円堂「アレスの天秤?」 (119)

イナズマssです
キャラ破壊があるかもしれませんそれでもよければご覧ください
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円堂「あ~よく寝た」

円堂「おはよう母ちゃん」

温子「あら、守…ってあんた今日利根川の練習は?」

円堂「利根川?」

温子「まぁいいわ、朝食ならそこにあるから食べなさいよ」

円堂「はーい」

円堂(利根川?どこのチームなんだ)ポチ

円堂「……」モグモグ

\今日からフットボールフロンティアの予選が始まる!/

円堂「へ~フットボールフロンティア…」

円堂「エェー!?」ガタッ

円堂「昨日日本に帰ってきたばっかりだぞ!?」チラ

円堂「……エイリアン学園が来てちょうど1ヶ月経った日だ!!」

円堂「ど、どうなってるんだよ!」

円堂(今から一年前のカレンダーだなんでだ?)





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1532677564

円堂「とりあえず雷門中に行こう!」

円堂「行ってきまーす!」ガタッ

温子「気をつけるのよ~」

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~雷門中~

円堂「ら、雷門中が……校舎が壊れてない!?」

円堂「どうなってるんだよ!」

円堂「そうだみんなにいるはずだ」スタスタ

円堂「なぁ、サッカー部見なかったか?」

男子生徒「あ!円堂守だ!」

男「今強化委員として頑張ってるんだろ聞いたぜ」

円堂「強化委員?なんだそれ」

男「何とぼけたんだよ、元雷門中は強化委員としてほかの学校に派遣されてるんだぜ」

円堂「じゃあ、豪炎寺たちもか?」

男「あぁそうだぜ」

円堂「じゃ、じゃあ今の雷門は」

男「伊那国中から来た人達が今の雷門イレブンさ」

円堂「伊那国だって!?」

円堂「わかったありがとう」

男「どうしたんだろ」

円堂「今はいないから試合中か…」

円堂「参ったな、みんな居なそうだし変えるか」スタスタ

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円堂「利根川…」カタカタ

円堂「遠い…電車でも2.3時間かかるみたいだ」

円堂「そうかこっちの俺は寮に入ってるんだな」

円堂「だから母ちゃんはあんな事言ってたのか」

円堂「家に居られるけど俺が帰ってきたらどうするか…」

円堂「考えてもしょうがないや」

円堂(体動かさないと落ち着かないやよし!)

円堂「母ちゃんちょっと出掛けてくる!」

温子「夕飯までに帰ってきなさいよー!」

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~いつもの場所~

円堂「よかった、ここは何にも変わってないや」

円堂「タイヤもちゃんとある」ガシ

イナイレss珍しいし期待してるけどアレスの天秤は無印イナイレから一年後の設定だぞ

>>4
すみませんそこら辺あやふやになってました
この円堂はイナズマジャパンとして戦った円堂で大会が終わり日本に帰ってきて気づいたらアレスの天秤の世界線に来たって設定でお願いします

円堂「ゴッドハンド」ギュオン

ズドーン

円堂「ふぅ」

円堂「やっぱりだ…」

円堂(力がうまく出せない、正義の鉄拳どころかゴッドキャッチも)

円堂「….…」カツカツ


~鉄塔~

円堂(気づいたら自分が知らない世界になってて俺の知ってるみんなはいない)

円堂「しかも今まで覚えた技が出せなくなってる」

円堂「俺はどうしたらいいんだろ」

円堂(なぁじいちゃん……俺はどうすればいいんだ

円堂「自分でも分からないや…」

円堂「……でもくよくよしてても仕方ない!」パチン

円堂「サッカーをやってればきっとわかるはずだ!」

円堂「よーし!やるぞ!」

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円堂「行ってきまーす!」

温子「あら行ってらっしゃい」

温子「最近守がよく帰ってくるわね、まぁいいかしら」

~いつもの場所~

円堂「うおぉ!」ばちばち

円堂「マジンザハンド!」ゴォン

円堂「よし!いい感じだ!」

円堂「もういっちょ!」

円堂「ウオォ!!」

円堂「正義の鉄拳!」ギュルルッ

円堂「くっ…ぐあぁっ」ドタッ

円堂「いてて…まだ完璧に出せないな」



~それから数日が経ったある日~

円堂「今日は雷門中対ゼウス中か…」

円堂「よし観に行こう」

円堂「バレないように変装して」ガサゴソ

円堂「行ってきまーす!」

~フットボールフロンティア会場~

円堂「ついた…」スタスタ

円堂「…」フイッ

円堂「もっと静かにしないとな」

円堂「もうすぐ始まる…あれが新しい雷門中か…」

円堂「稲森明日人か…」

円堂「あれは!」

円堂「豪炎寺!風丸!」

円堂「来てたのか」

\ピピーッ試合終了!雷門の勝利!/

明日人「やったー!」

円堂「あれが新しい雷門か」

円堂「戦ってみたい…勝負してみたい!」

円堂(アフロディ…よかったこっちの世界でもちゃんとサッカーやってて)

円堂「……」スタスタ

アフロディ「………」

アフロディ「あれは……」

円堂「王帝月の宮…アレスの天秤」スタスタ

数日前

円堂「今日はフットボールフロンティア本戦の開会式か」

円堂「よし行こう」

~フットボールフロンティア会場~

円堂「見覚えのないチームがあるな」

円堂「鬼道のいる星章学園か…」

円堂「観客席だとみにくいな」

円堂「あれは!ヒロト!吹雪もいるぞ!」

円堂(エイリア学園じゃないってことはみんなエイリア石に染まってないって事だよな)

円堂「染岡のとなりにいるの誰だろう見覚えのあるような?」

円堂「……!!」

円堂「あれは利根川だ!お、俺もちゃんといる」

円堂(これで確信できた、俺の知ってる世界とは全然違う)

円堂「全然知らない高校があったり、よく分からなくなったな」

円堂「この前の王帝の言ってたアレスの天秤ってなんだよ」

~現在~

円堂「星章学園対王帝月の宮の試合を観に行ったとき」

円堂「野坂って人がこんなこと鬼道たちに言ってたな」

円堂「アレスの力は世界を変えるって…」

円堂「あのチームからはサッカーが好きだって気持ちが伝わってこない」

円堂「サッカーを楽しんでるようには見えなかった……」

円堂「アレスの天秤か…」

円堂(調べてみよう!)


