【コンマ】崩壊する世界を旅する27【安価】 (82)

コンマによる判定と安価による選択で、崩壊する世界を旅するSSです。
結末はあなたの選択、そしてコンマによる運で決められます。

最終目標はストーリーの展開で変わります。デッドエンドも当然あり得ます。
前作「崩壊する世界を旅する」に準拠した世界観になりますが、初めての方でも入れるようなストーリーにします。

なお、スレ主はスマホから打つため、進行が遅くなりがち&まとまった投下がしにくい点ご容赦ください。

今作wikiと前作wikiは下になります。
ルールや人物説明はこちらを参考にしてください。

今作wiki
http://ss.vip2ch.com/ss/%E3%80%90%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%80%91%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E6%97%85%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%90%E5%AE%89%E4%BE%A1%E3%80%91

前作wiki
http://ss.vip2ch.com/jmp/1485168424

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1532599896

注:
本スレは投下専用スレです。安価・コンマ判定については別途スレを立てます。夏の間の暫定運用を想定しています。
ご迷惑、ご不便おかけしますがよろしくお願いします。

なお、判定開始の際には向こうにも書き込みます。有効判定はそこからになります。ご容赦ください。

では、前スレから再開します。

「……二人の共通点……両性具有と関係があるのでは?」

俺の言葉にマエザキが唸った。

「馬鹿な、と思ったが否定はできんな。私たちの世界では両性具有、それも男性器と女性器を両方持ち、かつ両方ともに生殖能力がある完全な『真性半陰陽』は極めて珍しい。
むしろいないとすら言っていい。大体はどちらか、あるいは両方が未成熟だし、生殖能力はないか極めて弱いのが一般的だからだ。
誤解を恐れず言えば、二人とも人類の亜種、あるいは進化系とすら言っていい存在だ。染色体レベルで……っと熱が入り過ぎたな」

「しかしそれにどういう関係が?」

マエザキは考え込んだ。

「そこまでは分からんな。ただ、君らと彼女たちは微妙に違う存在だ。とすれば、二人が出会ったことで何かが互いの何かを刺激しておる可能性は否定できん」

「……何か、ですか」

「本来ならもう少し調べたい所だが、彼女たちは実験動物ではない。まして、ジュリア君はこれから君らの世界に行くわけだからな。また機会があればで構わない」

何か引っ掛かるものを感じた。とりあえず……

1 カミュの所に行こう
2 「ジュリア」の所に行こう

【コンマ】崩壊する世界を旅する・判定用スレ【安価】
【コンマ】崩壊する世界を旅する・判定用スレ【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532601237/)

安価下、多数決ではありません。考察不要

※強制クリティカル権取得(タイミングは任意)
※強制成功権あり

とりあえず、「ジュリア」の所に行こう。俺は彼女がいる部屋に向かった。

ドアをノックすると……

5の倍数 ちょっと離して!
5の倍数+1 ちょっと落ち着いて!
5の倍数+2~4 どうしました?

※クリティカルは後でアイテム入手

「サイファーです。どうしました?」

「あ……サイファーさん」

「ジュリア」が自分からドアを開けた。落ち着いてはいるらしい。

「具合はどうです?マエザキ先生から話は聞きましたが」

「元には戻った感じです。でも、さっきのは……」

マルコを見ると、困惑気味に首を振った。

「身体の芯が熱くなって、急にだるくなったと……でも戻ってからは問題なしなんですよね。何だったんでしょう?」

「……何か引っ掛かるな。カミュの所に行ってみるか」

7の倍数 ちょ、ちょっと!
それ以外 あれ、サイファーさん

「あれ、サイファーさん」

カミュも存外落ち着いた様子だ。俺はマルコと顔を見合わせた。

「カレン、これは?」

「私にもよく分からないんですが……部屋に来た時は、酷く落ち着きがない感じで。すぐ落ち着きましたけど」

「カミュ、どんな感じだったんだ」

彼女は視線を落とした。

「……少し、サイファーさんを襲った時に近かったかもしれないです。急に『固く』なって……でも、もう洗脳もされてないし、元に戻ったはずなのに、どうして……。
すぐ戻りましたけど、初対面の人に、あんなこと……」

「発情?……どういうことだ……」

何か解せない。……アミールに訊いてみるか。

『呼んだかい』

俺は顔をしかめた。急に人の頭に入ってくるか。
縁が深い人間とは「この世界にいる限り」どこでも意思疎通ができるらしいが、これはこれでなかなか困るものがある。

『……まあ、知りたいことがあってな。カミュと『ジュリア』を会わせたら、妙なことになった』

『……』

01~15 離した方がいいね、すぐに
16~30 どういうことだろう?
31~89 ……面倒だね
90~99 ふふふっ

『……面倒だね』

『どういうことだ?』

『君も知ってるだろうが、両性具有者は『蛇』と『一角獣』両方の『器』足り得るんだ。カミュはその適任とすら言っていい。
で、もう一人の両性具有者、『ジュリア』と出会った。カミュの中のオルディニウムウィルスは活動を休止しただけで、死んではいない。
そこで『ジュリア』の中にあるウィルスを取り込み、より『完成』した存在になろうと再活性化したわけだ』

俺は背中に汗が流れ出すのを感じた。

『ヤバいじゃないか!』

『ところがそうも言い切れない。まず、この世界の『一角獣』は僕と同じく基本は様子見だ。だから、そのま『器』になることはあり得ない。
それと、『ジュリア』は僕が感じ取る限り『蛇』の力はない。『カミュ』が力を取り込んだ所で、彼女が大幅に強くなるだけだと思う。多分』

『『ジュリア』はどうなる?』

『多分、そのままだと思う。もし仮に子供ができたら、その時は……かなり厄介かもしれないけど』

それはつまり……

『そう、性交を以て取り込みは行われる。ただ、本人たちの意思はお構いなしだ。終わった後のカミュの精神状態は心配だね』

後は俺が彼女たちをどうしたいか、だ。

1 とっとと帰る
2 二人を会わせる(ジュリアの帰還は遅くなります)
3 事前説明をする

※安価下5多数決、考察必要

※事前説明をする場合は極めて高い確率で1と同様になります。超低確率でカップル成立になりますが……(この場合は増強確定)
※2を選ぶとコンマ判定になります。基本は増強イベントですが、低確率で重大バッドイベントです。

3で決定します。

「……どうしたんですか、さっきから難しそうな顔をして」

カレンが訊いてきた。カミュも怪訝そうだ。

「あ、ああ。……どこまで信じてもらえるか分からないが、アミールと会話していた。どうも『蛇』になって色々できるようになったらしい」

「そうなんですか?……よく分からないですけど、テレパスみたいなものなんでしょうか。で、何と」

俺はさっきの会話の内容をかいつまんで話した。カミュの顔が青ざめていく。

「平たく言えば、完全なる『器』になるために、近い存在である『ジュリア』さんの力を取り込もうということらしい。そして、そのための本能として、さっきのようなことが起きた。
まあ、それで『ジュリア』さんが傷付くことはないらしい。ただ、お互いがどう思おうが、いわゆる性行為をしなければいけなくなる。それは本意じゃないだろう?」

