美咲「なんとぉ! キスしないと出られない部屋ですよぉ♩」【ミリマスSS】 (137)

※キャラ崩壊注意


P「……え? なんですって?」

美咲「シアターに『キスしないと出られない部屋』が実装されました!」

P「……耳がおかしくなったかな」

美咲「音無先輩発案、社長さんのポケットマネーで実現しました! えへへぇ~」

P「いや他に金使うとこあるでしょ社長……ていうかまた小鳥さんは……」

美咲「これを機にアイドルのみんなの親愛度アップが図れそうですね!」

P「いや親愛度下がりますよこんなん……。俺は絶対入りませんから、青羽さんも気をつけて下さいね」

美咲「はーい。でも一応みんなにアナウンスしておきますね」

P「みんな普通に回避するだけだと思いますけど……」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1532396387

***

【スタジオ】

静香「プロデューサー? どうしてここに?」

P「外回りで近くに寄ったからな」

静香「もしかして……まだ私一人での仕事は心配だと思ってますか?」

P「いや、そういうわけじゃない。もう撮影は終わっただろう?」

静香「ええ、終わりましたけど……」

P「一旦劇場に戻るつもりだから静香を拾おうと思ってな」

静香「そういうことですか。……ありがとうございます」

P「おっ、なんか今日は素直だな」

静香「一言余計です」

静香「そういえば、さっき全体メッセージで回っていたんですけど」

P「うん」

静香「劇場に『キスしないと出られない部屋』が出来たって本当ですか?」

P「……真偽は分からないけど、青羽さんはそう言ってたな」

静香「プロデューサー……なに考えてるんですか?」ジトーッ

P「おい、誤解だぞ静香。この件俺は何も噛んでない。小鳥さん発案、代金は社長持ちらしいからな」

静香「いい大人が二人して何を……」

P「ぜひ直接言ってやってくれ」

静香「そうですね。タイミングが合えば」

静香「…………」

P「…………」

静香「……一応、参考程度に聞いておきますけど」

P「ん?」

静香「アイドルとその部屋に入るつもりだったりしませんよね?」

P「するわけないだろ」

静香「なんでしないんですか?」

P「えぇ……なんで俺怒られてるの……」

静香「あっ。いえ……別に怒っているとかそういうわけではありませんけど」

P「そ、そう……」

静香「……でもちょっと、その部屋がどういう仕組みなのか気になりますね」

P「なるかなあ……?」

【シアター】

美咲「お帰りなさぁい、プロデューサーさん、静香ちゃん」

P「ただいま戻りました」

静香「お疲れ様です」

美咲「えへへ、お疲れ様~。さっき音無先輩からよく冷えたスイカの差し入れがありましたよぉ」

P「スイカかぁ……」

静香「この時期には良さそうですね」

美咲「音無先輩は遠慮せず食べて下さいって言ってたので、是非どうぞ! 突き当たりの部屋の冷蔵庫に冷やしてありますよぉ!」

P「ありがとうございます青羽さん。……どうする静香、食べるか?」

静香「ええ、せっかく持って来てくださったんですからいただこうと思います」

P「じゃあ青羽さん、スイカ頂きますね」スタスタ

美咲「はぁーい」



美咲「あれ? そういえばキスしないと出られない部屋って、スイカが冷やしてある部屋だったような……?」

【キスしないと出られない部屋】

静香「美味しかったですね、スイカ」

P「ああ。小鳥さんには後でお礼言っとかないとな」

静香「さて……それじゃあ私はそろそろレッスンなのでお暇します」

P「ああ、わかった。後で顔出すよ」

静香「……まあ、どうしても見たいのなら止めはしませんけど」

P「静香が頑張ってるところだからなあ。どうしても見たい」

静香「っ」

静香「……い、言ってて恥ずかしくならないんですか?」

P「……なった」

静香「……もう」ガチャガチャ


静香「……あれ?」

P「どうした」

静香「いえ……ドアがその……」ガチャガチャ

静香「開かなくて……」ガチャガチャ

P「鍵は外したか?」

静香「そもそも鍵がありませんよこのドア」

P「ええ……? 静香ちょっとどいてくれ」

静香「はい」

P「……」ガチャガチャ

P「開かない」

静香「そう言ってるじゃないですか」フンス

P「…………」


美咲『シアターに『キスしないと出られない部屋』が実装されました!』


P「……まさか」

静香「心当たりがあるんですか?」

P「静香もさっき言ってただろ。……この部屋、もしかして」

静香「……?」

静香「……」

静香「……!」

静香「キ、キスしないと出られない部屋……!?」