円堂「アレスの天秤ってなんだ?」ベンチに座る

円堂(もしかしてエイリア石みたいなものなのか?)

円堂「………」グゥー

円堂(お腹減ったなぁ)

円堂「よし!」ごちん

円堂「あ、イテテ……」

円堂「あのすみません…!!」

???「あ、大丈夫ですよ」

???「そちらも大丈夫ですか」

円堂「あ、大丈夫です」

円堂(もしかしてふゆっぺ!?)

円堂(でもふゆっぺは気づいてないし、こっちの世界じゃ俺のこと知らないかもしれないよな)

円堂「それじゃあ…」スタスタ

冬花「あ、待って!」

円堂「え?」クルッ

冬花「もしかしてマモル…君?」

円堂「え!俺の事知ってる?」

~レストラン~

円堂「腹へったー、何食べようかな」

冬花「ふふっ、マモル君私の事覚えてくれてたんだ」

円堂「あぁ!当たり前だろ」ガツガツ

円堂(なんだかこの世界のふゆっぺあの時と違って明るいな)

冬花「観てたよマモル君!利根川で頑張ってるんでしょ」

円堂「はは、まぁね」ギクッ

冬花「マモル君とてもかっこよかったよ!」

円堂「ありがとう…」

円堂「ふゆっぺも元気そうでよかったよ」モグモグ

冬花「うんありがとう!」ニコ

冬花「マモル君も……」ピロリン

冬花「あ!マモル君、私もう行かなくちゃ!」カキカキ

冬花「これ……よかったら私の連絡先」スッ

円堂「あ、ありがとう!」

冬花「またねマモル君」スタスタ

円堂「おう!またなー」ガツガツ

円堂(俺の知ってるふゆっぺとちょっと違うかも)

円堂「そりゃそうだよな」

円堂「世界が違うんだから」スッ

円堂「よし!腹ごしらえしたし」

円堂「王帝月の宮に行くぞ!」

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~王帝月の宮~

円堂「スッゲェ~最近できたばっかりってくらい綺麗だ!」

円堂「野坂を探さないと」スタスタ

円堂「あれはサッカー部か?」ササッ

円堂「何か話してるぞ」ゴソゴソ

円堂「近くでききたいけどこれ以上近づいたらバレるしな」

円堂「仕方ないまた別の日に……」ギュル

円堂「う、お腹がイテー!」ギュルル

円堂「うおぉ!トイレトイレ!」ダダダッ

円堂「う、漏れるー!」ガチャ

数分後

円堂「ふー、スッキリした」ジャー

???「野坂さん大丈夫ですか?」

野坂「あぁ、最近ちょっと体調がすぐれなくてね」

???「次の試合も近いですし、病院へ行かれては?」

アレス世界に円堂が2人いることになってるんですかね?
円堂ならエイリア編から世界編で習得した技のノウハウは覚えているはずだからゴッドキャッチとか世界戦終盤の技は厳しそうだけどエイリア編の技は割とすぐ習得し直せそう

>>19
はいこの世界には円堂は二人いることになっています
アレス世界の円堂は利根川の寮で暮らしている設定で円堂はアレス円堂の家に代わりにすんでいます(普通はおかしいとなりますが温子はそんなこと気にしていないってことで)

>>19
補足
アレス世界にきた円堂は肉体的な物も世界編の時から若返ってしまっているので世界編で使えた技が使えません(ゴッドキャッチやイジゲンザハンドなどができる成長した身体からエイリア編のまだまだ成長途中の身体に戻っているため身体がついていかずにできないと思って下さい)

野坂「うん…そうするよ」

野坂「……さっきから僕達を見てるのは誰だい?」

円堂「!?」ギクッ

円堂「アハハ…バレちゃった?」

野坂「へぇ~、驚いたな」

野坂「まさかあの円堂守君がいるなんて」

円堂「へ、へぇ俺って有名なんだ!」

野坂「まぁね」

西蔭「わざわざ、偵察に来たのか?」

円堂「偵察ってゆうかなんていうか…」

円堂「今まで聞いたことなかったからどんなチームなのかなって」

野坂「なるほど…それでわざわざ僕達の学校に」

野坂「本当はそんなために来たんじゃないよね?」

野坂「調べているんだろうアレスについて」

円堂(誤魔化してもしょうがない!)

円堂「あぁそれを調べるために来た」

野坂「そんなに知りたいなら説明してあげるよ」

西蔭「野坂さん!?」

野坂「別に構わないだろ?」

野坂「わざわざ来てくれたんだ手ぶらで帰すわけにはいかないよ」

野坂、アレスの天秤システムについて説明中~


円堂「そ、それがアレスの力?」

野坂「あぁ説明した通りだよ」


円堂「なんのためにサッカーしてるんだよ!」

野坂「サッカーは……手段かな」

円堂「手段だと?」

野坂「君たちのおかげでサッカーはより影響力が強い物になった」

野坂「この力を示すのに手取り早い…ただそれだけの理由でやってるのさ」

円堂「サッカーを……サッカーをなんだと思ってるんだ!サッカーは道具なんかじゃない!」

円堂「サッカーは楽しい物なんだ、そんなためにする物じゃないんだ!」

野坂「楽しいなんて…感じたことなかったよ」

野坂「君にはわからないのか」

野坂「この力のおかげで子供たちは幸せになれるんだ、世界を変えられる」

円堂「そのために利用してもいいのかよ!」

野坂「はぁ…君はとても暑苦しいね」


野坂「まぁ…いずれこの力のすごさに君は気付くことになるよ」スタスタ

円堂「お、おい!」

円堂「ちくしょう…」

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円堂「なんかあいつら、エイリア学園に似てるようなそんな気がする」

