【ガルパン】華「どうすればいいのでしょうか?」麻子「私に聞かんでくれ。」 (37)

注意

・グダグダ
・ほんの僅かにクロス要素あり
・華さん好きごめんなさい

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華「みほさんはいいですね、主人公ですし戦車道では頼り甲斐があってでも普段はどこか抜けていて、そのギャップがいいところでもあります。ボコが好きというところもみほさんの闇の深さが垣間見えて良いですね。」

華「優花里さんも、戦車オタクなところやみほさんに対する献身さ、独特な口調がファンの皆さんの心をがっちり掴んでます。」

華「沙織さんも、戦車道では目立った活躍はありませんが、大洗の皆さんの仲を取りまとめてくれる素敵な人です。ゼクシィや怪文書などネタにも事欠きませんし。」








華「それで、私はどうすれば人気が出るのでしょうか?」

麻子「何故私に聞く。」

華「それは一番相談し易かったからです。麻子さんもコチラ側ですからね。」

麻子「なんだそのコチラ側っていうのは…」

華「少し前になるのですが、人気投票が合ったじゃないですか。」

麻子「おう。」

華「トップ10に入っていないの、あんこうチームで私たちだけなのですよ。」

麻子「………まさか。」

華「おなじ不人気キャ

麻子「ヤメろぉ!!」

麻子「い、言っておくがな、決して私たちも不人気ではないと思うぞ。」

華「ええ、下位では無いのはわかっています。ですが、あんこうチームという一番メインのチームに属していてランクイン出来ないのは如何なものかと思いまして。」

麻子「それは…」

華「ですからなにか良いアイデアがないか聞いてみたのです。」

麻子「だから、なんで私に聞くんだ。そういうのは普通その人気がある人達に聞きに行くもんだろう。」

華「だって、麻子さんなんでもできる天才じゃないですか。それに、朝が弱かったり涙無しでは聞けない家族関係の設定があったり。」

麻子「設定いうな。」

華「あれ?それだけ人気になりそうな要素があってもそこまで人気振るわないんですね。ゴメンなさい。聞く相手を間違えてしまいました。」

麻子「オイゴラぁ!」

麻子「そっちから尋ねておいて失礼過ぎやしないか。」

華「それで何かありませんか?」

麻子「スルーかよ……じゃあ今までの自分の立っている所を少し変えたり尖らせていくとかどうだ?」

華「あ、それ頂きです!」

沙織「はなーまこーなにやってんのー?」

華「都合よく沙織さんが来てくれました。早速試してみます。」

麻子「都合よくってお前」

華「ではさっそく。」

もみっ

沙織「あ…」

華「んっふ沙織さん。いい尻してますね。ふふっ誘ってるんじゃないんですか。どうしてこれで男の人ができないんでしょうね。」もみっもみっ

沙織「あ…ああ…」

華「宜しければ今夜ホテルに

沙織「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

ばたっ

麻子「沙織ィィィィィィ!!!」

沙織「うーん…」ぶくぶく

華「あらあら、マルコさん路線を強化してみたのですが…」

麻子「こうみえて沙織は産毛なんだ!気を付けてくれ!というかそれは連載前の話だろ!」

優花里「あれ、どうかしましたか?五十鈴殿冷泉殿?」

華「人柱第二弾です☆」

麻子「人柱って…」

優花里「沙織殿が倒れてますけど何があったでありますか?」

華「貴女だれですか?優花里さんは「であります」なんて言いません。」

優花里「え、いや確かに本編では言ってないですけどパチンコとかの他媒体ではわりかし言って

華「黙りなさいッ!」

優花里「あ…」

華「優花里さんは「であります」なんて言わない。これは公式も認めた事実です。だから、仮に貴女が本物でも秋山優花里と言う存在を汚した事に変わりありません。」

優花里「あ…ああ…」

華「恥を知れィッッ!!!」ドーン!