01~45 ええ。それに……
46~80 ええ
81~89 ……どうでしょう
90~99 ……実は……

「ええ。それに……」

口ごもったカミュを見て、俺は察した。

「ユリリエか」

カミュはこくんと頷いた。

「ユリリエさんが、僕を『出来の悪い弟』ぐらいにしか思ってないのは分かってるんです。でも、やっぱり……」

「まあそんな辺りだと思ったよ。とりあえず、お前は『ジュリア』さんとは当面なるべく会わない方がいいだろうな。
その難儀な体質を何とかしたいが、AB型ウィルスに対応できるのは最新型の浄化弾だけだ。
マエザキ先生に今の話をすれば、銃弾という荒っぽいものじゃなくって飲み薬か何か、治療を受けやすいものにしてくれるだろう。まあ、またしばらくはここに残ってもらうことになるが」

「……分かりました。『ジュリア』さんは?」

「一度向こうに連れていくよ。『シデ』さんに会わせなきゃいけない」

カミュはしばらく黙った後、「あのっ」と声を発した。

「どうした?」

「……今度来るとき、ユリリエさんに会わせてくれますか?」

俺はカミュに笑った。

「もちろん」

############

※ユリリエのアングヴィライベントに移ります

###########

「久々に来たねえ」

ナージャさんが大きく息を吸った。秋のアングヴィラの空気は、少し冷たい。
大陸南部にはあるけれど、標高は実は高めだ。だから、北部のイーリスよりも冬はちょっと早く来る。

故郷であるナージャさんにとってはもちろん、あたしにとってもここは慣れ親しんだ土地だ。
軍の交流でよく来たし、子供の頃はよく連れられてきた。マニーさんにはお世話になったものだ。

街にはまだ瓦礫が目立っていた。クリスとリーンによる襲撃から、まだ1カ月もたってない。随分色々あったけど、それはほんの数日で起きたことなのだ。

「とりあえず、ラウストに行かなきゃですね。ここからだと歩くと半日かかりますけど」

「ユリリエ、行ったことは?」

※60以上である

「ええ、一応。子供の頃、家族と……」

「まあそうだろうね。プレーンウォークで、ちゃちゃっと行くかい?」

ラウストは高級避暑地だ。家族と1、2回だが来たことがある。あたしが家出するちょっと前から兄貴との折り合いは悪くなってたし、いい思い出がある、というわけでもないのだけど。

1 すぐ行く
2 アングヴィラで復興の様子を見る

※安価下、多数決ではありません。考察不要

「まあ……時間はあるし少し寄っていきます?あたしも、様子見たかったし」

「そうだねえ。マニー会長にもちょっと会いたかったし、急がなくていいか。サコミズってのの情報が何か入るかもだしね」

あたしたちはMJRタワーに向けて歩き出した。襲撃でもあそこだけはほぼ無事だったのを思い出す。
行政機能などは全部あそこに集約されているという話だ。指揮はマニー会長と、ジョセフ・ジャーヴィス―マルコの兄だ――がやっている、らしい。

3の倍数でジョセフ登場

※クリティカル、ジョセフ登場(ただし……)

夜まで中断。

再開します。

「ユリリエじゃないか!」

後ろから声をかけられた。快活なこの声は……

「ジョセフさん!?」

ハハっと彼が笑った。

マルコの兄だけど、理知的な彼に比べてこっちは少し豪快な性格だ。そういや、「兄は強引すぎる」とこぼしていたこともあったかな。
体格も大柄で、あたしより少し大きいぐらいのマルコとは違う印象を受ける。

「あれからイーリスに召喚されて色々大変らしいじゃないか。……心配したぞ?」

「あ、ああ……リーンの時はお世話に。復興作業ですか?」

ジョセフの服は泥で汚れていた。名家にありがちな高慢さはなく、現場に出るのが彼の主義らしい。あの時、最前線にいたのも彼だった。
彼と協力して、魔物やドラゴンを倒したこともある。男らしく、引っ張っていってくれる彼は、決して嫌いではなかった。

「まあな。アングヴィラには何かの任務で?……少しゆっくり話さないか」

ジョセフが真っ直ぐな目であたしを見る。少し顔の温度が上がっていくのを感じた。

そう、彼はかなりはっきりと、あたしに好意を持っている。ここを去る時にも、「真面目な話がある」と言われたのを思い出した。その時は「あとで」とごまかしたけど。
あたしは生娘じゃない。ただ、グレていた頃に男に抱かれたぐらいで、こんなに好意をぶつけられたことはなかった。だから、ハッキリ言って逃げたのだ。

向き合わないといけないのは分かってる。あたしもジョセフは嫌いじゃない。むしろ、好きかもしれない。


……でも、何か強烈に引っ掛かっていた。カミュのことだ。


彼は――彼女と言うべきかもしれないけど――あたしにとって、出来の悪い弟のようなものだ。……そのはずだった。
ただ、向こうの世界での出来事や、やっと軛から解放されて涙した彼を見て、それ以外の感情も芽生え始めていた。……いや、違うかもしれないけど。

だから、今あたしは戸惑っている。……どうしよう。

65-賢さ(28)=37以上で断る

※断りきれない

「……ん、まあ、少しだけなら……」

「そうか!じゃあ、タワーに着いたら話そう。……あ、ナージャさん、お久しぶりです」

ジョセフの顔が明るくなった……かと思うと、ばつが悪そうに頭をかいた。ナージャさんはムッとしている。

「久しぶりじゃないよ、ユリリエの尻を追っかけるのもいいけど。一応、あんたのとこの得意先なんだけどね」

「いや、面目ない……お世話になってます。あなたも、ユリリエたちと一緒に動いてると」

「まあね。乗り掛かった船だし、最後まで付き合うつもりだよ。……」

65-ナージャ賢さ(20)=45以下で茶々を入れる

※茶々を入れる

「……あ、さっきの話。あたしも一緒に聞いていいかい?何だか愉しそうじゃない」

「えっ……それはちょっと……」

ジョセフが明らかに困っている。……そりゃそうだ、多分あたしにプロポーズするつもりなんだろうから。
しかし、ナージャさんは何を考えてるんだろう?空気を読んでないのか、敢えて読まないのか。

「いちゃまずいの?せっかく祝福しようと思ったのに」

ああ、これは勘違いしてるな。ただ、正直あたしの気持ちは固まってない。……どうしよう。

65-賢さ(28)×2=09以上で選択肢へ

※即OKはしない

※選択肢です

1 今、答えていいですか?(受け入れる)
2 まだ時間が必要だと……
3 ごめんなさい!
4 その他自由安価

※安価下5多数決、考察必要
(カミュ関連でシナリオ分岐があります)

※上に書きましたが、ジョセフは強引な所のある男です。分別はありますが。

3で決定します。今日はここまで。
火曜まで私用により更新できないか、ペースが落ちます。

少し進めます。

※断る

「……ごめんなさい!」

あたしは大きく頭を下げた。ジョセフが困惑したように笑った。

「えっ……どういうことだい?」

1 ……気になる人がいるんです
2 今はそういうことを話せる状況じゃないんです。御存知でしょう?
3 そもそも、タイプでは……
4 その他自由安価

※安価下3多数決、考察不要

※そもそも、タイプでは……

「……そもそも、タイプでは……」

あたしは嘘をついた。ジョセフは決して嫌いじゃない。ただ、このぐらいすぱっと言わないと、彼は諦めない気がした。

※50以上で成功

※失敗

「……違うな。なぜそんな嘘をつくんだ!」

怒鳴られ、あたしはびくっと身をすくめた。……やっぱり通じないか……。
ジョセフは大きなため息をつく。

「君も、俺には好意があったはずだ。自信過剰と言われるかもしれないが、そのぐらいは分かる。解せないのは、嘘が嫌いな君が何故そんな見え透いたことをしたかだ。
納得が行くまで、俺は譲らんぞ」

