【艦これ】提督「私と艦娘が険悪な関係だと?」 五隻目【安価・コンマ】 (465)

安価・コンマスレになります。
艦娘と提督の相性や好感度をコンマで決めていく&既出の艦娘のSSらしきものを書いていくスレです。
50を平均として01に近いほど相性が悪く、100に近いほど相性がよくなります。(00は100扱いとします)
また提督or艦娘の相性度が10以下or90以上の場合は好感度コンマを行います。


阿武隈 ↓コンマ以下が8 感情度8
提督  ↓↓コンマ以下が72 感情度72

↓阿武隈の感情度度が10以下なので再度、好感度コンマ

阿武隈 ↓コンマ以下が92 好感度92
提督   ↓↓コンマ以下が00 好感度100

どうやって提督への第一印象最悪の阿武隈を提督が攻略したかのエピソード。

こんなふうに進めていきます。

【注意】
当スレはいちじるしいキャラ崩壊を含みます! また端役としてオリジナルキャラクターが登場いたします。
感想やスレの予測など雑談などはOKとなっています。
以上、ご了承いただければ幸いです。


↓1スレ目 【コンマ】提督「私と艦娘が険悪な関係だと?」
【コンマ】提督「私と艦娘が険悪な関係だと?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1509205803/#footer)

↓2スレ目 【艦これ】提督「私と艦娘が険悪な関係だと?」 二隻目【安価・コンマ】
【艦これ】提督「私と艦娘が険悪な関係だと?」 二隻目【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
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↓3スレ目 【艦これ】提督「私と艦娘が険悪な関係だと?」 三隻目【安価・コンマ】
【艦これ】提督「私と艦娘が険悪な関係だと?」 三隻目【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
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↓4スレ目【艦これ】提督「私と艦娘が険悪な関係だと?」 四隻目【安価・コンマ】
【艦これ】提督「私と艦娘が険悪な関係だと?」 四隻目【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1532094565


一応のコンマ目安表


【感情度目安】

01~10→顔も見たくない
11~20→できればもうあいたくない
21~30→この人にはついていけそうにないorこの人、大丈夫か?
31~40→苦手なタイプ
41~60→普通
61~70→いい人そう
71~80→また会いたい
81~90→尊敬できそうな人
91~100→これからもずっと一緒にいたい


【好感度目安】

01~10→大嫌い
11~21→嫌い
21~40→苦手
41~60→普通
61~75→仲良し
75~85→好き
86~100→大好き

これ2スレ目にしかなかったよね
ヤンデレ→どちら一方の感情度が50以下、艦娘の好感度が86以上
ヤンデレ(強)→提督からの感情度が40以下かつ艦娘の感情度が60以上、艦娘からの好感度が91以上
共依存→二人の感情度が80以上かつ好感度が61以上
共依存(強)→二人の感情度が90以上かつ好感度の90以上
爆弾→艦娘からの感情度が90以上かつ、好感度の合計が50以下
絆→上記に当てはまらない形で両者の好感度が81以上
強い絆→『絆』以外に当てはまらない形で両者の好感度が90以上

現在、新規の艦娘選択によるコンマか既出の艦娘を使ったお話を安価で決めています。
既出の子のお話は後述のお品書きを参考にどうぞ。
()内がメインのキャラになります。

安価で新規の艦娘をとる場合は名前を入れてください、既出のお話には番号もしくはタイトル名で対応します。艦娘の指定が複数or意図が読み取れない場合は下にずれますので御了承ください。 ※複数の艦娘同士の感情度を計りたい場合は書き込んでいただければ可能かどうかお返事するので、お気軽にどうぞ。

1、比叡と提督とうなぎのゼリー寄せⅡ(比叡、金剛)
2、弥生の提督語教室Ⅲ(弥生、川内)
3、赤城日記Ⅱ(赤城)
4、曙ほのぼの(曙)
5、潮奮闘記(潮)
6、羽黒と加賀Ⅲ(羽黒・加賀)
7、提督~追想の刻・独逸編~Ⅲ(提督、グラーフ)
8、あきつ丸VS提督Ⅱ(あきつ丸)
9、対潜哨戒部隊記録(朝潮、由良、五十鈴)
10、加賀の鎮守府ぶらり旅Ⅱ(加賀)
11、霞の不覚(霞)
12、霧島と榛名と提督と(霧島、榛名)
13、懺悔(蒼龍)
14、我らの手に栄光をⅡ(飛龍)
15、誰がために幸運の鶴は翔ぶⅡ(五航戦)
16、五十鈴のなく頃にⅣ(五十鈴)
17、不知火葛藤(不知火)
18、すすめ、すすめ(ポーラ)
19、提督から見た世界Ⅱ(曙、霞、敷波)
20、COOL JAPAN(アイオワ)
21、忠臣(陽炎・神通)
22、お父さんと私と時々、加賀さん(山風)
23、女郎蜘蛛(赤城・蒼龍)
24、空谷の跫音Ⅱ(鈴谷)
25、提督ラヂオⅢ(間宮)
26、自由・平等・友愛(リシュリュー)
27、特務艦(間宮・大淀・明石)
28、群狼作戦(呂500)
29、美保関事件Ⅲ (龍田)
30、華の二水戦(神通・不知火・陽炎・雪風・霞・黒潮)
31、幸運の価値(雪風)
32、アシカ作戦(浦風・金剛・間宮・敷波)
34、黒い海のそこから(伊26)
35、連合艦隊旗艦(長門・金剛)
36、石礫無告(川内)
37、海亀と古強者(神風)
38、昏冥流亡Ⅳ(龍驤)
39、初期艦はなんでもしっている(叢雲)
40、鎮守府資源事情(速吸・神威)
41、これはもぐらですか? いいえ、まるゆです(まるゆ)
42、あした天気になぁれ(朝風)
43、胡蝶乱舞(蒼龍)
44、降涙恋慕(赤城・鳳翔)
45、萩風提督観察日記(萩風、川内、赤城)
46、哀絶霖雨(川内、神通、那珂)
47、あの航路へと(隼鷹、飛鷹)
48、鎮守府料理大会(川内or由良or神通)
49.彼岸花の私(瑞鶴)
50.鹿島が来りて笛をふく(鹿島)
その他、新艦好感度コンマ(記名)


