楓「え、このメンバーで飲み比べ対決…ですか?」志乃「ふふ、負けないわよ…!」 (106)



ある日の346プロ…


浜口あやめ「今回のドリーム対決は何対決にしますかっ? ここは忍者対決などいかがでしょうっ!?」ニンニンッ

古賀小春「ヒョウくんぺろぺろ我慢対決はどうですか~? 笑ったら負けです~♪」ポヤヤン

衛藤美紗希「いや、もうちょっと女子力を磨ける対決にしましょ♪」キラッ


 ワイワイキャッキャッ♪  アーデモナイコーデモナイ…


あやめ「むむ… 種目決めの段階で、早くも対決の予感ですね…!」

篠原礼「…ねえ、ちょっとみんな… 関係ない話なんだけど、聞いてくれる?」ヌッ

あやめ「礼さん?」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1532770258



・デレマス年長組が集まって居酒屋「しんでれら」でわやわやするだけのスレやで~

・瑞樹「ミスコン決勝戦は…!」相葉夕美「シンデレラ・ライブバトルですっ!」 の一応番外編
 瑞樹「ミスコン決勝戦は…!」相葉夕美「シンデレラ・ライブバトルですっ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526215996/)

・一部、漫画「アイドルマスターAfter20」を参考にしてます。

・後半、21時頃から、コンマでガチ飲み比べ対決する予定。


相談中のアイドルたちの間に顔を出したのは、ナイスバディのなぞなぞおねーサマ篠原礼…!


礼「対決で思い出したの… この前、みんなでお酒飲みに行った時のことなんだけど…」

美紗希「あ、こないだのライブバトルイベントの打ち上げですよね? 結局、どんなメンツで飲みに行ったんですかぁ?」

礼「えーっとね、私とグランプリの楓さんと瑞樹さんと美優ちゃんと…」

礼「早苗さんと亜紀ちゃん、レナさん… 飲み会の匂いを嗅ぎつけた志乃さんと礼子さんもいたわね。 なぜか菜々ちゃんまで来てて…」

礼「それで途中でね、“結局誰が一番お酒強いの?”って話になって、いい大人の、仮にもアイドルが本気で飲み比べ対決始めちゃったの」

あやめ「はー…」

礼「では、ここでなぞなぞでーす… その結末… どうなったでしょーぅかっ!」

美紗希「す…凄い対決してたんですね…」

あやめ「それ、なんだか答えを聞くのが怖いですね」

小春「はーい、小春は志乃さんだと思いますぅ~♪」

美紗希「志乃さんって仕事中でも平気で飲んでるもんね… なのに酔ったとこ見たことない…」

あやめ「だ、誰が勝ったんですか?」

礼「ふふっ、結局、最後までツブれずに“一番お酒の強いアイドル”の称号を得たのは・・・」






一週間前…

瑞樹たちの行きつけの店“居酒屋しんでれら”のお座敷…

ミスコンイベント“シンデレラ・ライブバトル”を終えた年長組の面々が集まって、お疲れ様会を開こうとしていた……


 ザワザワガヤガヤガヤ…


川島瑞樹「はぁーいみんなぁ! ビールグラス行き渡ったわね?」


 オッケー!  イエース!!


瑞樹「では! 我らがアイドル大人組の星! 楓ちゃんのミスコン優勝を祝って・・・かんぱぁーいっ!!」


 カンパァ―――イッ!!!!  カエデサンオメデトォーッ!!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ……


瑞樹「じゃ、今日は無礼講! 後は料理も飲み物も各自自分の欲しいモノを選んで注文してね♪ イベントの打ち上げということで、美城常務から多大なるご芳志を頂いちゃってるから、会計は気にしなくていいからね!」


片桐早苗「・・・・・」ゴキュゴキュゴキュ…

早苗「ぷぅっはぁ―――っ!! くぅ~キクわぁ~! やっぱりみんなで飲むと一味違うわね!」プハァ!

