【アイドルマスターシリーズ】古代日本よりご飯を求めて (31)

依田芳乃「つまりー、ツクヨミがウケモチに会いに行った際にー、ウケモチが口から食料を出し接待したのが、この度の異常気象の始まりでしてー」

杜野凛世「……わかりました」

如月千早「けどねぇ……」

真壁瑞希「何故、真壁達を指名で?」

高森藍子「……」荒猛努



芳乃「ほー」

芳乃「それはー」



芳乃「卑猥な行動を取るアマノスズメ(=おっぱいがおっきい)よりー、貧にゅ……小さそうな」

四人「やっぱりか!!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1534340285

夢の中で、護衛艦「くらま」が出てきましたので、今回思いつきました



日本神話について(極めて)独特の解釈=ご都合主義をしています。石は投げないで下さい



こちら、独自の設定がありますので、よろしくお願いいたします

――ことの始まり

園田智代子「もうすぐ夏葉ちゃんのお誕生日だね」

西城樹里「あぁ……もうそんな時期か。しっかし、お盆のシーズン生まれとは変な時に生まれたなぁ」

凛世「人は生まれと親は選べません。でも人格の成り立ちはそれからでも遅くはありません。つまり凛世とプロデューサ」

小宮果穂「はいはーい。じゃあ、その日はいっぱい夏葉さんをお祝いしないとね!」

ガチャ

有栖川夏葉「ちょっと?みんなでおしゃべりしてないでレッスンはどうしたの?」

智代子「それが……」

凛世「この暑さでエアコンが壊れてしまい、レッスン場が」

樹里「サウナより暑くなっちまってるんだよなぁ」

果穂「プロデューサーからしばらくはビジュアルのみって言われてて……」

夏葉「ボーカルレッスンはどうしたのよ?」

樹里「同じく暑さで器材故障中だとさ」

キュピーン

凛世「誰か……呼んでる?」

智代子「えっ?凛世ちゃん?」

夏葉「ちょっとどこへ」

リップ

バン

ウィンクルエフェクト



樹里「凛世……?」

智代子「消えた……?」

――765プロ

バサササ

瑞希「……うまくいきません」

福田のり子「暑さでマジックのタネが壊れたか?」

高坂海美「外が暑すぎるせいでプールも使えないからねぇ」

高山紗代子「はーりー君もダウンしてますし……」

中谷育「これじゃあ、みんなダウンちゃうよ」

バタン

千早「瑞希はいるかしら?」

瑞希「真壁ならここに……壁ならそこに」

みんな(……突っ込みづらいなぁ)