P「可能性が高い」

静香「えっ、あっ、いやっ、でも……」ワタワタ

静香「そ、そんな……私たちはアイドルとプロデューサーで……」ワタワタ

静香「ま、まだ早いというか……!」ワタワタ



P「落ち着け静香。青羽さんに電話して助けを求めよう」

静香「……なんでですかっ!」

P「そっちがなんで!?」

P「とりあえず電話するからな」

静香「……」

P「ってアンテナ立ってねえ! なんだこの部屋!?」

静香「……」グッ

P「静香いまガッツポーズしなかった?」

静香「……いいえ? 気のせいじゃないですか?」

P「しかしどうしたものかな……」

静香「ぷ、プロデューサー? 一応、解決策があると思いますけど……?」

P「……つまり?」

静香「…………私に、言わせるんですか?」

酉だけつけておきます

P「いやいやいや待て待て待て静香」

P「落ち着け。それは少し性急にすぎるんじゃないか」

静香「そ、そんなことありません。いえ……むしろ事は一刻を争います」

P「なんでさ」

静香「……これからレッスンですし」

P「正論だな……でもレッスンと引き換えにそんな……」

静香「わ、私は、覚悟はできています!」

P「し、静香……」

静香「……」ドキドキ

P「…………」

静香「ぷ、プロデューサー……」ドキドキ

P「……いや、それでも静香は俺の大事なアイドルだ。そう簡単にここで俺が曲がるわけには……」

静香「私には時間がないんです! キスしますよ!」

P「人がせっかく明言を避けてたのにぶっこんで来るなぁ!」

静香「い、言っておきますけど、これはあくまでも緊急事態に対する処置なんですからね」

静香「キスしないと出られない部屋に、私とプロデューサーの二人だけ」

静香「部屋から出るための最善手として選択するだけですから。わかってますよね?」

P「わかった。……静香」

静香「は、はい」

P「聞くのは最後だ。後悔はしないな」

静香「後悔なんてしません。むしろ……」

P「……むしろ?」

静香「なんでもないですっ!」

P「そ、そうか」

静香「は、はい。それで……えっと、と、とりあえず……どうしますか?」

P「さっきまでノリノリだったのに一気に弱気だな」

静香「べ、別にいいじゃないですかっ」

P「じゃあ静香、俺の前に立ってくれ」

静香「は、はい」カチコチ

P「もっと力を抜いて」

静香「ひゃ、ひゃいっ」

P「手早く済ますぞ。目を瞑って」 

静香「は、はい……」メツムリ

静香(な、なんだかんだであれよあれよとこんなところまで来てしまったわ……)

静香(ま、まさかプロデューサーとキスすることになるなんて……)

静香(最初はまた音無さんの暴走かと思っていたけど……)

静香(今はただ……そうね、感謝します。小鳥大先生!)

静香「……」ンー

P「……」

チュッ

静香「!!!」

P「……」

静香「……ぷ、プロデューサー! いま、どこにキスしました!?」

P「額だけど」

静香「額!? なんでですかっ!」

P「キスしないと出られない部屋とは言うけど……どことは明言されてないよな、と思い直してさ」

静香「そ、そんな……」

ガチャリ

P「ほら、いま鍵が開いた音したぞ。やっぱり俺の見立ては間違ってなかったんだ」

静香「……っ」プルプル

P「おい、静香? どうした?」

静香「ちょっとこっち向いてください」

P「うん?」

チュッ♪


P「――!?」

静香「う、うら若き乙女の覚悟を無為にしたダメプロデューサーへの罰ですっっ!」カァァッ

静香「ご、ごちそうさまでしたっ!」タタタタッ

P「うわ、早い! おい待て静香!」

P「……行っちゃったよ」

P「こちらこそごちそうさまです……なんて言ったら変態みたいかな」

P「まったく……この部屋にはもう不用意に立ち入らないように気を付けないとな……」

言い忘れてた
今日はここまでです

酉出した瞬間歌織さん出したい欲がバレてて笑う

P(劇場に実装された、『キスしないと出られない部屋』)

P(アイドルたちの間にその噂は瞬く間に広まっていった)

P(ひとつは、あの日レッスンに向かった静香がずっとにへらとだらしなく笑っていたり唇をなぞったりしていたかららしいが……)

P(まあそれはともかく。『キスしないと出られない部屋』は劇場の一部として徐々にみんなの中で当たり前の存在になっていったのだ……)


千早「た、高槻さん……ちょっといいかしら」

やよい「あれ、千早さん? どうかしたんですかー?」

千早「ええ……実はついてきてもらいたい所があるの。……少し時間をくれないかしら?」ジュルッ

やよい「はい、わかりましたー!」ガルーン

P(そしてこういう邪な考えを持つ者が出てくるのも必然……)