ジョセフはあたしの目を見た。そこは強い意思がある。
マルコは「兄はこうと決めたら譲らないんです」と言っていた。そう簡単には、動いてくれないだろう。

1 ……正直に言います(カミュ関連の話を全てする)
2 実は、心に決めた人が……
3 ナージャと逃げる
4 その他自由安価

※安価下3多数決、考察不要

「ごめんなさい。どうしても言い出せなくて……実は、心に決めた人が……」

ジョセフが「えっ」と言ったきり固まった。

「何でそんな嘘を……」

「ごめんなさい、あなたに嫌われて諦められたかったの。でも、やっぱりごまかしは無理ね。あたしには」

※35以下でジョセフが問い詰める(コンマ下)
※70以下でナージャが食い付いてくる(コンマ下2)

※ジョセフ、一応諦める
※ナージャ、空気読む

ジョセフは空を見上げると、ふーっと息を吐いた。そして苦笑すると「そうか、それなら仕方ないな」と呟いた。

「どうやら、俺の方が一歩遅かったらしいな。俺より長い付き合いなんだろう?」

「え、ええ」

「だろうな。……まあ、商売も人生も時の運だ。そういうことなら、俺は何も言わんよ。
……そいつとは、もう付き合ってるのか?」

あたしは首を横に振った。

「……まだです。でも、出来の悪い弟みたいな奴で。あたしがいないと」

「なるほどな。まあ、健闘を祈るよ。……好きだったぜ」

ジョセフは右手を上げてタワーの方へと去っていった。

「……サッパリとした奴だね。イケメンだしもったいないなあ、何で振ったんだい?」

「ナージャさんも薄々感じてたんじゃ?」

ハハっとナージャさんが笑った。

「まあね。カミュなんだろ?まあ、あいつの話をすると面倒だし、ごまかしたくなったのは分かるかな。
しかし、よく覚悟決めたね。サイファーとの顛末聞く限り、面倒くさい性格なんてもんじゃないでしょ?
まあ、シュトロムの影響下にあったとか、オルディニウムとか、色々あったんだけどさ。……本当に、あいつでいいのかい?」

「……覚悟決めたってほどじゃないんです。でも、やっぱりあいつを引き取るなら、あたしくらいなのかなって。
サイファーはもうノワールさんとヘカテルちゃんがいるし。他の誰かに、あいつを任せて大丈夫かってのも自信ないし。
あたしがあいつを男と見てるかって言われると、正直分かんないです。そもそも、サイファーを襲ったくらいですから、女の要素の方が強い感じもします。
でも、向こうでカミュの治療とか涙やら見て……あいつを支えてやりたいなって」

ナージャさんがフフっと笑った。

「それは『愛』ってやつだよ。『恋』じゃなくても。それでいいんじゃないかな?
さて、タワーに行きますかね。居場所の目星はついてるし、チャチャっと片付けちゃおう」

##########

60以上でサコミズ詳細情報(コンマ下)
80以上でアイテム入手(コンマ下2)

※ジョセフ、一応諦める
※ナージャ、空気読む

ジョセフは空を見上げると、ふーっと息を吐いた。そして苦笑すると「そうか、それなら仕方ないな」と呟いた。

「どうやら、俺の方が一歩遅かったらしいな。俺より長い付き合いなんだろう?」

「え、ええ」

「だろうな。……まあ、商売も人生も時の運だ。そういうことなら、俺は何も言わんよ。
……そいつとは、もう付き合ってるのか?」

あたしは首を横に振った。

「……まだです。でも、出来の悪い弟みたいな奴で。あたしがいないと」

「なるほどな。まあ、健闘を祈るよ。……好きだったぜ」

ジョセフは右手を上げてタワーの方へと去っていった。

「……サッパリとした奴だね。イケメンだしもったいないなあ、何で振ったんだい?」

「ナージャさんも薄々感じてたんじゃ?」

ハハっとナージャさんが笑った。

「まあね。カミュなんだろ?まあ、あいつの話をすると面倒だし、ごまかしたくなったのは分かるかな。
しかし、よく覚悟決めたね。サイファーとの顛末聞く限り、面倒くさい性格なんてもんじゃないでしょ?
まあ、シュトロムの影響下にあったとか、オルディニウムとか、色々あったんだけどさ。……本当に、あいつでいいのかい?」

「……覚悟決めたってほどじゃないんです。でも、やっぱりあいつを引き取るなら、あたしくらいなのかなって。
サイファーはもうノワールさんとヘカテルちゃんがいるし。他の誰かに、あいつを任せて大丈夫かってのも自信ないし。
あたしがあいつを男と見てるかって言われると、正直分かんないです。そもそも、サイファーを襲ったくらいですから、女の要素の方が強い感じもします。
でも、向こうでカミュの治療とか涙やら見て……あいつを支えてやりたいなって」

ナージャさんがフフっと笑った。

「それは『愛』ってやつだよ。『恋』じゃなくても。それでいいんじゃないかな?
さて、タワーに行きますかね。居場所の目星はついてるし、チャチャっと片付けちゃおう」

##########

60以上でサコミズ詳細情報(コンマ下)
80以上でアイテム入手(コンマ下2)

多重投稿失礼しました。

※サコミズ詳細情報はなし
※アイテム入手はあり(後程再判定)

今日はここまで。

再開します。

##########

「ユリリエ君か、ジョセフから話は聞いたよ」

マニー会長が苦笑いして出迎えた。

「えっ、彼話したんですか」

「君を娶るつもりだって話は聞いていたからね。まあ本人は思いの外サバサバしていたが。
あの男は納得のいかないことには食い下がるが、自分で決着がついたと思えばさっぱりした男だからね。
私の後継者候補としては、彼かマルコ君か、と思っていたが……まあ、彼なら機会があるだろう」

マニー会長は上の階の方を見た。多分、そこに彼がいるのだろう。

「ここに来た、ということは全く別件だね。色々君らも大変だとは思うが、微力ながら協力させてもらおう」

あたしはエチゴの話と、サコミズが何かしらの情報を持っているかもしれない旨を話した。マニー会長は「うーん」と唸った。

「彼のことはリーンの従者である以上はあまり知らんからな。ラウストにいる以上のことは、私も分からんな。
その代わり、君に餞別代りに渡したいものがある。……これだ」

マニー会長が取り出したものは……

01~70 不幸の宝珠
71~85 豪運の宝珠
86~99 再判定(ヴィルヤかジュリアン鎧か「針」の欠片)

※不幸の宝珠(ユリリエ保有、ただしサイファーと同行時ならサイファーの行動時でも機能)

「これは……不幸の宝珠ですね」

「そうだ。まあこれから先何が起こるか分からんからな。お守り代わりと思ってくれていい。
にしても、ジョセフを振るとはよほどの男なんだろうね」

あたしは苦笑した。

「いえ……多分、彼の方が男性としては魅力的なんだと思います。
ただ、彼はきっとあたしが一緒じゃなくても生きていける人です。何ていうか、上手く言えないんですけど……」

「なるほどな。彼は『強過ぎる』ということか。言わんとすることは分かった。
とにかく、その男性を幸せにしてやりなさい。君みたいな子には、確かにそういうタイプの方が合っているようだ。健闘を祈るよ」

###########

あたしたちはプレーンウォークでラウストに向かった。こっちは高原地帯だ。
秋というより、既に冬の訪れが来たかのような肌寒さを感じる。

「ううっ、昼間でこれか……少々応えるね。もう半年だったかい?」

「この話が始まってから、ですか。そうですね、サイファーがあたしのところに来たのが4月上旬でしたから、もうそんなものですね。
随分と事が大きくなっちゃいましたが……」

「だねえ。もしサイファーと会わなかったら、あたしもまだ『穴』で引きこもってたかもね。
今じゃあそこは、ズマの難民の新たな居場所か。上手く行くといいんだけどねえ」

ナージャさんはラウスト近くにある霊峰、ラニマ山を見た。山頂の辺りはすっかり白くなっている。
確かその麓には選ばれしものだけが住めるという村があるらしいが、誰もその存在は確認できていない。
まあ、おとぎ話のようなものだろう。

「それはそうと、サコミズさんですよ。小さな街ですし、パブ辺りで聞いてみます?」

「そうねえ。それが無難だわね」

パブのドアを開けると……

01~15 サコミズ、かい。その男なら……
16~50 いやあ、知らんねえ
51~80 その男なら確か……
81~99 あなたは……?