【未開放】

ドイツ組と観劇【プリンツ・呂500の感情度コンマで開放】
潜水艦呼称争議【伊19・伊164・伊8・伊401の感情度コンマで開放】
提督改修工廠【暁型の感情度コンマで開放】
冷戦【多摩の感情度コンマで開放】
二航戦の憂鬱【葛城・天城の感情度コンマで開放】
第八駆逐隊、出撃!【大潮・荒潮の感情度コンマで開放】
行け、私が想いよ、黄金の翼に乗って【ローマ・イタリア・リベッチオの感情度コンマで開放】
海防艦とネコ【択捉・国後・占守の感情度コンマで開放】
さぁ、勝利の砲撃を【大和・矢矧の感情度コンマで開放】
工廠騒動記【夕張の感情度コンマで開放】
第四駆逐隊の見た鎮守府【野分・舞風の感情度コンマで開放】
我ら西村艦隊【山城・扶桑・朝雲・山雲の感情度コンマで開放】
第十一水雷戦隊【響・暁の感情度コンマで開放】
北号作戦【日向・朝霜の感情度コンマで解放】
UV【特殊コンマで解放】
水雷戦隊【阿武隈・夕張・名取の感情度コンマで解放】
眼帯Ⅱ【鳥海の感情度コンマで解放】
パラワン水道の作戦会議【武蔵・山城・扶桑の感情度コンマで解放】
オフィーリア【扶桑の感情度コンマで解放】
青葉の鎮守府新聞禄【青葉の感情度コンマで解放】
静夜の思ひ【山城の感情度コンマで解放】
ダス・ゲマイネ【扶桑・山城・陸奥の感情度コンマで解放】

当スレは好感度コンマスレなのですが大きなストーリーの終了条件をコンマが満たすと今までのコンマの総決算というべき終章フェイズに突入します。現在、第四部を進行中です。
今までの結果は以下の通りです。

1部終章『サーモン海の戦い』→鎮守府後方の基地司令官 少将の戦死。サーモン海の制海権を一時的に確保。
2部終章『我らこそ海戦の華』→連合艦隊旗艦 長門の更迭。水雷戦隊のクーデター(?)失敗。
3部終章『レイテの怪』→レイテ湾に展開した敵の大艦隊を壊滅させる。 提督が負傷。

オリジナルキャラクター紹介

提督
鎮守府司令長官。階級は中将。堅物、海の乃木さん。特技は艦隊指揮、手品、声真似。モデルは石原莞爾・東条英機などいろんな人の悪い所を凝縮した結果。 料理スキル77、武道スキル67、芸術スキル55、音楽スキル63、釣りスキル24、運23 。

少将
提督の同期。仕官学校次席。最終階級は少将。艦娘思いのやさしい人物であったが、自信過剰が仇となり第1部最終編『サーモン海域の戦い』で敵の魚雷攻撃を受け戦死。兵站や組織運営を得意とした。

女提督
提督の後輩。階級は大佐。少将の後任として基地司令官に就任した。

指揮官
艦娘による航空艦隊初代司令長官。最終階級は大将。提督の元上司。前線で指揮をとっていた際に敵空母の空襲を受けて戦死した。

将校
海軍との融和を目指す陸軍の少将。年齢は提督よりもすこし上。

元帥
大日本帝国海軍の首魁。軍部を覆う暗黒星雲、常勝将軍の異名をとる。モデルは木村義雄先生、大山康晴先生、坂田栄男先生など。

南方海域司令長官
現在の提督の直接の上官。階級は大将。飲む、打つ、買うの三拍子を病的に愛する無頼派。モデルは藤沢秀行先生、升田幸三先生、米長邦雄先生など。

西方海域司令長官
過去、提督の上官だった。階級は大将。穏やかな性格だが、規律に関しては非常にうるさい。趣味はボードゲーム全般。モデルは森内俊之先生、原田泰夫先生、花村元治先生など

中部海域司令長官
新進気鋭の若手。元帥の護衛などを務める。階級は大将。モデルはバジリスク甲賀忍法帖の甲賀弦之介。

警備隊司令
提督の同期。階級は大佐。卒業時の成績は三番目。冷徹な女傑。

今までにいただきましたすばらしい支援絵。
>>1は毎日拝んでニヨニヨしてます。

↓2スレ目の704でいただきました最高に格好良い提督。
ttps://i.imgur.com/iQfi9IS.jpg

↓3スレ目の232でいただきました金剛。かわいい……かわいい……
ttps://i.imgur.com/W7M9DyS.jpg

↓3スレ目の455でいただきました赤城。ふふ……怖い……
ttps://i.imgur.com/mCK7srK.jpg

↓4スレ目の639でいただきました武蔵。首おいてけ!
ttps://i.imgur.com/hZcCxQs.jpg


以上、テンプレートでした。
おくればせながら5スレ目突入!
読んでいただいてる皆様にはありったけの感謝を。
これからもどうぞ当スレをよろしくお願いします。

4スレ目の埋めネタはまた折をみてsageで投稿していきます。
予告した通り曙が主役、金剛が準主役。題名は『昇る落日』になります。

>>3
補足ありがとうございます!

それでは安価から更新スタートさせていただきます。

おしながきは>>4をご参照ください。
既出のお話は番号orタイトル、新規は艦娘の名前でどうぞ(Zara、ジャービスは下にずれます)


↓×2
↓×3
↓×4

早きこと島風のごとし
書き込んで戻ってきたらもう埋まってて草生える。

今後の流れですが

羽黒と加賀Ⅲ→五十鈴のなく頃にⅢ→昏冥流亡Ⅳ→ガンビアベイ→択捉→空谷の跫音Ⅱ

になります。次回安価は択捉の更新前を予定しております。

では、本編投下していきます。

※いままでのコンマまとめですが、あまりにもみにくくなってきたのでまとめ方を変えて本日の更新の後に投下します。


 XX14年 5月

 ――17:30――

 鎮守府周辺の町 商店街

漣「お、バラさいてんじゃーん!」

曙「ええ、綺麗ね。手入れ大変らしいけど、もやしとか三つ葉だけじゃなくてこういうのも育ててみたいわよね」

漣「あ、いや、マジな感じはやめて」

曙「はぁ?」

加賀「……」スタスタ

羽黒「……」トボトボ

羽黒(どうして、こうなっちゃったんだろ……)