P「じゃなくて! 何してるんだ千早ァ!」

千早「ぷ、プロデューサー!?」

P「お前……今やよいを騙くらかしてあの部屋に連れて行くつもりだっただろ……」

やよい「あの部屋……?」

千早「ひ、人聞きの悪いことを言わないでください!」

P「いやもう目的が明らかだったじゃん! なんなら舌なめずりしてたじゃん!」

P「やよいを騙して連れ込んで、『これは仕方がないことなのだから我慢してね高槻さん』ってやるつもりだっただろお前ー!」

千早「そんなことしません! なんだったら部屋から出られないことに気がついてここがキスしないと出られない部屋だと気づいた高槻さんに『あの……千早さん……。部屋から出るためにはき、きすしなくちゃいけないらしくて……。それで、えっと……もし千早さんがイヤじゃなかったら……わたしと……なんて……』ってモジモジしながら言ってもらっているうちに私が颯爽と唇を奪って『高槻さんとならいつでも大歓迎よ』ってキメスマイルかます予定だっただけです!!!!」

P「なお悪いよ!」

やよい「あの……二人は何を……?」

春香「うん、千早ちゃんの悪いとこ出ちゃったねー。やよいはこっちでのんびりしようね。お菓子もあるよ」

やよい「ほんとですかー!? やったー!」

P(……まあ、千早みたいなのは悪い例だ……)

P(この部屋を健全に使ってるアイドルたちもいる……)


ガチャリ

杏奈「百合子さん、今日も……ご馳走、さまでした……」ツヤツヤ

百合子「う、うん……」カァァ

杏奈「どう、したの……? 顔……赤い、よ?」

百合子「あ、あのね……杏奈ちゃん……日に日にキスが上手になっていくっていうか……その……激しくて……」カァァ

杏奈「……イヤ、だった?」

百合子「い、いやじゃないよ!? ……ただ、変な気分になっちゃうなって……」

杏奈「杏奈も。百合子さんと、キスしてると……ふわふわして、ぽかぽかして……、えっちな気持ちになる……」

百合子「あ、あああ杏奈ちゃん!? もっとオブラートに! 包もう!? ……ってプロデューサーさん!?」



P「健全ってなんだっけな……」トオイメ

恵美「やっほープロデューサー。なに落ち込んでんの?」

P「……ああ、恵美か。いや、アイドルたちの風紀の乱れを憂いていただけだ」

恵美「なにそれー?」

P「もっとみんな拒否反応起こすと思ってたのに」

P「むしろ乗り気なのはどういうことなの……」

P「あのピヨ助内心絶対ほくそ笑んでるに違いないぞ……」

恵美「あはは……ねえプロデューサー、アタシでよければ相談乗るよ?」

P「はは、ありがとな……」

恵美「いいっていいって。それじゃみんなの目もあるしこの部屋にしよっか。話聞いたげる!」

P「あ、ああ……」

恵美「さ、入った入った!」バシバシ

P「わ、わかった…………って、ん?」

P「お、おい恵美、ここはキスしないと出られないへy」


恵美「……にゃはは」


ガチャッ

P「おい、恵美……」

恵美「にゃはは。ダメだよプロデューサー。この部屋の前であんな無防備でいちゃあ」

P「恵美、あのな……」

恵美「プロデューサーが悪いんだよ……?」ジリッ

P「え……?」

恵美「静香にだけはキスを許してさ。あとは理由つけて絶対この部屋に入るの回避しようとするじゃん」

P「あれは……言い方は悪いが、俺からではなくてだな……」

恵美「どっちでも同じことだよ。唇、許したんでしょ?」

P「まあ……そうなるけど……」

恵美「担当アイドルに差をつけるのは……プロデューサーとして望ましくないんじゃないかなぁ?」

P「あのなあ……」

恵美「いーじゃん、減るもんじゃないんだしさあ」

P「そういう言い方はどうかと思うが……」

恵美「……そ、それに!」

恵美「アタシは……プロデューサーとキス……したい、し……」

P「め、恵美……」

恵美「にゃ、にゃはは……」テレッ

P「……」

恵美「……」

P「……はぁ」

恵美「!」ビクッ

P「一回だけ聞くが」

恵美「う、うん……」ドキドキ

P「後悔しないな」

恵美「し、しない……。するわけないよ……」

P「そ、そうか……わかった……」

P「……プロデューサーとしてどうなんだという気持ちが拭えないが、俺も腹を括ろう。どうせキスしなきゃこの部屋からは出られないしな」

恵美「そ、そうそう! そのノリだよプロデューサー!」

P「調子に乗らない」

恵美「にゃはは……」

P「さて……それじゃあ恵美、こっちに寄ってくれ」

恵美「う、うん」ドキドキ

P「おいおい……さっきはあれだけ乗り気だったのにガチガチじゃないか」

恵美「そ、そりゃあ、そうだよ……」

P「それくらい初々しいほうがむしろギャップを感じられて可愛いけど」

恵美「にゃっ!? か、かわいいって……」テレッ

P「はいはい。こっちに来る」グイッ

恵美「ひゃああああ!」

恵美(な、なに!? いや、そりゃあ、キスしたいって言ったのはアタシだけど!)

