大吾「俺www茂野大吾www」 (55)

大吾「監督www俺ピッチャーやりたいwww」

田代「大吾、お前の肩じゃピッチャーは無理だ。」

大吾「大丈夫ですwww成長期なんでwww」

田代「この前テストした時、正直試合に出られるレベルじゃなかったぞ。」

大吾「俺の可能性をwww信じてくださいwww」

田代「・・・・・・分かった、また今度テストしよう・・・。」

大吾「あざっすwwwwww」

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卜部「監督、茂野のやつまたですか?」

田代「ああ、どうもピッチャーへのこだわりが強くてな。」

卜部「そりゃあ、父親がメジャーリーガーだから憧れるでしょうけど、あいつの実力は・・・。」

田代「肩が弱いし、バッティングもイマイチ、守備は普通、平凡な能力だ。」

卜部「・・・実力が伴わなくても試合に出たい気持ちは俺にも分かります。」

田代「・・・・・・。」

卜部「でもあいつの場合、実力よりも性格の方が・・・。」

田代「卜部!」

卜部「事実でしょう!あいつのことを嫌いじゃない奴なんて、このチームにいますか?」

田代「それは・・・。」

卜部「実力皆無、性格クズ、親の七光りでチームでいると思われてもおかしくないですよ!」

田代「・・・・・・仕方ないんだ。」

卜部「は?」

田代「なあ卜部、ドルフィンズの運営費用は誰が出している?」

卜部「そんなの、チーム全員が出し合ってるに決まっているでしょう。」

田代「そうだ、表向きはな。だが合宿でいいホテルに泊まれたのは何故だ?」

卜部「!?」

田代「質のいい野球道具を持っているのは何故だ?」

卜部「それは監督の友人の厚意で・・・まさか!?」

田代「そうだ、大吾の父である茂野吾郎が、お金を出してくれているんだ。」

卜部「そんな!?」

田代「今や茂野五郎はドルフィンの大スポンサーなんだよ。スポンサーの息子をクビにはできない。」

卜部「監督、見損ないましたよ。」

田代「大人ってのはな、綺麗ごとだけじゃやってけないんだ。」

卜部「ぐっ、くそっ!」

田代「お、おい、卜部!」

アンディ「ドルフィンズをやめる!?」

卜部「ああ、あんな腐ったチームで野球を続けてたら、俺たちまで腐っちまう。」

アンディ「何があったんだ?」

卜部「実は・・・・・・ということらしいんだ。」

アンディ「なるほどな、だからあのゴミがまだチームにいられるのか。」

卜部「あいつがいたら、まともに試合ができねえ!」

アンディ「・・・一理あるな。」

卜部「アンディ、別のチームに行こう!」

大吾「wwwwww」

卜部「!?」

大吾「よおwww卜部www」

卜部「茂野・・・聞いてたのか・・・。」

大吾「どうもwwwクズですwww」

アンディ「何か用か。」

大吾「いやねwwwガキみたいなこと言ってるなとwww思ってなwww」

卜部「何だと!」

大吾「腐ったチームwwwそれがどうしたwww使えるものは何でも使えよwww」

卜部「お前、ふざけるなよ!」

アンディ「落ち着け卜部!」

大吾「ホントwww落ち着けよwww」

卜部「本当に腹の立つ奴だ・・・。」

大吾「大体さwww今更他のチームに行ってwwwスタメンに出られると思ってるのwww」

卜部「うっ!」

大吾「無理だよねwww昔からいる奴の反感買うだけだわwww」

卜部「だったら、ドルフィンズのメンバー全員でやめて、またチームを作り直せば・・・。」

大吾「お前にそんな人望ねえからwww」

卜部(こいつに言われるとマジでキレそうだ・・・。)