加賀「どうかしましたか?」

羽黒「い、いえ! なんでもないです」

加賀「そうですか? 目当てのお店までもう少しです、急ぎましょう」

羽黒「は、はい」


 XX14年 5月

 ――16:00――

 鎮守府 重巡洋艦寮 談話室


羽黒「……へぇ」ペラ

鈴谷「はぁ……おつかれさーん」

羽黒「! お、お疲れ様です!」サッ

鈴谷「ん? そんなに慌ててどうしたの、羽黒っち」

羽黒「な、なんでもないです! 本当です!」

鈴谷「お、おう、そうなんだ。さて、仕事終わりのジュース、ジュースっと……」

羽黒「ほっ……」

鈴谷「隙あり!」

羽黒「へ? あ、あぁぁぁ!!」

鈴谷「どれどれ、隠してなに読んで――って、ただの週刊誌の占いページじゃん」

羽黒「うぅ……か、返してください」

鈴谷「あ、うん、なんかごめんね? それにしても週刊誌なんて読むんだ、意外」

羽黒「謝るならやらないでくださいよ……それに占いが気になったから足柄姉さんに借りただけです」

鈴谷「うん、それはそうなんだけど気になっちゃって……。ていうか、なんで隠したの?」

羽黒「だ、だって、こういうのに頼ってるって思われたら恥ずかしいじゃないですか……」

鈴谷「いやいや、あの提督だってそんなことであれこれいわないって。羽黒っちは可愛いなぁ!」

羽黒「わ、わわわ……!」

鈴谷「うわっ! なにこれ、すっごい卵肌!」

羽黒「や、やめて……やめてくださーい!」

加賀「……」ポリポリ

鈴谷「よいではないか、よいではないか。ねぇねぇ、これどうやってお手入れしてるの?」

羽黒「て、手入れなんか特にしてないですぅ!」

鈴谷「えぇ!? マジで!?」

羽黒「は、はひ……」

加賀「……」ポリポリ

鈴谷「ん、さっきからポリポリってなんの音――うわぁ!?」

羽黒「ひゃ!?」

加賀「……騒々しいわね」


鈴谷「か、加賀さん、いたなら声かけてくださいよ……心臓に悪いなぁ、もう」

加賀「は? 気付かなかったあなたが悪いんでしょ?」

鈴谷「そ、それはそうかもしれないけど……」

羽黒「ほっ……」

加賀「それより私はさそり座です」

鈴谷「??」

羽黒「え?」

加賀「占いでしょ? 星座ではないのですか? 血液型は多分、AB型です。赤城さんがそういってました」

鈴谷「あぁ、なるほど。羽黒っち、加賀さんに見せてあげなよ」

羽黒「は、はい」

加賀「ありがとう。ふむ……」

鈴谷「どうです?」

加賀「……今週の運勢は12位でした」

羽黒「うっ……」

鈴谷「あ、あはは……」

加賀「別に気にしていません。なんといってもラッキカラーが青です。これは私のイメージカラーです。私が私でいるだけで運が上昇するんです、素晴らしいじゃないですか。それに特に大事な争事は慎重になせば成るとでています。それ方角も西が悪いとしか書いていないし、病気は気を付ければ無し。他にも――」ブツブツ

鈴谷「……めっちゃ気にしてるね」ヒソヒソ

羽黒「は、はい」ヒソヒソ

加賀「――というわけです。どうです? 気にする必要などないでしょ?」

羽黒「あ、はい」

鈴谷「そ、それより加賀さん、重巡洋艦寮までどうしたんですか?」

加賀「羽黒をおご飯に誘いに来たのよ」

羽黒「え?」

鈴谷「へぇー、羽黒っちと加賀さんって仲良かったんですね」

加賀「別にそういうわけでもないのだけれど」メソラシ

鈴谷「?」

加賀「なんです?」

鈴谷「あ、いや、なんでもないです! そ、それじゃあ、私はこのあと用事あるから行くね?」

 バタン

加賀「さぁ、漣たちがまっているわ。私たちも行きましょう」

羽黒「え? わ、私まだ……」

加賀「……なにか問題がありますか?」

羽黒「い、いえ……」


 XX14年 5月

 ――17:30――

 鎮守府周辺の町 商店街

羽黒(はぁ……今日はこのあとお部屋でゆっくりしてようとおもってたのになぁ。で、でも、よく考えれば私なんかを誘ってくれるなんて嬉しいかも……)

羽黒「えへへ……」

曙「ど、どうしたんです? 急に笑い出して」

羽黒「へ!? あ、ご、ごめんなさい!」

曙「い、いえ……」

漣「それより加賀さん、おいしいお店ってまだー?」

曙「さ、漣! あんたねぇ、上官にその口の利き方は……!」

漣「それ、ご主人様にああいう言い方するぼのたんだけには絶対に言われたくないわぁ……」

曙「うぐっ……! あ、アレはいいの!」

漣「えぇ?」

加賀「曙、気づかいは嬉しいのだけれど口調ぐらいは構わないわ」

漣「(゚∀゚)キタコレ!!」

曙「こ、この……!!」

加賀「それよりも今日は遠慮なんかせずにたくさん食べなさい」

羽黒「……」ジッ

羽黒(なんていうか、加賀さんも赤城さんみたいに駆逐艦には優しいんだ。意外だなぁ)