恵美(あれだけ渋ってたと思ったら次はもうこんなに大胆だなんて困っちゃうよ……)

恵美(いや困らないしむしろバッチコイなんだけど……なんて……)

P「恵美。目を瞑って」

恵美「うん……ねえプロデューサー」

P「ん?」

恵美「優しくしてね……にゃははっ」

P「善処するよ」

P(……静香と同じく額へのキスで乗り切ろう)

恵美(ああ……ついにキスしちゃうんだ……)

恵美(……何事も言ってみるもんだね。勉強になったよ、うんうん)

恵美(…………琴葉には内緒にしておこう)


チュッ

P「……ふぅ」

恵美「…………」メツムリ

P「恵美。終わったぞ」

恵美「…………」

P「恵美?」

恵美「…………」ジトーッ

P「あの……所さん?」

恵美「……これはない」

P「え」

恵美「いくらなんでもこれはないんじゃない?」

P「えっと……」

恵美「ここまで期待を持たせといて、フツーおでこにする!?」

P「だってお前、相手はアイドルだぞ!?」

恵美「流れ的にそこはマウストゥマウスだと思うじゃん! もう準備万端だったよアタシ!?」

P「でも前回も額にキスで鍵が開いたんだよ!」

恵美「じゃあ静香とのキスはなんなのさ!」

P「さっきも言ったけど、あれは唇を奪われたんだよ。……言ってて情けなくなってきた」

恵美「むぅぅ……納得いかない……」

P「キスはキスだから納得してください。いいからとっとと部屋を出るぞ……」ガチャガチャ

P「……あれ?」ガチャガチャ

P「なんで!?」ガチャガチャ

P「なんで開いてないの!? キスしたよな今!?」

恵美「……あ。アタシ、わかったかも」

P「え?」

恵美「多分だけどさー、この部屋の開錠条件はどんどん厳しくなってくんじゃないかな?」

P「と、言うと?」

恵美「前回は静香のおでこにキスしたんでしょ? それで鍵が開いた」

P「ああ」

恵美「次は首筋とか唇じゃないとダメなんじゃない?」

P「いや、そんなまさか……」

恵美「えー? けっこー筋通ってると思うけどなー」

P「…………」

P「……恵美、こんなことを頼むのは申し訳ないが、もう一度額にキス、試させてくれないか」

恵美「いくらでもどうぞ?」

【それからしばらく】

P「あ、開かねえ……」

恵美「もう。何回おでこにするのさ」

P「……唇しかないのか……?」

恵美「ないんじゃない?」

P「…………」

恵美「あ、ちなみに」

P「うん?」

恵美「アタシからはしないからね♪」

P「え?」

恵美「静香がプロデューサーの唇を奪ったのなら、アタシはプロデューサーに求められたいなって……にゃははっ」

P「……やっぱり恨むぞ小鳥さん……」

恵美「ほらほら、どうするの? キス、しちゃう?」クスッ

P「……」

P「……」

P「……恵美。腹くくってくれ」

恵美「……もう、さっきからずっと括ってるってば」

P「……」スタスタ

恵美「……ん」


チュッ♪

ガチャリ

P「……開いた……」

恵美「……」ポケー

P「一気に老け込んだ気がする……」

恵美「……」ポケー

P「恵美? おい、恵美」ユサユサ

恵美「ふえっ!? あ、開いたの?」

P「ああ、おかげさまでな」

恵美「そっか。よかったね、プロデューサー」

恵美「……それと、無理やりキスさせたみたいで、ごめんね」

P「恵美……」

恵美「アタシ、ちょっとどうかしてたかも……」

P「……あー、ええっと、その……」

恵美「…………」

P「プロデューサーとしてはあまり褒められた言い方じゃないが……」

恵美「……?」

P「……恵美とキスできて、嬉しくない男はいないよ。当然、俺も。だから気にするな」ナデナデ

恵美「プロデューサー……」

P「まあ、なんだ……とりあえず、部屋出よう」

恵美「うん♪」ダキッ

P「……なんで腕に抱き着くんです?」

恵美「いーじゃん、減るもんじゃないんだし♪」

P「そりゃ減らないけど……人の目が……」ガチャッ

恵美「えー? でもアタシたち、キスした仲じゃん?」クスッ

P「お前さっきのしおらしい態度はもうどっか行ったのか!?」


ドサッ


P「え?」

恵美「え?」

琴葉「…………え?」

P「」

恵美「……あ」

琴葉「…………」

今日はここまで
琴葉が出せたのでこのSSの第1ノルマは達成! やったね!
更新がまちまちで申し訳ないですがどうぞよろしく

琴葉「恵美……プロデューサー……」

琴葉「その部屋から出てきたってことは……」

恵美「ま、まあ……その~……」

琴葉「……っ」

琴葉「し、失礼します!」タタタタタッ

P「あっ、琴葉!」



恵美「……ちょっとタイミングが悪かったね」

P「なあ恵美、琴葉はなんで逃げたんだと思う?」

恵美「そこはまあ……色々だよ。アタシからもフォロー……意味あるかわかんないけど、しとくからさ。プロデューサーも琴葉のことお願いね」

P「ああ、もちろん……」

P(しかし……その後)