高橋礼子「早苗ちゃん相変わらずイイ飲みっぷりね… でも、初っ端からあんまりトバすと早く潰れちゃうわよ?」グビッ


三船美優「楓さん本当におめでとうございます。どうぞ、私注ぎますね」トクトク

高垣楓「ありがとう美優さん。 ふふ…、今日は私もビールを浴びーるほど飲んじゃおうかしら♪」


大和亜季「会計を気にせずに飲み放題食べ放題とはありがたいですね! どれどれ…色々ありますな。 うん…? ぼうぼうけい? レナ殿、なんでしょうこれは」

兵藤レナ「何言ってんのよ亜季ちゃん、バンバンジーよそれ…」


礼「ん~おいしい! ふぅ…純情な菜々ちゃんにここでなぞなぞ~♪ “男の人が、ナメられると思わず立っちゃうモノ”っていったら、なーんだ?w」

安部菜々「ふぇっ?! い、いや、ナナは未成年ですから…/// そ、そんなハレンチなクイズに答えるワケには…///」=3

柊志乃「それ、答えは“腹”ね。 ナナちゃん赤くなっちゃって…もう酔ってるの?」

菜々「い、いえ、ナナが飲んでるのはウーロンh…じゃない、ウーロン茶ですから! 酔ったりしませんからっ!」


 ワイワイガヤガヤ、キャッキャッキャ…♪


瑞樹「ここでこんなに多人数で飲むのは初めてね… ふふっ、これも楓ちゃんが優勝してくれたおかげだわ♪」

?「お待たせしましたぁ~、お料理お持ちしました♪」

瑞樹「あらありがとう・・・ って、あなたは!?」


間中美里「たこわさにジャーマンポテト、とりからとカルパッチョ… 枝豆になすの浅漬け、レバー串に鳥モツ煮、それとサービスでうまい棒の盛り合わせですぅ~」サッサッ

志乃「あ、美里ちゃん、鳥モツ煮こっちこっち」ヒラヒラ

美里「はぁい♪」

礼子「うまい棒…ナイスセレクト。 駄菓子ってわりといいアテになるのよね…」サクサク

瑞樹「ちょと待ってよ、あなた美里ちゃんじゃないの! 何してるのこんな所で?」

美里「? 見ての通り配膳ですよぉ~?」

瑞樹「いや、だからなんでアイドルのあなたがこんな所で働いてるのよ…?」

美里「えっと、私ぃ、もっと旅行資金が欲しくってぇ~… アイドルのお仕事だけじゃそんなに稼げないので…」

美里「将来飲食関連の仕事にも就きたいと思ってるので、アルバイト始めたんですぅ」ニコニコ


瑞樹「はー… ツッコミ所満載だけど、まあいいわ…」

美優「美里ちゃんって、ミスコンの一回戦にエントリーしてましたよね。 確か急用が出来たとかで参加出来なかったみたいですけど…」

亜季「それで、急遽代役で出場したフレデリカ殿が、決勝戦まで進む大活躍を見せたのでしたな」モグモグ

レナ「そうだったわね。 美里ちゃんも、もし出場したら決勝まで行ってたかもしれないわよねー? 残念」

美里「いーえぇ、ミスコンなんて、私はガラじゃないですよぉ~」アハハ

瑞樹「そんなことないわよ。 私、美里ちゃんのアヒル口で“萌え萌えきゅんきゅん”やってくれるとこ見たかったわ」






10分後…
 
        シュ
楓「… はぁ… 酒あわせ…」ホウ…

瑞樹「あら、楓ちゃんもう日本酒に切り替えたの?」

楓「はい。 地元のお酒を見つけて… 見て下さい、和歌山の高垣酒造の純米吟醸『喜楽里(きらり)』です」 

瑞樹「高垣酒造? 何それ、楓ちゃんの親戚?」

楓「いえ、和歌山では高垣という苗字は珍しくないので…“高垣○○”っていうのはけっこうあるんです。 瑞樹さんも一献どうぞ♪」スッ

瑞樹「あ、ありがとう…」

瑞樹「… なるほど… コクのあるトロリとした甘さに… 骨太な力強い旨味…! これはミズキンもはぴはぴな気分になっちゃうわね!☆」

楓「ふふっ、名前がきらりなだけに、ですね♪」


美優「あ、川島さん、私お注ぎしますね…」

瑞樹「ちょっと美優ちゃん、あなたさっきから他の人の注いでばっかりじゃない」

美優「あ…そうですか? OLの時のクセが抜けなくって…」タハハ…

瑞樹「私も楓ちゃんも上司でもなんでもないんだから、無礼講なんだし手酌でいいわよ」

美優「でも、今回のイベント、楓さんはグランプリですし川島さんは総合司会で一番頑張ってましたから…」

瑞樹「美優ちゃんだって選手で参加してたじゃない。 “アラサー組”からは美優ちゃんと楓ちゃんの二人しか本選に行けなかったんだから、あなたも私たちの星よ?」

美優「いえ、私なんて全然…/// 一回戦負けでしたし///」


瑞樹「あー… 美優ちゃんのグループは、雑学クイズ対決だったわね、確か」

美優「はい。 文香さんと泉ちゃんがもう強くて強くて…! 私があの組で一番おねえさんだったから、もう少し頑張りたかったんですけど、全然かないませんでした」

瑞樹「まああの二人はね… 346の全アイドルの中でも知識量とIQの高さではベスト5には入るだろうから…」

美優「楓さんも、決勝戦のステージは本当に圧巻でした。 歌が始まると雰囲気が一変して…!」

美優「これが“本当のアイドルの仕事モード”なんだなって… プロのアイドルって凄い!って、改めて思いました」

楓「ふふ…♪ いつもは私、もっとマイペースなんですけど… 今日のライブはお客さんの熱もいつもより高くて、ファン一人一人の期待度が空気に溶けてるかんじで…」

楓「そんな刺激が私を元気にさせて、より高いパフォーマンスで応えたくなる… それを受けた観客の興奮がまた大きな期待を生む…」

楓「その循環が、ステージ全体を盛り上げてくれた感じね… 私一人の力では全然ないわ♪」

瑞樹「私とのデュオ曲“Nocturn”も高得点だったしね♪ でも美優ちゃんだってその癒しパワーは相当なモノよ? ステージだってまだまだこれからよ!」


志乃「……」クピクピ

瑞樹「あら… 柊さんはビールからワインにチェンジね。 それは?」

志乃「… 志乃って呼んでね、瑞樹ちゃん… これはね、私の地元の山梨の名産、『グレイス茅ヶ岳』の赤…」

志乃「赤ワインは保存の仕方が大切なんだけど、絶妙の温度で…管理も行き届いてるわ、この店」

礼子「ほんとに志乃はワインが好きねぇ…」

志乃「勿論。 私一時期ソムリエを目指してたこともあるんだから♪」

礼「私は正直赤ワインって苦手ですね… ぬるくて飲みづらいものが多いイメージで」

瑞樹「そうね… まあ、確かに赤より白の方が冷たくて飲みやすいかしらね。 赤は常温で飲むとはいうけどぬるいし渋いわよね… 志乃さんみたいな玄人向けのお酒ってカンジかしら?」

志乃「ふふ…w 何も分かってないわね、あなたたち…」ズモモモォ…

瑞樹「え?」

志乃「ワインの魅力はそんな単純なものじゃないのよ。 ねえ美里ちゃん、“ジンジャーエール”を持ってきてくれるかしら?」

美里「え、ジンジャーエールですかぁ?」

志乃「そ、瓶でね♪」


美里がジンジャーエールを持ってくると、志乃は二つのワイングラスにまず赤ワインを半量ほど注いだ…


礼子「ははあ… 志乃、さては“キティ”を作るつもりね?」

志乃「さすが礼子はカクテルには詳しいわね。 その通りよ」トクトク…

志乃「はい、二人とも飲んでみて? 赤ワインとジンジャーエールを1:1でブレンドしたお手軽ワインカクテル・・・“キティ”よ」スッ

礼「はー…キティって言うんですか、かわいい名前ですね」

瑞樹「しゅわしゅわしてる」


瑞樹「……」ゴクゴク

瑞樹「! なるほど…! 渋くないわね! 炭酸のパチパチで赤ワインの飲みづらいところが綺麗になくなってる…!」

礼「むしろジンジャーエールでほんのり甘い… 赤ワインとは全く別物になってますね!」

礼子「キティは見た目はワインと変わらず華やかだし、万人受けする味で飲みやすいから、よく式場のカクテルメニューなんかにも入ってるわね」

瑞樹「結婚式…ですか… その辺私たちはリアルな年齢よね…」

志乃「私は仕事とお酒が恋人だからまだいいのよ♪ はぁ…いつかハーランエステート(※)飲んでみたいわぁ…」クピクピ


※店で飲むと一瓶60万円くらいすることもあるワインの女王


菜々「……」ゴクゴク

瑞樹「ちょっと、菜々ちゃんはいつまでウーロン茶飲んでるのよ! せっかくなんだからビールいっちゃいなさいよ」ヒソヒソ

菜々「な…何を言ってるんですかぁ? ナナは未成年なんですから、お酒なんか飲めるわけ…」

瑞樹「あなたが本当に17歳だと思ってる人なんて、このメンツじゃ美優ちゃんと礼ちゃん、亜季ちゃんくらいのもんよ?」

菜々「ほ、ほっといて下さい! ファンはおろかプロデューサーにさえ… ナナはウサミン星のピチピチJK、永遠のじゅうななさいなんですから!」

瑞樹「頑固ねぇ…」

礼子「菜々ちゃん、でもウーロン茶だけじゃこういうお店に来た意味ないわよ。 カクテルを飲んでみたら?」ヌッ

菜々「? カクテルもお酒ですよね?」

礼子「ノンアルコールのカクテルもあるのよ。 美里ちゃーん、“プッシーキャット”を持ってきてちょうだい!」

菜々「プ?! ぷぷぷぷ、プッシーキャット??!///」=3


礼子の注文で美里が持ってきたカクテルは… 少しピンクがかった鮮やかな黄色のドリンクだった…


礼子「名前はちょっとアレだけど、オレンジとパインジュースがベースの南国風カクテル… ザクロが原料のグレナデン・シロップが味を深めているのがポイントよ」

礼子「ノンアルだけど、お酒と同じように味や雰囲気を楽しめるドリンクね♪」

菜々「へ、へぇ~… 綺麗な色ですね… では…いただきます!」チュウゥーッ…

菜々「! これは…! なるほど、名前はちょっとアレですけど、すごいトロピカル感があって爽やかで…美味しいですね!」パアアァ…!

