勇気ちひろ「台風こわい……(;ω;)」森中花咲「ならウチくる?」 (16)

バーチャルYoutuberの
勇気ちひろちゃん:https://t.co/j7vxMoJA3z
森中花咲ちゃん:https://t.co/0uoSbjHwvV
のSSです。本作の内容はすべて作者の妄想であり、公式設定に準拠していたりいなかったりします。ご注意ください。

次から始めます。短いです。

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ちーちゃん&かざちゃんの通う小学校


先生「それでは皆さんさようなら。今日は台風が来ますから、寄り道などせず真っ直ぐお家に帰るようにしてくださいね」


学童「はーい」


ガヤガヤ


花咲「あー終わった終わった。ちー、帰ろっか……って、なんでそんな青い顔してるの?」


ちひろ「はなちゃん……じつはね……。゚(゚´ω`゚)゚。」



花咲「ふんふん。今日用事でママが居なくて、おうちに一人で怖いと」


ちひろ「こわくないのだ!( ºДº) でも台風だし、何かあったらこわいし(´; ω ;`)グスン」


花咲「はいはい。そういうことならウチに来れば良いじゃん」


ちひろ「はなちゃんち? 良いの?」


花咲「良いよ。ちょうどウチもママ居ないし、泊まっていけば?」


ちひろ「はなちゃん……(*´꒳`*) ありがとうなのだ(´。・д人)」


花咲「ビビりなちーが可哀想だからね」


ちひろ「む! ビビりじゃないのだ!( ºДº)」


花咲「強がらない強がらない。かざちーかなやっぱww」


ちひろ「ちーかざだよ!」


花咲「一人でおるすばんもできないくせに~」


ちひろ「むむむ……今日だけはかざちーでいいのだ(・ω・`;)」


花咲「ふっ、勝った」


ちひろ「今日だけだからね!」

~森中家~


花咲「ただいま」


ちひろ「おじゃましまぁーす」


花咲「ご飯までどうする? 配信でもする?」


ちひろ「んー……きょうはやめとくのだ!」


花咲「ビビりなちーだから?」


ちひろ「ビビりじゃなーい!( ºДº)キーッ」


花咲「はいはい」(うちにお泊りに来てるって知られるのが恥ずかしいんだね)


花咲「じゃあ先にお風呂入っちゃおっか」


ちひろ「ちひろはあとで良いよ٩( 'ω' )و 」


花咲「なにいってんのさ、二人で一緒に入るんだよ」


ちひろ「なんで( ゚- ゚)」


花咲「二人で入った方がセツヤクになるじゃん」


ちひろ「えー……はなちゃんぺったんこだからハダカ見ても楽しくないし……」


花咲「あんまセクハラしてると出るとこ出るよ?」


ちひろ「えぇ?ww 出るとこ出てない体でぇ?ww」


花咲「しばくぞてめぇ」

~お風呂タイム~


花咲「ちー、またちょっとおっきくなった?」


ちひろ「んー? そんなに伸びたかなぁ?」ピョンピョン


花咲「背じゃなくて……やっぱなんでもない」


ちひろ「?」


花咲(成長は止まってるはずなんだけどなぁ)