千早「ちょっと呼び出しがあったみたいだけど、そっちは」

瑞希「あ……何か来ましたね」

海美「え?何か来た?」

のり子「誰か来たか?」

千早「大丈夫よ。迎えなら」

リップ

バン

ウィンクルエフェクト

紗代子「えっ?何これ……床が」

育「これって、いつも静香ちゃん達がワープしてくものかな?」

ヒョイ

最上静香「事務所についたかしら?」

育「え?ほんとに静香ちゃん?」

芳乃「申し訳ございませぬー、千早殿と瑞希殿を迎えにきましたー」

瑞希「しゅっぱつ」

千早「じゃあよろしくね」

静香「お気をつけてー」



のり子「いったい……」

紗代子「なんだったのかしら……」

静香「あ、皆さんに淡雪と団子のおみやげですよ」

育「わーい」

芳乃「というわけでー、アマテラスの力を抑えるのにツクヨミの助けが必要でしてー」

藍子「あのー、芳乃ちゃん?」

芳乃「はいー?」

藍子「なんで私たちアイドルがやらなくちゃだめなのかなぁ?」

芳乃「それはー、アマノウズメが日ノ本で最初に結婚した夫婦なのですがー」

「夫のサルタヒコの役目。つまり道案内は、プロデューサー殿とのアイドルのそれと重なるものでしてー」

凛世「つまり、プロデューサー様と凛世は夫婦になるのは確定ということですね!」

瑞希「プロデューサーと……(///)」

千早「夫婦……(///)」

三人「(///)」



藍子「えっと、でもそうすると私は」

芳乃「処女でも非処女でも関係なく、小さいことは希少価値があるのでしてー」

藍子「はぁ……」

凛世「……」

凛世「藍子さん……」

藍子「凛世……さん?」

凛世「あ……えと、藍子のプロデューサーさんとはまぐわいの関係ですか?」

藍子「ぶぅー!!」

千早「っ!!?」

瑞希「ほほぅ」



藍子「あ、あのね……その」

凛世「大丈夫です。秘密は墓まで持って行きますので」

瑞希「ん……」コクリ

千早「……」コクリ

藍子「あー、えーと」



藍子「ど、同棲して……ます(///)」

凛世「……凛世もいつかはプロデューサー様と」



芳乃「いちゃらぶ話はそこまででしてー」

「とりあえずアマテラスの牙城、伊勢神宮までいきましてー」

緒方智絵里「道案内は、ジモッティーな私こと大天使チエリエルがご案内だよ」

千早「えっと、智絵里さんってそんなキャラでしたか?」

智絵里「いっけなーい、えへ」

クルリンッ

「あ、あの……緒方…智絵里です。きょ、今日は、よろしく…お願いします……」



千早「……作り過ぎよ」

瑞希「きゃらですね」

芳乃「冗談はさておき出発でしてー」

とりあえずここまで

参考資料としてストライクアンドタクティカルマガジ2010年1月号別冊を使っております。ご容赦ください

千早「で、お伊勢さんまで行ってどうするのかしら?」

真壁「サシでタイマンですか……?」シュッシュッ

藍子「さすがにそれは……」

凛世「プロデューサー様と夫婦になる為なら、神にも戦いを挑みましょう」

智絵里「あの……そういうわけじゃなくて…えっと……」アワアワ

芳乃「それですがー」

「アマテラスの弟のツクヨミと、スサノオが殺したウケモチとオオゲツヒメが出したと言われる」

「牛馬、粟、蚕、稗、稲、麦、大豆、小豆を奉納するだけでしてー」

真壁「意外に簡単ですね」

藍子「そこに至るまでの道中が大変とかですか?」

芳乃「いえいえ、普通に伊勢神宮の内宮まで参るだけでしてー」

凛世「それなら、プロデューサーの帰宅までには夕餉の支度できそうです」



芳乃「奉納後は何が起こるか、予想もつきませんがー」ボソッ

藍子「……え?」

…………

芳乃「ではー、まずは牛と馬を入手するのでしてー」

藍子「えっと一匹まるごとですか?」

芳乃「いえいえー」





二階堂千鶴「ふぅ、今日はお盆だし、お客さんもあんまり来ないなぁ」

「申し訳ありませぬー」

千鶴「はーい、いらっしゃいませー」

芳乃「こちら、馬肉など扱っておりませぬでしょうかー?」

千鶴「馬?さくら肉ならそちらの下の方にございますよ」

瑞希「やっほ」

千鶴「あぁ、瑞希ちゃ……」



千鶴「あわあわあわあわ……」

瑞希「おっと失礼。真壁は何も見ていません。コロッケが美味しいお肉屋さんとしか知りませんので」

藍子「じゃあ、聖ちゃんに買っていきますね」

芳乃「私もー」

千早「……」

千鶴「……」アセダラダラ

千鶴「アノー、オキャクサマー?」

千早「……私もコロッケを一枚お願いします」

千鶴「マ、マイドアリー」



チーン

つ【牛肉、馬肉ゲット】

…………
……

芳乃「蚕はまゆ殿から入手しましたしー」