レナ「カクテルの名前って、ちょっとアレなヤツ多いのよね。 プッシーキャットなんてまだ大人しいもんよ?」ヒョコッ

菜々「レナさん?」


レナ「私が以前働いてたラスベガスのカジノでは、アルコール類は無料で注文出来るシステムになってたんだけど…」

レナ「人気カクテルの中には、“アディオス・マザー・ファッカー”なんてのもあったわよ」

菜々「ま、マザー・ファッカー…?? そ、そんな、バチ当たりな…///」

瑞樹「カジノっていう特殊な場所ならではねw」

レナ「ウォッカとジンとテキーラをブレンドした超アメリカンなパリピ専用ドリンク…!」

レナ「ウエイトレスにオーダーする時は、アディオス・マザー・ファッカーってフルで言わなくても『アディオス』だけで通じるの。 ベガスに行ったらキミも一度頼んでみてね!」シュビッ!

瑞樹「レナちゃんどこに向かって喋ってんのよ」


レナ「ちなみに、“セックス・オン・ザ・ビーチ”っていうカクテルもあったわ」

瑞樹「ちょww ストレート過ぎるわよそれはww」

レナ「そう? お洒落なドリンクだから男性より女性に人気があったわよ」

レナ「ピーチの甘みを効かせたウォッカベースのドリンク… こっちはオーダーの際は『セックス』だけじゃ通じないの」

レナ「ウエイトレスに向かって、はっきり『セックス・オン・ザ・ビーチ!』ってオーダーしてね♪」


 ガヤガヤワイワイ…  ザワザワキャッキャ…♪


早苗「美里ちゃーんっ! おねがい、生おかわりぃー!」オーイ

美里「あ、すみません早苗さん… 今、サーバーがちょっと調子悪くってぇ…」

早苗「へ?」

美里「ビンならすぐ出せるんですけどぉ…いいですかぁ?」

早苗「えー? 生ビール飲めないの?」

亜季「早苗殿… 生ビールと瓶ビールの味の違いが分かるのでありますか?」

早苗「そんなの分かるわよ! ナメないでもらいたいわね、私は“違いの分かる女”よ?」

亜季「具体的にどのようなところが…」

早苗「え…? そりゃ、口当たりとか… の、のど越しとか…?」シドロモドロ 

瑞樹「早苗ちゃん、生ビールも瓶ビールも、注入されてるガスの量が違うだけで中身は全く同じなのよ…」


仕方なく早苗が瓶ビールを頼むと、すぐに美里がヱビスビールを持ってきた…


美里「お待たせし… あれ?」

早苗「? どうしたの美里ちゃん」

美里「…ナハハw すみませぇん私センヌキ忘れちゃいましたぁ/// すぐ取ってきます」タタッ

亜季「あ、美里殿! 大丈夫です、栓抜きなど必要ありませんよ」

美里「え?」

亜季「こうすれば、簡単に… 噴!」スポォンッ!

瑞樹「わ!? 凄いわね亜季ちゃん!」


なんと… 大和亜季は、素手で一瞬にして瓶ビールの栓を抜いてしまったのである…!


 オオオオオオオォォ…!  サッスガアキチャン! カッコイーッ!  パチパチパチパチパチパチパチパチ……


瑞樹「さすがは本格ミリタリーアイドル…! 半端な握力じゃないわね、やっぱり」

亜季「いえいえ、このくらい大したことじゃないであります、瑞樹殿」ムフフ

早苗「……」

瑞樹「次に予定されてるイベント… アイドル最強決定戦(物理)の優勝者は、やっぱり亜季ちゃんかしらね?」

亜季「フフ…w ミスコンでは楓殿たちの後塵を拝することとなりましたが……」 

亜季「物理なら私は誰にも負けるつもりはありませんよ。 拓海殿や有香殿など強敵も多いですが… まあ、ガチの勝負なら八割方私の優勝でキマリでしょうね!」ククク…


美優「大和さんって男の人より頼りになりますよね」

レナ「まさにストロング・イズ・ビューティフルね!」

志乃「亜季ちゃんの筋肉には私、ほれぼれしちゃうわぁ…」

菜々「ウサミン星にも大和さんほど強い人はいませんよ!」

楓「私、少し細すぎるから… これからは私も亜季ちゃんを見習って筋肉をつけマッスル♪」

亜季「いやいや…/// だから皆さん、このくらい大したことありませんですから…///」テレテレ


周囲から褒めそやされ、締まりのない顔をする亜季…

が、その時…!


早苗「ちょっと… 亜季ちゃんあんた、この私に勝てるつもりでいるの?」ユラァ…

亜季「早苗殿?」


早苗「あなたなんて、ただの軍人オタクでしょ… 私はねぇ、元警官… 国民の皆さんの税金で、仕事で体を鍛えてたのよ?」

瑞樹「ちょっと、何張り合ってるのよ早苗ちゃん、もう酔ってるの?」

早苗「うるっさいわね! 私はリアル自衛官が相手でも、空手や柔道の勝負で負けたことは無いのよ。 たかがミリタリーオタクに舐められたくないわ」

亜季「早苗殿… オタクなどとバカにされては、私も引き下がるわけにはまいりませんね…」ゴゴゴォ…

早苗「上等…! いいわ。 どっちが本当の最強(物理)アイドルか、ここで白黒つけようじゃないの…!」ズモモモオォ…!


 ザワ…!


瑞樹「ちょ…! やめなさいよ二人とも! 何するつもり?!」

美優「け、ケンカはやめて下さい…!」

早苗「もう、だいじょーぶよ! ケンカなんかしないって! 亜季ちゃん、ちょっとこっち来なさい」スッ

亜季「?」


立ち上がって座敷を降りた早苗は、テーブル席の上の箸や食器類をどかすと、その上にドンと右ヒジをついた。


早苗「さあ・・・腕相撲で勝負よ! 亜季ちゃん!!」


瑞樹「腕相撲…?」

礼子「へえ… 面白そうなことになったわね」

レナ「イッツ・ショータイムね♪」

美優「…け、ケガしないで下さいね…?」


亜季「… いいでしょう… ただし早苗殿、一発勝負、勝っても負けても後腐れ無しですよ?」

早苗「とーぜん! ほら、さっさとやるわよ!」


亜季も座敷を降り、早苗と向かい合ってヒジをついた。

そして、お互いに相手の掌をガッチリと握り込む…!


早苗・亜季「「………」」バチバチバチバチ…!


