鷹富士茄子「だーれだ?」 (13)

のんびりとかいていきます

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---事務所---




P「……」カタカタ

P「うーむ、大体こんなもんか」

P「おわっ、もうこんな時間になってる……」

P「そろそろ帰るかな……」

P「あーでも、その前にこれをどうするか決めてから……」


スッ


P「んっ?」


?「ふふっ、だーれだ?」

P「んん~?誰だろうなぁ?」

?「誰でしょうねぇ~♪」

P「うーむ、わかるようでわからないような……」

?「わかりませんか?」

P「いや、この俺の顔に当てられているやわらかい手、それに……」

?「それに?」

P「俺の後頭部に当てられている柔らかなおっぱい、これは間違いなく……」

?「もうー!またそんなことばっかり言って!」

P「いてて……冗談だよ、冗談!怒るなよ、茄子」

茄子「まったくもう……」

P「ていうか茄子、お前まだ残ってたのか?もう今日はなにもないはずだろ?」

茄子「ええ、だからPさんを待ってたんですよ」

P「俺を?」

茄子「そうです、一緒に帰ろうと思って♪でもPさんなかなか帰ろうとしないから様子を見に来たんです」

P「あぁ、そうだったのか」

茄子「まだかかりそうなんですか?」

P「いや、もう帰ろうかと思ってたところだよ、ただこれをどうしようかなって……」

茄子「なんですか?」

P「今度さ、イタリアでの仕事があるの聞いてるだろ?」

茄子「聞いてますよ~、楽しみです~♪お仕事で海外に行けちゃうなんて」

P「こらこら、あくまでも仕事で行くんだからな?」

茄子「わかってます、でも少しくらいなら遊んだりはできますよね?」

P「まあ、少しならな」

茄子「うふふ、ありがとうございます♪」

P「どういたしまして、それでな?今回の仕事だと水着の撮影とかもあるんだけど」

茄子「あっ、もしかして私たちの水着で悩んでる、とかですか?」

P「その通り、さすがは茄子殿」

茄子「えへん♪」

P「うーむ、セクシー系でいくかそれとも清純な感じでいくか、水着の仕事の時は毎回悩むんだよなぁ……」

茄子「あらまぁ なんて贅沢な悩み♪」

P「まあ、そうとも言えるな、ちなみに茄子はどういう水着がいいとか希望あるか?」

茄子「うーん……あんまりないですねぇ」

P「おや、ないのか?」

茄子「Pさんが選んでくれた水着ならきっと素敵なものに違いないですから」

P「そう思うか?」

茄子「はい♡」

P「……ありがとう、茄子」

茄子「どういたしまして、がんばって素敵なのを選んでくださいね♪」

P「おお、任せとけ」

茄子「あっ、でもあんまりエッチなのを選んだりしちゃダメですからね?こう……紐みたいなやつとか……」

P「するかー!」

茄子「ふふっ、冗談です♪それより、はいこれ」

P「おっ、コーヒーか」

茄子「ええ、少し休憩しませんか?根を詰めすぎてもよくありませんし」

P「うん、そうだな、そうさせてもらうよ」

------


P「ふぅ……ところで、茄子はイタリアに行ったことあるんだっけ?」

茄子「いえ、海外に行くのも初めてです」

P「そっか、なら気をつけろよ?一人でふらふらと歩き回ったりしないようにな」

茄子「ふふっ、わかってます♪」

P「あと、知らない人に話しかけられてもついていったりするなよ?なにされるかわからないからな」

茄子「もう~、子供じゃないんですからわかってますっ!」

P「どうかなぁ、茄子は人がいいからホイホイついていきそうだし……」

茄子「いーきーまーせーんー!」ベシベシ…

P「いででででで、叩くなって……」

茄子「もう!Pさんったらっ!」プイッ

P「あれ、怒ったのか?」

茄子「ふーんだ」

P「おいおい機嫌直せよ、ほれほれ」

茄子「ひゃうっ……」

P「うりうり」

茄子「も、もう……私は猫じゃないんですから、そんな風に喉を撫でたってダメです!」

P「あららら、じゃあどうしたら……」

茄子「知りませーん」プイッ

P「ったくもう……」


ギュッ

茄子「んっ……」

P「悪かった、機嫌直せよ茄子」

茄子「むぅぅ……」ギュッ

P「子供扱いしたのは謝るよ、でも心配なのは本当だ、茄子にとっちゃ初めての海外だからな」

茄子「それは……そうですけど……」

P「特にほら、イタリアの人たちって情熱的ですぐ口説いてくるって言うだろ?茄子は人がいいから強引に迫られたら断れないんじゃないかと思って……」

茄子「……ふふっ」

P「なんだよ?」

茄子「……心配なんですか?私が他の男の人についてっちゃうんじゃないかって」

P「そりゃ当たり前だろ、もし茄子に万が一のことがあったら今回の企画が……」

茄子「企画が?」

P「…………」


