美波「実は私……サキュバスなんです」モバP「へー」 (65)

P「そうだったのか」カタカタカタッ!

美波「はい……えっ?」

P「あれ、C社の打合せデータどこに入れたかな……」カタカタカタッ!

美波「あのっ!」

P「ん?」

美波「ちゃんと聞いてますか? 私、サキュバスなんですよ?」

P「聞いてる聞いてる、すごいすごい。ちょっと明日の打合せに使う資料の準備が終わってないんだ」カタカタカタッ!

美波「サキュバスが目の前にいるんですよ! 何かないんですか!?」

P「あーすごい。美波はサキュバスっぽいと思ってたから後でな……やっべ、データ戻ってるじゃん……」カタカタカタカタカタッ!

美波「絶対信じてないですね……Pさん、これを見てください」

P「ん?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1531669995

美波「ふふっ……どうですか、この姿。この背中の羽も……」バサッ!

P「お前いつの間に前の仕事の衣装引っ張り出してきたんだ……その格好で外に出るなよ」カタカタカタカタカタカタッ!

美波「」イライライライラ

P「うひぃ……見積りどう分けてたんだったか……ちひろさん覚えてるかな……」カタカタカタカタッ!

美波「ふんっ!」ビュッ!

ギシッ!!

P[うおおおおおっ!? な、何だいきなり紐で縛られて……」

美波「それ、私の尻尾ですよ。サキュバスですから尻尾くらいありますよ」

P「……え、マジで?」

美波「だからさっきから言ってるじゃないですか……」

P「……お、おいちょっと待て!!」

美波「待ちませんよ……それじゃあ、さっそく……」

P「サキュバスって言ったけどお前、もしかして普段からサキュバスの謎パワーでアイドルやってるとかじゃないだろうな!?」

美波「え? い、いえ、普段はサキュバスだって気付かれないように魔力を隠してますから……」

P「はぁぁぁぁぁよかった……俺のこれまでのプロデュースに謎パワー補正が掛かっていたらと思うとやりきれないところだったわ……」

美波「そ、そこはPさんを信じてアイドルをやっていましたから」

P「……で、俺はなんで縛られたの」

美波「それはですね……私の体が、もう限界だからです」

P「……」

美波「サキュバスは長い間、雄から精気を取らないと正気じゃいられなくなるんです」

美波「Pさんにスカウトされてから長い間アイドルとして生活して……サキュバスとして迂闊なことも出来なくなっていましたから……」ハァ、ハァ、ハァ……

P「な、なるほど……そのテレビに映せないような顔を見ると本当のようだが……てか俺はサキュバスをスカウトしたのか……宝くじより確率低そうだな」

美波「そうです。だからPさん……」ハァッ、ハァッ、ハァッ!

P「ちょっと待て! 俺も男だ、そういうのもやぶさかではないが詳しい事情を知りたい。もう少し話を聞かせてくれ!」

美波「えっ? そ、それは……し、仕方がありませんね――」

P「今だ!」(手刀)

美波「うっ……」ドサッ……

P「危なかった……プロデューサーとしてアイドルに手を上げるわけにはいかんが、そんな関係になるのはもっといかん」ゴソゴソ

P「美波の目も何というか、飢えた野獣の眼光みたいに光っていたし、いったん事務所を離れてどうするか考えるか……」タタタタッ!


……
…………

――事務所(通路)

P「とりあえずは家に帰るか……いや、人通りの多い駅前の喫茶店とか……」タタタタタッ!

美優「きゃっ!?」

P「っと! す、すみません美優さん……」

美優「い、いえ……どうしたんですか……? 走って……急いでいるようでしたけど……」

P「いや、ちょっと……」

P(しまった。俺だけこの場から離れると美優さんや他のアイドルたちが……いや、しかしここに残ると……)ハァ、ハァ……

美優「……」ギュッ

P「っ!? み、美優さん……?」

美優「す、すみません……その、Pさんが……震えているみたいで……」ギュッ!

美優「何か、怖いを思いをしたのかと……だから、こうすれば、少しは落ち着くかと思って……」

P(うっぷ……このおっぱいは……)

P「美優……さん……」

美優「……」ムラムラムラ

P「……もう、大丈夫です。俺は――」

美優「……P、Pさん……!!」ドンッ!

P「うぉっ!?」ドサッ!

美優「……」ハァ、ハァ、ハァ!

P「み、美優さん!? ど、どうし……」ハッ!

P「その背中にあるものは……」

美優「今まで……黙っていて、すみません。実は、私……サキュバスだったんです」

P(美優さんの姿が、一瞬のうちに美波と同じようなサキュバスの姿に変わっていった……)

美優「私、ずっと……我慢していて……だけど、もう、む、無理です……!」ガバッ!!

P「美優さん!」

美優「は、はいっ!?」ビクッ!

