

潮「……」b

提督「制圧した海域から撤退命令……なにがあった……?」

トントン

提督「誰だ。開いてーー」

ガチャ

曙「私たちを……♪」

霞「飼いなさい……♪」

提督が見たのは一切の衣服を身に纏っていない二人の姿だった。

提督「おのれ、深海棲艦!!」

曙「ねえ。漣」

漣「どったの。ぼのん」

漣(ん? デジャブ?)

曙「私……提督に……いつになったら……」

漣「おぉ!? もしかしてーー 」

曙「犯してもらえるのかしら」

漣「はーい違ったー」

曙「私……その……提督にちょっときつく当たってるでしょう?」

漣「ちょっとねぇ……まあ、照れ隠してのはご主人様以外にはバレバレだけど」

曙「なっ……!? そ、そんなんじゃないわよ!」

漣「おーおー顔が真っ赤」

漣(さっきのがなかったら可愛かったのに)

曙「顔合わせる度に悪口言っちゃってるし……クソ提督呼ばわりしてるし……だから、そろそろじゃない?」

漣「あ、言わなくていいから」

曙「服従レ○プ」

漣「言うなって言ったじゃん!」

提督『貴様の言動には我慢の限界だ』

曙『な、何すんのよ! こ、このクソ提督!』

提督『ふん』バキッ

曙『あがっ!?』

提督『邪魔な物は脱がしてしまうぞ』

曙『い、嫌……やめ……やめてぇぇぇぇ……』

曙「……みたいになる筈でしょ?」

漣「やめて! ご主人さまはそんなことしないってば!?」

「ふふふ……うふふ……」

曙「この声は……」

漣「かすみん?」

霞「誰がかすみんか」ビシッ

曙「何をしに来たのよ」

霞「別に? 宣言をしに来ただけ……そう、勝利宣言をね!」

曙「ま、まさか!?」

霞「そうよ。ついに司令官から呼び出されたの。これは確実にーー」

漣「それは確かにお褒めのーー」

霞「お仕置きレ○プに違いない!」

漣「うぇーん! ご主人さまはそんなことしないもーん」

提督『……起きたか』

霞『……さっきのお茶に薬を飲んで混ぜたのね……本当にクズ……』

漣「また何か始まったし!」

提督『ふん!』ゲシっ

霞『い!?』

提督『細い腕だな。簡単に踏み砕けそうだ……』

霞『や、やめて……』

提督『始めからそうしていれば良い……何をすればいいかわかるな? 汚い妄言を吐く口で奉仕するんだ」

霞『は、はい……♪』

霞「に……違いないわね」

曙「くっ……なんて無駄のない……!」

漣「ならないって言ってんだろうが!」

霞「とにかく、行って来るわ……」

曙「悔しい……!」ギリっ

漣(深海棲艦との戦いで撤退する時以上に悔しそうだし!)

霞「き、来てやったわよ!」

提督「呼び出してすまんな」

霞「そ、そうよ! 随分と偉くなったものね!」

提督「急に呼び出したのは他でもない」

霞「ふ、ふーん?」

提督「霞、お前最近ーー」コツコツ

霞「な、何よ……?」

提督「良くやってくれてるようだな」すっ

霞(き、キター!?)

漣(それ私の台詞)

霞「!?」

提督「? どうした急に辺りを見渡したりして?」

霞「な、何でもないわよ!」

霞「き、来てやったわよ!」

提督「呼び出してすまんな」

霞「そ、そうよ! 随分と偉くなったものね!」

提督「急に呼び出したのは他でもない」

霞「ふ、ふーん?」

提督「霞、お前最近ーー」コツコツ

霞「な、何よ……?」

提督「良くやってくれてるようだな」すっ

霞(き、キター!?)

漣(それ私の台詞)

霞「!?」

提督「? どうした急に辺りを見渡したりして?」

霞「な、何でもないわよ!」

霞「わ、私をどうするつもりよ……?」

提督「自分が今日まで何をして来たかわかっているのか? 決まっている」すっ

霞「よっし!(な、何すんのよ♪)」

なでなで

霞「!?」

提督「最近特に頑張っているようだな。連続MVPだそうじゃないか!」

霞「え」

提督「お前の様な部下を持てて誇りに思う」

霞「」

お前達の帰りに勝る勝利はない

漣「貰った!!」

曙「そこ!」パン!