~以下省略~


ちひろ「ええ湯じゃった( *´⊿`*)」


花咲「ちーおっさんみたい」


ちひろ「おっさんじゃないもーん。……雨ふってきたみたい」


花咲「ほんと、凄い音だ」


ちひろ「……はなちゃんのおうち流されちゃったりしないよね?」


花咲「流石にそこまでは降らないでしょwwww予報だと明日の朝には台風は過ぎるらしいよ」


ちひろ「ふーん」


花咲「怖いの?」ニヤニヤ


ちひろ「こわくないよ!( ºДº)」


花咲「はいはいww ドライヤーしたげるからこっちきな」


ちひろ「むー」

花咲「ちーも髪伸びてきたねー」ブオオオオオ


ちひろ「そお?」


花咲「前切ったの配信始めるときでしょ? そりゃ伸びるよ」


ちひろ「そーだっけー」


花咲「そーだよ。二人で切りにいったじゃんか」


ちひろ「んー、おぼえてない……それよりおなか空いた―」グテー


花咲「もう……はい終わり。かざも髪乾かすから、ご飯はちょっと待っててね」


ちひろ「なんかねむくなってきた」


花咲「お腹すいたとか眠いとか、子どもみたいだなぁ」


ちひろ「ちひろ子どもだもん٩(。•ω•。)و」


花咲「ああ、今はそうだっ……ん? 今なんか光っ」


ゴロロロロロ!!!!!
花咲「ひゃう!」


ちひろ「おおー、かみなりだ」


花咲「…………」ビクビク


ちひろ「? はなちゃんどうしたの?」


花咲「な、なんでも……」


ピカッ


ゴロロロロロロロロ!!!!!

花咲「ぎゃああああああ!」バッ


ちひろ「ぐえっ、はなちゃんくるしい! 首しまってる!」

花咲「う、ううう」ブルブル


ちひろ「はなちゃんかみなりダメだっけ?」


花咲「……そ、そうだよぉ。こわいよぉ」


ちひろ「こどもだなぁ」


花咲「むしろなんでちーは平気そうなのさ……雨にはビビってたのに」


ちひろ「かみなりなんて光ってゴロゴロ言うだけじゃん٩(•ω•)و」


花咲「感覚おかし……ひゃっ!」

ゴロロロロロロ!!!

ちひろ「……近いね(・ω・`;)」


花咲「…………」ガクガク


ちひろ「……このあたりに落ちるかも?(・ω・`;)」


花咲「やっ、やめてよぉ! ほんとに怖いんだか」


ガラガラドシャーーーン!
バチン!
花咲「へえっ!? なに!!!!????」


ちひろ「ていでんだ……」


花咲「雷落ちたの!!???? やだ、暗い、やだ!!!!!!」


ちひろ「はなちゃん落ちついて」

花咲「ちー、ちーどこ!!!!???」


ちひろ「ここだよ。ほら手にぎってる」


花咲「ううう……こわいよぉ……」グスン


ちひろ「……もう、しょーがないなぁ」パァァ


花咲「まぶし……え、なに……?」


ちひろ(18歳)「大人に変身したんだよ。ほらおいで」ギュー


花咲「わぷっ」


花咲「(この体制は……必殺奥義『お前キャッチLOVEキュア』っ!?)」


ちひろ「こうしてれば怖くないでしょ?」


花咲「…………う、うん」


ちひろ「頭撫でててあげるね」


ゴロロロロ……


花咲「っ」ビクッ

ちひろ「大丈夫だよ、怖くないよ」

ちひろ「はなちゃんはわたしが守るから」ナデナデ

花咲「…………ちーのくせに」ギュッ


ちひろ「やっぱりちーかざだね?」


花咲「…………今日だけね」


ちひろ「雷は収まったみたいだね」


花咲「うん……ありがとうね、ちー」スッ


ちひろ「もっと抱き着いてても良いんだよ?」


花咲「もう平気だから」


ちひろ「それは残念。停電いつまで続くのかな? このままじゃご飯作れないよ」


花咲「最悪ポテチとチョコパイが有るけど」


ちひろ「晩御飯にお菓子って……けどしょうがないかぁ」


花咲「電気付いたらまた何か作ればいいよ」


ちひろ「そうだね」




ちひろ「チョコパイおいしい」パクパク


花咲「……こうやって暗い部屋でお菓子食べてると、なんかあの時を思い出すね」


ちひろ「あの時?」


花咲「ほら、中学の修学旅行で……あっ」


ちひろ「??? 中学って?」


花咲(そっか、ちーは記憶が……)


花咲「……なんでもない」


ちひろ「? 変なはなちゃ……」パッ


ちひろ「あっ、まほうとけちゃった」

花咲「……もう寝よっか」


ちひろ「ええー? まだしちじだよ?」


花咲「さっき眠いって言ってたじゃん」


ちひろ「そうだけど……まいっか。ちひろはどこで寝たらいい?」


花咲「うちはお客さん用の布団とか無いから、悪いけどママのベッドで……」


パッ


ゴロロロロロロ!!!!