P「俺も男です。その、美優さんとそういうことをしてしまうのはですね、とっても興味があるのですが……ま、まずはその目の前にある……大きなものを堪能したいのですが」チラッ

美優「わ、私の……胸ですか? その、Pさんがその気になってくださるのなら――」

P「今だ!」(手刀)

美優「うっ……」ドサッ……

P「やべぇ、やべぇよこの事務所……」

P「とりあえず避難しなければ!」タタタタタッ!!

……
…………

――外、駐車場

P「ていうかちひろさんはいつまでコンビニに行ってんだよ! いや、まずは身の安全を第一に……」ガチャッ!


愛梨「あっ、Pさーん!」タッタッタッタッ!


P「愛梨!? あっ、そういや午前中はレッスン場に行ってたんだったか……」

愛梨「レッスン終わって戻ってきました。Pさんはお昼ご飯ですか?」

P「あ、ああ……」

愛梨「わかりましたっ! それじゃあ私は事務所で休憩してから帰ろうかなぁ……」

P(いかん、愛梨を事務所で一人にしては……ここは連れていくしか……)

P「愛梨、昼飯まだなら一緒に行こう! というか付き合ってくれ!」

愛梨「へぇっ?」

P「ちひろさんもどこか行って一人寂しく飯を食うところだったんだ。いいか?」

愛梨「……はいっ、わかりましたっ♪」ガチャッ!

P「それじゃ車に乗ってくれ。シートベルト忘れるなよ」

愛梨「はーい。はぁ……車の中、暑いですねぇ……」バタンッ!

P「今日は猛暑だからな……レッスンも大変だったろう?」

愛梨「はいー……あっつい……」シュルッ

パサッ!

P「おいちょっと待て、暑いからって服を脱ぐんじゃない」

愛梨「へぇ? あ……でも、とっても暑くて……」ハァ、ハァ、ハァ……

P「もう……ほら早く服を着なさい! 車出すから!」

愛梨「……」ハァ、ハァ、ハァ……

愛梨(Pさん……私に、付き合ってって……)ハァ、ハァ、ハァ……

P「とりあえず駅前だな……店は……いやとりあえず行ってからだな……」

愛梨「……Pさん!」ガバッ!

P「ぬおおおおっ!? ってその衣装と羽、お前もか!!」

愛梨「ご、ごめんなさい……その、暑いのと、Pさんを見てたら……なんだか、私の体が熱くなって……」ボヨンッ!!

P「その体でその衣装は素っ裸よりヤバイぞ……」

愛梨「Pさん……私――」

P「くっ!」(手刀)

愛梨「うっ……」ドサッ……

P「愛梨は気絶させやすかったな……いやそうじゃなくて!」

P「車は使えん……このまま走っていくか!」ガチャッ!

バタンッ!

ちひろ「あらPさん、外出ですか?」

P「お前もか!!」

ちひろ「はあ?」

P「……なんで駐車場に来たんですか」

ちひろ「いや、なんか騒がしかったので」

P「ちなみに、コンビニに行くって話だったのに、戻ってくるのが随分遅かったですね」

ちひろ「ああすみません。いつも飲んでるペットのコーヒーが売ってなかったのでスーパーまで行っちゃって」ゴソゴソッ

ちひろ「じゃーん。ついでにプロデューサーさんにプリン買ってきましたよ。食べます?」

P「……」

ちひろ「あ、120円ですけど100円でいいですよ」

P「頼んでもない物なのに金取るのかよ!」

ちひろ「チッ、ケチ臭い……まあいいです。暑いし早く事務所に戻ろ……」

P「あっ、い、いま事務所には行かないほうがいいです!」

ちひろ「いやいやこのクソ暑い中にいるほうが死にますから……ご飯に行くなら早く済ませてきてくださいね」

P「おおおいっ!」

美波「見つけた!」バサッ!

ちひろ「ん?」

P「やべっ、追っかけてきた!?」

美波「ちひろさん……チッ、戻ってくるまでに済ませたかったけど……」

ちひろ「あらー美波ちゃん、その衣装着てどうしたんですか? ていうか外でそんな恰好すると色々マズイですよ。絵的に」

P「あの様子だと明らかにちひろさんは違うか……ちひろさん逃げてください! 美波はサキュバスなんです!」

ちひろ「はい?」

美波「……ふふっ、そうなんですよ。今からPさんを美味しく頂こうかと思っていたところです」

ちひろ「あーはいはい、サキュバスね。はいはい……あ、美波ちゃんプリン食べます? 100円でいいですよ」

美波「なんでちひろさんも信じないんですか!」

ちひろ「そういう設定ね。蘭子ちゃんもどこかにいるんですか? 事務所の外でそんな変態みたいな恰好しちゃダメですよ」

P「緊張感無さ過ぎだろ」

美波「さっきまでのPさんも似たようなものですからね! もうっ、これを見てもまだそんなことが言えますか!」パアアアアアッ!