円堂(辞めさせないとあんな事)

円堂(でもどうすれば)ピラ

円堂「あ、ふゆっぺの電話番号…」

円堂「そういえばまだ登録してなかったな」ポチ

円堂「……アレ?電話番号一緒だ!」

円堂「ってこの携帯はオレの世界の物だからつながるわけないか」

円堂「……一応連絡してみようかな」ピロリンピロリン

冬花「………!!」ピロリン

冬花「マモル君だ!」

冬花「はい、もしもし」

冬花「登録してくれてありがとう…」

冬花「ねぇマモル君、今日は行きたい所があるんだけどいいかな」

40分後~


円堂「いやぁ、ちょっと遅れちゃってさ」

冬花「私も今来たばっかりだから」

円堂「なぁふゆっぺ、どこに行くんだ?」

冬花「えへへ、秘密」ニコ

円堂「なんだよ~それ」

~30分後~


冬花「着いたよマモル君」

円堂「うわぁ!スッゲェ!」

円堂「こんな綺麗な絶景が見られるなんて!」

冬花「ここは私の一番好きな場所なの」

円堂(俺の世界じゃこんな所なかったな)

円堂「ふゆっぺのお気に入りの場所か」

冬花「ベンチに座りましょ」

円堂「おう」

冬花「はいマモル君これ」スッ

円堂「お弁当!やったー!食べていい?」

冬花「きっとマモル君お腹減ると思って作ってきたの」

円堂「いただきまーす!」ガツガツ

円堂「うんめぇ!この唐翌揚げさいこう!」もぐもぐ

冬花「よかった、口にあってて」

円堂「あぁ!最高の味付けだ」

円堂「ふゆっぺって料理上手いんだな」

冬花「お父さんのお弁当作ったり、晩御飯作ったりしてるからかな?」

春奈は明確なカップリングなかったんだっけ?

円堂「すごいなふゆっぺは」

冬花「そんな事ないよ///」

円堂(久遠監督は星章学園の監督してたなぁ)

円堂(こっちの世界じゃ久遠監督は悪い噂は聞かないし)

円堂(いろんなひとが変わってるんだな…)

冬花「あれ、マモル君?」

円堂「え、あごめんごめん」

冬花「なんだか思いつめたような顔してたよ?」

円堂「そうだった?ははは…」

>>29
春菜は円堂が好きと思わせぶりな所がなかったのでなかったはず
春菜どちらかといえばあの三人を応援しているイメージですね

円堂「ふゆっぺの卵焼きさいこうだな!」ガツガツ

冬花「ありがとう!」

冬花(マモル君、話そらしてる…)

冬花「マモル君何かあったんだったら私相談にのるよ?」

円堂「え?いや~そんなに悩んでないってゆうか…」

円堂(するどい所は変わらないんだな)

円堂(ふゆっぺになら言ってもいい気がする)

1ふゆっぺ実はさ…

2本当になんでもないんだって!

安価下
選択肢によって円堂の今後が変わっていきます

円堂「ふゆっぺ、実は俺さ…この世界の人間じゃないんだ」

冬花「へ?それって…」

円堂「俺はもう一人いて利根川東線で出てるのがこの世界の俺なんだ」

冬花「じ、じゃああなたは?」

円堂「俺、気づいたらこの世界にいたんだ」

円堂「信じてもらえないかもしれないけど俺もなんでこの世界にきたのかわからないんだ」

冬花「うぅん、私マモル君の事信じる」

円堂「ふゆっぺ!ありがとう!」

冬花「私も協力するね」

円堂「ありがとうふゆっぺ」

円堂「はぁ~スッキリした!やっぱり一人で抱え込むもんじゃないよな」

円堂「明日さ、もう一人の俺の試合なんだ」

円堂「試合観に行こうぜ!」

円堂「こっちの俺も気になるからさ」

冬花「うんそうだね」

冬花(よかったマモル君元気になって)

冬花「ねぇマモル君、次はマモル君のお気に入りの場所教えてほしい」

円堂「あぁ!きっとふゆっぺ気に入るよ」

円堂「じゃあ早速行こう!」ガシッ

~いつもの場所~

円堂「着いたぜ、ふゆっぺ」

冬花「大きい鉄塔…」

冬花「あ、タイヤがある」

円堂「いつもここで特訓してるんだ!」

冬花「ふふ、マモル君らしいね」

円堂「へへ…この鉄塔を登ったところにあるんだ!」カツカツ

冬花「楽しみだなぁ」

円堂「ここが俺の一番のお気に入りの場所なんだ」

冬花「!!すごいとっても綺麗」

円堂「悩みごとがあったりしたらここで良く考えるんだ」

円堂「じいちゃんのお気に入りの場所なんだ」

冬花「マモル君のお爺さんのお気に入りの場所でもあるんだ」

冬花「お爺さんは今は何をしてるの?」

円堂「俺の世界じゃ今でもサッカー教えてるよ」

円堂「この世界じゃじいちゃんは何してるのかわかんなけど」

冬花「……マモル君」

円堂「??」

冬花「私、役に立つかわからない」

冬花「けどマモル君の力になりたい」

円堂「ありがとうふゆっぺ!」

円堂「そうやって俺の力になろうとしてくれてるだけでも十分さ!」

冬花「マモル君…」

円堂「じゃあ下まで降りようか」

冬花「うん!」

円堂(明日は白恋中対雷門か…)

円堂「ふゆっぺ明日さ雷門の試合なんだけどみに行かない?」

冬花「うん!私も見たい」

円堂「よーし!決まり」

冬花(マモル君の世界ってどんな世界なんだろう?)