アンディ「茂野、お前はなんでドルフィンズにいるんだ?」

大吾「えwww」

アンディ「父親と姉が優秀なのに、自分だけ実力が無いと分かれば、やめたくなるだろ。」

大吾「なったwww確かにwww」

アンディ「だったら何で・・・。」

大吾「目的があるからなwww」

アンディ「目的?」

卜部「どうせ大したことじゃあ・・・。」

大吾「東斗ボーイズと戦うことだよwww」

卜部「!?」

アンディ「何だと・・・。」

大吾「どうしたwww」

アンディ「俺たちと同じだ・・・。」

卜部「だったらよ、真面目に練習しろよ!いつもへらへらしやがって!」

大吾「俺がへらへらwwwどこがwww」

卜部「今まさにやってんだろうが!」

大吾「落ち着けwww何だよホントwww」

アンディ「分かった、お前にも目的があるなら、チームにいるのも何も言わない。」

卜部「おいアンディ!」

アンディ「だが練習は必至でやれ!東斗ボーイズは適当な練習で勝てるほど甘くねーよ!」

大吾「イエッサーwww任せろwww」

大吾「じゃあ俺wwwそろそろ帰るわwww」

アンディ「ああ。」

卜部「しかしあいつも東斗ボーイズと・・・。」

アンディ「意外だったな。」



アレwwwオレナンデココニキタンダッケwww



アンディ「あのクソ野郎、もしかしたら化けるかもな。」

卜部「まさか。」



ソウダwwwウンコシニキタンダッタwww



アンディ「頑張ろうぜ。」

卜部「おう!」



イイヤwwwモラシテカエロwww

大吾「ただいまwww」

薫「おかえり。やだ、くさっ!」

大吾「ちょっとwww子供に対して臭いとかwwwひどいwww」

いずみ「あんた、また漏らしてきたの?」

大吾「おうwwwまあなwww」

いずみ「はあ・・・。」

薫「ほら、早く着替えてきなさい。」

大吾「へいへいwww」

いずみ「はやくしなさいよ、佐藤さん待たせちゃ悪いよ。」

大吾「大丈夫wwwまだ余裕あるwww」

バッティングセンター

寿也「やあ大吾君。」

大吾「どうもwwwよろしくおねがいしますwww」

寿也「じゃあ今日もバッティングの練習しようか。」

大吾「はいwww」

寿也「じゃあ、まずはこの速度で始めよう。」

大吾「分かりましたwww」

大吾(あの子www来てるかなwww)

寿也「ん?」

大吾(いたwwwwww)



ミチル「・・・・・・。」



大吾(ミチルちゃんwwwカワイイwww)

寿也「大吾君、何をよそ見してるんだい?」

大吾「すいませんwww」

ミチル「ん?」

大吾(やべえwwwこっち見たwww)

大吾(こうしてバッティングセンターで顔見知りになってwww試合で会ったときにwww)



ミチル「あれ・・・あなたは・・・。」

大吾「あれwwwバッティングセンターでよく見かけるwww」

ミチル「ドルフィンズのメンバーだったんですね。」

大吾「はいwwwミチルさんが東斗ボーイズにいたとはwwwしかもエースwww」

ミチル「いえ、私なんて大したことないです。」

大吾「いやwww君は素晴らしい人ですよwww野球選手としてもwww女性としてもwww」

ミチル「えっ///」

大吾「よかったらwww生涯茂野大吾とwwwバッテリーを組んでくださいwww」

ミチル「そっ、そんな・・・私なんかでよければ・・・///」



大吾(というロマンスがwww)

ミチル(あいつ・・・気持ち悪い・・・。)

寿也「ほら、集中して。」

大吾「はいwww」

ミチル「あの・・・。」

寿也「はい。」

大吾(うわwww話しかけてきたwww)

ミチル「静かにしてもらえますか、気が散るので。」

寿也「ああ、すいません。」

ミチル「いえ、貴方ではなくて・・・。」

大吾「どうもwww初めましてwww」

ミチル「!?」

大吾「俺www茂野大吾www」

ミチル(何こいつ!?きもっ!?)