優花里「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

ばたっ

麻子「秋山ァァァァァァァァァァ!!!!!!」

優花里「くぅーん…」ぶくぶく

華「あらあら、毒舌路線を強化したのですが、これはやめておいたほうが良いですね。」

麻子「毒舌というか唯の上げ足取りじゃないか。」

華「実は私、優花里であります警察と沙織やだもー警察の会員なんですよ。」

麻子「そんなものあるのか?」

華「今適当に考えました。」

麻子「おい。」

みほ「あれ?華さんに麻子さんどうしたの?」

華「飛んで火に入るですね。」

麻子「もう突っ込まんぞ。」

華「こんにちは萩原雪歩さん。」

みほ「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

ばたっ

麻子「西住ィィィィィィ!!!!!!」

みほ「うーん…」ぶくぶく

華「あらあら、天然路線を強化したのですが…」

麻子「速攻倒れるとは、似てる事気にしてたんだな…」

華「まあ路線変更はこのくらいにしておきましょう。」

麻子「今日の五十鈴さん、一緒にいると疲れる…」

華「あ、そうそう!最近私もSNSを始めたんですよ!」

麻子「ほう、いいじゃないか。人気獲得になるかもな。ツイッターか?」

華「その名もハブラレッターと言う。」

麻子「なんだその不吉なサイト名は。」

華「結構お友達も増えたんですよ。あ、たくあんさんが更新してる。」


滋賀のイキり沢庵 15min

今日おなじ部活の子から「たくあんちゃんさいふー」と呼ばれました^_^
本当は財布を落として拾ってくれただけだっんだけど、てっきり私のことを財布だと思ってるのかと思いました(^。^)
友達は信頼しなきゃだめですね( ^ω^ )


麻子「おいィ!なんだこれ!なんだこれ!」

麻子「ネガティヴなのかポジティブなのか。」

華「こんなものですよ、さてリプライしないと…」


決意力なき女 さんがリプライしました

そうですよね!
私も先日ハバネロドリンクを一気のみしなければならない事があったのですが誰一人としてお尻の心配をする人はいませんでした、私が大食いだから安心してくれてるんですねきっと^ ^


麻子「おィィィい!!!」

華「どうしました?」

麻子「なんというかその、それは普通にすまなかった。」

華「ふふっいいんですよ。まあ未だに_(:3 」∠)_←この体勢じゃないと寝られませんけどね。」

麻子「ひっ…」

華「見 ま す?」

麻子「いいいいいいい嫌いい」

麻子(五十鈴さんだから大丈夫だと完全に思い込んでたぞ…)

華「あ、青魚さんも更新してる。」


青魚(群馬県産) 3min

今日も生意気な転校生から「お前が近くに来ると私にビルが降ってくるんだ。」と言われました(??・з・?)
さかなちゃん関係ないのにo(`ω´ )o
ムカついたから今日も転校生の応援に行ってやる(??????)

