提督「・・・ん、ごそさん」　


　神通「はい・・・あ、すみません。まだ私」


　提督「ゆっくり食べな。・・・ちなみにさ」


　神通「？」


　提督「れー・・・どーなってりゅ？」


　神通「え、えっと・・・青くなってます」

　提督「やっぱ？ははは・・・」


　提督「神通は・・・イチゴだから変わらないのか」


　神通「そう、ですね」


　提督「・・・味はどうなんだ」


　神通「あ、味」

　
　言い終える前に、神通の唇を奪う。

　氷を食べたからかひんやりとした唇を割って舌を入れ込むと、口の中はもっと冷たかった。

　神通「ん・・・ふ、・・・」


　柔らかい舌はイチゴの味はして甘い。

　吹き掛かる神通の鼻からの吐息が自分の鼻や、頬を撫でて心地良い。　

　もっと欲しい・・・

　そう思いながら舌を絡めたり吸ったり、唾液を舐め、舌の根元や上顎の裏を撫でる。


　神通「ふー・・・っ・・・ん・・・」


　最後に舌を引き抜いて、自分の唇で神通の唇を覆い、食む。

　何度も、何度も角度を変えて神通を求める。それに応えてくれる神通が愛おしい。　

　提督「・・・はぁ・・・」


　神通「、ん・・・」

　
　提督「・・・」

　―ギュウッ


　神通「提督・・・」

　
　提督「ありがとな。・・・神通」