次の日~

冬花「あ!マモル君」フリフリ

円堂「ふゆっぺ!」スタタッ

円堂「さぁスタジアムに行こうぜ!」

冬花「うん!」

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円堂「前から思ってたんだけどあのスポンサーってなんだ?」

冬花「サッカー協会の意向で中学校のサッカー部にもスポンサーがつくようになったの」

円堂「プロみたいだな」

冬花「うん…それでね、スポンサーがつかないサッカー部は活動が出来なくなるらしいの」

冬花「お父さんが言ってた」

円堂「な、なんだって!?」

冬花「今の雷門サッカー部の選手達もスポンサーがつかなくて自分達の学校でサッカーが出来なくなったらしいの…」

円堂「じゃあ、他にもいるかもしれないって事だよな…」

冬花「多分そうだと思う」

円堂(そんなの間違ってる、自由にサッカーができないなんて)

円堂(まだプロでもないのに…そんなのおかしい!)ググッ

冬花「マモル君!もうすぐ試合はじまるよ!」

角馬「ついに始まりましたフットボールフロンティア全国大会!」

円堂「染岡や吹雪もいるな……」

円堂(あの吹雪に似てるのは吹雪の言ってた弟のアツヤだよな)

冬花「マモル君あれもしかして…」チョンチョン

円堂「あ!」

円堂「豪炎寺と風丸に壁山!」

冬花「あの人たちはマモル君が二人いることは知ってるの?」

円堂「いや~話してないんだよな」

冬花「みんなには教えないの?」

円堂「もうすぐ言おうと思ってたけどさ中々言い出せなくてさ、ハハハ」

冬花「もうマモル君…」

ピピーッ
角馬「試合終了のホイッスル!2対1で雷門の勝利です!」

冬花「いい勝負だったね」

円堂「あぁ!」

円堂「あんな試合見せられたら体がウズウズしてきたぞ!」

円堂「よーし!行こうふゆっぺ!」

冬花「うん!」

豪炎寺「あれは円堂?」

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~いつもの場所~

ドスン!

円堂「よっしゃ!」ガシッ

冬花「すごい!」

円堂「ふぅ、ちょっと休憩だ」

冬花「はいドリンク」スッ

円堂「ありがとう」グビグビ

円堂「なぁふゆっぺ、ふゆっぺはさスポンサー制度についてどう思う?」

冬花「私は反対かな」

冬花「スポンサー制度がついたせいで伊那国みたいにサッカーができない学校が増えたって聞いたの」

円堂「やっぱそうだよな」

円堂「ふゆっぺはアレスの天秤って知ってる?」

冬花「アレスの…天秤?」キョトン

円堂「ふゆっぺは知らないか」

円堂「俺はそれについて調べてるんだ」

冬花「どこかで聞いたような」

円堂「まぁ大丈夫さ」

円堂「よし!特訓の再開だ!」ガッシャン

ドスン!

円堂「くっ…」ガシ

円堂「あとちょっとで出来そうなのに」

冬花「どんな技を出そうとしてるの?」

円堂「ゴッドキャッチって言う俺の一番の技があるんだ」

円堂「でもこっちの世界に来た時に出せなくなってさ」

円堂「感覚は残ってるのに身体がついてこないってゆうか」

冬花「だったら別の技を出せばいいと思う」

円堂「別の技?……そうか!!」

円堂「別に出来ないなら今の俺にできる技を作ればいいんだ!」

円堂(ゴッドキャッチのように全体に力を込めて…)

円堂(マジンザハンドのように力を集中させる!)バチバチ

円堂「ガン!シャン!ドワァン!」ズォン

円堂「だ、出せたぞ!」

円堂「やった!ふゆっぺ!出来たぞ!」

冬花「うん!おめでとうマモル君!」

円堂「今の俺にできる新しい技……名前はライジン・ザ・ハンドだ!」

冬花「うん、かっこいい名前だね」

円堂「ははは、ありがとう」

円堂「お腹減ったなー」

冬花「はいコレ」スッ

円堂「ふゆっぺなら持ってきてると思ってたよ!」

冬花「ふふふ」ニコ

???(あそこにいるのは)