加賀「? 私の顔に何かついていますか?」

羽黒「い、いえ、なんでもないです!」

加賀「……そう」


 XX14年 5月

 ――17:35」――

 鎮守府周辺の町 商店街 洋食屋

店長「らっしゃい! お、なんだ加賀さんじゃねぇか。今日はほかの子もつれてきてくれたのかい?」

加賀「ええ、部下の子と……えっと、知り合いです」

店長「そうかい、そうかい。がはは……艦娘の子が来るとこのぼろい店が華やかになるな」

加賀「……」

羽黒「あぅ……」

店長「ははは……加賀さんも少しは反応してくれてもいいじゃねぇか」

加賀「それよりも早く席に案内してください」

店長「おっと、わりぃ、わりぃ。それじゃあ奥のテーブル席好きに使ってくれよ」

加賀「ありがとう。こっちです」

漣「漣、一番乗り! よいっしょっと……えっと、加賀さん、おすすめ教えてください!」

加賀「いい質問です。ここはステー――」

曙「ちょっと待ちなさい!」

加賀「……」

曙「か、加賀さんにいったわけじゃないです! 漣、あんたにいったのよ!」

漣「へ? どったの?」

曙「あんたねぇ……その席からすぐにたちあがりなさい」

漣「?」

曙「上座。浮かれすぎよ」

漣「あ……すっかり忘れてた……」

加賀「……あ」

曙「? どうかしましたか?」

加賀「い、いえ、なんでもないわ。今日は無礼講よ、そういうことは気にしないでいいわ」

曙「え」

漣「え」

曙「どうおもう……?」ヒソヒソ

漣「加賀さんだからなぁ……ほんとうに気にしてなさそうだけど……」ヒソヒソ

曙「でも、上官の無礼講だよ? 一番、信用できない奴じゃん」ヒソヒソ

漣「う、うーん、そうなんだよねぇ……それに羽黒さんもいるしなぁ」ヒソヒソ

羽黒「え、えっと、私、こっちの席でいいですか……?」

曙「え? で、でも、そっち下座ですよ?」

羽黒「ううん、いいの。こっちのほうがおひさま入ってきて暖かそうだし。ね?」

加賀「それでしたら、私もそちらにしましょう」

曙「は、はぁ……」


漣「え、えっと、それじゃあ、気を取り直しておススメってなんなんですか?」

加賀「ステーキです。勿論、いいお肉を使ってますし、それに加えて焼き加減もソースも絶品よ」

漣「へぇ……じゃあ、それキボンヌ!」

曙「私も」

羽黒「私も……それで」

加賀「店長、注文を」

店長「いつもどおりステーキセットかい?」

加賀「ええ」

店長「それなら四人ともステーキセットでいいのかい?」

加賀「? なんでわかったんですか?」

店長「はは……士官は俺も俺もというものなりって、な。ちょっと待ってってくれよ、すぐにあつあつのやつもってくるから」

加賀「ああ、なるほど」

漣「ステーキ! ステーキ!」

曙「ちょっと、お行儀悪いわよ!」

漣「えー?」

加賀「……」

羽黒「え、えっと……加賀さん」

加賀「なんですか?」

羽黒「あの、今日は誘っていただいてありがとうございます」

加賀「……別に。それにお礼を言わなければならないのは私です」

羽黒「へ?」

加賀「そんな気がしたのよ。曙、あなたにも」

曙「え!? い、いや、わたし、加賀さんにお礼をいわれるようなことはなにも……」

加賀「そう。だけれどそんな気がしたのよ。素直に受け取って頂戴」

曙「は、はぁ」

漣「あ、それなら漣にもなんかそういうのあるんですか?」

加賀「え? ……あなたにはそういうのはとくにないわね。ちょうどいいところにいただけよ」

漣「しどい!」

加賀「む……それなら普段からお世話になっているお礼ということにしておきましょう」

漣「えっと、なんかそうあらためていわれると……えへへ……」

加賀「ふふ……」

?「へぇ……楽しそうですねえ」

加賀「!?」バッ!


赤城「どうも」

曙「お、お疲れ様です!」ガタッ

漣「お疲れ様です!」ガタッ

加賀「あ、赤城さん、ど、どうしてここに!?」

羽黒「へ? へ!?」

赤城「……お休みの日に私がどこにいようが問題ないでしょう? ちがいますか?」

加賀「い、いえ、仰る通りだと思います」

赤城「非番の日まであれこれとは言いたくはありませんが、一つ気になったので聞きたいのですが、曙、漣、そちらは上座ですねぇ?」

曙「あ、あう……ご、ごめんなさい」

漣「うぅ……」

赤城「普段から礼儀に関してはうるさく言ってきたつもりですが、もう少し厳しく言わなければいけないみたいですねぇ」

羽黒「え、えっと……赤城さん、わたしがこっちの席のほうが良かったので無理をいって……はい」

赤城「へぇ……そうですか」

羽黒「は、はい」

赤城「……部下が失礼しました」

羽黒「い、いえ……」

赤城「私はここで失礼します」クルッ

加賀「あ、あのぅ……よろしければこちらでいっしょにどうですか?」

赤城「いえ、上官が一緒では気も休まらないでしょうし、私はひとりで結構です」

加賀「はぁ」

赤城「……」スタスタ

曙「び、びっくりしたぁ……でも、やっぱり赤城さんは凛々しくてかっこいいなぁ……」

漣「え……? い、いやぁ、うん、そだね。ああいう時の赤城さんはご主人様とおなじベクトルかもね……」

曙「な!? なんで、そこでクソ提督の名前が出てくるのよ!」

漣「えー? 隠してるつもりなの? あれで?」

曙「キィー!!」

 ワイワイ……ギャーギャー


加賀「……」

羽黒「あ、あの、加賀さん……」ヒソヒソ

加賀「? なにかしら?」

羽黒「あの、赤城さんなんでご機嫌悪かったんでしょう……ひょ、ひょっとしてわたしなにかお気に障ることしたりしたんでしょうか……」

加賀「非番の日の赤城さんはいつもあんな感じよ。あの人は戦うことが一番の人だから」

羽黒「は、はぁ……」

羽黒(そうなんだ……いつもニコニコしてて優しそうだったから意外だなぁ)

店長「はい、ステーキセットお待ち! 加賀さんはいつもどおり食べ終わったらおかわりの肉焼いていいんだな?」ガラガラ

加賀「ええ、おねがいします」

漣「? 一気にジューって焼いちゃダメなんですか?」

加賀「ええ、一気に焼くと最後のほうは冷めてしまうの。せっかくおいしいものを食べるんです、一番、おいしく頂かないといけないわ」

漣「はぁ、なるほど、なるほど」

加賀「これ一枚で300gですが、あなたたちもおかわりしますか?」

曙「い、いえ、大丈夫です」

加賀「……たくさんたべないと大きくなれないわよ?」

曙「うっ……そ、それじゃあ、一回だけ」

漣「んー、ぼのたんがおかわりするなら漣もしよっかなぁ……」

加賀「そうなさい」

羽黒「ふふ……」

羽黒(なんか、こうみてると加賀さん、お母さんみたい)

加賀「? 羽黒はどうしますか?」

羽黒「え!? あ、えっと、それじゃあ、わ、私もお願いします……」

加賀「そういうことです。店長、よろしくお願いします」

店長「了解だ。頃合いは見てるけど先に欲しくなったらいってくれよ?」

加賀「ええ」

店長「それじゃあ、残りのセットメニューもすぐにもってくるな」ガラガラ

加賀「……さて、それではいただきましょう」

漣「キタコレ! いただきまーす!」パク

曙「……いただきます」ハム

羽黒「いただきます」ハムッ


曙「あ、おいしい……」

漣「うぉぉお! ホントだ! 口から光線出るほどおいしい!」

羽黒「口から光線……? でも、本当においしいなぁ。えへへ……」フニャ

加賀「……」パクパク

漣「あ、そういえばこの後ってどうするんです?」モグモグ

加賀「……む。あそこに行く予定です」

羽黒「あそこ、ですか?」

加賀「ええ。詳しいことはついてからのお楽しみで内緒です」

羽黒「そうなんですか……え、えっと、なら三人で楽しんできてくださいね」

加賀「は? あなたはいかないつもりなの?」

羽黒「え? で、でも、私、ご飯に誘われたんですし……私が行ってもおじゃまですし……」

加賀「そんなことはないわ、今日はお礼のつもりなんです。最後までつきあってもらえるとありがたいのだけれど……あ、い、いえ、無理にとはいいませんが……」ゴニョゴニョ

曙「……」

漣「……」

羽黒「うっ……か、加賀さんがいいならもちろんご一緒させてもらいます……!」

加賀「そ、そう?」

羽黒「は、はい!」

加賀「ならよかったわ」

羽黒「え、ええ」

曙「ほっ……」

加賀「そうと決まればしっかりと腹ごしらえをしますよ。店長!」

店長「あいよ! すぐにおかわり焼くから待っててくれよ!」

加賀「ええ」ニコ

羽黒「ふふ……」

 羽黒と加賀Ⅱ 艦

羽黒と加賀Ⅱ 艦です。
たまにはほのぼのと薬にも毒にもならない感じです。
昨日の寝落ちは>>1も悪いけど、下水流選手が悪いと思うんです。なんやあの完璧なあたり。魂抜けたわね。
……すみませんでした。