礼「う…! す、凄い気迫…!」

レナ「亜季ちゃんにはランボー… 早苗ちゃんにはキングコングが憑いてるように見えるわ…!」

菜々「キングコングはちょっとひどくないですか…?」


瑞樹「…しょーがないわね… お店の物壊さないでよ? 私が審判をやるわ…」スッ


早苗と亜季の右拳を、瑞樹が両手で包み込む…


瑞樹「二人とも準備はいい?」

亜季「アイ・サー!」

早苗「いつでもいいわよ…」


瑞樹「じゃあ、レディ―――・・・・・」




瑞樹「GO!!」バッ


亜季「 ジャッ!!! 」

早苗「 しいぃっ!!! 」


瑞樹の掛け声と同時に、二人のアイドルの獣のような吼声が店内に響き渡った・・・


亜季「ふぬぬぬぬぬぬぬぬぬううぅ・・・!」ギリギリギリ…

早苗「ぬっ、ぬおおおおおおおおおおぉ・・・!」プルプルプル…


亜季のたくましい上腕二頭筋が唸り… 早苗の小柄な体全体から凄まじい量のオーラが噴出する…! 

そして…


美優「こ、これは・・・!」

楓「まったく・・・互角ね!」


早苗「や…やるじゃない、亜季ちゃん…!」プルプル

亜季「さ、早苗殿も、なかなか…!」ハアハア


開始点から全く動かず、真上を向いたままの二人の腕が小刻みに震える…!


瑞樹「こ、これはいい勝負ね…!」

志乃「体の大きい亜季ちゃんが少しだけ有利かしら…?」

礼子「いや… 腕相撲はリーチが大きく勝敗に関係するわ。 てこの原理と一緒で、リーチの短い早苗ちゃんの方がより力を伝えやすい…」

礼子「差し引きゼロで互角ってところかしら」

菜々「では、あとは… 気力の勝負ですね!」


と、その時・・・!


 グ・グ・グ・グ・グウゥ・・・


レナ「あ!?」


遂に均衡が崩れ… 徐々に、ゆっくりと… 二人の腕が○○の方へと傾き始めたのだ…!


・どっちに傾いた?
>>30コンマ以下
01~50→亜季有利
51~00→早苗有利

※腕相撲勝負は、「二回連続」でコンマを獲得した方が勝利となります

はいな

38→亜季有利

亜季の圧力が上回り… 徐々に早苗の腕が、外側の方へと倒れていく…!


早苗「んぐっ! うううぅ…!?」グググ…

亜季「ど、どうですか…! こ、これが私の、フルパワーですよぉ…!」ギリギリィ…


そして… 早苗の手の甲が、テーブルから5cm程度の所まで押し込まれ、そこでぷるぷると震え始めた。


亜季「ほらっ! あきらめが悪いでありますよ! お覚悟ォ!」グイッ

早苗「な、な、なんのぉ! これしきぃ…!」ムググ…!


やはり若さには勝てないのか…?

パッション最年長アイドル片桐早苗、腰を思い切り落として踏ん張るが、もはや風前の灯…!


瑞樹「どうしたのよほらぁ、根性見せなさいよ早苗ちゃん!」

美優「む、無理ですよあれはもう…! 手首が折れます!」

菜々「が……がんばって下さい!片桐さん!!」グッ


・いざ…!
>>33コンマ以下
01~50→亜季勝利
51~00→早苗盛り返す

決ちゃァァァぁく!


【SS掲載拒否推奨】あやめ速報、あやめ2ndは盗作をもみ消すクソサイト



SSを書かれる際は掲載を拒否することを推奨します


1

現トリップ◆Jzh9fG75HAは自身の書いたSSシリーズが盗作であると自白


2

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掲載されたSSシリーズの削除を拒否

疑問視するコメント、および盗作に当たらないとの表明すら削除し、

盗作のもみ消しを謀る


3

なおも続く追及に、ついにあやめ2ndは掲載されたちゃおラジシリーズをすべて削除

ただし、ちゃおラジは盗作ではないという表明は撤回しないまま

シリーズを削除した理由は「ブログ運営に支障が出ると判断したため」とのこと


4

あやめ2nd、消したはずのSSシリーズを再掲載するも多くの人間に諭されこれを削除

全面的に自らの非を認め謝罪

以降、何ごともなかったかのようにふるまう


5

一週間もたたぬ間に謝罪文および全ての痕跡をあやめ2ndより削除

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故に、SSまとめサイトによるSS作者に対する背信行為はあってはならず、

SSにとどまらず創作に携わる人全てを踏みにじる行為、盗作をもみ消し隠そうとし

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39→亜季勝利


早苗「ぐももももももおおおぉぉ・・・!!! …ん?」


必死に耐える中、ふと、早苗の視界に亜季の顔が映った…


亜季「………」ニタアァ…


早苗(!? こ、この子… 汗一つかかないで…!?)

早苗(ま、まさか… この私に、手を抜いて…?)


愕然とする早苗…

そして、次の瞬間には、一気に力を入れた亜季の剛腕が、早苗の手の甲をテーブルにメリ込ませていた…


菜々「あ・・・!」

志乃「あらぁ…!」

楓「決着ですね…」


見事…! ソルジャーアイドル大和亜季、ミニスカポリスアイドル片桐早苗を完全粉砕!!


瑞樹「勝負あり! この勝負…亜季ちゃんの勝ちよ!」


亜季「ふふ…w」

早苗「むぐ、ぐぅ……!」ゼーゼー


無残…! 涼しい顔の軍曹亜季の前で、ガックリ膝をつき、肩で息をする早苗…


亜季「クク…w どうでありますか、早苗殿! 私がモノホンだということを分かって頂けましたか?」ドヤッ

早苗「っく…! も、もう一勝負! もう一勝負よっ!」

亜季「? 何を言っているんですか… 先ほど一発勝負と言ったじゃありませんか」

早苗「ち、違うわよ! 今度は腕相撲じゃないわ… “飲み比べ”で勝負よっ!」

亜季「飲み比べ?!」


 ザワァ…!!


“飲み比べ”・・・!

その言葉が負けず嫌いの早苗の口から出た途端、店内の雰囲気が一変…!