※サコミズについての情報あり

中には暇そうなマスターがカウンターに頬杖をついていた。
あたしたちを見ると、ガタっと立ち上がる。

「お……!!いらっしゃい!!いやあ、まさかこんな別嬪さんが二人も来るとはねえ。
しかし、昼間から何の用だい?そもそも、アングヴィラはまだ全然復興してないだろ」

ラウストはアングヴィラからの観光客でもっているといっていい。
当然、世界が大混乱に陥っている現状では観光客など来るはずもないわけだ。
あたしはマスターに申し訳なさを感じながら、彼に訊いた。

「いえ、ちょっと人探しを……あとコーヒーを1杯。ナージャさんは?」

「あ、あたしもそれで」

マスターがあからさまに落胆した。まあ、そりゃそうなるかな。

「何だ、まともな客じゃやっぱりなかったか……。で人探し?誰をだい」

「サコミズ、って男性です。『新大陸』から来た人で、人相に特徴があるはずですが」

投げやり気味だったマスターの表情が変わった。

「その男か!!確か、ここで酒を飲んだ時に結構な金を置いていったからよく覚えてる。
あの大将がいなかったら店畳んでたとこだったからな……」

「今どこに??」

01~30 最後に見たのは2日前か
31~65 昨日はこっちに来たが……
66~99 まだこっちにいるはずだ

※クリティカル、丁度こちらに来る

「まだこっちにいるはずだ。金が尽きたらラニマ山に行って死ぬつもりとか言ってたが、どこに金があるんだかなかなかその気配がない。
まあ、ここは米酒の名産地ではあるからな。酒飲みにはたまらない場所ではあ……っと、噂をすれば何とやらだ」

入口に人の気配がした。長い髪を後ろでまとめた無精髭の男がそこにいる。切れ長の目には見覚えがある。

「……サコミズさん!?」

「……!!貴女は……確かアングヴィラの」

あたしの顔は覚えていたようだ。大きく一礼する。

「探していました。あたし、ユリリエ・スナイダといいます。リーンの件では、お世話になりました」

「……お嬢様の件では、世話になったのはこちらだ。道を誤った主君に刃を向けられなかった私の代わりに、誅してくれた。
貴女には借りがある。決して返せないほどの大きな」

「こちらには何を?」

ふっと笑って、彼は山を見た。

「ご想像の通りだ。死にに来たのだよ。お嬢様が、まだ闇に染まる前の想い出を抱いて、な。
だが、生憎手元に残った金はなかなか使いきれなくてな。誰かに残すものでもないから、せめて好きな酒でもと思っていたらこのざまだ。
まあ、貴女に会って少しでも借りを返せ、という神の思し召しなのだろう。
……しかし、何故私を探していた?」

あたしとナージャさんは、これまでのいきさつを説明した。サコミズが顔を曇らせる。

「確かに私は『新大陸』の人間だ。だが、いたのは子供の頃の話だ。
どこまで協力できるかは、はなはだ怪しい……」

01~10 ご協力は、できそうもない(ファンブル扱い)
11~40 古い言い伝えだけは聞いている
41~70 大昔、一度だけ噂に聞いたことがある
71~99 ……いや、そうでもない

※情報はあまりない

「ただ、古い言い伝えだけは聞いている。私たちの大陸には、禁忌の洞穴があると。その奥深くには神が住まわれていて、ごく限られた人しか立ち入れないのだ、と」

神……「一角獣」のことだろうか?

「限られた人って……エチゴのことですか」

「私はそこまで知らない。何分、古き言い伝えだからな。何より、子供の頃の話だ」

ナージャさんがあたしを見た。

「こういうのはナガトさんに訊くのが正解じゃない?彼ならもっと知ってるだろうし」

あたしはイーリスにいるエリスさんに電話をかけた。ナガトさんと伝えると、快く繋いでくれた。

『……なるほど。そんなことを』

「ええ、あなたなら多分ご存じかと」

『君の推測は当たっている。あの奥深くに、『一角獣』がいる』

※30以上で追加情報(再判定)、90以上だとエチゴ同行者が弱確定

※追加情報あり、後程再判定

「やはり……」

『あそこには、僕ら『終末兵士』しか立ち入れないようになっていた。僕は反旗を翻したから、大分前から入れなくなっているけど。
エチゴなら、当然出入りしているだろうね。勿論、『一角獣』の力は、彼は十二分に身に付けている。ちょうど、今向こうに行っているアミール君のようなものだ……』

……

01~40 そう言えば、不穏な話を耳にした
41~80 そう言えば……エチゴの同行者3人だが。ひょっとすると……
81~99 ……嫌な予感がする。多分……

※不確定情報、ただしエチゴ同行者が大ボスの可能性浮上

少しの沈黙の後に、ナガトさんの声が一段低くなった。

『……まずいな……エチゴが連れてくるという3人。かなり危ないかもしれない』

「……!?どういうことです?」

『僕がレジスタンスをやっていた頃、不穏な話を耳にしたことがある。エチゴが、若いサテュロスの女性ばかりを拐っていた、と。
奴が何を考えていたかは分からなかったが……あるいは、一角獣の『器』に使うつもりだったのかもしれない。
結局、エチゴが僕たちの仲間を殲滅したわけだが、仲間がいるとなると……』

「サテュロス?」

「半人半獣の、伝説上の生物よ。こっちにはいないけど、『新大陸』には実在したのね」

ナージャさんがあたしに耳打ちする。

※65以上でサコミズから追加情報、90以上で別のイベント発生

※追加情報なし

『エチゴにどこまでの科学的な知識があるかは怪しい。ただ、僕同様数万年生きているわけだ。
事と次第によっては、同行者をこそ警戒しなきゃいけないかもしれないね』

あたしは思わず唾を飲み込んだ。

「それって……これだけ戦力が整っていてもですか」

『ベネディクトという男ほどではない、と思う。多分。だが、もし万が一完全な形で『一角獣』が誰かに憑依していたとしたら……僕の残りの力を全て使ってもなお、厳しいかもしれない』

これはまずいことになった。早く戻らなきゃ。

「何とかなる手段はないの??」

ナージャさんが口を挟む。

※90以上で追加イベント

※80以上に緩和します。

※特になし

出てきたのは残酷な言葉だった。

『難しいとしか言えない。『一角獣』は、君たちの想像を遥かに超える相手だ。いわば神だからね。
受肉に応じる理由もある。この世界で、オルドを除けば最後の使徒がエチゴだからだ。たった4人だが、総力戦を覚悟してほしい。僕も全力を尽くす』

「……分かりました」

大変なことになった。「ケイン」が戻るとは言っても、どこまで信用が置けるかは未だ分からない。
サイファーが、いい話を持ってくるといいのだけど。

電話を切ったあたしは、大きな溜め息をついた。

「……参ったね。聞かなきゃ良かったかも」

ナージャさんも苦い顔だ。

「……ですね。……あなたは、どうするの」

あたしはサコミズに訊いた。

※30以上で追加情報あり(追加イベントへ進行可能)
※90以上だと……

※追加情報あり(イベント?)