明日の更新ですが、帰り次第はじめていきます。
ここのところちょっと仕事がトラブってるので時間が読めず申し訳ありません。

それではおやすみなさい。


300gおかわりとは駆逐艦でもよう食べるんやなぁ

おつおつ
ほんと体にだけは気をつけてね…

赤城さん提督いない所だと素と言うか元の戦闘機械っぽいんだなまだ
やっぱり提督は諸悪の根源(錯乱)


こういうの好き

羽黒と加賀の関係はなんかいいな……


赤城は加賀達の後をつけてきたのかな

戦闘機械がステーキを喰う…
刃牙やな

イッチ大丈夫だろうか

まだ1週間も経ってないし慌てずに待ちましょうや

5ができてる、気づかなかった…

多分、今日帰れそうなので帰り次第更新します。
申し訳ありませんでした

休んでもいいのよ?

着替えのストックも尽きてやっと帰ってこれました……10日ぶりの自宅とか草も生えない。
一番の修羅場も越えたとおもうので、有給とりました。本日ですがこの後、一旦、寝させていただいてお昼ぐらいから更新していきます。
お待たせして申し訳ありません。

>>28
確かに見た目から考えると燃費悪いですね……エンゲル係数すごそう(小並感)

>>29
ご心配いただきましてありがとうございます。
MI作戦前なので赤城さんはまだデレて無い感じですね。まさに戦闘機械。

>>30
ありがとうございます。こういう感じのお話も増やしていきたいです。

>>31
二人ともあんまりコミュ力高くないからこそ手探りな感じ

>>32
赤城さんの行動についてはほかのお話と連動する予定です

>>34
刃牙は草

>>35>>36>>39-40
ご心配おかけしました。温かいお言葉ありがとうございます。

>>37
報告が分かりにくくて申し訳ありませんでした


XX12年 01月 ――日

日本 提督私室

提督「うぐっ……放して……くれ」

五十鈴「大丈夫、大丈夫だから。提督? もう少しで楽になるわよ」

提督「や、やめ……」

 パーン!