大吾「貴方のお名前はwww」

ミチル「なっ、何であんたに個人情報を教えなきゃならないのよ。」

大吾「確かにwwwなんと聡明なwww」

ミチル「・・・とりあえず、騒ぐのはやめてください。」

大吾「ちょっと待ってwww」

ミチル「・・・何ですか?」

大吾「俺今wwwドルフィンズで野球やってるんだwww」

ミチル「ふーん。」

大吾「もしかしたら試合で会うかもねwww」

ミチル「・・・そうかもしれませんね。」

ミチル「もう私は帰ります・・・。」

大吾「お気をつけてwww」

寿也「・・・大吾君・・・。」

大吾「佐藤さんwww今の子www俺のこと記憶に残りますかねwww」

寿也「ああ・・・そうだね。」

大吾「やったwww」

寿也(そりゃあ記憶に残るよ・・・。)

大吾「早く練習してwww一流の野球選手になりたいんですwww」

寿也(こいつ・・・。)

大吾「ただいまwww」

薫「お帰りー。晩御飯できてるわよ。」

大吾「腹ペコペコwww」

いずみ「私お風呂入るー。」

大吾「じゃあ姉ちゃん出たら俺入るわwww」

プルルルルルル

???「もしもしwww」

大吾「もしもしwww俺だwww」

???「おうwwwどうしたwww」

大吾「今から姉ちゃんがwww風呂入るwww」

???「まじかwww準備はwww」

大吾「問題ないwww」

???「さすがwww」

大吾「回収したらすぐに送るわwww」

???「頼むwww」

大吾「そっちも頼むぜwww」

???「任せろ兄弟www」

いずみ「大吾、風呂空いたよ。」

大吾「サンキューwww」

いずみ「別にお礼言われることじゃないけど・・・。」

大吾「wwwwww」

大吾「wwwwww」

ゴソゴソ

大吾「wwwwww」

いずみ「大吾!」

大吾「wwwどうしたのwww姉ちゃんwww」

いずみ「あんたの挙動がおかしいのよ、何か隠してるでしょ!」

大吾「そりゃあ俺www今裸ですからwww隠しますわwww」

いずみ「何か隠してるものあるなら出しなさい!」

大吾「じゃあ調べろよwww服でも何でもwww」

いずみ「分かったわ!」

いずみ「・・・・・・。」

大吾「何かあるかwww」

いずみ「・・・いいえ。」

大吾「人を疑うのもたいがいにしろよwww」

いずみ「ごめんなさい・・・。」

大吾「謝罪の言葉が足りないんじゃないですかwww」

いずみ「何を言えばいいのよ。」

大吾「恥じらいながらwww私は豚ですってwww言えよwww」

いずみ「はあっ!調子に乗るな!」

大吾「痛えwww」

大吾(ふうwww危ない危ないwww)

大吾(この小型カメラが見つかったらやばかったなwww)

大吾(とっさに肛門にしまっておいて正解だったぜwww)

大吾(さてとwwwこれを早く送信しないとwww)