藍子「え゛っ?まゆちゃんってそんなのを……」

芳乃「麦、大豆、小豆は事務所のストックから持ってまいりましたー」

千早「お米ならともかく、麦に大豆に小豆がストックしてある事務所って……」

瑞希「千早さん、千早さん、多分いつも静香ちゃんがお世話に……」

千早「あぁ、あのうどん娘ね。そういえば今日、346にお邪魔するって」

智絵里「あずきおふと……おいしかったです」

芳乃「やせうまも美味でしてー」

千早「痩せ馬?何……それは?」

凛世「たしか、うどんを使った郷土菓子でしたか?小豆ときなこを使ってあるとか」

智絵里「凛世ちゃんすごい……私なんか、出されるまでわからなかったんだよ」

凛世「むんっ」ドヤァ

智絵里「わぁ、凛世ちゃん、ドヤ顔が幸子ちゃんみたいでカワイイよ」

芳乃「でもー、粟や稗等はー」



凛世「それなら、この凛世に心当たりがございます」

櫻木真乃「そーれ、鳩さーん、ごはんだよー」パーッ

まのちゃん「むんっ!」パーッ

クルッポクルッポポッポー

風野灯織「真乃の回りがあっという間に鳩だらけね」

八宮めぐる「まのちゃん可愛いなぁ……持って帰ったら」

灯織「ダメよ……あれ?あそこにいるのは……」

めぐる「凛世?」





凛世「というわけなのです」

真乃「いいよ。鳩さんのエサに粟とか稗とか混ざってるから、持って行って」

灯織「でも市販品のエサだから、麻の実とかも混ざってるでしょ」

めぐる「どうするのよ?」

芳乃「私におまかせをー」

「むむっ、むーん」

智絵里「……ユッコちゃんじゃないですから」

ユサユサ

めぐる「あ、でもすごい」

灯織「ちゃんと別れてる」

瑞希「真壁も真似して」ムーン

千早「やめときなさい」





藍子「あははっ、鳩さん、こっちですよー」

ポーッポポポポッ

まのちゃん「ほわぁ」

ユルフワユルフワ



千早「あっちはあっちで、ゆるふわタイム真っ最中ね」

真乃「でもすごいです!鳩がゆっくり飛んでます!」

めぐる「まさか…!?」

ユルフワユルフワ

灯織「嘘……」

芳乃「いけません、藍子殿ー、時間子干渉は条例違反でしてー」

…………
……

芳乃「これで供え物は揃いましてー」

千早「で、伊勢神宮までどうやって?」

智絵里「あ、あそこは外までならワープできますが、内宮からは視認不可の絶対防壁がありますから……その途中からはどうしても徒歩で」

千早「……なんで知ってるのかしら?」

智絵里「子どもの頃に、防壁が突破できないか試してみて、侵入したんですけど……」

「失敗しちゃいました。えへへ」

瑞希「可愛いです」

凛世「子どものいたずらなら仕方がありませんね」

芳乃「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしいのですー」


智絵里「あ、ちゃんと証拠は残さないようにしたはずなのに、何故かその日のうちにバレちゃって……」

芳乃「緒方の家の者ぐらいしかー」

ワイワイ





千早「ねぇ、普通の人間って私だけ?」

藍子「あはは……ごめんなさい。私もあっち側なんです」ペコリ

千早「ところで、神様のお供え物が鳥のエサ……」

芳乃「それでは出発でしてー」

真乃「気をつけてくださいね」ホワァ

凛世「プロデューサー様と添い遂げるまでは、七生報国。何度でも蘇ります」

千早「あの……」

智絵里「それでは近くによってくださいね」

藍子「はーい」





瑞希「鳩のエサ。これが後で問題を……」

千早「不吉なモノローグを入れないで!!」



リップ

バン

ウィンクルエフェクト





めぐる「消えちゃったね……」

灯織「うん……あれ?真乃、まのちゃんは?」

真乃「え?私?私ならここにいるけど?!」オロオロ

めぐる「真乃じゃなくて、真乃のぷちよ!」

真乃「あ……本当だ。いないよぉ」

灯織「まさか……」

キラキラァ

パァァァァ



智絵里「と、到着しましたぁ」

芳乃「ほー、人がいっぱいでしてー」

千早「えっと、ここって」

瑞希「おかげ横丁ですね」

藍子「……私達、変装も何もしてませんよ」ヒヤアセ

まのちゃん「むんっ!」

アレハダレダー

ダレダー

ダレナンダー



智絵里「見つかっちゃいましたね……私が引き受けますので、皆さんは内宮を目指してください」

まのちゃん「ほわわっ」

芳乃「……申し訳ありませんー」

瑞希「では御武運を……」

千早「走るわよ!」





藍子「はーい、皆さん並んでくださいね。順番ですよ」サインサイン



三人「ちょっとマテ」

(智絵里はそのままゲリラコンサートしてます)