麻子「近づくビルが降ってくるってどういう体質なんだ。」

華「この人はなんか違うんですよね。なんというか自分から人気無くしに行ってるというか。」

麻子「ええ…」

華「あ、自称未来人さんまたBANされてます。一体いつも何を書き込んでるんでしょう?たまに書き込めてても禁則事項としか書いてませんし。」

麻子「…」

華「さて私は何を

麻子「なあ五十鈴さん。あんまり人気とか気にしすぎないほうが良いと思うぞ。」

華「あれ?私、そこまで気にしてませんよ?」

麻子「え?」

華「むしろ楽しんでます。不人気。」

麻子「じゃあなんで…」

華「うーん…例えば、みほさんが今日の私と同じ事をしたらどう思います?」

麻子「それは…変だと思う。もう一位二位を争う人気なのにおかしな話だ。」

華「それなんです。不人気キャラなら不人気キャラにしかできない事。私にしかできない事だってあるんです。」

麻子「あっ…」

華「だから私楽しいんです。例え中々台詞を貰えなくても、みほゆかやさおまこで一人になっても、それは私にしか出来ない役回りなんですから。」

麻子「…」

華「それに。」

麻子「それに?」

華「ねえ麻子さん。知っていますか?人気でもなく、不人気でもなく、完全に皆さんに忘れられた人がどうなるか。」

麻子「…?」








華「居なかった事になってしまうんですよ。完全に、この世界から。」

麻子「!?」ゾクッ

華「暗い暗い闇の中で、誰からも認知されず、たった一人で震えながら、ゆっくりと、ゆーっくりと、消えていくんですって。」

麻子「そ、そうなのか…」ぶるぶる

華「だからこうやって不人気キャラでも認知してもらえるだけ花だとおもうんです。華だけに。」

麻子「…」ぶるぶる

華「あ、あれ?麻子さん?反応してもらわないとスベッた事になってしまうんですが…」

次の日 通学路

麻子「昨日は大変だったな…」

沙織「おはよーどうしたの?」

麻子「ああ、昨日五十鈴さんがな

沙織「だあれ五十鈴さんって??」





麻子「………え?」

沙織「同じ学年には居なかったとおもうけど…」

麻子「冗談はやめろ!!!覚えてないのか!?ずっと一緒に同じチームで闘ってきた仲間だろッ!?」

沙織「し、知らないよ!」

みほ「あ、沙織さんどうしたの?」

麻子「西住さん!沙織が、沙織が五十鈴さんを忘れたって言うんだ!」






みほ「あ、あの、………………どちら様ですか?」

麻子「っ!?」

沙織「あ、あれ、そう言えばあなた誰だっけ?」

優花里「おはよーございます西住殿。そちらの方はどなたですか?」

麻子「う、うわぁぁぁぁ!!!」

タタタタッ

麻子「はぁ、はぁ、はぁ」だっだっだっ

見慣れない子がいるー
新入生かな?
何やってるんだろ?

麻子「どうして、どうして、どうして、」だっだっだっ

フッ


麻子「あぐぅぁ!」ズサー


麻子「な、なんで、何もないのに転んで

サラサラサラサラ…

麻子「あ、あ足が、消えて、手も消えて、」

サラサラサラサラ…

麻子「い、嫌だ!!!消えたく!!!消えたくないっ!!!」

サラサラサラサラ…

麻子「暗いよ!怖いよ!沙織ぃ!!五十鈴さん!助けて!!!」

サラサラサラサラ…

麻子「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ガバッ

麻子「わぁぁぁぁ!!!」

沙織「あ、麻子やっと起きた!今日練習試合だから起こしにきたんだけどずっと起きなかったんだから。」

麻子「ぜえ、ぜえ、ゆ、夢、か、」

沙織「大丈夫?ずっとうなされてたんだよ?」

麻子「な、なあ沙織、五十鈴さんは覚えているよな!?忘れてないよな!?」

沙織「何言ってんのよまこ。忘れるわけないよ!」

麻子「よかった、よかった、ほんとに、ほんとに……」ぽろぽろ

沙織「ちょ、ちょっとまこ!?なんで泣いてるの!?」

麻子「むすっ…」

沙織「もーはなー!ひどいんだから!」

華「すいません。少し驚かせるつもりなだけだったのですが…」

沙織「麻子だけじゃないよ!私も急にお尻触られてびっくりしたんだから!」

優花里「私もこれからは気をつけるので言葉狩りはやめてほしいであr…です!ああ癖になってしまいました…」

みほ「いつパクリって言われるか怖いの。あんまり彼女の名前出さないでね。」

華「すいませんでした皆さん。」

麻子「ゆるさん。」

華「お詫びと言っては何ですが、ケーキバイキングの割引券をもってまして。一枚で5人まで平気なので試合の後行きませんか?」

麻子「ゆるす!」

沙織「もー麻子ったら!」


あはははは!

ーーー
ーー

「気をつけ!礼!」

「よろしくお願いします!」

いくら練習試合といえど、この瞬間だけは緊張する。私は相手校、サンダース大学付属高校を見いやった。

「見てなさい!今日という今日こそギャフンと言わせてやるんだから!」

「…」クチャクチャ

アリサにナオミだったか。相変わらず個性的な面子だ。私の好きなタイプではないが飽きがこない連中だろう。ふと、昨日五十鈴さんが言っていた言葉を思い出す。

『それは私にしか出来ない役回りなんですから…』

そうだ。皆それぞれ役割を、個性を持って生きているんだ。だったら、人気なんて気にしないで自分の道を進めばいいじゃないか。忘れられたら消える?そんなのはありえない。そう思うと、何故だかはわからんが少し勇気の様なものが湧いてきた。特に人気など気にしていたつもりは無いのにな。

ブロロロロ!

考え事をしていた私を、V12の振動が私を試合に引き戻す。

「それではみなさん、パンツァーフォー!」

隊長の掛け声が聞こえる。

「フォー!!」

私はいつもより、少しだけ。少しだけ力強く掛け声に応えた。


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