ちひろ「へっ?」

ズドォォォォンッ!!

P「なんだありゃ……手からビーム出したぞ……」

美波「サキュバスの魔力……これくらいのことなら、簡単に――」

ちひろ「キエエエエエッ!!」(手刀)

美波「うっ……」ドサッ……

P「ええええええ……」

ちひろ「あービックリした……え、ていうか何ですか今の? 駐車場が粉々に……」

P「い、いや……まあいいや。ちひろさんもいれば何とかなるか……とりあえずこいつら縛って事務所に戻りましょうか」

ちひろ「一体何が何やら……」


……
…………

――事務所

ちひろ「で、とりあえずは縛り上げましたけど」

美波「……」

美優「……」

愛梨「……」

P「まさかうちの事務所にサキュバスが3人もいるとはなぁ……てか実在したんだ」

ちひろ「人外が所属するユニークな事務所になるとは……」

美波「私だってビックリです。まさか美優さんと愛梨ちゃんもサキュバスだったなんて……」

ちひろ「お互いのことは知らなかったんですか?」

美優「人間の生活に溶け込む為に……普段は、魔力を抑えていますから……お互いのことも、気付かないことが多いです」

愛梨「私は、お母さんにサキュバスだってことは言っちゃダメって教えられていましたから……」

ちひろ「3人ともPさんを襲ったみたいですけど、どうしてそんなことをしたんですか? 正直もっといい男ならたくさんいるでしょ?」

P「一言多いんだよ」

美波「……サキュバスは、雄の精気を取り込む本能があるんです。精気は無くても生きてはいけますけど、快楽を求める欲求は強くなり続けるんです」

美波「Pさんにスカウトされて、アイドルになってからはそういうことはやり難くなって……我慢していたんですが、もう限界になってきて……」

P「禁煙してたようなもんか」

ちひろ「ふーん……ま、避妊するならいいんじゃないですか? マスコミにバレないようにやってくれるなら」

P「おい」

美優「ですが……私たちが、我慢していたのには……理由があるんです」

美波「サキュバスは、普通に精気を吸うときはわざわざ避妊しなくても問題ないんです」

ちひろ「よかったですねPさん、生でヤリ放題ですよ」

P「よかないわ!」

美波「その理由は……下から精気を取り込むと、中に入ったモノを魔力で殺してしまう体の作りになっているんです」

美波「そして口から精気を取り込んで、それを飲み込むと……魔力が回復するんです」

美優「快楽を求める為に、魔力を消費して……そして、口で魔力を回復させて、また快楽を求めて魔力を消費して……」

美優「その繰り返しが止まらずに続くので……サキュバスと体を重ねた男性のほとんどは、すべてを吸い取られて死んでしまうんです……」

ちひろ「却下! うちの事務所にはプロデューサーさん1人しかいないんですよ! 他所でやってください!」

愛梨「そ、そんなぁ……」

ちひろ「Pさんが死んだら他のアイドルたちの面倒は誰が見るんですか。稼ぎ手が無くなったら事務所も終わりなんですから……ああサキュバスなんて恐ろしい」

P「俺は金勘定でそこまでブレるお前のほうが恐ろしいわ……ん?」

P「ちょっと待て、いまほとんどの男は死ぬって言ったけど、生き残る男もいるのか?」

ちひろ「話を聞く限りだと絶倫は生き残りそうですね」

美波「いえ、絶倫でも限度はありますから……雄が生き残る場合は、1人のサキュバスを大勢の雄が1度に抱いたときです」

美波「精気の供給が多すぎて魔力の回復が追いつかなくなって、私たちの魔力が尽きたときに中で出されると……出来ちゃうので」

ちひろ「ああなるほど、最後に出してヒットさせた男はそれ以上搾り取られなくなるってことですか」

美優「そういう……ことです。なので、その男性は、サキュバスの夫になれば……生きることができます」

P「夫にならなかったら?」

美波「サキュバスの存在を広く知られたら困るのでそのまま殺します」

P「まじか……世知辛い世界だな……」

ちひろ「まあ何にしても、事実を聞いた以上Pさんを襲わせるわけにはいきません」

愛梨「さっきはいいって言ってくれたのに……」

ちひろ「それに何で3人ともPさんを狙ったんですか。サキュバスが3人事務所に来るって宝くじより確率低そうですけど」

美波「そ、それは……」

愛梨「えっとぉ……」

美優「……Pさんの、体から……溢れていた魔力が、凄まじくて……近くにいても、体が刺激されてしまって……」

ちひろ「えっ、それはこの人の童貞力が高いってことですか?」

P「いやいやいや!! 一応俺は卒業済みですからね!?」

美波「童貞かどうかは関係ないので……魔力も、人間は持っていても使える人はほとんどいないので、Pさんは一般人だと分かってはいたんですけど」

ちひろ「その魔力につられてホイホイとスカウトの誘いを受けたってことですか……」

愛梨「はい……」

P「それはそれで何とも言えない事実だが……とりあえず――」

ガチャッ!