それまでのん気に高見の見物を決め込んでいた残りのアイドルたちの目が、ギラリと光った… 


レナ「ふうん…いいじゃん飲み比べ。 ねえ、飲み比べ対決なら、私たち全員で勝負しない?」

志乃「いいわねぇ… 私、みんなの中で結局誰が一番お酒が強いのか、興味があったのよね…」ニタア…

瑞樹「飲み比べ… そうね。 一回、そういう勝負でそれぞれの“格”をハッキリさせとくのもいいかもしれないわね…」ズモモォ…

楓「高垣酒造の跡取り娘として、その勝負、負けるわけにはいきませんね」ゴゴゴォ…

瑞樹「さっき親戚でもなんでもないって言ってたじゃん…」


瑞樹「ルールはどうしようかしら? 公平を期すため、みんな同じモノを飲んだ方がいいわよね。 ビールでいいかしら」

礼子「いや… ビールじゃ度数が低すぎてなかなか決着が着かないわ。 ここは、ある程度強いお酒… そうね、美里ちゃん、ここ“バカルディ”は置いてるわよね?」

美里「バカルディですかぁ? えーっと…カクテル用のスペリオールとゴールドならありますけど…」

礼子「OK。 美里ちゃん、バカルディのゴールドをロックで、みんなの分用意してくれる?」

美里「ロ、ロックですかぁ? 度数40%もあるんですよぉ?」

礼子「大丈夫よねぇみんな?」

レナ「ふふ、全然OK♪」

早苗「望むところよ!」

瑞樹「確かにある程度高くなきゃ勝負にならないものね」

亜季「むしろ私はウォッカで勝負したいであります」


菜々「あ、あの、あのあの… ナナは勿論参加しませんからね!?」

瑞樹「分かってるわよ… じゃ、菜々ちゃんは勝負の実況をお願いね!」


美優「飲み比べなんて、本当にやるんですか…? 皆さん、無理しないで下さいね…?」

瑞樹「何言ってんのよ美優ちゃん、あなたは参加するのよ!?」

美優「え、ええぇ…?」


こうして… 亜季VS早苗の腕相撲対決に続いて、346プロ年長組による“酒の強さ№1”を決めるガチ飲み比べ対決が勃発したのだった…!






美里「えーっとぉ… ではバカルディゴールドのロック、9杯で良かったですよね…?」


美里により、瑞樹、楓、志乃、早苗、美優、亜季、レナ、礼子、礼の9人の前に、淡い琥珀色をした液体の入ったグラスが配られた…

そして勝負を免除された安部菜々が立ち上がり、マイクを握る…!


菜々『さ…さあさあ! 急遽始まってしまいました“346プロ年長組飲み比べ対決”ぅ!』

菜々『お送りするのはあなたのハートをミンミンウサミン♪ ウサミン星のフレッシュJK安部菜々でぇーすっ! キャハッ☆』キャピルンッ

菜々『果たして誰が“最もお酒の強いアイドル”の栄冠を掴むことになるのか…? ただ今現地では、対決開始を前にただならぬ緊張感に包まれています…!』


菜々『えーっと、ではですね! まずは選手兼解説の“魅惑のカクテルレディ”高橋礼子さん! この対決のルールについて、ご説明いただけますかぁ?』

礼子「そうね。ま、ルールは単純… このバカルディのロックの杯数勝負なわけだけど、数が分かるように全員同じペースで飲んでいくわ」

礼子「“もう飲めない”と降参するか、潰れてしまった人は脱落… そして最後まで生き残っていた人がチャンピオンになるわけ」

菜々『なるほどぉ… では、勝負用のお酒として用意されたこの“バカルディ”についても、ちょっと解説をお願いします!』

礼子『バカルディは世界最大のラム酒ブランド… 世界中のバーテンに愛用されてるカクテルのベースとして使用されることが多いラム酒なの』

礼子『無色透明のスペリオールが一番オーソドックスなんだけど、これは風味や香りがより強いゴールド…』

礼子『コーラで割る“キューバ リブレ”なんかのカクテルが有名だけど、それを今回はロックでイッちゃうわけね♪』


志乃「前口上はもういいわよ。 私早く飲みたいわ、始めてちょうだい」

菜々『あ、はいはい! では…皆さんくれぐれも無理だけはしないで! ヤバイと思ったらなるべく早めにリタイヤして下さいね!』

菜々『“346プロ最強飲み比べ対決”! まいります! よおぉ~~~い・・・・・』


菜々『スタォ―――トオォッ!!』


 バアアァ―――ンッ!!


姫川友紀「その勝負ちょっとまったああぁっ!!」ドォーンッ!


菜々『へ!?』

瑞樹「は!?」

レナ「ぷ!?」


今まさに、勝負が始まろうとしていたその時…!

豪快に引き戸を開けて「しんでれら」に登場したのは、キャッツのユニフォームを着込み、片手にメガホン、もう一方には缶ビールを持った野球アイドル姫川友紀!!


友紀「もー川島さん!w この私をハブにして飲み比べ対決なんて、どういう了見ですかぁ?w」ケタケタ


上機嫌で既に酔っている様子の友紀…


瑞樹「ど、どういうって… あなたモバPとキャッツのナイター観に行ったんじゃなかったの?」

友紀「むふふ…w 今日はキャッツの完封勝ち! けっこー早く試合終わっちゃってw」

友紀「ただならぬお酒の匂いを嗅ぎつけて、参上したってわけ! さー私もその飲み比べ対決、参加させてもらうよっ!」


姫川友紀も緊急参戦、杯がもう一つ用意され、飲み比べ対決の参加者は合計10人となった…


美優「…ゆ、友紀ちゃん、大丈夫なの…? もう既に酔ってるみたいだけど…」

友紀「へ? 酔ってないよー? あたしはいつもこんなだよ?w」

美優(…こないだあなたバーで酔い潰れて、運ぶためにわざわざPさん呼んだんだけど…)


菜々『え、えっと… 姫川さんも参加で、合計10人… 改めて、飲み比べ対決を始めたいと思います!』

菜々『では! 今度こそ… よおぉ~~~い・・・スタァ―――トォッ!!』

友紀「かっ飛ばして行こーっ!♪」ワーイ


 ゴキュッ、ゴキュッ、ゴキュ…… グビッ、グビグビ… クイッ、ゴクンゴクンゴクン…… 


菜々『さあぁやっとこさ始まりました! アルコール度数40%というかなり強いお酒のバカルディが… みるみるうちにアイドルたちのお腹に吸い込まれていきます!』


レナ「ぷっはぁーっ!おいっしい! いーい香りが鼻に抜けてくわー♪」トンッ

礼「ラム酒をロックなんて、海賊にでもなった気分ね♪」トンッ


最初に杯を空にした完飲一号は、アメリカ帰りのギャンブラー兵藤レナ! 続いてセクシーなぞなぞお姉さま篠原礼…!


瑞樹「ん~… やっぱりロックはキツいわね。 でもこういのもたまには新鮮♪」トンッ

志乃「はぁ… まとわりつくような甘い香りに包まれるわぁ…///」トンッ

亜季「やはりバカルディは洗練されたフレーバーがグッドでありますな」トンッ

友紀「! 何これ! 甘いっ!」トンッ

早苗「ラム酒ってなんでちょっと甘いの?」トンッ

礼子「サトウキビを蒸留して作ってるお酒だからよ」トンッ


さらに他のメンツも続々と杯を空けていき…


美優「ほんとに甘いですね… 強いけど意外と飲みやすい…」トンッ

楓「ええ、まろやかで味わい深いですね。 酒あわせ…///」トンッ


菜々『さあ、出遅れていた美優さんと楓さんも杯を空けました… これで全員が完飲! いやはやさすがですね!』

菜々『では二杯目に入ります! 皆さん大丈夫ですね?』


・酔ってきたのは…?
まずは>>49>>52の4コンマ
01~10→瑞樹
11~20→楓
20~30→志乃
30~40→早苗
40~50→美優
50~60→亜季
60~70→レナ
70~80→礼子
80~90→礼
90~00→友紀

※それぞれ自分の領域のコンマ一つで、酔ってリーチがかかる。二つ目のコンマが付いた時点で酔い潰れる。徐々に人数が減っていき、最後まで残ったアイドルが“お酒の強さ№1アイドル”。

※御自分のレスから10分以上経過した場合は、二回目(連投)も可です。

2回目!