プルルルルルル

???「もしもしwww」

大吾「俺だwww例の映像送ったぞwww」

???「ナイスwww」

大吾「そっちはwwwどうだwww」

???「バッチリwww確認したらガッツリ見えてたwww」

大吾「おいwww見るなwww俺のだぞwww」

???「ゴメンwww」

大吾「ってゆうか俺らwwwマジ変態www」

???「好きな子の入浴シーン見たらwww将来結婚できるからwww」

大吾「出たwwwのび太の公理www」

???「wwwwww」

大吾「それじゃあwww試合で会おうぜwww」

???「おうwwwまたなwww」

大吾「wwwふぅwww」

いずみ「はあ、面白かった。」

大吾「M-1グランプリwwwどうだったwww」

いずみ「うん、スーパーマラドーナが優勝したよ。」

大吾「誰www知らないwww」

いずみ「そういえば、あんた何してたの。」

大吾「やめろwww」

いずみ「え?あっ・・・。」

大吾「wwwwww」

いずみ「あんた・・・最低!」

大吾「男のナニが分かるんだwww」

翌日、学校

女子「聞いた?隣のクラスに転校生が来たんだって!」

佐倉「そうなんだ!」

大吾「何々www転校生www」

佐倉「うわっ、茂野君・・・。」

大吾「おーいwww俺も混ぜてよwww」

女子「いこ・・・。」

佐倉「うん・・・。」

大吾「wwwwww」

光「ねえ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど。」

佐倉「えっ、何?」

光「このクラスに、茂野大吾って人がいるよね、どの人?」

佐倉「ああ、あそこにいるよ。」

光「・・・えっと、あの気持ち悪く笑っている奴?」

佐倉「うん・・・。」

光「・・・・・・。」

佐倉「・・・大丈夫?」

光「・・・うん。」

光「やあ、君が大吾君だね。」

大吾「おうwwwお前誰www」

光「僕は佐藤光、転校生だよ。」

大吾「転校生が俺にwww何の用だwww」

光「いやあ、野球に興味があってね、どこかチームを紹介していくれないかな。」

大吾「おおwwwいいぜwwwうちのチームに入れよwww」

光「おっ、いいの!?」

大吾「大歓迎www」

田代「・・・というわけで、新しく入った佐藤だ。」

光「よろしくお願いします!」

卜部「新戦力か。」

アンディ「もし実力があるなら、東斗ボーイズと戦える可能性も上がるな。」

卜部「ああ。」

田代「大吾、ピッチャーのテストだが・・・。」

大吾「ああwww俺やっぱりいいですwww」

田代「はあ!?」

大吾「それより光の球見てやってくださいwww」

田代「あっ、ああ。」

田代「これは・・・。」

光「どうですか?」

田代「これはすごい・・・磨けばどんどん伸びるぞ。」

光「やった!」

大吾「これで東斗ボーイズにも勝てるなwww」

卜部「・・・ああ。」

大吾(そしてミチルちゃんとwwwぶふぉwww)

卜部「?」

三国志とポケモンのやつ書いてた人かな

田代「そうだ、今度の試合の組み合わせが決まったぞ。」

卜部「おっ、どれどれ?」

大吾(ミチルちゃんwww)

卜部「おい、マジかよ・・・。」

大吾(ミチルちゃんwww)

アンディ「まさか初戦で当たるとはな・・・。」

田代「1回戦の相手は、東斗ボーイズだ!」

大吾(ミチルちゃんwww)

>>33
その人とは別人です

プルルルルル

大吾「もしもしwww」

???「ようwwwまさか初戦で会えるとは思わなかったわwww」

大吾「俺もwww」

???「いずみさん連れてきてくれよwww」

大吾「もちwwwお前も忘れるなよwww」

???「当然wwwてか忘れようがねえしwww」

大吾「確かにwww」

???「wwwwww」

大吾「wwwじゃあ良い試合にしようぜwwwワタルwww」

ワタル「そうだなwww大吾www」

試合当日

大吾「wwwwww」

ミチル「あいつ・・・本当にドルフィンズのメンバーだったんだ・・・。」

ワタル「ミチル、知ってるのか?」

ミチル「うん、前にバッティングセンターで見かけた変な奴、あいつだよ。」

ワタル(マジかよ大吾・・・あれ普段からやってんのか。)

大吾(まだだwwwまだ耐えろwww試合が終わってからだwww)

試合終了後

卜部「・・・負けた。」

アンディ「・・・・・・。」

ミチル「よし、とりあえず1勝だね。」

ワタル「そうだな。」

大吾「あのwww」

ミチル「ひぃっ!?」

大吾「確かバッティングセンターでwww会いましたよねwww」

ミチル「そっ、そうですね。」

大吾「まさか東斗ボーイズのエースだとはwww素晴らしいwww」

ミチル「ああ、どうも。」

大吾「本当に素晴らしいwww野球選手としてもwww女性としてもwww」

ミチル「えっ?」

大吾「あなたのようなwww可憐な美少女は見たことが無いwww」

ミチル(褒められてんのか馬鹿にされてるのか分からない・・・。)

大吾「もしよければwww生涯茂野大吾とwwwバッテリーを組んでくださいwww」

ミチル「!?」

ワタル「はっ!?」

ミチル「えっと・・・それは・・・。」

ワタル(まずい!このままだと俺といずみさんの明るい未来が台無しになる!)