五十鈴「へぇ……」

下士官A「今の銃声はなんだ!?」

下士官B「提督殿の部屋から聞こえたぞ!」

五十鈴「そ――んだ……――」

提督「ち、違! ゲッホ……私の話を……聞いてくれ!」

五十鈴「……そんなに取り繕わなくても。大丈夫よ、だって一番、私が――」

少将「おい! なんの騒ぎだ!! ちっ! とにかく艦娘を拘束せよ!」

提督「ま、まってくれ! 違うのだ! 私の話を聞いてくれ!」

五十鈴「うふ……うふふ……あははは……!!」


 XX11年 2月 11日

 ――20:00――

 日本 霞が関 バー

提督「……」チビチビ

 カラン

マスター「いらっしゃいませ。お一人様ですか?」

少将「いや、連れが先に来ているのだが」

提督「こっちだ」

少将「おう。マスター、飯は食べてきたからジンでなにか作ってくれ」

マスター「かしこまりました」

少将「よこいしょっと……それで今日はどうした?」

提督「相談したいことがあってな。悪いが付き合ってもらえないか?」

少将「ああ、もちろん構わんさ。それでどうしたんだ?」

提督「うむ……なんといえばいいものかな……」

少将「明日は余裕がある。ゆっくりとでいいぞ」

提督「すまんな」

少将「うむ」

提督「……」

少将「……」

マスター「おまたせしました。マティーニです」

少将「ありがとう」

マスター「それではごゆっくり」

少将「ああ」

提督「……あれだ、ずっと一緒にいてくれないかと言われた」

少将「ん? んんん? 待て、待て。さすがに理解が追いつかないぞ」

提督「すまん」

少将「いや、謝らなくてもいいが……うーむ、まずそれを言ってきたのは女性なのか?」

提督「女性といえば女性だな」

少将「ほう! 貴様から色恋沙汰の相談を受けるとはな、驚いたぞ」

提督「……そういうものではないとおもう」

少将「は?」

提督「言ってきたのは部下の艦娘だ」

少将「……また艦娘か。一応聞くが独逸でもいったように彼女たちは女性という前に兵器だということはわすれてないよな?」

提督「それは勿論だ」

少将「ならいいんだ。で、色恋ではないというとどういうことだ?」

提督「言葉通りの意味さ。私の指揮下にいたいということだろうよ」

少将「……本気か?」

提督「……ああ」


少将「ふむ、それならなんで私に相談したんだ?」

提督「む……どういうことだ?」

少将「本当にそれだけの意味ならば貴様だけで処理できただろ。それ以上の意味があると思ったから私を呼んだ、違うか?」

提督「……そうなのかもしれん。貴様にはかなわんな」

少将「ハハハ……そうだろう、そうだろう」

提督「なぁ、それでどうすればいい?」

少将「どうするもなにも……ふーむ、難しいな。下手なことを言ってしこりを残すのは問題だし、手を出すのはもっと問題だしなぁ」

提督「そうだろうな」

少将「むむむ……ちなみに貴様はどうしたいんだ?」

提督「?」

少将「いや、そんなキョトンとされても……つまりその艦娘と恋仲になりたいのか、うまくかわしたいのかどちらなのだ?」

提督「……その二択であればかわしたいほうが近いな」

少将「なるほどな。まぁ、その方が賢いさ」

提督「……」

少将「そう暗い顔をしなさんな、貴様の対応は間違ってはいない」

提督「そうか」

少将「うむ」

提督「……」

少将「……黙りこくっていても仕方が無いな。まずその艦娘はどんな子なんだ?」

提督「そうだな……髪型はこう両側で結んでいて、背は――」

少将「馬鹿」

提督「は? な、なんだいきなり」

少将「誰が姿かたちのことを聞いた? 性格のことにきまってるだろ」

提督「あ、ああ、そうか。そうだな、すまん」

少将「まったく……いくら貴様がアレだといってもそれはないだろ。一つ一つでいいからちゃんと話してくれ」

提督「うむ……性格か、そうだな。まずは負けず嫌いで気が強いな」

少将「なるほどな。陽気な子なんだな?」

提督「陽気……うーむ、そうかもしれん」

少将「続けて」

提督「ああ。それと努力家だな」

少将「努力家ねぇ……まぁ、負けず嫌いで怠け者ということもあるまい。ほかはどうだ」

提督「以上だ」

少将「は?」

提督「だ、だから、彼女の性格を表す言葉とすればそれ以上に思いつかん」

少将「……よくそれでそんな風に言われたものだな」

提督「私もそう思う」


少将「う、うむ……難しいな。ちなみに貴様とずっと一緒にいたいといわれたときなんと返したのだ?」

提督「何も」

少将「あ?」

提督「いや、だから、あれだ、頭が真っ白になってなにも言っていない! 俺だって混乱することぐらいあるんだ!」

少将「……驚いたな」

提督「何がだ」

少将「貴様が”俺”だなんていうのははじめて聞いた」

提督「……それでどれだけ混乱しているか察してくれ」

少将「あ、ああ……しかし、なにも答えなかったって……まさか逃げたのか?」

提督「いや、しばらく言葉を捜していたら向こうから冗談だといってきた」

少将「なんだ、解決してるじゃないか。そのままにしておけば問題ないだろ」

提督「……」

少将「納得がいかないか?」

提督「ああ……あんな悲壮な笑顔で言われて、そのままというのはどうにも……」

少将「難儀なやつだな」

提督「……すまん」

少将「はぁ……最後に誤魔化したんだ、相手も駄目もとでの言葉だったんだろうよ。はっきりとずっと一緒というのは無理だ、というのが吉だろうな」

提督「う、うむ……しかし、それではそのあとが気まずくないか?」

少将「あのなぁ、それが嫌なら何も言うな」

提督「しかし、それでは不誠実だろ」

少将「そうだな。しかし、誠実でありたいなら仕方が無いだろ。何かを取るなら、何かは捨てねばならん」

提督「うっ……」

少将「はぁ……マスター、サイドカーを作ってくれ」

マスター「かしこまりました」

少将「……さて、それでどうする?」

提督「……明日、もういちど五十鈴とはなしをしてみるよ」

少将「そうしろ、そうしろ。ただな――」

提督「?」

少将「相手は一度ひいているんだ、それを誠実でありたいからといって話を蒸し返す。それはお前のエゴだ。それを忘れるなよ? 黙っていれば、おそらくだが貴様もその艦娘も楽しかったセピア色の記憶だけもって分かれるということは出来る」

提督「……そうだな」

少将「ああ」

提督「ところで、ずいぶんとくさい言い回しをするな」

少将「う、うるさいな! ……別にいいだろ」

提督「ああ……ありがとう」

少将「うむ」


 XX11年 2月12日

――18:00――

 日本 軍令部 提督執務室

 コン、コン

提督「……入ってくれ」

五十鈴「失礼します。それで、いきなりどうしたの? 明日の訓練の話?」

提督「い、いや、違うんだ。あれだ、うむ、まずはソファにでも座ってくれ」

五十鈴「?」ストン

提督「お茶でいいか?」

五十鈴「え、ええ……どうしたの? なんか、変よ?」

提督「そんなことはない。私はいつもどおりだ」

五十鈴「いやぁ、それはちょっと無理があるでしょ」

提督「うぐっ……いや、あれだ、この前の話ことだ」

五十鈴「この前の話って……あれは冗談だって言ったじゃない」

提督「いいから、聞いてくれ」

五十鈴「……わかったわよ」

提督「私は君を尊敬しているんだ。最初はあれだけ嫌がった対潜訓練もちゃんとやってくれているし、成果も上がっている」

五十鈴「……」

提督「なにごとに関しても努力は大切だし、尊いものだと思う。特に苦手なものに取り組むというのはなかなかに大変なことだ。しかし、君はそれをしっかりとやってくれている」