花咲「にゃああ!」


ちひろ「またかみなりだ」


花咲「もうやだぁ」グスグス


ちひろ(18歳)「……今日は一緒に寝よっか」パッ


花咲「……良いけど、なんでまた大人に変身したの」


ちひろ「そっちの方がはなちゃんが安心するでしょ?」


花咲「ベッドせまくなる」


ちひろ「じゃあ子供に戻った方が良い?」


花咲「そうは言ってないじゃん」


ちひろ「あはは、はなちゃんは可愛いなぁ」


花咲「笑うなよぉ……」

~ベッドイン~


ちひろ「ちょっと狭いねww」


花咲「……」ギューー


ちひろ「お? 今日のはなちゃんは甘えん坊だなー?」


花咲「こうしないと狭いからだもん」


ちひろ「はいはい。やっぱちーかざだね」ナデナデ


花咲「もうそれで良いよ……」


ちひろ「お、諦めた」


花咲「……その代わり、ずっとちーかざで居てね」


ちひろ「? どういう意味?」


花咲「おやすみっ!」


ちひろ「????」


ちひろ「……うん、おやすみ」


ちひろ「はなちゃんが寝るまで、ちゃんとここに居るからね」


花咲「…………」



ちひろ「…………スースー」パッ


花咲「……寝たら魔法解けるんだね」


ちひろ「んん……モイラおねえちゃんのビキニ……すごいよぉ」


花咲「どんな夢見てんのさ……」


花咲「…………」チュッ


ちひろ「むにゃ……」


花咲「……もう何処にもいかないでね、ちー」

ちひろ「んん……まぶしぃ……」


花咲「あ、起こそうとしたら起きた」


ちひろ「はなちゃんおはよぉ」


花咲「おはよう。食パン焼いたから食べなよ」


ちひろ「んー……」


花咲「ほらよだれ拭いて」


ちひろ「あー……めっちゃ晴れてる」


花咲「台風一過だね」


ちひろ「一家? かぞくなの? また台風くるってこと?(・ω・`;)」


花咲「……それも良いかもね」


ちひろ「またちひろによしよしして貰えるから?」


花咲「な゛っ……そ、そこは『なんでー?』って鈍感ムーブするところでしょ!」


ちひろ「はなちゃんは少女まんがの読みすぎ」


花咲「ぐっ……ちーのくせに!」


ちひろ「あとだまってちゅーするのもどうかとおもうよ」


花咲「……起きてたのかよぉ……」カァァ


ちひろ「あはは♪ やっぱりちーかざだねー♪ 十年たっても、百年たっても、ずーっとちーかざ!」


花咲「…………うん」

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「行ったら駄目だって、ちー! 今度こそ死んじゃうよ!」



「ごめんねはなちゃん。それでもわたしは、魔法少女だから」



「……だったら……!」



「っ!? はなちゃん、なにをっ……!」



「ちーは私が守るから……だから全部忘れて、二人で」



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花咲「……………………」


ちひろ「ぼーっとしてどうしたの?」


花咲「……ね、ちー」


ちひろ「なにー?」


花咲「かざはちーが18歳でも10歳でも、ちーが好きよ」


ちひろ「ちひろもだよ?」


花咲「うん」


おしまい




推奨ED曲:いかないで/森中花咲
https://www.youtube.com/watch?v=Orl1iYut6Vc

以上です。なんか改行が変な気がするな……?
バーチャルユーチューバーのSSはあまり見ない気がしますが、どうでしょう。読んでもらえたら嬉しいです。

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