「私は……ラニマ山に行こうと思う。死ぬつもりではないから心配は無用だ。
あの麓に、選ばれし者だけが住めるという村があるらしい。そこに行けば、何かあるのではと思ってな」

「村?そんなの、ただの言い伝えじゃ……」

「だが、微かに可能性があるなら、それを追ってみたい。それがどんなに困難であろうと」

マスターが首を振った。

「そんなのただの伝説だよ。何より、誰も行ったことがない。悪いことは言わん、この季節の山は天候が変わりやすい。遭難したくなければ、諦めるべきだろう」

1 じゃあ、ここまでで、ね
2 あたしたちも行っていい?

※2は何もないか、中確率で軽いペナルティです。
ただし、クリティカル発生権を使う場合、大きな変化があるかもしれません(自力で高コンマかクリティカルを引く必要あり)。

※安価下3多数決、考察不要

なお、情報収集は2選択後です。基本低確率です。
2のルートに上手く乗ると、ユリリエたちはこの日帰りません。

※2で決定します

「あたしたちも行っていいですか?いざとなればプレーンウォークで戻れるし」

サコミズが少し驚いたような素振りを見せた。

「いや、貴女たちにはエチゴという男を何とかするという使命があるのでは?私なんかのために時間を割く必要はな……」

「それでも、自棄になっている人は見捨ててはおけない。死ぬつもりはないって言ってたけど、死んでもいいとは思ってるでしょ?
薄い可能性に賭けるなら、それは自殺とあまり変わりがない。でも、あたしたちが一緒にいればその可能性は少しは高まる。少なくとも、あなたが死ぬことはない」

サコミズは苦笑した。

「そこまでお見通しか、さすがだよ」

「でもどうするんだい?闇雲に探しても時間を浪費するだけだよ?」

ナージャさんの言う通りだ。少しでも情報があれば……

※80以上で追加情報
※以下、クリティカル権、強制成功権を使う場合は明記お願いします。
※重要ポイントでは多数決を採ります。

※追加情報なし

##########

「まあ、そんな情報あるわけないよねえ」

ナージャさんがふうと息を吐いた。ラウストの村長にも会ったけど、「麓には熊と猪しかいない」と一笑に付されてしまった。

「伝説は伝説でしかないのかな。でも、行けば何かあるかも……」

「どうだろね。サイファーからは何か連絡が来てない?」

あたしは首を振った。そろそろお昼になる。向こうも何かあったのかもしれない。

「まあ、まだ時間はあるか。サコミズさん、まだ探す?」

「一応、登山道を少し探してみるつもりだ。それでダメなら、潔く諦めよう」

「分かった。こういう時にジュリアンさんがいればねえ」

彼は次元牢で作業をしているとのことだった。トニーさんが入手した武具の調整らしい。

※70以上でジュリアンと連絡が付けられる

念のための誘導です。

【コンマ】崩壊する世界を旅する・判定用スレ【安価】
【コンマ】崩壊する世界を旅する・判定用スレ【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532601237/)

再開します。

※ジュリアンの協力あり

彼は「しばらくは作業に集中させて欲しい」とのことだった。実体化しているとは言え簡単に連絡は取れないと思うけど、一応やってみるかな。

あたしはランダムさんに電話をかけた。ジュリアンさんに話を通してもらうためだ。

『ん?ジュリアン兄ならここにいるぜ。代わろうか?』

実にあっさりと話が繋がった。もっと早くやるべきだったかな。

『僕だ。作業はとりあえず終わったけど、どうかしたかい』

あたしがサコミズの話をすると、「ちょっと待ってくれ」と返ってきた。そしてしばらくすると、ナージャさんの横の空間に歪みができた。
宝石の持ち主の所には、すぐに転移できるようになっているらしい。

「彼がサコミズか。しかし、幻の村ね……一応、魔力感知してみるが期待はしないでくれ」

※50以上で違和感あり、90以上で?

※違和感なし

「……何も感じないが」

ジュリアンさんは訝しげに言った。

「所詮、人間が作ったただのお伽噺だろう。そろそろサイファーも戻る頃だ、ここで油を売っても仕方ないと思うけどね」

あたしは……

65-賢さ(28)=37以上でイベント続行

※ここで失敗だとイベントが終わります(EXルートへの道がほぼ消えます)

※イベント続行

「いえ、とりあえず探すだけ探してみます。何か引っ掛かるんです」

「何か、ねえ……まあ乗り掛かった船だ、少しだけ手伝おう」

###########

秋の登山道は、涼しいというよりむしろ肌寒い。あと2週間もしたら山は白い雪で覆われるだろう。

しかし、見渡す限り針葉樹ばかりだ。こんな所に何か手がかりがあるのだろうか?

※クリティカル権を使いますか?使わない場合、50%でイベントが終了します。(なおも判定が続きます)

※使った場合、EXルートへのフラグが立ちます。ただし、そのまま進むかはなお低確率です(後で突入する可能性はあります)。
※EXルートに入らないと、バッドエンドの世界の完全救済は不可能に近いです。ただ、完全救済しなくてもグッドエンドは迎えられます。

※安価下3多数決、考察不要

※クリティカル権発動

その時、カサリと音がした。獣だろうか?

「人だよ!それも、女の子だ!」

ナージャさんの声に、あたしは音がした方を見た。短い髪の女の子が、森の奥の方に走っている!

「何者だ?」

ジュリアンさんが凄い勢いで跡を追い始めた。サコミズもそれにしっかりついていく。

「速いっ!!」

女の子も尋常じゃない速さだけど、急速にその差は詰まっていく。そして……

01~40 女の子は急に消えた
41~70 ジュリアンさんが女の子を捕まえた
71~95 サコミズが女の子を捕まえた
96~99 ????????

※再判定です。

9の倍数以外 女の子が立ち止まる
9の倍数かクリティカル ????が登場(EXルート入りほぼ確定)

※女の子が立ち止まる

今日はここまでです。EXルートの片鱗まで見れることは確定しました。

少し進めます。

女の子は急に立ち止まり、こちらを向いた。短い黒髪に透き通るような白い肌。身長は140センメドぐらい、12、13ぐらいにも見えるけど、切れ長の目は不思議な落ち着きを感じさせる。

「……あなたたち、何者なの?」

ジュリアンさんたちも追うのをやめた。

「すまない、少し探しものをね。急に逃げたんで、追ってしまった。怖がらせたなら謝る」

「ふうん」と女の子はあたしたちを見た。

「……ドジっちゃったわね。この季節だから油断してた。ただ、あなたたち、ただの人間じゃないわね。私に追い付きそうになるんだもの。
あなたたち、多分私たちの『村』に行きたいんじゃない?」

「えっ……!?どうしてそれを……」

「そのぐらいしか理由がないもの。ただ、お伽噺を信じてここに来たにしては全員――特にその茶髪の人と、背の高い赤毛の人かな、尋常じゃないものを感じる。
『資格あり』としとこうかしら。あたしについてきて。案内するから」