???「おーい!円堂!」

冬花「マモル君だれか読んでるよ」チョンチョン

現れたのは?
安価下

円堂「風丸!」

風丸「最近顔見せないと思ったらやっぱりここにいたのか」

円堂「まぁな…」

風丸「隣にいるのは?」

円堂「あぁふゆっぺって言うんだ」

冬花「マモル君の幼馴染の久遠冬花です」ペコ

風丸「あぁよろしく!」

風丸「利根川での練習だけじゃ物足りなくてここで練習やってるんだろ」

円堂「風丸……実は俺さ」

~説明中~
風丸「こ、この世界の円堂じゃない?」

風丸「おいおい、いつからそんな冗談言うようになったんだよ」

冬花「嘘じゃないよ」

円堂「あぁ本当だ風丸」

風丸「……お前はそんな冗談言う奴じゃないしな信じるよ」

円堂「やっぱり風丸ならわかってくれると思ってたぜ!」

風丸「まぁまだちょっと困惑してるけどな」

風丸「鬼道や豪炎寺達には言ってるのか円堂?」

円堂「いや、それがまだなんだ」

風丸「アイツらにも教えないとな」

円堂「あぁ!頼むぜ風丸」

風丸「まさか円堂が二人いるなんてな」

円堂「なんでこの世界にいるのかわからないんだけどな」

風丸「明日みんなでサッカーしないか?」

円堂「え?」

風丸「負けた俺たちは明日特訓しようと思ってさ」

円堂「あぁ!もちろんだ!」

冬花「よかったねマモル君!」

風丸「明日いつもの河川敷で待ってるぞ」

円堂「わかった!じゃあな風丸!」

風丸「またな円堂」スタスタ

円堂「明日ふゆっぺもくるよな?」

冬花「え?いいの?」

円堂「もちろんだ」

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風丸「染岡パスだ!」パスッ

染岡「ナイスパスだぜ!」ストッ

鬼道「試合が終わってすぐにくるとはな…」フッ

染岡「当たり前だぜ、負けちまったらはやく切り替えて特訓だ」

豪炎寺「染岡の言う通りだな」

スタスタッ

円堂「いや~ごめんごめん」

鬼道「!?」

豪炎寺「な!?」

染岡「え、円堂?」

冬花「こ、こんにちは」ペコ

風丸「遅いぞ円堂」

円堂「よ、よぉみんな」

鬼道「円堂…今日試合じゃなかったか?」

染岡「なんでお前がいるんだよ!」

円堂「いやぁ~いろいろあってさ」

豪炎寺「それじゃあわからない、今お前は利根川東線の試合で出てる筈だ」

風丸「それなら俺が話すよ」

~風丸説明中~

鬼道「お前は俺たちが知っている円堂ではない…」

染岡「はぁ!?意味がわかんねぇよ!」

染岡「じゃあ円堂は二人存在するって事だよな?」

豪炎寺「そういう事になるのか?」

鬼道「半ば信じ難いが試合に円堂が出ている以上本当のことなんだろう」

円堂「いやぁ~みんな理解が早くてたすかるよ」

風丸「俺も最初は嘘だと思っていたけど円堂が嘘つくはずないしな」

鬼道「問題はなぜこの世界に来てしまったのかだ」

円堂「俺にもわからないんだ」

鬼道「そうだろうな」

豪炎寺「………」

円堂「今はそんな事どうでもいいじゃないか!」

円堂「みんな!サッカーやろうぜ!」

鬼道「フッ、どこの世界の円堂も変わらんようだ」

豪炎寺「あぁ、そうらしい」ニヤ

染岡「よっしゃ!行くぜ円堂!」

円堂「よーし!打ってこい!」

染岡「いくぞ!ドラゴン…クラッシュ!」ゴォン

円堂「ゴッドハンド!」ズォン

円堂「いいシュートだ!染岡」バチバチ

染岡「さすがだな円堂」

豪炎寺「俺も行くぞ円堂!」ボォウ

円堂「こい!豪炎寺!」

豪炎寺「ファイアトルネード!」ズドン

円堂「いくぞ!マジン・ザ・ハンド!」ゴゴゴ

円堂「うおぉ!」シュー

円堂「やっぱりいいシュートだぜ!」

鬼道「さすがだな円堂」

染岡「もういっちょいくぞ!円堂」ズドン

円堂「よし!」バシッ

円堂「染岡!遠慮せずに本気でこいよ」

染岡「すまんな円堂、全力でやってるぜ」

円堂「ワイバーンクラッシュは?」

染岡「わ、ワイバーンクラッシュ?」

染岡「すまんがそんな技出来ねぇな」

円堂「あ!そうだったすまんすまん」

鬼道「お前の世界の染岡ならつかえるわけか」

鬼道「円堂…詳しく教えてくれお前の世界の事を」

円堂「鬼道……わかった」

円堂「フットボールフロンティアが終わってからすぐにエイリア学園が攻めてきたんだ」

風丸「エイリア学園…?」

円堂「この世界じゃ永世学園のところがそうなんだ」

豪炎寺「永世学園が?」

円堂「この世界との違いはそれだけじゃないんだ」

円堂「白恋中のアツヤは俺の世界じゃいないんだ」

染岡「あ、アツヤがいない!?それって…」

円堂「吹雪が子供の時の事故で亡くなってる」

染岡「なんだと!?」


鬼道「エイリア学園か……」

鬼道「エイリア学園との戦いを経験してその世界の俺たちはこの世界の俺たちよりも強くなっているのか?」

円堂「あぁ…今のところは」

円堂「豪炎寺は沖縄での特訓で爆熱ストームを完成させた」

円堂「この世界でも完成させてたけど俺の知ってるのと全然違うんだ」

豪炎寺「どう違うんだ円堂」

円堂「俺の世界の豪炎寺は一人で爆熱ストームを撃つんだ」

豪炎寺「一人で撃つのか……」

鬼道「その後はどうなったんだ?」

円堂「エイリア学園との戦いからすぐに世界に向けての戦いが始まったんだ」

鬼道「その世界大会でお前たちは……」

円堂「優勝さ!それから帰ってきて気づいたらこの世界にいたんだ」

鬼道「世界を相手に優勝だと?」

風丸「す、すごいな円堂」

染岡「信じられねぇ…」

豪炎寺「その話が本当なら円堂お前はどう感じたんだ」

豪炎寺「この世界の俺たちは世界相手にたたかえるのか?」

円堂「もちろんだ!みんな面白いサッカーするしさ、気になってる奴もいるんだ」

鬼道「本当か円堂…俺たちのシュートを受けて物足りなさそうに見えたが」

今のイナイレおもろいんか?

>>60
無印ファンの人ならガッカリする内容となっていますね
期待できるのは新技や旧キャラの登場ぐらいですね
演出や脚本がイマイチなんですよね

円堂「そんな事ないって~こっちのみんなも負けちゃいないさ」

豪炎寺「なら円堂、このシュートを受けてくれ」

円堂「あぁいいぜ!」

鬼道「行くぞ!豪炎寺」バチバチ

豪炎寺「うおぉ!爆熱ストーム!」ズォン

ボォウ!