29→志乃 89→礼 57→亜季 03→瑞樹 それぞれリーチ


礼子「一杯で酔うわけないわよ。 早く二杯目をちょうだい」


難なく一杯目を全員クリア… これくらいでは誰も酔わないのか? と思われた、その時…!



?「ハッスル! ハッスル!!」


菜々『ん?』


亜季「ハッスル! ハッスル!!」フンフン

菜々『…? な、何してるんですか大和さん?』

亜季「い、いや、急に…体が熱くなってきて…! スクワットがしたくなってしまったであります!!」フンフン


志乃「………」ボ―ッ…

礼子「? あら…? 志乃、まさか酔ってきてる?」

志乃「え…? ああ… いや、そんなことないんだけど… ラム酒とか飲むの、久しぶりだから… ちょっと…ね…」

礼子(あら意外… これ、志乃が酔い潰れる前兆だわ…)


礼「ひゃひゃひゃひゃw はーいここでクイズでぇ~すw 今、礼ちゃんは酔ってるでしょウカそうでないでしょ~ウカッ!!ww」

菜々『それクイズになってませんよ礼さん…』


さらに…


瑞樹「………」トローン…

楓「あら… 川島さん、大丈夫ですか?」

瑞樹「・・・何が?」

楓「…いえ、ちょっと、酔っているように見えたので…」

瑞樹「酔ってなんかないわよぉ! それよりさぁ・・・」

瑞樹「楓ちゃんってさぁ… 私のこと、どう思ってるの?」

楓「は?」


瑞樹「私は、楓ちゃんのこと好きよ… 仕事仲間とか、そういうのと、もっと別の気持ちで…」

楓「……」

美優「か、川島さん、よ、酔ってますよね?」

瑞樹「うるっさいわね酔ってないわよ! …ねえ、楓ちゃんって、私のこと、どう思ってるの…?」

楓「私も好きですよ、尊敬する先輩として♪」ニコッ

瑞樹「…先輩として、とかじゃなくって… …じゃあ、お酒と私なら、どっちが好きなの?」

楓「それはお酒ですね」キッパリ


瑞樹「は、はあぁ…? じゃ、じゃあ、私と、唐揚げなら…?」

楓「もちろん唐揚げです」ニコッ

瑞樹「!? そ、それなら、私と納豆ならどっちが好きなの!」

楓「言うまでもなく納豆ですね」ニッコリ

瑞樹「・・・・な、何よぉ! 私は腐った豆以下だっていうのぉ!?」=3


菜々『なんだか… 約四名ほど調子のおかしい人たちがいますが… リタイヤする人はいませんね? 二杯目、どうぞ!』


 グビグビッ  ゴクゴクゴク……


二杯目のバカルディも、綺麗に10人の胃袋に収まり…


・酔ってきたのは…?
>>59>>62の4コンマ
01~10→瑞樹
11~20→楓
20~30→志乃
30~40→早苗
40~50→美優
50~60→亜季
60~70→レナ
70~80→礼子
80~90→礼
90~00→友紀

12→楓 04→瑞樹(2回目) 48→美優 18→楓(2回目) ※瑞樹、楓リタイヤ。美優リーチ 


 バタァンッ!


菜々『ひっ!?』


瑞樹「・・・・zzzzzzz・・・」グーグーグー…


豪快な音を立ててテーブルに突っ伏した瑞樹は、そのまま寝息を立て始めてしまった…


菜々『こ、これは… 二杯目を飲み終わったところで、川島さんが眠ってしまいました…! リタイヤ第一号です!』


美優「…今日のライブの司会に、飲み会の幹事までして… きっと疲れてたんですね。 しばらく眠らせてあげましょう…」サスサス

楓「・・・ふふw 川島さん、こんな所で寝てたら… 顔に落書きしちゃいますよ…?」スス…

美優「!? か、楓さん?」


楓「ネコのようにネコんでる川島さんには、ネコのヒゲを・・・ ・・・zzz・・・」スースー…


菜々『あらら…? 川島さんの顔にマジックで落書きしようとした楓さんでしたが… そのまま川島さんに覆いかぶさるようにして眠ってしまいました… リタイヤ第2号です!』


美優「楓さんもライブでお疲れでしたから… …あ、あの、菜々ちゃん、ちょっと……」モジモジ

菜々『? はい? なんですか三船さん?』

美優「あの… 私、ちょっと、お手洗いに行きたいんだけど… いいかしら?」

菜々『え、トイレですか? どうなんでしょう、高橋さん?』

礼子「本来なら勝負の最中にトイレはNGだけど… そこまで厳しくするのもね… いいわよ、どうぞ行ってらっしゃい、待ってるわ」

美優「す、すみません…」ソソクサッ


 ドンッ


美優「あいた…!? す、すみません! わ、私、前よく見てなくて…!」ペコペコ


友紀「あはははww 美優さんお店の柱にぶつかって謝ってるww」ケラケラ

レナ「美優ちゃんもだいぶ酔ってきたみたいね」


瑞樹、楓と立て続けに脱落… そして、未だに飲み始めの時と全く様子が変わらないのは早苗、礼子、レナ、友紀の4人…!


菜々『さあ… 皆さん平気な顔で飲んではいましたが、さすがにアルコール度数40%…! 脱落者も出て、残りは8人、勝負はどうなるのでしょうか…?』

菜々『では3杯目、皆さんイッチャって下さい!』


 グビグビッ!  ゴクゴクゴク……!


三杯目を8人が完飲…! そして・・・


>>66>>69の4コンマ
01~12→志乃
13~24→早苗
25~36→美優
37~48→亜季
49~60→レナ
61~72→礼子
73~84→礼
85~96→友紀
97~00→無効

キャッツ

セルフジョッキ

友紀「試合再開だよーっ! みんな、しまっていこーっ!♪」

96→友紀 61→礼子 43→亜季(2回目) 70→礼子(2回目) ※亜季、礼子脱落。友紀リーチ。


亜季「モルスァ!ぷるすこファァ―――ッ!!ww」ムキィッ!


菜々『ヒッ!? な、なんですか大和さん!??』


三杯目の杯を置いた途端、突然奇声を発して立ち上がった亜季…!