――内宮敷地内

芳乃「いよいよでしてー」

千早「……さっきまであんなに暑かったのに、急に寒くなってきたわね」

瑞希「お肉が痛みませんからちょうどよろしいかと」

藍子「あははは……凛世ちゃんは大丈夫?」

凛世「はい、いよいよプロデューサー様と結ばれるかと思うと胸がドキドキしてきました」

藍子「まってちがう」



(……)

千早「ん?何か言った?」

瑞希「いえ……でも」



(…………)

凛世「複数の視線を感じますね」

藍子「というより辺りに誰もいなくなりました……」

(………………)

芳乃「……ここはおまかせを」

「皆は先へと……」

千早「わかったわ」ダッシュ

瑞希「また……お会いしましょう」ダッシュ

凛世「プロデューサー様との晴れ姿を必ずお見せいたします」ダッシュ

藍子「芳乃ちゃん……」



芳乃「ここは……お任せを」

つ【ほら貝】



ヴォォォーヴォー



ガサガサ

藍子「っ!」

芳乃「行ってください!早く!!」

藍子「う、うんっ!」ダッシュ



芳乃「さて……100や200ではー」

ゴソゴソ



芳乃(よろしくお願いしますー)

ハァハァ

千早「ここまで来れば……っ!?」

瑞希「どうかされましたか?」

凛世「鳥居はありますが……少なくとも、ここは現在の伊勢神宮ではありませんね」

藍子「私たち、林の中にいたのにいつのまにこんな島に……」



千早「島……いやな予感が」



ドスドス

藍子「ふ、ふぇ?」

瑞希「何か……来ます!」

凛世「かなりの重量ですね」

千早「くっ」



ニュッ

凛世「何ですか……あの黒い生き物は……」

藍子「あれ……あれは」



スペパププ【いらっしゃい】

千早、瑞希「「スペパププさん!」」



凛世、藍子「「はい?」」

――スペパププさんによる案内中

千早「この島はアマテラスだけでなく、ツクヨミにスサノオも祭ってあったのね……だから下手なダンジョンよりトラップばかりだったと」

瑞希「そして、巨大はるかさん像はアマノウズメを催したモノでしたか……」

藍子「でもアマノウズメって……そ、その、えっちな恰好でみんなを」

瑞希「……天海春香さんはあれでもB83です。我々より……」(B73)

千早「……くっ」(B72)



藍子(止めようこの話題は)