大吾「wwwwww」

ワタル「そっ、そういえば茂野って、もしかして茂野吾郎の息子なのか?」

大吾「えwwwそうだけどwww」

ミチル「嘘、本当に!?」

ワタル「俺の父さんとは知り合いなんだよな?」

大吾「確かwwwそうだwww」

ワタル「今度、親も一緒で食事しないか?」

ミチル「えっ、それってつまり、茂野選手と会えるってこと?」

ワタル「そうだ!」

大吾「名案wwwさすがwww」

ミチル「さすが?」

ワタル「あっ、いや・・・。」

大吾「さすが司令塔www頭いいわwww」

ミチル「そっ、そうだね、頭いいわ!」

ワタル「ははは・・・。」

大吾「じゃあ早速wwwおとさんに連絡とるわwww」

ワタル「頼んだ。」

ワタル「ミチル・・・今の奴・・・どう思った。」

ミチル「ふふふ・・・茂野選手と・・・ふふふ。」

ワタル「おいミチル。」

ミチル「何?」

ワタル「いや、あいつのこと、どう思う?」

ミチル「うん・・・今日の試合見てたら必死なのは伝わってきたかな。」

ワタル(いいところ見せようと必死だからな。)

ミチル「あと、どんな時でも底なしに明るいね。」

ワタル(チームメイトをケガさせて笑ってた時は狂気を感じたけどな。)

ミチル「それにあの言葉・・・。」

ワタル「言葉?」

ミチル「生涯バッテリーを組んでくれって・・・。」

ワタル(ああ、あれは引いたな。)

ミチル「総合的に・・・好きな方かな。」

ワタル「」

ミチル「どうしたの?」

ワタル(やべえ、こいつド変態だ。俺や大吾よりも間違いなく上だわ。)

ワタル(あんな奴を好きとか・・・。)