五十鈴「……別に私はあなたが夜も寝ないでいろいろ考えてくれてるのを見て、それに応えようとしただけよ」

提督「それでも、だ」

五十鈴「……そう」

提督「そんな君とともにいられるのは私としてもうれしいことだと思う」

五十鈴「! なら――」

提督「しかし、私たちは軍人なのだ。辞令が下ればそれに逆らうことはできない」

五十鈴「……わかってるわよ、そんなの」

提督「ならいいんだ」

五十鈴「で、話はそれだけ?」

提督「ああ」

五十鈴「そう。なら私はこれで――」

提督「まぁ、あと、あれだ……どれぐらいの期間、君と過ごせるのかは知らないが残った時間も今まで通りにやっていければと思う」

五十鈴「――ええ、五十鈴もそう思うわ」

提督「……そうか」


 ――19:30――

 日本 軍令部 艦娘用食堂

鹿島「えっと、おとなりいいですか?」

五十鈴「構わないわ」

鹿島「ありがとうございます。よいしょっと……」

五十鈴「……」モグモグ

鹿島「あれ? 随分と怖い顔してますけどどうかしましたか?」

五十鈴「別に。なんでもないわよ」

鹿島「はぁ、そうですか」

五十鈴「気のない返事はやめて」

鹿島「あはは……すみません」

五十鈴「……」

鹿島「そういえば五十鈴さんは今日の訓練はどんなことしたんですか?」

五十鈴「あのねぇ……随分と馴れ馴れしいけどなんなの? 五十鈴はあなたの艦名も知らないのだけれど」

鹿島「え? あの……ご、ごめんなさい。おそくなりましたけど、私は練習巡洋艦の鹿島です」

五十鈴「ふん、別に謝らなくてもいいわよ。私は長良型2番艦の五十鈴よ」

鹿島「? えぇ、知ってますけど……」

五十鈴「……ちょっとは空気読みなさいよ」

鹿島「??」

五十鈴「はぁ……それでなに? 練習巡洋艦が五十鈴に用でもあるの?」

鹿島「いえ、用というほどのこともないんですけど……最近、対潜訓練なさってるのをよくみるのでお声掛けさせていただいたんです」

五十鈴「別に好きでやってないわよ。あの人が色々と頑張ってくれてるからやってるだけ」

鹿島「あのひと……?」

五十鈴「なんでもないわ」


鹿島「は、はぁ。えっと、実はですね、私、対潜掃討艦も務めていたことがあって、今回もそういった方面で活躍できないかなって色々と調べたりしてるんです」

五十鈴「へぇ。それじゃあ対潜水艦はお手の物ってわけね」

鹿島「いえさすがにそこまでではないですよ、あはは……」

五十鈴「……」モグモグ

鹿島「えぇ……」

五十鈴「なに? ほかにもあるの?」

鹿島「あっ、はい。むしろ本題はここからなんですけど、五十鈴さんってなんであんなふうに爆雷を投射するんですか?」

五十鈴「爆雷の投射?」

鹿島「ええ、普通、潜水艦がいるであろう場所の近くまで行ってからばら撒くのに、五十鈴さんは文字通り投げてるじゃないですか。あれじゃうまく当たらないとおもうんです」

五十鈴「……魚雷を撃たれるまえに沈める。そのためよ」

鹿島「んー……確かにその方が安全かもしれないですけど効率悪くないですか?」

五十鈴「一発もらって中破撤退するよりもいいわよ。それに精度は訓練でカバーしていく」

鹿島「なるほど。でも、五十鈴さんって意外と体育会系なんですね。もっとクールな人だと思ってました」

五十鈴「ふん、五十鈴はこうみえても長良姉の妹なのよ?」

鹿島「ああ、すごい納得……」

五十鈴「なら良かったわね。五十鈴はもう行くけどほかになにかある?」

鹿島「え? 他にですか……うーん……」

五十鈴「別にないならそれで結構よ」

鹿島「あはは……そうですよね、ごめんなさい」

五十鈴「ちっ、なんか調子狂うわね……それじゃあね」

鹿島「あ、よければまたお話ししましょうね」

五十鈴「……ええ」

 五十鈴のなく頃にⅢ 艦

五十鈴のなく頃にⅢ 艦です。
お待たせしてしまい申し訳ありませんでした、少しはお話動いたかなって感じていただければ幸いです。
当初は鹿島のとこと龍驤だったんですが、変えた方がいいかなと変更しております。

このまま4スレ目の埋めネタ進める予定だったのですが、呼出しあったので会社行ってきます。
途中で切れて申し訳ないです……

それでは失礼します。

>>1です。更新が途絶えていて大変申し訳ありませんでした……
落ち着いたといった仕事のほうでヤバいミスが発覚したりと色々とありまして死にかけてました。
追い付いたというレスやありがたい感想までいただいているのに、このような体たらくで重ね重ね申し訳ありません。

続いて更新のことについてなのですが、>>1もついに遅めのお盆休みとることに成功しました。
まとまった時間も取れたことですので明日中には埋めネタのほう終わらせてしまえればと思っています。
この前は嫌な予感したのでsageでぽつぽつとやってたら案の定呼び出し食らいましたが、今回は京都行くといっておいたのでそれもないはず……
とりあえずこのまま寝落ちするまで埋めネタ落として続きは明日起きてからやっていきます。

最後にスレとは関係ないんですが艦これも二期になってマップがかなり変わったんですね……
さっきログインして演習で夕雲と白露の改二実装されてるの確認したのもあってかなり驚きました。
伊勢改二もまだだし休み中籠っていろいろとやってみます。

すみません、用事ができてしまったので一旦出掛けてきて戻り次第再開します。
多分、21から22までには戻れると思います。

おひさしぶりです。
復旧したのでこちらで本編の投稿再開していきます、

落ちてる間はこちら↓で関係改善編を投稿しておりました。よろしければこちらお付き合いいただければ幸いです。

本日ですが、上記のほうで導入部の投稿と4隻目の埋めネタ進めます。


 ――27:00――

 日本 霞が関 路地裏


提督(……わたしはまちがっていたのか?)フラフラ

提督(どうすればいい? どこに向かえばいい?)フラフラ

提督(仕方ないじゃないか、知らなかったんだ。慕われるということがあんなにも不気味なものだと)

提督(また殺してしまうのが怖かったんだ……だから、あか――)

?「天誅!!」

提督「は?」

パーン!

提督「グフッ……!? ゲッホ、ゴッホ……!!」

戦隊司令官「大逆不逞の輩! 死ね!」

パーン!

提督「ガハッ……!」バタッ!

戦隊司令官「は、はは……やった! やったぞ! 本当に護衛もつれずに出歩いているなんて! やはり天は私に味方してたんだ!」

提督「はぁはぁ……」

提督(死ぬのか……? 今まで国に尽くしてきた私がこんな汚い路地裏で……?)

提督「いや……似合いの最後……か……」

戦隊司令官「これで予定通り大将がクデーターを起こしてくださる! 私たちのように真の忠臣が今一度、軍の実権を握るのだ!」

 パーン!

戦隊司令官「は?」

提督「?」

戦隊司令官「ゴホ……なんで、わた、しが撃たれるの、だ……?」バタッ

?「うふふ……提督、こんにちは」

提督「あ、かぎ……」

赤城「はい。あなただけの赤城ですよ?」

提督「お、まえが戦隊司令官に私の居場所を、ゲホ……」

赤城「そうですよ? あれにあなたが護衛もつれずに出かけたと教えたのは私です」

提督「な、んのつもりだ……?」

赤城「くっくっく……あははは……!! その眼です! その眼で私だけを見てほしかったんです!! あのバカな巡洋艦もクソ生意気な駆逐艦も、それどこらか誰にもむけられたことのないその眼で!!」

提督「……」

赤城「ああぁ、初めて私だけを見てくれていますねぇ。憎しみでも愛でもなんでもいいんです。私だけを見てください!! 一航戦でも艦娘でもない私を! そして一瞬だけでも私だけのモノになってください! !」

提督「お、まえはなぜそこ、まで……」

赤城「それは内緒です。もう時間もないのです、余計なことは考えないで私を見てください。ね。提督?」

提督「……」パクパク

赤城「もう話す力もありませんか? ああ、脈もどんどん弱くなってますね」

提督「……」トクン、トクーー

赤城「うふ……ありがとうございました、提督」


 バタバタ!!

曙「クソ提督! え――」

赤城「あら、おそかったですね、曙? ――それと加賀さんも」

加賀「……赤城さん、なにをしているんですか?」

赤城「見てのとおりです。提督を看取っていました」

曙「嘘……」

赤城「嘘? 目の前にあるのは真実ですよ?」

曙「嘘よ! 絶対に嘘よ……!!」

赤城「ふふふ……聞き分けのない子。さて、私もそろそろ提督のおともに向かいましょうかねぇ」カチャ

加賀「赤城さん! やめてください!」

赤城「ああ、そうだ。最後に一つ曙みたいな子たちに行っておきたいことがあったんです」

曙「はぁはぁ……」

赤城「ざまぁみろ。最後は私が勝つんですよ」

 パーン!


