【デレマス】モバP「アイドルの気持ちが知りたい」 (14)

まえがき

○短めのネタモノです

○キャラ崩壊注意(いつも言い忘れる)

○主にニュージェネレーションズとトライアドプリムスの面子

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凛「聞いたよ、プロデューサー」にゅっ

P「うわぁ! どこから出てきたんだ」

凛「たまたま近くにいただけ」

凛「へー、アイドルの気持ちが知りたいんだ」

P「凛もそうだけど、年齢が離れているアイドルはよくわからないからな」

凛「それならさ、」

凛「未央になってみればいいよ」

凛「それじゃあ、卯月を探しに行こっか」

P「待て待て、未央になる、ってどういうことだ?」

凛「私と卯月は未央として会話するから、未央だったらこう言うだろうな、と想像してみて」

P「なるほど。未央になりきれ、ってことか」

凛「そうそう。あ、卯月。おはよ」

卯月「おはようございます、凛ちゃん、プロデューサーさん! どこかへ行く途中ですか?」

P「卯月を探し…探してたに決まってるじゃーん!」どーん

凛「未央はそこまでアホっぽくないよ。あと卯月のことはしまむーって呼んで」

P「わかったよ、しぶりん」

卯月「プロデューサーさん、どうかしたんですか?」

凛「かくかくしかじか」

卯月「なるほど! 未央ちゃん、私がんばりますね!」

P「しまむー、がんばりすぎだよー!」アハハ

卯月「!」 凛「!」

凛「ところでさ、最近、未央、太ったんじゃない?」

P「近くにパフェが美味しい喫茶店ができちゃって、つい通っちゃうんだよねー」テレテレ

P「そうだ! しまむーもしぶりんも、今度一緒に行く?」

凛「えっ、絶対行く」 卯月「凛ちゃん!?」

凛「今から行こうよ、ね? 未央」

P「今から? (時計を見て)…レッスンまで時間あるから、寄っていこうか!」

卯月「未央ちゃんおすすめなら安心できるよー」

←進行方向 (先を歩くP)   凛 ←意外な反応が見られて面白がっている
                卯月←いまだにどう対処していいか考え中

件の喫茶店でパフェを注文した(三人分)

   P
   □
  凛 卯月


凛「未央ってさ、可愛いよね」

P「もー、しぶりんの方が可愛いじゃん」

凛「そ、そうかな」///「卯月も可愛いよね」

P「しまむーは見てるだけで和やかになるよね!」

卯月「プロ…未央ちゃん、恥ずかしいよ…」///

店員「こちら、チョコレートパフェ、ストロベリーパフェ、フルーツパフェになります」

凛「どれも美味しそうだね。そうだ」

凛「しまむー、あーん」

卯月「え、あ、あーん」

凛「『いつも食べさせあっている』から、そうしようよ、ね。未央」

P「そうだね! じゃあ、しぶりん、あーん」

凛「あーん」/// 「ホントにおいしい」

凛「ほーら、お返しだよ、未央」

P「あーん…ね、言ったとおりでしょ!」ドヤァ

凛「!」 卯月「!」

卯月「未央ちゃん、こっちもおいしいよ!」

P「あーん…しまむーはこの蒲萄をあげる」

卯月「あ、あー、ん」///

P「おいしい?」

卯月「はいっ!」///

凛「後は好きなのを食べてから、解散しよっか」

P「ね? わかってくれた?」

凛「まだ一回じゃわからないかな? また来ようよ、プロデューサー」

翌日―――

未央「ちょっとー! 聞いたよ、しぶりん!」

未央「プロデューサーと一緒にパフェ食べに行って、しかも食べさせあったって!」

凛「卯月に釘を刺すの忘れてたかなー」

未央「しぶりん。私、太ってる?」

凛「全然。むしろもっとカロリーを摂取しないと。プロデューサーにお詫びとして、また連れて行ってもらおうよ」

未央「そこまで計算づくだったなんて…さすがしぶりんだよ!」

(終わり)

P「アイドルの気持ちはいまだに分からないな」

P「むしろ前より分からなくなった」(特に凛の)