ズンッ

千早「ここ……?」

瑞希「いよいよラスボスですか」

凛世「待ってて下さいね、プロデューサー様」

藍子「えっとお供えはここに?」

スペパププ「ぶもー」



コトッ



ガタガタ

千早「えっ?何?」

グラグラ

瑞希「地震ではありませんね……」

凛世「……たとえ神々でもこの凛世、うろたえません」

藍子「あ、向こう!誰かいます!」



?「」ゴゴゴゴ

?「」ゴゴゴゴ



千早「男の人?」

凛世「ツクヨミはどちらの性の説もありましたから」

瑞希「では男の娘か、おっぱいがついたイケメンということで」

藍子「まってちがう」

藍子「あ……あの」



ツクヨミ「お、ようやく来たか」

スサノオ「待ってたぜ」



瑞希「えらい軽いですね」

千早「まぁここまで来たらなるようになるしかないわよ」



ツクヨミ「ちょっと相談したいことがあってな」

スサノオ「大丈夫。先っちょだけだよ。先っちょ」



瑞希「前言撤回。ただのDQNです」

凛世「頭を殴るのに手頃な岩がありますね」ヨイショット

ツクヨミ「待った、待った。冗談、冗談だって」

凛世「ほほぅ、上段の構えで振り下ろせばいいのですね」

ツクヨミ、スサノオ「ごめんなさい」ドゲザ

…………
……

スサノオ「……てなワケで毎回、島をはるかさん達がわいわいやってるから、俺達もオチオチ寝られないんだわ」

ツクヨミ「姉さん、ついにキレちまってずっと遊びっぱなしなんだわな」

千早「ひゅーひゅーひゅ、ひゅひゅひゅひゅ」←食って寝て遊んじゃえのメロディ

瑞希「わぁお上手(棒)」

凛世「なるほど、原因はわかりました。つまり永眠したいと」イシヲフリアゲル

藍子「凛世ちゃん!」



ドスドス

ツクヨミ「お、噂をすれば」



アマテラス「お、お客さんか?」

瑞希「こちらもやたらフレンドリーです」

スサノオ「姉貴、この皆さんがいわえる現在のウズメ達だな」

アマテラス「そうか。その割には……」ガンミ

藍子(B74)「……」

凛世(B70)「……」

「殺られる前に[ピーーー]、これでいきましょう」イシヲフリアゲル

藍子「ゆるふわ空間を発動させますので、意識のみ永遠に閉じ込めますか」スチャ

アマテラス「待った待った。うん、腹を割って話し合おう。それがいい」アタフタ



千早「一応、神様……よね」

ツクヨミ「永い時を生きてきたからな。天候を操るぐらいしかできなくなっちまったんだよ」ハァ

…………

瑞希「で、まっ平らな壁な真壁達は何をしろと?」

アマテラス「刺があるなぁ……まぁつまり、子守歌的なものを歌ってほしくてな」

ツクヨミ「もしくはもっと平穏な場所を」

スサノオ「そりゃ無理だな。スペパププのヤツ、すっかり守護の役割を忘れてるからな」

千早「なるほど」

瑞希「しかし、真壁達はランティスですが、藍子さんはコロムビアですから曲の権利関係で」

アマテラス「何もそこまでしなくてもよい。普通の子守唄でよいのじゃよ」

瑞希「そういうことでしたか。はやとちり申し訳ありません」ペコ



四人「でしたら……」



♪~

ツクヨミ「あぁ……」

♪~

スサノオ「これでやっと……」

♪~

アマテラス「ありがとう……」



スースー

はるかさん「かっか!」ダダッ

ドカッ

芳乃「くっ!」ガクッ

はるかさん「かっか!」

芳乃「多勢に無勢……もはやここまで……」

「しかし、道連れに一匹でも多く黄泉へと送り込みましてー」



―我が名は緒方智絵里



芳乃「この声は……」



―国父倭の赤子にして、皇軍の兵士なり

―勇戦奮闘でもって必ずや皇国の不朽を勝ち取らん

智絵里「我は無敵なり」スチャ

「我が一撃に敵う者なし」

「この一撃は」



「無敵なり!!‘虎徹’秋水一閃!!」



ズバッ

はるかさん「かっかぁ……」バタバタバタ

芳乃「智絵里殿……」

智絵里「芳乃ちゃん大丈夫?」

まのちゃん「ほわぁ……」

芳乃「平気でして……っ!」

智絵里「うん、肩を貸すよ」ヨイショット

芳乃「かたじけなきやー」

智絵里「みんなは……?」



まのちゃん「むんっ!むんっ!!」



智絵里「みんな……」

芳乃「よくぞ……ご無事で……」

芳乃「無事に……終わったのでしてー?」

千早「まぁね……」

瑞希「神様も寝不足でした」

凛世「これで少しは……」



藍子「あっ、千枝ちゃんからお供えにお団子を貰って来てたんだった……すっかり忘れてました」

智絵里「なら、みんなでわけましょうか」

藍子「そうですね」ゴソゴソ

「あれ……そんなはずは」

瑞希「どうかしましたか?」

藍子「その……容器だけなんですよ」

「中に入ってたお団子が空っぽで……」



芳乃「……くすっ」



「ちゃんと、お供えはできたみたいですねー」