 ――1週間後――

 ――13:00――

 日本 大本営 東郷神社境内


曙「……」

加賀「……やっとみつけました。さがしましたよ」

曙「……さっき鈴谷さんと話してきたんです」

加賀「鈴谷と?」

曙「……鈴谷さん、周りの子を妹だって提督が思うようになれば絶対にとられないって思ったからって――」

加賀「そこまでにしなさい……その話は私は聞けないわ。あの人を想っていたあなたたちの中で消化なさい」

曙「……はい。私って提督にとってなんだったんですかね。本当にあの時言ってたみたいに妹の生まれ変わりかなんかだと思ってたのかなぁ」

加賀「……」

曙「なら、指輪なんかくれなきゃよかったのに……」

加賀「……指環はつよい絆で結ばれた人間と艦娘だけが装備できる艤装よ。絆っていうのはそんな一方的なものじゃないはず、だと思うわ……」

曙「……」

加賀「……」

曙「ひっく……ぐす……」

加賀「……」


 
 『昇る落日』 艦


 XX17年 10月 29日

 ――23:00――

 鎮守府 執務室


提督「……妹か。それならば割かしまっとうに艦娘にも接することができるようになるかもしれん、鈴谷に相談して政界だったな」

コン、コン

提督「? 入れ」

赤城「失礼します」

提督「赤城か……こんな時間に何の用だ?」

赤城「さきほど面白い話が廊下まで聞こえていたので、私も一つご提案をしようかと」

提督「いらん。帰れ」

赤城「まぁまぁ、そういわずに。妹さんだと思って、ね?」

提督「ちっ……いってみろ」

赤城「その前に一つ。なんで川内や神通が提督のことをしたっているかごぞんじですか?」

提督「? 知らんな」

赤城「ああ、それはまずいですねぇ」

提督「……なにがだ」

赤城「人に好かれるっていうのは重いんことなんですよ? 逆もまたしかりですけど」

提督「なにがいいたい?」

赤城「想像してみてください、あなたのことを信頼して慕ってくれている艦娘を」

提督「う、うむ」

赤城「それにあなたは死ぬように命令をしてしまうんです」

提督「ふん……私はだれも犠牲を出さずに勝つために命令を出すのだ。思い違いをするな」

赤城「ええ、ええ、そのとおりですねぇ。けど、戦争で絶対に沈まないなんてあり得るんですか?」

提督「……」

赤城「ちょっとした手違いであなたの命令は死ぬようにいったことになるんですよ?」

提督「詭弁だ。それに私たちは軍人なのだ、そんなことを恐れているわけがないだろ」

赤城「なるほど、なるほど。しかし、本当に提督はそんなに割り切った考えをできますか?」

提督「うるさい!」

赤城「それで私の提案です。ただ妹さんだと思って対応するのではなく、艦娘はあなたの妹があなたを罰するために生まれ変わった存在だと考えてみたらどうでしょう?」

提督「は? 意味が分からん」

赤城「後悔なさってるんですよね? 空襲の中、妹の手を放してしまったことを」

提督「……!」

赤城「一度、殺してしまった存在が返ってくる上に今度は絶対に守り切ればいい、一人にしなければいい。そうすれば罪滅ぼしにもなりますし、あなたのことを慕っている子を間違っても沈めることなんかなくなるでしょう?」

提督「話にならんな」

赤城「それは失礼しました。最後に……この鎮守府の子たちはみんな、提督のことを慕っていますから誰でも構いませんが、あなたのことを慕う子があなたの名前を叫びながら沈む所を想像してみてください。耐えられますか?」

提督「……だまれ! でていけ!」

赤城「ふふ……はい、それでは失礼します」

バタン

提督「ぐっ……誰もが私を慕っている……ありえない……ありえないんだ」

提督「しかし、カメラは確かに高い数字ばかり――くそっ!」

提督「はぁはぁ……なんでわたしなんかを……」

更新止まってしまって申し訳ありませんでした……

仕事の状況が急転してしまい、デスマーチしてました……
ただこれでずっと抱えてたやっかいな仕事一つ終わりましたので、耳の調子がおかしいこともあって5日間ほどお休み取りました。
なので2日までは毎日更新いたします。

明日の更新ですが、お昼(12時)に安価で次の更新先を決定して夜に安価で決まった話を投下いたします。
ご参加いただければ幸いです。

最後になりましたが、前スレがご要望をおききすることなく埋まってしまいましたので、遠い話ではありますが5隻目の埋めネタの要望などお書きいただければ幸いです。

乙でした
まさか金剛がきっかけで真実に気付くとは、最初の場面でちゃんと話せていればルート変わったかもしれん。
耳の調子が悪いと大変ですね、お大事にしてください。

おつおつ
まーた赤城が勝利したのか
こいつが負ける所は…正史に取っておくとして、if案はドイツで禍根無く立ち回れた提督のお話とかどうだろ
加賀さんがちょっとだけ有能になったのはすこです

突難はほんとに辛い、ご自愛下さい

乙です
鈴谷も聖人君子ってわけじゃないからなー

寝過ごしました……
更新先の安価取らせていただきます。

1、本編(昏冥流亡Ⅳ)
2、番外編(まるゆ編イベント3)

↓~↓×3の多数決で決定。

×3いくまえに2票で番外編に決定ですね。

本日、24:00よりおーぷんのほうで番外編の更新いたします。
流れとしては

本編→次回の好感度上昇値決定→更新先の決定安価

こんな感じを想定しています。
よろしければどうぞお付き合いください。


>>96
金剛が提督のこと好きだと誤魔化したのが原因といえば原因になります。
番外編のほうか金剛の個別シナリオで詳しく書きますが提督からすると金剛から一方通行の好意を持たれるというのは精神的に大きな負い目になっていました。
耳に関しては聞こえにくい程度なので、薬飲んで休んでれば治るとおもいます。
ご心配おかけして申し訳ありません。

>>97
IFの仲では今回が赤城さんとしては一番、幸福な結末だったかと思います。
ご要望ありがとうございます。ドイツでとちらない提督編……オチが用意できないのでほのぼの短編集みたいなのでやってみるのもありかなぁ。
加賀さんが普段、アレっぽいのは個別編で書いていきます。
耳に関してはめまいもついてきてるのでそれがちょっと辛いですが、薬飲んでればすぐ治ると思います。
お気遣いありがとうございます。。

>>98
鈴谷も提督のこと好きな女の子ですからね、ちょっとした思い付きで言っちゃった形です

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年08月05日 (日) 08:58:41   ID: iDfiKSm8

もう安価スレというより悲惨な労働環境に苦しむ>>1を見守るスレになりつつある

2 :  SS好きの774さん   2018年09月19日 (水) 20:20:58   ID: 0VM5PUtp

>>1が過労死しそうで怖い

3 :  SS好きの774さん   2018年10月01日 (月) 14:11:58   ID: bJnTkhm7

元スレ行かれへんねんけどどうしたらええのん??

4 :  SS好きの774さん   2018年10月02日 (火) 07:31:51   ID: LIBk7Z9M

vipの鯖がクラッシュしてるから復旧待ち。
復旧までおーぷんで関係改善編やるってTwitterで言ってたよ

5 :  SS好きの774さん   2018年10月29日 (月) 07:15:02   ID: NzAQYbW9

追いついた!
今一番楽しみにしてる連載です〜
無理せずご養生下さいね(汗)

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