岡部「フェイリスー! 俺達の仲間になれー!」フェイリス「キ、キョーマァ・・・」 (16)

フェイリス「で、でもワイ、、、なんの能力もないゾ、、、」

岡部「うるせェ!!!!イこう!!!!!」ドン!!!!!

岡部「俺は面白い奴が好きだ!!!」

フェイリス「う、ゔゔ、、、岡゛ブェ、、、ぜん゛ぢょ゛お゛お゛お゛、、、、」ポロポロ

タル「よろしくな!フェイリスくん!」

紅莉栖「あたしはクリス。よろしくね!(ヤダ、結構可愛い、、、)」

ルカ子「僕より弱そうな奴が入ってきて嬉しいぞ僕は!!」

まゆり「今夜は糞ゲルバナだーー!!!」

鈴羽「あたしが治してやるから安心して怪我していいぞコノヤロー♪」

ミスターブラウん「ミスターブラウんよ。FB」ジワァ

リリー・フンラキー「新人ンンンン!!!ドクペは好きかぁーーーー?????」

ワイとラボメンの新しい冒険が始まる!!物語の舞台はついに新世界線へ!!

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岡部「……!!」

岡部「……」

岡部「今のは……夢?」

紅莉栖「やっと起きた」

岡部「!! 助手……俺は今まで……寝てたのか?」

ダル「そうだお」

まゆり「じゃあオカリンが起きた所でパーティ開始なのです!!」

岡部「……」

ルカ子「凶真さん……どうしたんですか? 何か悪い夢でも見たんですか?」

フェイリス「じゃあフェイリスがおまじないで忘れさせてあげるニャン!!」

岡部「……」

岡部「……みんなに聞きたい事がある」

紅莉栖「何よ、真面目な顔して」

岡部「ラボメンは……今ここに何人いる?」

まゆり「えっと……まゆしぃにオカリン、紅莉栖ちゃん、ダル君」

まゆり「ルカ君、フェリスちゃん……」

ルカ子「6人ですね」

岡部「……」

岡部「もう一人いなかったか?」

ダル「なん……だと……?」

紅莉栖「何言ってんのよ、今まゆりが言った通り6人よ」

岡部「……そう、だよな……」

フェイリス「……キョーマ、どうしたニャン?」

岡部「実は今見た夢でな……ラボメンの中に見知らぬ誰かがいたんだ」

岡部「けど……誰かよく思い出せなくて……」

岡部「そいつは……さっきまで……いや、今まで俺達と一緒にいたような気がして……」

岡部「そいつの存在を……忘れちゃいけないような気がして……」

紅莉栖「……って機関の陰謀によって言わされてるんだろ?」

岡部「……」

岡部「フーハッハッハッ!! 流石クリスティーナ!! 全てお見通しというわけか!!」

岡部「さぁ、我が助手の力量が分かった所で!! 助手の帰還パーティを祝おうじゃないか!!」

紅莉栖「……といっても数日間しかいないけどね」

岡部「……プハッ!!」

ダル「オカリンドクペ飲み過ぎだろ常考」

岡部「そうは言うが……人の事は言えるのか?」

フェイリス「フェイリスもこれで5杯目ニャン!!」

ルカ子「ラボメンでパーティをする時、みんなでドクペを飲むのが当たり前になってきましたからね」

紅莉栖「そういえば……確かにそうよね」

ダル「確か……あれ」

ダル「何がきっかけでみんなドクペ飲むようになったんだっけ」

まゆり「うーん……まゆしぃはよく覚えてないのです」

岡部「……」

岡部(そういえば……どうしてだ?)