P(俺と恵美があの部屋から連れ立って出てきたところを目撃してからというもの)

琴葉「はぁ……」

P(琴葉はその精彩を欠いていた……)

P(……まずいな、このままじゃプロデュースもままならないぞ)

P(一度琴葉とちゃんと話して……。……いや、でも、話してどうするんだ……)

P(何を話せばいいんだ……? 恵美とキスできて嬉しかったです、とでも???)

琴葉「……お疲れ様でした、プロデューサー」

P「ああ、おつかれ琴葉……」

琴葉「…………」

P「なあ、琴葉……」

琴葉「な、なんですか……?」

P「最近、あんまり調子が良くないだろ。何か言いたいことはないか?」

琴葉「……調子が悪いのは事実だと思います。すみません……」

P「あ、いや、責めてるわけじゃなくてだな……」

琴葉「でも、大丈夫ですから……」

琴葉「……し、失礼しますねっ」

P「あ、待ってくれ琴葉」ガシッ

琴葉「ひゃぁっ!」

P「俺と恵美を見てから、ずっと調子がおかしいだろ」

琴葉「そ、そんなこと……」

P「あれには深くはないが理由があるんだ」

琴葉「そ、それは……恵美からも聞きました……」

P「え? 聞いたの?」

琴葉「……」コクッ

P「その上でなぜこうまで調子が狂うんだ……?」

琴葉「……やっぱり、プロデューサーには言わないとわからないって……恵美の言った通りですね……」ボソッ

P「え?」

琴葉「……理由のひとつは」

P「うん」

琴葉「嫉妬です」

P「嫉妬」

琴葉「嫉妬」

P「……恵美を取られた的な?」

琴葉「プロデューサーを取られた的な、です」

P「そ、そうきたかぁ……」テレッ

琴葉「~~っ」カァァ

P「……って、ひとつって言った? まだあるの??」

琴葉「あとは……私のことはいつ部屋に連れ込んでくれるのかな、とか」

琴葉「優しい言葉で誘いだされるのもいいけど、無理やり連れ込まれちゃうのもちょっといいかも、とか」

琴葉「どんどん開錠条件が厳しくなるなら、私が連れ込まれた時はライトキスじゃなくてフレンチキスになっちゃうのかな、とか」

琴葉「そこまでされちゃったらもう行くとこまで行っちゃうかな、とか」

琴葉「初めてだから優しくして欲しいけど、激しいのはもそれはそれで……とか」

琴葉「これで歌織さんに一歩リードね、とか」

琴葉「……そういうこと考えてたら悶々としちゃって」テレッ

P「……そ、そう」

琴葉「……」

P「……」

琴葉「プロデューサー」

P「はい」

琴葉「あの部屋に、私を連れ込んでくれますか?」ニコッ

【キスしないと出られない部屋】

P「け、結局琴葉を連れてきてしまった……」

琴葉「ふふ……プロデューサーに連れ込まれちゃいました」

P「……いつまでも琴葉のコンディションが悪いまま放置していられないから……それだけだからな」

琴葉「はい、それで構いません」

琴葉「どうあれ、プロデューサーが私を気にかけてくれて……」

琴葉「そのために私の唇を奪おうとしてくれるんですから……」

琴葉「文句なんて……ひとつだってありません」

P「うっ……」

琴葉「でも」

P「でも?」

琴葉「……恵美より激しいのが……いい、です」

P「」

P(はじめは事故で静香とこの部屋に入って……)

P(次は恵美に謀られこの部屋に入って……)

P(部屋から出る手段としてキスを選んだわけだが)

P(いま俺は……キスをするためにこの部屋に入ってしまったんだよな……)

P(……これが小鳥さんの狙いか?)