――8月16日

七草はづき「それでは、皆様お手元にグラスはお持ちでしょうか」

「では、当社『放課後クライマックスガールズ』所属、有栖川夏葉の誕生日をお祝いしまして」

夏葉「かんぱーい!」

一同「かんぱーい」



三峰結華「いやぁ、回り一面アイドルばかりで、三峰はテンションが上がってきました!」

松田亜利沙「本当です!ありさ感激です」パシャパシャ

周防桃子「はぁ……また亜利沙さんは」

育「ま、今日ぐらいはいいかな」



佐々木千枝「そうだったんですか。でもよかったです」

智絵里「うん。古代日本は普通に肉食文化していましたって、夏休みの歴史の宿題もできたしね」

千枝「智絵里さん……?」ジトー

智絵里「あははは」



春日未来「宿題……」

伊吹翼「宿題……」

望月杏奈「うぅ……」

静香「ちょっとお!もう残り二週間よ!!」



大崎甜花「宿題……」

大崎甘奈「甜花ちゃんの宿題はやってあげるよ!」

甜花「なーちゃん……大丈夫、頑張るから」

桑山千雪「あらあら、甜花ちゃんも一人で頑張れるようになったのね」

甜花「うん……なーちゃんにいつまでも甘えられないし」

甘奈「私なら全然いいのに!」

千鶴「」ビクビク

瑞希「」ジーッ

千鶴「」ビクッ

瑞希「」フルフル

「」ニコッ

千鶴「」ホッ



天海春香「んー?何をやってるのかな?」

千早「まぁ、春香には間に入れない絆が出来たんでしょ」

春香「そっかー、そうだよね。じゃあ、私何か飲物m」コケッ

ドンガラガッシャーン

千早「……あなたもいい加減に直しなさいよ、それ」





せりちょ「わー」

まのちゃん「ぽわぁ」

ぴてぃ「ぴー」

みら「みー」

りぜ「さまー」

めぐぅ「わー」

ぷちみずき「よっ」

もこもこ「もっ?」

ゆこー「ふぇぇ」



島村卯月「わぁぁぁぁ」

渋谷凛「卯月、間違っても持って帰っちゃダメだからね」

卯月「……そんなことしませんよ」

本田未央「しまむー、目がやや本気だね」アキレ

千枝「でも」

智絵里「みんな無事で」

芳乃「よきかなよきかなー」





もちょ「おわりだよー」

おまけ

お盆も終わって、今更だけど白玉団子の作り方

材料
白玉粉500g、水2カップ半、食紅、挽茶少々、黄粉10g、青海苔10g、胡麻10g、砂糖30g
(白、赤、青、黄、緑、黒色なので、不要な方は食紅以下はカットで)

白玉粉をボウルに入れ水を少しずつ入れながら馬瀬、手につかなくなるぐらいに硬くなったらこれを等分に分けて、二つ分には赤と青の色をつけます。

これを小さくダンゴに丸めて別々に茹でて、水に入れて冷やし、黄粉、青海苔、胡麻を砂糖で味付け(ちょっぴり塩も)します

色付きの方には蜜をかけますので、ザラメ300gを水1カップと卵白一つ分を加え、よく溶かして混ぜてから火にかけ、浮泡をすくい取りながらドロドロに煮詰め、布でこしてから容器に盛ったダンゴにかけて食べます



よく冷やして食べませふ

えー、日本神話が好きな方、ごめんなさい。刺さないで下さい。

とりあえず、中で出てきましたぷちあいどるの説明

はるかさん→天海春香の(ry

みら→春日未来のぷち

ぴてぃ→最上静香のぷち

せりちょ→箱崎星梨花のぷち

ぷちみずき→真壁瑞希のぷち

もこもこ→周防桃子のぷち

まのちゃん→櫻木真乃のぷち

めぐぅ→八宮めぐるのぷち

りぜ→杜野凛世のぷち

ゆこー→幽谷霧子のぷち

です。それではありがとうございました

…………
……

スサノオ「……てなワケで毎回、島をはるかさん達がわいわいやってるから、俺達もオチオチ寝られないんだわ」

ツクヨミ「姉さん、ついにキレちまってずっと遊びっぱなしなんだわな」

千早「ひゅーひゅーひゅ、ひゅひゅひゅひゅ」←食って寝て遊んじゃえのメロディ

瑞希「わぁお上手(棒)」

凛世「なるほど、原因はわかりました。つまり永眠したいと」イシヲフリアゲル

藍子「凛世ちゃん!」



ドスドス

ツクヨミ「お、噂をすれば」



アマテラス「お、お客さんか?」

瑞希「こちらもやたらフレンドリーです」

スサノオ「姉貴、この皆さんがいわえる現在のウズメ達だな」

アマテラス「そうか。その割には……」ガンミ

藍子(B74)「……」

凛世(B70)「……」

「殺られる前に殺る、これでいきましょう」イシヲフリアゲル

藍子「ゆるふわ空間を発動させますので、意識のみ永遠に閉じ込めますか」スチャ

アマテラス「待った待った。うん、腹を割って話し合おう。それがいい」アタフタ



千早「一応、神様……よね」

ツクヨミ「永い時を生きてきたからな。天候を操るぐらいしかできなくなっちまったんだ。これがな」

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