岡部「……」

岡部(妙だ……引っかかる)

岡部(夢で見た謎の人間……俺はどこかで奴を……)

岡部(……ダメだ、思い出せない)

鈴羽「岡部倫太郎」

岡部「!!!」

鈴羽「あたしは未来からやってきた阿万音鈴羽」

鈴羽「あの男を……」

鈴羽「リリー・フンラキーを……救って欲しいんだ!!」

岡部「リリー……フンラキー……?」

岡部「つまりそのリリー・フンラキーという男は……今まで俺達を救う為に……電話レンジ(仮)を使って……?」

鈴羽「そう」

岡部「それで俺達がそいつを忘れているのは……そいつが世界線を行き来しすぎた所為で……?」

鈴羽「そう、だからこの世界線に戻さないといけない」

鈴羽「戻すには……過去にタイムスリップして……この世界線に留まるような印象深い記憶を植え付ける事」

鈴羽「そうしないと……次第にあんたはリリー・フンラキーの存在を忘れるようになる」

鈴羽「リリー・フンラキーは……一生R世界線にいる事になる!!」

岡部「……」















R世界線

リリー・フンラキー「……」

リリー・フンラキー「新人ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン!!!」












岡部「ここがフンラキーが小さい時の……?」

鈴羽「うん」

岡部「……!!」

リリー・フンラキー「……」

岡部「……あれか? あそこの海パン一丁の……」

鈴羽「うん、間違いない」

リリー・フンラキー「止まれええええ!! 海列車ああああああ!!!」

岡部「!!?」

岡部「何やってるんだフンラキー!! どうして線路の上に!!? このままじゃ轢かれるぞ!!!」

リリー・フンラキー「トムさんを返せええええええええええ!!!」

ドカァン!!!

岡部「!!!?」

鈴羽「轢かれ、た……」

岡部「あ、あ……」

岡部「あああああああああああああ!!!」

鈴羽(もしかして……あたし達が干渉した所為で?)

鈴羽「ここは一旦戻ってやり直そう!!」

その後、何度も試みたがリリー・フンラキーが轢かれるという事実は変わらなかった。

鈴羽「もしかして……あれは必然?」

岡部「必然……?」

鈴羽「ねえ、昔列車に轢かれたとか何か言ってなかった?」

岡部「いや……奴は過去を多くは語ってはいなかった」

岡部「ただ一つあるとすれば……見知らぬ誰かにドクペを飲まされたのをきっかけに……ドクペが好きになったと……」

鈴羽「……それだ!!」

岡部「……?」

岡部「……!!!」

岡部「!! そういえば……どうして俺は奴の記憶を? さっきまで忘れてたのに……」

鈴羽「……フンラキーに関わる事で……自然に思い出したのかも」

岡部「……」

岡部(待ってろ……フンラキー)









リリー・フンラキー「トムさんを返せえええええええええ!!!」

ドカァン!!!

















リリー・フンラキー「……」

リリー・フンラキー(……ここは?)

リリー・フンラキー「……」

リリー・フンラキー(武器商船……?)

リリー・フンラキー(おれは……打ち上げられたのか……)

リリー・フンラキー(ダメだ……身体が言うことを聞かねえ……)

リリー・フンラキー(鉄クズが……そこにある鉄クズで代用しねえと……)

岡部「……」

リリー・フンラキー「!!!」

リリー・フンラキー(スパンダの仲間か!? おれを殺しにきたのか!!?)

岡部「……新人」

リリー・フンラキー「……?」

岡部「……ドクペは好きか?」

岡部「とある男が……ラボを設立した」

岡部「その男は……新しい奴が入ってくる度にドクペを飲ませていた」

リリー・フンラキー「……???」

岡部「……飲めるか?」

リリー・フンラキー「……身体が動けねえ」

岡部「……そうか、なら」

岡部(あまりこれはしたくなかったが……)

岡部「……」ゴクン

リリー・フンラキー「……?」

岡部「……」ゴバァ

リリー・フンラキー「!!!?」

岡部「……口移しだ」

岡部「……行こう」

鈴羽「うん」




















リリー・フンラキー「……」

リリー・フンラキー「……!!」

岡部「……」

リリー・フンラキー「……どうしてここに?」

岡部「俺が来たんじゃない、お前が来たんだ」

リリー・フンラキー「……」

リリー・フンラキー「……新人ンンンン」

岡部「?」

リリー・フンラキー「返してもらうぞ……おれのファーストキス」

岡部「……俺の台詞だ」

終わり

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