円堂「正義の鉄拳!」ギュルギュル

グイーン!

円堂「いいシュートだったぞ豪炎寺!」

鬼道「!?」

染岡「なんだよ今の技!」

風丸「豪炎寺の爆熱ストームを軽々止めるなんて…」

豪炎寺「やはりそうか…」

豪炎寺「この世界の俺たちはそっちの俺たちより弱いんだな?」

円堂「なんだよ!さっきから…そんな事ないって言ってるじゃないか!」

鬼道「円堂……頼む、本当の事を言ってくれ」

円堂「………世界はもっとすごかった、正義の鉄拳でも止められないようなすごい奴らばっかりだった」

鬼道「やはり俺たちはまだ完全に世界と戦えるレベルではないと言う事か…」

風丸「これが世界を経験した円堂か…」

円堂「落ち込むなよみんな!世界と戦えないって決まったわけじゃないだろ!」

円堂「今からもっと特訓すればいいんだよ!俺も付き合うからさ」

鬼道「フッ、簡単に言ってくれるな円堂」

染岡「そっちの俺に負けたくねぇからな!ワイバーンクラッシュよりもっとすげぇ技をつくってやる」

円堂「染岡!いい心がけだ!」

豪炎寺「1人で爆熱ストームを撃つ…」

風丸「俺はもっとはやく」

鬼道「一つ聞きたいんだが円堂」

円堂「ん?どうした鬼道」

鬼道「アレスの天秤システムというのは知ってるか?」

円堂「あぁ…俺はそれについてふゆっぺと調べてるんだ」

円堂「けどまるで証拠みたいなものがないんだ」

鬼道「野坂は政府によるプロジェクトの一環のようなものと言っていた」

円堂「せ、政府だって!?」

円堂「国家ぐるみってことかよ!」

鬼道「あぁ、そういう事なんだろう」

円堂(こっちの世界でもそんな事をしようとしてるのか……)

鬼道「どうした円堂?」

円堂「いやぁ、こっちでも色々ありそうだなぁって思ってさ」

鬼道「??まぁいい」

鬼道「俺たちも奴らについて調べてはいるが何も情報がない」

円堂「野坂はまだサッカーの本当の楽しさを知らない」

円堂「サッカーの楽しさを知ればきっとあいつらだって変わるはずさ!」

豪炎寺「やっぱり円堂は変わらないな」

鬼道「フッ、円堂の考えが一番いいのかも知れないな」

風丸「でもどうやって?」

円堂「明日人ならきっとそれができるさ」

鬼道「稲森明日人か……」

染岡「あいつはお前にそっくりだったぜ円堂」

風丸「あぁ、円堂みたい奴だったよ」

円堂「えぇ?俺にそっくり?」

円堂「….…」

円堂「俺もはやくあってみたいぜ」

鬼道「明日は永世と雷門の試合だ」

豪炎寺「俺たちはみに行くが円堂はどうする?」

円堂「もちろん行くさ!な、ふゆっぺ!」

冬花「うん!」ニコ

豪炎寺「爆熱ストームの特訓に付き合ってくれ円堂」

円堂「よし!やるか」

~次の日~

鬼道「遅いぞ、円堂」

円堂

すみません投稿ミスです

鬼道「遅いぞ、円堂」

円堂「いや~ごめん、ごめん」

豪炎寺「もうすぐ試合が始まるぞ」

風丸「永世の注目選手は吉良ヒロトと基山タツヤだな」

円堂「アレが死ななかった…血の繋がったヒロトか」

染岡「?どういう事だよ円堂」

円堂「俺の世界じゃ血の繋がった息子のヒロトは死んでるんだ」

円堂「あのタツヤが俺の世界でヒロトになってるんだ」

円堂「エイリア学園が誕生してしまったのはあのヒロトが死んでしまったからなんだ」

鬼道「やはりお前の世界とは違いが多いみたいだな」

冬花「………」

染岡「なるほどな」


円堂「すげぇ…すごいや雷門!」

円堂(ヒロトや緑川、デザームやウルビダ達が集まった永世と互角だ!)

円堂「戦ってみたい」プルプル

鬼道「震えてるぞ円堂」

染岡「やっぱいまの雷門と戦ってみたいとか思ってんだろ」

円堂「アハハ…バレた?」

豪炎寺「俺も同じ気持ちだ」

鬼道「これが円堂の世界で暴れていた永世か」

鬼道「お前の世界の永世いや…エイリア学園はこんなものではないはずだ」

円堂「たしかに動きはもっと早かった」

円堂「エイリア石…あんな物が降ってきたせいでヒロトの父ちゃんは…」

鬼道「そのエイリア石が奴らの身体能力を上げていたのか」

染岡「昨日聞いたけどあんまり理解できなかったぜ」

円堂「ヒロト達はエイリア石がなくても強かったんだ」

風丸「ついに吉良ヒロトがでるぞ!」

円堂「え!」

豪炎寺「基山タツヤと同等かそれ以上の実力があるらしい」

円堂(遂に観れるのか吉良ヒロトのサッカーを)ワクワク

円堂「ヒロトは今怪我で出れないからな」

染岡「基山タツヤの方をヒロトって呼んだりややこしいな」

円堂「いや~すまんすまん」

ヒロト「ザ・エクスプロージョン!!」ピカッ

ズォン!

\ゴォール!!/

冬花「すごい…」

円堂「はは…すごいや!」

鬼道(だが少し物足りなさそうに見える)

円堂「アイツとサッカーしてみたいな」

風丸「あ!基山タツヤが復帰したぞ」

角馬「おぉっと!ここで基山タツヤがフィールドに戻ってきました!」

鬼道「あの2人が揃えば強力だな…」

染岡「……」

円堂(……アイツは!)

