ナカジマ「じゃあこの椅子が便器ね」

ナカジマ「まず便座をトイレットペーパーで拭く」

ナカジマ「そのあと鼻をかんで」

ナカジマ「なにかあった時のためにトイレットペーパーをポケットに入れる」

男「なにそれやる前からめっちゃつかってるじゃん」

男「鼻かむのと便座拭くのはわかるけどなにかあった時用ってなんだよ」

ナカジマ「もしもの時用だよ」

男「え？じゃあ今も入ってるの？」

ナカジマ「うん」トイレットペーパー出し

ナカジマ「ん....」口拭き

ナカジマ「じゃあ返すよ」

男「いいよ 返さなくて口拭いたやつを」

ナカジマ「ごめんごめん ほんとごめん」

男「すげー使ってるわ...」

ナカジマ「気をつけるから許してほしい だから家くんなは言わないで」

男「まぁ確かに家くんなは言いすぎたわ」

ナカジマ「そうそう！この前みんなでカラオケ行った時の写真出来たから持ってきたよ！」

男「マジ？見たい見たい」

男「こんな時盛り上がったよな」

ナカジマ「たのしかったよね」

男「お前この時さ 女の歌ばっか歌ってたよな」

ナカジマ「そうそう ダメなの？」

男「いやダメじゃないけどさ」

男「あとさ お前この時ピンクのセーターとか着てたよな」

ナカジマ「そうそう 可愛いでしょ？」

男「気持ち悪りぃって」

ナカジマ「うるさいよ」

男「おっこの一緒に行った女の子 沙織ちゃんと麻子ちゃんだっけ？」

男「二人とも可愛かったよな」

ナカジマ「ねー」

男「俺は麻子ちゃんがいいなーって思うけどお前は？」

ナカジマ「僕は別にどっちとかないけど」

男「いやないとかじゃなくて決めなきゃダメなやつな ゲスい話
ヤるならどっちですか！みたいな」

男「もう選ばなきゃいけない奴だよ！俺は麻子ちゃん！」

男「ほら！お前は？」

ナカジマ「だからないって」

男「え？」

ナカジマ「ない」

男「ああ...そう」

男「なんかあれだよな お前って女の子の話しても全然盛り上がらないよな」

ナカジマ「まぁね」

男「お前ってあれなの？ホモなの？」

ナカジマ「え？え？」

ナカジマ「ホモ？私が？」

男「違う！違う！友達とかとあいつホモじゃねみたいな話してさ」

ナカジマ「まったく君は本当に馬鹿だね」

男「そうじゃないよな？」

ナカジマ「なんで僕がホモにならないといけないのさ」

男「一応だよ一応」

ナカジマ「ていうかさ 僕は女だよ」

男「え？え？なに？」

ナカジマ「僕は女だよ」

男「どうゆうこと？」

ナカジマ「僕は女だから」

男「お前が？」

ナカジマ「うん」

男「じゃあ俺も女ってこと？」

ナカジマ「君は男でしょ！」

ナカジマ「なんで君が女になっちゃうんだよ 君は男」

男「いやいや意味わかんない」

男「お前だって男じゃん」

ナカジマ「僕は女だよ！」

男「じゃあ俺も女！」

ナカジマ「君は男！」

男「なにこれ？」

ナカジマ「なにこれじゃないよ 僕は言ってるだけだよ！女だって」

男「いいよ やめろよ なにがしたいの？」

ナカジマ「なにがしたいとかじゃなくて 普通に女なの！」

男「お前が？」

ナカジマ「僕が！」

男「そんな訳ないじゃん」

ナカジマ「なんでそんな訳ないになるの？女だよ」

男「だってお前最初にそんなこと言ってないじゃん！」

ナカジマ「自己紹介の時に自分の性別言う！？」

男「だって言葉だって僕って」

ナカジマ「これは男兄弟が多いから移っちゃって」

男「なんか服装だって女じゃないじゃん」

ナカジマ「つなぎが好きなの！！」

ナカジマ「でも悪いけど 僕も毎月ちゃんとminiとか買って読んでるからね」

男「嘘だ やめてくれよ」

ナカジマ「やめるとかないから 本当のことだし」

男「お前は女じゃないって」

ナカジマ「女だから」

男「性別だぜ？」

ナカジマ「もちろん」

男「だってそれじゃあおかしくなるぜ？俺たち知り合って何年？」

ナカジマ「えっと...大学であったから三年くらい？」

男「てことは出会ってからずっと女ってことになっちゃうんだぞ？」

ナカジマ「どういう意味？」

ナカジマ「僕は出会う前から女だよ」

男「そんなわけないじゃん しんじらんないよ」

ナカジマ「だから信じられないとかじゃなくて女なの！」

男「わかったじゃあ証拠みせろ」

ナカジマ「女の証拠ってなに！？」

男「女だったら女の証拠あるだろ！それ見せろ」

ナカジマ「いいよ みてこれ」腕出し

男「なにこれ？」

ナカジマ「ゴムだよ これで女でしょ？」

男「？？？？？」

ナカジマ「ちょっとまって」前髪結び

男「それ女の証拠？」

ナカジマ「だって髪結んでるんだよ？あっ！ちょっとみてよ」

ナカジマ「はっ...はっ...」

ナカジマ「くちゅん..」

ナカジマ「これが女の可愛いくしゃみだよ！」

ナカジマ「あとほらご飯食べるのも遅いでしょ？」

男「確かに....」

ナカジマ「すぐ泣くし」

男「うん」

男「え？じゃあお前女なの！？」

ナカジマ「それやめて」

ナカジマ「君さぁ.女に向かってお前女なのってちょっとないよね」

ナカジマ「さっきも私がトイレから出てきたら開口一番うんこでたって」

ナカジマ「僕はこんなことを君から散々言われ続けて恥ずかしいんだよ...」

男「信じらんねぇな...」

ナカジマ「だから本当なんだって」

ナカジマ「もぅ....ちょっとだけだよ」つなぎの上半身部分おろし

ナカジマ「今のなに？」つなぎ戻し

男「ブラジャー....」

ナカジマ「ちなみにおちんちんもないからね！！」

ナカジマ「胸もないけど...それはちょっと今悩んでて」

男「・・・・・」下半身に見つめる

ナカジマ「ちょっとまって！絶対見せないからね！」

男「そうだ！そこ見せろよ」

ナカジマ「君むちゃくちゃ言うね...」

男「いやそういうのじゃなくてそこ見れば一発じゃん！」

男「見せろって！」

ナカジマ「やめてって！！」

男「なんでだよ！！」

ナカジマ「女だからでしょ！！」

ナカジマ「胸触っていいよ そうすればわかるでしょ」男の手を取り胸に

男「・・・・・」モミモミ

ナカジマ「ん....はぁ...」

男「ねぇ...キスしていい？」

ナカジマ「いいよ....//」

朝

ナカジマ「結局しちゃったね」

男「うん...ナカジマはちゃんと女の子だった...」

ナカジマ「それで責任はとってもらえるの？」

男「うん...今まで男扱いとかしてごめん 連れションとか来なくてノリ悪いとかおもってたりしてごめん」

ナカジマ「そうじゃなくてさ...// 男友達から恋人にしてくれる？」

男「あっうん....// ナカジマ好きだよ」

ナカジマ「私はずっと前から好きだった..//でもまた男扱いしたら嫌いになっちゃうよ」

男「うん これからは女の子としていや恋人として接するよ」

完