翠「お疲れ様です」

ちひろ「あら翠ちゃん、お疲れ様です」

P「そういや夕方から翠の収録があったな……もうこんな時間か」

美波「……」

美優「……」

愛梨「……」

翠「あ、あら? みなさん、そのお姿は……」

P「えっ? あ、い、いやこれはだな翠、こんな卑猥な恰好をさせて縛っているのには理由が……」

翠「驚きました……みなさんもサキュバスだったのですね」

P「は?」

翠「まさか……この事務所に5人もサキュバスがいたなんて……」バサッ!

ちひろ「あらー……おんなじ衣装に羽が……」

P「でえええええええ!?」

翠「すっ、すみません、驚かせてしまったようで……」

P「う、嘘だろ……翠もサキュバスって……ていうか、イメージと違いすぎる……」

美波「ちょっとPさん! 私たちのときと反応が全然違いませんか!?」

P「だって翠だぞ!? なんかこう、和! って一言で表現できるような子がサキュバスって……横文字になったじゃないか……」

翠「そ、そんなことを言われましても……」

ちひろ「はっ!? まさか、翠ちゃんもPさんを襲おうとして事務所に……!」

翠「え……ああ、みなさんが縛られているのはそういうことですか」

翠「私は別に、男性の精を求めたり快楽を欲することは殆どないので……普段から精神を鍛えていますので」

翠「両親も私が不用意なことをしないようにと、弓道の道を示したのでその点については人間の中で生きて、苦労したことはないですね」

P「はーよかった……翠に弓道を習わせてくれた親御さんには感謝せんと……ん、5人?」

翠「あ……まあ、サキュバスのことを知られてしまったから、もういいでしょうか……実は、千秋さんもサキュバスなのです」

P「この事務所のアイドルのサキュバス率高すぎだろ。あれ、そういえば千秋をスカウトしたのは翠よりも前だった記憶が……」

翠「その、千秋さんのことは、ここに来る前から知ってはいたのですが……その、私自身、スカウトを受けたのは千秋さんのお目付け役としてのお仕事もありましたので」

翠「千秋さんのご両親としては、千秋さんがもし、多数の人間の男性に囲まれてしまったらと……」

翠「言い方は悪いのですが、簡単に性欲に負けてしまうのではないかと、心配されていて……」

ちひろ「過保護ですねぇ」

翠「ですが千秋さんも、普段は己を律している方ですので、特別なことがない限りは快楽への欲求に負けることはありませんので、安心してください」

P「翠がそう言うなら……にしても困ったな。これだけサキュバスがいて、事情を聞かされると今後の活動がな……」

ちひろ「性欲の解消なら女性用風俗店にでも送り込むって手もありそうですけど、送った先で実質的な殺人事件が起きるようなものですからね」

美波「そっ、そんなところに行きたくありません!」

ちひろ「えええええ……サキュバスなのに」

愛梨「わ、私たちにだって、選ぶ権利はありますからっ!」

翠「とはいえ、性欲を抑える訓練をしていないサキュバスでは、いつかは限界が来てしまうでしょうし……」

P「……そうだ! 翠、頼みがある!」

翠「無理です」

P「まだ何も言ってないんだが!?」

翠「一朝一夕でサキュバスの精神を鍛えて快楽への欲求を抑えるようにすることなんてできませんよ」

ちひろ「それじゃあ3人は解雇ですかね」

美優「そんな……!」

愛梨「それは嫌ですー!」

翠「逆にPさんやちひろさんの目の届く範囲にいないと、不意を突かれる機会が増えるだけかと……」

P「頼む翠、サキュバスで信頼できそうな翠だけが頼りなんだ。何でもするから3人を鍛えてやってくれ!」

翠「……」ピクッ

P「仕事にも支障が出るし、解雇するにしても事実を知らないファンたちを悲しませることになる。頼む!」

翠「……そういうことでしたら、分かりました」

ちひろ「頼みましたよ翠ちゃん! 事務所の存続は翠ちゃんの手にかかってますからね!」

……
…………

文香「実は私も……」

未央「私もー」

唯「唯もだよー」

藍子「ええ塗り壁ですよ何か?」

――レッスン場

翠「……」


愛梨「……」ムー……

美優「……」

美波「……」


美波(セッ――)

翠「そこっ!」スパアアアアアンッ!!

美波「いったあああっ!?」

翠「雑念を捨てましょう。座禅を崩して、お尻をこちらに向けてください」

美波「は、はい……」

翠「ふっ!!」スパアアアアアンッ!!

美波「んあああああっ!!」ビクンッ!

