女騎士「もしも私に羽があったら」(14)

女騎士「空を自由に飛びたいな」

ムシャムシャ
バリバリ

女騎士「そう、羽があれば」

ムシャムシャ
グチュルグチュル

女騎士「蝶の!蜂の!蜻蛉の!ありとあらゆる昆虫の!羽を食べれば、あるいは!」

ムシャムシャ
バキゴキュン

女騎士「ふ、ふふ…だから食べなければ…食べ、続けなければ…昆虫の羽を…」

女騎士「蝶の!蜂の!蜻蛉の!ありとあらゆる昆虫の羽を!」

ムシャムシャ

女騎士「お、おいしいなぁ…蝶の羽は粉っぽくて駄菓子みたい。蜂の羽はバリバリ歯ごたえ抜群。蜻蛉の羽は薄くて何枚でもいける。いける。」

シロメ グルンッ

女騎士「いけるいけるいけるいけるいけるいけるけるけるけるけるけるけるけるけるけるけるるるるるるるるるるをををををををををををををををを」

女騎士「あ、」

女騎士「う、」

女騎士「き、き、き」

女騎士「キ、モ、チ、イ、イ…」

ビクンビクン

女騎士「あぅぅぅぅ」

ブルッ
ムズムズ

女騎士「背中に違和感…?」

ムズムズ
ムズッ!

女騎士「な、何かが背中から生える!?」

バシュゥゥゥッ!
バサァァァァッ!

女騎士「わ、私の背中に羽が!蝶のような羽が!目玉のような模様の!粉まみれのビビッドピンクの羽が!」

ファサァ

女騎士「やった、やったぞ。この羽があれば私は…私は!」

?「復讐する事ができる、かね」

女騎士「!?」

?「確かにその羽があれば空を自由に飛べるだろう。だが果たして君に…使いこなせるかな?ましてや…」

女騎士「っ…」

女騎士「オークっ!」

オーク「君がいつ、誰に、何をしようと知った事では無いがね…かつての戦友が犬死にするのは心が痛む…できれば馬鹿な真似はやめてほしいのだよ」

女騎士「馬鹿な…真似だと…?」

ギリリ

?「あぁ、馬鹿な真似だと言ったつもりだよ。復讐に…君のやろうとしている事に、意味は、無い」

女騎士「どの口がそんな言葉を吐くんだ…オークぅぅぅ!」

オーク「ンフフフフ…」

女騎士「貴様…貴様ら魔族が!私の家族を!」

オーク「おいおい…魔族も一枚岩てはないんだよ…そもそも俺は一度もたりとも快楽目的で人間を殺した事は無いんだがね」

女騎士「ぐっ…何を…」

オーク「もちろん、意味のある殺しだったさ、君の家族を手にかけたのは」

ニマァ

カチンッ

女騎士「貴っっっ様ぁぁぁ!」

オーク「は、ははははは!愉快だった!実に愉快だったな!糞尿をたらしながら命乞いをする君の父の姿は!娘だけはとその体を犯されながらも壊れた機械の様に喋り続ける君の母の姿は!」

オーク「ぎ、ぎぎぎぐっ…こっ、こっ、ころっ、ころす!殺す殺す殺す!オークぅぅぅ!オークぅぅぅ!あああああ!」

女騎士「!?」

女騎士(わ、次は私のセリフの筈…なぜオークが…?)

女騎士(だが…私立御尻乃穴学園演劇部部長たる私、女騎士はこの程度でうろたえはしない!)

女騎士(おそらくオークが私のセリフを言ったのは…意図的)

女騎士(副部長の指示だろう…)

女騎士(でも、アタイ負けへん!アタイには舞台女優になるっていう夢があるんやさかい!こんな事で、へこたれへん!)

女騎士(せやから…せやから私立御尻乃穴学園演劇部副部長の嫌がらせなんかに、負けへん!むしろ…)

ググッ

女騎士(アタイ自身が尻穴になる!)

プパァァァ

 ※
※ ※ ※
※ ※
※ ※

・ ・ ・ ・ ・

そして彼女は舞台女優に………!

【光輝くすべての未来に、続く】

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