亜季「い、い、いや… ゲホォッ!お…オウフ… お――うふ…っ!w おおおぉ菜々殿! これはおっつおっつww」ゲラゲラ

菜々『は、はあぁ…??』

亜季「フォカヌポゥww はあはあ… ちょ、長官!自分はオタクではないであります!w じ、自分はははオ、オタクではごごござりませんのでそりゃもうwwコポォww」=3

菜々『・・・・・』

亜季「よ、良いですか菜々殿! 戦場は油断大敵…! どこにスナイパーがいてこちらを狙ってるかわ、分かりゃないであ・・り――・・まぁ・・・ zzzzz・・・」バタァンッ!


菜々『や、大和さん、盛大に人格が崩壊して、そのままブッ倒れてしまいました… さすがは軍人…凄まじい散り際…!』


早苗「フフ…w 何よ亜季ちゃん、ウォッカとか言ってた割には大したことないのね…w これで腕相撲のカリは返したわよっ!」ドヤッ

亜季「…… zzzzz……」グゴーグゴー…

礼子「あらあら亜季ちゃん、はしたないわねぇ…」

礼子「こんな所でそんな恰好で寝てたら… おねえさんがイタズラしちゃうわよぉ…?」ユラァ…


菜々『…ん? 高橋さん?』


礼子「は、はあはあ…/// た、たまらないわ、亜季ちゃんのこの引き締まった二の腕…!///」スリスリ

菜々『あ、あの、な、何してるんですか高橋さん?』

礼子「何って… そりゃもちろん、ナニよ…♪」ニタア…


志乃(…礼子って、酔ってくると性的欲求が解放されて、やたらと人の身体に触りたがるのよね…)チラッ

志乃(意外ね。 テキーラガブ飲みしてもケロッとしてる礼子が、ラム三杯で限界になるなんて…)


礼子「はあ…/// 亜季ちゃん、胸元キツそうねぇ… 今、おねえさんがラクに…して、あ…げぇ……るうぅ……? zzzz……」グーグー…


菜々『お、おやぁ…? これは、なんと、高橋さんまで眠ってしまいました…?』

菜々『これは意外です! 飲酒アイドルの代表格と言ってもいいあの高橋礼子さんが、ここで突然の脱落…!』

菜々『これでリタイヤは川島さん、楓さん、大和さん、高橋さんの四名となりました!』


友紀「スタメン10人いたのに、随分減っちゃったねー。 ま、でも野球はその気になれば6人でも出来るからねっ! 気にしないでしまっていこーうっ!♪」ケラケラ

早苗「何言ってんのよ友紀ちゃん、私たち野球してるんじゃないわよ?」

友紀「はい? …あれ? ね、ねこっぴー? な、なんでこんな所にねこっぴーが…??」 

早苗「は?ねこっぴー? 誰よそれ??」

志乃「キャッツのマスコットキャラクターよ… 早苗ちゃんがねこっぴーに見えるなんて… 友紀ちゃんも酔い始めたみたいね…」


菜々『さあ、年長組飲み比べ対決、三杯目が終わった所で、生き残っているのは柊さん、片桐さん、兵藤さん、礼さん、三船さん、友紀さんの6名…!』

菜々『特に兵藤さんと片桐さんのお二人は、全く表情に酔いのカケラも出ていません! いやぁお強いですねぇ!』


レナ「まだ三杯でしょ? なーんだつまんないなぁ… みんな意外と弱いのね」フンッ

早苗「この程度で酔ってたら、飲酒愛好家の名がすたるってもんよw」フフンッ

レナ「とか言って… 早苗ちゃんホントは酔ってない? やせ我慢してるんじゃないのー?」

早苗「は? な、何言って… この通りまだピンピンしてるわよっ!」


レナ「ふぅん… 私ねぇ、ちょっとした特技があって、人の吐く息のカンジから、酔ってるかどうか分析できるのよね…」

早苗「へ、へぇ…? 志希ちゃんみたいね」

レナ「昔ベガスで酔っ払い相手に仕事してた時に覚えたの♪ 早苗ちゃん、ちょっとふーって息吐いてみてくれる? 診断してあげるから」

早苗「はぁ?だから酔ってないって…! い、行くわよ? ふうぅ――っ…!」フゥーッ

レナ「くんくん… はぁ、イイ匂い……♪ これが、早苗ちゃんのカラダのナカの匂い…」クンクン

早苗「ど、どうよ、酔ってないでしょ?」

レナ「…そうね。 それにしても、この匂い…どっかで嗅いだことあるなぁ…」

レナ「あ、そうだ、これ、昔子どもの頃よくオンブしてもらったお祖父ちゃん(兵藤和尊)の背中の匂いだわ… なつかしいなぁ…」トオイメ

早苗「そ、それってイイ匂いなの??」


菜々『ではいよいよ4杯目です! 皆さん、くれぐれも無理はしないで下さいね…!』

菜々『どうぞ、イッチャって下さいっ!』


 グビグビッ!  ゴクゴクゴク……!!


四杯目を、残り6人が勢いよく飲み始めた、その時…! 


>>80>>83の4コンマ
01~16→志乃
17~32→早苗
33~48→美優
49~64→レナ
65~80→礼
81~96→友紀
97~00→無効

もう一杯どうぞ

75→礼(2回目) 89→友紀(2回目) 49→レナ 78→礼(3回目) ※礼、友紀脱落。レナリーチ。 


?「ぶひゃひゃひゃひゃひゃ!ww」


菜々「へ!?」


菜々が、一体誰の発した奇声なのかと、振り返るとそこには・・・


礼「ん~~もうっ! はああぁ・・・ジャジャーンッ! ここで礼ちゃんのクイズタァーイムッ!!ww」


あのクールなセクシーおねーさま篠原礼が、アラレもない恰好で立ち上がっていた…


志乃「あらあら… 礼ちゃんも遂にブッコワレちゃったわね…」

礼「はいぃ!? ナニ言ってるんですかぁ? それよりクイズクイズ! 志乃さん、鳥のハツと言ったらどこの部位のことでしょー?」

志乃「…ハツは心臓でしょ。 常識よ」

礼「なるほど! じゃ、“ガツ”は?」

志乃「ガツ…? さあ…胃とか?」

礼「半分せいかぁ~い! ガツは胃の前の部分のそ嚢という部分なんですねぇ~w」

礼「では最後! “オッパイ”と言ったら??」

志乃「・・・・・」


友紀「オッパイはオッパイでしょー? 何言ってんの礼さんww」ケラケラ

礼「ぶっぶぅーっ! ザンネンでしたー!w 鳥にオッパイは無いんだよーっ!w あははははははははは!!!www」バタァーンッ!!


菜々『れ・・・礼さんも、笑いながら盛大に引っくり返ってしまいました… これでリタイヤ5人目…!』

菜々『恐るべしバカルディ…! 続々と屈強なアイドルたちが斃れていきます…!』


友紀「あはは!w トリの話してたらお腹すいてきちゃったー♪ カラアゲ食べよーっと♪」ムッシャムッシャ

美優「ちょ…、友紀ちゃん、そんな、手づかみで… お行儀悪いわよ?」

友紀「カタイこと言わないでっ!w あ、でもほんとだー…ユッキの綺麗な手が油でベトベト…」ベトォ…

友紀「ええい美優さんの服で拭いちゃえっ!w それっ!!ww」バッ

美優「きゃっ!?」ババッ!