サコミズが渋い顔をして女の子を見た。

「だから君は一体何者なんだ?ユリリエの質問に……」

「言っても理解できないでしょう?まあ、それは『村長』が詳しく話すでしょ。
私の名だけ伝えとく。ブランカ。こう見えても、一応成人してるわ」

65-ユリリエ賢さ(28)=37以上で何かに気付く

※ユリリエ、何かに気付く

……この子、ノワールさんに似てる。顔の造りとかは違うし、髪の色も違う。でも、話し方とか見た目通りの年齢じゃないとかは同じだ。

「あなた、ノワールって人知ってる?」

ブランカと名乗った女の子は怪訝そうな顔をした。

「……誰それ。私に似てるってこと?」

「少し」

「……多分気のせいよ。まあしかし、『白』に『黒』ねえ。これも因果かしら」

よく言っている意味が分からない。そう言っている間に、あたしたちは白い円が書かれた場所に来た。

「転移するわよ。驚くだろうけど」

ブランカがそう言った次の瞬間、目の前の風景が一気に切り替わった。



あたしの目の前にあったのは、ごく普通の住宅街だった。……ごく普通??

「これ、マツモトってとこの街並みに少し似てるね」

ブランカが少し驚いた様子でナージャさんを見た。

「あなた、この世界以外にどこか行ったことが?」

「まあね。この世界以外に幾つか世界があるらしいことも知ってる」

ブランカが険しい表情になった。

01~40 気が変わったわ、帰って
41~70 そこまで知っているなんて……
71~99 意外と深刻みたいね……

※村長に案内

「意外と深刻みたいね……。村長に会わせるわ。詳しい話を聞かせてちょうだい」

「村長?というか、ここは一体……」

サコミズをブランカが見上げた。

「ここは『トイサイダー村』。この世界の地底部分に作られた人工の村にして、多元世界の監視拠点。
住民は皆監視員よ。たまにさっきの私のように地上の様子を見ることがあるけど、生活は全てここで完結させてる」

「監視拠点??一体どういうことだ?そもそも、何故こんな状況なのに表に出ないんだ?」

「私たちの監視対象はこの世界の社会や人類にはないからよ。それ以上は村長に訊いて」

ジュリアンさんに、ブランカが苛立った様子で答えた。


やがてあたしたちは大きめの屋敷に着いた。サコミズが「……昔これに似た建物を見たことがある」と呟いている。

「あなた、多分東洋人の末裔でしょ?多分日本人の。それなら当然とは言えるわね、昔の村長の趣味で、ここはこんな造りになってるわけだから」

ブランカが大扉の前に立つと、それは勝手にゆっくりと開いた。そこには……

01~50 眼鏡をかけた中年男性がいた
51~70 30歳ぐらいの女性がいた
71~99 再判定(EXルート入り確定)

そこには眼鏡をかけた中年男性がいた。……この人もどこかで見た気が……

「初めまして。私がここの『村長』をやっているオリバー・シェフィールドです。ブランカが客人を連れてくるとは、正直思いもしませんでしたよ。
さあ、どうぞこちらに。飲み物は何がいいですかね」

シェフィールド?過去世界に、そんな名前の人がいたような気がする。
あたしは不可思議な気分でソファに座った。

「何でもいいですけど、お茶で……。ていうか、あなたたちは一体」

「ブランカがテレパスで伝えてくれたから、あなたたちがここに来た経緯は承知してます。あなたたちが、私たち同様に別の多元世界に行ける存在であることも」

「……!!?どういうことなんです??」

呆気に取られたあたしに、オリバーはどこから取り出したのか小さな器を手渡した。中には濃緑のお茶が入っている。

「世界は多数存在する、ということです。私たちは、その中の一つからここに来た」

「ああっ!」とあたしは声をあげた。確か、平行世界は3つあると聞いていた。……その中の一つから来たのだろうか??

「……やはりご存じでしたね。とはいえ、私たちの世界は他の世界への干渉は望まない。この世界は、この世界の人々によって統治されるべきだ。生きるも滅ぶも、その人々が決めること。
私たちはただ、『エメリア』が誕生しないかを監視するのみです。別の多元世界を滅ぼしかねない、最悪の災厄ですから」

「エメリア?」

オリバーは頷いた。

「多分、その分だとサーペントとユニコーンの存在は知っているはずです。そして、あるいはそれが融合しようとしているとも。
実際に融合が確認された事例はわずか2件。そのどれもが、破滅的結果になっている。……とにかく、融合体を私たちは『エメリア』と呼んでいます。
多元世界間を渡り歩き、別の多元世界を片っ端から破壊しつくそうとする災厄。それがあれです」

サコミズが一歩前に出た。

「さっき少女が『監視』と言ったが、そういうことか」

「ええ。エメリア誕生の気配が出れば、我々は介入します。そうでないなら、ただこの村で平々凡々と生きるのみです。
この世界が破滅に向かいつつあるのは認識してました。ただ、我々の懸念はエメリアにしかない。極可能性は薄いですがね」

「しかし回りくどいな。……君らはただの住民ではないな?」

ジュリアンさんの言葉に……

01~45 そこは伏せましょう
46~80 そうです
81~99 実は……

ジュリアンさんの言葉にオリバーは笑った。

「そうです。この世界ではない世界から、私たちは来ています。この世界より、遥かに文明が進んだ、ね。
私たちの目的はただ一つ。『エメリア』発生の事前抑制のみです。その観点からすると、この世界はあまりうまくは行ってない。介入をちょうど検討し始めた所です」

「エチゴのこと?」

「その男が何者かは不明ですが、ユニコーンの力を持った誰かがこちらに来ている。サーペントを吸収するに足る誰かです。そこで――」

4の倍数 ブランカ、頼みますよ
4の倍数以外 そこの東洋人の方、これを

8の倍数かゾロ目 再判定

※サコミズにアイテム(vsエチゴ及び同行者特効)

申し訳ありません、酔いが厳しいのでここまでです。

再開します。

「そこの東洋人の方、これを」

オリバーは箱のようなものをサコミズに手渡した。蓋はどこにもないようだけど……

「これは?」

「対オルディニウムウィルス感染者用照射型ディバイス――平たく言えば、オルディニウムウィルスを強制的に消し去るような機器、ですね。
そこのスイッチを……そう、それです。それをオンにすることで発動します。拡散レーザー状の光が発せられます。
あ、ここでやったらダメですよ。私はともかく、ブランカや他の人にも影響が出てしまう」

「どういうことだ?」

「オルディニウムの感染者、ないしは因子を持つ人間が使うと重篤な影響が出かねないのです。
そこのあなたは恐らくはオルディニウムによる変異種でしょうし、女性二人もその血が流れている」

ジュリアンは目を見開いた。

「どうしてそれを?」

「この眼鏡はただの眼鏡ではないのです。分析用ディバイスとしての役割があり、見ただけでその人の遺伝子情報まで判別できるのです。
文明レベルでいえばこの世界より大分先に進んでますからね。まあ、あまりお気になさらず」

オリバーは敵ではないようだ。しかし、色々言っていることが分からない。

「まあ貰えるものは貰っておくが……貴方を信用していいものか迷っている。突然過ぎるからな」

01~50 まあいいじゃありませんか
51~75 エメリア発生を防ぐには必要なのです
76~90 説明しましょうか
91~99 再判定

※クリティカル、昇格再判定

3の倍数 そこからは俺が説明しよう
3の倍数+1 そこからは私が説明するわ
3の倍数+2 そこからは僕が説明しよう

9の倍数で自由選択可能(大きな差異はありません)

※????登場

「そこからは僕が説明しよう」

急に向こう側から声がした。……この声は、まさか??いや、そんなはずは……!!?