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野坂「へぇ、彼らも試合に観に来てたんだね」

西蔭「あそこにいるのは灰崎…」

野坂「………」


\ピピーッ!/

角馬「ここでホイッスル!6対5で雷門の勝利だ!」

タツヤ「負けたのか……」

ヒロト「悪かったな」

ヒロト「俺がもっとはやく出てりゃ…」

タツヤ「いいんだヒロト、お前と分かり合えただけでも」

タツヤ「十分さ……」チラ

円堂「………」ニッ

タツヤ「あれは…」

豪炎寺「行くぞ円堂」

円堂「待てよ豪炎寺!」スタスタ


灰崎「……」スタスタ

鬼道「あれは灰崎…」

円堂「あいつが灰崎」

円堂「おーい!灰崎!」

灰崎「!チッ…」

灰崎「なんだテメェら」

円堂「一緒にサッカーやろうぜ!」

灰崎「サッカーだと?」

鬼道「どうだ?お前も身体がウズウズしているはずだ」

灰崎「な、そんなわけないだろうが」

円堂「ホラ!サッカーボール」パスッ

灰崎「テメェも…」ポテ

灰崎「サッカーしか頭にねぇのかよ!」

灰崎「その目をみてたらムカつくんだよ!」ギロ

円堂「でもわかるぞ…お前の中に熱い気持ちがあるのが!」

灰崎「黙れ言ってるだろうが!」ゴォン!!

バチバチ!

冬花「ま、マモル君!」

鬼道「な!」

パシッ!

円堂「いいシュートじゃないか!灰崎」シュー

灰崎「な!?」

円堂「すごいじゃないか!」

灰崎「クソ!なんなんだテメェらよ」スタスタ

鬼道「行ってしまったか…」

豪炎寺「本当に良かったのか円堂」

円堂「あいつのシュートを受けてわかったんだ、あいつにも熱いものがあるって」

円堂「あいつはきっと雷門に入る…そんな気がするんだ!」ニヤ

鬼道「なるほどな」

染岡「さて、俺たちも特訓するか!」

~次の日~

円堂(次は利根川東線か)

円堂(俺がいるチーム…)

円堂(うーん、気になるなぁ)ピロリン

円堂「!!」

円堂「鬼道からか」

円堂「よし!いつもの河川敷に行くぞ!」

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灰崎(………)

お前もサッカー好きなんだろ?

灰崎(チッ……なんなんだこの胸の高鳴りは)

灰崎(円堂守に会ってからずっとこうだ)

灰崎「サッカーしたいかだと?もう俺にはアイツらと戦うことすらできないんだ」

灰崎「クソが……」スタスタ

鬼道「灰崎…」

灰崎「き、鬼道!」

鬼道「何をそんなに迷っている」

灰崎「お前には関係ないだろ?」

鬼道「お前は昔の俺によく似ている」

灰崎「?」

鬼道「何もせずに後悔するのか?」

鬼道「俺もそうだった」

鬼道「だが…アイツに会って変わったんだ」

鬼道「お前もそうだ」

鬼道「稲森明日人に会ってからお前は変わり始めた」

灰崎「変わっただと?」

鬼道「復讐心から続けていたはずのサッカーが今ではどうだ?」

灰崎「………」

鬼道「少なからず楽しいと思えるようになった筈だ」

鬼道「アイツはすでにそれを見抜いていたようだ」

鬼道「雷門への編入手続きはもう済ましてある」

鬼道「後はどうするか……灰崎お前次第だ」

灰崎「何勝手にそんな事しやがった!」

鬼道「言ったはずだお前次第だと」

灰崎「勝手にしやがれ!」ガッ

鬼道「……変わったなアイツも」

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試合当日~

???「………」スタスタ

???「……」グッ

\円堂!/ \円堂!/

明日人「ついに円堂さんのチームと対決か」ゴクリ

剛人「すげぇ迫力だぜ」

豪炎寺「ついに円堂の実力がわかるな」

風丸「あぁ」

円堂「なんだか変な感じだよなぁ」

豪炎寺「あ、あぁ」

風丸「それはこっちのセリフだぞ円堂」

冬花「ウフフ」ニコ

角馬「現れた伝説のゴールキーパー円堂守!!」

角馬「円堂守率いる利根川東線に雷門はどのように戦うのでしょうか!!」

円堂「伝説のゴールキーパーだってさ、照れるなぁ」

染岡「だからお前じゃないんだって」

明日人「円堂さん…すごい迫力だ」ゴクリ

(アレス)円堂「よし!行くぞみんな!」ドォンッ!

坂野上「はい!円堂さん!」

道成「あれが雷門のキャプテン…」

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豪炎寺「円堂のチーム…楽しみだ」

円堂「あぁ!俺も楽しみだ」

風丸「雷門vs円堂か……面白くなってきたぞ」

円堂「」zzz

風丸「おい!円堂いつまで寝てるんだ!」

円堂「え……」ムニャムニャ

円堂「あ、いつ間にか寝ちゃってた」

風丸「もう始まるぞ」

円堂「いやぁなんか逮捕される夢みてさ」ハハハ

鬼道「全くお前と言う奴は……」


(アレス)円堂「坂野上!上がって行けー!」

角馬「おぉっと!円堂の掛け声と共に坂野上が上がっていく!」

坂野上「今まで円堂さん達と特訓してきた成果をみせてやるぞ!」ババッ

ゴーレム「は、速いでゴシュ!?」

坂野上「いっけぇ!」ズォン

道成「あれが坂野上の実力……だが俺も負けん!」グォン

角馬「キャプテン道成!上手いシュートブロックだ!」

坂野上「くっそぉ!次は決めてやる」スタタッ

(アレス)円堂「いいぞ坂野上!その調子だ!」

豪炎寺「流石だな円堂」

豪炎寺「チームの雰囲気もあの雷門以上だ」

風丸「あぁ今の雷門もいいが円堂のチームはそれ以上…」

鬼道「円堂相手に雷門がどれほどやれるのか」

染岡「楽しくなってきやがった!」

円堂「いい勝負してるなぁ!」

角馬「前半も残りわずか!このまま得点なしでおわるのか!?」

明日人「円堂さんから点を取るにはアレしかないよ!」

小僧丸「一か八かやってみるか!」

道成「よし!」

三人「「「ビクトリーライン!!」」」

ズォンズォン!!