凛「聞いたよ、プロデューサー」にゅっ

P「もう驚かないぞ」

凛「未央の気持ちは分かった?」

P「卯月の困り顔が可愛いのだけはわかった」

凛「私は?」

P「」

凛「次は奈緒になるといいんじゃないかな?」

凛「今度はまずお手本を見せるからさ、その後で交代してみてよ」

P「ここは、マグロナルドじゃないか」

凛「加蓮が久々にポテトが食べたいっていうから、ここで集まることにしたんだ」

奈緒「おーい」

凛「待った? あれ、また夜更かしした? 隈できてるよ」

奈緒「って、おいおい、プロデューサーもいるのかよ」

凛「連れて行くって言ってなかった?」

奈緒「聞いてないよ…知ってたらこんな格好で…」

P「どうかしたのか?」

奈緒「お、おう。加蓮まだかなー、って」

加蓮「ごめんごめん、待たせちゃった!」

奈緒「疲れただろ? 何飲む?」

加蓮「奈緒は優しいね。コーラとポテトがほしいかな」

凛「私は奈緒と同じのでいいよ」

奈緒「え、わかった。ロコモコ夏セット二つ、だな」

P「俺も同じのを頼むよ」

奈緒「ちょっと待ってなよ。注文してくるから」

奈緒「ほい、ポテトだけ先にもらってきた」

加蓮「奈緒、気が利くねー! 大好き! ちょっと疲れたから食べさせてー」

奈緒「何でだよ! まったく、仕方ないなー。はい、口開けて」

加蓮「あー、ん。うん、おいしー。奈緒に食べさせてもらうと特に美味しーよー」

凛「奈緒、私にも食べさせてよ」

奈緒「凛は自分で食べられるだろ!? 分かったよ! ほら、あーんだってば!」

凛「ん、美味しいね、加蓮」

加蓮「うんうん、奈緒の優しさが詰まってるからね!」

奈緒「ただのポテトだよ! ほら、注文したの、来たみたいだぞ」

店員M「ご注文の品になります。ごゆっくり」

奈緒「結構ボリュームあるな。加蓮、ポテトやるよ」

加蓮「ありがと! 食べきれないのを装ってくれる! 奈緒、優しい!」

凛「私のはプロデューサーにあげるよ」

P「ありがとうな」

凛「わかってるよね? 『奈緒』」

P「まさか、あれをやれっていうのか!」

凛「そうだよ。ちなみに加蓮には話は通してあるから、乗っかってくれるよ」

P「うれしくない配慮だが、おかしくなったと思われないだけましか」

凛「奈緒ー、ポテト食べたいなー」

奈緒「な、なに言ってんだよ。プロデューサーに渡し…」

P「しょ、しょうがないなー、食べろよ。あーん。どうだ?」

凛「ふー…ん、悪くないかな?」

P「何だよー。せっかく食べさせてやったのに! 加蓮もいる?」

加蓮「ありがと! 奈緒は優しいねー。あーん。うんうん。おいしいよー。もっと頂戴♪」

奈緒「」

P「凛、口の端にトマトケチャップついてるじゃんか! 拭いてやるよ」

凛「ん。奈緒は優しいな。いつまでも変わらないでいてね」

奈緒「な、なんなんだよこれ!」

P「えっ。まさか、奈緒本人に話は通してない、とか」

凛「してあったらいつものやり取りが見られないでしょ?」

P「奈緒、ごめんな。ポテト、食べるか?」

奈緒「うん、おいしーよ、ナオ。ナオは優しいね…」

P「」

この後奈緒に無茶苦茶謝った。

P「奈緒、この前は悪かったな」

奈緒「いいよもう。凛の悪ふざけだってわかったし、二人からも謝ってもらったから」

P(悪ふざけだったんだ)

奈緒「…凛もプロデューサーと一緒にいられる機会が少ないから、悪気があってやったわけじゃないと思うけどな」

P「それでもフォローするとは、奈緒…メッチャスキ」

奈緒「こらー! 抱き着くなよ! 誰かに見つかったらマズイだろー!」

凛「」  加蓮「」

(奈緒End)

あとがき


息抜きに書こうと思いついたものの

ネタを活かすことの難しさを実感した次第でした

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