ドアが開いた。そこには……

「スナイダ准将??来ていらっしゃったのですか??」

「警戒レベルが4まで上昇した世界だ、念のための視察だ。……驚いたな」


そこには、向こうの世界にいるはずのアミールがいた。……見たことがない服装に身を包んで、だ。後ろには、ファルさんによく似た女性が慎ましく控えている。


「兄貴……??」

「……愚妹に会うとは思わなかったね。まあ、同一個体だろうが。ということは、僕の同一個体もいるということになるな。やはり世界間の『距離』が近いのか」

あたしは口を開けたまま動けなかった。……何だろう、この光景は。

ナージャさんが険しい表情になって訊いた。

「……説明してくれない?あんたらの正体を」

「シェフィールド二佐、簡単な説明はしたな」

「ええ。『エメリア』のことも。私たちが別の多元世界から来たことも」

「アミール」が渋い顔をした。

「そこまで話したのか。……まあ仕方ないね。
僕たちは、オルディニウム、及びユニコーンとサーペントを完全な管理下に置くことに成功した世界から来た。
もはや人類に脅威はほぼないが、唯一の脅威はユニコーンとサーペントの融合体『エメリア』だ。奴は世界間を『渡って』くる。
それを事前抑止するため、幾つかの世界にここのような観測施設が置かれているというわけだ」

「全ての世界に対応することは不可能です。ただ、近い距離にある世界には、大なり小なり同種の施設が。
警戒レベルが4まで到達した場合、多少の関与が許可され、レベル5で直接介入が可能になります。スナイダ准将が来られたのは、警戒レベル引き上げのためでは?」

「それもある。だが、もうあれは渡したのだろう?もう僕が出る番ではないと判断するが」

※95以上で?ファンブルはなしc

※特になし

「まあそうですね。思っていたより遥かに抵抗力はありそうですし……」

ジュリアンさんが「アミール」を見た。

「僕らの世界についてはそれでいいだろうけど、他の世界はどうなんだ?異世界――過去の世界はまあともかく、ベネディクトがいる世界の方がずっと深刻じゃないのか?」

※40以上で存在は知っている
※80以上で対策を打ちつつある

※対策を打ちつつある

「アミール」が頷いた。

「その通りだ。本来、滅び行くあの世界については警戒レベルはさほど高くはしていなかった。ただ、この世界への干渉が始まったことで状況は変わった。
多分、それについてはあなたもそれはご存じのはずだ」

「当然だ。ベネディクトの狙いは、この星の力を持ち帰ること。『蛇の指輪』を欲したのも、そのためだった」

「そこまで分かってるなら、彼の危険性はよく分かると思う。ユニコーンとサーペント、両方の力を彼は欲した。その帰結は、多分『エメリア』の誕生だろう。
その男がどこまで自覚的かは知らない。ただ、僕たちにとって全く看過できない状況になっている。それは疑いない。
そこで、これから向こうの部隊に始動をかけるつもりでいる。できれば協力していただきたい。
軍事力の観点で言えば、あなたがたも相応のものがあるとお見受けした。ブランカを捉えきるほどだからね」

ブランカと呼ばれた少女が、不機嫌そうな顔をした。

「本気じゃなかっただけよ」

「それにしてもだ。共同作戦についてはこれから細部を詰めるつもりだが、担当者に会うかい?」

あたしたちは顔を見合わせた。

「これから、ですか」

「不都合かい?」

1 今晩でも構いませんか
2 ええ

※安価下、多数決ではありません。考察不要

※今から会う

「うん……じゃなかった、はい」

「分かった。なら今から連絡しよう」

「アミール」は口元で何か言った。すると、彼の後ろにいきなり誰かが現れた。

それは……

3の倍数 サイファーさん??
3の倍数+1 エリスさん??
3の倍数+2 ……知らない人だ

9の倍数で自由選択へ

※「ワシル」が指揮官
(能力は最終局面ではそこそこ程度ですが、パーティ編成の制限がありません)

「お呼びですか」

現れたのは、武骨な軍人だった。……この人は見たことがない。……いや、あったかな。

「来たね、ワシル・ロマーヌ一佐。先程情報を転送した通りだが」

「心得ております。共同作戦とのこと、承っております」

あんな一瞬でこっちの出来事を理解できるものなのだろうか?魔法とかとも違うようだけど。
「アミール」があたしの疑問を察したかのように苦笑した。

「気にしなくて構わない。僕らの世界の技術だ、ここの文明レベルじゃあと数万年はかかる。……状況は?」

「特段の変化なし、といったところですか。若干の混乱が見受けられましたが。とはいえ無茶をやらかす可能性、小さくはありますまい。
差し当たってはユニコーンの状況ですな。サーペントは劣勢、やはり多勢に無勢かと」

「とはいえ、死ぬほどでもないだろう?当面は静観、動きがあったら襲撃か」

「左様に。連絡体制だけは持っておく必要があろうかと」

「アミール」は頷くと、あたしに小さなボタンのようなものを渡した。

「これを適当なところに着けてくれ。君らから連絡はできないが、準備が出来次第ワシルから連絡が行く。目安は?」

01~30 あの様子から見て少なく見積もって1週間
31~60 あの様子から見て、少なく見積もって2週間
61~90 あの様子から見て、早くとも1ヶ月はかかるでしょう
91~99 2、3カ月は

少しだけ進めます。なお、しばらく更新ペースが大きく落ちます。

※1週間後から突入判定(先にオルド撃破は不可能)

「あの様子から見て、少なくとも1週間はかかるでしょう。やはり、こちらの転移装置が壊されることへの対応は進めていたようですが、それでも彼らでは簡単ではない」

「……だろうね。撃破した場合は?」

「地球の生命エネルギーを吸い取る根源となっている存在を消さない限り、早晩終わるでしょうね。ただ、それは私たちをもってしても難しいですし、何よりそうする意味はない」

「そうだな。慈善事業ではないのだし、『エメリア』の誕生さえ防げればそれでいい」

「アミール」は頷いた。……同一個体とか言ってたけど、こういう切り捨てる対応はあたしの知るアミールそっくりだ。やはり気に食わない。

「……難しい顔をしているな」

「……別に。兄を思い出しただけです」

ふっと「アミール」が口元を少し上げた。

「まあ性格やらは別次元の存在であろうとそう変わらんと聞いているからな。そういう所は愚妹に似ているな。あれよりは分別があるようだが。
……さて、そろそろお暇しよう。君らもここにいる意味は、もはやあるまい?」

……最後に何か聞くことはあるだろうか?