ギュウウウウウウ


P「茄子に万が一のことがあったらと思うと心配なんだ、もしもお前がなにかあったらこうやって抱きしめることもできなくなるからな」

茄子「ええ、、そうですね♪」

P「それに、茄子がイタリア人の男にナンパされたりするのも困る」

茄子「困りますか?」

P「当たり前だ、向こうの人は手が早いらしいからな、茄子みたいな美人がいたらすぐに近寄ってきて肩に手を回したりするに決まってるよ」

茄子「ふふっ、それは困りますね♪」

P「だろ?だから心配なんだ」

茄子「うふふ、ありがとうございますPさん♪」

------


P「鷹富士茄子さん、貴女はイタリアにはなにをしに行くのかな?」

茄子「お仕事です♪」

P「一番優先すべきことは?」

茄子「もちろんお仕事」

P「遊ぶことを考えるのは?」

茄子「お仕事が終わってから♪」

P「イタリアの町を歩くときは?」

茄子「ひとりで勝手にどこかへ行かない♪」

P「よーしよしよし、それでいいぞー、よくできました」ナデナデ

茄子「もう……子供じゃないって言ってるのに!」

P「まあまあ、いいじゃないか」

茄子「むぅぅ……子供扱いはイヤですよぉ」

P「おや、そうか?」

茄子「そうです、ちゃんと大人の扱いをしてほしいです」

P「たとえば?」


チュッ


茄子「こんなのです♪」

P「んむっ……茄子、ここは事務所だぞ」

茄子「あら、私を抱きしめながら言っても全然説得力ないと思うんですけど?」

P「うっ……それを言われるとその通りなんだが……」

茄子「ふふっ、大丈夫ですよ♪もうこんな時間ですし誰も来ませんから」

P「だといいんだけど……」

茄子「きっと大丈夫です、というわけで……んっ♡」

P「なんだよ?」

茄子「Pさんからもしてください、ほーら♪」

P「はぁ……」


チュッ


茄子「んっ……♡」

P「……ほら、これでいいだろ?」

茄子「ダメ……もっと……♡」

P「んっ……こら、茄子……」

茄子「最近忙しくてあんまり一緒にいられなかったんですから……」

P「でも……」

茄子「だからほら……ねっ?」

P「んんっ……」

茄子「Pさん……」

P「ったくもう……」

茄子「んむぅ……♡」



P「……はい、もう終わりだ」

P「んむっ……茄子、ここは事務所だぞ」

茄子「あら、私を抱きしめながら言っても全然説得力ないと思うんですけど?」

P「うっ……それを言われるとその通りなんだが……」

茄子「ふふっ、大丈夫ですよ♪もうこんな時間ですし誰も来ませんから」

P「だといいんだけど……」

茄子「きっと大丈夫です、というわけで……んっ♡」

P「なんだよ?」

茄子「Pさんからもしてください、ほーら♪」

P「はぁ……」


チュッ


茄子「んっ……♡」

P「……ほら、これでいいだろ?」

茄子「ダメ……もっと……♡」

P「んっ……こら、茄子……」

茄子「最近忙しくてあんまり一緒にいられなかったんですから……」

P「でも……」

茄子「だからほら……ねっ?」

P「んんっ……」

茄子「Pさん……」

P「ったくもう……」

茄子「んむぅ……♡」



P「……はい、もう終わりだ」

おっと二重投稿しちゃった
>>10はなし

茄子「もうですかぁ?」

P「そう、もうおしまい」

茄子「でも……」

P「でももストもない、ほら離れろ、俺はまだ仕事しないといけないんだから」

茄子「むぅぅ……いぢわる」

P「いぢわるじゃない、さあそろそろ帰りなさい」

茄子「もう……Pさんは私とキスするのがイヤなんですか?」

P「イヤなわけはないよ、ただ……」

茄子「ただ?」

P「……その、これ以上すると歯止めがきかなくなると思う、多分」

茄子「……ここで最後までシちゃうってことですか?」

P「ああ……」

茄子「……私は別にそれでも」

P「さすがにそれはダメだ」ベシッ

茄子「あいたっ」

P「ほら、帰った帰った」

茄子「はーい」

P「タクシー呼ぶか?」

茄子「いえいえ、一人で大丈夫ですよ♪」

P「そっか、じゃあ気を付けてかえ……」


チュッ


茄子「ふふっ、Pさんもあんまり無理しちゃダメですよ?じゃあお疲れ様です♪」


バタン


P「あいつめ……」

ピロリン♪

P「んっ?茄子からのラインが……」


茄子
頑張り屋なのはいいですけどキリのいいところで終わらせるようにしてくださいね?


P
わかってるって


茄子
本当ですか~?


P
茄子こそイタリアに行けるからって浮かれすぎて仕事のことを忘れないようにな


茄子
心配しすぎです!忘れたりしませんってば!


P「ふふっ」

P「さて、仕事仕事っと……」

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