琴葉「……プロデューサー」ジトーッ

P「あ、ああ、なんだ?」

琴葉「いま別の女の人のこと考えていましたよね……」

P「えっ!?」

琴葉「今だけは私を見ていてほしいです……」

P「あ、ああ、わかってるさ。……というか、俺はいつだって琴葉を見守ってるよ」

P「そうじゃなきゃ……こんな部屋に連れ込んだりするもんか」

琴葉「……はいっ♪」

P「さて、琴葉」

P「聞くまでもないかもしれないが、静香にも恵美にも聞いたから……一応聞いておく」

P「……後悔しないな?」

琴葉「後悔どころか。私、すごく幸せです」

P「……」

琴葉「わがままを言って困らせてしまってることは、わかってます」

琴葉「すみません……でも、嬉しいんです。あなたと唇を重ねられる日が来るなんて……夢みたいだから」

P「琴葉……あまり、そういうことを言わないでほしい」

琴葉「あ、ごめんなさい……」

P「いや、違う。……流石の俺も自制がきかなくなったら、困る……」

琴葉「……、……」パチクリ

琴葉「……ふふっ、望むところです♪」ニッコリ


P「琴葉……」グッ

琴葉「はい……」ギュッ

P「……」スッ




琴葉「……ん、んっ」チュッ



P「……んっ」

琴葉「…………」

P「琴葉……?」

琴葉「……あっ。すみません。放心していました」

P「放心……!?」

琴葉「キスってすごいですね。……リフレインキスの歌詞の意味、ようやく分かった気がします」

P「というと……?」

琴葉「もっとしたい、したい、したい……なんて。えへへ」

P「さすがにそれはダメ」

琴葉「……そう言われると思ってました」

P「とはいえ、琴葉が思い悩んだときは、また力になるから」

琴葉「それはつまり、私がまた思い悩んだりしたら……キスしてもいいってことですか?」

P「いやそういうことじゃなくて」

琴葉「ふふっ、わかってます。ありがとうございました、プロデューサー!」

P「それじゃ、出ようか」

琴葉「はい♪」ガチャガチャ

琴葉「……あれ?」

P「……えっ」

琴葉「開いてないですね、鍵」ガチャガチャ

P「う、嘘だろ……ちゃんと唇まで重ねたじゃないか……」

P「まさかライトキスじゃ足りないってのか……小鳥さん……!」

琴葉「と、いうことは……」クルッ

P「…………」アセダラー

琴葉「……プロデューサー」

P「…………」アセダラー



琴葉「ねぇ……しちゃう?」ニッコリ



P「」

【それからしばらくして……】


ガチャッ


P「……お、俺は……未成年のアイドルに……なにを……」フラフラ

琴葉「…………」モジモジ

P「……も、もう絶対、死んでもこの部屋には入らない……」フラフラ

琴葉「……ぷ、プロデューサー」モジモジ

P「……はい」

琴葉「…………責任、取ってくださいね?」ピトッ

P「」

P(己が所業と、琴葉の言葉に、鈍器で頭を殴られたような衝撃を受けていた俺は……)

P(いや、だからこそか……。すぐそばに迫るもう一つの脅威に気づかなかった……!)

P(そう、それは、何を隠そう……)


歌織「――あ、プロデューサーさんっ」パァァァ


歌織「探してたんですよ……って、琴葉ちゃん……?」パチクリ

歌織「……え? あら……? その部屋って……」

琴葉「…………ふふっ」←勝ち誇った笑み

P「」

今日はここまでです もうそろそろ終わりやいね 
まあ歌織さんを出さないわけありませんね…
それじゃあ次回もよろしくなの!

琴葉「こんにちは、歌織さん。今からレッスンですか?」ギュッ

P「うぐっ、こ、琴葉?」

歌織「ええ、そうなの。プロデューサーさんに個人レッスンをお願いしていたから」

琴葉「……へえ、個人レッスン……。そうなんですか、プロデューサー?」

P「あ、ああ……歌織さんの都合の良い日にそういう約束をしてた」

歌織「よかった。プロデューサーさんのご都合がよろしければ、『いまから』お願いできますか?」

琴葉「……歌織さん。今はちょっと無理だと思いますよ?」ギューッ

歌織「……あら? 私はプロデューサーさんに聞いているのだけど……」

琴葉「…………」

歌織「…………」

P「ふえぇ……」

琴葉「……歌織さん。見てお分かりになりませんか?」

歌織「琴葉ちゃんは、何を見て何を分かれと言っているのかしら?」

琴葉「……現状です」ギューッ

P「琴葉! 当たってる当たってる当たってる!」

歌織「現状……」

歌織「プロデューサーさんが困ってる……ってことしか、私にはわからないけれど……」

琴葉「…………」

歌織「…………」

琴葉「……本当は羨ましいんですよね?」

歌織「……羨ましがってほしいのかしら?」

琴葉「…………」

歌織「…………」

P(だ、誰でもいいから助けて……)