愛梨「本当にこれでエッチな気分にならなくなるんでしょうか……」モゾモゾ

美波「人間の世界では……こうした、精神統一をするというのも……聞いたことはありますけど」

翠「弓を嗜む過程で私も精神の鍛練を積み、何事にも動じない立ち振る舞いを得ることが出来ました」

翠「これがサキュバスとして、高まる快楽への欲求を抑える為に必要な行為になります」

美波「こ、これも……クセになりそう……」ハァ、ハァ、ハァ……

翠「ふんっ!!」スパアアアアアンッ!!

美波「んくぅぅぅっ!!」ビクンッ!

翠「ハリセン程度では、美波さんには逆効果でしょうか……いえ、この痛みを受ける度に、その精神を変えていきましょう」

翠「そうすればいつかは、Pさんとより健全な関係を築けるでしょう」

翠「このまま性欲に任せてPさんを襲ってしまえばそれで終わりです。人間との間に関係を持ちたいのであれば、この鍛練を乗り越えましょう」

美優「そう、ね……Pさんと……Pさんと……」モンモンモン……

翠「ふっ!」スパアアアアアンッ!

美優「ひぅっ!?」

翠「雑念が混ざりましたね。お尻をこちらに向けてください」

美優「そ、そんなぁ……」


……
…………

――夕方、事務所

愛梨「疲れたぁ……午前中もレッスンだったのに……」

美優「でも、これも必要なことなら……」ハァ……

美波(……おかしいわ。精神統一だけで何とかなるなら、私だってもっと前からそうしているもの)

美波(この性欲はそれだけじゃ収まらないし……ていうか、それで収まるくらいなら雄を襲うようなことだって……)

ガチャッ!

ちひろ「お疲れ様でーす。みなさん元気ですかー?」

愛梨「元気じゃないです~……」

P「まあ頑張ってくれ」

美波「Pさん……よく私たちが襲った後なのに普通に事務所にいますね……」

P「まあ翠が何とかしてくれるみたいだし、それなら安心かなって」

翠「時間は掛かるかもしれませんが、任せてください。みなさんもお疲れになったことでしょうし、いまお茶を淹れます」

美優「ありがとうございます……」

P「翠のお茶はいつも美味いからなぁ。淹れ方が上手なのか?」

翠「これも嗜みの1つです。少々お待ちください」

美波「ん……?」

翠「さて……お茶の葉は……」

ちひろ「さーて、少し休んでから月次の棚卸やらないと……」

P「今日の残業は終電ギリギリになりそうだな……」


美波「……」コソコソ


……
…………

――翌日、早朝、事務所

ガチャッ!

愛梨「おはようございまぁす」

美優「美波ちゃん……どうしたんですか? こんな朝早くから来てほしいって……」

美波「昨日、帰る前に事務所に監視カメラを付けておいたんです」

愛梨「えっ? それって、Pさんの盗撮ですか?」

美波「盗撮……になるけど、ちょっと気になったことがあって……とりあえずカメラをテレビに繋げたから、見てみようと思ったの」ピッ!

美優「一体何が……」


翠『……Pさん、どうですか?』

P『……』

翠『んっ……はぁ……もうこんなに……』

翠『さて……今日はこれで終わりですから、私のほうで綺麗にします。失礼して……』



愛梨「はっ、はわわわわ……!?」

美優「こ、これって……」

美波「やっぱり……!」


ガチャッ!


ガチャッ!


翠「おはようござ――」


愛梨「み、翠ちゃんっ!!」

翠「あら、みなさん早いですね。朝の鍛練の時間にはまだ早いですが……」

美波「翠さん、アレの説明をしてもらうわよ!」

翠「あれ……?」


翠『んっ、ふぅっ……ふふっ、これで綺麗になりましたね。それでは、また明日……』


翠「あ……」

美優「Pさんとあんな……セックスをしていたなんて……!」

美波「昨日私たちあんなことしておいて、自分はPさんとセックスしてるじゃない!!」

翠「気付かれてしまいましたか……」

美波「昨日の夕方にPさんに飲ませていたお茶が何だか怪しく見えて、カメラを付けておいて正解だったわ!」

翠「媚薬のことも気付かれていたんですか……仕方がありませんね」ハァ……

愛梨「ずるいです! 翠ちゃん、自分だけPさんを操ってエッチなことして!」

美波「精神がーとか、健全なーとか言って、結局は下半身でしか物事を考えてない変態よ!」

翠「みなさんには言われたくないです……いいですか、私がPさんを使って己の欲求を満たしていたのは事実ですが……隠し撮りしていた映像、どうですか?」

美優「どうって……」

翠「私はしっかり、1度だけで済ませています。これが普通のサキュバス……みなさんならどうなりますか?」

美波「どうって、それは……」

翠「己を制御することが出来ず、Pさんが死ぬまで続けてしまうのではないですか?」

愛梨「そ、そう……かも……」

翠「私は己を律することが出来るから、Pさんに負担を掛けずに済ませることが出来ているんです。何も、昨日の鍛練が全て嘘というわけではありません」

美優「……」ピッ、ピッ!