ミチル「食事、いつになるかな。」

食事会の日

吾郎「美味い!さすがだぜ薫!」

薫「それほどでも!」

眉村「本当に美味しいな。」

ミチル「何?浮気とか考えてるの?」

眉村「いや、俺は!」

ミチル「冗談よ。」

いずみ「ふふふ、ミチルちゃんのパパ面白いわね!」

眉村「面白い・・・?」

吾郎「おお、そうだ!こいつが高校生の頃の話を聞かせてやろうか!」

ミチル「あっ、聞きたい聞きたい!」

眉村「やめろ馬鹿!」

静香「ねえ、そういえばワタルはどこに行ったの?」

薫「あら、大吾もいないわね。」

いずみ「・・・・・・。」

ミチル「・・・・・・。」

ワタル「おい、早く渡せよ。」

大吾「待てよwwwほらこれだwww」

ワタル「おおお!これがいずみさんの!!!」

大吾「お前もwww出せよwww」

ワタル「焦るな・・・ほれ。」

大吾「おっふwww最高www」

ワタル「これからもよろしく頼むぜ、兄弟。」

大吾「ああwww将来の義兄弟www」

ワタル「wwwwww」

いずみ「なるほどね。」

ミチル「あんたらグルだったんだ。」

ワタル「ミチル!?」

大吾「姉ちゃんwww」

いずみ「あんたが隠したもの、見せな!」

大吾「ひぃっwwwwww」

ミチル「あんたもだよ!」

ワタル「待ってくれ!ミチル!」

ミチル「うるさい!」

ワタル「どうして・・・今日は茂野選手と会えるから、俺たちのことなんか気にしないはず。」

ミチル「この前の試合の直前にいずみさんと話してね、怪しいから罠を仕掛けたのよ。」

いずみ「そしたら案の定、何かをしでかしたってわけよ。」

大吾「じゃあwww俺のこと好きかもってwww」

ミチル「罠にはめるための嘘に決まってるでしょ!」

大吾「マジかよwww悪魔www」

大吾「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ワタル「大吾!?」

いずみ「この前お風呂でこそこそしてたのも、関係しているんでしょ!」

ミチル「やっぱり、あんた盗撮してたのね!?」

ワタル「違う!俺は!」

ミチル「ふんっ!このPCを見れば全部分かるんだよ!」

ワタル(まずい!大吾のPCにはミチルのエロ画像が山ほど!)

大吾「おいおい、いい加減にしてくれよ。」

ワタル「・・・え?」

ミチル「何その喋り方・・・。」

大吾「何か変かよ。」

ミチル「いや、今までが変だっただけなんだけど・・・。」

大吾「そんなに人のプライベートを暴くのが楽しいか?」

いずみ「はあ?あんたが何か企んでるからでしょうが!」

大吾「証拠は?」

いずみ「それは無いけど・・・。」

大吾「証拠が無いのに、疑うの?」

ミチル「そのPCを見せてもらえれば、すべて分かるわ。」

大吾「何言ってるの?そんなのダメに決まってるじゃん。証拠が揃ってからにしてよ?」

ミチル「・・・・・・。」

ワタル「そっ、そうだ、証拠を出せ!」

いずみ「・・・・・・証拠があればいいのね?」

ワタル「へ?」

ミチル「ワタル、貴方のPCにはウイルスが感染していたみたいでね、この写真が私のPCに送られてきたわ。」

ワタル「これは・・・いずみさんのヌード写真!」

ミチル「これでもまだ白を切る?」

ワタル「・・・・・・。」

いずみ「私の裸の写真を、眉村家の人間が撮れるわけがない。となると・・・。」

大吾「・・・・・・。」

いずみ「あんたが撮った可能性が高いのよね、大吾?」

ワタル「・・・ごめんなさい・・・。」

ミチル「やったのね?」

ワタル「はい・・・。ミチルの入浴写真を撮り、大吾に送りました。」

大吾「・・・・・・。」

いずみ「じゃあ大吾、証拠はあるから、PC見せな。」

大吾「・・・はい。」

ミチル「・・・確認したわ。じゃあこれ全部削除して。」

大吾「・・・はい。」

ワタル「うう・・・まさか俺のPCにウイルスが・・・。」

ミチル「ああ、あれ嘘よ。」

ワタル「!?」

大吾「!?」

ミチル「証拠の捏造よ。正直には話さないと思って用意してたの。」

ワタル「そんな・・・それじゃあ・・・。」

ミチル「愚かね。」

ワタル「いずみさんの裸は、ネットには流出してないってことか!」

いずみ「え、ええ。」

ワタル「良かった・・・良かった・・・。」

大吾「・・・良くねえよ。」

その後、大吾とワタルはこれまでの悪事をすべて両親に告発された。

こっぴどく叱られた、なんてレベルでは無かった。

罰として二人とも、PC・ゲーム・その他コンピュータの類は全て没収されてしまった。

二人が今どうなっているかと言うと・・・

大吾「合言葉を言え、ミチル。」

ワタル「いずみ。」

大吾「どうだ調子は。」

ワタル「ああ、とりあえずあれから何もしてないからな、表面上は。」

大吾「水面下での動きは、感づかれていないか?」

ワタル「問題ない。」

大吾「あいつら、俺たちが諦めたと思ってやがる。」

ワタル「甘いな。」

大吾「失うものが無くなった人間は強い。それを思い知らせてやる。」

ワタル「そうだなwwwwww」

大吾「wwwwww」



おわり

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