漣「ぬお!? は、早っ!?」

曙「まだまだ甘いわね」

漣「ぐぬぬ。流石は名言カルタ~提督バージョン~(本人には非公認)のトップランカーぼのの!」

曙「トップはもっと激しいわよ? この前危うく腕を失いかけたし」

漣「リアルファイトに発展すんの?」

曙「稀に良くあるわね。商品が商品だし」

漣「kwsk!」

ガチャ

霞「……」

漣(あ、忘れてた)

曙「で……で? ど、どうだったのよ……? ま、まさか本当に……?」

霞「……」ぶわっ

漣「え?」

霞「お前は俺の誇りだって……一緒に戦えて嬉しいって……嬉しい……嬉しいけど……!」

曙「言わないで」ぎゅっ

霞「あ、あけ……ぼの……!」

曙「わかる……わかるから……今は泣いときなさい」

霞「うっ……」

漣(なんぞこれ)

トントン

漣「はいはい、どうぞどうぞ」

不知火「失礼します」

漣「ぬいぬいじゃん。どったの?」

不知火「この前貴女にお借りした本を返しに……」

曙「……」

霞「……」

不知火「どういう状況でしょうか」

漣「さざなみなみ……という事でして」

不知火「しらぬいぬい……という事ですか」

不知火「不知火には理解出来ませんね」

漣「おお~!?」

不知火「貴女達は司令官のことを理解しているのでしょうか。貴女達の押し付けでは?」

曙&霞「!?」

漣「うんうん」

不知火「司令官がSとは限りません」

曙&霞「!?」

漣「ん?」

不知火「責めるより責められるのを好む……そういう事も十分にあり得ます」

漣「ちょっと待って」

曙「提督が……」

霞「司令官が……」

曙&霞「責められるのを待っている……?」

曙&霞「!!」

ドン!

スタスタスタ!

不知火「ーーかは知りませんが」

漣「遅い遅い! 行っちゃったから!」

不知火「不知火に落ち度でも?」ぷくぅ

漣「あ、可愛い」

漣「じゃなくて! 逃げてえ! ご主人様!」

提督「資材の消費が予想より早いな。近々大規模な作戦があると聞く……早めに手を打つ必要があるな」

コンコン

提督「ん……ああ、入ってくれ」

曙「……はぁはぁ……クソ提督……♪」

霞「……うふふ♪」

提督「どうした二人揃って……何かしてしまっただろうか」

霞「いいえ……」

曙「アンタは私たちに何もしてないわ……」

提督「ならーー」

霞「ずっと待っていた……そうでしょう?」

曙「気づいてあげられなくて悪かったわ♪」

提督「何を言っている? まるで意味がーー待て。何だ、その人を軽く拘束できそうなグッズの数々は……!?」

提督(落ち着け。これは深海棲艦の特殊な攻撃に違いない……何と卑劣な)

提督「それでお前達の気がすむならそうすれば良い……」

提督「だが、本当にそれが君たちのやるべきことなのかをーー」

曙「……嬉しいわ♪」

提督「きちんと考え、冷静にーー何です?」

霞「私たちを受け入れてくれるのね♪」

提督「……そんな馬鹿な」

提督(深海棲艦は二重の策を!?)

提督「ま、待て……」

霞「心配する必要はないわ?」

提督「え?」

曙「ちゃんと気持ちよくなれるように♪」

霞「してあげるから♪」

提督「……くっ! 止むを得まい! 憲兵!」ポチっ

『zzz……異常……なし……』

提督「寝ているのか!? おい! 起きろ!」

ガシッ

曙「クソ提督♪」

霞「クズ司令官♪」

提督「ぬおおおおお!?」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年08月22日 (水) 21:52:47   ID: fKNrENVx

漣の胃が大破しそうなwww

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