キュルルルルル……

翠『んっ、はぁっ……あっ……』

翠「巻き戻して見直さないでください」ハァ……

ガチャッ!!


千秋「おはよう……あら、みんな今日は早いのね」

翠「ち、千秋さん!?」

千秋「翠さん? 今日はオフじゃあ……」チラッ


翠『あっ、あっ……あんっ!』


愛梨「あ」

千秋「み、翠さん!? なんなのこの映像は!?」

翠「はぁ……まさか千秋さんに気付かれてしまうなんて……」

美波「も、もしかして千秋さんもPさんのことを狙って――」

千秋「誇り高いサキュバスが、どうしてPさんとあんな卑しいことをしているのよ!」

美波「は?」

……
…………

――数分後

千秋「……貴方たち3人もサキュバスで、自分の欲求を抑えきれずにPさんを襲ったから、性欲を抑える為の訓練、ですって?」

美優「そ、そうです……」

千秋「……ごめんなさい、意味が分からないわ」

愛梨「ええっ!? ち、千秋さんはエッチな気分にはならないんですかぁ……?」

千秋「気分も何も、サキュバスは生涯を共にする相手を選ぶまではそういったことはしないはずでしょう?」

愛梨「へ?」

翠「はぁ……」

美波「翠さん、もしかして千秋さんって……」

翠「はい……どうやら黒川家の教育方針のようで……サキュバスの本能や性欲については人間寄りの、まったく別の教えをしていたそうで……」

美優「学校の……保健体育の授業だけを聞いて、育ったみたいですね……」

美波「私たちの知識としては間違っているから、それよりも酷いわね……」

千秋「ちょっと、みんな何の話をしているのかしら?」

美波「……あのですね、千秋さん」カクカクシカジカ

千秋「……はぁ!? サキュバスは人間の男を襲って快楽を得るのが本能で当たり前の行為ですって!?」マルマルウマウマ

美優「はい……」

愛梨「千秋さんのお母さんも、きっと同じことしてましたよ……?」

千秋「そ、そんなはずないわ! 高貴なサキュバスがそんな……そうよね、翠さん!」

翠「残念ですが……というか、先程私の映像を見たじゃないですか」

千秋「そ……そんな……私たちが、そんな卑しい種族だったなんて……」

美波(すごいショック受けてる……)

千秋「ということは……私もいつか、本能に抗えなくなって人間の男を……!」

千秋「そんな……嫌よ、そんな……そんな!!」

愛梨「でもとっても気持ちいいんですよ?」

千秋「そんな獣のような存在になりたくないわ! サキュバスは高潔な……」

美波「まだ言ってる……」

翠「まあ、千秋さんは落ち着くまでそのままにしておいて……Pさんが来るまでにこの映像は――」

美波「待った!!」サッ!

翠「み、美波さん!?」

美波「この映像……どうしましょうか? Pさんにお渡しして、実は翠さんがこんなことを……って教えたほうがいいかしら?」

翠「そ、それは……それはやめてください! そのカメラは捨ててください!」

美波「でも、Pさんがこの映像を見たらどう思うかしら」

美波「Pさん、翠さんのことはかなり信頼していたみたいなのに……実は媚薬でPさんを操ってこんなプレイをしていたなんて知ったら……」

翠「……わ、私にどうしろと、言うつもりですか」

美波「私たちにちゃんとした訓練を付けてください」

翠「き、昨日の鍛練は私自身もやったことがあります! 私がPさんとのセックスの回数を抑えることが出来ているのは、鍛練の成果です!」

美波「へえ……美優さん、すみませんけどこのカメラを持って、どこかで映像を複製しておいてください」

美優「はい……!」

翠「待ってください! 本当です、本当ですから! 信じてください!」

愛梨「……なんだか、本当のお話みたいですねぇ」

美波「むぅ……それじゃあ、やっぱり私たちは昨日の訓練を地道に続けないとダメなのかしら……」

翠「そうです、そうです……みなさんが己の性欲をしっかり制御できるようになったら、私が調合した媚薬を分けてあげますから……映像だけは破棄してください……」

美波「……はぁ、仕方ないですね」ピッ!

ボンッ!