  スカァッ!  ズドドドドォーッ


菜々『ひぇ…? だ、大丈夫ですか、友紀さん…?』

友紀「ん、んんん~~… や、やったぞ、ほ、ホームラン…… zzzz……」グーグー…


美優に抱きつこうしたが、かわされた友紀はそのままファーストに飛び込むランナーのように前のめりにブッ倒れ… そのまま気持ちよさそうに寝息をたて始めてしまった…


菜々『ゆ、友紀さんもリタイヤ… これで6人目…!』

 
さらに…


レナ「・・・・・」ボーッ…

早苗「ん…? ふふ、レナちゃん、酔ってきたみたいねw」

レナ「んー…?はぁ? 酔ってないわよ…」

早苗「無理しないの! 顔真っ赤にしちゃって、どう見ても酔ってるわよ?」

レナ「シャ――ラップ! 酔ってないっつーの! か、仮に酔ってるとしても・・・これ、船酔いだから」

早苗「いつから私たち船に乗ってんのよ」


菜々『さあ… 四杯目を空けたところで、生き残っているのは柊さん、片桐さん、兵藤さん、三船さんの四人となってしまいました…!』

菜々『未だに酔った様子が全くないのは片桐さん…! このまま片桐さんが最強の飲酒アイドルとなるのか… それとも、他の3人の誰かがトップを奪うのでしょうか?』

菜々『まったく予測できなくなってきました…! 次はいよいよ、五杯目ですっ!』


早苗「~~♪」フンフフン

志乃(さすがは早苗ね… でも、“飲み比べ”でこの私が負けるわけにはいかないわ…!)ギラッ

レナ(まっずいなー… 確かにちょっと酔ってきた… でも、ベガスで鍛えた私のアルコール強度は、こんなもんじゃない…! まだまだこれからよ!)キッ

美優(最初はすぐに酔っちゃうかと思ったけど… 意外と飲める…! こうなったら、一番目指してみようかしら…?)ユラァ…!

蘭子「混沌電波第151幕!(ちゃおラジ第151回)」
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美里「五杯目です… あ、あの、ホントにこれもうハンパな量じゃないんでぇ… 無理しないで下さいねぇ?」コト…


美里が持ってきたバカルディゴールドのロックが、四人の飲酒ファイターの前に配られた…


菜々『で、では… 勝負もいよいよ決まりそうな気配ですが…!』

菜々『どうぞ、イッチャって下さいっ!』


 グビグビッ!!  ゴキュゴキュゴキュ……!!


・いざ…!
>>92>>95の4コンマ
01~25→志乃
26~50→早苗
51~75→美優
76~00→レナ

はい

88→レナ(2回目) 35→早苗 51→美優(2回目) 44→早苗(2回目) ※レナ、美優、早苗脱落。 


レナ「……」ゴキュゴキュ…

レナ(あ… まずい、これ…)

レナ(この五杯目全部飲んだら… お腹の中のジャーマンポテトが出てきちゃう…!)

レナ(っく…! この私が負けるなんて…! でも…仕方ないわ、勝負師は負ける時は潔く負けるもの…!)

レナ「り、リタイヤ・・・するわ・・・」ガク…


菜々『五杯目の途中で、遂に兵藤さんがリタイヤ…! さあ、残りの方は…?』


美優「… zzz… んん~… ゆ、友紀ちゃん… ほら… Pさん、来てくれたから… 帰る…よ…… zzz……」スースー…


健闘してきた三船美優… しかし、五杯目をもう少しで完飲というところで力尽き、テーブルの上に突っ伏して静かに寝息をたてていた…


菜々『三船さんもリタイヤです! さあ、残るは片桐さんと柊さんのお二人ですが…?』


早苗「……」ゴキュッゴキュッゴキュッ…

志乃「……」ゴク、、ゴク、ゴクン…


遂にタイマン勝負となった早苗と志乃…!

飲みながらもその互いの視線が空中で交錯し、火花を散らす…!


早苗「…ぷっはああぁっ! 飲んだわよっ!」ドンッ!

志乃「…ごちそうさま」トンッ


菜々『片桐さんと柊さんは五杯目を見事飲み干しました! 勝負はいよいよ一騎打ちとなりましたっ!!』


菜々『大丈夫ですかお二人とも…? 六杯目イケますか?』


志乃「ふふ…w 愚問よ」フフ…

早苗「あ、あたしももちろ・・・あれ?」グラッ


 ドンッ


菜々『お、おや…? 片桐さん?』


早苗「あ、あ、あれ・・・? か、体、が・・・??」


座ったままバランスを崩し、横に倒れてしまった早苗……


早苗「う…! 起き、れ… あれ…?」ググ…!


力を込めるが… どうしても起き上がることができない…!


志乃「ふふ…w 早苗ちゃん… ビールとちゃんぽんでラムを飲んだのが、今になって効いてきたみたいね…」ユラア…

早苗「そ、そんな、私、が… 負…け……? …zzzz……」グーグー…


遂に、そのまま意識を失ってしまった早苗の前で・・・

346最凶のウワバミ女・柊志乃がすっくと立ち上がった・・・!


菜々『こ、これは・・・勝負ありです!』

菜々『飲み比べ対決優勝者…! “最もお酒の強いアイドル”の栄冠を掴んだのは・・・』

菜々『やはりこの人! 飲酒ブラックホール・・・華麗なる酒豪! 柊志乃さんです!!』


レナ「ふふ…w ユー・ウィン…! 大したもんだわ、志乃さん…」

志乃「うふふ…w ありがと♪ 最後まで美味しくいただけたわ…♪」フウ…


菜々『お酒が得意のワインではなかったので、どうかなと思いましたが… サスガの強さを見せつけました! お見事ですっ!!』


<346プロ年長組(飲酒アイドル十傑)飲み比べ対決・結果>

1位 柊志乃
2位 片桐早苗
3位 三船美優
4位 兵藤レナ
5位 姫川友紀
6位 篠原礼
7位 高橋礼子
8位 大和亜季
9位 高垣楓
10位 川島瑞樹






346プロ


礼「…てゆーワケで… やっぱり志乃さんが一番強かったの♪」

美紗希「すごーいっ! 小春ちゃん正解だねー♪」

小春「えへへ~♪ たまたまですぅ~」ニコニコ

あやめ「やはり志乃殿ですか… しかし、早苗殿も、もう一歩のところまで行ったんですね…!」

あやめ「そんな熱いバトル… わたくしも見てみたかったです!」


礼(ふふ…w でもその後、寝込んだ酔っ払いで死屍累々の「しんでれら」では…)

礼(収拾つかなくって、菜々ちゃんが事務所に連絡して、Pやちひろさんたちが迎えにきてくれて…)

礼(次の日、十人全員正座させられて、クラリスさんに大目玉くらったことは・・・内緒、ね♪)ウフッ



終わり

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