歌織「そうね、ただ……琴葉ちゃんのその距離。同僚にしては近すぎるかも」

琴葉「ただの同僚では済みませんから」

歌織「…………」

琴葉「なんならそれ以上まで済ませましたし……」

歌織「……プロデューサーさん?」

P「……この部屋から出てきたことから察していただけると助かります」

歌織「……っ」

琴葉「ふふっ……」

歌織「プロデューサーさん」

P「は、はい」

歌織「やっぱり今から、個人レッスン……お願いできますか?」

P「え? えっと、それは、はい。もちろん……」

歌織「ありがとうございます。それでは、レッスンルームはこの部屋にしてもらいますね」ニッコリ

琴葉「なっ……!」

琴葉「そ、そんなの認められません!」

歌織「認めるのは琴葉ちゃんじゃなくてプロデューサーさんよ?」

P「べ、別の部屋に……」

歌織「?」ニッコリ

P「……この部屋にしましょうか……」

琴葉「ぷ、プロデューサー!」

歌織「あ、そうそう……琴葉ちゃんもよかったら手伝ってくれると嬉しいな」

琴葉「……え?」

歌織「ドラマの役作りの勉強をしたくって」

歌織「仲睦まじい夫婦と……夫に横恋慕する子が出てくるドラマなのだけれど……」

歌織「琴葉ちゃんだったら難なく演じてくれそうね?」ニッコリ

琴葉「あー、なるほど。私とプロデューサーが夫婦を演じればいいわけですね」

琴葉「歌織さんだったら主演も食えるくらいだと思います」ニッコリ

歌織「…………」

琴葉「…………」

歌織「ふふ……」

琴葉「うふふ……」

歌織「それじゃあ、レッスンお願いしますね、プロデューサーさん」ギュッ

琴葉「……歌織さん? 何を勝手にプロデューサーに抱き着いているんですか?」

歌織「夫婦だもの」

琴葉「役ですよね」

歌織「あら。ということは琴葉ちゃん、泥棒猫を演じてくれるのね♪」

琴葉「……はい?」

歌織「ふふっ……」

琴葉「…………」

歌織「…………」

P「」

琴葉「前から思ってましたけど」

歌織「なあに?」

琴葉「……やっぱり歌織さんとは一度白黒はっきりつける必要がありそうですね」

歌織「……奇遇ね。私も琴葉ちゃんと同じ気持ちよ」

琴葉「わかりました。私も歌織さんのレッスンにお付き合いします」

歌織「ええ、ありがとう、琴葉ちゃん」

琴葉「どっちが泥棒猫に相応しいか……教えて差し上げます」

歌織「教えてもらうまでもないと思うけれど……やる気があるのはいいことね」

琴葉「ふふっ……」

歌織「うふふ……」

P「」

琴葉「それじゃプロデューサー」ギュッ

歌織「行きましょうか♪」ギュッ

P「」


ガチャリ

・・・・・

・・・・

・・・

・・

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なに覗いてんだよ::。:::
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☆彡:(⌒)(⌒二 ):::。::
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無茶しやがって… .....
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(  )>(  )>(  )>.
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三 | 三 | 三 |...
∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪...

三三  三三  三三
三  三三  三三

【数日後、事務所】

小鳥「プロデューサーさん、キスをしないと出られない部屋が大活躍だそうですね!」

小鳥「私も社長に掛け合った甲斐がありました!」ウンウン

P「……小鳥さん……本気で言ってます?」

小鳥「ピヨ?」




静香「琴葉さん、このローテ表おかしくないですか? 琴葉さんの回数だけみんなより1回多いですよ」

琴葉「え? そう?」

歌織「……あら、ほんとね。いくらローテ表管理者だからって。フェアじゃないのはダメよ、琴葉ちゃん」ニッコリ

琴葉「……言いつつ自分を書き足してませんか?」

歌織「バレちゃったわね。消しておきます」

静香「もう、二人とも……」

恵美「あ、琴葉ー。この日レッスン後にアタシ入れといてー」

琴葉「うん、わかった」カキカキ

翼「えー! 次に順番くるまで30時間もあるの~!? ……待てないよぉ~」

エレナ「待ちきれないのはみんな一緒だヨ!」

志保「もう、不可欠な存在になってしまいましたね」

美咲「……私もローテに入れてもらってよかったのかなぁ?」

ロコ「ノープロブレムです、ミサキ! プロデューサーとのパッションに満ちたベーゼを楽しむオーソリティは、シアターの誰にでもありますから!」

美咲「ありがとう、ロコちゃん! えへへぇ♪」



このみ「莉緒ちゃんもそろそろ挑戦してみたら?」

莉緒「え、ええっ!? で、でも、キスなのよ!? は、恥ずかしいじゃない……」ワタワタ

風花「確かに最初は恥ずかしいですけど……徐々に病みつきになるというか……」

このみ「もうすでに病みつきな子が傍にいるもんね……」

莉緒「あ、あと少しだけ考えさせて~!」

P「…………この惨状ですよ、小鳥さん」

P「アイドルが作ったローテ表に従って毎日アイドルとキスをして……」

P「もうあの部屋、キスをしないと出られない部屋っていうか……キスをするための部屋になり果ててるじゃないですか!」

小鳥「よっ、シアターいちのモチベーター!」

社長「確かにあの部屋を作ってから、我が765プロは飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長を続けている!」