美優「勿体ない……」

翠(壊される前に映像はもらっておけばよかったかも……)

美優「でも……どうしましょうか……やっぱり、このまま訓練を続けていくだけじゃあ……」

愛梨「訓練が終わる前に、我慢できなくなってPさんのこと襲っちゃいそうですし……」

美波「そうね……私たちも、これまでは一応我慢してきた身だもの」

翠「確かに、みなさんもある程度は我慢をしてきたということですし、鍛練の成果が出る前に惨事が起きる可能性もありますね」

翠「……仕方がありません。あまり、この手段は使いたくなかったのですが」

美波「何かいい方法が?」

翠「出来るかはわかりませんが……とりあえず、心当たりがあるのであたってみましょう」


……
…………

――事務所地下、池袋研究所

晶葉「何、お前たちは実はサキュバスで性欲を抑える為の道具を開発してくれ?」

翠「はい」

晶葉「……それ、どこまでがギャグなんだ?」

愛梨「全部本当ですよぉ!」

晶葉「いや、あんまりにも突然言い出すものだからな……そうか、サキュバスが」

美優「昨日も思いましたけど……私たちがサキュバスだってお話しても、みなさんあまり驚きませんね……」

晶葉「十分驚いているが……なんだ、その、知った顔の奴らがいきなりそんなこと言いだしてもな。最近暑いし……くらいにしか思わんというか」

晶葉「まあ、サキュバスな。分野は違うが私もサキュバスくらいは知ってるぞ。男を襲う女の悪魔、変態、痴態の象徴と言われているやつだな」

千秋「違うわ! それは誤った人間の知識よ! 本当のサキュバスは高潔で――」

翠「もういいですから、それ」

晶葉「それで、お前たちが性欲に負けてPを襲ってしまうと、そのまま殺してしまう可能性があるから何とかしてほしいということか」

美波「晶葉ちゃんの発明で、なんとかならないかしら?」

晶葉「……何ともならないと言ったらどうなる?」

美波「私たちがサキュバスであると知られた以上、死んでもらうしかないわね」

晶葉「そりゃ理不尽だろう……自分たちから名乗り出ておいて。というか、助手とちひろさんは知ってるんだろう?」

美波「あの2人は肉弾戦が異常に強くて……」

晶葉「ふーむ……難しいな。サキュバスの本能を抑える、か……普通の人間に対してなら資料もあるし、科学的に解析して解決方法も考えることはできるが」

晶葉「さすがに異種族となると生物学的な資料が足りんな。同僚の頼みだし、助手の命にも関わるのであれば、何とかしたいとは思うが」

翠「やはり難しいでしょうか?」

晶葉「まあ、すぐに諦めるのも悔しいからな。伝手を回ってそういった資料がないか、まずは確認してみるよ」

晶葉「それまでは……そうだな、アイツに相談してみてくれ。私よりも早く良い解決策があるかもしれん」

……
…………

――事務所、応接室

芳乃「わたくしに何かー?」

美優「じつは……」カクカクシカジカ

芳乃「なるほどー、みなさまは魔の者で、P殿に対して淫らな行為を行いたいということでー……」

芳乃「しかしP殿とそのような行為をしてしまえば、P殿の命は無いということでー……」

愛梨「どうにかなりませんか?」

芳乃「P殿の命を救う方法でしたら、すぐに実行できるのですがー」

美波「凄い、そんな方法があるなんて……!」

芳乃「魔の者たちを消滅させることによりー、P殿の安息は得られるのでしてー」スッ

ゴゴゴゴゴゴゴゴッ……

美波「え、ちょっ!?」

翠「ま、待ってください! 私は実質無害です!」

千秋「私まで巻き込まないで!!」

芳乃「むー……翠殿にはー、以前茶菓子を頂いたことがありますゆえー、消滅させるわけにはいかないのでしてー」

美波「芳乃ちゃんでも難しい、か……とりあえず戻りましょうか。そろそろPさんも出社してるでしょうし」


……
…………

――事務所

美優「戻りました……」


P「お……みんなもう来てたのか。早いな」

ちひろ「熱心ですねー」

美波「え、ええ、晶葉ちゃんや芳乃ちゃんに色々相談に乗ってもらって……」


芳乃「……」


アーニャ「ミナミ!」タタタッ!

美波「わっ!? アーニャちゃん!」

アーニャ「ミナミ、今日は早起きです。大学はお休みですか?」

美波「ちょっと用事があって早めに来たの。アーニャちゃんはレッスン?」

アーニャ「ダー。午後からレッスンです」

楓「あら美優さん。おはようございます」

美優「おはようござ……朝から飲んでるんですか?」

楓「レッスンの日だと勘違いしちゃって来ちゃいました。なので今日は事務所でオフです」

ちひろ「間違うのは良いですけどビール買って来てここで飲まないでください」

愛海「いやー、こんな猛暑だとお山に登るのも一苦労だよ……」

愛梨「冷蔵庫にジュース入ってますよ。飲みますか?」


P「今日も訓練?」

翠「はい。他にも解決方法がないかと思ってはいるのですが……」

P「まあ俺が死ぬ前に何とかしてもらえれば」

芳乃「……」ピーンッ!