道成「くっ!まだダメか!」

小僧丸「だが!枠内には入れてやる!!」

明日人「いっけぇ!!」

秋「円堂くん!」

坂野上「円堂さん!」

\キャプテン!!/

(アレス)円堂「す、すげぇシュートだビリビリくるぜ!」

(アレス)円堂「止めてみせる!!」

(アレス)円堂「特訓で編み出したマジンザハンドの進化をみせてやる!」バチバチ

(アレス)円堂「風神雷神!!」ゴゴゴ

ズォンズォンズォン!

(アレス)円堂「うおぉ!」ズズズ

円堂「!?」ガタ

円堂「すっげぇ……すげぇよあっちの俺!!」

円堂「マジンを二体出すマジンザハンドなんて今まで考えた事すらなかった」

円堂「あんな発想できるなんて、なんで今まで気付かなかったんだよー!」頭抱える

染岡「なんだよ円堂もう特訓したくなったのか?」

円堂「あぁ!今ならすっごい技ができる気がするんだ!」

豪炎寺「試合は見ていけよ円堂」

円堂「わかってるって豪炎寺!今すげぇワクワクしてるんだ!」

(アレス)円堂「でりゃあ!!」バチバチ

(アレス )円堂「へへへ」シュ~

明日人「とっ、とめられた!?」

小僧丸「くそっ!」

道成「やはりまだ力が100%で伝わらなかったか!」

坂野上「さすが!円堂さん!」

秋「やったぁ!」

ヒビキ「勝負はここからだぞ円堂…」

角馬「ここで前半終了のホイッスル!!」

角馬「互角の勝負で終わった前半!果たして後半からどのように雷門は円堂から点をとるのでしょうか!?」

豪炎寺「面白い…」

円堂「後半楽しみだぜ!」

鬼道「あぁ、前半からいい勝負をしている」

鬼道「雷門はかなり攻めてはいるが円堂から点を決めきれていない」

鬼道「逆に利根川東線はどうやって攻めるかだな」

風丸「あぁ…延長もありえるな」

(アレス)円堂「みんな!気を引き締めていくぞ!」

\おー!!/ \オー!/

趙金雲「さすがは円堂君、チームの士気をさらに高めましたねぇ」

道成「さすが円堂さん……俺にはまだそんな力は」

明日人「そんなことないよキャプテン!」

ゴーレム「そうでゴンス!」

剛陣「自信なくすなよな!キャプテン!!」

小僧丸「お前は、この試合ずっと負い目を感じてそうだったが」

小僧丸「俺たちはお前だからこそいいプレイができたんだ」

万作「お前は円堂さんにはないものがある!円堂さんがいなくても雷門を引っ張っていける所みせてやろうぜ!」

道成「み、みんな……」

のりか「よーし!みんな後半も頑張って行こうー!」

道成「あぁ!そうだな!俺達だけの雷門みせてやろうぜ!」

趙金雲(うん……いい傾向です)

趙金雲(道成君には円堂君とはまた違ったキャプテンシーがある)

趙金雲(簡単に例えるなら円堂君は皆を引っ張っていくタイプ)

趙金雲(そして道成君は後ろから支えて行くタイプ)

趙金雲(この事を彼に理解してもらいたかった)

(アレス)円堂「………」

ヒビキ「円堂、雷門はさらに手強くなったぞ」ニヤ

(アレス)円堂「はい!後半楽しみです!」グッ

角馬「いよいよ後半戦が始まります!」

灰崎(ちくしょう……なんだよこれ)

灰崎(……サッカーがやりてぇ!)

(アレス)円堂「いいぞぉ!みんな!」

玄場「そのまま行っちまえ!!」

坂野上「練習の成果がでてるぞ!」

角馬「おぉっと!始まって早々、利根川東戦素早いパスワークで雷門を翻弄していく!!」

角馬「でた!!新技天龍が炸裂だぁ!!」

ゴーレム「やらせないでゴシュ!」

ゴーレム「ザ・ウォール!!」ゴゴゴ

ズバババ!!

ゴーレム「ぐわぁっ!?のりか頼むでゴシュ!」ドンッ

のりか「止めてみせる!マーメイドヴェール!!」ズズズ

のりか「はあぁぁ!」シュウ

角馬「止めたぁ!!両者一進一退の攻防を繰り広げている!」

豪炎寺「まさに一心一体の攻防だな」

円堂「あぁ…なんだかハラハラしてきたぜ」

風丸「たしかにここまでの戦いはなかなか見れないぞ」

鬼道「やはりあの円堂を破る鍵はあの技か」

円堂「あいつらの技はまだ未完成な感じだった」

円堂「あれを完成させれば破れるはずだ」

染岡「おい、円堂お前自分の事応援しないのか?」

円堂「あの風神雷神、まだ未完成だと思うんだ」

円堂「マジン二体に100パーセントの力が加わってないようにみえたんだ」

豪炎寺「どちらもまだ完全じゃない…か、」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2022年12月20日 (火) 17:12:18   ID: S:6aO2S9

続きめっちゃ気になる!!!

2 :  SS好きの775さん   2023年03月25日 (土) 18:50:50   ID: S:b0Ubyw

すっごい続きが気になる………!!!!!!!!!

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