社長「これも君がアイドル諸君と熱いキスを交わしてくれているからに他ならない!」

社長「小鳥君の提案にティン! ときた私の直感は間違いじゃなかったというわけだね!」

小鳥「ですね!」

P「……」ブチッ


P「……そういえば最近、キスの腕前がめちゃくちゃ上達してきた気がするんですけど」

P「なんなら舌を絡めるだけでアイドルたちがみんな腰砕けになるくらい」

P「お二人にぜひ披露しましょうか。この! キスの! 腕前! を!」

小鳥「え、ええ!? そ、それは願ったりかなったりというか……」シドロモドロ

社長「い、いや、落ち着き給えよキミィ。その腕前は女性に披露されてしかるべきではないかね」シドロモドロ

P「アイドルとキスできるの……嬉しくないと言えばウソになりますけど」

P「とはいえ美人は三日で飽きるとも言いますよね?」

P「たまには男性もいいもんだと思うんですよ……俺は……」ユラッ

社長「ヒィッ!?」

小鳥「ぴ、ピヨーっ!? ま、まさかプロデューサーさんと社長の濃厚なキッスを間近で観察できるチャンス!?」

P「いや小鳥さんにもキスしますから」

小鳥「は、はい……」キュン

P「さあ、それじゃあ行きましょうか……キスをしないと出られない部屋に……」ゴゴゴゴ

社長「ま、待つんだキミィ!」ズルズル

小鳥「ぴ、ぴよ……」ズルズル



かくして、キスしないと出られない部屋を実装したことを端緒とし、765プロのアイドルたちは芸能界で快進撃を続けていった――。

その陰には、度重なるキスの連続に精神を摩耗させていった、大変羨ましくも少し不憫な男の存在があったとかなかったとか――。




美咲「なんとぉ! キスしないと出られない部屋ですよぉ♩」【ミリマスSS】 おしまい

というわけでおしまいです。お付き合いいただきありがとうございました!
希望のアイドルちゃんがいた方にはごめんなさい。>>1の力量では出せませんでした。

まあ、>>1の過去作をご存じなら何となく察しが付くかとは思いますが、
私が書きたかったのは完全に琴葉vs歌織さんパートだったもので……。
このパートを書いてるときはめっちゃ楽しかったです。

それでは。

プロデューサーって大変...
乙です

>>1
青羽美咲(20) Ex
http://i.imgur.com/N78dpoq.png

>>2
最上静香(14) Vo/Fa
http://i.imgur.com/9c8p7f7.jpg
http://i.imgur.com/Z1Ctgkh.png

>>40
如月千早(16) Vo/Fa
http://i.imgur.com/vE65YYF.jpg
http://i.imgur.com/3KQQAhu.jpg

高槻やよい(14) Da/An
http://i.imgur.com/CxTsbsG.jpg
http://i.imgur.com/ZW0QXj2.jpg

>>41
天海春香(17) Vo/Pr
http://i.imgur.com/2cfYBmz.jpg
http://i.imgur.com/iWL3wyB.jpg

>>43
七尾百合子(15) Vi/Pr
http://i.imgur.com/o3k8t5t.jpg
http://i.imgur.com/oNaYKxk.jpg

望月杏奈(14) Vo/An
http://i.imgur.com/olHxThh.jpg
http://i.imgur.com/yfmgm0L.png

所恵美(16) Vi/Fa
http://i.imgur.com/IxuG9Xl.jpg
http://i.imgur.com/8RbSVqE.png

>>66
田中琴葉(18) Vo/Pr
http://i.imgur.com/nWx3NuB.jpg
http://i.imgur.com/gYRWgFk.jpg

>>92
桜守歌織(23) An
http://i.imgur.com/91iWXcZ.png
http://i.imgur.com/p8Qz8dc.png

>>117
音無小鳥(2X) Ex
http://i.imgur.com/3BkZKTj.jpg
http://i.imgur.com/ZBxZZAR.jpg

>>119
伊吹翼(14) Vi/An
http://i.imgur.com/nqysf3c.png
http://i.imgur.com/Pa1FrYN.jpg

島原エレナ(17) Da/An
http://i.imgur.com/znN3Xcm.jpg
http://i.imgur.com/mOR0gSU.png

北沢志保(14) Vi/Fa
http://i.imgur.com/iMWFGDP.png
http://i.imgur.com/TrpbieA.jpg

ロコ(15) Vi/Fa
http://i.imgur.com/Q8cl6CD.png
http://i.imgur.com/uikwmof.png

馬場このみ(24) Da/An
http://i.imgur.com/F9ukoPA.png
http://i.imgur.com/xqCmW34.png

豊川風花(22) Vi/An
http://i.imgur.com/i6QGTMx.jpg
http://i.imgur.com/RDoIfL0.png

百瀬莉緒(23) Da/Fa
http://i.imgur.com/K6xrSvf.jpg
http://i.imgur.com/HeLYfKT.png

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