芳乃「そなたー、そなたー」

P「ん、どうした芳乃?」

芳乃「少しお耳をー」

P「……なるほど」

ちひろ「どうしたんですか?」

P「いえ、ちょっと……すみませんちひろさん、晶葉のところに行ってきます」


……
…………

――事務所地下、池袋研究所

晶葉「なに、芳乃の神力を増幅させる装置を使わせてくれ? 確かに開発は終わっているが……」

P「さすが晶葉だ」

芳乃「P殿を生存させー、みなさまを消滅させない手段としては、これしかないかとー」

晶葉「ちなみに何をする気だ?」

芳乃「わたくしの力でー、魔の者たちを同性愛者にさせるのでしてー」

晶葉「なるほどな」

P「いい方法だろう?」

晶葉「Pは死なず、尚且つサキュバスたちの性欲も解消できる、か……うむ、試してみるか」

晶葉「装置はこの神力増幅ウサちゃんロボだ。スイッチを入れるぞ」

芳乃「むー……むー……!!」

ビビビビッ!

芳乃「……終わりましたのでー」

P「これで何とかなれば……」

晶葉「よし、みんなの様子を見に行くか」

P「あれ、ちょっと待てよ、同性愛に目覚めたとして相手は……」


……
…………

――事務所

アーニャ「ダー!」

パシィンッ!

美波「んふぅぅぅっ!?」ビクンッ!

P「……」

ちひろ「あ、Pさん……あの、何かみなさんが突然……」

アーニャ「プロデューサー? お帰りなさい、アーニャ、ミナミと楽しくしていたところデス」

美波「あっ、Pさ――」ハァ、ハァ・……

アーニャ「ミナミ、ワンコが人間の言葉を使うのはいけません」ビュッ!

パシィンッ!

美波「んほおおおおおっ!」ビクンッ! ビクンッ!

楓「ほら美優さん、私にわかめ酒を飲ませてください……ほら、早くっ……!」

美優「あっ、ん……ちょ、ちょっと待ってください……あっ、いま、服を脱ぎますから……!」

楓「もうっ、しょうがないですねぇ……猛暑だからってこんなに熱い息を吐いて……」ハァッ、ハァッ!

愛梨「はぁ、あっつぃ……愛海ちゃん……暑くて私、脱いじゃいます……私のお山、好きにしてくださぁい……」

愛海「きたあああああああっ!! このっ、お山は! いけないお山はちゃんと登りきらないとっ!モミモミモミモミ

翠「行けません千秋さん! こんなところで……んんっ!?」

千秋「はぁっ……翠さん……んっ、こうして、欲望を開放するのは……とっても気持ちいいことなのね……」

千秋「どうして私は今まで、こんなイイコトをしようとしなかったのかしら……はむっ」チュッ、チュッ、チュッ!


芳乃「どうやら問題なく効果が出ているようでしてー」

晶葉「いや、被害が広がっているような気がするが」

P「まあ……女同士なら害も無いみたいだし、大丈夫だろう」

ちひろ「あービックリした……これ、芳乃ちゃんの仕業でしたか」

芳乃「そなたー、そなたー、褒めてくださってもよろしいのではー?」

P「おっとそうだったな。ありがとうな芳乃、おかげで助かったよ」ナデナデ

芳乃「ふふふふー」

ちひろ「まあ本人たちが楽しそうならいいですけど……それにしてもプロデューサーさん、よく平気でしたね」

P「何がですか?」

ちひろ「サキュバスのエッチな誘いなんて、普通は嬉々として乗るのが男だと思うんですけど」

P「いやあ……そうですね。確かにサキュバスみたいなエロい子とエッチなことになるのも悪くありませんけど」


P「俺としては智恵理みたいな天使とスケベするほうが興奮しますからね」

ちひろ「芳乃ちゃん、次はコイツを消してください」


おわり

本当はR板に立てるつもりが間違えてこっちに立ててしまったので5人サキュバスらしいことをやらせることが出来なくなったのですが
こっちはこっちでオチが思い浮かばなかったので適当に落としました

>>48訂正

芳乃「どうやら問題なく効果が出ているようでしてー」

晶葉「いや、被害が広がっているような気がするが」

P「まあ……女同士なら害も無いみたいだし、大丈夫だろう」

ちひろ「あービックリした……これ、芳乃ちゃんの仕業でしたか」

芳乃「そなたー、そなたー、褒めてくださってもよろしいのではー?」

P「おっとそうだったな。ありがとうな芳乃、おかげで助かったよ」ナデナデ

芳乃「ふふふふー」

ちひろ「まあ本人たちが楽しそうならいいですけど……それにしてもプロデューサーさん、よく平気でしたね」

P「何がですか?」

ちひろ「サキュバスのエッチな誘いなんて、普通は嬉々として乗るのが男だと思うんですけど」

P「いやあ……そうですね。確かにサキュバスみたいなエロい子とエッチなことになるのも悪くありませんけど」


P「俺としては智絵里みたいな天使とスケベするほうが興奮しますからね」

ちひろ「芳乃ちゃん、次はコイツを消してください」


おわり

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