※2100ぐらいまで自由安価で質問を募集します。内容によっては採用します。
※ただし、今回質問できるのは1問だけです。

こちらも上げます。

質問ないようなので進めます。

少し考えたけど、どうにも突然すぎて頭が追い付かない。これ以上ここにいる意味はないようだ。

「……そうですね。色々ありがとうございます」

「了解した。……もう会うこともないだろう。こっちの僕にも、よろしく伝えてくれ」

そう言い残すと、「アミール」は一瞬で消えた。ワシルと名乗る男もだ。

「驚いたかい?次元転移も、瞬間的にできるようになっているのさ。
まあそれはともかく、お別れの時間だ。ブランカ、案内を」

※80以上で?ファンブルなし

※ブランカ、同行を志願

「……私もついていっちゃダメ?」

オリバーが「えっ!?」と言ったきり絶句した。

「……外の世界との干渉は禁止されているはずだ。あくまで『エメリア』発生の際だけ、動くのが認められ……」

「でも、この世界の警戒レベルはまだ4のまま。ワシルさんの所が3から4.5に上がったけど、どっちにしても介入に足るとは思わなくて?『叔父様』」

……

※50以上で加入、未満だと選択と判定あり

※拒否される

「ダメだ。あくまで動くのは4.5以上。規則は規則だろう?それに、彼らには既に力を与えた」

「確かに照射型ディバイスなら、こっちの世界については十分かもしれない。でも……」

オリバーが溜め息をついた。

「お前が外の世界を見たいのは分かる。生まれた時から守護の運命を背負っているお前のことだからな。だが、規則は規則だ」

65-賢さ(28)=37以上でイベント続行

※イベント続行

「いいんじゃないですか?本人が出たいって言うなら。それに、あたしたちも戦力が多い方が助かりますし」

あたしの言葉に、オリバーは驚いた様子だった。

「……しかしだな……」

彼はチラリとブランカを見た。彼女は懇願するように見つめている。

「……どうしても行きたいか」

「27年間、籠の中の鳥だったのよ?『オリジナル』の因子を持たされて、いざという時のリザーバー役でいるなんてもううんざり。
たとえそれで一生あっても使えないお金が手に入るとしても、大事なのは自由なのよ」

オリバーが深い溜め息をついた。

「気持ちは分かる。ここに来たのすら、相当無理を通した結果だからね。だが……」

「何か不都合でもあるんですか?」

※75以下でデメリットあり

※デメリットなし

「……いや。ただの私のわがままだ。行きたければ行けばいい。上には上手く言っておく。
ブランカ。……無事で戻ってこいよ」

「ありがとう叔父様!」

ブランカがオリバーに抱き付いた。彼は、泣きそうなのか、微笑んでいるのかよく分からない顔でブランカの髪を撫でている。

「じゃあ、後はブランカが元の世界に戻してくれるだろう。また会おう、異界の人々よ」

※ブランカが加入しました。まだプレイアブルではありません(EXルートならプレイアブルになります)。

※エチゴ戦から参加します。照射ディバイスの存在もあり、かなりの確率で形式的イベント戦闘になるのがほぼ確定しました。

※ブランカの戦闘能力は極めて高いです。vsベネディクト戦時では、彼女にある役割を担ってもらう可能性が高くなります。

※ブランカとノワールが会っても対消滅はしません。イベントはあります。

##########

※視点がサイファーへと戻ります

###########

「……色々ありすぎて、頭がパンクしそうだな」

俺はユリリエと、ブランカと名乗る女と会っていた。こちらのアミールの話も、向こうの「アミール」の話も、どちらも互いにとって衝撃的に過ぎた。
お互いが切り出した時、あまりに長い沈黙にマルコが「……黙ってても始まらないでしょう」としびれを切らしたほどだ。

「全くね。……兄貴が、そんなことになったなんて……」

「寂しいか?」

うーんとユリリエが唸った。

「それが不思議と。さっき兄貴にそっくりな奴に会ったからかもしれない。それに、向こうに行けば会えるんでしょ?
まあ、ずっと一緒にいて楽しい奴ではないし、あたしはこのぐらいの距離感の方がいい付き合いができそうな気がする。
それにしても、自分で抱えて勝手に解決しちゃう辺りは、兄貴らしいと言えばらしいのかな。……ファルさんは心配だけど」

「彼女には?」

ユリリエは首を振った。

「まだ話してない。そのうちテルモンに迎えに行くんでしょ?その時かな。でも……取り乱す気がする」

「どうかな。アミールは意味深なことを言ってたが。まあとにかく、こっちが言えるのはそのぐらいだ。フレールとカミュは、後一週後に来るはずだ」

「あいつは……カミュは元気だった?」

俺は少し口ごもった。

「ま、まあ一応な」

「……ふうん」

「ジュリア」との件を話すとまた誤解されそうだ。これは黙っておこう。

「それならいいんだけどね。まあ、会ったら話すかな。……それよりこっちの話。どう思う」

「どう思うも何も……ただ、また別の世界の存在が分かった、というぐらいか。
この世界の『一角獣』が接触しうる3つの世界の一つ、ということなのか?」

「多分。……でいいんだよね」

ユリリエはブランカという少女に訊いた。見た目は少し違うが、雰囲気はノワールに似ている。

「ええ。ただ、多分警戒対象としてだと思う。気付かれると面倒なことになるかも」

「というと?」

「私の直感だけど、本当に打つ手がなくなったらユニコーンは残りの1つの世界に接触を試みる気がする。多分、そこは『エメリア』が誕生した世界よ。ここが警戒レベル4なのはそれも理由。
この世界にはまだオルドっていうのがいるらしいから、そいつがいる限りにおいては無茶はしないと思う。ただ、いなくなったら保証はできないわ。
打つ手は2つ。まず、このまま放ってオルドを倒すこと。そして『エメリア』が呼び出されたら、私たちと一緒に全力で叩く。ただ、上手く行くかは一切保証しない。
もう一つは、何らかの力を使ってユニコーンの力を封じる。さっくり話を聞いた感じだと、多分それはある程度の条件があればできる」

「どういう条件だ?」

ブランカは窓から向こうを見た。

「明日、ユニコーンの使徒が来るんでしょう?その子に正気に戻ってもらえばいいだけ。まあ、どう戻すかは加減が必要だけどね……。
そもそも、明日4人がどう来るかは読めないだろうから、そこも不安と言えば不安」

※10以上でタキが、50以上でギッグス+αがこっちに来ている

※ギッグス隊が来ている(エチゴが戦力を分散させた場合、即対応可能です)

「そこはあまり心配しなくていいな。『みらい』と一緒に、異世界からギッグスたちが来ている。
何やらレーダーとかいうものを持ち込んでるらしい。遠く離れた場所にいる何かを感知できると聞いた」

へえ、とブランカが感心したように言った。

「衛星なしでのレーダー探知ができるなんて、結構進んでる文明なのね。私たちほどじゃないけど、ちょっと驚いた」

「そんな優れものなのか。ギッグスたちはタキたちと共同でこの世界を調査する狙いもあるらしいが」

「……なるほどね。これからどうするの?」

「後1時間ほどでウィルコニアという場所に行く。君も来るか?」

少し嬉しそうに「もちろん」とブランカは頷いた。

############

まだ少し時間はある。さて……

1 ブランカをノワールに会わせる
2 ユリリエとファルの所に行く
3 トニーと会う(ギッグス隊とのイベント)
4 一足先にウィルコニアに行っておく(コーウィン、ケインとのイベント)
5 その他自由安価

※安価下3多数決、考察不要

復旧に伴い、今後の方針を思案中です。
現在考えているのは以下の3つです。

1 このまま速報で続行
2 おーぷんに移住して設定を変えて仕切り直し(別世界の主人公)
3 おーぷんに移住して設定など整理し仕切り直し(要は最初から)

2の場合できるだけ短く済ませる方向です。なお、ストーリーが続けばちゃんとサイファーたちも出ます。
3の場合は今回の反省を踏まえ、所々ショートカットする形です。

まだ正直決めかねている上、再開は少し先になります。
一応参考のため安価スレで決を取ります。よろしくお願いします。

こちらも上げます。

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